JP2001134883A - 検針方法、検針システム、上位装置及び検針端末 - Google Patents

検針方法、検針システム、上位装置及び検針端末

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JP2001134883A
JP2001134883A JP31822699A JP31822699A JP2001134883A JP 2001134883 A JP2001134883 A JP 2001134883A JP 31822699 A JP31822699 A JP 31822699A JP 31822699 A JP31822699 A JP 31822699A JP 2001134883 A JP2001134883 A JP 2001134883A
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健一 小野
Itaru Nishimura
到 西村
Yoshimasa Sugidachi
好正 杉立
Toru Kudome
徹 久留
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、下位端末のデータ抜けを検知した
とき、その抜けたデータを収集してデータ抜けを補填す
ることができる検針方法、検針システム、上位装置及び
検針端末の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、計測設定時間毎に計測した検
針値を記憶し、この記憶した検針値を他の装置に送信す
る検針端末と、当該検針端末から送信されてきた検針値
を受信して各検針端末毎及び各時間毎に検針値を対応さ
せて記憶する前記他の装置とからなる検針システムを用
いて検針する検針方法であって、前記検針端末の過去の
検針値が前記他の装置に一部または全部受信されていな
いと判断したとき、該検針端末に記憶されている未受信
の検針値を呼出し、この呼出した検針値を前記他の装置
に送信してバックアップ処理することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気、ガ
ス、水道等の計器あるいは自動販売機やPOS(販売時
点情報管理)等の端末から上位装置に検針値を送信する
検針方法に関し、さらに詳しくはデータ抜け発生時に効
率よくデータ収集を行う検針方法、検針システム、上位
装置及び検針端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子メータの検針値を収集処理
する際、上位装置と下位の複数の検針端末とを通信接続
して、検針端末の検針値を上位装置に送信してデータ収
集している。
【0003】この場合、例えば「00:00」より15
分間隔で検針端末が電子メータの検針値を取得すると
き、「00:00」の次に取得したデータが「00:4
5」のときは、その間の「00:15」と「00:3
0」のデータ抜けが発生したと認識する。
【0004】このデータ抜けを認識した場合、一時的に
無線状態が悪い場合は無線状態が回復するまで待機する
ことが考えられるが、データ抜けに対しては処理しない
ため、データ抜け発生を的確に解決できなかった。ま
た、センタにおいて監視者がデータ抜けを発見した場合
に、検針員や保守要員を現地に派遣して検針データを人
手により取得する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合は監
視者、検針員、保守要員等の人手による人件費や保守管
理費がかかり、コスト高になる問題を有していた。
【0006】そこでこの発明は、検針端末の抜けデータ
を送信して抜けデータを直ちに補填することができる抜
けデータの補填管理性能を高めた検針方法、検針システ
ム、上位装置及び検針端末を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、計測設定時
間毎に計測した検針値を記憶し、この記憶した検針値を
他の装置に送信する検針端末と、当該検針端末から送信
されてきた検針値を受信して各検針端末毎及び各時間毎
に検針値を対応させて記憶する前記他の装置とからなる
検針システムを用いて検針する検針方法であって、前記
検針端末の過去の検針値が前記他の装置に一部または全
部受信されていないと判断したとき、該検針端末に記憶
されている未受信の検針値を呼出し、この呼出した検針
値を前記他の装置に送信することを特徴とする。
【0008】この結果、検針端末の過去の検針値が受信
されていなければ、その未受信の検針値を呼出して直ち
に補填することができる。したがって、未受信と判断し
た場合は、検針員や保守要員を現地に派遣せず、検針値
を送信するだけで容易に未受信の検針値を取得すること
ができる。それゆえ、人手による人件費や保守管理費を
削減して確実に低コスト化できる。
【0009】またこの発明は、計測設定時間毎に計測し
た検針値を記憶し、この記憶した検針値を他の装置に送
信する検針端末と、当該検針端末から送信されてきた検
針値を受信して各検針端末毎及び各時間毎に検針値を対
応させて記憶する前記他の装置とを備えて構成した検針
システムであって、前記検針端末の過去の検針値が前記
他の装置に一部または全部受信されていないことを前記
他の装置が検出したとき、該検針端末に記憶されている
未受信の検針値を呼出す呼出手段と、この呼出手段によ
り呼出された未受信の検針値を前記他の装置に送信する
呼出応答手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】この発明の検針システムを用いた場合は、
他の装置の呼出手段が検針端末に記憶されている未受信
の検針値を呼出し、呼出された未受信の検針値を呼出応
答手段が他の装置に送信して、呼出応答する検針システ
ムのため、本来収集すべき抜けデータ等の必要なデータ
を短時間に能率よくデータ収集することができる。
【0011】またこの発明は、検針端末から送信されて
きた検針値を受信して各検針端末毎及び各時間毎に検針
値を対応させて記憶する上位装置であって、前記検針端
末の過去の検針値が上位装置に一部または全部受信され
ていないことを検出したとき、該検針端末に記憶されて
いる未受信の検針値を呼出して再受信制御する制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0012】この発明の上位装置を用いた場合は、上位
装置の制御手段が検針端末に記憶されている未受信の検
針値を呼出し、これを再受信することができるため、こ
の上位装置から未受信の検針端末を指定して、その未受
信の検針値を収集することができる。
【0013】またこの発明は、計測設定時間毎に計測し
た検針値を記憶し、この記憶した検針値を上位装置に送
信許容する検針端末であって、前記上位装置から過去に
未受信の検針値が存在すると通知されたとき、当該未受
信の検針値を前記上位装置に送信する制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0014】この発明の検針端末を用いた場合は、検針
端末の制御手段が未受信と指定された特定の検針値を抽
出して上位装置に送信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を以下図面に
基づいて詳述する。図1は家屋の電力消費量を自動検針
する検針システム11を示し、この検針システム11は
親局としての第1データ収集ユニットU1 と、家屋12
…毎に設置された子局(端局)としての第1〜第5端末
無線ユニットUa,Ub,Uc,Ud,Ueとの通信を
一括して行う無線通信機能を有し、それぞれPHS(パ
ーソナル・ハンディホン・システム)のトランシーバモ
ードで接続している。
【0016】この無線通信機能は各々の通信エリア毎に
設置され、他の親局の第2データ収集ユニットU2 と、
家屋12…毎に設置された端局の第6〜第10端末無線
ユニットUf,Ug,Uh,Ui,Ujとが存在する場
合は、同様に無線通信機能を有してPHSのトランシー
バモードで通信接続している。
【0017】また、通信接続される各家屋12…間は立
地条件によって定められた例えば25db〜55db程
度の通信可能な20db以上の通信電界強度で通信接続
されている。
【0018】親局の各データ収集ユニットU1 ,U2
は、メインコントローラとして例えば電柱に設置され、
センタ(基地局)13からの指令信号に基づいて検針
値、ユニット呼出番号、その呼出時刻、端局経路(通信
ルートL)情報等の検針データを収集し、この収集した
検針データを折返しセンタ13に返信するものであっ
て、各データ収集ユニットU1 ,U2 へは下位の端末無
線ユニットUd,Ueから上位の端末無線ユニットU
c、あるいは下位の端末無線ユニットUjから中位の端
末無線ユニットUiを介して上位の端末無線ユニットU
fへと通信環境条件に適した通信ルートLを経由させて
通信接続している。
【0019】各端局の端末無線ユニットUa〜Ujは、
家屋12…毎の電力消費量を検針する電力メータ14…
に設置されて、上位のデータ収集ユニットU1 ,U2 と
無線で通信接続する。
【0020】この場合、上位のデータ収集ユニットU1
,U2 と分散された複数の第1〜第10の端末無線ユ
ニットUa〜Ujとの通信ルートLに際しては、データ
収集ユニットU1 ,U2 に直接通信接続される複数の上
位の端末無線ユニットUa,Ub,Uc、あるいはU
f,Ug,Uhと、これ以降に枝分れしてツリー構造に
順次無線で通信接続される下位の端末無線ユニットU
d,Ue、あるいはUi,Ujとを有している。
【0021】そして、最も下位の端末無線ユニットから
は、その1つ上位の端末無線ユニットを経由させた後、
さらに1つ上位の端末無線ユニットを経由させて、下位
から上位に吸上げる如く上位のデータ収集ユニットU1
,U2 へとデータを収集させるツリー構造のデータ収
集機能を有し、このツリー構造のデータ収集機能によ
り、分散された下位の端末無線ユニットからの検針デー
タを上位の端末無線ユニットへと導き、これより各上位
のデータ収集ユニットU1 ,U2 へとデータ収集する通
信ルートLを確立している。
【0022】上位のセンタ13は、営業所15のサーバ
(パーソナルコンピュータ)16及びデータベース17
と通信接続し、サーバ16からの指令にしたがって制御
データをデータ収集ユニットU1 ,U2 及び端末無線ユ
ニットUa〜Ujに送信する。また、各端末無線ユニッ
トUa〜Ujから収集された多くの検針データをデータ
ベース17に格納して記憶管理する。
【0023】図2は検針システム11の制御回路ブロッ
ク図を示し、第1データ収集ユニットU1 とその直下の
第1端末無線ユニットUaとの間の通信を例にとると、
この第1データ収集ユニットU1 のCPU21は、第1
フラッシュメモリ22と、第2フラッシュメモリ23に
格納されたプログラムに沿って上位無線部24と下位無
線部25を制御し、その制御データをRAM26で読出
し可能に記憶する。
【0024】上位無線部24は、上位のセンタ13と通
信接続し、このセンタ13を経由させて営業所15に設
置されるサーバ16のハードディスク27及びデータベ
ース17と通信接続する。これに対し、下位無線部25
は直下の第1端末無線ユニットUa側と通信接続する。
【0025】一方、第1端末無線ユニットUaのCPU
31は、第1フラッシュメモリ32と、第2フラッシュ
メモリ33に格納されたプログラムに沿って無線部34
及びメータI/F(インターフェース)35を制御し、
その制御データをRAM36で読出し可能に記憶する。
また、CPU31はメータI/F35を介して端末無線
ユニットの呼出番号毎に設けられた電力メータ14の数
値を定期的に読取る。
【0026】また、各ユニットのCPU21,31は、
時刻を計時するタイマを内蔵してユニットU1 ,Ua間
での時刻データを照合し、通信性能及び信頼性を確保し
ている。
【0027】この場合、第1端末無線ユニットUaのC
PU31は、予め設定された計測設定時間、例えば15
分間隔毎に電力メータの検針値を計測して、この計測し
た検針値を第2フラッシュメモリ33に記憶している
(図3参照)。そして、この記憶した例えば1日分の検
針データを1日1回、第1データ収集ユニットU1 に一
括して送信する。
【0028】また、第1データ収集ユニットU1 のCP
U21は、第1〜第5端末無線ユニットUa〜Ueから
送信されてきた検針データを受信して第2フラッシュメ
モリ23で記憶する(図4参照)。この場合、送信元の
第1〜第5端末無線ユニットUa〜Ueと、その計測し
た時間毎に検針値を対応させて正確に記憶し、この記憶
した検針データがサーバ16に収集されて統率管理され
る。
【0029】ところで、サーバ16でデータ抜けが発生
していることを監視者あるいはサーバの制御部が検出し
た場合は、その時点でサーバ16側からデータ抜けの補
填動作を実行する。
【0030】例えば、第1端末無線ユニットUaから収
集した検針データの一部にデータ抜けが発生している場
合であれば、サーバ16は先ず、上位の第1データ収集
ユニットU1 に対して呼出指令し、これに基づいて第1
データ収集ユニットU1 は第2フラッシュメモリ23に
記憶されているデータ抜けの検針値を呼出し、この呼出
されたデータ抜けの検針値をサーバ16に再送信する。
また、第1データ収集ユニットU1 でデータ抜けを検出
した場合はデータ抜けした端末無線ユニットを呼出し、
この呼出指令されたデータ抜け対象の端末無線ユニット
の第2フラッシュメモリ33に記憶されているデータ抜
けの検針値を呼出してデータ収集ユニットU1 に返信さ
せる。
【0031】このように、データ抜けを検知するロジッ
クはサーバ16のハードディスク27上、もしくはデー
タ収集ユニットの第1フラッシュメモリ22上に持ち、
サーバ16もしくはデータ収集ユニットU1 のCPU2
1で実行する。
【0032】抜けデータを返信するロジック及び検針デ
ータのバックアップ処理を行うロジックは、データ収集
ユニットの第1フラッシュメモリ22上、もしくは端末
無線ユニットの第1フラッシュメモリ32上に存在し、
データ収集ユニットのCPU21、もしくは端末無線ユ
ニットのCPU31で実行する。
【0033】この場合、検針データのバックアップエリ
アは、データ収集ユニットU1 の第2フラッシュメモリ
23上、もしくは端末無線ユニットUaの第2フラッシ
ュメモリ33上に確保されている。
【0034】図3は第1端末無線ユニットUaの第2フ
ラッシュメモリ33に記憶されているバックアップ用検
針データの一例を示し、この第1端末無線ユニットUa
自身が検針データを記憶管理してバックアップ機能を有
している場合であり、例えば「0:00」→「0:1
5」…のように15分間隔で電力メータを検針し、計1
週間分を確保したときのバックアップデータを示す。
【0035】図4は第1データ収集ユニットU1 の第2
フラッシュメモリ23に記憶されているバックアップ用
検針データの一例を示し、この第1データ収集ユニット
U1自身が検針データを記憶管理してバックアップ機能
を有している場合であり、データ収集ユニットU1 の配
下のデータ収集対象となる第1〜第5端末無線ユニット
Ua〜Ueの検針データを収集した1週間分のバックア
ップデータを示す。
【0036】次に、データ抜けのバックアップ処理動作
を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0037】今、サーバ16が各データ収集ユニットか
ら検針データを受信した際(ステップn1 )、サーバ1
6は受信した検針データを受付けてデータベース17に
保存する(ステップn2 )。
【0038】このとき、データ抜けがあるか、否かを判
定し、データ抜けがなければ、適正データ収集と判定し
て、そのまま検針データを記憶して受信処理が終了す
る。一方、データ抜けを検出した場合、例えば検針間隔
が15分に設定されているとき、前回受信データが「0
0:00」で今回の受信データが「03:00」のとき
は、「00:15」〜「02:45」までのデータが抜
けていると判断する(ステップn3 )。
【0039】このデータ抜け発生時には、図6に示すよ
うに、バックアップ要求コマンドの指令内容に該当する
端末無線ユニットのメータID、呼出番号に加えて、抜
け時間帯の検針データを、データ収集ユニット側に対し
て要求指令する(ステップn4 )。
【0040】この要求指令に応じてデータ収集ユニット
側から回答があれば(ステップn5)、その回答された
バックアップデータの抜け部分を埋めて検針データの補
填処理が終了する(ステップn6 )。
【0041】次に、データ抜け発生時に応答する返信処
理動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
【0042】今、データ抜けを解決するために、上位の
サーバ16より補填用のバックアップデータがデータ収
集ユニットに要求された場合(ステップn11)、その要
求された指定時間帯の検針データを第2フラッシュメモ
リ23より抽出して、上位のサーバ16に返信する。こ
の返信内容は例えば、図8に示すように、バックアップ
レスポンスの指令内容に該当する端末無線ユニットのメ
ータID、呼出番号に加えて、抜け時間帯が「99年6
月20日9:00」〜「99年6月24日20:00」
であれば、その時間帯の検針データをバックアップして
上位に返答する(ステップn12)。
【0043】次に、サーバ16における検針データの具
体的な受信処理動作を図9のフローチャートを参照して
説明する。通常、サーバ16は下位からのデータ受信待
ち状態にあり(ステップn21)、下位の各端末無線ユニ
ットからの検針データは規定時間毎にデータ収集ユニッ
トに一括して収集管理されており、この検針データは例
えば1日1回、規定時刻に上位のサーバ16に送信され
る。そして、規定時刻になると中継局としてのデータ収
集ユニットから上位のサーバ16に検針データが送信さ
れる(ステップn22)。
【0044】サーバ16は受信した検針データをファイ
ルに格納し(ステップn23)、その受信した検針データ
に抜け異常が発生していないかをチェックするため、受
信データチェックテーブルを作成してデータ管理する
(ステップn24)。
【0045】続いて、データ抜けのチェック処理動作を
図10のフローチャートを参照して説明する。このデー
タ抜けをチェックする機能は、予め定められた指定チェ
ック時間になると(ステップn31)、監視者あるいはC
PUが作成された受信データチェックテーブルを監視し
て、データ抜けをチェックし(ステップn32)、データ
抜けがなければ、適切なデータ収集が行われているた
め、そのままデータ収集動作を継続する(ステップn3
3)。
【0046】またこの場合、データ抜けがありと検出し
た場合は、そのデータ抜けのレスポンスをデータ収集ユ
ニットに要請し、そのレスポンスを待機する(ステップ
n34)。
【0047】次に、具体的なデータ抜けバックアップ処
理動作を図11のフローチャートを参照して説明する。
データ収集ユニットは各端末無線ユニットから検針デー
タを受信したとき(ステップn41)、その受信した今回
の検針データより1つ前の受信時刻の検針データが収集
されているかをチェックし、1つ前の検針データがあれ
ば、適正に受信されていると判定する(ステップn4
2)。
【0048】これに対し、1つ前の検針データがないと
きは、データ抜けと判定し、さらに1つ前の時間帯の検
針データをチェックし、その存在を確認する(ステップ
n43〜n44)。
【0049】また、1つ前の時間帯の検針データがなけ
れば、さらにその1つ前の時間帯の検針データをチェッ
クし、前の検針データの存在を確認できる時間帯までさ
かのぼってチェックする。例えば、図12に示すよう
に、15分間隔でデータ収集している受信データチェッ
クテーブル121において、現在時刻「03:00」の
ときは、それ以前の「00:00」までさかのぼって、
「00:15」〜「02:45」の時間帯のデータ抜け
122が発生していることを検知する(ステップn45〜
n47)。
【0050】前の検針データを確認できれば、その確認
した時間帯から現在までの空白の未受信のデータ抜けの
検針データを該当する端末無線ユニットに要求し(ステ
ップn48)、その要求した検針データのレスポンスを受
付けることにより、データ抜けをバックアップ処理して
解決する(ステップn49)。
【0051】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の上位装置及び呼出手段は、実施
例のサーバ16もしくは第1データ収集ユニットU1 ま
たは第2データ収集ユニットU2 に対応し、以下同様
に、他の端末は、各端末無線ユニットUa〜Ujと、各
データ収集ユニットU1 ,U2 及びサーバ16とに対応
し、呼出応答手段は、各第1フラッシュメモリ22,3
2に対応し、上位装置の制御手段は、CPU21に対応
し、検針端末の制御手段は、CPU31に対応にする
も、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応
用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0052】例えば、上述の一実施例では電気消費量の
検針値をデータ収集する場合を示したが、これに限ら
ず、ガス、水道等の各種の機器使用量のデータ収集、あ
るいは自動販売機やPOS等の売上データの収集に適用
することができる。
【0053】また、各ユニットU1 ,U2 、Ua〜Uj
間の通信に際しては、無線による通信に限らず、有線を
利用することもできる。さらに、通信部間の最適な通信
ルートを選択する際は、端末無線ユニット、データ収集
ユニットの選択処理に限らず、係員が所持する携帯端末
を用いて行ってもよい。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、検針端末の過去の検
針値が受信されていなければ、その未受信の検針値を呼
出して直ちに補填することができる。したがって、未受
信と判断した場合は、検針員や保守要員を現地に派遣せ
ず、検針値を送信するだけで容易に未受信の検針値を取
得することができる。それゆえ、人手による人件費や保
守管理費を削減して確実に低コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 家屋の電力消費量を自動検針する検針システ
ムの概略構成図。
【図2】 検針システムの制御回路ブロック図。
【図3】 端末無線ユニットのバックアップデータを示
す図表。
【図4】 データ収集ユニットのバックアップデータを
示す図表。
【図5】 データ抜けのバックアップ処理動作を示すフ
ローチャート。
【図6】 バックアップデータ要求コマンドの一例を示
す説明図。
【図7】 データ抜け発生時に応答する返信処理動作を
示すフローチャート。
【図8】 バックアップデータレスポンスの一例を示す
説明図。
【図9】 サーバにおける検針データの具体的な受信処
理動作を示すフローチャート。
【図10】 データ抜けのチェック処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図11】 具体的なデータ抜けバックアップ処理動作
を示すフローチャート。
【図12】 データ抜けテーブルの一例を示す説明図。
【符号の説明】
11…検針システム 12…家 屋 13…センタ 14…電力メータ 15…営業所 16…サーバ 17…データベース U1 ,U2 …データ収集ユニット Ua〜Uj…端末無線ユニット L…通信ルート 21,31…CPU 22,32…第1フラッシュメモリ 23,33…第2フラッシュメモリ 27…ハードディスク 121…受信データチェックテーブル 122…データ抜け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04B 7/26 109M (72)発明者 杉立 好正 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 久留 徹 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB02 AB03 BB01 BB09 BC02 CC01 CC11 DE12 EF09 GG01 GG06 GG08 5K048 AA05 AA06 BA36 DA02 DA07 DB01 DC07 EB10 FA10 5K067 AA33 AA41 BB27 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 5K101 KK12 LL03 LL12 MM07 NN22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測設定時間毎に計測した検針値を記憶
    し、この記憶した検針値を他の装置に送信する検針端末
    と、当該検針端末から送信されてきた検針値を受信して
    各検針端末毎及び各時間毎に検針値を対応させて記憶す
    る前記他の装置とからなる検針システムを用いて検針す
    る検針方法であって、前記検針端末の過去の検針値が前
    記他の装置に一部または全部受信されていないと判断し
    たとき、該検針端末に記憶されている未受信の検針値を
    呼出し、この呼出した検針値を前記他の装置に送信する
    検針方法。
  2. 【請求項2】計測設定時間毎に計測した検針値を記憶
    し、この記憶した検針値を他の装置に送信する検針端末
    と、当該検針端末から送信されてきた検針値を受信して
    各検針端末毎及び各時間毎に検針値を対応させて記憶す
    る前記他の装置とを備えて構成した検針システムであっ
    て、前記検針端末の過去の検針値が前記他の装置に一部
    または全部受信されていないことを前記他の装置が検出
    したとき、該検針端末に記憶されている未受信の検針値
    を呼出す呼出手段と、前記呼出手段により呼出された未
    受信の検針値を前記他の装置に送信する呼出応答手段と
    を備えた検針システム。
  3. 【請求項3】検針端末から送信されてきた検針値を受信
    して各検針端末毎及び各時間毎に検針値を対応させて記
    憶する上位装置であって、前記検針端末の過去の検針値
    が上位装置に一部または全部受信されていないことを検
    出したとき、該検針端末に記憶されている未受信の検針
    値を呼出して再受信制御する制御手段を備えた上位装
    置。
  4. 【請求項4】計測設定時間毎に計測した検針値を記憶
    し、この記憶した検針値を上位装置に送信許容する検針
    端末であって、前記上位装置から過去に未受信の検針値
    が存在すると通知されたとき、当該未受信の検針値を前
    記上位装置に送信する制御手段を備えた検針端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067556A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Morioka Seiko Instruments Inc 中継装置
JP2015095876A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社日立製作所 プラント監視制御システム
JP2020526941A (ja) * 2017-09-19 2020-08-31 北京小米移動軟件有限公司Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd. 状態検出方法、状態検出装置及び記憶媒体

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