JP2001129292A - 洗浄機器 - Google Patents

洗浄機器

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JP2001129292A
JP2001129292A JP31349099A JP31349099A JP2001129292A JP 2001129292 A JP2001129292 A JP 2001129292A JP 31349099 A JP31349099 A JP 31349099A JP 31349099 A JP31349099 A JP 31349099A JP 2001129292 A JP2001129292 A JP 2001129292A
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Ichiro Oshima
一郎 大島
Shinya Takagi
真也 高木
Rie Tamaru
理恵 田丸
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Sharp Corp
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄物に応じた洗剤を供給することができ
る洗剤供給手段を備えた洗浄機器を提供する。使い勝手
が良く、少ない洗剤で効果的な洗浄を行うことができる
部分洗い装置を備えた洗浄機器を提供する。 【解決手段】 洗剤供給手段4、9は、複数種類の洗剤
液を区別して貯留可能であるとともに、これらの洗剤液
からいずれか一つを選択して被洗浄物に供給することが
できるように構成されている。この洗剤供給手段4、9
により部分洗い装置33に洗剤液を供給し、この洗剤液
を洗浄液として部分洗いを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗浄物に洗剤液
を供給する洗剤供給手段を備えた洗浄機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の洗浄機器としては、例え
ば、実開平3−24081号公報に開示された洗濯機を
挙げることができる。この洗濯機は、図16に示すよう
に、逆止弁101、電磁制御弁102を有する洗剤容器
103を複数個備え、制御装置104が電磁制御弁10
2を適宜開くとともに、高圧空気供給装置105を駆動
してシリンダーポンプ106の吸気口107、108に
高圧空気を供給してピストン109を上下させ、各洗剤
容器103内の洗剤液を順次吸い上げて洗濯槽110内
の被洗浄物に供給するように構成されている。
【0003】また、カッターシャツ等の衿や袖、木綿の
靴下等の部分汚れは落ちにくいため、汚れた部分は予め
ブラシや手洗いによって前洗浄するのが一般的である
が、この場合、手間がかかるのに加えて繊維の摩擦によ
る損傷が大きいという問題が有る。そこで、特開平4−
224793号公報に開示されているような、部分洗い
装置付き洗濯機が提案されている。
【0004】図17に示すように、この洗濯機では、部
分洗い装置である噴射ノズル201が洗濯機本体202
内の洗濯槽203の上方に位置しており、洗浄水供給手
段204のポンプ205によって洗濯槽203内の洗浄
液が噴射ノズル201に供給される。この洗浄水は超音
波振動発生手段206で発生した超音波振動が与えられ
た後、洗濯槽203に向けて噴射される。噴射される洗
浄液に被洗浄物の汚れた部分を当てると、その振動加速
度と噴射圧との相乗効果によって汚れが落ちるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、被洗浄物の汚れ
具合や繊維の種類等に応じた洗剤が種々開発され、市販
されるようになってきている。例えば、油汚れ用洗剤、
軽い汚れ用洗剤、ドライマーク衣料用洗剤、ノーアイロ
ン衣料用洗剤等である。このような状況に鑑み、被洗浄
物に応じた洗剤を供給することができる洗剤供給手段を
備えた洗浄機器が望まれるようになってきている。
【0006】上述した実開平3−24081号公報の洗
濯機の場合、複数個の洗剤容器103を有しているもの
の、予め設定されたプログラムに従ってシリンダーポン
プ106が各洗剤容器103の洗剤を順次吸い上げて洗
濯槽110に供給するようになっているのみで、使用者
が被洗浄物に応じた洗剤を選択できるようにはなってい
ない。
【0007】また、この洗濯機では、それぞれの洗剤容
器103に逆止弁101、電磁制御弁102が設けら
れ、かつ高圧空気供給装置105、シリンダーポンプ1
06を有しているため、構成が複雑で、実用性に乏しい
ものである。
【0008】一方、特開平4−224793号公報の部
分洗い装置付き洗濯機の場合、予め被洗浄物の汚れた部
分に部分洗い用洗剤を逐一塗布しなければならず、使い
勝手が良くないとともに、洗浄しようとする部分から洗
剤が流出して充分な洗浄効果が得られないことがあっ
た。また、汚れがひどい場合には再度洗剤を塗布する必
要が有り、使い勝手が悪かった。さらに、水道水を洗浄
水に用いた場合、洗剤の溶解度が不十分なため、良好な
洗浄効果を得るには洗剤の使用量が多くなるとともに、
排水による環境汚染の問題が有った。
【0009】また、近年、洗濯機は、機能の充実と大容
量指向により構造が緊密化しており、特開平4−224
793号公報の洗濯機の場合、洗濯槽203内の洗浄水
を送り出すポンプ205を洗濯機本体202内に収納す
るのが困難であるとともに、ポンプ205を外部に突出
させると、乾燥機の普及により周辺のスペースが制限さ
れるようになってきているため、使い勝手と収納性が悪
くなるという問題が有った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するためになされたものであって、第1の発明の洗
浄機器は、被洗浄物に洗剤液を供給する洗剤供給手段を
備えた洗浄機器において、前記洗剤供給手段が、複数種
類の洗剤液を区別して貯留可能であるとともに、これら
の洗剤液からいずれか一つを選択して被洗浄物に供給す
ることができるように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0011】このような構成によれば、被洗浄物の汚れ
具合や種類に応じて複数種類の洗剤液を準備して洗剤供
給手段に貯留しておき、洗浄時に被洗浄物に応じた洗剤
液を選択することにより、被洗浄物に応じた洗剤液を供
給することが可能となる。
【0012】また、第2の発明の洗浄機器は、第1の発
明の洗浄機器が、超音波振動が付与された洗浄液を被洗
浄物の汚れた部分に当ててこの汚れた部分を洗浄するよ
うにした部分洗い装置を備え、前記洗剤供給手段により
前記部分洗い装置に洗剤液を供給し、この洗剤液を洗浄
液として部分洗いを行うようにしたことを特徴とするも
のである。
【0013】このような構成によれば、予め被洗浄物の
汚れた部分に部分洗い用洗剤を逐一塗布する必要が無い
ので、使い勝手が良い。また、洗浄しようとする部分か
ら洗剤が流出することがなく、かつ被洗浄物に応じた洗
剤液が供給されるため、少ない洗剤で効果的に洗浄を行
うことができる。
【0014】また、第3の発明の洗浄機器は、第1また
は第2の発明の洗浄機器において、前記洗剤供給手段
が、複数個の洗剤液貯留室を有する洗剤容器と、前記各
洗剤液貯留室の洗剤液を被洗浄物に向けて送るポンプ装
置と、前記各洗剤液貯留室と前記ポンプ装置との間にそ
れぞれ設けられた開閉弁と、前記複数個の洗剤液貯留室
のうちのいずれか一つを指定する情報を入力するための
入力装置と、この入力装置により入力された情報により
指定される前記洗剤液貯留室の開閉弁のみを開くととも
に前記ポンプ装置を駆動する制御装置とから成ることを
特徴とするものである。
【0015】また、第4の発明の洗浄機器は、第1また
は第2の発明の洗浄機器において、前記洗剤供給手段
が、複数個の洗剤容器と、これらの洗剤容器のいずれか
一つが着脱自在に装着され、装着された洗剤容器の洗剤
液を被洗浄物に向けて送るポンプ装置とから成ることを
特徴とするものである。
【0016】この場合、構成が簡素であるため安価に製
造することができるとともに、非洗浄時に洗剤容器を取
り外しておくと省スペース化を図ることができ、使い勝
手と収納性が向上する。また、洗剤液の選択入力操作が
不要であるため、手間がかからない。
【0017】また、第5の発明の洗浄機器は、第4の発
明の洗浄機器において、前記ポンプ装置が、ポンプ部と
モータ部を磁力により分離可能に結合したマグネットカ
ップリングポンプであり、前記ポンプ部が前記洗剤容器
とともに前記モータ部に着脱されることを特徴とするも
のである。
【0018】この場合、洗剤容器の着脱が容易であると
ともに、非洗浄時に洗剤容器及びポンプ部をモータ部よ
り取り外しておくと省スペース化を図ることができ、使
い勝手と収納性が向上する。
【0019】また、第6の発明の洗浄機器は、第3〜第
5の発明の洗浄機器において、前記ポンプ装置が前記洗
剤容器の下部に連通接続されており、前記洗剤容器内の
洗剤液が自然落下により前記ポンプ装置に供給されるこ
とを特徴とするものである。
【0020】この場合、構成が簡素であるため、安価に
製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態である洗濯機の斜視図、図2は第1の実施形態
の要部の縦断面図である。
【0022】本実施形態の洗濯機は家庭用のもので、図
1において、1は洗濯機本体で、その内部には、被洗浄
物を収容する筒状の洗濯槽2が設けられ、その上面は、
洗濯機本体1に取り付けられた蓋体3で開閉されるよう
になっている。蓋体3は板状のもので、一端側が洗濯機
本体1の上面にヒンジ連結されるとともに中央部で二つ
折りするように構成され、水平に伸ばした状態で洗濯機
本体1の上面開口が閉鎖され、上方に回動させるととも
に内方に二つ折りすると洗濯機本体1の上面開口が開放
されるようになっている。
【0023】洗濯機本体1の上部の後方には、洗剤容器
4とポンプ装置9が設けられている。洗剤容器4は、横
方向に配置された三個の洗剤液貯留室5を有しており、
それぞれに異なる洗剤が貯留される。例えば、木綿用洗
剤、ウール用洗剤、油用洗剤等がそれぞれ異なる洗剤液
貯留室5に貯留される。図2に示すように、各貯留室5
はそれぞれ下端に筒状の洗剤取出口6を有しており、各
洗剤取出口6にはそれぞれ電磁開閉弁7が設けられてい
る。
【0024】各洗剤取出口6は、その下方に配置された
漏斗状の洗剤受け8を介してポンプ装置9に連通接続さ
れている。ポンプ装置9は、ポンプ部10とモータ部1
1とから成り、ポンプ部10は、洗剤受け8の下端に連
通した筒状のハウジング12と、ハウジング12内部の
下方に配設されたポンプ13と、ハウジング12の側面
から側方に向けて突出し、先端が洗濯槽2の上面に臨む
ように下方に屈曲した送液管14とを有している。ポン
プ装置9は、モータ部11によりポンプ13を駆動し、
洗剤容器4から供給される洗剤液を送液管13を介して
洗濯槽2内に送り込む。
【0025】洗濯機本体1の上面の前方には三個の洗剤
選択キー16を有する入力装置15が設けられている。
洗剤選択キー16によりいずれかの洗剤液貯留室(=洗
剤)5を指定する情報を入力し、この情報に基づいて制
御装置(不図示)が指定された洗剤液貯留室5の電磁開
閉弁7を開くとともにポンプ装置9を駆動するようにな
っている。
【0026】次に、上述した構成の洗濯機の作用を説明
する。使用者が被洗浄物に応じた洗剤液が貯留された洗
剤液貯留室5を指定する洗剤選択キー16を押すと、指
定された洗剤液貯留室5の電磁開閉弁7が開かれて内部
に貯留された洗剤液が洗剤受け8に落下し、この洗剤液
はポンプ装置9により送液管14を介して洗濯槽2内に
供給され、被洗浄物の洗濯に用いられる。
【0027】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3は本発明の第2の実施形態である洗濯機の
要部の斜視図、図4は第2の実施形態の洗剤容器とポン
プ部の縦断面図、図5は第2の実施形態の要部の縦断面
図であり、洗剤容器をセットした状態を示す図、図6は
第2の実施形態の要部の縦断面図であり、洗剤容器を取
り外した状態を示す図、図7〜9は洗剤容器とポンプ部
の係合部の変形例を示す図である。なお、本実施形態に
おいて、第1の実施形態と対応する部分には同一の符号
を付し、同一の部分については説明を省略してある。
【0028】この実施形態では、洗剤容器4が一つの洗
剤液貯留室を有するものであり、この洗剤容器4を複数
個準備してそれぞれに異なる洗剤液を入れておき、洗浄
時に被洗浄物に応じた洗剤液が入った洗剤容器4を選択
し、ポンプ部10とともに洗濯機本体1に固定されたモ
ータ部11に着脱するようになっている。
【0029】洗剤容器4は有底筒状のもので、上端に筒
状の取出口19が設けられ、その外周面にはネジ山が形
成されている。ポンプ部10のハウジング12の上端に
は筒状の取入口20が設けられ、その内周面には、洗剤
容器4の取出口19の外周面のネジ山に螺合するネジ溝
が刻設されている。このポンプ部10を上下反転させ、
取入口20を洗剤容器4の取出口19に螺合し、ポンプ
部10を洗剤容器4に固定する。なお、ポンプ部10は
洗剤容器4の蓋を兼ねている。
【0030】なお、洗剤容器4とポンプ部10の係合部
の形態は上記のものに限られるものではなく、例えば、
図7に示すように、ポンプ部10の取入口20を、外周
径が上方に向かって連続的に縮小したテーパ状とし、こ
の取入口20の外周部に洗剤容器4の取出口を係合させ
るようにしてもよい。このようにすると、口径の異なる
複数種類の洗剤容器4に対応可能となるため、実効性の
高いものとなる。
【0031】また、図8に示すように、ポンプ部10の
取入口20を、内周径が上方に向かって連続的に拡大し
たテーパ状とし、この取入口20の内周部に洗剤容器4
の取出口19を係合させるようにしても、同様の効果を
得ることができる。
【0032】また、図9には、ポンプ部10の取入口2
0の内周部に、下端外周部にゴム等の弾性体で成るリン
グ状のバネ22が嵌着された筒状のパッキン21が設け
られた例が示されている。この例では、洗剤容器4の取
出口19を挿入すると、取出口19によりパッキン21
が径方向外側に押し広げられ、バネ22によりパッキン
21が取出口19の外周部に押し付けられ、洗剤容器4
が保持されるようになっている。(a)は洗剤容器4の
取出口19の外周径が大きい場合で、(b)は取出口1
9の外周径が小さい場合であり、パッキン21の内径は
取出口19の外径に応じたものとなる。
【0033】ポンプ装置9のモータ部11はマグネット
カップリング方式のDCモータで、マグネット面17で
ポンプ部10とモータ部11が磁力により分離可能に結
合されている。なお、DCモータの電源はDC12V
で、風呂水ポンプ等の12Vより給電可能であり、この
場合、制御回路の簡素化と安全性の向上を図ることがで
きる。
【0034】図5に示すように、ポンプ部10のハウジ
ング12には、洗剤容器4内の減圧をカバーするための
逆止弁23が設けられている。この逆止弁23は、ハウ
ジング12の側面から側方に向けて突出した筒状部24
内に設けられ、筒状部24内に同軸状に内装されたバネ
25により図5の右方向に付勢されている。筒状部24
の先端面には、筒状部24の内径よりも小径の開口部2
6が設けられている。
【0035】洗剤容器4より洗剤液を放出する際には、
洗剤容器4内が減圧されると、バネ25が圧縮されて逆
止弁23が左に移動し、開口部26が開かれてハウジン
グ12内に外気が吸引され、これによってハウジング1
2内がほぼ常圧に保たれる。また、洗剤液の放出を休止
する際には、逆止弁23がバネ25により開口部26に
押し付けられて液漏れを止水するため、止水操作等の手
間が不要となる。
【0036】なお、逆止弁23は、洗剤容器4の蓋を兼
ねるポンプ部10に設けられているため、洗剤容器4は
逆止弁を有する専用の容器である必要はなく、ポンプ部
10の取入口20に係合するものであれば、いかなる容
器でも使用することができるため、使い勝手が良い。
【0037】図5に示すように、ポンプ装置9のモータ
部11は、洗浄機器本体1の上面における蓋体3の後方
に設けられた凹部27の底壁28に固定されており、送
液管14の先端部は、底壁28に形成された開口部29
を貫通して洗濯槽2の上面に臨んでいる。このように、
モータ部11を蓋体3の後方に設けたことにより、洗剤
容器4が洗浄動作の障害になることが無い。また、蓋3
の開閉や洗浄機器本体1の上面に設けられる操作パネル
(不図示)の操作の障害になることも無い。
【0038】モータ部11は、マグネット面17が底壁
28の上面よりも上方に突出するように取り付けられて
おり、洗剤容器4に取り付けられたポンプ部10をセッ
ティングする際には、位置ずれ、浮き上がり、接触不良
等の不具合が無く、誤動作が生じない。また、マグネッ
ト面17に付着する異物等の清掃も容易である。なお、
マグネット面17を底壁28の上面と面一にした場合に
も清掃が容易となる。
【0039】なお、このようにマグネットカップリング
ポンプを採用しているのは、ポンプ部10がモータ部1
1より完全に分離可能であるため、収納時の安全性と構
成の簡素化を図ることができるからである。また、洗剤
容器4を装着する際には、ポンプ部10をマグネット面
17に載せるだけでよく、洗剤容器4を取り外す際には
持ち上げるだけでよいため、着脱が容易である。
【0040】凹部27の後端側の上部には、凹部27の
上面を開閉する保護カバー30が水平軸31を介して回
動自在に取り付けられている。この保護カバー30の内
面には、洗剤容器4を支持するホルダー32が一体的に
形成されており、洗浄時には、保護カバー30を垂直に
起立させ、ホルダー32に洗剤容器4を支持させると洗
剤容器4が垂直な状態に保持されるようになっている。
このように、ホルダー32を保護カバー30の内面に一
体化することにより構成が簡素化する。被洗浄時には、
図6に示す如く、保護カバー30により凹部27の上面
を閉じてモータ部11のマグネット面17を保護する。
【0041】次に、上述した構成の洗濯機の作用を説明
する。まず、被洗浄物に応じた洗剤液が入った洗剤容器
4を選択し、これの取出口19にポンプ部10の取入口
20を係合し、ポンプ部10を洗剤容器4に取り付け
る。
【0042】次に、洗濯機本体1の上面の後部側に設け
られた保護カバー30を上方に回動させて垂直に起立さ
せ、ポンプ部10が取り付けられた洗剤容器4を上下反
転させ、マグネット面17にポンプ部10を結合固定す
る。また、洗剤容器4を保護カバー30の内面に設けら
れたホルダー32に支持させる。
【0043】ポンプ部10をモータ部11と合体させる
と、モータ部11によりポンプ13が駆動され、洗剤容
器4からポンプ部10内に落下した洗剤液が送液管14
を介して洗濯槽2内に供給され、被洗浄物の洗濯に用い
られる。
【0044】本実施形態では、第1実施形態のように、
複数個の洗剤液貯留室5を有する洗剤容器4を用いる場
合よりも省スペースが実現できる。また、洗剤液貯留室
5を指定する情報を入力するための入力装置15、各洗
剤液貯留室5の弁7等が不要であるため、構成が簡素で
あるとともに、洗剤液の選択入力の必要性が無く、利便
性が高いものである。さらに、常時使用しない洗剤液
(例えば、ウール用洗剤、油用洗剤等)を常時セットし
ておく必要が無く、よく使用する洗剤液(例えば、木綿
用洗剤等)のみをセットしておけばよいため、常時使用
しない洗剤液の乾燥固化を防止することができる。
【0045】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図10は本発明の第3の実施形態である部分洗
い装置付き洗濯機の斜視図、図11は第3の実施形態の
洗剤容器とポンプ部の縦断面図、図12は第3の実施形
態の要部の縦断面図、図13は第3の実施形態の部分洗
い装置の縦断面図、図14は図13の部分洗い装置の振
動ホーンの斜視図、図15は第3の実施形態の要部の斜
視図である。なお、本実施形態において、第2の実施形
態と対応する部分には同一の符号を付し、同一の部分に
ついては説明を省略してある。
【0046】本実施形態の洗濯機は、超音波振動による
部分洗い装置を備えたものであり、図10に示すよう
に、蓋体3の先端側の外面の横方向中央部に部分洗い装
置33が取り付けられている。蓋体3は、二つ折りして
洗濯槽2の上面開口のほぼ中心点の位置まで開いたとき
に、マグネット(不図示)により簡易的にロックしてそ
の状態を保つことができるようになっている。
【0047】このように、部分洗い装置33を洗濯槽2
の中心点付近でロックする理由は、間口が広くなり、衿
汚れ等の長尺物の汚れを洗浄する際に作業性が非常に良
くなるからである。また、床面から部分洗い装置33ま
での高さは約900mm以上となり、作業時の姿勢もほ
ぼ正立して洗浄できる体勢となるため、非常に楽な姿勢
での洗浄動作が可能となる。また、洗浄後の洗浄液は洗
濯槽2に降下し、洗濯時に洗剤として使用されるので無
駄が無い。
【0048】部分洗い装置33は、蓋体3の外面に設け
られた凹部34に保持具35を介して取り付けられてい
る。保持具35はヒンジ機構36を有し、このヒンジ機
構36により部分洗い装置33は前後方向に延びる軸線
まわりに90゜回動し、凹部34から突出した状態(図
10)と凹部34内に収納された状態(図15)とをと
ることができるようになっている。
【0049】なお、部分洗い装置33が凹部34内に収
納された状態において、凹部34における左側の部分に
は空間が生じ、この空間には、図15に示すように、部
分洗い装置33に接続された送液管47(後述)及びこ
れに接続されたポンプ部10を収納することができるよ
うになっている。このように、部分洗い装置33と送液
管47とポンプ部10を一体的に取り扱うことができる
と、分解の手間が低減し、収納性が良好となる。また、
モータ部11は分離されているため、安全である。
【0050】また、通常、蓋体3は操作し易いように設
計されているため、ここに部分洗い装置33を取り付け
ると、部分洗い装置33の操作性が良好となり、また、
部分洗い装置33の出し入れもし易くなる。さらに、蓋
体3は洗濯機本体1とヒンジ連結される独立した構成で
あり、部分洗い装置33を蓋体3に装着するようにする
と、蓋体3及び部分洗い装置33を高さが異なる複数種
類の洗濯機本体に共通して使用することができ、商品の
バリエーション展開が容易になるという利点が有る。
【0051】また、凹部34の後端側の上部には左右一
対のヒンジ37、37を介して凹部34の上面を開閉す
る蓋38が回動自在に取り付けられている。この蓋38
は、凹部34の上面を閉鎖した状態において、上面が蓋
体3の上面と面一になるように取り付けられており、被
洗浄物等を引っかける恐れは無い。また、蓋38の上に
物を置いても凹部34内に収納された部分洗い装置33
に荷重がかからないようになっている。
【0052】39は超音波駆動用電気パルスを発生する
発振器、40はこの発振器39により発生した駆動信号
を部分洗い装置33に伝えるリード線で、41は部分洗
い装置33をON/OFFする電源スイッチである。な
お、センサーにより被洗浄物を検知して部分洗い装置3
3を自動的にONにする自動スイッチを搭載する場合は
電源スイッチ41は不要となる。
【0053】図13、14に示すように、部分洗い装置
33は、超音波振動子43及び振動ホーン44を有する
超音波加振器42と、この超音波加振器42を囲むよう
に形成されたケーシング45と、ケーシング45におけ
る振動ホーン44の先端部付近に形成され、被洗浄物を
受け入れるスリット部46(図10参照)と、ハウジン
グ45の側面に設けられた孔に着脱自在に取り付けら
れ、ポンプ装置9の送液管14に連通接続された送液管
47と、送液管47により供給される洗剤液を振動ホー
ン44の先端部に案内するとともに、スリット部46が
受け入れた被洗浄物を送り方向(矢印方向)に案内する
上下一対のガイド部48、48とを備えている。
【0054】次に、上述した構成の洗濯機の作用を説明
する。まず、被洗浄物に応じた洗剤液が入った洗剤容器
4を選択し、蓋体3の蓋38を開いてポンプ部10を取
り出し、洗剤容器4の取出口19にポンプ部10の取入
口20を係合し、洗剤容器4にポンプ部10を固定す
る。
【0055】次に、蓋体2を上方に回動するとともに二
つ折りし、洗濯槽2の上面の中心点付近でロックし、蓋
体3の凹部34に収納されている部分洗い装置33を前
方に90゜回動させて、図10に示すように、凹部34
から突出させる。
【0056】次に、洗濯機本体1の上面の後部側に設け
られた保護カバー30を上方に回動させて垂直に起立さ
せ、ポンプ部10が取り付けられた洗剤容器4を上下反
転させ、図12に示すように、凹部27の底壁28に固
定されたモータ部11のマグネット面17にポンプ部1
0を結合固定する。また、洗剤容器4を保護カバー30
の内面に設けられたホルダー32に支持させる。
【0057】ポンプ部10をモータ部11と合体させる
と、モータ部11によりポンプ13が駆動され、洗剤容
器4からポンプ部10内に落下した洗剤液が送液管17
を介して部分洗い装置33の振動ホーン44の先端部に
供給される。
【0058】部分洗い装置33のスリット部46に被洗
浄物の汚れた部分を挿入し、電源スイッチ41をONす
ると、超音波振動子43により超音波振動が発生し、こ
の振動が振動ホーン44により増幅される。そして、被
洗浄物を図13の矢印方向に移動させ、汚れた部分に超
音波振動が付与された洗剤液を当てて洗浄する。
【0059】なお、電源スイッチ41を入れると、それ
に連動してポンプ装置9のモータ部11が駆動されるよ
うにしてもよい。このようにすると、部分洗い装置33
の運転開始と同時に振動ホーン44の先端部に洗剤液を
供給することができ、部分洗い装置33の空運転による
異常発熱等の問題が無くなるとともに、操作が単純化す
る。
【0060】被洗浄物の洗浄が終了すると、洗剤容器4
及びポンプ部10を洗濯機本体1から取り外し、ポンプ
部10を洗剤容器4から取り外し、送液管17、部分洗
い装置33とともに凹部34に収納する。なお、送液管
17内の洗剤液は自然流出し、冬場の凍結等の問題は無
い。また、図10に示すように、凹部34には水抜き用
の孔49が設けられており、凹部34内にこぼれた洗剤
液は自然に洗濯槽2内に流出するようになっている。
【0061】本実施形態の部分洗い装置付き洗濯機の場
合、予め被洗浄物の汚れた部分に部分洗い用洗剤を逐一
塗布する必要が無く、使い勝手が良い。また、洗浄しよ
うとする部分から洗剤が流出することがなく、かつ被洗
浄物に応じた洗剤液が供給されるため、少ない洗剤で効
果的に洗浄を行うことができる。
【0062】なお、本発明は、洗濯機以外の洗浄機器
(例えば、部分洗い装置付き洗面化粧台等)にも適用可
能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の洗浄機
器によれば、被洗浄物の汚れ具合や種類に応じて複数種
類の洗剤液を準備して洗剤供給手段に貯留しておき、洗
浄時に被洗浄物に応じた洗剤液を選択することで、被洗
浄物に応じた洗剤液を供給することが可能となり、被洗
浄物を効果的に洗浄することができる。
【0064】また、第2の発明の洗浄機器によれば、予
め被洗浄物の汚れた部分に部分洗い用洗剤を逐一塗布す
る必要が無く、使い勝手が向上する。また、洗浄しよう
とする部分から洗剤が流出することがなく、被洗浄物に
応じた洗剤液が供給されるため、少ない洗剤で効果的に
洗浄を行うことができる。
【0065】また、第4の発明の洗浄機器によれば、構
成が簡素であるため安価に製造することができるととも
に、非洗浄時に洗剤容器を取り外しておくことにより、
省スペース化を図ることができ、使い勝手と収納性が向
上する。また、洗剤液の選択入力操作が不要であるた
め、手間が低減する。
【0066】また、第5の発明の洗浄機器によれば、洗
剤容器の着脱が容易になるとともに、非洗浄時に洗剤容
器及びポンプ部をモータ部より取り外しておくことによ
り、さらに省スペース化を図ることができ、使い勝手と
収納性が向上する。
【0067】また、第6の発明の洗浄機器によれば、構
成が簡素となり、製造コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である洗濯機の斜視
図。
【図2】 第1の実施形態の要部の縦断面図。
【図3】 本発明の第2の実施形態である洗濯機の要部
の斜視図。
【図4】 第2の実施形態の洗剤容器とポンプ部の縦断
面図。
【図5】 第2の実施形態の要部の縦断面図であり、洗
剤容器をセットした状態を示す図。
【図6】 第2の実施形態の要部の縦断面図であり、洗
剤容器を取り外した状態を示す図。
【図7】 洗剤容器とポンプ部の係合部の変形例を示す
図。
【図8】 洗剤容器とポンプ部の係合部の変形例を示す
図。
【図9】 洗剤容器とポンプ部の係合部の変形例を示す
図。
【図10】 本発明の第3の実施形態である部分洗い装
置付き洗濯機の斜視図。
【図11】 第3の実施形態の洗剤容器とポンプ部の縦
断面図。
【図12】 第3の実施形態の要部の縦断面図。
【図13】 第3の実施形態の部分洗い装置の縦断面
図。
【図14】 図13の部分洗い装置の振動ホーンの斜視
図。
【図15】 第3の実施形態の要部の斜視図。
【図16】 従来の洗剤供給手段を備えた洗濯機の概略
構成図図。
【図17】 従来の部分洗い装置を備えた洗濯機の斜視
図。
【符号の説明】
4 洗剤容器 5 洗剤液貯留室 7 開閉弁 9 ポンプ装置 15 入力装置 30 部分洗い装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田丸 理恵 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA02 AA21 BB02 BB08 BB14 BB18 CA11 CB33 CB35 CB41 GA01 GA11 GB01 GB04 HB05 HB06 HB09 HB12 JC11 LA12 LA14 LB22 MA01 MA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物に洗剤液を供給する洗剤供給手
    段を備えた洗浄機器において、前記洗剤供給手段が、複
    数種類の洗剤液を区別して貯留可能であるとともに、こ
    れらの洗剤液からいずれか一つを選択して被洗浄物に供
    給することができるように構成されていることを特徴と
    する洗浄機器。
  2. 【請求項2】 超音波振動が付与された洗浄液を被洗浄
    物の汚れた部分に当ててこの汚れた部分を洗浄するよう
    にした部分洗い装置を備え、前記洗剤供給手段により前
    記部分洗い装置に洗剤液を供給し、この洗剤液を洗浄液
    として部分洗いを行うようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の洗浄機器。
  3. 【請求項3】 前記洗剤供給手段が、複数個の洗剤液貯
    留室を有する洗剤容器と、前記各洗剤液貯留室の洗剤液
    を被洗浄物に向けて送るポンプ装置と、前記各洗剤液貯
    留室と前記ポンプ装置との間にそれぞれ設けられた開閉
    弁と、前記複数個の洗剤液貯留室のうちのいずれか一つ
    を指定する情報を入力するための入力装置と、この入力
    装置により入力された情報により指定される前記洗剤液
    貯留室の開閉弁のみを開くとともに前記ポンプ装置を駆
    動する制御装置とから成ることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の洗浄機器。
  4. 【請求項4】 前記洗剤供給手段が、複数個の洗剤容器
    と、これらの洗剤容器のいずれか一つが着脱自在に装着
    され、装着された洗剤容器の洗剤液を被洗浄物に向けて
    送るポンプ装置とから成ることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の洗浄機器。
  5. 【請求項5】 前記ポンプ装置が、ポンプ部とモータ部
    を磁力により分離可能に結合したマグネットカップリン
    グポンプであり、前記ポンプ部が前記洗剤容器とともに
    前記モータ部に着脱されることを特徴とする請求項4に
    記載の洗浄機器。
  6. 【請求項6】 前記ポンプ装置が前記洗剤容器の下部に
    連通接続されており、前記洗剤容器内の洗剤液が自然落
    下により前記ポンプ装置に供給されることを特徴とする
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の洗浄機器。
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