JP2001131712A - 転がり機構を有する機械要素およびその転動接触部材 - Google Patents

転がり機構を有する機械要素およびその転動接触部材

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JP2001131712A
JP2001131712A JP31052899A JP31052899A JP2001131712A JP 2001131712 A JP2001131712 A JP 2001131712A JP 31052899 A JP31052899 A JP 31052899A JP 31052899 A JP31052899 A JP 31052899A JP 2001131712 A JP2001131712 A JP 2001131712A
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Hiromasa Tanaka
広政 田中
Kikuo Maeda
喜久男 前田
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NTN Corp
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    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
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    • F16C33/62Selection of substances
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐蝕性と転動疲労強度を備え、かつ、
運転時の騒音が小さい転がり機構を有する機械要素とそ
の転動接触部材を提供することである。 【解決手段】 内外輪1、2およびボール5の素材とし
て、従来の耐蝕軸受鋼よりもクロムと炭素の含有量を低
減し、800〜2000ppmの窒素を添加した鋼を用
いることにより、腐食環境下での耐蝕性と転動疲労特性
に優れ、かつ、内外輪1、2の転走面3、4およびボー
ル5の表面に現れる炭化物が微細で、運転時の騒音が少
ない玉軸受を提供できるようにしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転がり機構を有
する機械要素とその転動接触部材に関し、特に腐食環境
下での使用に好適な機械要素とその転動接触部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】転がり機構を有する機械要素は、各種産
業機械や車両等に幅広く用いられており、その代表例と
しては、各種転がり軸受、伝動装置用のボールねじや等
速自在継手、案内装置用のリニアガイド等がある。これ
らの機械要素においては、ボールやころ等の転動体が内
外輪の転走面やねじ軸やナットの転走面を転動し、互い
に転動接触する転動側部材と被転動側部材との間には、
それぞれの負荷に応じた面圧が作用する。
【0003】上記機械要素は、それぞれが装着される機
械設備等によって、様々な環境で使用され、腐食しやす
い環境で使用されるものも多い。例えば、鉄鋼製造設備
に用いられる転がり軸受では、スケール等が混じった水
が直接軸受部に降りかかる場合があり、食品加工設備に
用いられる転がり軸受では、軸受部が水や蒸気に曝され
る場合がある。一方、精密機器等に用いられる機械要素
には、接着剤で設備に固定されるものもあり、この場合
は接着性を高めるために、機械要素の各部材が脱脂され
たままの状態で使用されることもある。また、接着のた
めに限らず、周辺の汚染を嫌う意味から、防錆油の使用
が許されない用途もある。
【0004】このような腐食環境下で使用される機械要
素では、上記鉄鋼製造設備の転がり軸受のように、材料
の転動疲労によるフレーキングではなく、錆によるピッ
トを起点とする損傷で軸受の耐久寿命が律せられること
がある。また、上記食品加工設備の転がり軸受のよう
に、軸受の寿命以前に錆の発生そのものが衛生上の観点
から許容されないものもある。
【0005】従来、錆の発生が許容されない転がり軸受
等の機械要素の部材には、ステンレス鋼SUS440C
が使用されていた。SUS440Cは耐蝕性は優れてい
るが、数10μm程度の大きな炭化物が形成されている
ので、この炭化物が転動疲労損傷の起点となりやすく、
負荷の高い機械要素には採用できなかった。
【0006】その後、耐蝕性と転動疲労強度を兼ね備え
た材料の開発が進められ、現在では、Cr含有量を減ら
して炭化物のサイズを小さくした耐蝕軸受鋼がいくつか
実用化されている。これらの耐蝕軸受鋼は、耐蝕性を確
保するためにCr量を12〜14重量%とし、軸受鋼と
しての焼入れ硬さをHRC58以上とするためにC量を
0.5〜0.8重量%程度としたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の耐蝕軸
受鋼は、転動疲労強度が通常の高炭素クロム軸受鋼SU
J2より劣り、耐蝕性についてもSUS440Cよりは
若干劣る問題がある。また、炭化物のサイズも未だ十分
に小さくないため、これらの炭化物が転動接触部材の表
面に現れて、転動体が転走面を転動する際に騒音を発生
させる問題もある。
【0008】そこで、この発明の課題は、優れた耐蝕性
と転動疲労強度を備え、かつ、運転時の騒音が小さい転
がり機構を有する機械要素とその転動接触部材を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の転動接触部材は、転動体が転走面を転
動する転がり機構を有する機械要素の転動側または被転
動側の転動接触部材において、その素材を、重量比にし
て、C:0.35〜0.45%、Si:0.15〜0.
35%、Mn:0.6〜0.8%、Cr:9.0〜1
1.0%、およびN:800〜2000ppmを含有
し、残部不可避的不純物を含む鋼とし、ずぶ焼入れまた
は高周波焼入れにより、その表面をロックウェル硬さH
RC58以上に硬化させたものである。
【0010】また、この発明の機械要素は、転動体が転
走面を転動する転がり機構を有する機械要素において、
転動側および被転動側の転動接触部材の少なくとも1つ
の部材を、重量比にして、C:0.35〜0.45%、
Si:0.15〜0.35%、Mn:0.6〜0.8
%、Cr:9.0〜11.0%、およびN:800〜2
000ppmを含有し、残部不可避的不純物を含む鋼で
形成し、ずぶ焼入れまたは高周波焼入れにより、その表
面をロックウェル硬さHRC58以上に硬化させた構成
を採用したものである。
【0011】本発明者らは、上述した騒音の原因となる
炭化物を微細化するためにCr量とC量を従来の耐蝕軸
受鋼よりも低減し、その上で優れた耐蝕性と転動疲労強
度を確保するために、窒素(N)を多量に添加すること
を考え、適正なNの添加量とその他の化学成分の組合せ
を模索した。
【0012】上記転動接触部材の素材とする鋼の組成に
ついて、N量の下限を800ppmとしたのは、Cr量
を9.0〜11.0%としたときの耐蝕性を確保するた
めと、C量を0.35〜0.45%としたときの表面焼
入れ硬さを確保するためである。N量の上限を2000
ppmとしたのは、凝固時の割れを防ぐためである。
【0013】C量について、下限を0.35%としたの
は、基本的な焼入れ硬さを確保するためであり、上限を
0.45%としたのは、Cr量を9.0〜11.0%固
溶したときの析出炭化物のサイズを5μm以下に抑える
ためである。
【0014】Cr量を9.0〜11.0%としたのは、
上記N量との組合せで優れた耐蝕性を確保するためと、
上記C量の範囲で大きな炭化物を析出させないためであ
る。
【0015】Siは、鋼の脱酸剤として含まれる元素で
あるが、含有量が多いとCrやNの添加による耐蝕性の
向上を妨げるので、0.15〜0.35%とした。
【0016】Mn量を0.6〜0.8%としたのは、上
記C量の範囲で必要な焼入れ性を確保するためである。
【0017】このような組成の鋼を転動接触部材の素材
とし、ずぶ焼入れまたは高周波焼入れして、その表面を
ロックウェル硬さHRC58以上に硬化させることによ
り、転動接触部材として必要な表面硬さを確保すること
ができる。
【0018】上述した転がり機構を有する機械要素を転
がり軸受に適用し、上記表面を硬化させた転動接触部材
を内輪または外輪とし、その表面硬化を高周波焼入れで
行うことにより、腐食環境下でより高負荷の条件で使用
されるのに好適な転がり軸受を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る機械要素を
玉軸受に適用した実施形態を示す。この玉軸受は、被転
動接触部材としての内外輪1、2にそれぞれ転走面3、
4が設けられ、これらの転走面3、4の間の軸受空間
に、転動接触部材としての複数のボール5が配列されて
いる。各ボール5は保持器6で保持され、軸受空間の両
端には鋼板製シールド7が取り付けられている。内外輪
1、2およびボール5は、表1に実施例として示す化学
成分を有する鋼を素材として、高周波焼入れしたもので
あり、それぞれの表面硬さはロックウェル硬さHRC5
8以上となっている。なお、表1に実施例として示した
各鋼の酸素含有量は、酸化物系非金属介在物を起点とす
る転動疲労損傷を回避するため、17ppm以下に管理
した。
【0020】
【表1】
【0021】以下に実施例および比較例を挙げる。
【0022】
【実施例】表1中に実施例1〜3として示す化学成分を
有する鋼を内外輪とボールの素材とし、これを高周波焼
入れして製造した図1の玉軸受と、同じく実施例1〜3
に示す化学成分を有する鋼を、真空中で1050℃に加
熱後ガス冷却により焼入れし、160℃で焼戻し処理し
て作成した後述する各種試験用の試験片を用意した。
【0023】
【比較例】表1に比較例1〜5として示す化学成分を有
する鋼を内外輪とボールの素材として焼入れし、製造し
た実施例と同じ規格の玉軸受と、同じく比較例1〜5に
示す化学成分を有する鋼を、比較例1は雰囲気を管理し
た炉中で840℃に加熱後油焼入れし、160℃で焼戻
し処理して、比較例2〜4は真空中で1050℃に加熱
後ガス冷却により焼入れし、160℃で焼戻し処理し
て、それぞれ実施例と同じ形態の試験片を作成した。な
お、比較例1の鋼は従来の高炭素軸受鋼SUJ2、比較
例2〜4は従来の耐蝕軸受鋼、比較例5はステンレス鋼
SUS440Cである。
【0024】上記実施例および比較例の玉軸受と各試験
片を用いて、耐蝕性試験、2種類の転動疲労試験、およ
び軸受騒音試験を実施した。各試験の概要と試験結果は
以下の通りである。
【0025】(1)耐蝕性試験 直径12mmの円柱試験片を用いた。各試験片の端面を
サンドペーパ♯240で磨いて、石油ベンゼンで脱脂
し、この端面を室温にて1%NaCl水溶液に16時間
浸漬し、各端面での錆の発生状況を観察した。
【0026】
【表2】
【0027】結果を表2に示す。実施例の各試験片は錆
が全く発生せず、SUS440C(比較例5)と同等の
優れた耐蝕性を有することがわかる。一方、従来の耐蝕
軸受鋼(比較例2〜4)の端面には錆がわずかに点在
し、SUJ2(比較例1)は端面の全面に錆が発生し
た。
【0028】(2)清浄油潤滑転動疲労試験 直径12mm、長さ12mmの円柱試験片を、これと平
行にセットした直径20mm、長さ20mmの相手試片
と線接触させ、転動疲労試験を行った。線接触部には清
浄な潤滑油を十分に供給し、流体潤滑状態として金属間
接触が生じないようにした。試験条件は以下の通りであ
る。なお、転動寿命はL10寿命(サンプルの90%が
破損しないで使える寿命)で評価し、寿命比は比較例1
のL10寿命を基準とした。
【0029】 ・最大接触圧力:4160MPa ・負荷速度 :20400回/分 ・潤滑油 :タービン油VG68
【0030】
【表3】
【0031】結果を表3に示す。実施例の各試験片は、
いずれもSUJ2(比較例1)の2倍程度の優れた耐久
寿命を示すことがわかる。これに対して、従来の耐蝕軸
受鋼の寿命比は0.5以下、SUS440Cの寿命比は
0.1と低い。
【0032】(3)水入り潤滑転動疲労試験 平板試験片を水と潤滑油が重量比で7:3に混合された
浴中に水平にセットし、垂直回転軸の先端に取り付けた
スラスト玉軸受の複数のボールを相手試片として点接触
させ、転動疲労試験を行った。この場合は、転動疲労に
よるフレーキングよりも錆のピットを起点とする摩耗や
微小剥離が優先的に生じるので、予備試験での知見に基
づいて、転動疲労特性を試験片の摩耗深さで評価した。
試験条件は以下の通りである。
【0033】・相手スラスト玉軸受:外径47mm、内
径30mm、ボール径1/4インチ ・最大接触圧力:3200MPa ・回転速度 :2000rpm ・潤滑油 :タービン油VG56 結果を図2に示す。なお、比較例3および4は比較例2
とほとんど同じレベルであったのでプロットを省略し
た。実施例の各試験片は、いずれも1.0×10 7 の負
荷回数における摩耗深さが2μm程度であり、従来の耐
蝕軸受鋼よりも摩耗深さが浅く、SUS440C並の摩
耗深さであった。したがって、腐食環境下での転動疲労
特性が優れていることがわかる。SUJ2は摩耗深さが
非常に深く、腐食環境下での転動疲労特性が劣る。
【0034】(4)軸受騒音試験 図1に示した規格の鋼板製シールド付き玉軸受をスピン
ドルの回転軸に取り付けて高速回転させ、マイクを試験
玉軸受から70mmの位置にセットして、回転時の騒音
の経時変化を2000時間に渡って測定した。試験条件
は以下の通りである。
【0035】 ・試験玉軸受 :外径15mm、内径6mm ・回転速度 :3600rpm ・アキシャル荷重:2kgf ・環境温度 :60℃ 結果を図3に示す。この試験でも比較例3および4は比
較例2と同じレベルであったので、図2の場合と同様に
プロットを省略した。実施例の各玉軸受は、いずれもS
UJ2の騒音レベルに近い低い値を示す。これに対し
て、従来の耐蝕軸受鋼とSUS440Cは騒音レベルが
高く、経時劣化も大きい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明の転がり機構を
有する機械要素とその転動接触部材は、従来の耐蝕軸受
鋼よりもクロムと炭素の含有量を低減し、800〜20
00ppmの窒素を添加したので、腐食環境下での優れ
た耐蝕性と転動疲労特性を確保することができ、かつ炭
化物を微細化して、運転時の騒音も抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】玉軸受の実施形態を示す縦断面図
【図2】水入り潤滑疲労試験での負荷回数と摩耗深さの
関係を示すグラフ
【図3】軸受騒音試験での騒音レベルの推移を示すグラ
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 3、4 転走面 5 ボール 6 保持器 7 シールド
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/62 F16C 33/62

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転動体が転走面を転動する転がり機構を
    有する機械要素の転動側または被転動側の転動接触部材
    において、その素材を、重量比にして、C:0.35〜
    0.45%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.
    6〜0.8%、Cr:9.0〜11.0%、およびN:
    800〜2000ppmを含有し、残部不可避的不純物
    を含む鋼とし、ずぶ焼入れまたは高周波焼入れにより、
    その表面をロックウェル硬さHRC58以上に硬化させ
    たことを特徴とする転動接触部材。
  2. 【請求項2】 転動体が転走面を転動する転がり機構を
    有する機械要素において、転動側および被転動側の転動
    接触部材の少なくとも1つの部材を、重量比にして、
    C:0.35〜0.45%、Si:0.15〜0.35
    %、Mn:0.6〜0.8%、Cr:9.0〜11.0
    %、およびN:800〜2000ppmを含有し、残部
    不可避的不純物を含む鋼で形成し、ずぶ焼入れまたは高
    周波焼入れにより、その表面をロックウェル硬さHRC
    58以上に硬化させたことを特徴とする機械要素。
  3. 【請求項3】 前記転がり機構を有する機械要素が転が
    り軸受であり、前記表面を硬化させた転動接触部材が内
    輪または外輪で、その表面硬化が高周波焼入れによりな
    された請求項2に記載の機械要素。
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