JP2001134622A - プレハブ建物用cadシステム - Google Patents

プレハブ建物用cadシステム

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JP2001134622A
JP2001134622A JP31237099A JP31237099A JP2001134622A JP 2001134622 A JP2001134622 A JP 2001134622A JP 31237099 A JP31237099 A JP 31237099A JP 31237099 A JP31237099 A JP 31237099A JP 2001134622 A JP2001134622 A JP 2001134622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計変更があっても手戻り作業が少なく、検査
作業の作業量の増大が抑制されるプレハブ建物用CAD
システムの提供。 【解決手段】パネル式プレハブ建物40の完成図面を構成
するデータファイルが更新されたことを検出する更新検
出手段22と、前記データファイルの更新部分を特定する
更新部分特定手段26とを設け、検査後の設計変更により
更新された部分の内容や規模が自動的に把握できるよう
にし、更新された部分が内装の仕上げに係るものである
場合や、更新部分の規模が小さい場合等、構造について
再計算が不要なものを自動検出し、手戻り作業を低減
し、検査作業の作業量の増大を抑制できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場で製造された
複数の部品が建築現場で組み合わされて構築されるプレ
ハブ建物を設計する際に、当該設計作業を支援するプレ
ハブ建物用CADシステムに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の構造を含んむ各部位を、
輸送容易な大きさの部品に分割し、各部品を工場で製造
することにより、工業化率を高めて建設現場での工期短
縮を図ったプレハブ建物が利用されている。このような
プレハブ建物は、エンジニアの設計により作成された図
面に基づいて各部品が製造され、建設現場での作業も図
面にもと図いて行われる。ここで、設計業務の迅速化を
図るために、設計作業を支援する設計用CAD装置が利
用されている(特開平10−171858号等公報参照)。プレ
ハブ建物の設計は、通常の建物と同様に、顧客の要望を
反映させた図面を作成することである。完成した設計図
は、構造的な検査を行う検査工程および建物の工事金額
を算出する積算工程を経て、顧客に提示され、顧客の承
認を得た後、部品を製造する工場や、建物を施工する建
設会社に引き渡される。
【0003】ここで、検査工程および積算工程は、各工
程の作業を効率よく行うために、設計工程とは別の業務
部門に設けられたコンピュータで行われ、複数の建物を
まとめて処理するバッチ処理で行われるのが一般的であ
る。そして、検査作業および積算作業を行うコンピュー
タは、前述の設計用CAD装置等とともに、プレハブ建
物用CADシステムを構成している。顧客に設計図面を
提示した際、設計図面が顧客の要望を満足させていない
場合、あるいは、設計図面に示される建物が顧客の予算
を超過している場合等には、当該設計図を変更する作
業、いわゆる設計変更が発生する。設計変更を行った図
面は、再度、検査工程および積算工程を経て、顧客に提
示され、顧客の承認を得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなCADシス
テムでは、検査作業を行うにあたり、設計変更を経た変
更設計図についても、図面に示される全体について構造
計算を行うので、設計変更を経ていない新規設計図と同
様に取り扱われ、手戻り作業が多くなる。このため、新
規設計数が多く、設計変更も多くなると、検査作業の作
業量が著しく増大するので、検査作業が渋滞するおそれ
があるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、設計変更があっても手戻
り作業が少なく、検査作業の作業量の増大が抑制される
プレハブ建物用CADシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すると、工場で製造された複数の部品が建築現場
で組み合わされて構築されるプレハブ建物40を設計する
にあたり、当該設計作業を支援するプレハブ建物用CA
Dシステム1であって、所望のプレハブ建物を形成する
部品の種類と位置とを特定する図面データをオペレータ
に入力させることにより、一棟分の図面データを収納す
るデータファイルを作成する図面設計手段21と、完成し
たプレハブ建物40のデータファイルから、当該プレハブ
建物40が充分な強度を備えているか否かを検査する図面
検査手段23と、前記データファイルが更新されたことを
検出する更新検出手段22と、前記データファイルの更新
部分を特定する更新部分特定手段26とを備えていること
を特徴とする。このような本発明では、設計作業が完了
すると、設計されたデータファイルは、更新検出手段22
へ送られる。更新検出手段22は、各データファイルに付
された検査済みコードや、検査用のコンピュータに登録
された検査済みデータファイルのコードを検索する等に
より、設計が完了したデータファイルが設計変更後のデ
ータファイルであるか否かを検出し、そのデータファイ
ルが設計変更後のものである場合には、その旨を表す設
計変更信号を更新部分特定手段26へ送出する。設計変更
信号を受けた更新部分特定手段26は、設計変更前のデー
タファイルと、設計変更後のデータファイルとを比較す
る、あるいは、当該データファイルへの入力作業を監視
し、置換した元の部品および置換後の部品の両方につい
て図面データを記憶しておく等により、設計変更により
更新された部分を特定できるようにしておく。このよう
なれ更新検出手段22および更新部分特定手段26により、
検査後の設計変更により更新された部分の内容や規模が
自動的に把握できるようになり、更新された部分が内装
の仕上げに係るものである場合や、更新部分の規模が小
さい場合等、構造について再計算が不要なものの自動検
出が図れ、手戻り作業が低減され、検査作業の作業量の
増大が抑制されるようになる。
【0007】以上において、前記データファイルは、前
記図面検査手段23の検査が完了すると、検査済みの属性
が与えられ、前記更新検出手段22は、検査済みの属性が
与えられた前記データファイルが前記図面設計手段21に
より変更されると、変更前後のデータファイルを相互に
比較し、変更により削除された部品および追加された部
品を検出し、当該部品に関する図面データを前記更新部
分特定手段26へ出力し、前記更新部分特定手段26は、変
更により削除された部品および追加された部品に関する
図面データを記憶し、記憶した図面データから更新部分
を特定するものであることが望ましい。このように、検
査済みのデータファイルであることを、当該データファ
イルに付された検査済みの属性で判断するようにすれ
ば、検査用のコンピュータとの通信が遮断している、あ
るいは、検査用のコンピュータ自体が故障している場合
でも、当該データファイルが設計変更後のデータファイ
ルであるか否かが検出されるようになり、当該検出作業
が迅速かつ確実に行えるようになる。また、設計変更前
後のデータファイルの比較により、更新部分を特定する
ようにすれば、設計変更を行う図面設計手段21とは別個
に更新部分を特定する処理が行えるので、更新部分の特
定処理が迅速に行えるようになる。
【0008】また、前記部品は、プレハブ建物40の壁4
4,45および床を形成する平板状のパネルであることが
好ましい。このようなパネル式のプレハブ建物40では、
当該建物に設けられた外壁44や内壁45に沿って耐力壁線
を適宜設定し、この耐力壁線に沿って所定幅の耐力壁を
所定枚数以上設けられるか否か検査する等により、複雑
な構造計算を行わなくとも、当該プレハブ建物40が充分
な強度を備えているか否かの検査が行えるようになる。
このため、平面視で、耐力壁線と接しない部位を設計変
更しても、プレハブ建物40の強度低下とならないとみな
せるので、設計変更後に再検査が必要なプレハブ建物40
の設計図数が少なくなり、手戻り作業がさらに低減さ
れ、検査作業の作業量の増大が一層抑制されるようにな
る。そのうえ、設計変更後に再検査が必要なプレハブ建
物であるか否かの判断が容易、かつ、迅速に行えるよう
になるので、設計工程から検査工程への受け渡しがスム
ースに行えるようになり、全工程に通しての作業時間が
短縮される。
【0009】ここで、前記図面検査手段23は、前記プレ
ハブ建物40の壁44,45に沿って設定された耐力壁線が所
定の要件を満たすか否かを検査するものであることが望
ましい。前記プレハブ建物40の耐力壁線についての検査
を行えば、前述したように、複雑な構造計算を行う必要
がなくなり、検査作業時間が短縮される。
【0010】さらに、前記図面設計手段21は、前記プレ
ハブ建物40の平面図を作成する平面図設計手段であるこ
とが好ましい。プレハブ建物40では、工場で規格化され
た複数種類の部品を製造し、これらの部品で建物を構築
するので、少なくとも平面図さえ完成していれば、建物
の強度検査が行えるようになる。これにより、平面図の
完成直後に検査工程を開始し、設計部門では、他の図面
を作成することができ、設計工程および検査工程の時間
的なオーバーラップにより、設計から検査までにかかる
時間が短縮される。特に、パネル式のプレハブ建物40で
は、前述のように、耐力壁線についての検査は、平面図
のみで行えるので、建物40の強度検査が平面図のみで容
易に行えるようになる。これにより、検査作業自体の時
間が短縮されるうえ、設計工程および検査工程の時間的
なオーバーラップが可能となるので、作業全体にかかる
時間が一層短縮されるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本実施形態のプレハ
ブ建物用CADシステム1が示されている。このCAD
システム1は、複数のパネルを組み合わせて構築される
プレハブ建物の設計作業を支援するシステムである。C
ADシステム1は、LAN等の通信ネットワークで相互
に接続された3台のコンピュータ11〜13を備えたもので
ある。これらのコンピュータ11〜13の各々は、各種の処
理を行うCPU等の演算装置と、ハードディスク装置等
の記憶装置と、オペレータの操作のためのディスプレイ
やキーボード等からなるマン−マシンインターフェイス
とを含んで構成されている。
【0012】コンピュータ11は、各種のソフトウェアが
インストールされ、これらのソフトウェアを並列処理す
るマルチタスク機能を有するものである。このコンピュ
ータ11には、所望のプレハブ建物一棟の平面図を作成す
るための平面図設計手段21と、この平面図設計手段21が
作成した平面図が設計変更されたことを検出する更新検
出手段22とがソフトウェアにより構築されている。平面
図設計手段21は、所望のプレハブ建物を形成する部品の
種類と位置とを特定する図面データをオペレータに入力
させることにより、一棟分の平面図を構成する図面デー
タを収納するデータファイルを作成する図面設計手段で
ある。更新検出手段22は、平面図設計手段21に入力され
るプレハブ建物のデータファイルのうち、強度検査が完
了したデータファイルが更新されたことを検出するもの
である。さらに詳述すると、更新検出手段22は、検査済
みのデータファイルが平面図設計手段21で変更されて入
力されると、変更前後のデータファイルを相互に比較
し、変更により削除された部品および追加された部品を
検出し、当該部品に関する図面データをコンピュータ13
へ出力する機能を有している。
【0013】コンピュータ12は、コンピュータ11と同様
に、各種のソフトウェアがインストールされ、これらの
ソフトウェアを並列処理するマルチタスク機能を有する
ものである。このコンピュータ12には、平面図設計手段
21により完成されたプレハブ建物のデータファイルか
ら、当該プレハブ建物が充分な強度を備えているか否か
を検査する図面検査手段23がソフトウェアにより構築さ
れている。図面検査手段23は、完成した平面図に示され
るプレハブ建物の壁に沿って設定された耐力壁線が所定
の要件を満たすか否かを検査するものである。この図面
検査手段23には、耐力壁線が所定の要件を満たすか否か
を検査するために、後述する耐力壁線検査手段31、開口
比率検査手段32および意匠壁一致検査手段33が設けられ
ているとともに、検査が完了したデータファイルに、検
査済みの属性を与える機能が設けられている。
【0014】コンピュータ13は、コンピュータ11,12と
同様に、各種のソフトウェアがインストールされ、これ
らのソフトウェアを並列処理するマルチタスク機能を有
し、いわゆるファイルサーバーおよびプリンタサーバー
を兼用するものである。このコンピュータ11には、設計
した平面図等を印刷するために、X−Yプロッタ装置や
プリンタ等の出力装置4が接続されている。また、コン
ピュータ13には、プレハブ建物を構築するための部品、
具体的には、壁パネル、床パネル、建具およびバルコニ
等の部品に関する部品データが蓄積されている部品情報
蓄積手段24と、設計が完了した平面図を構成するデータ
ファイルを記憶する平面図情報記憶手段25と、設計変更
により更新されたプレハブ建物のデータファイルの更新
部分を特定する更新部分特定手段26と、当該コンピュー
タ13内におけるデータの入出力をコントロールする情報
管理手段27とがソフトウェアにより構築されている。
【0015】さらに詳しく説明すると、更新部分特定手
段26は、更新検出手段22が出力した図面データ、具体的
には、変更により削除・追加された部品に関する図面デ
ータを記憶し、記憶した図面データから更新部分を特定
するものである。更新部分特定手段26には、設計変更に
より更新された部分の内容や規模から、設計変更後のプ
レハブ建物が再検査を要するか否かを判断する機能が備
えられている。情報管理手段27は、部品データ管理機能
と、更新図面データ管理機能と、図面データ管理機能と
を備えている。すなわち、部品データ管理機能は、設計
作業の際に、コンピュータ11の平面図設計手段21から部
品データが要求されると、部品情報蓄積手段24に対して
必要な部品データを平面図設計手段21へ送信させる機能
である。更新図面データ管理機能は、設計変更により削
除・追加された部品の図面データを更新検出手段22が出
力すると、当該図面データを更新部分特定手段26へ送信
させる機能である。図面データ管理機能は、プレハブ建
物の平面図を構成するデータファイルを必要な応じて配
信する機能であり、以下の二つの基本機能と、一つの補
助機能とを含んでいる。第1の基本機能は、平面図設計
手段21がプレハブ建物の設計を完了すると、平面図設計
手段21に対して、当該プレハブ建物の平面図を構成する
データファイルを、平面図情報記憶手段25へ送信させる
機能である。第2の基本機能は、検査作業の際に、コン
ピュータ12の図面検査手段23から検査すべき平面図のデ
ータファイルが要求されると、平面図情報記憶手段25に
対して必要なデータファイルを図面検査手段23へ送信さ
せる機能である。補助機能は、平面図情報記憶手段25に
記憶されたデータファイルのうち、検査が完了していな
いデータファイルのリストを作成し、コンピュータ12の
図面検査手段23へ送信する機能である。
【0016】図面検査手段23には、図2に示されるよう
に、前述した耐力壁線検査手段31、開口比率検査手段32
および意匠壁一致検査手段33が設けられている。耐力壁
線検査手段31は、設計が完了したプレハブ建物の平面図
に描かれた外壁や内壁に沿って耐力壁線を適宜設定し、
この耐力壁線に沿って設けることができる所定幅の耐力
壁の枚数に基づいて、当該建物の強度を検査するもので
ある。
【0017】図3に示される具体的な例を挙げて説明す
ると、図3において、設計が完了したプレハブ建物40
は、一階部分41および二階部分42の二つの階層を有する
二階建ての建物となっている。一階部分41には、下屋43
が設けられている。一階部分41の外壁44に囲まれた屋内
は、内壁45により仕切られている。これらの外壁44およ
び内壁45には、ドアや窓サッシが取り付けられている開
口46が設けられている。二階部分42には、一階部分41と
同様に、外壁44および内壁45が設けられ、これらの外壁
44および内壁45に、ドアや窓サッシが取り付けられてい
る開口46が設けられている。
【0018】このような平面図を有するプレハブ建物40
に対し、耐力壁線検査手段31は、同図に含まれる部品の
部品データをも参照しながら、平面図の壁を読み取り、
重力荷重および水平荷重の両方に抗する耐力壁となりう
る壁を設定し、外壁44および内壁45に沿った耐力壁線で
描かれた耐力壁線図を作成する機能を備えている。この
耐力壁線図は、図4に示されるように、耐力壁を示す耐
力壁線を示す矢印付破線の他に、重力荷重に抗する支持
壁を示す壁矢印付実線と、部屋同士を単に仕切る間仕切
壁を示す矢印無破線とで描かれたものとなっている。そ
して、耐力壁線検査手段31には、このような耐力壁線図
から耐力壁線の長さを所定の条件下で測定し、測定した
耐力壁線の長さに基づいて、プレハブ建物40の強度を算
定する機能と、強度が足りない場合には、耐力壁線図を
修正する機能とが設けられている。例えば、図4(B)
に示されるように、一階部分41の下屋43の内部には、内
壁45が設けられておらず、このため、下屋43の部分で
は、水平荷重に対する強度が不足する。このため、耐力
壁線検査手段31は、図5(B)に示されるように、下屋
43の内部を図中左右に仕切る耐力壁線Aを追加するよう
になっている。
【0019】開口比率検査手段32は、耐力壁線検査手段
31が修正した耐力壁線図を、耐力壁に形成された開口46
の総面積に基づいて検査するものである。さらに具体的
に説明すると、耐力壁に形成された開口46の面積が大き
くなると、耐力壁そのものの強度が低下するので、開口
比率検査手段32は、所定部分の耐力壁の面積に対する開
口面積の比率が所定値以上となっているか否かを検査す
るようになっている。具体例で説明すると、図3(A)
に戻って、プレハブ建物40の二階部分42は、図中下方の
外壁44に複数の開口46が設けられたものとなっている。
そして、これらの開口46の面積の、図中下方の外壁44の
面積に対する比率が所定値よりも小さくなっている。ま
た、図4(A)にも示されように、二階部分42を二つに
仕切る内壁45は、耐力壁でなく、支持壁Bとなってお
り、水平荷重に対する補強となっていない。このため、
開口比率検査手段32は、図5(A)に示されるように、
二階部分42を二つに仕切る内壁45を、支持壁Bから耐力
壁Cに変更するようになっている。
【0020】意匠壁一致検査手段33は、開口比率検査手
段32および耐力壁線検査手段31が修正した耐力壁線図
と、プレハブ建物40の実際の形状を表す平面図(意匠
図)とが互いに一致しているか否かを検査するものであ
る。さらに具体的に説明すると、耐力壁線検査手段31が
生成する耐力壁線の長さは、所定のピッチで増減される
ので、平面図(意匠図)を作成する際に設定された耐力
壁の壁心線と微妙にずれる場合がある。また、耐力壁線
検査手段31が自動生成した耐力壁線に対応する耐力壁が
未だ平面図(意匠図)に描かれていない場合がある。こ
のため、意匠壁一致検査手段33は、平面図(意匠図)に
記載された耐力壁の壁心線と耐力壁線とのズレを検出し
て、ズレがある場合には、平面図(意匠図)の耐力壁の
位置を修正する機能と、未記入となった耐力壁の自動生
成を行う機能とを備えたものとなっている。具体例で説
明すると、図3(B)に戻って、プレハブ建物40の下屋
43に設けられた外壁Eの壁心線と、図5(B)に示され
る耐力壁線Dとは、図中上下方向の位置が互いにズレて
いる。また、図3(B)に示される下屋43には、内部に
内壁45がないが、図5(B)に示されるように、下屋43
には、耐力壁線Aが設定されている。このような場合、
耐力壁線検査手段31は、図6(B)に示されるように、
位置を修正した外壁Fを下屋43に生成するとともに、下
屋43の内部に新たに内壁45を生成するようになってい
る。
【0021】このような本実施形態では、設計作業が完
了すると、設計された建物40の平面図を構成するデータ
ファイルが更新検出手段22へ送られる。更新検出手段22
は、各データファイルの属性を検知し、例えば、検査済
みコードが付与されてるか否かを検知し、当該データフ
ァイルが設計変更後のデータファイルであるか否かを検
出する。そのデータファイルが設計変更後のものである
場合には、更新検出手段22は、変更前後のデータファイ
ルを相互に比較し、変更により削除された部品および追
加された部品を検出し、当該部品に関する図面データ
を、設計変更された旨を表す設計変更信号として更新部
分特定手段26へ送出する。これにより、検査後の設計変
更により更新された部分の内容や規模が自動的に把握で
きるようになり、更新された部分が内装の仕上げに係る
ものである場合や、更新部分の規模が小さい場合等、構
造について再計算が不要なものの自動検出が図れ、手戻
り作業となる再検査が低減される。
【0022】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。すなわち、強度検査済みの平面図を構
成するデータファイルが設計変更により更新されたこと
を検出する更新検出手段22と、前述のデータファイルの
更新部分を特定する更新部分特定手段26とを設け、検査
後の設計変更により更新された部分の内容や規模が自動
的に把握できるようにしたので、更新された部分が内装
の仕上げに係るものである場合や、更新部分の規模が小
さい場合等、構造について再計算が不要なものの自動検
出が図れ、手戻り作業が低減され、検査作業の作業量の
増大を抑制することができる。
【0023】また、検査が完了すると、図面検査手段23
が検査済みの属性を検査済みのデータファイルに与え、
検査済みのデータファイルが平面図設計手段21により変
更されると、更新検出手段22で検査済みか否かを容易に
判断できるようにしたので、コンピュータ12が故障して
いる場合でも、当該データファイルが設計変更後のデー
タファイルであるか否かが検出されるようになり、当該
検出作業を迅速かつ確実に行うことができる。さらに、
更新検出手段22において、変更前後のデータファイルを
相互に比較し、変更により削除された部品および追加さ
れた部品を検出し、当該部品に関する図面データを更新
部分特定手段26へ出力し、更新部分特定手段26は、変更
により削除された部品および追加された部品に関する図
面データを記憶し、記憶した図面データから更新部分を
特定するようにしたので、設計変更を行う平面図設計手
段21とは別個に更新部分を特定する処理が行えるので、
更新部分の特定処理を迅速に行うことができる。
【0024】さらに、プレハブ建物として、外壁44や内
壁45に沿って耐力壁線を適宜設定し、この耐力壁線に基
づいて強度検査が行えるパネル式のプレハブ建物40を採
用したので、平面視で、耐力壁線と接しない部位を設計
変更しても、プレハブ建物40の強度低下とならず、設計
変更後に再検査が必要なプレハブ建物40の設計図数が減
少し、手戻り作業がさらに低減され、検査作業の作業量
の増大を一層抑制できる。そのうえ、設計変更後に再検
査が必要か否かの判断が容易、かつ、迅速に行えるよう
になるので、設計工程から検査工程への受け渡しがスム
ースに行えるようになり、全工程に通しての作業時間を
短縮できる。
【0025】ここで、図面検査手段23で、プレハブ建物
40の壁44,45に沿って設定された耐力壁線が所定の要件
を満たすか否かを検査し、複雑な構造計算を行う必要を
なくしたので、検査作業時間自体を短縮できる。
【0026】さらに、図面設計手段として、プレハブ建
物40の平面図を作成する平面図設計手段21を採用したの
で、少なくとも平面図さえ完成していれば、建物40の強
度検査が行えるようになり、平面図の完成直後に検査工
程を開始し、設計部門では、他の図面を作成することが
でき、設計工程および検査工程を、時間的にオーバーラ
ップさせて行え、設計から検査までにかかる時間を短縮
できる。特に、パネル式のプレハブ建物40では、前述の
ように、耐力壁線についての検査は、平面図のみで行え
るので、建物40の強度検査が平面図のみで容易に行える
ようになり、検査作業自体の時間を短縮できるうえ、設
計工程および検査工程の時間的なオーバーラップによ
り、作業全体にかかる時間を一層短縮することができ
る。
【0027】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成で
もよく、以下に示すような変形なども含むものである。
すなわち、前記実施形態では、平面図設計手段21、更新
検出手段22および図面検査手段23をそれぞれ異なるハー
ドウエアであるコンピュータ11〜13に設けたが、これら
の手段21〜23は、一つのハードウエア(コンピュータ)
に設けてCADシステムを構成してもよい。また、プレ
ハブ建物としては、パネル式のプレハブ建物に限らず、
箱状に形成された建物ユニットが複数組み合わされた、
いわゆるカプセル工法によるユニット式のプレハブ建物
や、2×4(ツー・バイ・フォー)等の軸組式のプレハ
ブ建物でもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の請求項1
に記載の発明によれば、設計作業が完了すると、設計さ
れたデータファイルは、更新検出手段へ送られ、各デー
タファイルに付された検査済みコードや、検査用のコン
ピュータに登録された検査済みデータファイルのコード
を検索する等により、設計が完了したデータファイルが
設計変更後のデータファイルであるか否かを、更新検出
手段が検出し、そのデータファイルが設計変更後のもの
である場合には、その旨を表す設計変更信号を更新部分
特定手段へ送出する。すると、設計変更信号を受けた更
新部分特定手段は、設計変更前のデータファイルと、設
計変更後のデータファイルとを比較する、あるいは、当
該データファイルへの入力作業を監視し、置換した元の
部品および置換後の部品の両方について図面データを記
憶しておく等により、設計変更により更新された部分を
特定できるようにしておく。これにより、検査後の設計
変更により更新された部分の内容や規模が自動的に把握
できるようになり、更新された部分が内装の仕上げに係
るものである場合や、更新部分の規模が小さい場合等、
構造について再計算が不要なものの自動検出が図れ、手
戻り作業が低減され、検査作業の作業量の増大を抑制で
きる。
【0029】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、検査済みのデータファイルであることを、当該デ
ータファイルに付された検査済みの属性で判断するの
で、検査用のコンピュータとの通信が遮断している、あ
るいは、検査用のコンピュータ自体が故障している場合
でも、当該データファイルが設計変更後のデータファイ
ルであるか否かが検出されるようになり、当該検出作業
を迅速かつ確実に行うことができる。また、設計変更前
後のデータファイルの比較により、更新部分を特定する
ようにすれば、設計変更を行う図面設計手段とは別個に
更新部分を特定する処理が行えるので、更新部分の特定
処理を迅速に行うことができる。
【0030】さらに、本発明の請求項3に記載の発明に
よれば、パネル式のプレハブ建物では、当該建物に設け
られた外壁や内壁に沿って耐力壁線を適宜設定し、この
耐力壁線に沿って所定幅の耐力壁を所定枚数以上設けら
れるか否か検査する等により、複雑な構造計算を行わな
くとも、当該プレハブ建物が充分な強度を備えているか
否かの検査が行えるようになる。このため、平面視で、
耐力壁線と接しない部位を設計変更しても、プレハブ建
物の強度低下とならないとみなせるので、設計変更後に
再検査が必要なプレハブ建物の設計図数が少なくなり、
手戻り作業がさらに低減され、検査作業の作業量の増大
を一層抑制できる。そのうえ、設計変更後に再検査が必
要なプレハブ建物であるか否かの判断が容易、かつ、迅
速に行えるようになるので、設計工程から検査工程への
受け渡しがスムースに行えるようになり、全工程に通し
ての作業時間を短縮できる。
【0031】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、プレハブ建物の耐力壁線についての検査を行うの
で、複雑な構造計算を行う必要がなくなり、検査作業時
間を短縮できる。
【0032】さらに、本発明の請求項5に記載の発明に
よれば、プレハブ建物では、工場で規格化された複数種
類の部品を製造し、これらの部品で建物を構築するの
で、少なくとも平面図さえ完成していれば、建物の強度
検査が行えるようになる。これにより、平面図の完成直
後に検査工程を開始し、設計部門では、他の図面を作成
することができ、設計工程および検査工程の時間的なオ
ーバーラップにより、設計から検査までにかかる時間を
短縮できる。特に、パネル式のプレハブ建物では、前述
のように、耐力壁線についての検査は、平面図のみで行
えるので、建物の強度検査が平面図のみで容易に行える
ようになる。これにより、検査作業自体の時間が短縮さ
れるうえ、設計工程および検査工程の時間的なオーバー
ラップが可能となるので、作業全体にかかる時間を一層
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図2】前記実施形態の図面監査手段の概略構成を示す
ブロック図。
【図3】前記実施形態の機能を説明するための平面図
(意匠図)。
【図4】前記実施形態の機能を説明するための平面図
(耐力壁線図)。
【図5】前記実施形態の機能を説明するための修正済み
平面図(耐力壁線図)。
【図6】前記実施形態の機能を説明するための修正済み
平面図(意匠図)。
【符号の説明】
1 プレハブ建物用CADシステム 21 図面設計手段としての平面図設計手段 22 更新検出手段 23 図面検査手段 26 更新部分特定手段 40 プレハブ建物 44 壁としての外壁 45 壁としての内壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工場で製造された複数の部品が建築現場で
    組み合わされて構築されるプレハブ建物を設計するにあ
    たり、当該設計作業を支援するプレハブ建物用CADシ
    ステムであって、 所望のプレハブ建物を形成する部品の種類と位置とを特
    定する図面データをオペレータに入力させることによ
    り、一棟分の図面データを収納するデータファイルを作
    成する図面設計手段と、 完成したプレハブ建物のデータファイルから、当該プレ
    ハブ建物が充分な強度を備えているか否かを検査する図
    面検査手段と、 前記データファイルが更新されたことを検出する更新検
    出手段と、 前記データファイルの更新部分を特定する更新部分特定
    手段と、を備えていることを特徴とするプレハブ建物用
    CADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプレハブ建物用CADシ
    ステムにおいて、前記データファイルは、前記図面検査
    手段の検査が完了すると、検査済みの属性が与えられ、
    前記更新検出手段は、検査済みの属性が与えられた前記
    データファイルが前記図面設計手段により変更される
    と、変更前後のデータファイルを相互に比較し、変更に
    より削除された部品および追加された部品を検出し、当
    該部品に関する図面データを前記更新部分特定手段へ出
    力し、前記更新部分特定手段は、変更により削除された
    部品および追加された部品に関する図面データを記憶
    し、記憶した図面データから更新部分を特定するもので
    あることを特徴とするプレハブ建物用CADシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のプレハブ
    建物用CADシステムにおいて、前記部品は、プレハブ
    建物の壁および床を形成する平板状のパネルであること
    を特徴とするプレハブ建物用CADシステム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のプレハブ建物用CADシ
    ステムにおいて、前記図面検査手段は、前記プレハブ建
    物の壁に沿って設定された耐力壁線が所定の要件を満た
    すか否かを検査するものであることを特徴とするプレハ
    ブ建物用CADシステム。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のプレハブ建物用CADシステムにおいて、前記図面設
    計手段は、前記プレハブ建物の平面図を作成する平面図
    設計手段であることを特徴とするプレハブ建物用CAD
    システム。
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