JP2001133105A - パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器 - Google Patents

パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器

Info

Publication number
JP2001133105A
JP2001133105A JP31269399A JP31269399A JP2001133105A JP 2001133105 A JP2001133105 A JP 2001133105A JP 31269399 A JP31269399 A JP 31269399A JP 31269399 A JP31269399 A JP 31269399A JP 2001133105 A JP2001133105 A JP 2001133105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
pipe
exchange block
peltier element
heat transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31269399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Maruyama
山 英 利 丸
Hiroyuki Sakama
間 博 之 坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP31269399A priority Critical patent/JP2001133105A/ja
Priority to TW089121129A priority patent/TW548390B/zh
Priority to US09/688,086 priority patent/US6298669B1/en
Priority to GB0207227A priority patent/GB2374660B/en
Priority to GB0025554A priority patent/GB2356044B/en
Priority to KR1020000064194A priority patent/KR20010070176A/ko
Publication of JP2001133105A publication Critical patent/JP2001133105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/38Cooling arrangements using the Peltier effect
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/10Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects
    • H10N10/13Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects characterised by the heat-exchanging means at the junction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浸蝕性流体を高精度に温調するに際し、恒温
水循環装置の設置の必要をなくし、装置を簡単、小型化
するとともに、熱抵抗を小さくすることにより、サーモ
モジュールとしてのペルチェ素子の放熱側と吸熱側との
温度差を有効に利用し節電する。 【解決手段】 ヒートパイプ2の端部2aと熱交換する
熱容量の大きい熱交換ブロック3の表面にペルチェ素子
4を密着固定し、このペルチェ素子4の熱交換ブロック
3とは反対側に熱移送手段5を配設し、上記ヒートパイ
プ2は上記熱交換ブロック3から突出する少なくとも1
つ以上の伝熱延長部2bを有し、上記ペルチェ素子4の
動作制御により熱交換ブロック3及び上記ヒートパイプ
2の伝熱延長部2bを介して伝熱延長部2bの周りの熱媒
体を温度調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体関連製造装
置等において、パイプ等の流路を流れる浸蝕性流体(現
像液やフォトレジスト等の金属イオンの流入を嫌う液
体)を冷却(または加熱)することにより温度調節する
パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に例示するように、ウエハWに対し
て温度制御された現像液やフォトレジストを間欠的に流
出させる場合、即ち、間欠的に流路を流れる浸蝕性の流
体を高精度に温調する場合に、従来は、フッ素樹脂(商
品名:テフロン)等の耐食性のチューブ63内に温調対
象の流体を流し、そのチューブ63の外側に、恒温水循
環装置61において該流体の目標温度に温調された恒温
水65を流すようにして熱交換部62を構成し、その恒
温水65を循環流路64において循環させて上記流体の
温調を行っている。
【0003】そのため、恒温水循環装置61や恒温水を
流すための循環流路64が必要であるが、これらの装置
は設置スペースが大きいことから建物の1階に恒温水循
環装置61を設置し、建物の2階に半導体製造装置のコ
ータ・ディペロッパー本体を設置するという配置が多く
なり、揚程が高く長い恒温水配管の引き回しが必要にな
る。また、揚程が高く長い恒温水配管では、恒温水を流
すためのポンプを高揚程のポンプとする必要があり、本
来の温調以外の水を循環させるポンプ動力が増大し電力
アップにつながる。また、揚程が高く長い恒温水配管で
は、配管からの放熱、吸熱が多くなるから、恒温水循環
装置61の冷却能力が更に必要になる。
【0004】また、浸蝕性流体を温調する装置として、
図7に示すようにペルチェ素子を用いたものがある。図
7に示す温調装置では、流路74を流れる浸蝕性流体と
熱交換する熱容量の大きい熱交換ブロック72の表面に
サーモモジュールとしてのペルチェ素子71を密着固定
し、該ペルチェ素子71の熱交換ブロック72とは反対
側に熱移送手段73を密着固定して、該ペルチェ素子7
1の動作制御により上記浸蝕性流体を目標温度に温調し
ている。
【0005】上記温調装置では、ペルチェ素子71の吸
熱側(すなわち、冷却面側)に熱交換ブロック72を配
設し、ペルチェ素子71の放熱側(すなわち、加熱面
側)に熱移送手段73を配設しているので、流路74を
流れる浸蝕性流体は熱交換ブロック72を介してペルチ
ェ素子71により冷却されるとともに、浸蝕性流体から
放出された熱はペルチェ素子71の放熱側に移動し、熱
移送手段73内のパイプ75を流れる冷却水に伝熱され
ることにより放熱される。
【0006】しかし、図7に示す従来の温調装置では、
伝熱面積がサーモモジュールの形状・寸法で限定され
てしまい、放熱側と吸熱側ともに熱抵抗を小さくするこ
とが難しい。更に、サーモモジュールの形状・寸法が
限定されるため、熱交換器に要求された寸法に合わせて
最適に設計する自由度がない。これらのことから、サー
モモジュールに与えられる放熱側と吸熱側の温度差の有
効利用が図れず、熱交換器が大型化したり、電力の有効
利用ができない、といった問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、金属
を腐食するような強い浸蝕性のある流体を高精度に温調
するに際し、恒温水を用いないことによって恒温水循環
装置の設置の必要をなくし、装置を簡単、小型化できる
ようにしたパイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小
型温調器を提供することにある。本発明の他の課題は、
上記浸蝕性のある流体を温調するに際し、上記従来技術
が有する問題点を解決するパイプクーラ及び該パイプク
ーラを用いた小型温調器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るパイプクーラは、ヒートパイプの端部
と熱交換する熱容量の大きい熱交換ブロックの表面にペ
ルチェ素子を密着固定し、このペルチェ素子の熱交換ブ
ロックとは反対側に熱移送手段を配設し、上記ヒートパ
イプは上記熱交換ブロックから突出する少なくとも1つ
以上の伝熱延長部を有し、上記ペルチェ素子の動作制御
により熱交換ブロック及び上記ヒートパイプの伝熱延長
部を介して伝熱延長部の周りの熱媒体を温度調節するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係るパイプクーラは、上記
パイプクーラにおいて、上記熱移送手段が水冷または空
冷によりペルチェ素子の加熱面の放熱を行うことを特徴
とするものである。
【0010】また、本発明に係る小型温調器は、ヒート
パイプの端部と熱交換する熱容量の大きい熱交換ブロッ
クの表面にペルチェ素子を密着固定し、このペルチェ素
子の熱交換ブロックとは反対側に熱移送手段を配設し、
上記ヒートパイプは上記熱交換ブロックから突出する少
なくとも1つ以上の伝熱延長部を有し、該伝熱延長部は
その周囲の熱媒体を介してチュウブを流れる浸蝕性流体
に伝熱し、上記ペルチェ素子の動作制御により上記熱交
換ブロック、上記ヒートパイプ及び上記熱媒体を介して
上記浸蝕性流体を温度調節することを特徴とするもので
ある。
【0011】また、本発明に係る小型温調器は、上記小
型温調器において、上記浸蝕性流体が流れるチュウブは
上記ヒートパイプの伝熱延長部の周りに間隙をおいて巻
回され上記ヒートパイプの熱が上記熱媒体を介して伝熱
されるようになっており、上記チュウブ及び熱媒体は上
記熱交換ブロックに隣接して設けられた熱媒体収納ケー
シング内に収納されていることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明に係る小型温調器は、上記小
型温調器において、上記熱媒体を低融点金属または高伝
熱大熱容量の液状体とすることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明に係る小型温調器は、上記小
型温調器において、上記熱媒体を循環冷却液とすること
を特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るパイプクー
ラの一実施例を示す断面図である。本発明に係るパイプ
クーラ1は、ヒートパイプ2と熱容量の大きい熱交換ブ
ロック3を有し、該ヒートパイプ2は、上記熱交換ブロ
ック3にヒートパイプ支持手段10を介して少なくとも
1つ以上取り付けられると共に、熱交換ブロック3の内
部に挿入され熱交換ブロック3と熱交換するヒートパイ
プの端部2aと、上記熱交換ブロック3から突出する伝
熱延長部2bを有し、該伝熱延長部2bの周りの熱媒体
に熱交換ブロック3からの熱を伝えている。更に、本発
明に係るパイプクーラ1は、上記熱交換ブロック3の表
面にサーモモジュールであるペルチェ素子4を密着固定
し、該ペルチェ素子4の熱交換ブロック3とは反対側に
熱移送手段5を配設している。
【0015】該熱移送手段5は、図1の実施例では、内
部に冷却水が流れる冷却板6であり、冷却水は管7を通
って冷却板に流入、流出している。上記熱交換ブロック
3は、内部に温度センサー8を有し、該温度センサー8
からの信号は温度コントローラ9へ送られ、該温度コン
トローラ9により直流電源(図示せず)からペルチェ素
子4へ流れる電流が制御され、ペルチェ素子4の温度が
制御される。通常は、ペルチェ素子4の熱交換ブロック
3側の面が冷却面で、ペルチェ素子4の熱移送手段5側
の面が加熱面であり、上記熱移送手段5は上記ペルチェ
素子4の加熱面の放熱を行っている。
【0016】本発明に係るパイプクーラは、伝熱延長部
の周りの熱媒体を冷却することにより温度調整している
が、ペルチェ素子4へ流れる電流の向きを逆にして熱媒
体を加熱することにより温度調節することもできる。ペ
ルチェ素子4へ流れる電流の向きを逆にすると、ペルチ
ェ素子4の熱交換ブロック3側の面が加熱面に、ペルチ
ェ素子4の熱移送手段5側の面が冷却面になるが、加熱
温調は熱媒体の温度が下がりすぎるといったような場合
に行われ一時的なものであるので、ペルチェ素子4へ流
れる電流の向きを逆にする場合でも冷却板6を加熱板に
変える必要はなく、冷却板6への冷却水の流入を止めた
り減らす等により冷却板6の冷却能力を減らすだけで十
分である。したがって、本発明に係るパイプクーラは、
ペルチェ素子の動作制御により熱交換ブロック及び上記
ヒートパイプの伝熱延長部を介して伝熱延長部の周りの
熱媒体を簡単かつ優れた応答性で精密に温度調節ができ
る。
【0017】そして、本発明のパイプクーラは、ヒート
パイプの端部を熱容量の大きい熱交換ブロックにより熱
交換し、該熱交換ブロックから突出するヒートパイプの
伝熱延長部を介して伝熱延長部の周りの熱媒体をペルチ
ェ素子の動作制御により温度調節しているので、ヒート
パイプの伝熱延長部の長さや太さを熱交換ブロックの寸
法に制約されることなく自由に設計することができ、ヒ
ートパイプの伝熱延長部を拡大伝熱面とすることができ
るから、伝熱延長部の周りの熱媒体に十分に伝熱するこ
とができる。したがって、ペルチェ素子の吸熱側の熱抵
抗を小さくすることができるから、サーモモジュールと
してのペルチェ素子の放熱側と吸熱側との温度差を有効
に利用することができ、電力を有効利用できる。なお、
図1に示す実施例では、ペルチェ素子の吸熱側の熱交換
ブロックにヒートパイプを設けたが、同様の機構を熱移
送手段側に設ければ、ペルチェ素子の放熱側の熱抵抗も
小さくすることができるから、サーモモジュールとして
のペルチェ素子の放熱側と吸熱側との温度差をより有効
に利用することができる。
【0018】図2は、本発明に係るパイプクーラの他の
実施例を示す断面図である。図1の実施例では水冷式の
熱移送手段を用いたが、図2の実施例では空冷式の熱移
送手段を用いている点が図1の実施例と相違し、そのほ
かの構成は図1の実施例のものと同じである。図2の実
施例では、多数のフィン15を有する冷却板14をペル
チェ素子4に密着固定し、該フィン15が取り付けられ
たパイプクーラを取り囲むように内部にファン16を有
するカバー11を設け、該フィン15に沿って冷却空気
が流れるようにしている。
【0019】上記カバー11は、四角筒状をしており、
その一端には空気が流入する空気入口12を設け、その
他端には空気が流出する空気出口(図示せず)を有する
側板13を設けている。また、上記カバーは、上記フィ
ン付きパイプクーラのフィン部分を囲むように設けられ
ているが、軸方向においては必ずしも上記フィンの全部
をカバーする必要はない。すなわち、図2(イ)に示す
ように、軸方向においては上記フィン15の一部がカバ
ー11からはみ出ていてもかまわない。また、上記空気
入口12は、四角筒状のカバーの一端に設けたフィン付
きパイプクーラが挿入される開口をそのまま用いてもよ
い。上記空気出口は、側板13に設けた格子状の開口で
あるが、カバー11に側板13を設けないで四角筒状の
カバーの他端の開口をそのまま空気出口として用いても
よいし、四角筒状のカバーの他端の開口に網を張ってそ
れを空気口としてももよい。冷却空気は、ファン16に
より空気入口12から吸引され、軸方向に流れる間にフ
ィン15から熱を奪い、空気出口13から流出する。
【0020】図3は、本発明に係る小型温調器の一実施
例を示す断面図である。本発明に係る小型温調器20
は、ヒートパイプ2と熱容量の大きい熱交換ブロック3
を有し、該ヒートパイプ2は、上記熱交換ブロック3に
ヒートパイプ支持手段10を介して少なくとも1つ以上
取り付けられると共に、熱交換ブロック3の内部に挿入
され熱交換ブロック3と熱交換するヒートパイプの端部
2aと、上記熱交換ブロック3から突出する伝熱延長部
2bを有し、該伝熱延長部2bの周りの熱媒体22に熱
交換ブロック3からの熱を伝えている。更に、本発明に
係る小型温調器20は、上記熱交換ブロック3の表面に
サーモモジュールであるペルチェ素子4を密着固定し、
該ペルチェ素子4の熱交換ブロック3とは反対側に熱移
送手段5を配設している。該熱移送手段5は、図1の実
施例に示すような内部に冷却水の流れる冷却板6を有す
る水冷式のものであってもよいし、あるいは図2の実施
例に示すような空冷式のものであってもよい。
【0021】上記熱交換ブロック3は、図1の実施例に
示すように内部に温度センサー8を有し、該温度センサ
ー8からの信号は温度コントローラ9へ送られ、該温度
コントローラ9により直流電源(図示せず)からペルチ
ェ素子4へ流れる電流が制御され、ペルチェ素子4の温
度が制御される。また、ペルチェ素子4へ流れる電流の
向きを逆にして、熱媒体を加熱することにより加熱温調
できることも図1の実施例の場合と同じである。更に、
本発明に係る小型温調器20は、上記伝熱延長部2bの
周りに間隙をおいて巻回され浸蝕性流体が流れるチュウ
ブ23を有し、上記チュウブ23及び熱媒体22は上記
熱交換ブロックに隣接して設けられた熱媒体収納ケーシ
ング21内に収納されており、該熱媒体収納ケーシング
21は上記チュウブ23が液密に貫通する入口部及び出
口部(図示せず)を有するとともに右端側が上記ヒート
パイプ支持手段10の側壁に液密に取り付けられてい
る。
【0022】上記チュウブ23は、耐食性に優れたテフ
ロン(商標)のようなフッ素樹脂(PFA)により形成
され、上記チュウブ23を流れる浸蝕性流体は、チュウ
ブ23の入口部23aから流入しチュウブ23の出口部
23bから流出するまでの間に熱媒体収納ケーシング2
1内に収納された熱媒体22と熱交換し冷却(または加
熱)される。上記熱媒体22としては、図3の実施例で
は低融点金属、例えば、チューブ23の融点よりも低い
温度で解ける金属、またはそれに相当する熱伝導性にす
ぐれた材料(例えば、低温ハンダ、伝熱セメント等)を
用いているが、それを上記チュウブ23の隙間及び上記
伝熱延長部2bと上記チュウブ23との隙間に流し込ん
で凝固させた鋳込み構造とするのが望ましい。また、上
記熱媒体22としては必ずしも低融点金属に限定される
必要はなく、上記熱媒体22としては、例えば金属粉末
を含むエポキシ樹脂や金属粉末を含むゲル等の高伝熱大
熱容量の液状体を用いてもよい。
【0023】図4は、本発明に係る小型温調器の他の実
施例を示す一部切欠断面図である。図3の実施例では、
上記熱媒体22として低融点金属または高伝熱大熱容量
の液状体を用いたが、図4の実施例では上記熱媒体22
として循環冷却液を用いている点が図3の実施例と相違
する。したがって、図4の実施例に係る小型温調器30
は、ヒートパイプ2と熱容量の大きい熱交換ブロック3
を有し、該ヒートパイプ2は、上記熱交換ブロック3に
ヒートパイプ支持手段10を介して少なくとも1つ以上
取り付けられると共に、熱交換ブロック3の内部に挿入
され熱交換ブロック3と熱交換するヒートパイプの端部
2aと、上記熱交換ブロック3から突出する伝熱延長部
2bを有し、該伝熱延長部2bの周りの熱媒体22に熱
交換ブロック3からの熱を伝え、上記熱交換ブロック3
の表面にサーモモジュールであるペルチェ素子4を密着
固定し、該ペルチェ素子4の熱交換ブロック3とは反対
側に熱移送手段5を配設している点は、図3の実施例と
同様である。
【0024】そして、図4の実施例では、熱媒体収納ケ
ーシング21の外側に外ケーシング25を設け、該熱媒
体収納ケーシング21内に上記伝熱延長部2b及び上記
伝熱延長部2bの周りに間隙をおいて巻回され浸蝕性流
体が流れるチュウブ23を収納し、外ケーシング25内
に上記熱媒体収納ケーシング21及びポンプ26を収納
している。該熱媒体収納ケーシング21及び外ケーシン
グ25は上記チュウブ23が液密に貫通する入口部及び
出口部(図示せず)を有するとともに右端側が上記ヒー
トパイプ支持手段10の側壁に液密に取り付けられ、更
に外ケーシング25には、外ケーシング25の左方に配
置されたポンプ26の吐出口から吐き出された循環冷却
液22を熱媒体収納ケーシング21の右方に循環させる
循環パイプ27が取り付けられ、該循環パイプ27は外
ケーシング25を貫通して熱媒体収納ケーシング21の
右端近傍に液密に取り付けられている。
【0025】ポンプ26は、吸込口と吐出口を有するポ
ンプケーシング26a及びポンプ駆動モータ26bを有
し、ポンプケーシング26aの吸込口は上記内熱媒体収
納ケーシング21の左端壁に液密に接続され、ポンプケ
ーシング26aの吐出口は循環パイプ27に液密に接続
されている。ポンプ26の吐出口から吐き出された循環
冷却液22は、循環パイプ27を通って熱媒体収納ケー
シング21の右方に循環され、更に熱媒体収納ケーシン
グ21内を左方に移動して熱媒体収納ケーシング21の
左端から上記ポンプ26の吸込口に流入し、ポンプ26
により昇圧されて再び循環パイプ27に循環される。上
記チュウブ23を流れる浸蝕性流体は、チュウブ23の
入口部23aから流入しチュウブ23の出口部23bか
ら流出するまでの間に、熱媒体収納ケーシング21内を
循環する循環冷却液22と熱交換し冷却(または加熱)
される。なお、図4の実施例では、上記外ケーシング2
5の外側に上記循環パイプ27が取り付けられている
が、上記外ケーシング25と上記熱媒体収納ケーシング
21との径方向の間隙を循環冷却液の循環通路として用
い、該循環通路を流れてきた循環冷却液を熱媒体収納ケ
ーシング21の右端近傍に設けた開口から流入するよう
にすれば、上記循環パイプ27を省くことができる。
【0026】図5は、本発明に係る小型温調器の更に他
の実施例を示す断面図である。図5の実施例では、図4
の実施例と同様に熱媒体として循環冷却液22を用いる
が、熱媒体収納ケーシング21の構造を変えるとともに
熱媒体収納ケーシング21内に収納していた浸蝕性流体
が流れるチュウブ23を外部に取り去っている点で図4
の実施例と相違する。したがって、図5の実施例に係る
小型温調器40は、ヒートパイプ2と熱容量の大きい熱
交換ブロック3を有し、該ヒートパイプ2は、上記熱交
換ブロック3にヒートパイプ支持手段10を介して少な
くとも1つ以上取り付けられると共に、熱交換ブロック
3の内部に挿入され熱交換ブロック3と熱交換するヒー
トパイプの端部2aと、上記熱交換ブロック3から突出
する伝熱延長部2bを有し、該伝熱延長部2bの周りの
熱媒体22に熱交換ブロック3からの熱を伝え、上記熱
交換ブロック3の表面にサーモモジュールであるペルチ
ェ素子4を密着固定し、該ペルチェ素子4の熱交換ブロ
ック3とは反対側に熱移送手段5を配設している点は、
図4の実施例と同様である。
【0027】そして、図5の実施例では、熱媒体収納ケ
ーシング21の外側に該熱媒体収納ケーシング21及び
ポンプ26を収納する外ケーシング25を設け、上記熱
媒体収納ケーシング21は、外筒部21a及び内筒部2
1bを有する二重円筒形状をしており、内筒部21bの
軸方向長さは外筒部21aの軸方向の長さより少し短く
なっており、外筒部21a及び内筒部21bの左端はド
ーナツ状の端板21cにより塞がれており、外筒部21
a及び内筒部21bの間には上記伝熱延長部2bが収納
されている。また、上記熱媒体収納ケーシング21の外
筒部21a及び外ケーシング25の右端は、上記ヒート
パイプ支持手段10の側壁に液密に取り付けられ、上記
ポンプ26は、吸込口と吐出口を有するポンプケーシン
グ26a及びポンプ駆動モータ26bを有し、ポンプケ
ーシング26aの吸込口には上記内筒部21bに挿入さ
れるパイプ26cが接続されている。上記熱媒体収納ケ
ーシング21は外ケーシング25を貫通して突出する熱
媒体流入管21dを有し、上記ポンプケーシング26a
の吐出口には外ケーシング25を貫通して突出する熱媒
体流出管26dが取り付けられ、上記熱媒体流出管26
dと熱媒体流入管21dは図示しない熱交換器及び配管
を介して互いに接続されている。
【0028】上記熱媒体流入管21dから熱媒体収納ケ
ーシング21の左端側に流入した循環冷却液22は、熱
媒体収納ケーシング21内を右端方向に流れていく間に
上記伝熱延長部2bにより冷却(または加熱)され、熱
媒体収納ケーシング21の右端に達した循環冷却液22
はそこで反転して上記パイプ26cの右端から上記パイ
プ26c内に流入し、更に上記パイプ26c内を左端方
向に流れ、上記ポンプケーシング26aの吸込口からポ
ンプ26に吸い込まれる。そして、上記ポンプケーシン
グ26aの吐出口から熱媒体流出管26dに吐き出され
た循環冷却液22は、上記図示しない熱交換器内でチュ
ウブを流れる浸蝕性流体と熱交換し、その後再び上記熱
媒体流入管21dに戻される。なお、図5の実施例で
は、上記内筒部21bとパイプ26cの間に隙間があっ
て、外ケーシング25内にも循環冷却液22が流入でき
るような構造になっているが、上記パイプ26cの右端
を上記内筒部21bの左端に液密に接続する構造にする
ことにより、循環冷却液22が熱媒体収納ケーシング2
1やポンプケーシング26a内にのみ流入し、外ケーシ
ング内には循環冷却液22が流入しない構造にしてもよ
い。その場合、上記外ケーシング25の右端と上記ヒー
トパイプ支持手段10の側壁との取り付け構造は液密に
する必要はない。
【0029】
【発明の効果】以上に詳述した本発明のパイプクーラ及
び該パイプクーラを用いた小型温調器によれば、浸蝕性
流体を高精度に温調するに際し、恒温水を用いないこと
によって恒温水循環装置の設置の必要をなくし、装置を
簡単、小型化できる。また、本発明のパイプクーラ及び
該パイプクーラを用いた小型温調器によれば、ヒートパ
イプの端部を熱容量の大きい熱交換ブロックにより熱交
換し、該熱交換ブロックから突出するヒートパイプの伝
熱延長部を介して伝熱延長部の周りの熱媒体をペルチェ
素子の動作制御により温度調節しているので、ヒートパ
イプの伝熱延長部の長さや太さを熱交換ブロックの大き
さに制約されることなく自由に設計することができ、ヒ
ートパイプの伝熱延長部を拡大伝熱面とすることができ
るから、伝熱延長部の周りの熱媒体に十分に伝熱するこ
とができる。したがって、ペルチェ素子の吸熱側の熱抵
抗を小さくすることができるから、サーモモジュールと
してのペルチェ素子の放熱側と吸熱側との温度差を有効
に利用することができ、電力の節約となる。
【0030】更に、サーモモジュールとしてペルチェ素
子を用いているので、その動作制御により伝熱延長部の
周りの熱媒体を簡単かつ優れた応答性で精密に温度調節
ができるとともに、従来のサーモモジュールを用いた温
調装置では伝熱面積がサーモモジュールの形状・寸法で
限定されていたのに対し、ヒートパイプの伝熱延長部を
拡大伝熱面として自由に設計できるため、熱交換器を要
求された寸法に合わせて最適に設計することができる。
また、本発明のパイプクーラ及び該パイプクーラを用い
た小型温調器によれば、パイプクーラとすることで、伝
熱形態の異なるディスペンサ温調器(個体への熱伝導
用)とサーキュレータ(液体への熱伝導用)へ同じ構
造、同じ形態のまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)、(ロ)は本発明に係るパイプクーラの
一実施例を示す断面図で、(イ)は(ロ)におけるA−
A断面図、(ロ)は(イ)におけるB−B断面図であ
る。
【図2】(イ)、(ロ)は本発明に係るパイプクーラの
他の実施例を示す断面図で、(イ)は(ロ)におけるC
−C断面図、(ロ)は(イ)の左側面図である。
【図3】本発明に係る小型温調器の一実施例を示す断面
図である。
【図4】本発明に係る小型温調器の他の実施例を示す一
部切欠断面図である。
【図5】(イ)は本発明に係る小型温調器の更に他の実
施例を示す断面図であり、(ロ)は(イ)におけるE−E
断面図である。
【図6】従来の装置の概略的構成を示すブロック図であ
る。
【図7】(イ)、(ロ)は従来の他の装置を示す断面図
で、(イ)は(ロ)におけるF−F断面図、(ロ)は
(イ)におけるG−G断面図である。
【符号の説明】
1 パイプクーラ 2 ヒートパイプ 2a ヒートパイプの端部 2b ヒートパイプの伝熱延長部 3,72 熱交換ブロック 4,71 ペルチェ素子(サーモモジュール) 5,73 熱移送手段 15 フィン 16 ファン 20,30,40 小型温調器 21 熱媒体収納ケーシング 22 熱媒体 23,63 チュウブ 25 外ケーシング 26 ポンプ 61 恒温水循環装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3L044 AA02 AA04 CA01 DB02 DD07 EA03 FA03 FA04 KA04 3L045 AA04 AA07 BA07 CA01 DA04 EA03 FA01 PA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒートパイプの端部と熱交換する熱容量の
    大きい熱交換ブロックの表面にペルチェ素子を密着固定
    し、このペルチェ素子の熱交換ブロックとは反対側に熱
    移送手段を配設し、上記ヒートパイプは上記熱交換ブロ
    ックから突出する少なくとも1つ以上の伝熱延長部を有
    し、上記ペルチェ素子の動作制御により熱交換ブロック
    及び上記ヒートパイプの伝熱延長部を介して伝熱延長部
    の周りの熱媒体を温度調節するパイプクーラ。
  2. 【請求項2】上記熱移送手段は水冷または空冷によりペ
    ルチェ素子の加熱面の放熱を行う請求項1記載のパイプ
    クーラ。
  3. 【請求項3】ヒートパイプの端部と熱交換する熱容量の
    大きい熱交換ブロックの表面にペルチェ素子を密着固定
    し、このペルチェ素子の熱交換ブロックとは反対側に熱
    移送手段を配設し、上記ヒートパイプは上記熱交換ブロ
    ックから突出する少なくとも1つ以上の伝熱延長部を有
    し、該伝熱延長部はその周囲の熱媒体を介してチュウブ
    を流れる浸蝕性流体に伝熱し、上記ペルチェ素子の動作
    制御により上記熱交換ブロック、上記ヒートパイプ及び
    上記熱媒体を介して上記浸蝕性流体を温度調節する小型
    温調器。
  4. 【請求項4】上記浸蝕性流体が流れるチュウブは上記ヒ
    ートパイプの伝熱延長部の周りに間隙をおいて巻回され
    上記ヒートパイプの熱が上記熱媒体を介して伝熱される
    ようになっており、上記チュウブ及び熱媒体は上記熱交
    換ブロックに隣接して設けられた熱媒体収納ケーシング
    内に収納されている請求項3記載の小型温調器。
  5. 【請求項5】上記熱媒体は低融点金属または高伝熱大熱
    容量の液状体である請求項3または請求項4に記載の小
    型温調器。
  6. 【請求項6】上記熱媒体は循環冷却液である請求項3ま
    たは請求項4に記載の小型温調器。
JP31269399A 1999-11-02 1999-11-02 パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器 Pending JP2001133105A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31269399A JP2001133105A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器
TW089121129A TW548390B (en) 1999-11-02 2000-10-09 Pipe cooler and small-sized temperature controlling apparatus using the same
US09/688,086 US6298669B1 (en) 1999-11-02 2000-10-16 Pipe cooler and small-sized temperature controlling apparatus using the same
GB0207227A GB2374660B (en) 1999-11-02 2000-10-18 Pipe cooler and temperature control apparatus
GB0025554A GB2356044B (en) 1999-11-02 2000-10-18 Pipe cooler and temperature control apparatus
KR1020000064194A KR20010070176A (ko) 1999-11-02 2000-10-31 파이프쿨러 및 그 파이프쿨러를 이용한 소형 온도조절기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31269399A JP2001133105A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001133105A true JP2001133105A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18032302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31269399A Pending JP2001133105A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6298669B1 (ja)
JP (1) JP2001133105A (ja)
KR (1) KR20010070176A (ja)
GB (1) GB2356044B (ja)
TW (1) TW548390B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100928893B1 (ko) 2007-03-30 2009-11-30 에스엠시 가부시키가이샤 약액용 온도 조절 장치
KR20190023853A (ko) 2017-08-30 2019-03-08 한국생산기술연구원 미세먼지 전구물질의 정밀 측정 시스템
KR20190048808A (ko) 2017-10-31 2019-05-09 한국생산기술연구원 온도 조절부가 구비된 야외용 tdlas 멀티패스 셀
KR20190048817A (ko) 2017-10-31 2019-05-09 한국생산기술연구원 프리즘 반사체를 구비한 미세먼지 전구물질의 정밀 측정 시스템
US11366058B2 (en) 2017-10-31 2022-06-21 Korea Institute Of Industrial Technology Outdoor multi-pass cell for TDLAS

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369811B1 (ko) * 2001-01-30 2003-01-29 삼성전자 주식회사 상변화를 이용한 열 전달 매체를 구비한 광소자 모듈
KR100387035B1 (ko) * 2001-01-30 2003-06-12 삼성전자주식회사 일체형 열전달모듈을 이용한 광소자 모듈
US6557354B1 (en) 2002-04-04 2003-05-06 International Business Machines Corporation Thermoelectric-enhanced heat exchanger
US6705089B2 (en) 2002-04-04 2004-03-16 International Business Machines Corporation Two stage cooling system employing thermoelectric modules
KR20030095562A (ko) * 2002-06-12 2003-12-24 한국과학기술원 전열히터와 펠티어소자를 이용한 소형 온도조절 챔버
JP3651677B2 (ja) * 2002-07-12 2005-05-25 株式会社東芝 発熱素子冷却装置及び電子機器
EP1387054B1 (en) * 2002-07-31 2012-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Cooling apparatus for an optical element, exposure apparatus comprising said cooling apparatus, and device fabrication method
US6941761B2 (en) * 2003-06-09 2005-09-13 Tecumseh Products Company Thermoelectric heat lifting application
JP2005109158A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Canon Inc 冷却装置及び方法、それを有する露光装置、デバイスの製造方法
US7448222B2 (en) * 2003-12-15 2008-11-11 Bormann Ronald M Thermoelectric refrigeration system
US7963760B2 (en) * 2005-10-24 2011-06-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Heater cartridge and molding apparatus having the same
US7621134B2 (en) * 2006-09-08 2009-11-24 International Business Machines Corporation Air re-cool for electronic equipment
US7719839B2 (en) * 2007-02-19 2010-05-18 Dell Products L.P. Heat conduction apparatus providing for selective configuration for heat conduction
KR101020543B1 (ko) * 2007-12-12 2011-03-09 현대자동차주식회사 열전소자 이용 공조장치
KR20110026193A (ko) * 2009-09-07 2011-03-15 삼성전자주식회사 발열체 냉각 시스템 및 배터리 냉각 시스템
CN102353197A (zh) * 2011-07-25 2012-02-15 重庆大学 模块化制冷单元及制冷带
FR3007999B1 (fr) 2013-07-03 2015-07-17 10 Vins Procede et installation pour la preparation a la degustation de boisson, en particulier de vin
US10054369B2 (en) * 2013-10-29 2018-08-21 Tai-Her Yang Adjacently-installed temperature equalizer with single side heat transferring
US20150243428A1 (en) * 2014-02-21 2015-08-27 Varentec, Inc. Methods and systems of field upgradeable transformers
CN104315779B (zh) * 2014-10-16 2016-05-25 中国科学院广州能源研究所 相变蓄冷式半导体电子冷藏箱及其提高制冷效率的方法
JP7088861B2 (ja) * 2019-02-12 2022-06-21 ファナック株式会社 除湿機能を高めたレーザ発振器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3212274A (en) * 1964-07-28 1965-10-19 Eidus William Thermoelectric condenser
US3834171A (en) * 1973-03-14 1974-09-10 Bahco Ventilation Ab Arrangement in heat exchangers
JPS57147059A (en) * 1981-03-06 1982-09-10 Toshiba Corp Constant temperature flow cell
JPH1163722A (ja) 1997-08-11 1999-03-05 Daikin Ind Ltd 流体冷却装置
JPH11121816A (ja) * 1997-10-21 1999-04-30 Morikkusu Kk 熱電モジュールユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100928893B1 (ko) 2007-03-30 2009-11-30 에스엠시 가부시키가이샤 약액용 온도 조절 장치
KR20190023853A (ko) 2017-08-30 2019-03-08 한국생산기술연구원 미세먼지 전구물질의 정밀 측정 시스템
KR20190048808A (ko) 2017-10-31 2019-05-09 한국생산기술연구원 온도 조절부가 구비된 야외용 tdlas 멀티패스 셀
KR20190048817A (ko) 2017-10-31 2019-05-09 한국생산기술연구원 프리즘 반사체를 구비한 미세먼지 전구물질의 정밀 측정 시스템
US11366058B2 (en) 2017-10-31 2022-06-21 Korea Institute Of Industrial Technology Outdoor multi-pass cell for TDLAS

Also Published As

Publication number Publication date
GB0025554D0 (en) 2000-12-06
GB2356044A (en) 2001-05-09
KR20010070176A (ko) 2001-07-25
TW548390B (en) 2003-08-21
GB2356044B (en) 2002-11-06
US6298669B1 (en) 2001-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001133105A (ja) パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器
RU2589642C2 (ru) Устройство для кондиционирования воздуха в помещениях, содержащее жидкостно-воздушный теплообменник, снабженный элементами пельтье
US20120175094A1 (en) Liquid Cooling System Cold Plate Assembly
JP3575968B2 (ja) 熱電システム用マニホルド
EP1520993A2 (en) Electronic apparatus having cooling pump unit
EP1524692A2 (en) Liquid cooled jacket for an electronic device
US20110203296A1 (en) Temperature control systems and methods
JP2005195226A (ja) ポンプレス水冷システム
JPH1123091A (ja) 液体循環型熱電冷却・加熱装置
JP2005229030A (ja) 液冷システムを備えた電子機器
GB2333397A (en) Thermoelectric temperature control of corrosive fluids
WO2018176535A1 (zh) 一种新型机械泵液冷散热系统
US5027145A (en) Heat exchanger for film processor
JP2008106958A (ja) 熱交換器
GB2374660A (en) A temperature controlling apparatus
JPH0712421A (ja) 冷却装置
JP3906511B2 (ja) 冷却装置及びこの冷却装置を備えた筐体冷却装置
CN111637662A (zh) 热泵设备
JP3660369B2 (ja) 恒温槽の液体温度調節装置
TWM245500U (en) Water cooling apparatus
JPH05256589A (ja) 筐体のヒ−トパイプ式冷却構造
JP3887652B2 (ja) 恒温槽
JP2020006708A (ja) 冷却回路
JP2001108326A (ja) 熱媒供給装置
JPH09330907A (ja) 液体温度調節用熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020