JP2001128317A - 走行用モータと補機類用モータの一体化構造 - Google Patents

走行用モータと補機類用モータの一体化構造

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JP2001128317A
JP2001128317A JP30020399A JP30020399A JP2001128317A JP 2001128317 A JP2001128317 A JP 2001128317A JP 30020399 A JP30020399 A JP 30020399A JP 30020399 A JP30020399 A JP 30020399A JP 2001128317 A JP2001128317 A JP 2001128317A
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traveling motor
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Shigemitsu Akutsu
重光 圷
Kiyoshi Kimura
清 木村
Kazuaki Takizawa
一晃 瀧澤
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数、組み付け工数を削減でき、かつ小
型化することができる走行用モータと補機類用モータの
一体化構造を提供する。 【解決手段】 走行用モータ16とこれに近接配置され
る補機類用モータ22との両者を一体化して組み付ける
構造であって、走行用モータ16に補機類用モータ22
との合わせ面30を形成すると共に補機類用モータ22
に走行用モータ16との合わせ面35を形成し、走行用
モータ16の合わせ面30に走行用モータ16のウォー
タージャケット26の開口部31を配置する一方、補機
類用モータ22の合わせ面35に補機類用モータ22の
ウォータージャケット33の開口部36を配置し、これ
ら走行用モータ16と補機類用モータ22とを上記各々
の合わせ面30,35で接合すると共に各開口部31,
36を接続して両者を取付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電気自
動車等に使用される走行用モータと補機類用モータの一
体化構造に係るものであり、特に、両者をコンパクトに
一体化できる走行用モータと補機類用モータの一体化構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、燃料電池を搭載した電気自動車
においては、走行用モータに加えて各種補機類用モータ
が使用されるものがある。この種の各種補機類用モータ
の中には、燃料電池から供給される電力によりコンプレ
ッサを駆動させ燃料電池に送給する空気を圧縮するもの
がある。したがって、共に燃料電池により駆動するこれ
ら走行用モータと補機類用モータは、電力供給の便か
ら、あるいは同様の冷却源により冷却しておく必要から
近接して配置される場合が多い。この一例を図5によっ
て説明すると、同図において1は走行用モータを示し、
この走行用モータ1はデファレンシャルギヤ2と併設さ
れている。走行用モータ1にはその周囲にウォータージ
ャケット3が走行用モータ1を取り囲むように設けら
れ、ウォータージャケット3には走行用モータ1の一側
に冷却水入口4が他側に冷却水出口5が各々形成されて
いる。
【0003】そして、前記走行用モータ1にはブラケッ
ト6が設けられ、補機類用モータ7にはブラケット8が
設けられ、これらブラケット6,8により走行用モータ
1と補機類用モータ7とが取り付けられている。該補機
類モータ7は燃料電池自動車の燃料電池に送給される空
気を圧縮するコンプレッサ駆動用のモータである。前記
走行用モータ1と同様に補機類用モータ7にはその周囲
にウォータージャケット9が補機類用モータ7を取り囲
むように設けられ、このウォータージャケット9には冷
却水入口10と冷却水出口11が形成されている。そし
て、補機類用モータ7の冷却水入口10と走行用モータ
1の冷却水出口5とが配管12で接続され、走行用モー
タ1のウォータージャケット3と補機類用モータ7のウ
ォータージャケット9とを連通させ、両モータ1,7を
まとめて冷却管理している。
【0004】また、図6に示すように、走行用モータ1
と補機類用モータ7とが、前述と同様にブラケット6,
8を介して互いに取付けられ、各モータ1,7には燃料
電池からの給電を受ける端子部13,14が各々設けら
れたものがある。この各端子部13,14は図示しない
蓋を介して開閉可能に構成され、この蓋を開いて給電系
から配索された電線の結線作業を行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術にあっては、同様の機能を備えたウォータージ
ャケット3,9を単純に連結した構造であるため、配管
12、及び場合によってはこの配管12を接続するため
のジョイント等が必要となる分部品点数が増加するとい
う問題がある。また、各々が備えているブラケット6,
8を介して連結する構造であるため、どうしてもブラケ
ット6,8の配置スペースの分だけ大きな占有スペース
を必要とし、車載自由度を低下させてしまうという問題
がある。また、配管12によりウォータージャケット
3,9を連結している構造であるため、配管12部分を
流通する冷却水が周囲の温度により温まり、その分冷却
効率の低下を招いてしまう問題がある。
【0006】一方、後者の従来技術にあっては、前者と
同様にブラケット6,8を設ける分だけ占有スペースが
大きくなるという問題があるのに加えて、端子部13,
14を閉塞する蓋を各々に設ける必要があり部品点数が
増加してしまい、さらに、端子部6,8における結線作
業を行なうにあたっては、各々の蓋を開いてそれぞれの
結線作業を行なう必要がある等、重複した作業を余儀な
くされているという問題がある。そこで、この発明は、
部品点数、組み付け工数を削減でき、かつ小型化するこ
とができる走行用モータと補機類用モータの一体化構造
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、走行用モータ(例え
ば、実施形態における走行用モータ16)とこれに近接
配置される補機類用モータ(例えば、実施形態における
補機類用モータ22)との両者を一体化して組み付ける
構造であって、走行用モータに補機類用モータとの合わ
せ面(例えば、実施形態における合わせ面30)を形成
すると共に補機類用モータに走行用モータとの合わせ面
(例えば、実施形態における合わせ面35)を形成し、
走行用モータの合わせ面に走行用モータの冷却用通路
(例えば、実施形態におけるウォータージャケット2
6)の開口部(例えば、実施形態における開口部31)
を配置する一方、補機類用モータの合わせ面に補機類用
モータの冷却用通路(例えば、実施形態におけるウォー
タージャケット33)の開口部(例えば、実施形態にお
ける開口部36)を配置し、これら走行用モータと補機
類用モータとを上記各々の合わせ面で接合すると共に各
開口部を接続して両者を取付けたことを特徴とする。こ
のように構成することで、各々の合わせ面で取付けられ
た走行用モータと補機類用モータは連結された各開口部
により冷却用通路を一体的に共有することが可能とな
る。
【0008】請求項2に記載した発明は、走行用モータ
とこれに近接配置される補機類用モータとの両者を一体
化して組み付ける構造であって、走行用モータに補機類
用モータとの合わせ面(例えば、実施形態における合わ
せ面43)を形成すると共に補機類用モータに走行用モ
ータとの合わせ面(例えば、実施形態における合わせ面
44)を形成し、走行用モータに設けられた端子部品の
収容部(例えば、実施形態における収容部45)と補機
類用モータに設けられた端子部品の収容部(例えば、実
施形態における収容部46)とを、上記合わせ面を境に
して半割状に形成し、これら走行用モータと補機類用モ
ータとを上記各々の合わせ面で接合すると共に両端子部
品の収容部を一体として形成して両者を取付けたことを
特徴とする。このように構成することで、走行用モータ
あるいは補機類用モータの一方の端子部品の収納部それ
自体を、他方の蓋として機能させることが可能となる。
【0009】請求項3に記載した発明は、走行用モータ
とこれに近接配置される補機類用モータとの両者を一体
化して組み付ける構造であって、走行用モータに補機類
用モータとの合わせ面を形成すると共に補機類用モータ
に走行用モータとの合わせ面を形成し、走行用モータの
合わせ面に走行用モータの冷却用通路の開口部を配置す
る一方、補機類用モータの合わせ面に補機類用モータの
冷却用通路の開口部を配置し、また、走行用モータに設
けられた端子部品の収容部と補機類用モータに設けられ
た端子部品の収容部とを、上記合わせ面を境にして半割
状に形成し、これら走行用モータと補機類用モータとを
上記各々の合わせ面で接合することにより各開口部を接
続すると共に両端子部品の収容部を一体として形成して
両者を取付けたことを特徴とする。このように構成する
ことで、各々の合わせ面で取付けられた走行用モータと
補機類用モータは連結された各開口部により冷却用通路
を共有することが可能となると共に走行用モータあるい
は補機類用モータの一方の端子部品の収納部それ自体
を、他方の蓋として機能させることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図4に示すのは、この発明の実施形態
に係る燃料電池15を搭載した自動車の概略構成図であ
る。走行用モータ16はデファレンシャルギヤ17を介
して、例えば前輪18を駆動するものであり、この走行
用モータ16はパワーコントロールユニット19、高圧
分配器20を介して燃料電池15に接続されている。
【0011】燃料電池15は空気と水素ガスから起電力
を発生するものであり、空気はエアクリーナ21から取
り入れられた外気を補機類用モータ22で駆動するスー
パーチャージャー23で加圧圧縮し、インタークーラー
24で冷却した状態で燃料電池15に供給される。ま
た、水素ガスは、水素タンク25あるいは図示しない改
質装置を介して燃料電池15に供給される。ここで、前
記走行用モータ16、パワーコントロールユニット1
9、補機類用モータ22、インタークーラー24には各
々ウォータージャケットが形成され、ラジエータ27に
より冷却され、ポンプ28により供給される、例えば冷
却水によって冷却される。
【0012】図1に示すのはこの発明の第1実施形態の
断面説明図である。前記走行用モータ16には周囲を取
り囲むようにウォータージャケット26が形成されてい
る。ウォータージャケット26には水入口29が形成さ
れ、図4に示すようにこの水入口29はポンプ28の吐
出側配管に接続されている。また、走行用モータ16の
一側には補機類用モータ22との合わせ面30が形成さ
れている。この合わせ面30はウォータジャケット26
をカットするように形成されており、したがって、この
合わせ面30には前記ウォータージャケットの開口部3
1が形成されている。尚、32はディファレンシャルギ
ヤを示している。
【0013】一方、図1において補機類用モータ22に
もその周囲を取り囲むようにしてウォータージャケット
33が形成されている。ウォータージャケット33には
水出口34が形成され、図4に示すようにこの水出口3
4はインタークーラー24に接続されている。また、補
機類用モータ22の一側には前記走行用モータ16の合
わせ面30に整合する合わせ面35が形成されている。
そして、この合わせ面35にもウォータージャケット3
3の開口部36が形成されている。そして、補機類用モ
ータ22の合わせ面35近傍に設けられた取付孔37に
ボルト38(図示都合上一箇所のみについて示す)が挿
通され、このボルト38が走行用モータ16の肉盛り部
39に形成されたねじ孔40にねじ込み固定され、各合
わせ面30,35とウォータージャケット26,33の
各開口部31,36を接続して、走行用モータ16と補
機類用モータ22とを一体的に組み付けるようになって
いる。尚、両者を組み付けるにあたっては、両合わせ面
30,35にシール材を介装してウォータージャケット
26,33の各開口部31,36からの漏れを防止して
いる。ここで、行用モータ16と補機類用モータ22と
を組み付けるにあたっては、上記ボルト38のみにより
合わせ面35の周囲を複数箇所で固定してもよいし、一
側を互いに係止させ他側をボルト38で固定する等種々
の態様が採用可能である。
【0014】上記実施形態によれば、各々の合わせ面3
0,35で取付けられた走行用モータ16と補機類用モ
ータ22は連結された各開口部31,36によりウォー
タージャケット26,33を共有することが可能となる
ため、ウォータージャケット26,33を連結するため
の配管が不要となり、部品点数、組み付け工数を削減で
きる。また、両ウォータージャケット26,33を配管
で連結した場合のように配管部分において外部の熱を拾
うことがなくなるため、冷却効率を高めることができ
る。そして、上記配管も必要なく、走行用モータ16と
補機類用モータ22との軸間を近接配置できるため、コ
ンパクト化することができ占有スペースを削減できる。
したがって、燃料電池関連部品により配置スペースの制
約が大きい燃料電池自動車の走行用モータ16と補機類
用モータ22とに適用した場合に好適である。
【0015】次に、この発明の第2実施形態を図2に基
づいて前記第1実施形態と同一部分に同一符号を付して
説明する。この実施形態においては前述した実施形態に
おけるウォータージャケットの配置が異なるものであ
る。走行用モータ16のウォータージャケット26には
水入口29と水出口34の双方が形成され、ウォーター
ジャケット26は走行用モータ16の周囲を囲む位置に
配置されている。一方、補機類用モータ22にも周囲を
取り囲みようにしてウォータージャケット33が形成さ
れているが、このウォータージャケット33には水出口
や水入口は設けられていない。そして、走行用モータ1
6と補機類用モータ22とが各々に設けられた合わせ面
30,35において接合され、この合わせ面33,35
において各々のウォータージャケット26,33の開口
部31,36が接続された状態で第1実施形態と同様に
ボルト38により固定されている。尚、この実施形態に
おいては第1実施形態の図4に対応する図は省略する。
【0016】上記実施形態によれば、第1実施形態と同
様に、各々の合わせ面33,35で取付けられた走行用
モータ16と補機類用モータ22は連結された各開口部
31,36によりウォータージャケット26,33を共
有することが可能となるため、ウォータージャケット2
6,33を連結するための配管が不要となり、部品点
数、組み付け工数を削減できる。また、ウォータージャ
ケット26,33を配管で連結した場合に比較して冷却
効率を高めることができると共に上記配管も必要なく、
走行用モータ16と補機類用モータ22との軸間を近接
配置できるため、コンパクト化することができる。そし
て、この実施形態においては走行用モータ16側に水出
口29と水入口34の双方を設けることにより配管作業
が走行用モータ16側のみで簡単に行なうことができる
メリットがある。
【0017】次に、この発明の第3実施形態を図3に基
づいて前記実施形態と同一部分に同一符号を付して説明
する。図3において、走行用モータ16にはトランスミ
ッション40が連結されている。また、補機類用モータ
22にはスーパーチャージャー23が連結されている。
走行用モータ16にはトランスミッション40とは反対
側の端部に端子部41が設けられ、補機類用モータ22
にもスーパーチャージャー23とは反対側の端部に端子
部42が設けられている。走行用モータ16には補機類
用モータ22との合わせ面43が設けられ、補機類用モ
ータ22にも走行用モータ16との合わせ面44が設け
られており、各合わせ面43,44に連なるように前記
各端子部41,42に対応する端子部品(端子部41,
42に関連する部品)の収容部45,46が半割状に設
けられている。つまり、一方の収納部45が他方の収納
部46の蓋として機能するのである。
【0018】そして、補機類用モータ22の合わせ面4
4近傍と、端子部品の収容部46に設けられた取付孔4
7にボルト48が挿通され、このボルト48が走行用モ
ータ16側の肉盛り部49に形成されたねじ孔50にね
じ込み固定され、各合わせ面43,44と各端子部品の
収納部45,46を接合して、走行用モータ16と補機
類用モータ22とを一体的に組み付けるようになってい
る。尚、両者を組み付けるにあたっては、両合わせ面4
3,44及び端子部品の収納部45,46にシール材を
介装している。
【0019】上記実施形態によれば、各々の合わせ面4
3,44で取付けられた走行用モータ16と補機類用モ
ータ22は連結された端子部品の収納部45,46によ
り端子接続作業空間を共有することが可能となるため、
各々別個に端子部品の収納部を設けた場合に比較して、
作業孔やこれを閉塞する蓋等が必要なくなり、部品点
数、組み付け工数を削減できる。また、端子部品の結線
作業を行なう場合には走行用モータ16と補機類用モー
タ22とで各々行なっておき、両者を取付ければり端子
部品の収納部45,46を閉塞できるため、作業工数も
大幅に削減できる。そして、各端子部41,42におい
て作業孔やこれを閉塞する蓋が必要なくなり、上記合わ
せ面43,44において走行用モータ16と補機類用モ
ータ22とを軸間を近接配置して固定できるため、コン
パクト化することができ占有スペースを削減できる。
【0020】尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、第1実施形態あるいは第2実施形
態におけるウォータージャケットと、第3実施形態にお
ける端子部品の収納部を併せ持つ構造の走行用モータと
補機類用モータとを一体化する場合にも適用することが
できる。また、補機類用モータとしてはスーパーチャー
ジャーに使用されるものを例にしたが、それ以外にエア
コンのコンプレッサー用のモータや、ラジエータの冷却
水を送給するポンプのモータに適用することも可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、各々の合わせ面で取付けられた走
行用モータと補機類用モータは連結された各開口部によ
り冷却用通路を一体的に共有することが可能となるた
め、冷却用通路を連結するための配管が不要となり、部
品点数、組み付け工数を削減できる効果がある。また、
両冷却用通路を配管で連結した場合のように配管部分に
おいて外部の熱を拾うことがなくなるため、冷却効率を
高めることができる効果がある。また、上記配管も必要
なく、走行用モータと補機類用モータとを近接配置でき
るため、コンパクト化することができ占有スペースを削
減できる。
【0022】請求項2に記載した発明によれば、走行用
モータあるいは補機類用モータの一方の端子部品の収納
部それ自体を、他方の蓋として機能させることが可能と
なるため、各端子部品の収納部の蓋を特別に設ける必要
がなくなり部品点数を削減できるという効果がある。ま
た、結線作業を行なう場合には走行用モータ側の結線と
補機類用モータ側の結線とを一度に行なうことができる
ため、作業工数を削減できる効果がある。
【0023】請求項3に記載した発明によれば、各々の
合わせ面で取付けられた走行用モータと補機類用モータ
は連結された各開口部により冷却用通路を共有すること
が可能となると共に走行用モータあるいは補機類用モー
タの一方の端子部品の収納部それ自体を、他方の蓋とし
て機能させることが可能となるため、冷却水通路の一体
化、及び端子部品の収納部の一体化により、全体をコン
パクト化することができると共に、部品点数、組み付け
工数を大幅に削減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態の断面説明図であ
る。
【図2】 この発明の第2実施形態の断面説明図であ
る。
【図3】 この発明の第3実施形態の正面図である。
【図4】 この発明の第1実施形態の概略構成図であ
る。
【図5】 従来技術の断面説明図である。
【図6】 他の従来技術の断面説明図である。
【符号の説明】
16 走行用モータ 22 補機類用モータ 26,33 ウォータージャケット(冷却用通路) 30,35 合わせ面 31,36 開口部 43,44 合わせ面 45,46 収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧澤 一晃 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H115 PC06 PG04 PU01 SE03 UI30 UI32 UI38 5H609 BB03 BB11 BB23 PP01 PP05 PP17 QQ04 QQ14 RR53 RR68 RR75

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用モータとこれに近接配置される補
    機類用モータとの両者を一体化して組み付ける構造であ
    って、走行用モータに補機類用モータとの合わせ面を形
    成すると共に補機類用モータに走行用モータとの合わせ
    面を形成し、走行用モータの合わせ面に走行用モータの
    冷却用通路の開口部を配置する一方、補機類用モータの
    合わせ面に補機類用モータの冷却用通路の開口部を配置
    し、これら走行用モータと補機類用モータとを上記各々
    の合わせ面で接合すると共に各開口部を接続して両者を
    取付けたことを特徴とする走行用モータと補機類用モー
    タの一体化構造。
  2. 【請求項2】 走行用モータとこれに近接配置される補
    機類用モータとの両者を一体化して組み付ける構造であ
    って、走行用モータに補機類用モータとの合わせ面を形
    成すると共に補機類用モータに走行用モータとの合わせ
    面を形成し、走行用モータに設けられた端子部品の収容
    部と補機類用モータに設けられた端子部品の収容部と
    を、上記合わせ面を境にして半割状に形成し、これら走
    行用モータと補機類用モータとを上記各々の合わせ面で
    接合すると共に両端子部品の収容部を一体として形成し
    て両者を取付けたことを特徴とする走行用モータと補機
    類機類用モータとの一体化構造。
  3. 【請求項3】 走行用モータとこれに近接配置される補
    機類用モータとの両者を一体化して組み付ける構造であ
    って、走行用モータに補機類用モータとの合わせ面を形
    成すると共に補機類用モータに走行用モータとの合わせ
    面を形成し、走行用モータの合わせ面に走行用モータの
    冷却用通路の開口部を配置する一方、補機類用モータの
    合わせ面に補機類用モータの冷却用通路の開口部を配置
    し、また、走行用モータに設けられた端子部品の収容部
    と補機類用モータに設けられた端子部品の収容部とを、
    上記合わせ面を境にして半割状に形成し、これら走行用
    モータと補機類用モータとを上記各々の合わせ面で接合
    することにより各開口部を接続すると共に両端子部品の
    収容部を一体として形成して両者を取付けたことを特徴
    とする走行用モータと補機類用モータの一体化構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120570A (ja) * 2000-10-19 2002-04-23 Honda Motor Co Ltd 車両用モータの冷却装置
JP2003072390A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両用モータの配線構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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