JP2001130494A - プロップローターハブ - Google Patents

プロップローターハブ

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JP2001130494A
JP2001130494A JP2000301571A JP2000301571A JP2001130494A JP 2001130494 A JP2001130494 A JP 2001130494A JP 2000301571 A JP2000301571 A JP 2000301571A JP 2000301571 A JP2000301571 A JP 2000301571A JP 2001130494 A JP2001130494 A JP 2001130494A
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    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/46Blades
    • B64C27/473Constructional features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S464/904Homokinetic coupling

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロップローター航空機の構成上の制限の下
で使用に適したローターハブを提供すること。 【解決手段】 ハブ10は、ヨーク12と同一面内に定速度
ジョイント50を含む。トルクは、シャフトからブレード
まで、定速度ジョイントと、それへ取り付けられたハブ
プレート14、16と、ハブプレートへ取り付けられたヨー
クとを介して伝達される。平面的な配置構成に全ての要
素を設けることにより、ハブ組立体は、伝統的な構成よ
りも実質的に高さが低くなる。ハブ自体は、ヨークと同
一面内にあり、より効率的にマストからローターへのト
ルク伝達がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概ね、航空機のロ
ーターに係り、より詳細には、ティルトローター航空機
に用いられるのに適したハブに係る。
【0002】
【従来の技術】航空機のためのローター及びプロペラの
構成は、しばしば非常に複雑である。重い負荷の掛かっ
ている状況に於けるローターの撓みや駆動機構に関連し
たローターブレードに必要とされる運動を含む多くの因
子を考慮しなければならない。ティルトローター航空機
の如き航空機に於けるプロペラ及びローターの双方とし
て用いられるプロップローターについて考察すべきこと
は通常よりも更に複雑になり得る。
【0003】ローターシャフトとブレードとの間には定
速度ジョイントが設けられなければならず、これによ
り、ローターシャフトのハブに於ける組立体は比較的複
雑となる。或るヘリコプターの構成に有用であるそのよ
うな組立体の例は、米国特許第4,729,753号に
記載されている。そこに例示されている如く、ヘリコプ
ターとプロップローター組立体を構成する多くのアプロ
ーチが試されている。それらの多くは、或る与えられた
用途に於いては適しているが、その他については適して
いない。航空機の構成が進歩すると共に、それらのロー
ターに用いられるハブ組立体は、古い構成が適していな
いものとするような新しい仕様に適合しなければならな
い。
【0004】ティルトローター航空機が登場し、航空機
の作動が更に複雑になったことにより、ハブ組立体に対
する性能に関する要求が更に多くなっている。ティルト
ローターに於けるプロップシステムは、通常の航空機に
比べて非常に大きく、寸法が一つの問題となっている。
ティルトローター航空機の幾つかの構成に於いて、特
に、軽量型及び中型のモデルに於いて使用されるのに適
した構成に於いては、必要な部品の全てのための空間が
存在するように或る構成上の選択がなされなければなら
ない。
【0005】標準的なローターハブの構成は、比較的大
きく、ローターに関連する機械的システムの構成に影響
する。例えば、ローターハブは、比較的長いマストを必
要とする。ハブ自体は重く、関連するシステム、例えば
制御ロッドなど、は、比較的長く且つ重い。システム
は、制御システムが干渉されないように設計されなけれ
ばならない。
【0006】従って、プロップローター航空機の構成上
の制限の下で使用に適したローターハブの構成を提供す
ることが望まれている。そのようなハブは、従来の技術
に比べて小さいまま、ブレードに対する適当な支持を提
供しなければならない。薄いハブの構成は、マストを短
くし、関連するシステムの高さを低くし、重量を節約す
ることとなろう。
【0007】
【発明の概要】従って、本発明によれば、プロップロー
ターハブは、プロップブレードヨークと同一面内に定速
度ジョイントを含む。トルクは、シャフトからブレード
まで、定速度ジョイントと、定速度ジョイントへ取り付
けられたハブプレートと、ハブプレートへ取り付けられ
たヨークとを介して伝達される。実質的に平面的な配置
構成に全ての要素を設けることにより、ハブ組立体は、
伝統的な構成よりも実質的に高さが低くなる。ハブ自体
は、ヨークと同一面内にあり、より効率的にマストから
ローターへのトルク伝達がなされる。
【0008】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の新規の特徴で
あると信じられる特徴は特許請求の範囲に記載されてい
る。しかしながら、好ましい使用の態様と共に、本発明
自体、その更なる目的及び利点は、添付の図面を参照し
つつ例示されている実施態様の詳しい説明を参照するこ
とにより最もよく理解されるであろう。
【0009】以下の説明は、ティルトローター航空機に
於いて用いるのに適したプロップローターハブ組立体に
ついてのものである。好ましい組立体は、三つのブレー
ドを担持する。当業者にとって理解されるべきことであ
るが、記載されている構成は、もし望まれればヘリコプ
ターに用いることもでき、また、ブレードの数は、その
構成に応じて変化してよい。
【0010】図1を参照すると、ティルトローター航空
機に用いるのに適した定速度(CV)ジョイントを提供
するハブ組立体10が示されている。以下の説明により
明らかになる如く、記載されている組立体は、面内で硬
いローターを提供する。好ましい実施態様に於いて、組
立体は、約1/2度のヨークの撓みを含む約12度のフ
ラップ角まで一定速度である。面内で硬い構成は、リー
ド/ラグの撓みを生じないことを想定している。
【0011】組立体は、ヨーク12と、上側ハブプレー
ト14及び下側ハブプレート16を含む。これらの小組
立体の詳細は、図2−6に関連して説明される。ヨーク
アームの端部には、遠心力ベアリング18が取り付けら
れる。ベアリング18は、内部にピッチベアリングを含
み、ブレード(図示せず)により発生される翼弦及びビ
ーム負荷を遠心力と共に吸収する。これらの遠心力ベア
リングは、この分野に於いてよく知られており、任意の
適当な構造が用いられてよい。
【0012】図2は、ハブ組立体10のためのヨークを
示している。ヨーク12は、三つのアーム20を有す
る。各々のアーム20の先端にて、遠心力ベアリング1
8がボルト付けされる一対の貫通孔22が設けられる。
各々のアーム20の内側端にて、内側スピンドルのため
のキャリアを装着するための一対の貫通孔24が設けら
れている。この構造の詳しい説明は、図6に関連して説
明される。
【0013】図2から理解されるように、ヨーク12の
中央領域26は切り取られている。以下に説明される如
く定速度ジョイント組立体は、ハブ10が組立てられる
と中央領域26に配置される。アーム20の間にて中央
領域26に沿って貫通孔28の対が設けられる。孔28
は、ヨーク12へ上側及び下側ハブプレート14、16
を接続するボルトを受容する。
【0014】組立体のための翼弦の剛性は非常に重要で
ある。図2に示されている如く翼弦剛性は、ヨークの面
内に於ける曲げに対する抵抗である。示されている構成
は、幾つかの方法でかかる剛性が増強されている。第一
に、ファイバーガラス材料自体が、特に以下に記載され
ている好ましい態様にて置かれる場合、非常に硬い。第
二に、ヨークの形状が剛性を最大化するよう選択されて
いる。最後に、ボルト孔の配置によりヨークの剛性が増
強される。
【0015】各々のアーム20は、幾分か平坦で広い湾
曲領域21を有する。このことにより、ロータブレード
上に於いて法線力により生ずる鉛直方向に於ける必要な
撓みの量を小さくできる。しかしながら、湾曲領域21
は、ヨーク12の面内に於いては柔軟でない。各々のア
ーム20に於ける遷移領域23は、比較的薄い湾曲領域
21を厚い中央支持領域25へ接続する。アーム20が
面内に於いて互いに対し湾曲しようとする際、大きな曲
げ力が中央支持領域内に生成される。従って、中央支持
領域は、かかる高い力に耐えるために湾曲領域21より
も厚くなっている必要がある。
【0016】更に、ボルト孔28の間隔が組立体の全体
の面内の剛性に大きく影響する。上側及び下側プレート
14、16が共にボルト付けされる際、ボルトはボルト
孔28を貫通する。このことは、中央支持領域25内に
於いて相対的に移動不可能な配置を提供する。これらの
孔の間隔は、ヨークの全体の剛性に大きく寄与する。か
かる間隔がハブ組立体の全体の剛性を変化するために変
更し得るという事実により、この構成の有用性が増大す
る。
【0017】ファイバーガラス製ヨーク12は、高価な
永久的な加工により形成される。しかしながら、ボルト
孔28は、製作後ヨーク12内へ穿孔され、従って、そ
れらの間隔は、ヨークの加工を変更することなく調節す
ることができる。もし構成上に於ける考えを変更する場
合、ヨークの剛性に対する調節は、ヨークの製作加工を
再度やり直すのではなく、間隔を調節することによって
なされる。組立体の剛性に於ける比較的大きな変化は、
ボルト孔28の配置に於ける比較的小さな間隔の変更に
よりなされる。
【0018】ヨーク12のジオメトリーにより、ボルト
孔28を移動することによって組立体の剛性を変更する
ことが可能となる。開口部26及びヨーク12の全体の
レイアウトは、概ね三角形の構成を提供し、中央支持領
域25は、その三角形の側部となる。三角形状そのもの
は、相当な面内剛性を提供し、ヨークの三角形の中央部
分の側部のビームの面内の偏位は、ハブ組立体全体のビ
ーム剛性を変更する手段として用いられる。図8に示さ
れている如く、三角形の側部の概ね中間にボルトを配置
すると、通常、そこに最も大きな量の撓みが発生するの
で、全体的な組立体剛性が増大する。かくして、全体的
なハブ組立体、ハブプレート及びアームの構成と組合せ
て、ヨークの幾何学的構成によって、組立体が硬く且つ
調節可能となる。
【0019】例えば、例示されている構成に於いて、各
々のアーム20が約20インチ(50.8cm)の長さ
及び2−4インチ(5.08−10.16cm)の厚み
であると仮定すると、ここに記載されている全体的な組
立体の翼弦剛性(EIc)は、ボルト孔28の間隔が3
インチ(7.62cm)であるときに450lb−in
2(1.29N−m2)となろう。孔28の間隔を6イン
チ(15.24cm)に変更すると、組立体の翼弦剛性
は、ヨーク12のその他の変更をすることなく650l
b−in2(1.87N−m2)以上に増大する。この大
きな変化により、孔の配置間隔を適切に調節することで
その他の構成上の考察に適合するよう望ましい剛性を得
ることが可能となる。
【0020】ボルトの間隔の関数として翼弦剛性の変化
を示すグラフ図が図7に示されている。曲線EIcは、
間隔の変更に適応するために必要なもの以外のその他の
構成上の因子を変更することなく、ボルト孔28の間隔
が全体の組立体剛性に大きく影響していることを示して
いる。ボルトの負荷の線が、ボルト上の負荷が剛性に追
従する態様にて剛性と共に増大することを示している。
図7に於けるものの如き曲線は、組立体の有限要素モデ
ルを用いて生成される。
【0021】図3及び4に関連して詳しく説明されるハ
ブプレートばね組立体とハブプレートの説明から理解さ
れるように、ボルト孔28の位置を変更することは、ハ
ブプレート14、16の寸法及び構成に影響を与える。
孔28が更に離されると、ハブプレート14、16は大
きく形成されなければならない。孔28を互いに近付け
ると、小さなハブプレート14、16を用いることがで
きる。ハブプレート14、16の寸法を変更すると、そ
れらの重量を変更することになるので、ボルト孔の配置
に関して折り合い(トレードオフ)がなされなければな
らない。孔28は、全体的なハブ組立体10のための充
分な剛性を提供するために充分離されるべきであるが、
好ましくは必要以上に離されるべきではない。必要以上
に孔の間隔を増大すると、組立体の剛性は増大するが、
そのことにより組立体の重量及び寸法も増大する。更
に、間隔を増大することは、ボルト上に見られる負荷を
増大し、ボルトは、その増大された間隔と共に増大され
る負荷に耐え得るだけ充分大きくならなければならなく
なる。
【0022】この分野に於いて知られている如く、全体
的な回転組立体は、回転組立体の要素の寸法、重量、剛
性及び同様の材料特性の関数である最低共振周波数を有
する。一つの許容可能な構成上の基準は、回転組立体の
回転周波数よりも少なくとも1.25倍大きい最低共振
周波数を有する組立体を提供することである。孔28の
位置決めによってハブ組立体の剛性が増大することは、
この構成上の基準を達成するために用いることができ
る。剛性を増大すると、ハブプレート14、16が大き
くなり重量が増大することになるので、好ましくは、コ
ンピュータにより処理される有限要素分析が目標とする
組立体剛性を得るべくハブ組立体10の剛性を最適化す
るために用いられる。この分野に於いて知られている如
く、一般的に、構成上の基準に充分に適合する剛性を有
する最小の寸法及び重量のハブ組立体を提供するために
解析処理に於いて何回かの繰り返しが必要となる。
【0023】図3は、下側ハブばね組立体17を示す。
組立体17は、下側ハブプレート16、ハブばね36、
及び球状中央要素39を含む。貫通孔30がヨーク12
の孔28に整合するべく隔置される。ブッシュ(図示せ
ず)が、下側及び上側ハブ組立体が組立てられる際貫通
孔30に挿入される。貫通孔32、34は、図5に関連
して説明されるピローブロックスタッドを受容するため
に用いられる。孔32若しくは34の一つの組のみが、
ハブが時計廻り若しくは半時計廻りの回転軸を用いるか
どうかに依存してハブ組立体中に於いて用いられる。
【0024】ハブばね36は、ハブプレート16及び中
央要素39の双方に好ましくは接着若しくは加硫処理さ
れることにより固定的にハブプレート16上に装着され
る。ハブばね36は、好ましくは、この分野によく知ら
れている如く、ゴムの層とシムから構成される。ハブ3
6の構成と、その、プロップシャフト(図示せず)との
会合は慣用的なものである。中央要素39は、プロップ
シャフトに会合するべく中央シャフト開口部40にて複
数のスプラインを含む。
【0025】図4を参照すると、上側及び下側ハブプレ
ート14、16がヨーク12なしで会合した状態で示さ
れている。ボルト42が下側ハブプレート16に於ける
孔30を通り上側ハブプレート14に於ける孔に適合し
てハブプレート14、16を互いに取り付ける。前記の
如く、ブッシュがハブプレート14、16をボルトに会
合するべく用いられる。
【0026】上側ハブプレート14は、貫通孔32及び
34に各々整合し対応する貫通孔44、46を有する。
上側ハブプレート14は、ハブばね39に対応するハブ
ばね(図示せず)と、下側ハブばね組立体17の中央要
素39に対応する球状の中央要素とを含む。上側及び下
側ハブばね組立体は、共に、この分野に於いて知られて
いる如くシャフトに関してハブ組立体10の制限された
動きを許す。
【0027】図5を参照して、定速度(CV)ジョイン
ト組立体が示されている。CVジョイント組立体50
は、トラニオン52を含み、トラニオン52は、ロータ
ーシャフト(図示せず)上のスプラインに会合するべく
内側にスプラインが施されている。三つの駆動リンク5
4がトラニオン52の周りに等間隔に接続され、トラニ
オンと組み合わさってハブ組立体10のための定速度ジ
ョイントを提供する。駆動リンク54は、ヨーク12及
びそれに取り付けられローターシャフトに対してフラッ
プするブレードに於いて要求される自由度を提供する。
これらのリンクを用いることは、ロード コーポレイシ
ョン(Lord Coporation)へ譲渡された米国特許第
5,186,686号に詳細に記載されており、ここに
於いて参照として全て含まれている。
【0028】各々のリンク54は、トラニオン52へ回
転可能に接続された第一の端56とピローブロック60
へ回転可能に接続された第二の自由な端58を有する。
各々のピローブロック60は、二つのスタッド62を担
持し、それらは、上側及び底側のハブプレートに於ける
適当な孔を貫通して延在する。スタッド62は、CVジ
ョイント50の向きに応じて、各々、一組の孔32及び
44若しくはその他の孔の組34及び46を通って延在
する。
【0029】図5に於いて見られる如く、CVジョイン
ト50は、ローターシャフトに垂直な向きにてトラニオ
ン52を通過する或る面周りに対称である。その面周り
にCVジョイント組立体50を端に裏返すことにより、
ピローブロックスタッド62は、ハブプレート14及び
16に於ける一方若しくは他方の組の孔に適合するよう
整合されることとなる。CVジョイント50は、シャフ
トが回転すると第一の端56がその対応する自由端58
に先行するよう向けられているべきである。
【0030】図6は、ユニット10の最終的な組立体テ
ィルトローター航空機を示しており、ここに於いて明瞭
に表示するために上側ハブプレート14とそれに関連す
るばね組立体は除去されている。示されているように、
CVジョイント組立体50は、ヨーク12の中間に於け
る開口部26内に着座する。好ましくは、CVジョイン
ト組立体50は、ヨーク12と実質的に共平面的であ
る。好ましい実施態様に於いて、CVジョイント50
は、ヨーク12の平面より約0.36インチ(0.91
cm)上にあるが、CVジョイント50とヨーク12の
相対的な位置は、ここに教示することを用いながら変更
されてよいことは理解されるであろう。
【0031】図6に示されているものは、上側ハブプレ
ート14を除いて組立てられた状態の既に記載した要素
であり、更に、内側係留要素64が示されている。要素
64は、慣用的に構成され、ブレードからの翼弦及びビ
ーム負荷を担持する。要素64は、ヨーク12に対して
のみ接続され、ピローブロック組立体50若しくはハブ
プレート14、16の何れにも接触をしていない。
【0032】組立体10を通るトルクの伝達経路は以下
の如くである。トルクは、シャフトからトラニオン52
を通って三つのリンク54へ伝えられる。そして、駆動
リンクからピローブロック60へ伝達され、その後、ピ
ローブロックスタッド62を通って上側及び下側ハブプ
レート14、16へ伝えられる。最後に、トルクは、ハ
ブプレート14、16を通ってボルト42及びそれに関
連したブッシュを介してヨーク12へ伝えられる。かく
して、ハブプレート14、16は、シャフトからブレー
ドまでのトルク伝達の不可欠な部分である。ハブプレー
トとヨークは一体として機能し、システムに於けるトル
ク伝達効率を改善する。
【0033】好ましい実施態様に於いて、トラニオン5
0は、高強度ステンレス鋼から製作され、高い応力のか
かる部分のための必要な強度を提供する。駆動リンクと
ピローブロックは、チタニウムから形成され、適当な重
量と適切な強度及び疲労特性を組合せる。上側及び下側
ハブプレートは、アルミニウムから製作されてよい。そ
れらの寸法により、ハブプレートは、好ましくは適当な
強度に軽重量を組合せたものであり、アルミニウムは、
軽量型から中型のティルトローター航空機のその要件に
適合する。
【0034】ピッチベアリングは、好ましくは、この分
野に於いて知られている如く単球ベアリング及びテフロ
ンライナーを有するアルミニウムである。ハブプレート
をヨークへ取り付けるために用いられるボルト及びブッ
シュは、好ましくは、高強度スチール鋼であり、ヨーク
自体は、繊維複合材料である。ヨークは、この分野に於
いて知られている幾つかの特別な技術の何れかを用いて
形成されてよい。ヨークを形成するのに用いることので
きる適当な技術の例は、米国特許第4,293,276
号に記載されており、ここに於いて参照として組み込ま
れている。
【0035】好ましいヨークは、三つの別々の組の繊維
ベルトを用いており、各々の組は二つのアームに巻かれ
ている。例えば、図2を再度参照して、一つのベルトの
組が図に於いて左のアームと右下に向かうアームとの間
に巻かれてよい。ベルトは,ボルト孔22を郭定するの
に用いる中空のポストの周りに巻かれる。複数のベルト
が組になって積み重ねられ、ヨークの要求される厚みを
得る。好ましい実施態様は、各々の組に於いて8本のベ
ルトを含み、望ましいヨークの厚みが得られている。
【0036】好ましい実施態様に於いて、ローターシャ
フトは、直径が4インチ(10.16cm)であり、各
々のヨークアーム20は、18から24インチ(45.
7−61.0cm)の長さである。勿論、これらの寸法
は、構築される航空機に適した任意の構成の下に於いて
必要とされるべく変更されてよい。
【0037】まとめとして、改良されたプロップロータ
ーに於いて、ハブ組立体は、面内構成を採用するよう記
載されている。この構成は、実質的に、ヨークの中心を
通る平面周りに対称的である。前記のトラニオン、駆動
リンク、ピローブロック、ハブプレート及びヨークを含
むトルク伝達要素の全ては、この面周りに全て対称的で
ある。当業者にとって理解される如く、かかる組立体
は、本発明の利点を教示するために正確に対称的である
必要はない。
【0038】この構成の一つの特徴は、ハブプレートを
ヨークへ接続するボルトの正確な位置決めによって全体
のハブ組立体の面内の剛性を容易に調節することができ
るということである。このことにより、比較的単純な構
成の変更が構成の基準が変更されると共にになされ、こ
れらの変更は、ヨークについての高価な再加工を必要と
しない。この技術は、組立体内へ要求される剛性を達成
するためにここに記載されているローターの構成以外の
ローターの構成にも用いられる。
【0039】本発明は、好ましい実施態様を参照して特
に示され説明されているが、当業者にとって理解される
ように、本発明の範囲及び概念から逸脱することなく形
態及び詳細に於いて種々の変更がなされるということは
理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましいローターハブ組立体の斜
視図。
【図2】好ましいローターハブ組立体に用いられるヨー
クの図。
【図3】好ましいローターハブ組立体のための下側ハブ
ばね組立体の斜視図。
【図4】ハブばねの組へ一緒に接続される上側及び下側
ハブばね組立体の図。
【図5】プロップローターハブ組立体に用いられる好ま
しい定速度ジョイント組立体の図。
【図6】上側ハブばね組立体が除去されている状態の好
ましいローターハブ組立体の図。
【図7】ローターハブ組立体に於ける負荷を示すグラフ
図。
【図8】ヨークの剛性に於けるボルト孔の空間の効果を
例示するヨークの上面図。
【符号の説明】
10…ハブ組立体 12…ヨーク 14…上側ハブプレート 16…下側ハブプレート 17…下側ハブばね組立体 18…遠心力ベアリング 20…アーム 26…中央領域又は開口部 28…貫通孔 21…湾曲領域 25…中央支持領域 30…貫通孔 32、34…貫通孔 36…ハブばね 39…球状中央要素 40…中央シャフト開口部 42…ボルト 50…定速度(CV)ジョイント組立体 52…トラニオン 54…駆動リンク 56…第一の端 58…第二の自由な端 60…ピローブロック 62…ピローブロックスタッド 64…内側係留要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィレム ブロクヒュイツェン アメリカ合衆国 76012 テキサス州 ア ーリントン リッジヴュー ドライヴ 1718

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面内ハブ組立体であって、複数のアームを
    有し各々のアームがローターブレードを保持するよう構
    成されている平面的なヨークと、 前記ヨークへ該ヨークの平面の両側に接続される上側及
    び下側ハブプレートとを含み、 前記ハブプレートへ伝達されるトルクが前記ヨークへ伝
    達されるようになっているハブ組立体。
  2. 【請求項2】請求項1のハブ組立体であって、更に、マ
    ストから前記上側及び下側ハブプレートへトルクを伝達
    するための手段を含んでいるハブ組立体。
  3. 【請求項3】請求項2のハブ組立体であって、前記トル
    クを伝達する手段が前記マストと前記上側及び下側ハブ
    プレートへ接続された定速度ジョイントを含み、前記定
    速度ジョイントが実質的にヨーク平面周りに対称的であ
    るハブ組立体。
  4. 【請求項4】請求項3のハブ組立体であって、前記定速
    度ジョイントが、 前記マストへ接続されるトラニオンと、 前記トラニオンへ接続された複数の駆動リンクと、 前記駆動リンクの各々と、前記上側及び下側ハブプレー
    トの双方へ接続されたピローブロックとを含んでいるハ
    ブ組立体。
  5. 【請求項5】請求項3のハブ組立体であって、前記ハブ
    プレートの各々と前記マストへ接続され、前記マストに
    対する前記ハブプレートの動きを許すためのハブばねを
    含んでいるハブ組立体。
  6. 【請求項6】請求項1のハブ組立体であって、前記ヨー
    クがファイバーガラスから形成されているハブ組立体。
  7. 【請求項7】請求項1のハブ組立体であって、前記ハブ
    プレートが金属から形成されているハブ組立体。
  8. 【請求項8】請求項7のハブ組立体であって、前記ハブ
    プレートがアルミニウムから形成されているハブ組立
    体。
  9. 【請求項9】請求項1のハブ組立体であって、前記ヨー
    クが中央開口部の周りに等しく隔置された三つのアーム
    を有しているハブ組立体。
  10. 【請求項10】請求項1のハブ組立体であって、前記上
    側及び下側ハブプレートが複数のコネクターにより互い
    に接続され、前記コネクターが前記ヨークのアームの隣
    接する対の各々の間にて前記ヨークを貫通しているハブ
    組立体。
  11. 【請求項11】請求項10のハブ組立体であって、少な
    くともニつのコネクターが前記ヨークアームの隣接する
    対の各々の間に配置されているハブ組立体。
  12. 【請求項12】請求項11のハブ組立体であって、前記
    ヨークアームの対の各々の間に於ける前記コネクターが
    予め定められた構成上の基準に等しい全体的なハブ組立
    体の剛性を提供するよう隔置されているハブ組立体。
  13. 【請求項13】改良されたハブ組立体であって、 複数のアームを有する実質的に平面的なヨークにして前
    記ヨークのアームの各々がローターブレードを保持する
    よう構成されているヨークと、 前記ヨークの平面の両側に於いて配置された第一及び第
    二のハブプレートと、 前記ヨークアームの隣接するものの対の各々の間にて前
    記ヨークを前記ハブプレートへ接続するための少なくと
    も二つのコネクター点とを含み、前記コネクター点が前
    記ヨークの剛性を増強するべく隔置されているハブ組立
    体。
  14. 【請求項14】請求項13の改良されたハブ組立体であ
    って、更に前記ヨーク平面内に配置され、マストから前
    記ハブプレートへのトルクを伝達するための定速度ジョ
    イントを含むハブ組立体。
  15. 【請求項15】請求項13の改良されたハブ組立体であ
    って、前記コネクター点が、前記ヨークの剛性を増大す
    る位置にて前記ヨークを通して穿孔された孔であり、前
    記ヨークが前記孔を貫通するボルトにより前記ハブプレ
    ートへ接続されているハブ組立体。
  16. 【請求項16】請求項13の改良されたハブ組立体であ
    って前記ヨークがファイバーガラスから形成されている
    ハブ組立体。
  17. 【請求項17】請求項13の改良されたハブ組立体であ
    って、前記ヨークが、剛性を増大する該ヨークのジオメ
    トリーを定める中央を通る開口部を含んでいるハブ組立
    体。
  18. 【請求項18】請求項17の改良されたハブ組立体であ
    って、前記開口部が概ね三角形状であるハブ組立体。
  19. 【請求項19】改良されたハブ組立体であって、 複数のアームを有し、該アームの各々がローターブレー
    ドを保持するよう構成されている実質的に平面的なヨー
    クと、 前記ヨークへ接続されている少なくとも一つのハブプレ
    ートと、 前記ヨークアームの隣接するものの対の各々の間にて前
    記少なくとも一つのハブプレートへ前記ヨークを接続す
    るための少なくとも二つのコネクター点とを含み、前記
    コネクター点が前記ヨークの剛性を増強するべく隔置さ
    れているハブ組立体。
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