JP2001129002A - 骨補填材押し込め具 - Google Patents

骨補填材押し込め具

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JP2001129002A
JP2001129002A JP31244599A JP31244599A JP2001129002A JP 2001129002 A JP2001129002 A JP 2001129002A JP 31244599 A JP31244599 A JP 31244599A JP 31244599 A JP31244599 A JP 31244599A JP 2001129002 A JP2001129002 A JP 2001129002A
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bone
pushing
bone prosthesis
balloon
distal end
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JP31244599A
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Hiroshi Okabe
洋 岡部
Akihisa Ogawa
晶久 小川
Ryoji Masubuchi
良司 増渕
Hiroyuki Irie
洋之 入江
Hideyuki Kawazu
秀行 河津
Koji Hakamazuka
康治 袴塚
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/30Joints
    • A61F2/46Special tools or methods for implanting or extracting artificial joints, accessories, bone grafts or substitutes, or particular adaptations therefor
    • A61F2/4601Special tools or methods for implanting or extracting artificial joints, accessories, bone grafts or substitutes, or particular adaptations therefor for introducing bone substitute, for implanting bone graft implants or for compacting them in the bone cavity

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  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮切の大きさ、骨補填材の打ち込み角度によ
らず、任意の方向に力を発生させ、骨補填材を欠損個所
に押し込めることが可能な生体補填材注入具を提供する
こと。 【解決手段】 補填部にセラミック系骨補填材料を押し
込め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具にお
いて、前記骨補填材料に当接する先端部2と、この先端
部2を突き出す、または振動させる力学的作用を前記先
端部に及ぼす機構部3と、この機構部3を駆動させる駆
動部4と、前記機構部3および駆動部4を外挿する、軟
性チューブ5とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整形外科等の外科
医療において、生体内に人工骨等の骨補填材を埋め込む
際に使用される骨補填材押し込め具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体内に骨補填材を埋め込む際に
使用される骨補填材押し込め具として、実用新案登録第
2535834号公報に開示されているものがある。こ
の骨補填材押し込め具は、骨欠損部に埋め込む際に使用
する人工骨用打ち込み棒であり、先端が樹脂製で、その
先端部の縁に突起を設けたものであり、打ち込み時に人
工骨を破壊したり、滑べらないような工夫がされてい
る。
【0003】このような打ち込み棒に限らず、従来の人
工骨用打ち込み棒はいずれも、硬性の把持部を突き押す
ことにより、骨補填材を生体内の補填部に打ち込むとい
う機能を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の人工骨
用打ち込み棒は、硬性の把持部を突き押すことによりそ
の機能を実現させていることに問題がある。即ち、骨補
填材を打ち込みたい方向によって、器具をアプローチす
る位置が決定されるため、皮切位置や、皮切の大きさが
器具によって大きく影響されてしまう。即ち、任意の方
向に力を作用させて骨補填材を打ち込むことが出来なか
った。
【0005】特に、長管骨の骨幹部の欠損個所に骨補填
材を埋め込む場合、従来の人工骨用打ち込み棒を用いる
と、皮切の範囲が大きくなってしまう。
【0006】本発明は、このような事情の下になされ、
皮切の大きさ、骨補填材の打ち込み角度によらず、任意
の方向に力を発生させ、骨補填材を欠損個所に押し込め
ることが可能な骨補填材押し込め具を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、補填部にセラミック系骨補填材料を
押し込め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具
において、前記骨補填材料に当接する先端部と、この先
端部を突き出す、または振動させる力学的作用を前記先
端部に及ぼす機構部と、この機構部を駆動させる駆動部
と、前記機構部および駆動部を外挿する、軟性チューブ
とを備えることを特徴とする骨補填材押し込め具を提供
する。
【0008】かかる構成を有する骨補填材押し込め具に
よると、生体内に挿入される部分が軟性チューブにより
構成されているため、自由度をもって生体内に挿入する
ことが可能であり、また、先端部に及ぼす機構部および
駆動部が共動して、突き出し、または振動の力学的作用
を先端部に及ぼすことが可能である。
【0009】本発明の骨補填材押し込め具において、機
構部を、先端部に対し固定されたラックと、このラック
と噛み合うピニオンと、このピニオンを回転させるワイ
ヤーと、このワイヤーを引張る付勢手段とにより構成す
ることができる。このような構造の骨補填材押し込め具
では、最小限の皮膚切開で骨補填材の押し込め作業を行
うことが出来るとともに、軟性内視鏡のチャンネル孔を
利用することにより、内視鏡で観察しつつ骨補填材の押
し込め作業を行うことが可能である。
【0010】また、機構部を、先端部に取付けられたワ
イヤーと、このワイヤーに取付けられた引っ掛かり部材
と、先端部を押す付勢手段とにより構成することが出来
る。このような構造の骨補填材押し込め具では、非常に
簡単な構造で上記と同様の効果を得ることが出来る。
【0011】また、機構部および駆動部は、前記先端部
に振動を伝達する、先端接触面を有する少なくとも1つ
の伝達部と、この伝達部を振動させる振動子とから構成
することが出来る。このような構造の骨補填材押し込め
具では、骨補填材が粒子からなる場合に、粒状骨補填材
を効果的に圧縮し、押し込めることが出来る。
【0012】第2の発明は、補填部にセラミック系骨補
填材料を押し込め、埋入させるために用いる骨補填材押
し込め具において、軟性チューブと、この軟性チューブ
の先端に取付けられ、前記骨補填材料に当接するバルー
ンと、前記軟性チューブを介して前記バルーンに流体を
送り、前記バルーンを膨張させる手段と、前記軟性チュ
ーブの後端に取付けられ、前記バルーン内の圧力を検知
する圧力センサとを備えることを特徴とする骨補填材押
し込め具を提供する。
【0013】かかる構成を有する骨補填材押し込め具に
よると、生体内に挿入される部分が軟性チューブにより
構成されているため、自由度をもって生体内に挿入する
ことが可能であり、また、膨張力がコントロール可能な
バルーンを先端部に用いているため、バルーンを縮めた
状態で生体内に挿入することが出来るので、皮膚切開の
範囲を小さくすることが可能である。
【0014】第2の発明の骨補填材押し込め具におい
て、バルーンは、内圧調整機能を有するものとすること
が出来る。このような構造の骨補填材押し込め具では、
押し付ける圧力を検知する必要をなくすことが出来る。
【0015】なお、以上説明した骨補填材押し込め具に
おいて、軟性チューブを構成する材質としては、PTF
E、PVC、PEI、Si(シリコン)、PU(ポリウ
レタン)、PE、FEP等を挙げることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の種々の実施例について、図面を参照して説明する。
【0017】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例に係る骨補填材押し込め
具の全体図、図2は先端部分の斜視図を示す。図1およ
び図2に示すように、骨補填材押し込め具1は、先端部
2と、この先端部2を突き出させる機構部3と、この機
構部3を駆動する駆動部4と、これら機構部3及び駆動
部4を外挿する軟性チューブ5とから構成されている。
【0018】先端部2は、一端に例えば球面状の先端突
出部6と、他端にコの字型の支持部7とを有している。
機構部3は、溝部8およびラック9を有する土台10
と、ワイヤー係合用溝11を有するピニオン12と、ワ
イヤー13と、バネ14とから構成される。
【0019】また、駆動部4は、少なくとも1つ以上の
レバー接合用溝15を有するフランジ16と、レバー1
7と、金属部18と、バネ19と、摺動部20とから構
成される。
【0020】このような各構成部材からなる骨補填材押
し込め具1において、先端部2とピニオン12、および
ピニオン12とワイヤー13とは、それぞれ係合してい
る。即ち、先端部2の他端にあるコの字型の支持部7
に、ピニオン12の回転軸が係合しており、ピニオン1
2のワイヤー係合用溝11にワイヤー13が係合してい
る。
【0021】また、摺動部20と金属部18、金属部1
8とレバー17、レバー17とフランジ18は、それぞ
れ係合しているとともに、摺動部20とフランジ18
は、摺動可能に係合している。即ち、これら摺動部2
0、金属部18、レバー17、およびフランジ18は、
4節リンク機構を構成している。
【0022】これに対し、軟性チューブ5と土台10、
軟性チューブ5とフランジ16、土台10とバネ14、
バネ14とワイヤー13、ワイヤー13と摺動部20、
摺動部20とバネ19は、それぞれ固定されている。
【0023】次に、以上のように構成される骨補填材押
し込め具の作用について、良性腫瘍で骨欠損部ができ、
そこに骨補填材を補填する場合を例として説明する。
【0024】先端部2は、補填した骨補填材を圧入する
突き当て面として作用する。機構部3と駆動部4は、先
端部2を突き出させるもので、一対のレバー17をつか
み、平行になるように動かすと、レバー17は溝15を
中心に回動し、金属部18をてことして摺動部20が上
昇し、フランジ16から遠ざかる。摺動部20に固定さ
れているワイヤー13がピニオン12を回転させ、それ
によってラック9を介して先端部2が突き出される。
【0025】一対のレバー17を開放すると、バネ19
により付勢されている状態に戻り、先端部2が後退する
とともに、摺動部20はフランジ16に引き込まれる。
【0026】なお、軟性チューブ5を用いることによ
り、体内に導入される位置に依存せずに、先端部2を目
的位置に導くことが可能である。
【0027】このように、本実施例に係る骨補填材押し
込め具によると、必要以上の皮膚切開を行わずに作業を
行うことが出来るだけでなく、例えば軟性内視鏡のチャ
ンネル孔を利用しての処置を行うことも可能となる。
【0028】実施例2 図3は、本発明の第2の実施例に係る骨補填材押し込め
具を示す全体図である。
【0029】図3に示すように、骨補填材押し込め具3
0は、先端部31と、この先端部31に取付けられたワ
イヤー32と、これらを収容する外挿用軟性チューブ3
3とから、主として構成される。
【0030】外挿用軟性チューブ33の一方の端部に
は、開口端部と有孔底部とを有し、先端部31を開口端
部から突き出し可能に収容するとともに、有孔底部の孔
をワイヤー32が挿通する土台34が取付けられてい
る。また、先端部31の裏面と土台33の有孔底部との
間にはバネ35が、先端部31の基部の周囲を巻回して
配置されている。
【0031】外挿用軟性チューブ34の他方の端部に
は、軸方向に一定の距離で2つの穴36a,36bが形
成された把持部37が取付けられている。ワイヤー32
には、ボタン39を有する引っ掛かり部材40が取付け
られている。
【0032】以上のように構成される骨補填材押し込め
具を用いて、骨補填材を押し込めるに際しては、まず、
先端部31から遠い側の穴36aに入っているボタン3
9を押し込むと、付勢されているバネ力が開放され、先
端部31が土台34の開口端部から突き出される。この
とき、ボタン39は、先端部31に遠い側の穴36bに
入る。
【0033】先端部31を後退させ、土台34内に収容
する場合は、穴36bに入っているボタン39を押し込
みつつ、ワイヤー32を引張ると、バネ力に抗して先端
部31が土台34内に入り、ボタン39は先端部31か
ら遠い側の穴36aに入り、先端部31はバネ35を圧
縮した状態で保持される。、本実施例に係る骨補填材押
し込め具は、バネ力を直接的に利用する押し込め具であ
り、非常に簡単な構造を有するため、安価に製造出来
る。また、バネ力を直接的に利用するのならば、図4に
示すように、バネの付勢方向を逆にして、引っ掛かり部
材をなくすノック式の構造も考えられる。
【0034】実施例3 図5は、本発明の第3の実施例に係る骨補填材押し込め
具の先端部分を示すr断面図である。図5に示すよう
に、骨補填材押し込め具50は、先端部51と、それぞ
れ接点52を有し、先端部側に接点52が向くように直
列に配列された複数個の伝達部53と、振動子54と、
外挿用軟性チューブ55と、図示はしないが振動子54
へエネルギーを供給するエネルギー供給装置とから構成
される。
【0035】振動子54は、複数の伝達部53の最後の
ものの底面に当接しており、伝達部53の接点52は、
順次、前の伝達部53の底面に当接しており、先頭の伝
達部53の接点52は、先端部51の底面に当接してい
る。
【0036】以上のように構成される骨補填材押し込め
具を使用する場合、まず、エネルギー供給装置からエネ
ルギーを振動子54に供給すると、振動子54は振動、
例えば超音波振動を起こし、その振動を複数の伝達部5
3の最後のものに伝え、順次、前の伝達部53に振動を
伝え、最後に先頭の伝達部53を通して先端部51に振
動、例えば超音波振動が伝達される。
【0037】本実施例に係る骨補填材押し込め具による
と、例えば補填すべき骨補填材が顆粒であるならば、振
動を加えることでより圧縮することができる。また、図
示はしないが、伝達部は振動伝達可能ならば適当なワイ
ヤー単体におきかえることも可能である。
【0038】実施例4 図6は、本発明の第4の実施例に係る骨補填材押し込め
具の全体図を示す。
【0039】図6に示すように、骨補填材押し込め具6
0は、軟性チューブ61と、この軟性チューブ61の一
方の端部に取り付けられたバルーン62と、軟性チュー
ブ61の他方の端部に取り付けられた圧力センサー63
と、図示しないが圧力センサー63に接続された圧力測
定装置とから構成される。
【0040】以上のように構成される骨補填材押し込め
具の使用に際しては、まず、縮めた状態のバルーン62
を、骨補填材が補填された補填部に導入し、次いで、軟
性チューブ61を介して空気又は液体を送ってバルーン
62を膨らませ、骨補填材を押し込める。押し込む力
は、圧力センサー63により検知され、制御される。
【0041】本実施例に係る骨補填材押し込め具による
と、体内への挿入時、抜去時は、バルーンを縮めておけ
るので、皮切をより小さくすることができる。また、例
えば、図7に示すように、長管骨71の骨幹部72に小
さな孔73を設けて骨欠損部74に骨補填材75を補填
する場合で、かつ骨欠損部74の大きさが予測可能な場
合は、骨欠損部74の大きさに準じた形状のバルーン7
6の内圧測定を行うことの可能な装置75を設けること
により、骨補填材押し付ける圧力を検知する必要をなく
すことが出来る。
【0042】本発明は、以下のような様々な態様があ
る。
【0043】1.補填部にセラミック系骨補填材料を押
し込め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具に
おいて、前記骨補填材料に当接する先端部と、この先端
部を突き出す、または振動させる力学的作用を前記先端
部に及ぼす機構部と、この機構部を駆動させる駆動部
と、前記機構部および駆動部を外挿する、軟性チューブ
とを備えることを特徴とする骨補填材押し込め具。
【0044】2.1において、機構部は、前記先端部に
対し固定されたラックと、このラックと噛み合うピニオ
ンと、このピニオンを回転させるワイヤーと、このワイ
ヤーを引張る付勢手段とにより構成される。
【0045】3.1において、機構部は、前記先端部に
取付けられたワイヤーと、このワイヤーに取付けられた
引っ掛かり部材と、前記先端部を押す付勢手段とにより
構成される。
【0046】4.1において、機構部および駆動部は、
前記先端部に振動を伝達する、先端接触面を有する少な
くとも1つの伝達部と、この伝達部を振動させる振動子
とから構成される。
【0047】5.補填部にセラミック系骨補填材料を押
し込め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具に
おいて、軟性チューブと、この軟性チューブの先端に取
付けられ、前記骨補填材料に当接するバルーンと、前記
軟性チューブを介して前記バルーンに流体を送り、前記
バルーンを膨張させる手段と、前記軟性チューブの後端
に取付けられ、前記バルーン内の圧力を検知する圧力セ
ンサとを備えることを特徴とする骨補填材押し込め具。
【0048】6.5において、前記バルーンは、内圧調
整機能を有する。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よると、皮切の大きさ、骨補填材の打ち込み角度によら
ず、任意の方向に力を発生させ、骨補填材を欠損個所に
押し込めることが可能な骨補填材押し込め具を提供する
ことが出来る。その結果、骨補填材の押し込めに際し、
人体への侵襲を小さくすることが出来るうえに、さらに
低侵襲な内視鏡下外科手術などへの応用も期待すること
ができる。
【0050】特に、第1の発明に係る骨補填材押し込め
具によると、生体内に挿入される部分が軟性チューブに
より構成されているため、自由度をもって生体内に挿入
することが可能であり、また、先端部に及ぼす機構部お
よび駆動部が共動して、突き出し、または振動の力学的
作用を先端部に及ぼすことが可能である。
【0051】また、第2の発明に係る骨補填材押し込め
具によると、生体内に挿入される部分が軟性チューブに
より構成されているため、自由度をもって生体内に挿入
することが可能であり、また、膨張力がコントロール可
能なバルーンを先端部に用いているため、バルーンを縮
めた状態で生体内に挿入することが出来るので、皮膚切
開の範囲を小さくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る骨補填材押し込め具の全体を示
す断面図。
【図2】図2に示す骨補填材押し込め具の先端部分を示
す斜視図。
【図3】実施例2に係る骨補填材押し込め具の全体を示
す断面図。
【図4】実施例2に係る骨補填材押し込め具の変形例を
示す部分断面図。
【図5】実施例3に係る骨補填材押し込め具の先端部分
を拡大して示す断面図。
【図6】実施例4に係る骨補填材押し込め具の全体を示
す断面図。
【図7】実施例4に係る骨補填材押し込め具の使用例を
示す断面図。
【符号の説明】
1,30,40,50…骨補填材押し込め具 2,31,51…先端部 3…機構部 4…駆動部 533、55、61…軟性チューブ 6…先端突出部 7…支持部 8,11,15…溝部 9…ラック 10,34…土台 12…ピニオン 13,32…ワイヤー 14,19,35…バネ 16…フランジ 17…レバー 18…金属部 20…摺動部 36,36b…穴 37…把持部 39…ボタン 40…引っ掛かり部材 52…接点 53…伝達部 54…振動子 62,76…バルーン 63…圧力センサー 75…測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増渕 良司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 入江 洋之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 河津 秀行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 袴塚 康治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 LL20 MM24 4C097 AA01 BB04 MM09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補填部にセラミック系骨補填材料を押し込
    め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具におい
    て、前記骨補填材料に当接する先端部と、この先端部を
    突き出す、または振動させる力学的作用を前記先端部に
    及ぼす機構部と、この機構部を駆動させる駆動部と、前
    記機構部および駆動部を外挿する、軟性チューブとを備
    えることを特徴とする骨補填材押し込め具。
  2. 【請求項2】補填部にセラミック系骨補填材料を押し込
    め、埋入させるために用いる骨補填材押し込め具におい
    て、軟性チューブと、この軟性チューブの先端に取付け
    られ、前記骨補填材料に当接するバルーンと、前記軟性
    チューブを介して前記バルーンに流体を送り、前記バル
    ーンを膨張させる手段と、前記軟性チューブの後端に取
    付けられ、前記バルーン内の圧力を検知する圧力センサ
    とを備えることを特徴とする骨補填材押し込め具。
JP31244599A 1999-11-02 1999-11-02 骨補填材押し込め具 Withdrawn JP2001129002A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518693A (ja) * 2010-02-09 2013-05-23 オシロン リミテッド 血管閉塞をトラバースするための装置および使用方法
US10342570B2 (en) 2014-02-03 2019-07-09 Medinol Ltd. Device for traversing vessel occlusions and method of use
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