JP2001126395A - 情報再生装置と情報再生方法 - Google Patents
情報再生装置と情報再生方法Info
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- JP2001126395A JP2001126395A JP30274199A JP30274199A JP2001126395A JP 2001126395 A JP2001126395 A JP 2001126395A JP 30274199 A JP30274199 A JP 30274199A JP 30274199 A JP30274199 A JP 30274199A JP 2001126395 A JP2001126395 A JP 2001126395A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記憶媒体へのアクセス中の再生信号の品質を
維持するために最適なイコライザの周波数特性を設定す
る。 【解決手段】 この情報再生装置は、再生処理の際、記
憶媒体１へのアクセス時に、イコライザ回路６による記
憶媒体１から再生された再生信号の周波数特性を、再生
信号の周波数に応じて可変する。
維持するために最適なイコライザの周波数特性を設定す
る。 【解決手段】 この情報再生装置は、再生処理の際、記
憶媒体１へのアクセス時に、イコライザ回路６による記
憶媒体１から再生された再生信号の周波数特性を、再生
信号の周波数に応じて可変する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ＣＤ−ＲＯＭ，
ＣＤ−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ等の円盤状の記憶媒体を回転させ
てその記録媒体に記憶された情報を再生する光ディスク
ドライブ等の情報再生装置に関する。
ＣＤ−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ等の円盤状の記憶媒体を回転させ
てその記録媒体に記憶された情報を再生する光ディスク
ドライブ等の情報再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＤ−ＲＯＭドライブ，ＣＤ−Ｒドライ
ブ，及びＣＤ−ＷＲドライブでは、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ等の記憶媒体の任意の位置にアクセス
してその位置の情報を再生する場合、再生位置にあわせ
てイコライザの周波数特性を設定する必要がある。その
イコライザは、記憶媒体に記憶された情報を再生したと
きの再生信号の高周波成分を上げて読み取りエラーが少
なくなるようにするものである。
ブ，及びＣＤ−ＷＲドライブでは、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ等の記憶媒体の任意の位置にアクセス
してその位置の情報を再生する場合、再生位置にあわせ
てイコライザの周波数特性を設定する必要がある。その
イコライザは、記憶媒体に記憶された情報を再生したと
きの再生信号の高周波成分を上げて読み取りエラーが少
なくなるようにするものである。
【０００３】従来、上記のようなイコライザを備えた情
報再生装置では、イコライザの周波数特性を手動で変更
したり、記憶媒体の内周側から外周側へ一定の割合で徐
々に小さくなるように制御する装置（例えば、特開平５
−３４２５８８号公報参照）があった。
報再生装置では、イコライザの周波数特性を手動で変更
したり、記憶媒体の内周側から外周側へ一定の割合で徐
々に小さくなるように制御する装置（例えば、特開平５
−３４２５８８号公報参照）があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の情報再生装置では、記憶媒体へのアクセ
ス中の再生信号の周波数は再生位置での周波数と異なる
ため、アクセス中の再生信号の品質を維持するために最
適なイコライザの周波数特性を設定できないという問題
があった。
たような従来の情報再生装置では、記憶媒体へのアクセ
ス中の再生信号の周波数は再生位置での周波数と異なる
ため、アクセス中の再生信号の品質を維持するために最
適なイコライザの周波数特性を設定できないという問題
があった。
【０００５】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、記憶媒体へのアクセス中の再生信号
の品質を維持するために最適なイコライザの周波数特性
を設定できるようにすることを目的とする。
されたものであり、記憶媒体へのアクセス中の再生信号
の品質を維持するために最適なイコライザの周波数特性
を設定できるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、円盤状の記憶媒体を回転させてその記録
媒体に記憶された情報を再生する情報再生装置におい
て、上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性
を可変するイコライザと、上記記憶媒体へのアクセス時
に上記再生信号の周波数に応じて上記イコライザの周波
数特性を変更する周波数特性変更手段を設けたものであ
る。
達成するため、円盤状の記憶媒体を回転させてその記録
媒体に記憶された情報を再生する情報再生装置におい
て、上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性
を可変するイコライザと、上記記憶媒体へのアクセス時
に上記再生信号の周波数に応じて上記イコライザの周波
数特性を変更する周波数特性変更手段を設けたものであ
る。
【０００７】また、円盤状の記憶媒体を一定の回転数で
回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアク
セスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光
に基づいて上記記録媒体の前記所定位置に記憶された情
報を再生する情報再生装置において、上記記憶媒体から
再生された再生信号の周波数特性を可変するイコライザ
と、上記記憶媒体へのアクセス時に上記光学ヘッドのア
クセス開始からの移動量を検出する移動量検出手段と、
上記イコライザに対して上記移動量検出手段によって検
出された移動量に応じた周波数特性に変更させる周波数
特性変更制御手段を設けるとよい。
回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアク
セスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光
に基づいて上記記録媒体の前記所定位置に記憶された情
報を再生する情報再生装置において、上記記憶媒体から
再生された再生信号の周波数特性を可変するイコライザ
と、上記記憶媒体へのアクセス時に上記光学ヘッドのア
クセス開始からの移動量を検出する移動量検出手段と、
上記イコライザに対して上記移動量検出手段によって検
出された移動量に応じた周波数特性に変更させる周波数
特性変更制御手段を設けるとよい。
【０００８】さらに、円盤状の記憶媒体を一定の回転角
で回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをア
クセスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射
光に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された
情報を再生する情報再生装置において、上記記憶媒体か
ら再生された再生信号の周波数特性を可変するイコライ
ザと、上記記憶媒体へのアクセス時に上記記録媒体の回
転角速度を検出する回転角速度検出手段と、上記イコラ
イザに対して上記回転角速度検出手段によって検出され
た回転角速度に応じた周波数特性に変更させる周波数特
性変更制御手段を設けるとよい。
で回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをア
クセスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射
光に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された
情報を再生する情報再生装置において、上記記憶媒体か
ら再生された再生信号の周波数特性を可変するイコライ
ザと、上記記憶媒体へのアクセス時に上記記録媒体の回
転角速度を検出する回転角速度検出手段と、上記イコラ
イザに対して上記回転角速度検出手段によって検出され
た回転角速度に応じた周波数特性に変更させる周波数特
性変更制御手段を設けるとよい。
【０００９】さらにまた、円盤状の記憶媒体を回転させ
てその記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生装
置において、上記記憶媒体から再生された再生信号の周
波数特性を可変するイコライザと、上記記憶媒体へのア
クセス時に上記記憶媒体から再生された再生信号の周波
数を検出する周波数検出手段と、上記イコライザに対し
て上記周波数検出手段によって検出された再生信号の周
波数に応じた周波数特性に変更させる周波数特性変更制
御手段を設けるとよい。
てその記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生装
置において、上記記憶媒体から再生された再生信号の周
波数特性を可変するイコライザと、上記記憶媒体へのア
クセス時に上記記憶媒体から再生された再生信号の周波
数を検出する周波数検出手段と、上記イコライザに対し
て上記周波数検出手段によって検出された再生信号の周
波数に応じた周波数特性に変更させる周波数特性変更制
御手段を設けるとよい。
【００１０】また、円盤状の記憶媒体を回転させてその
記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生方法にお
いて、上記記憶媒体へのアクセス時に、イコライザによ
る上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を
上記再生信号の周波数に応じて可変する方法も提供す
る。
記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生方法にお
いて、上記記憶媒体へのアクセス時に、イコライザによ
る上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を
上記再生信号の周波数に応じて可変する方法も提供す
る。
【００１１】さらに、円盤状の記憶媒体を一定の回転数
で回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをア
クセスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射
光に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された
情報を再生する情報再生方法において、上記記憶媒体へ
のアクセス時に上記光学ヘッドのアクセス開始からの移
動量を検出し、上記記憶媒体から再生された再生信号の
周波数特性を可変するイコライザに対して上記検出され
た移動量に応じた周波数特性に変更させるとよい。
で回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをア
クセスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射
光に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された
情報を再生する情報再生方法において、上記記憶媒体へ
のアクセス時に上記光学ヘッドのアクセス開始からの移
動量を検出し、上記記憶媒体から再生された再生信号の
周波数特性を可変するイコライザに対して上記検出され
た移動量に応じた周波数特性に変更させるとよい。
【００１２】また、円盤状の記憶媒体を一定の回転角で
回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアク
セスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光
に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された情
報を再生する情報再生方法において、上記記憶媒体への
アクセス時に上記記録媒体の回転角速度を検出し、上記
記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可変す
るイコライザに対して上記検出された回転角速度に応じ
た周波数特性に変更させるとよい。
回転させてその記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアク
セスし、その光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光
に基づいて上記記録媒体の上記所定位置に記憶された情
報を再生する情報再生方法において、上記記憶媒体への
アクセス時に上記記録媒体の回転角速度を検出し、上記
記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可変す
るイコライザに対して上記検出された回転角速度に応じ
た周波数特性に変更させるとよい。
【００１３】さらに、円盤状の記憶媒体を回転させてそ
の記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生方法に
おいて、上記記憶媒体へのアクセス時に上記記憶媒体か
ら再生された再生信号の周波数を検出し、上記記憶媒体
から再生された再生信号の周波数特性を可変するイコラ
イザに対して上記検出された再生信号の周波数に応じた
周波数特性に変更させるとよい。
の記録媒体に記憶された情報を再生する情報再生方法に
おいて、上記記憶媒体へのアクセス時に上記記憶媒体か
ら再生された再生信号の周波数を検出し、上記記憶媒体
から再生された再生信号の周波数特性を可変するイコラ
イザに対して上記検出された再生信号の周波数に応じた
周波数特性に変更させるとよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図１は、この発明の請求
項１に記載した情報再生装置の一実施形態の構成を示す
ブロック図である。
に基づいて具体的に説明する。図１は、この発明の請求
項１に記載した情報再生装置の一実施形態の構成を示す
ブロック図である。
【００１５】この情報再生装置は、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ，ＣＤ−ＷＲ等のドライブであり、情報が記憶され
ている円盤状の記憶媒体（例えば、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ，ＣＤ−ＷＲ等のディスク）１を回転させるスピン
ドルモータ２と、記憶媒体１にレーザ光Ｌを照射する光
学ヘッド３を備えている。
−Ｒ，ＣＤ−ＷＲ等のドライブであり、情報が記憶され
ている円盤状の記憶媒体（例えば、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ，ＣＤ−ＷＲ等のディスク）１を回転させるスピン
ドルモータ２と、記憶媒体１にレーザ光Ｌを照射する光
学ヘッド３を備えている。
【００１６】その光学ヘッド３の内部には、記憶媒体１
にレーザ光Ｌを照射する半導体素子（ＬＤ），記憶媒体
１からの反射光を電気信号に変換する光学素子，記憶媒
体１にレーザ光Ｌを照射するスポットを記録面に追従さ
せるためのサーボモータ等が内蔵されている。
にレーザ光Ｌを照射する半導体素子（ＬＤ），記憶媒体
１からの反射光を電気信号に変換する光学素子，記憶媒
体１にレーザ光Ｌを照射するスポットを記録面に追従さ
せるためのサーボモータ等が内蔵されている。
【００１７】演算回路４は、光学ヘッド３からの信号を
演算し、記憶媒体１に記憶されたデータを再生するため
の再生信号をつくる。
演算し、記憶媒体１に記憶されたデータを再生するため
の再生信号をつくる。
【００１８】ＡＧＣ回路５は、再生信号の振幅がＬＤか
ら出射される光量が変わっても振幅は一定になるように
コントロールする。その再生信号は記憶媒体１への記録
方式から（ＥＦＭ変調）３Ｔ〜１１Ｔまでの周波数成分
を持つが、再生信号振幅は３Ｔ＜…＜１１Ｔになる。そ
して、各周波数での振幅差が小さくなるようにイコライ
ザ回路６の周波数特性を設定する。
ら出射される光量が変わっても振幅は一定になるように
コントロールする。その再生信号は記憶媒体１への記録
方式から（ＥＦＭ変調）３Ｔ〜１１Ｔまでの周波数成分
を持つが、再生信号振幅は３Ｔ＜…＜１１Ｔになる。そ
して、各周波数での振幅差が小さくなるようにイコライ
ザ回路６の周波数特性を設定する。
【００１９】デコーダ回路７は、イコライザ回路６から
出力される再生信号を２値化し、２値化した信号から同
期信号を生成し、再生データをデコードする。ＥＣＣ８
は、誤り訂正回路であり、再生データにごみや傷によっ
て誤ったデータが含まれている場合はそれを訂正する。
コントローラ９は、ＣＰＵ等を備えたマイクロコンピュ
ータであり、この装置全体の制御を司り、イコライザ回
路６等もコントロールする。
出力される再生信号を２値化し、２値化した信号から同
期信号を生成し、再生データをデコードする。ＥＣＣ８
は、誤り訂正回路であり、再生データにごみや傷によっ
て誤ったデータが含まれている場合はそれを訂正する。
コントローラ９は、ＣＰＵ等を備えたマイクロコンピュ
ータであり、この装置全体の制御を司り、イコライザ回
路６等もコントロールする。
【００２０】すなわち、上記情報再生装置の各部が、円
盤状の記憶媒体を回転させてその記録媒体に記憶された
情報を再生する機能を果たし、上記イコライザ回路６が
上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、上記記憶媒体へのアクセス時に上
記再生信号の周波数に応じて上記イコライザの周波数特
性を変更する周波数特性変更手段の機能を果たす。
盤状の記憶媒体を回転させてその記録媒体に記憶された
情報を再生する機能を果たし、上記イコライザ回路６が
上記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、上記記憶媒体へのアクセス時に上
記再生信号の周波数に応じて上記イコライザの周波数特
性を変更する周波数特性変更手段の機能を果たす。
【００２１】この情報再生装置は、再生処理の際、記憶
媒体１へのアクセス時に、イコライザ回路６による記憶
媒体１から再生された再生信号の周波数特性を、再生信
号の周波数に応じて可変する。
媒体１へのアクセス時に、イコライザ回路６による記憶
媒体１から再生された再生信号の周波数特性を、再生信
号の周波数に応じて可変する。
【００２２】図２は、この発明の請求項２に記載した情
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１と共通する部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１と共通する部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
【００２３】この情報再生装置は、移動量検出器（移動
量検出回路）１０が演算回路４によって生成される信号
（例えば、トラックエラー信号）からアクセス時の光学
ヘッド３の移動量を算出する。そして、コントローラ９
は、移動量検出器１０が検出する移動量によってイコラ
イザ回路６の周波数特性の設定を変更する。
量検出回路）１０が演算回路４によって生成される信号
（例えば、トラックエラー信号）からアクセス時の光学
ヘッド３の移動量を算出する。そして、コントローラ９
は、移動量検出器１０が検出する移動量によってイコラ
イザ回路６の周波数特性の設定を変更する。
【００２４】すなわち、上記情報再生装置の各部が、円
盤状の記憶媒体を一定の回転数で回転させてその記憶媒
体の所定位置へ光学ヘッドをアクセスし、その光学ヘッ
ドから照射したレーザ光の反射光に基づいて記録媒体の
所定位置に記憶された情報を再生する機能を果たす。
盤状の記憶媒体を一定の回転数で回転させてその記憶媒
体の所定位置へ光学ヘッドをアクセスし、その光学ヘッ
ドから照射したレーザ光の反射光に基づいて記録媒体の
所定位置に記憶された情報を再生する機能を果たす。
【００２５】また、上記移動量検出器１０が記憶媒体へ
のアクセス時に光学ヘッドのアクセス開始からの移動量
を検出する移動量検出手段の機能を果たし、上記コント
ローラ９がイコライザに対して移動量検出手段によって
検出された移動量に応じた周波数特性に変更させる周波
数特性変更制御手段の機能を果たす。
のアクセス時に光学ヘッドのアクセス開始からの移動量
を検出する移動量検出手段の機能を果たし、上記コント
ローラ９がイコライザに対して移動量検出手段によって
検出された移動量に応じた周波数特性に変更させる周波
数特性変更制御手段の機能を果たす。
【００２６】この情報再生装置のコントローラ９は、再
生処理の際、移動量検出器１０によって記憶媒体１への
アクセス時に光学ヘッド３のアクセス開始からの移動量
を検出し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波数
特性を可変するイコライザ回路６に対して上記検出され
た移動量に応じた周波数特性に変更させる。
生処理の際、移動量検出器１０によって記憶媒体１への
アクセス時に光学ヘッド３のアクセス開始からの移動量
を検出し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波数
特性を可変するイコライザ回路６に対して上記検出され
た移動量に応じた周波数特性に変更させる。
【００２７】図３は、図２に示した情報再生装置におい
て記憶媒体が一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している
状態で情報を再生する場合の再生信号の周波数とイコラ
イザ回路の周波数特性との関係を示す線図である。
て記憶媒体が一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している
状態で情報を再生する場合の再生信号の周波数とイコラ
イザ回路の周波数特性との関係を示す線図である。
【００２８】ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ等の
記憶媒体１に記録されているデータ情報は線速度一定で
記録されている。そのため、記憶媒体１を一定回転数で
回転させた場合、その内周側と外周側では再生信号の周
波数が異なる。
記憶媒体１に記録されているデータ情報は線速度一定で
記録されている。そのため、記憶媒体１を一定回転数で
回転させた場合、その内周側と外周側では再生信号の周
波数が異なる。
【００２９】そこで、コントローラ９は、図中に示すよ
うに、例えば記憶媒体１のＡ位置からＢ位置にアクセス
する場合のイコライザ回路６の設定を“ｅｑ１（Ａでの
設定）”→“ｅｑ２（アクセス中の設定）”→“ｅｑ３
（Ｂでの設定）”と順次設定する。
うに、例えば記憶媒体１のＡ位置からＢ位置にアクセス
する場合のイコライザ回路６の設定を“ｅｑ１（Ａでの
設定）”→“ｅｑ２（アクセス中の設定）”→“ｅｑ３
（Ｂでの設定）”と順次設定する。
【００３０】このようにして、イコライザ回路６の周波
数特性の設定を、アクセス中の再生信号周波数に対応さ
せて変更することにより、アクセス中に記憶媒体１から
の再生信号が読み取りやすくなる。
数特性の設定を、アクセス中の再生信号周波数に対応さ
せて変更することにより、アクセス中に記憶媒体１から
の再生信号が読み取りやすくなる。
【００３１】図４は、この発明の請求項３に記載した情
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１及び図２と共通する部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１及び図２と共通する部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
【００３２】この情報再生装置の角速度検出器１１はス
ピンドルモータ２によって生成される信号（例えば、Ｆ
Ｇ信号）からアクセス時の回転角速度量を検出する。そ
して、コントローラ９は移動量検出器１０によって検出
された移動量と角速度検出器１１によって検出された回
転角速度の値によってイコライザ回路６の周波数特性の
設定を変更する。
ピンドルモータ２によって生成される信号（例えば、Ｆ
Ｇ信号）からアクセス時の回転角速度量を検出する。そ
して、コントローラ９は移動量検出器１０によって検出
された移動量と角速度検出器１１によって検出された回
転角速度の値によってイコライザ回路６の周波数特性の
設定を変更する。
【００３３】すなわち、上記情報再生装置の各部が、円
盤状の記憶媒体を一定の回転角で回転させてその記憶媒
体の所定位置へ光学ヘッドをアクセスし、その光学ヘッ
ドから照射したレーザ光の反射光に基づいて記録媒体の
所定位置に記憶された情報を再生する機能を果たす。
盤状の記憶媒体を一定の回転角で回転させてその記憶媒
体の所定位置へ光学ヘッドをアクセスし、その光学ヘッ
ドから照射したレーザ光の反射光に基づいて記録媒体の
所定位置に記憶された情報を再生する機能を果たす。
【００３４】また、上記角速度検出器１１が記憶媒体へ
のアクセス時に記録媒体の回転角速度を検出する回転角
速度検出手段の機能を果たし、上記コントローラ９がイ
コライザに対して上記回転角速度検出手段によって検出
された回転角速度に応じた周波数特性に変更させる周波
数特性変更制御手段の機能を果たす。
のアクセス時に記録媒体の回転角速度を検出する回転角
速度検出手段の機能を果たし、上記コントローラ９がイ
コライザに対して上記回転角速度検出手段によって検出
された回転角速度に応じた周波数特性に変更させる周波
数特性変更制御手段の機能を果たす。
【００３５】この情報再生装置のコントローラ９は、再
生処理の際、記憶媒体１へのアクセス時に角速度検出器
１１によって記録媒体１の回転角速度を検出し、記憶媒
体１から再生された再生信号の周波数特性を可変するイ
コライザ回路６に対して上記検出された回転角速度に応
じた周波数特性に変更させる。
生処理の際、記憶媒体１へのアクセス時に角速度検出器
１１によって記録媒体１の回転角速度を検出し、記憶媒
体１から再生された再生信号の周波数特性を可変するイ
コライザ回路６に対して上記検出された回転角速度に応
じた周波数特性に変更させる。
【００３６】また、コントローラ９が、再生処理の際、
記憶媒体１へのアクセス時に移動量検出器１０によって
光学ヘッド３のアクセス開始からの移動量を検出し、角
速度検出器１１によって記憶媒体１の回転角速度を検出
し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波数特性を
可変するイコライザ回路６に対して上記検出された移動
量と回転角速度に応じた周波数特性に変更させるように
してもよい。
記憶媒体１へのアクセス時に移動量検出器１０によって
光学ヘッド３のアクセス開始からの移動量を検出し、角
速度検出器１１によって記憶媒体１の回転角速度を検出
し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波数特性を
可変するイコライザ回路６に対して上記検出された移動
量と回転角速度に応じた周波数特性に変更させるように
してもよい。
【００３７】図５は、図４に示した情報再生装置におい
て記憶媒体が一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している
状態で情報を再生する場合の再生信号の周波数とイコラ
イザ回路の周波数特性との関係を示す線図である。
て記憶媒体が一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している
状態で情報を再生する場合の再生信号の周波数とイコラ
イザ回路の周波数特性との関係を示す線図である。
【００３８】図中に示すように、記憶媒体１のＡ位置か
らＢ位置にアクセスする場合、アクセスが開始されると
光学ヘッド３が移動ど開始すると同時にスピンドルモー
タ２が減速を開始する。
らＢ位置にアクセスする場合、アクセスが開始されると
光学ヘッド３が移動ど開始すると同時にスピンドルモー
タ２が減速を開始する。
【００３９】一般的に、スピンドルモータ２が目標の回
転角速度に減速するよりも光学ヘッド３がＢ位置に移動
する時間が短いので、コントローラ９は移動量検出器１
０によって検出した光学ヘッド３の移動量（移動距離）
と角速度検出器１１によって検出したスピンドルモータ
２の回転角速度から再生信号の周波数を求め、その移動
距離と回転角速度値に対応させてイコライザ回路６の周
波数特性の設定を変更する。
転角速度に減速するよりも光学ヘッド３がＢ位置に移動
する時間が短いので、コントローラ９は移動量検出器１
０によって検出した光学ヘッド３の移動量（移動距離）
と角速度検出器１１によって検出したスピンドルモータ
２の回転角速度から再生信号の周波数を求め、その移動
距離と回転角速度値に対応させてイコライザ回路６の周
波数特性の設定を変更する。
【００４０】図６は、この発明の請求項４に記載した情
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１，図２，及び図４と共通する部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
報再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
り、図１，図２，及び図４と共通する部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
【００４１】この情報再生装置の周波数検出器１２は再
生信号の周波数（例えば、３Ｔ信号周波数）を検出す
る。そして、コントローラ９は、周波数検出器１２によ
って検出された周波数によってイコライザ回路６の周波
数特性の設定を変更する。
生信号の周波数（例えば、３Ｔ信号周波数）を検出す
る。そして、コントローラ９は、周波数検出器１２によ
って検出された周波数によってイコライザ回路６の周波
数特性の設定を変更する。
【００４２】すなわち、上記周波数検出器１２が記憶媒
体へのアクセス時に記憶媒体から再生された再生信号の
周波数を検出する周波数検出手段の機能を果たし、上記
コントローラ９がイコライザに対して上記周波数検出手
段によって検出された再生信号の周波数に応じた周波数
特性に変更させる周波数特性変更制御手段の機能を果た
す。
体へのアクセス時に記憶媒体から再生された再生信号の
周波数を検出する周波数検出手段の機能を果たし、上記
コントローラ９がイコライザに対して上記周波数検出手
段によって検出された再生信号の周波数に応じた周波数
特性に変更させる周波数特性変更制御手段の機能を果た
す。
【００４３】この情報再生装置のコントローラ９は、再
生処理の際、記憶媒体１へのアクセス時に周波数検出器
１２によって記憶媒体１から再生された再生信号の周波
数を検出し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波
数特性を可変するイコライザ回路６に対して上記検出さ
れた再生信号の周波数に応じた周波数特性に変更させ
る。
生処理の際、記憶媒体１へのアクセス時に周波数検出器
１２によって記憶媒体１から再生された再生信号の周波
数を検出し、記憶媒体１から再生された再生信号の周波
数特性を可変するイコライザ回路６に対して上記検出さ
れた再生信号の周波数に応じた周波数特性に変更させ
る。
【００４４】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報再生装置と情報再生方法によれば、記憶媒体へのアク
セス中の再生信号の品質を維持するために最適なイコラ
イザの周波数特性を設定することができる。
報再生装置と情報再生方法によれば、記憶媒体へのアク
セス中の再生信号の品質を維持するために最適なイコラ
イザの周波数特性を設定することができる。
【図１】この発明の請求項１に記載した情報再生装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図２】この発明の請求項２に記載した情報再生装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図３】図２に示した情報再生装置において記憶媒体が
一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している状態で情報を
再生する場合の再生信号の周波数とイコライザ回路の周
波数特性との関係を示す線図である。
一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している状態で情報を
再生する場合の再生信号の周波数とイコライザ回路の周
波数特性との関係を示す線図である。
【図４】この発明の請求項３に記載した情報再生装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図５】図４に示した情報再生装置において記憶媒体が
一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している状態で情報を
再生する場合の再生信号の周波数とイコライザ回路の周
波数特性との関係を示す線図である。
一定の回転速度（ＣＡＶ）で回転している状態で情報を
再生する場合の再生信号の周波数とイコライザ回路の周
波数特性との関係を示す線図である。
【図６】この発明の請求項４に記載した情報再生装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
一実施形態の構成を示すブロック図である。
１：記憶媒体 ２：スピンドルモータ ３：光学ヘッド ４：演算回路 ５：ＡＧＣ回路 ６：イコライザ回路 ７：デコーダ回路 ８：ＥＣＣ ９：コントローラ １０：移動量検出器 １１：角速度検出器 １２：周波数検出器
Claims (8)
- 【請求項１】 円盤状の記憶媒体を回転させて該記録媒
体に記憶された情報を再生する情報再生装置において、 前記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記再生信号の周波数に
応じて前記イコライザの周波数特性を変更する周波数特
性変更手段とを設けたことを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項２】 円盤状の記憶媒体を一定の回転数で回転
させて該記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアクセス
し、該光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光に基づ
いて前記記録媒体の前記所定位置に記憶された情報を再
生する情報再生装置において、 前記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記光学ヘッドのアクセ
ス開始からの移動量を検出する移動量検出手段と、 前記イコライザに対して前記移動量検出手段によって検
出された移動量に応じた周波数特性に変更させる周波数
特性変更制御手段とを設けたことを特徴とする情報再生
装置。 - 【請求項３】 円盤状の記憶媒体を一定の回転角で回転
させて該記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアクセス
し、該光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光に基づ
いて前記記録媒体の前記所定位置に記憶された情報を再
生する情報再生装置において、 前記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記記録媒体の回転角速
度を検出する回転角速度検出手段と、 前記イコライザに対して前記回転角速度検出手段によっ
て検出された回転角速度に応じた周波数特性に変更させ
る周波数特性変更制御手段とを設けたことを特徴とする
情報再生装置。 - 【請求項４】 円盤状の記憶媒体を回転させて該記録媒
体に記憶された情報を再生する情報再生装置において、 前記記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を可
変するイコライザと、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記記憶媒体から再生さ
れた再生信号の周波数を検出する周波数検出手段と、 前記イコライザに対して前記周波数検出手段によって検
出された再生信号の周波数に応じた周波数特性に変更さ
せる周波数特性変更制御手段とを設けたことを特徴とす
る情報再生装置。 - 【請求項５】 円盤状の記憶媒体を回転させて該記録媒
体に記憶された情報を再生する情報再生方法において、 前記記憶媒体へのアクセス時に、イコライザによる前記
記憶媒体から再生された再生信号の周波数特性を前記再
生信号の周波数に応じて可変することを特徴とする情報
再生方法。 - 【請求項６】 円盤状の記憶媒体を一定の回転数で回転
させて該記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアクセス
し、該光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光に基づ
いて前記記録媒体の前記所定位置に記憶された情報を再
生する情報再生方法において、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記光学ヘッドのアクセ
ス開始からの移動量を検出し、前記記憶媒体から再生さ
れた再生信号の周波数特性を可変するイコライザに対し
て前記検出された移動量に応じた周波数特性に変更させ
ることを特徴とする情報再生方法。 - 【請求項７】 円盤状の記憶媒体を一定の回転角で回転
させて該記憶媒体の所定位置へ光学ヘッドをアクセス
し、該光学ヘッドから照射したレーザ光の反射光に基づ
いて前記記録媒体の前記所定位置に記憶された情報を再
生する情報再生方法において、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記記録媒体の回転角速
度を検出し、前記記憶媒体から再生された再生信号の周
波数特性を可変するイコライザに対して前記検出された
回転角速度に応じた周波数特性に変更させることを特徴
とする情報再生方法。 - 【請求項８】 円盤状の記憶媒体を回転させて該記録媒
体に記憶された情報を再生する情報再生方法において、 前記記憶媒体へのアクセス時に前記記憶媒体から再生さ
れた再生信号の周波数を検出し、前記記憶媒体から再生
された再生信号の周波数特性を可変するイコライザに対
して前記検出された再生信号の周波数に応じた周波数特
性に変更させることを特徴とする情報再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30274199A JP2001126395A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 情報再生装置と情報再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30274199A JP2001126395A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 情報再生装置と情報再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001126395A true JP2001126395A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17912605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30274199A Pending JP2001126395A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 情報再生装置と情報再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001126395A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7616547B2 (en) | 2004-02-16 | 2009-11-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | High-speed mixed analog/digital PRML data detection and clock recovery apparatus and method for data storage |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30274199A patent/JP2001126395A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7616547B2 (en) | 2004-02-16 | 2009-11-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | High-speed mixed analog/digital PRML data detection and clock recovery apparatus and method for data storage |
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