JP2001130546A - 輸送箱 - Google Patents

輸送箱

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JP2001130546A
JP2001130546A JP31565799A JP31565799A JP2001130546A JP 2001130546 A JP2001130546 A JP 2001130546A JP 31565799 A JP31565799 A JP 31565799A JP 31565799 A JP31565799 A JP 31565799A JP 2001130546 A JP2001130546 A JP 2001130546A
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JP
Japan
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main body
box
opening
canopy
extension flap
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JP31565799A
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English (en)
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Hirotoshi Kosugi
博俊 小杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包時の封止痕跡等を残すことなく再使用が
可能な簡易な構成の輸送箱を提供する。 【解決手段】 輸送箱1は、上端に開口を有する収納箱
体をなす本体2と、この本体2の側部2aの外面に沿っ
て位置決めする垂部3aを備えて本体2の開口を封止す
る天蓋3とからなり、これら両者を別体に又は一体に構
成し、上記天蓋3は、本体2の開口を閉じた際に、同天
蓋3を本体2に固定しうる位置にその垂部3aを配置
し、その下端から、ミシン目等の接続部4を介して本体
2の下端に達する延長フラップ5を延出し、この延長フ
ラップ5は、その下端を本体2の下面に固定するための
固定部7を備えるとともに、同延長フラップ5の表面に
配送の宛て先等を表記するための管理情報表記部6を配
して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を輸送する際
に使用する輸送箱に関し、特に、梱包時の封止痕等を残
すことなく再使用が可能な簡易な構成の輸送箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】物品を輸送する際に使用する輸送箱は、
目的物を収納して蓋を閉じ、粘着テープ等の封止部材に
より封止固定し、かつ、送付先等を記載した輸送用の管
理伝票を貼付した荷姿で発送する。目的物は上記輸送箱
により安全確実に受取先に配送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記輸
送箱は、梱包の後に開封すると、粘着テープや管理伝票
を剥がすことによって箱体が損傷を受けるので、再度の
輸送に使用することができない。また、粘着材を剥がし
た痕や貼着した粘着テープの一部が箱体の表面に残るの
で、箱体が当初化粧仕上げされていてもその美感を維持
することができず、商品価値が失われる原因となる場合
がある。
【0004】本発明の目的は、梱包時の封止痕跡等を残
すことなく再使用が可能な簡易な構成の輸送箱を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は使い捨ての延長フラップを設けたことを特
徴とし、詳細には、上端に開口を有する収納箱体をなす
本体と、この本体の側部の外面に沿って位置決めする垂
部を備えて本体の開口を封止する天蓋とからなり、両者
を別体に、又は、一体に構成した輸送箱において、上記
天蓋は、本体の開口を閉じた際に、同天蓋を本体に固定
しうる位置にその垂部を配置し、その下端から本体の下
端に達する延長フラップを延出し、この延長フラップ
は、その下端を本体の下面に固定するための固定部を備
えるとともに、同延長フラップの表面に配送の宛て先等
を表記するための管理情報表記部を配して構成する。
【0006】上記輸送箱は、目的物を収納して延長フラ
ップの下端を本体の下面に固定し、輸送用の伝票を管理
情報表記部に貼付して宛て先に輸送され、その開封時、
またはその後において、延長フラップを切り取ることに
より、輸送箱としての構成を維持しつつ、梱包輸送のた
めの封止痕跡を箱体の表面に残すことなく、用済みとな
った封止部材および伝票取り外すことができる。
【0007】前記延長フラップは、垂部の下端に形成し
たミシン目等の切取りの容易な接続部を介して垂部と一
体に形成することにより、構成の複雑化を招くことなく
製造することができるとともに、カッター等の道具を要
することなく、延長フラップのみを簡易に切り離して再
度の使用が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記発明の実施の形態について以
下に図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の輸送
箱の第1の構成例とその使用方法を示す斜視図である。
図(A)は、輸送箱1の本体2に別体の天蓋3を備える
場合の適用例である。本体2は、矩形状の上端開口を有
する収納箱体をなす。天蓋3は、本体2の開口を塞ぐべ
くその上端に被せるキャップ状をなし、この天蓋3の固
定に適するその対向位置にある2つの垂部3a,3aの
それぞれの下端から、必要によりミシン目等の切り取り
用の接続部4、4を介して、地側に延びる延長フラップ
5、5を設ける。この延長フラップ5、5は本体2の側
部2a,2aに沿って底2bの下面に達する長さに形成
する。
【0009】延長フラップ5の略中央位置には、輸送管
理伝票を貼付等して管理情報を表記するための管理情報
表記部6を配置し、その下端位置には、本体2の下面に
延長フラップ5を粘着テープ等によって封止固定するた
めの固定部7を配置する。
【0010】図(B)は、上記輸送箱1によって梱包す
る時の荷姿を示す。目的物を収納した本体2の開口に天
蓋3を被せ、各延長フラップ5の下端の固定部7と本体
2の下面との間を粘着テープ等の封止部材7aによって
固定し、送付先等を表記した輸送用の伝票6aを両延長
フラップ5、5の少なくとも一方の管理情報表記部6に
貼付する。
【0011】上記輸送箱1による梱包体は、両延長フラ
ップ5、5を介して天蓋3が本体2に一体的に封止固定
されることから目的物の脱落を招くことなく取扱うこと
ができる。また、管理情報表記部6に貼付した伝票6a
の表記に従って受取人充てに配送することができる。受
取人は、本体2の底部に及ぶ封止部材7aによる固定を
解いて天蓋3を取り外すことにより、梱包体を開封する
ことができる。
【0012】上記輸送箱1は、その開封時、またはその
後において、ミシン目等の切り取り用の接続部4を境に
天蓋3の垂部3a,3aからそれぞれ延長フラップ5、
5を切り離すことにより、図(C)に示すように、用済
みとなった封止部材7aおよび伝票6aが、その剥がし
た跡を表面に残すことなく取り外される。
【0013】したがって、本体2と天蓋3は、梱包処理
の直接的な影響を受けることなく、当初の構成部材がそ
のままに維持されるので、新たな封止部材7aと伝票6
aによって梱包しなおすことにより再度の輸送梱包が可
能となるのみならず、輸送箱が当初から美観性を有する
場合においては、輸送梱包の役割を終えた後に、その美
観を生かした収納箱として再度の使用が可能となる。
【0014】図2は、本発明の輸送箱の第2の構成例と
その使用方法を示す斜視図である。図(A)は、輸送箱
11が浅い箱体をなしてその本体12に別体の天蓋13
を備える場合の適用例である。本体12は、矩形状の上
端開口を有する浅い収納箱体をなす。天蓋13は、本体
の開口を塞ぐべくその上端に被せるキャップ状をなし、
その対向する2つの垂部13a,13aにミシン目等の
切り取り用の接続部14、14を介して地側に延びる延
長フラップ15、15を設ける。この延長フラップ1
5、15は本体の下面に収まる大きさに形成する。
【0015】延長フラップ15の略中央位置には、伝票
を貼付するための管理情報表記部16を配置し、その下
端位置には、本体12の下面に延長フラップ15を粘着
テープ等によって封止固定するための固定部17を配置
する。
【0016】図(B)は、上記輸送箱11によって梱包
する時の荷姿、図(C)はその下面側を示す。目的物を
収納した本体12の開口に天蓋13を被せ、両延長フラ
ップ15、15を本体12の下面に沿って曲げ、固定部
17と本体2の下面との間、または、両延長フラップ1
5、15の固定部17、17を粘着テープ等の封止部材
17aによって固定し、送付先等を表記した輸送用の伝
票16aを両延長フラップ15、15の少なくとも一方
の管理情報表記部16に貼付する。
【0017】上記輸送箱11は、その開封時、またはそ
の後において、ミシン目等の切り取り用の接続部14を
境に天蓋3の垂部13a,13aからそれぞれ延長フラ
ップ15、15を切り離すことにより、図(D)に示す
ように、用済みとなった封止部材17aおよび伝票16
aが、その剥がした跡を表面に残すことなく取り外され
る。したがって、前記同様に再度の輸送梱包または収納
に使用することができる。
【0018】図3は、本発明の輸送箱の第3の構成例と
その使用方法を示す斜視図である。図(A)は、輸送箱
21がその本体22に一体の天蓋23を備える場合の適
用例である。本体22は、矩形状の上端開口を有する収
納箱体をなす。天蓋23は本体22の一つの側部22a
から延設し、開口を塞ぐとともに本体22の他の側部2
2bを覆う垂部23aを含めて一体に構成する。この垂
部23aのさらにその延長位置にミシン目等の切り取り
用の接続部24を介して地側に延びる延長フラップ25
を設ける。この延長フラップ25は本体22の底22c
の下面に収まる大きさに形成する。
【0019】延長フラップ25の略中央位置には、伝票
を貼付するための管理情報表記部26を配置し、その下
端位置には、本体22の下面に同延長フラップ25を粘
着テープ等によって封止固定するための固定部27を配
置する。
【0020】図(B)は、上記輸送箱21によって梱包
する時の荷姿、図(C)はその下面側を示す。目的物を
収納した本体22の開口に天蓋23を被せ、延長フラッ
プ25を本体22の下面に沿って曲げ、固定部27と本
体22の下面との間を粘着テープ等の封止部材27aに
よって固定し、送付先等を表記した輸送用の伝票26a
を両延長フラップ25の管理情報表記部26に貼付す
る。
【0021】上記輸送箱21は、その開封時、またはそ
の後において、ミシン目等の切り取り用の接続部24を
境に天蓋23の垂部23aから延長フラップ25を切り
離すことにより、図(D)に示すように、用済みとなっ
た封止部材27aおよび伝票26aが、その剥がした跡
を表面に残すことなく取り外される。したがって、前記
同様に再度の輸送梱包または収納に使用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の輸送箱は以下の効果を奏する。
上記構成の輸送箱は、目的物を収納して延長フラップの
下端を本体の下面に固定し、輸送用の伝票を管理情報表
記部に貼付して宛て先に輸送され、その開封時、または
その後において、延長フラップを切り取ることにより、
輸送箱としての構成を維持しつつ、梱包輸送のための封
止痕跡を箱体の表面に残すことなく、用済みとなった封
止部材および伝票取り外すことができる。
【0023】したがって、本体と天蓋は、梱包時の封止
痕跡等を表面に残すことなく、基本構成部材が当初のま
まに維持されるので、輸送箱が当初から美観性を有する
場合においては、輸送梱包の役割を終えた後に、その美
観を生かした収納箱として再度の使用が可能となる。ま
た、新たな封止部材と伝票によって梱包しなおすことに
より、再度の梱包輸送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輸送箱の第1の構成例とその使用方法
を示す斜視図
【図2】本発明の輸送箱の第2の構成例とその使用方法
を示す斜視図
【図3】本発明の輸送箱の第3の構成例とその使用方法
を示す斜視図
【符号の説明】
1、11、21 輸送箱 2、12、22 本体 2a,12a,22a 側部 2b、12b、22b 底 3、13、23 天蓋 3a,13a,23a 垂部 4、14、24 接続部 5、15、25 延長フラップ 6、16、26 管理情報表記部 6a,16a,26a 伝票 7、17、27 固定部 7a,17a,27a 封止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に開口を有する収納箱体をなす本体
    と、この本体の側部の外面に沿って位置決めする垂部を
    備えて本体の開口を封止する天蓋とからなり、両者を別
    体に、又は、一体に構成した輸送箱において、 上記天蓋は、本体の開口を閉じた際に、同天蓋を本体に
    固定しうる位置にその垂部を配置し、その下端から本体
    の下端に達する延長フラップを延出し、この延長フラッ
    プは、その下端を本体の下面に固定するための固定部を
    備えるとともに、同延長フラップの表面に配送の宛て先
    等を表記するための管理情報表記部を配してなることを
    特徴とする輸送箱。
  2. 【請求項2】 前記延長フラップは、垂部の下端に形成
    したミシン目等の切取りの容易な接続部を介して垂部と
    一体に形成してなることを特徴とする請求項1記載の輸
    送箱。
JP31565799A 1999-11-05 1999-11-05 輸送箱 Withdrawn JP2001130546A (ja)

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JP31565799A JP2001130546A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 輸送箱

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JP31565799A JP2001130546A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 輸送箱

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JP31565799A Withdrawn JP2001130546A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 輸送箱

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Date Code Title Description
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Effective date: 20070109