JP2001127990A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JP2001127990A
JP2001127990A JP31111299A JP31111299A JP2001127990A JP 2001127990 A JP2001127990 A JP 2001127990A JP 31111299 A JP31111299 A JP 31111299A JP 31111299 A JP31111299 A JP 31111299A JP 2001127990 A JP2001127990 A JP 2001127990A
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Japan
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image
person
communication system
unit
information communication
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JP31111299A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Kaneko
俊和 金子
Masakazu Nishimoto
雅一 西本
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像カメラで人物を撮像してなる画像を通信
経路を通じて送信先へ送信する場合に、状況に応じてプ
ライバシーの保護を図る。 【解決手段】 撮像カメラ1で人物2を含む画像を撮像
し、この画像を実時間で所定の通信経路NWを通じて所
望の送信先へ送信する場合に、画像中の人物2と背景3
とを画像認識装置4で個別のオブジェクトに分解し、変
換画像選択部5で各オブジェクト毎に他の画像へ変換し
て送信できるようにする。人物本人の顔を知られたくな
い場合や、室内が散らかっているためにその様子を知ら
れたくないなどのプライバシーの保護を十分に図り得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像カメラで人
物を含む画像を撮像し、当該画像を実時間で所定の通信
経路を通じて所望の送信先へ送信する情報通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信技術の発展に伴って、大量の
データを高速に送信することが可能となりつつあり、こ
のことを利用して、通信による様々な情報通信サービス
が試みられている。例えば一般公衆電話回線等を利用し
たテレビ電話装置、ビデオメールまたは通信対戦ゲーム
等においては、各ユーザーの実写映像等の私的画像がそ
のまま所定のネットワークを通じて送信先に送信される
ようになっている。具体的には、ビデオカメラでユーザ
ー本人の映像を撮像し、これを別途マイクロフォン装置
で採取した音声データ等とともにネットワークを通じて
送信先へ送信するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、テレビ電話装置、ビデオメールまたは通信対戦ゲー
ム等において実写映像等の私的画像をそのままネットワ
ークで送信する場合、上記のようなユーザー本人の肖像
映像はもとより、その背景である屋内の部屋の中などの
画像も併せて送信先に送信されることになる。この場
合、見知らぬ相手に本人の顔を知られたくない場合や、
例えば部屋が散らかっているために背景画像を送信した
くない場合もある。このように、ユーザー本人のプライ
バシーを考慮すると、情報通信システムにおいて、ビデ
オカメラで撮像した映像をそのまま送信先へ送信するこ
とが望ましくない場合が少なくないと考えられる。
【0004】そこで、この発明の課題は、ユーザー本人
を表す画像を含む情報通信において、プライバシーを高
いレベルで保護し得る情報通信システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、撮像カメラで人物を含む画像
を撮像し、当該画像を実時間で所定の通信経路を通じて
所望の送信先へ送信する情報通信システムにおいて、前
記撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出を行って当該画
像の中から少なくとも人物の画像領域と背景の画像領域
とを個別のオブジェクトに分解して記号化する画像認識
手段と、所定の環境情報、前記入力装置からの入力、ま
たは所定の音声採取手段への音声入力に基づいて、前記
各オブジェクトを予め所定のデータベースに格納された
他の画像に変換する変換画像選択手段と、前記変換画像
選択手段で変換された各オブジェクトについての画像を
合成加工して前記通信経路を通じて所望の送信先へ送信
する画像加工処理手段とを備えるものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記撮像カメラ
で撮像した画像の中から少なくとも前記人物の画像領域
と前記背景の画像領域とを前記画像認識装置で個別のオ
ブジェクトに分解する際に、前記人物の画像領域と前記
背景の画像領域とを識別するための補助手段を備え、前
記補助手段は、前記撮像カメラで撮像される画像中にお
ける温度の分布を計測することで人物の体温の領域を抽
出するための感温センサ、または前記撮像カメラからの
離間距離の分布を計測することで背景に対する人物を浮
き上がらせて抽出するための焦点距離測定センサである
ものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記撮像カメラ
での種々の撮像環境を検知する各種センサと、前記各種
センサでの検出結果に基づいて種々の撮像環境を認識す
る環境情報認識部と、前記環境情報認識部で認識された
撮像環境及び/または予め設定された所定の通信環境に
基づいて、前記変換画像選択手段に対して前記撮像環境
及び/または前記通信環境に適した画像変換要求を出力
する要求認識手段とをさらに備えるものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記各種センサ
は、少なくとも前記撮像カメラで撮像された画像領域内
に人間が存在しているか否かを検知する人感知センサを
含み、前記環境情報認識部は、前記人感知センサにより
複数の人物の検出がされたか否かを認識するようにさ
れ、前記要求認識手段は、前記環境情報認識部が複数の
人物を認識した場合に、前記画像加工処理手段に対して
前記通信経路を通じた所望の送信先への送信を停止する
よう要求するようにされたものである。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記各種センサ
は、少なくとも撮像時の照度を検知する照度センサを含
み、前記環境情報認識部は、前記照度センサで検知され
た照度が暗いか否かを認識するようにされ、前記要求認
識手段は、前記環境情報認識部において照度が暗い旨が
認識された場合に、前記人物及び前記背景のそれぞれに
ついての画像変換を要求するようにされたものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記各種センサ
は、少なくとも撮像対称となる人物の健康状態を検知す
る医療用センサを含み、前記環境情報認識部は、前記医
療用センサで検知された結果に基づいて前記撮像対称と
なる人物の健康状態が良好であるか否かを認識するよう
にされ、前記要求認識手段は、前記環境情報認識部にお
いて前記撮像対称となる人物の健康状態が良好でない旨
が認識された場合に、前記人物の画像を気分が悪い表情
のキャラクターの画像に変換するよう要求するようにさ
れたものである。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記音声採取手
段で採取された使用者の会話音声の声紋解析及び/また
は前記会話音声の構文解析を行う音声認識手段と、前記
音声認識手段での前記声紋解析及び/または前記構文解
析の結果に基づいて、前記変換画像選択手段に対して前
記声紋解析及び/または前記構文解析の結果に適した画
像変換要求を出力する要求認識手段とをさらに備えるも
のである。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記要求認識手
段は、前記音声認識手段での前記声紋解析の結果に基づ
いて、会話を行っている使用者が誰であるかを識別し、
その識別結果に基づいて個々の使用者について予め対応
付けられた代替画像に変換する旨の要求を前記変換画像
選択手段に対して出力するようにされたものである。
【0013】請求項9に記載の発明は、前記要求認識手
段は、前記音声認識手段での前記構文解析の結果に基づ
いてキーワード抽出を行い、抽出されたキーワードと予
め用意しているデマンドのキーワードとが一致している
か否かを判別し、一致している場合に一致したキーワー
ドに予め対応付けられた要求を前記変換画像選択手段に
対して出力するようにされたものである。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記要求認識
手段は、前記音声認識手段での前記構文解析の結果に基
づいて使用者の感情を推測し、前記撮像カメラで撮像さ
れた画像中の人物の画像領域を、推測した感情に対応し
た表情の画像に変換するよう、前記変換画像選択手段に
対して要求するようにされたものである。
【0015】請求項11に記載の発明は、前記画像認識
手段は、前記撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出を行
って当該画像の中の人物の画像領域の中から目、鼻及び
口を含む複数のパーツに分解して記号化する機能を有
し、前記変換画像選択手段は、前記画像認識手段で記号
化された前記各パーツ毎に独立して画像変換するように
されたものである。
【0016】請求項12に記載の発明は、前記画像認識
手段は、前記撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出を行
って当該画像の中の背景の画像領域の中から特定のオブ
ジェクトを抽出する機能を有し、前記変換画像選択手段
は、前記画像認識手段で抽出された特定のオブジェクト
を省略して周囲の背景画像を代替画像として埋め込んで
画像変換するようにされたものである。
【0017】請求項13に記載の発明は、前記撮像カメ
ラで撮像された画像中において前記人物の動きを検出す
るモーションセンサと、前記モーションセンサで検出さ
れた前記人物の動きをベクトルデータに変換してその動
きの方向及び動きの種類を認識するモーションキャプチ
ャーとをさらに備え、前記画像加工処理手段は、前記変
換画像選択手段で変換された画像を、前記モーションキ
ャプチャーでの認識結果に応じて移動または変更するよ
うにされたものである。
【0018】請求項14に記載の発明は、前記画像加工
処理手段は、各オブジェクトに予め対応付けられた画像
が前記所望の送信先側に存在する場合に、前記入力装置
または所定の記憶手段内に予め格納された情報に基づい
て、画像の送出に代えて前記画像認識手段で記号化され
た各オブジェクトの種類の情報のみを前記送信先に送信
するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一の実施の形態に係る
情報通信システムは、例えば、一般公衆電話回線等を利
用したテレビ電話装置、ビデオメールまたは通信対戦ゲ
ーム等に適用されるものであって、基本的に撮像カメラ
により撮像された静止画または動画像に対しディジタル
画像処理を行って、その静止画または動画像をネットワ
ーク(通信経路)を通じて所望の送信先へ送信する際
に、ディジタル画像処理の段階で人物と背景等のいくつ
かのオブジェクトに分解を行い、それらを個別に任意の
画像内容に差し替えることで、秘密にしておきたい実写
映像を送信しないで済むようにしたものである。
【0020】具体的に、この情報通信システムは、図1
のように、撮像カメラ1で人物2を中心とする映像を撮
像した際に、この人物2の映像とその背景3とを画像認
識装置(画像認識手段)4で別々に認識するようにし、
変換画像選択部(変換画像選択手段)5により必要に応
じてがぞあの各部分を他の画像に変換した後、これらの
画像を画像加工処理部(画像加工処理手段)6で合成及
び加工して、所定のネットワークNWを通じて送信先に
送信するようにしており、また、上記した画像認識装置
4で画像認識処理を実行する際に、各種センサ7で構成
される補助手段を用いて撮像カメラ1で撮像した画像中
の人物2と背景3を識別するようになっている。
【0021】ここで、図2は、画像認識装置4の内部構
成を示すブロック図である。画像認識装置4は、図2の
如く、画像の周波数空間における高域フィルタを用いて
画像中の各部分のエッジを抽出して各オブジェクトの領
域抽出を行い、抽出された各オブジェクト毎に所定の標
準パターンに対するパターンマッチングを実行して特徴
抽出を行うオブジェクト特徴抽出部41と、オブジェク
ト特徴抽出部41で特徴抽出された各オブジェクトの形
状及び配置関係をベクトルデータの結合により抽象的な
記号の集積としてデータ化するデータ化部42と、デー
タ化部42でデータ化された記号の集積に基づいて人物
2の顔画像43の有無及び背景像45の種類の判断を行
う判断部43と、判断部43での判断結果に基づいて顔
画像43及び背景像45をそれぞれ別個の画像として画
像加工処理部6に伝達する出力部46とを有している。
また、データ化部42では、画像加工処理部6で画像変
換を行う場合を考慮して、データ化部42でデータ化さ
れた記号の集積の情報を画像加工処理部6へ伝達するよ
うになっている。また、画像認識装置4のオブジェクト
特徴抽出部41は、後述の各種センサ7から伝達されて
くる情報を受信し、この受信した情報に基づいて人物2
と背景3とを識別した後、この人物2と背景3との識別
結果を各オブジェクトの領域抽出に反映するようになっ
ている。
【0022】画像認識装置4で人物2と背景3とを識別
する際の補助手段として使用される各種センサ7として
は、例えば、図3に示したように画像の領域中の温度分
布を計測することで人物2の体温を感知する領域を抽出
するための感温センサ(赤外線センサ)や、図4に示し
たように撮像カメラ1がオートフォーカスカメラである
場合には、このオートフォーカスカメラで使用されてい
る既存の焦点距離測定センサを使用することも可能であ
る。即ち、この焦点距離測定センサにより、赤外線等を
使用した焦点距離を計測して微分値分析を行うことで、
背景3に対する人物2の輪郭を浮き上がらせて抽出する
ことが可能となる。これらの各種センサ7は、撮像カメ
ラ1で撮像される画像の領域中に例えばマトリクス状に
複数配置されることで、正確な人物の輪郭を抽出できる
ようになっている。これらの各種センサ7での検出結果
の情報は、図1のように画像認識装置4に伝達され、こ
れにより、この画像認識装置4においてより正確に人物
2と背景3とを別々に認識するようになっている。
【0023】そして、この情報通信システムは、各種セ
ンサ7での検出結果に基づいて、人物2及び背景3の撮
像環境を環境情報認識部8で認識し、その認識した撮像
環境を環境情報認識部8が後述のデマンド認識部(要求
認識手段)9へ出力することで、変換画像選択部5での
画像変換処理を自動化することができるようになってい
る。例えば、各種センサ7の中に感熱センサ等の人感知
センサを含ませておき、この人感知センサにより複数の
人物の検出がされた場合には、画像のネットワークNW
への送出を停止するようにしたり、あるいは、各種セン
サ7の中に照度センサを含ませておき、部屋の照明が暗
い場合など撮像カメラ1での撮像環境が十分に明るくな
い場合には、背景3の画像のネットワークNWへの送出
を禁止するとともに、人物2については実写映像に代え
て似顔絵を使用してこれをネットワークNWへ送出する
ようにする。あるいは、各種センサ7の中に電子体温計
や心拍計等の医療用センサを含ませておき、これらの医
療用センサでの計測結果に基づいて、体温が高すぎたり
心拍数が高すぎたりするなどの場合に体調が悪い旨の表
現として気分が悪い表情のキャラクターの画像を代理画
像として選択してネットワークNWに送出するようにす
る。このように、この情報通信システムでは、各種セン
サ7での検出結果に基づいて環境情報認識部8が各種の
予め定められた環境認識を行って、その認識結果に基づ
いてデマンド認識部9が適切なデマンドを認識して変換
画像選択部5に画像変換要求信号を出力するようになっ
ている。
【0024】また、各種センサ7での検出結果のみなら
ず、他の情報を加味して環境認識を行っても良い。例え
ば、各種センサ7中の照度センサで背景が暗い旨を検出
し、且つ所定のタイマーでの計時により現在時間が夜間
である旨を検出した場合には、背景3の画像を所定の星
空の夜間風景写真に差し替えてネットワークNWへ送出
するようにしたり、または、通信環境設定部10での設
定により情報の送信先が特定の相手である場合にのみ、
撮像カメラ1で取り込んだユーザーの実写の人物(顔)
画像を送付するようにする。さらに、送信先が例えば画
像表示型携帯電話等の表示解像度が低い機種であること
が予め分かっている場合には、通信環境設定部10での
送信先の情報に基づいて、送信する人物2の画像と背景
3の画像の両方を、解像度の低い静止画に設定するよう
にする。
【0025】さらに、この情報通信システムでは、ユー
ザーの会話をマイクロフォン装置(音声採取手段)11
で採取するようにし、その会話音声の有無に応じて人物
2の存在を確認して人物2と背景3の分割処理の可否を
デマンド認識部9で判断するようになっている。そし
て、人物2の存在を会話音声で確認できた場合は、さら
にユーザーの会話音声を音声認識装置(音声認識手段)
12で声紋解析して、この声紋解析の結果に基づいて会
話を行っている人物2が誰であるかを識別し、例えば話
者が父親であれは似顔絵の「父の像」を、息子の場合は
「子供のマンガキャラクター」を人物画像として代替す
るよう、デマンド認識部9がデマンド認識するようにな
っている。さらにユーザーの会話音声を音声認識装置1
2で音声認識して構文解析した上でキーワード抽出を行
い、このキーワード抽出の結果に基づいて予め用意して
いるデマンドのキーワードと一致した場合などにおいて
は、デマンド認識部9がデマンドを認識し、笑っている
表情や悲しい表情、起こっている表情、あるいは驚いた
表情に適宜変換するように変換画像選択部5に伝達する
ようになっている。
【0026】さらにまた、この情報通信システムでは、
ユーザーの手動入力装置15での手動入力により、画像
変換を行いたい旨、及び画像変換を行う場合の変換画像
の選択について、デマンド認識部9に対して入力指示で
きるようになっており、デマンド認識部9が変換画像選
択部5にデマンドを送信し、画像加工処理部6で加工さ
れた画像を所定のディスプレイ装置16に表示し、この
ディスプレイ装置16内の画像を見ながら様々なデマン
ドを手動入力装置15を通じて設定及び変更できるよう
になっている。また、この手動入力装置15では、送信
する画像データ方式として、例えばJPEG方式、MP
EG方式またはウェーブレット変換等の画像加工処理部
6における画像処理手法を指示入力することが可能とな
っている。
【0027】デマンド認識部(要求認識手段)9の内部
構成を図5に示す。このデマンド認識部9は、環境情報
認識部8、通信環境設定部10、音声認識装置12及び
手動入力装置15から与えられた情報に基づいて、各種
のデマンドの因子となる各種変数(パラメータ)を一時
的に格納するテンポラリ・デマンド・パラメータ・バッ
ファ21と、テンポラリ・デマンド・パラメータ・バッ
ファ21内に格納されたパラメータに基づいて人物の画
像として変換する画像(人物変換画像)を決定する人物
変換画像決定部22と、同じくテンポラリ・デマンド・
パラメータ・バッファ21内に格納されたパラメータに
基づいて背景の画像として変換する画像(背景変換画
像)を決定する背景変換画像決定部23と、通信環境設
定部10、音声認識装置12または手動入力装置15か
らの情報に基づいて画像サイズを決定する画像サイズ決
定部24と、同じく通信環境設定部10、音声認識装置
12または手動入力装置15からの情報に基づいて例え
ばJPEG方式、MPEG方式またはウェーブレット変
換等の画像加工処理部6における画像処理手法を決定す
る画像処理手法決定部25とを備える。そして、人物変
換画像決定部22、背景変換画像決定部23、画像サイ
ズ決定部24及び画像処理手法決定部25では、環境情
報認識部8、通信環境設定部10、音声認識装置12及
び手動入力装置15から与えられた情報を所定の優先度
や所定の重み付けまたは論理和等の所定の判断基準によ
り各種のデマンドについての取捨選択または折衷を実行
し、個々の変換内容に応じたデマンドを決定(デマンド
認識)して、その結果を変換画像選択部5に伝達するよ
うになっている。
【0028】変換画像選択部5は、デマンド認識部9か
ら与えられたデマンドに対応する画像を、画像認識装置
4で識別された各オブジェクト毎に画像データベース
(DB)27から読み出し、画像加工処理部6に出力す
るようになっている。また、デマンド認識部9から与え
られた各種デマンドは、そのうちの全部または必要な一
部分をそのまま画像加工処理部6に伝達するようになっ
ている。
【0029】画像加工処理部6では、変換画像選択部5
を通じてデマンド認識部9から与えられたデマンドに従
って画像のレイヤー合成及び各種編集処理を行うように
なっている。具体的には、例えば、得られたデマンドに
おいて画像変換が一切要求されていない場合に、画像認
識装置4から与えられた各オブジェクトの原画像を再合
成し、デマンドとして要求された画像サイズ及び画像処
理手法で種々の画像加工を行った後、これをネットワー
クNWに送出するようになっている。尚、この場合にお
いては、画像認識装置4からオブジェクト毎に別々に与
えられた画像を再合成しているが、撮像カメラ1で撮像
された映像・画像をそのまま受信して、画像サイズ及び
画像処理手法で種々の画像加工を行った後、これをネッ
トワークNWに送出するようにしてもよい。また、変換
画像選択部5で画像変換が行われた場合は、画像認識装
置4においてベクトルデータの結合としてデータ化され
た抽象的な記号を変換画像選択部5から与えられた変換
画像に置き換えてレイヤー合成し、画像サイズ及び画像
処理手法で種々の画像加工を行った後、これをネットワ
ークNWに送出するようになっている。尚、この画像加
工処理部6は、いわゆるソフトフォーカス処理、セピア
処理、モザイク処理、またはある画像から他の画像に切
り替える時に画面全体を段階的に変化させるワイプ処理
等の各種エフェクト処理を、手動入力装置15での手動
入力に従って実行するようになっている。
【0030】そして、この情報通信システムでは、人物
2の動きを検出するモーション(動き)センサ28と、
このモーションセンサ28で検出された人物2の動きを
ベクトルデータに変換してその動きの方向や動きの種類
等を認識するモーションキャプチャー29とを備えてお
り、画像加工処理部6でレイヤー合成されるアニメーシ
ョン等の代替画像を、モーションキャプチャー29で認
識された人物2の動きに同期させて動かしたり、モーシ
ョンキャプチャー29で認識された人物2の動きに応じ
て、例えば人物2がお辞儀した場合に感謝の気持ちを推
察して感謝している画像に変更するなど、代替画像の感
情表現をより正確に行うようになっている。
【0031】そして、画像加工処理部6では、手動入力
装置15での操作指示に従って、実画像データを送付せ
ずに、各オブジェクトを意味するインデックス番号のみ
送付し、ネットワークNWを通じて情報を送信する送信
先等側でこのインデックス番号に対応した特定の画像を
対応付けて表示することも可能となっている。例えば、
画像認識装置4で背景3が夕日の沈む風景であると判断
された場合にはこの背景3の画像に代えて例えば「00
1番」といったインデックス番号を、人物2が子供であ
ると判断した場合にはアニメーションの「888番」と
いったインデックス番号を送信できるようになってい
る。
【0032】尚、画像認識装置4、変換画像選択部5、
画像加工処理部6、環境情報認識部8、音声認識装置1
2、デマンド認識部9及び通信環境設定部10は、例え
ば、専用の回路構成にてハードウェアとして構成されて
もよく、あるいは、CPUを使用して所定のソフトウェ
アプログラムにしたがって動作する機能要素として実現
しても良い。
【0033】上記構成の情報通信システムの動作を説明
する。
【0034】まず、一般公衆電話回線等を利用したテレ
ビ電話装置、ビデオメールまたは通信対戦ゲーム等の実
施において、ユーザーは、図1のように、手動入力装置
15を使用して、所望の送信先に送信する画像データ方
式として、例えばJPEG方式、MPEG方式またはウ
ェーブレット変換等の画像加工処理部6における画像処
理手法を指示入力する。そして、撮像カメラ1でユーザ
ー本人の正面像を撮像する。撮像カメラ1で撮像された
映像は画像認識装置4に送信される。
【0035】また、各種センサ7(図3に示したように
人物2の体温を感知する赤外線センサや、図4に示した
ようにオートフォーカスカメラと同様の赤外線等を使用
した焦点距離測定センサ等)は、撮像カメラ1で撮像さ
れた画像中の人物2の領域を検出し、画像認識装置4に
伝達する。
【0036】画像認識装置4のオブジェクト特徴抽出部
41は、各種センサ7から伝達されてくる情報を受信
し、この受信した情報に基づいて人物2と背景3とを識
別するとともに、図2の如く、画像の周波数空間におけ
る高域フィルタを用いて画像中の各部分のエッジを抽出
して各オブジェクトの領域抽出を行い、抽出された各オ
ブジェクト毎に所定の標準パターンに対するパターンマ
ッチングを実行して特徴抽出を行って、人物2と背景3
とを画像分割する。そして、データ化部42において、
オブジェクト特徴抽出部41で特徴抽出された各オブジ
ェクトの形状及び配置関係をベクトルデータの結合によ
り抽象的な記号の集積としてデータ化する。そして、デ
ータ化部42でデータ化された記号の集積に基づいて、
判断部43は、人物2の顔画像43の有無及び背景像4
5の種類の判断を行う。このとき、データ化部42は、
画像加工処理部6で画像変換を行う場合を考慮して、デ
ータ化部42でデータ化された記号の集積の情報を画像
加工処理部6へ伝達する。また、出力部46は、判断部
43での判断結果に基づいて、顔画像43及び背景像4
5をそれぞれ別個の画像として画像加工処理部6に伝達
する。
【0037】ここで、ユーザーがマイクロフォン装置1
1に会話音声を発した場合は、その会話音声の有無に応
じて人物2の存在を確認して人物2と背景3の分割処理
の可否をデマンド認識部9で判断する。
【0038】そして、図1において、環境情報認識部8
は、各種センサ7での検出結果に基づいて人物2及び背
景3の撮像環境を認識し、この認識結果をデマンド認識
部9に出力する。例えば、各種センサ7として感熱セン
サ等の人感知センサを含ませた場合は、この人感知セン
サにより複数の人物の検出がされた際に、その旨をデマ
ンド認識部9に伝達すると、デマンド認識部9は、これ
に応じて、画像のネットワークNWへの送出を停止する
旨のデマンドを発行する。これにより、テレビ電話装置
等の1対1の通信において通信を意図した人物以外の人
物のプライバシーを保護することが可能となる。また、
各種センサ7の中に照度センサを含ませておいた場合
は、部屋の照明が暗い場合に、これを環境情報認識部8
で認識し、これを受けてデマンド認識部9が背景3の画
像のネットワークNWへの送出を禁止するとともに、人
物2について実写映像に代えて似顔絵を使用する旨のデ
マンドを発行する。あるいは、各種センサ7の中に電子
体温計等の医療用センサを含ませた場合は、体温が高す
ぎるなどの場合に体調が悪い旨を環境情報認識部8が認
識し、これを受けてデマンド認識部9が、気分が悪い表
情のキャラクターの画像を代理画像として選択する旨の
デマンドを発行する。これらのデマンド認識部9で発行
されたデマンドは変換画像選択部5に伝達され、これに
応じて変換画像選択部5が適切な画像変換を行うように
なる。
【0039】また、デマンド認識部9においては、各種
センサ7での検出結果のみならず、他の情報を加味して
デマンドを発行する。例えば、各種センサ7中の照度セ
ンサで背景が暗い旨を検出し、且つ所定のタイマーでの
計時により現在時間が夜間である旨を検出した場合に
は、背景3の画像を所定の星空の夜間風景写真に差し替
えてネットワークNWへ送出するようにするよう要求す
る。また、通信環境設定部10での設定により情報の送
信先が特定の相手である場合にのみ、撮像カメラ1で取
り込んだユーザーの実写の人物(顔)画像を送付するよ
う要求する。さらに、送信先が例えば画像表示型携帯電
話等の表示解像度が低い機種であることが予め分かって
いる場合には、通信環境設定部10での送信先の情報に
基づいて、送信する人物2の画像と背景3の画像の両方
を、解像度の低い静止画に設定するよう要求する。例え
ば、送信先の機器が表示パネル付き携帯電話のような場
合には、表示パネルの表示領域が一般に小面積であるた
め、低い解像度の表示しか行うことができない。また、
携帯電話のようなデータ伝送速度の比較的遅い通信機器
の場合は、データ伝送量を少なく制限する方が好まし
い。このような場合には、送信先に解像度の低い画像を
送信することで、その表示パネルの解像度や適正データ
伝送量に応じた情報を送信することが可能となる。
【0040】また、マイクロフォン装置11を通じて採
取されたユーザーの会話音声は、音声認識装置12で声
紋解析される。そして、この声紋解析の結果に基づい
て、音声認識装置12は、会話を行っている人物2が誰
であるかを認識し、例えば話者が父親であれは似顔絵の
「父の像」を、息子の場合は「子供のマンガキャラクタ
ー」を人物画像として代替するよう、デマンド認識部9
がデマンド認識する。さらに、ユーザーの会話音声を音
声認識装置12で音声認識して構文解析した上でキーワ
ード抽出を行い、このキーワード抽出の結果に基づいて
予め用意しているデマンドのキーワードと一致した場合
などにおいては、デマンド認識部9がそのデマンドを認
識し、笑っている表情や悲しい表情、起こっている表
情、あるいは驚いた表情に適宜変換するように変換画像
選択部5に伝達する。
【0041】さらにまた、ユーザーの手動入力装置15
での手動入力により、画像変換を行いたい旨、及び画像
変換を行う場合の変換画像の選択について、デマンド認
識部9に対して入力指示を行った場合には、この入力指
示に基づいてデマンド認識部9が対応するデマンドを選
択してそのデマンドを変換画像選択部5に送信する。こ
の場合、変換画像選択部5では、与えられたデマンドに
応じて画像変換を実行し、さらに画像加工処理部6で加
工された画像を所定のディスプレイ装置16に表示し
て、このディスプレイ装置16内の画像を見ながらユー
ザーが様々なデマンドを手動入力装置15を通じて設定
及び変更することになる。
【0042】デマンド認識部9では、図5の如く、環境
情報認識部8、通信環境設定部10、音声認識装置12
及び手動入力装置15から与えられた情報に従って、各
種のデマンドの因子となる各種変数(パラメータ)をテ
ンポラリ・デマンド・パラメータ・バッファ21一時的
に格納し、格納されたパラメータに基づいて、人物変換
画像決定部22が人物変換画像を決定し、背景変換画像
決定部23が背景変換画像を決定し、画像サイズ決定部
24が送信する画像の画像サイズを決定し、画像処理手
法決定部25が例えばJPEG方式、MPEG方式また
はウェーブレット変換等の画像加工処理部6における画
像処理手法を決定する。ここでは、環境情報認識部8、
通信環境設定部10、音声認識装置12及び手動入力装
置15から与えられた情報を所定の優先度や所定の重み
付けまたは論理和等の所定の判断基準により各種のデマ
ンドについての取捨選択または折衷を実行し、個々の変
換内容に応じたデマンドを決定して、その結果を変換画
像選択部5に伝達する。
【0043】変換画像選択部5では、デマンド認識部9
から与えられたデマンドに対応する画像を、画像認識装
置4で識別された各オブジェクト毎に画像データベース
(DB)27から読み出し、画像加工処理部6に出力す
る。ここで、画像認識の処理精度が高い場合には、詳細
に分割した各オブジェクトを分解認識し、例えば、人物
2の画像の中の目や鼻や口といったパーツに分解して、
あたかも福笑いやモンタージュ写真のようにこれらを独
立して交換処理したり、背景3の画像のうち、例えば、
室内の洗濯物のみを省略してその周囲の色で塗りつぶす
など、特定の主題(オブジェクト)の差し替え処理を、
与えられたデマンドに従って実行する。この場合、手動
入力装置15での入力指示に基づいてオブジェクトの画
像変換を行っても良いし、あるいは、予め特定のオブジ
ェクト(例えば洗濯物など)の特徴を画像認識装置4内
に記録しておき、特徴抽出の課程においてその特徴に合
致するオブジェクトを自動的に省略するようにしても良
い。尚、デマンド認識部9から与えられた各種デマンド
については、そのうちの全部または必要な一部分をその
まま画像加工処理部6に伝達する。
【0044】画像加工処理部6では、変換画像選択部5
を通じてデマンド認識部9から与えられたデマンドに従
って画像のレイヤー合成及び各種編集処理を行う。例え
ば、得られたデマンドにおいて画像変換が一切要求され
ていない場合に、画像認識装置4から与えられた各オブ
ジェクトの原画像を再合成し、デマンドとして要求され
た画像サイズ及び画像処理手法で種々の画像加工を行っ
た後、これをネットワークNWに送出する。また、変換
画像選択部5で画像変換が行われた場合は、画像認識装
置4においてベクトルデータの結合としてデータ化され
た抽象的な記号を変換画像選択部5から与えられた変換
画像に置き換えてレイヤー合成し、画像サイズ及び画像
処理手法で種々の画像加工を行った後、これをネットワ
ークNWに送出する。さらにこの画像加工処理部6にお
いて、いわゆるソフトフォーカス処理、セピア処理、モ
ザイク処理またはワイプ処理等の各種エフェクト処理
を、手動入力装置15での手動入力に従って実行してお
く。
【0045】そして、モーションセンサ28が人物2の
動きを検出した場合には、このモーションセンサ28で
検出された人物2の動きをモーションキャプチャー29
でベクトルデータに変換してその動きの方向や動きの種
類等を認識し、画像加工処理部6でレイヤー合成される
アニメーション等の代替画像を、モーションキャプチャ
ー29で認識された人物2の動きに同期させて動かした
り、モーションキャプチャー29で認識された人物2の
動きに応じて、例えば人物2がお辞儀した場合に感謝の
気持ちを推察して感謝している画像に変換するなど、代
替画像の感情表現を変更する。
【0046】また、手動入力装置15において、実画像
データを送付せずに、各オブジェクトを意味するインデ
ックス番号のみ送付するよう操作指示された場合には、
画像加工処理部6では、その操作指示に従って、実画像
データを送付せずに、各オブジェクトを意味するインデ
ックス番号のみをネットワークNWを通じて送信する。
例えば、画像認識装置4で背景3が夕日の沈む風景であ
ると判断された場合にはこの背景3の画像に代えて例え
ば「001番」といったインデックス番号を、人物2が
子供であると判断した場合にはアニメーションの「88
8番」といったインデックス番号を送信する。送信先側
では、このインデックス番号に予め対応付けられた特定
の代替画像を、所定のデータベースを参照してレイヤー
合成し、所定の表示装置に表示すればよい。また、この
ような動作を手動入力装置15での入力指示に基づかず
に、自動的に実行するようにしてもよい。具体的には、
インデックス番号に予め対応付けられた特定の代替画像
を保有する送信先のリストを、図示しない所定の記憶装
置内にテーブルデータとして予め格納しておき、このテ
ーブルデータを参照して、これから画像を送信しようと
する送信先がテーブルデータ内に記録されているか否か
を判断し、送信先がテーブルデータ内に記録されていれ
ば、画像を送信せずに、画像認識装置4で記号化された
インデックス番号のみを送信するようにすればよい。
【0047】以上のように、ユーザーの意思に応じて、
あるいは撮像環境、ユーザーの声紋または通信環境とい
った様々な環境情報に応じて、ユーザー自身の人物像や
背景を個別のオブジェクトとして別の画像に変換した
り、省略したりすることを容易に実行でき、プライバシ
ーを高いレベルで保護し得る情報通信システムを提供す
ることができる。そして、特に、モーションセンサ28
で検出された人物2の動きをモーションキャプチャー2
9で認識して、その動きを画像の変化により表現できる
ので、人物2の画像を他の代替画像に差し替えた場合で
あっても、人物2の動きを代替画像に反映することで、
送信先に伝達される情報の質を十分に確保することが可
能となる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、撮像カ
メラで人物を含む画像を撮像し、当該画像を実時間で所
定の通信経路を通じて所望の送信先へ送信する情報通信
システムにあって、少なくとも画像中の人物と背景とを
画像認識手段で個別のオブジェクトに分解し、変換画像
選択手段で各オブジェクト毎に他の画像へ変換して送信
するようにしているので、使用者本人の顔を知られたく
ない場合や、室内が散らかっているためにその様子を知
られたくないなどのプライバシーの保護を十分に図るこ
とが可能となる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、感温セン
サまたは焦点距離測定センサを用いて人物と背景とを正
確に識別でき、画像認識手段での各オブジェクトへの分
解を正確に行うことが可能となる。
【0050】請求項3に記載の発明によれば、各種セン
サで種々の撮像環境を検知して、これに基づいて環境情
報認識部が撮像環境を認識し、この撮像環境や実際の通
信環境に応じて自動的に変換画像選択手段が画像の変換
を行うため、画像の変換に際して使用者の手間を大幅に
軽減できる。
【0051】請求項4に記載の発明によれば、人感知セ
ンサにより複数の人物の検出がされたか否かを環境情報
認識部で認識し、複数の人物が画像中に現れている場合
に通信経路から送信先への画像の送信を停止するように
しているので、テレビ電話装置等の1対1の通信におい
て通信を意図した人物以外の人物のプライバシーを保護
することが可能となる。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、撮像時の
照度を照度センサで検知し、照度センサで検知された照
度が暗いか否かを環境情報認識部で認識し、環境情報認
識部において照度が暗い旨が認識された場合に、要求認
識手段において人物及び背景のそれぞれについての画像
変換を要求するようにしているので、暗くて見づらい画
像についてこれを別の画像に差し替えることで、見やす
い画像に変換することが可能となる。
【0053】請求項6に記載の発明によれば、医療用セ
ンサで撮像対称となる人物の健康状態を検知し、その検
知結果に基づいて撮像対称となる人物の健康状態が良好
であるか否かを環境情報認識部で認識し、撮像対称とな
る人物の健康状態が良好でない旨が認識された場合に、
環境情報認識部において人物の画像を気分が悪い表情の
キャラクターの画像に変換するよう要求するようにして
いるので、人物の画像を変換する場合に、その人物の健
康状態を変換された画像に反映することができるので便
利である。
【0054】請求項7に記載の発明によれば、音声採取
手段で採取された使用者の会話音声の声紋解析及び/ま
たは会話音声の構文解析を音声認識手段で行い、その結
果に基づいて、要求認識手段が、変換画像選択手段に対
して声紋解析及び/または構文解析の結果に適した画像
変換要求を出力するようにしているので、例えば請求項
8のように、音声認識手段での声紋解析の結果に基づい
て、会話を行っている使用者が誰であるかを識別し、そ
の識別結果に基づいて個々の使用者について予め対応付
けられた代替画像に変換する旨の要求を変換画像選択手
段に対して出力すれば、使用者が特別の入力操作を行わ
なくても、自分自身のキャラクターを代替画像に容易に
反映することができる。あるいは、請求項9のように、
構文解析の結果に基づいてキーワード抽出を行い、抽出
されたキーワードと予め用意しているデマンドのキーワ
ードとが一致しているか否かを判別し、一致している場
合に一致したキーワードに予め対応付けられた要求を変
換画像選択手段に対して出力すれば、音声だけで代替画
像を自動的に変換でき、使用者の手間を大幅に軽減でき
る。さらに、請求項10のように、構文解析の結果に基
づいて使用者の感情を推測し、撮像カメラで撮像された
画像中の人物の画像領域を、推測した感情に対応した表
情の画像に変換するよう、変換画像選択手段に対して要
求すれば、使用者が特別の入力操作を行わなくても、自
分自身の感情表現を代替画像に容易に反映することがで
きる。
【0055】請求項11に記載の発明によれば、画像認
識手段において、撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出
を行って当該画像の中の人物の画像領域の中から目、鼻
及び口を含む複数のパーツに分解して記号化し、変換画
像選択手段において、画像認識手段で記号化された各パ
ーツ毎に独立して画像変換するようにしているので、使
用者の好みに応じて、あたかも福笑いやモンタージュ写
真のように代替画像を作成できる。
【0056】請求項12に記載の発明によれば、画像認
識手段において、撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出
を行って当該画像の中の背景の画像領域の中から特定の
オブジェクトを抽出し、変換画像選択手段は、画像認識
手段で抽出された特定のオブジェクトを省略して周囲の
背景画像を代替画像として埋め込んで画像変換するよう
にしているので、例えば、室内の洗濯物のみを省略して
その周囲の色で塗りつぶすなど、特定のオブジェクトを
極めて容易に別の代替画像へ差し替えることが可能とな
る。
【0057】請求項13に記載の発明によれば、モーシ
ョンセンサで人物の動きを検出し、その動きの方向及び
動きの種類等をモーションキャプチャーで認識し、この
モーションキャプチャーでの認識結果に応じて、変換画
像選択手段で変換された画像を画像加工処理手段におい
て移動または変更するようにしているので、人物の画像
を別の代替画像に差し替えても、その人物の動きを代替
画像に容易に反映することができ便利である。
【0058】請求項14に記載の発明によれば、画像加
工処理手段において、送信先に各オブジェクトに予め対
応付けられた画像が所望の送信先側に存在する場合に、
手動入力装置または所定の記憶手段内に予め格納された
情報に基づいて、画像の送出に代えて画像認識手段で記
号化された各オブジェクトの種類の情報のみを送信先に
送信するようにしているので、通信経路を通じて送信す
る情報のデータ量を大幅に低減でき、通信トラフィック
容量が比較的小さい場合にも十分な速度で通信すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る情報通信シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】画像認識装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】各種センサとして感温センサを使用して人物の
領域を識別している様子を示す図である。
【図4】各種センサとして焦点距離測定センサを使用し
て人物の領域を識別している様子を示す図である。
【図5】デマンド認識部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 撮像カメラ 2 人物 3 背景 4 画像認識装置 5 変換画像選択部 6 画像加工処理部 7 各種センサ 8 環境情報認識部 9 デマンド認識部 10 通信環境設定部 11 マイクロフォン装置 12 音声認識装置 15 手動入力装置 16 ディスプレイ装置 21 テンポラリ・デマンド・パラメータ・バッファ 22 人物変換画像決定部 23 背景変換画像決定部 24 画像サイズ決定部 25 画像処理手法決定部 27 画像データベース 28 モーションセンサ 29 モーションキャプチャー 41 オブジェクト特徴抽出部 42 データ化部 43 判断部 43 顔画像 45 背景像 46 出力部 NW ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/133 Z 9A001 Fターム(参考) 5C023 AA16 AA37 BA02 BA04 CA01 CA04 5C059 MA00 MA24 MB03 MB06 MB12 SS06 5C064 AC02 AC06 AD01 AD04 AD08 AD13 AD14 5C076 AA13 5D015 AA02 DD02 9A001 CC02 EE02 HH17 HH23 HH28 JJ01 KK31 KK37 KK56 LL03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像カメラで人物を含む画像を撮像し、
    当該画像を実時間で所定の通信経路を通じて所望の送信
    先へ送信する情報通信システムにおいて、 前記撮像カメラで撮像した画像の特徴抽出を行って当該
    画像の中から少なくとも人物の画像領域と背景の画像領
    域とを個別のオブジェクトに分解して記号化する画像認
    識手段と、 所定の環境情報、前記入力装置からの入力、または所定
    の音声採取手段への音声入力に基づいて、前記各オブジ
    ェクトを予め所定のデータベースに格納された他の画像
    に変換する変換画像選択手段と、 前記変換画像選択手段で変換された各オブジェクトにつ
    いての画像を合成加工して前記通信経路を通じて所望の
    送信先へ送信する画像加工処理手段とを備える情報通信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報通信システムであ
    って、 前記撮像カメラで撮像した画像の中から少なくとも前記
    人物の画像領域と前記背景の画像領域とを前記画像認識
    装置で個別のオブジェクトに分解する際に、前記人物の
    画像領域と前記背景の画像領域とを識別するための補助
    手段を備え、 前記補助手段は、前記撮像カメラで撮像される画像中に
    おける温度の分布を計測することで人物の体温の領域を
    抽出するための感温センサ、または前記撮像カメラから
    の離間距離の分布を計測することで背景に対する人物を
    浮き上がらせて抽出するための焦点距離測定センサであ
    ることを特徴とする情報通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報通信システムであ
    って、 前記撮像カメラでの種々の撮像環境を検知する各種セン
    サと、 前記各種センサでの検出結果に基づいて種々の撮像環境
    を認識する環境情報認識部と、 前記環境情報認識部で認識された撮像環境及び/または
    予め設定された所定の通信環境に基づいて、前記変換画
    像選択手段に対して前記撮像環境及び/または前記通信
    環境に適した画像変換要求を出力する要求認識手段とを
    さらに備える情報通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報通信システムであ
    って、 前記各種センサは、少なくとも前記撮像カメラで撮像さ
    れた画像領域内に人間が存在しているか否かを検知する
    人感知センサを含み、 前記環境情報認識部は、前記人感知センサにより複数の
    人物の検出がされたか否かを認識するようにされ、 前記要求認識手段は、前記環境情報認識部が複数の人物
    を認識した場合に、前記画像加工処理手段に対して前記
    通信経路を通じた所望の送信先への送信を停止するよう
    要求するようにされたことを特徴とする情報通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の情報通信システムであ
    って、 前記各種センサは、少なくとも撮像時の照度を検知する
    照度センサを含み、 前記環境情報認識部は、前記照度センサで検知された照
    度が暗いか否かを認識するようにされ、 前記要求認識手段は、前記環境情報認識部において照度
    が暗い旨が認識された場合に、前記人物及び前記背景の
    それぞれについての画像変換を要求するようにされたこ
    とを特徴とする情報通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の情報通信システムであ
    って、 前記各種センサは、少なくとも撮像対称となる人物の健
    康状態を検知する医療用センサを含み、 前記環境情報認識部は、前記医療用センサで検知された
    結果に基づいて前記撮像対称となる人物の健康状態が良
    好であるか否かを認識するようにされ、 前記要求認識手段は、前記環境情報認識部において前記
    撮像対称となる人物の健康状態が良好でない旨が認識さ
    れた場合に、前記人物の画像を気分が悪い表情のキャラ
    クターの画像に変換するよう要求するようにされたこと
    を特徴とする情報通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の情報通信システムであ
    って、 前記音声採取手段で採取された使用者の会話音声の声紋
    解析及び/または前記会話音声の構文解析を行う音声認
    識手段と、 前記音声認識手段での前記声紋解析及び/または前記構
    文解析の結果に基づいて、前記変換画像選択手段に対し
    て前記声紋解析及び/または前記構文解析の結果に適し
    た画像変換要求を出力する要求認識手段とをさらに備え
    る情報通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報通信システムであ
    って、 前記要求認識手段は、前記音声認識手段での前記声紋解
    析の結果に基づいて、会話を行っている使用者が誰であ
    るかを識別し、その識別結果に基づいて個々の使用者に
    ついて予め対応付けられた代替画像に変換する旨の要求
    を前記変換画像選択手段に対して出力するようにされた
    ことを特徴とする情報通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の情報通信システムであ
    って、 前記要求認識手段は、前記音声認識手段での前記構文解
    析の結果に基づいてキーワード抽出を行い、抽出された
    キーワードと予め用意しているデマンドのキーワードと
    が一致しているか否かを判別し、一致している場合に一
    致したキーワードに予め対応付けられた要求を前記変換
    画像選択手段に対して出力するようにされたことを特徴
    とする情報通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の情報通信システムで
    あって、 前記要求認識手段は、前記音声認識手段での前記構文解
    析の結果に基づいて使用者の感情を推測し、前記撮像カ
    メラで撮像された画像中の人物の画像領域を、推測した
    感情に対応した表情の画像に変換するよう、前記変換画
    像選択手段に対して要求するようにされたことを特徴と
    する情報通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の情報通信システムであって、 前記画像認識手段は、前記撮像カメラで撮像した画像の
    特徴抽出を行って当該画像の中の人物の画像領域の中か
    ら目、鼻及び口を含む複数のパーツに分解して記号化す
    る機能を有し、 前記変換画像選択手段は、前記画像認識手段で記号化さ
    れた前記各パーツ毎に独立して画像変換するようにされ
    たことを特徴とする情報通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の情報通信システムであって、 前記画像認識手段は、前記撮像カメラで撮像した画像の
    特徴抽出を行って当該画像の中の背景の画像領域の中か
    ら特定のオブジェクトを抽出する機能を有し、 前記変換画像選択手段は、前記画像認識手段で抽出され
    た特定のオブジェクトを省略して周囲の背景画像を代替
    画像として埋め込んで画像変換するようにされたことを
    特徴とする情報通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    に記載の情報通信システムであって、 前記撮像カメラで撮像された画像中において前記人物の
    動きを検出するモーションセンサと、 前記モーションセンサで検出された前記人物の動きをベ
    クトルデータに変換してその動きの方向及び動きの種類
    を認識するモーションキャプチャーとをさらに備え、 前記画像加工処理手段は、前記変換画像選択手段で変換
    された画像を、前記モーションキャプチャーでの認識結
    果に応じて移動または変更するようにされたことを特徴
    とする情報通信システム。m
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載の情報通信システムであって、 前記画像加工処理手段は、各オブジェクトに予め対応付
    けられた画像が前記所望の送信先側に存在する場合に、
    前記入力装置または所定の記憶手段内に予め格納された
    情報に基づいて、画像の送出に代えて前記画像認識手段
    で記号化された各オブジェクトの種類の情報のみを前記
    送信先に送信するようにしたことを特徴とする情報通信
    システム。
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