JP2001125842A - 検索結果表示方法および装置 - Google Patents

検索結果表示方法および装置

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JP2001125842A
JP2001125842A JP30196999A JP30196999A JP2001125842A JP 2001125842 A JP2001125842 A JP 2001125842A JP 30196999 A JP30196999 A JP 30196999A JP 30196999 A JP30196999 A JP 30196999A JP 2001125842 A JP2001125842 A JP 2001125842A
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JP30196999A
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Hideko Kagimasa
秀子 鍵政
Hiroshi Utsunomiya
洋 宇都宮
Katsumi Tada
勝己 多田
Tomomi Yonenaga
知泉 米永
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検索した結果得られたデータを、属するグルー
プが表示されないという課題がある。 【解決手段】グループ化されているデータを検索し、該
検索の得られたデータが属するグループの識別情報を表
示する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】データの検索結果の表示に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報公開対応の文書管理システム
の需要が増大している。
【0003】官公庁、自治体などの公的機関における
「公文書」は、以前より様式や作成方法について定式化
され、保管・保存においても階層化された分類に従って
行われてきた。しかしながら、情報公開に際しては、従
来の「公文書公開」と異なり、最終形である公文書その
ものだけではなく、組織的に用いる文書は基本的にはす
べて公開対象となるため、公文書作成のプロセスにおい
てどういう検討がなされたかを遡って調べる必要性が高
まった。重要な書類や直接的に公文書に関係する事項に
関する資料は公文書の添付文書という形で管理対象とし
て残されるものの、実際の行政事務遂行において意思決
定が行われる際に発生する種々の文書は、そのほとんど
が組織的な管理が行われず、個人管理になっている。こ
のような背景のもとで、今後、特に情報公開対応を視野
に入れて公文書・情報の総合管理を考える場合は、従来
組織的な管理がなされていなかった文書、すなわち意思
決定プロセスにおける文書の管理方法を検討する必要が
ある。そのためには、情報公開を念頭においた、文書情
報の記録・管理と、それを検索し表示する機能が必要で
ある。ところで、近年は意思決定プロセスを支援する手
段として、グループウェアが浸透しつつあり、電子メー
ルは基本的な情報交換の手段として定着してきた。業務
に必要な文書ほど組織で共用・共有する必要があり、そ
れらの多くが電子メールで交換されるようになってき
た。官公庁、自治体においても、意思決定プロセスの段
階で電子メールシステムが活用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子メールシステムでは、受信メールは利用者ごとに管
理されるので、受信したメールの本文、ヘッダに記載さ
れている履歴を見ることはできるが、ある一連のテーマ
に関して受送信されたメールやその経過を参照できない
という問題がある。すなわち、検索した結果得られたデ
ータを、属するグループが表示されないという問題があ
る。本発明の目的は、ユーザ分かり易く提示する検索結
果の表示方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、検索結果の表示方法において、グル
ープ化されているデータを検索し、該検索の得られたデ
ータが属するグループの識別情報を表示するようにして
いる。これにより、メールを一連のテーマに関して受送
信されたメールやその経過を参照できるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り詳細に説明する。これにより本発明が限定されるもの
ではない。図1は本発明の実施形態におけるシステム全
体の構成を示すブロック図である。本実施例のシステム
は、文書サーバ10及び利用者端末A 20と利用者端
末B 30がLAN、インターネット、公衆回線等のネ
ットワーク50で接続されている。文書サーバ10は、
文書データベース100と、それを制御する文書管理プ
ログラム110、文書検索・表示プログラム120と、
電子メールデータベース130と、それを制御するメー
ルサーバ制御プログラム140により構成される。本実
施例において文書管理プログラム110は、メールサー
バ制御プログラム140が制御した電子メールデータを
電子メールデータベース130から取り出し、文書デー
タベース100に登録し更新する制御を行う。利用者端
末A 20は電子メールクライアント200、文書作成
アプリケーション210、Webブラウザ220、入力
装置40からなる。ここで電子メールクライアント20
0はネットワークを介して文書サーバ10内のメールサ
ーバ制御プログラム140とやり取りし、Webブラウ
ザ220は文書検索・表示プログラム120とやり取り
する。利用者端末B 30は利用者端末A 20と同様の
機能を持つ。文書データベース100には、案件、メー
ルおよび添付文書の各データが格納される。電子メール
データベース130には、受信メールや送信メールが格
納される。図1を用いて本実施例のシステムでデータを
管理する単位についての概念を説明する。本実施例のシ
ステムは、利用者が異なった議題(議題、仕事)でやり
取りする個々の電子メールの送受信を“案件”といった
概念で管理を行う。“案件”は、メールのやり取りを目
的とする議題を一つのまとまった単位として定義する。
ある利用者が新規の議題をメールで発信し、議論を開始
することで1案件ができるとし、引続き利用者が他の利
用者とやり取りしたメールは“案件”として一まとまり
の単位にする。このような概念を設けることで、ある議
論に関しては、メールの送受信関与者となった利用者全
員が、自分以外に受送信された電子メールも含めて一つ
のまとまりとして管理できる。本実施例では、メールを
案件の単位で管理する。案件は「ある議題で関連する電
子メールデータの集合をまとめる単位」と定義する。こ
のような管理単位で電子メールデータを格納しておくこ
とで、議題のテーマ毎に関連する電子メールを分類でき
る。
【0007】図1のシステム構成によって本実施例のシ
ステムの文書サーバ10がメールサーバ制御プログラム
140から電子メールを取得する手順を図8を用いて説
明する。図8は、電子メール送受信と文書サーバの関係
を示す概念図である。まず、利用者が電子メールの送信
操作を行うことで一連の処理の流れが開始する。この例
では、本システムで管理対象とするメールを、通常のメ
ールと区別して業務メールと呼ぶことにする。利用者
は、業務メールを送信する場合は、予め決められたルー
ルに従って識別情報を付与してメールを送信する。識別
情報の付与は、例えばメールのタイトル、本文、添付文
書、またはメールの宛先等が可能である。例えば、メー
ルタイトルの場合は、「xxxx」や「公用xxxx」等の識別
情報をタイトル挿入する方法がある。利用者端末A 2
0の電子メールクライアント200がメールサーバ制御
プログラム140に電子メールデータを送信する。メー
ルサーバ制御プログラム140は電子メールデータベー
ス130内の該当する宛先毎に電子メールデータを格納
する。次に、メール振り分け処理150は、メールデー
タ制御プログラム140が電子メールデータを受信した
ことを契機として起動し、電子メールデータが、文書サ
ーバ10で管理対象であることを示す識別情報を有する
かどうかを判別して、管理対象と判別した電子メールデ
ータを文書管理プログラム110に渡す。文書管理プロ
グラム110は電子メールデータの内容を解析し、文書
データベース100に登録する。続いて、文書管理プロ
グラム110は、電子メールデータに対して所定の加工
を行い、メールデータ制御プログラム140に転送す
る。メールデータ制御プログラム140は、指定された
宛先に従って電子メールデータの送信処理を行う。最後
に、利用者端末B30において電子メールデータを受信
する。また、文書検索・表示プログラム120は、利用
者AからWebブラウザ220を介して要求された検索条
件に従って、文書データベース100に蓄積されたデー
タを検索し、その結果を利用者端末A 20のWebブ
ラウザ220に表示する。
【0008】本実施例の文書データベース100に格納
されるデータについて説明する。文書データベース10
0には、案件の単位でメールを蓄積管理する。各案件内
の複数のメールは、案件フォルダの直下に格納され、各
メールはメール本文および添付文書を保持するフォルダ
により構成する。図20は、案件データのプロパティの
例を示す図である。案件は、ある主題に関してやり取り
される一連のメールを管理する。案件データは、案件I
D、案件名、メール数、先頭メールID等のプロパティを
保持する。図21は、メールデータのプロパティの例を
示す図である。メールは、ある主題に関してやり取りさ
れる各メールの本文および添付文書を管理する。メール
データは、案件ID、メール送信日、メール受信者、前メ
ールID、次メールID、添付文書数等のプロパティを保持
する。図22は、メール本文データのプロパティの例を
示す図である。メール本文は、メールの本文内容を管理
する。メール本文データは、案件ID、本文データ等のプ
ロパティを保持する。図23は、添付文書のプロパティ
の例を示す図である。添付文書は、メールに添付された
文書のデータを管理する。添付文書データは、案件ID、
作成日、文書名、ファイルサイズ等のプロパティを保持
する。
【0009】次に文書管理プログラム110により文書
データベース100に格納されるデータについて、具体
的なメールシーケンスの例を用いて説明する。以下で
は、案件におけるメール送受信の連続的なつながりを、
便宜的にメールシーケンスと呼ぶことにする。図6は、
メール送信経路と文書履歴の表示画面の一例を示す図で
ある。メールの送信経路は、矢印で示される。各々のメ
ールには送信日と送信者および添付文書が表示される。
図6の例では、次のようなメールのやり取りが行われた
経緯を表している。
【0010】(メール1):7/5の日に、利用者Amiが、
利用者Itoと利用者Uno宛てに、「答申案.doc」と、「一
覧表.xls」と、「議事録.doc」を添付したメールを送信
する。メール1は、案件を開始する契機となったメール
である。 (メール2):7/10の日に、利用者Itoが、「答申案.do
c」と「一覧表.xls」を修正した後、利用者Ami宛てに、
「答申案.doc」と、「一覧表.xls」と、「議事録.doc」
を添付したメールを送信する。 (メール3):7/20の日に、利用者Unoが、利用者Ito宛
てに、「答申案.doc」と、「議事録.doc」を添付したメ
ールを送信する。 (メール4):8/1の日に、利用者Amiが、「答申案.do
c」と「議事録.doc」を修正した後、利用者Uno宛てに、
「答申案.doc」と、「一覧表.xls」と、「議事録.doc」
を添付したメールを送信する。 (メール5):8/5の日に、利用者Itoが、「答申案.do
c」を修正した後、利用者Eri宛てに、「答申案.doc」
と、「議事録.doc」と、新たな文書「審議書.doc」(V1)
を添付したメールを送信する。
【0011】以上のように、本実施例の図6のメール送
信経路と文書履歴の表示画面により、利用者は、案件と
メール送受信の経過と、個々の添付文書の履歴を的確に
かつ容易に把握できる。
【0012】文書管理プログラム110では、図6のメ
ールシーケンスの場合には、図7に示すようなデータを
文書データベース100に格納する。図7は、文書デー
タベースのデータ構造を示す図である。図7のデータ構
造において、案件番号は「0001」となっている。これ
は、図6のメール1において、新規の案件を開始した際
に、システムが割り当てた識別番号である。以後送受信
されたメール2からメール5は、案件「0001」に関与す
るメールとして管理される。
【0013】図7のデータ構造において、例えば、メー
ル2の場合は、「前メールId」が「1」であり、これは
メール1を指す。一方、「次メールId」は「4」であ
り、これはメール4を指す。このプロパティにより、メ
ールの接続情報すなわちメールシーケンスが管理されて
いる。メールと添付文書が保持する上記のプロパティに
より、メールのシーケンスと添付文書の履歴とを関連付
けた管理を可能としている。
【0014】次に、文書検索・表示プログラム120の
処理について説明する。図13に検索画面の一例を示
す。検索画面は、メールの情報に関する検索項目と、添
付文書の情報に関する検索項目で構成される。メールの
情報に関する検索項目は、「メールのタイトル」、「送
信日」、「送信者」および「受信者」等が指定でき、添
付文書の情報に関する検索項目は、「添付文書名」、
「ファイルサイズ」等が指定できる。これらの検索は、
メール検索の基本機能であり、メールのプロパティおよ
びの添付文書のプロパティを対象として検索可能であ
る。図13の検索画面では、「予算というタイトルで、
1998年6月1日から6月30日の間に送信され、受信者がito
であるようなメール」という検索条件が指定されてい
る。利用者は、検索開始ボタンをクリックすることによ
り、所望のメールを検索できる。
【0015】次に検索結果の表示方法について説明す
る。文書検索・表示プログラム120は、検索条件によ
り案件またはメールまたは文書のいずれかを特定した場
合に、検索結果として案件の一覧を表示する。まず、文
書検索・表示プログラム120が検索の結果、メールを
特定した場合の案件一覧表示について、具体的な処理手
順を図9のフローチャートを用いて説明する。以下の処
理では、ヒットした最新のメールから順に処理対象とす
る。
【0016】ステップ2000:検索条件にヒットしたメー
ルの案件番号を取得する。案件番号はメールのプロバテ
ィ「案件ID」を参照する。 ステップ2010:案件番号が案件表示リストにあるか否か
を判定する。 ステップ2020:案件情報を作成し、案件表示リストに追
加する。案件情報は、案件のプロバティに基づいて作成
する。 ステップ2030:次のヒットメールがあるか否かを判定す
る。 ステップ2040:案件表示リストをもとに案件一覧画面を
表示する。
【0017】上記の処理の結果表示される案件一覧表示
画面の一例を図2に示す。図2は、図6のメールシーケ
ンスにおいて、メール1とメール4がヒットした例であ
る。ヒットしたメールには★印が付与されている。案件
一覧表示画面において案件情報は、案件の番号と、タイ
トル、送信日、送信者および案件内のメールの数で構成
される。利用者は、案件一覧表示画面により、目的のメ
ールがどのような案件に関わっていたのかを、まず把握
することができる。
【0018】次に、文書検索・表示プログラム120が
検索の結果、文書を特定した場合の案件一覧表示につい
て、具体的な処理手順を図10のフローチャートを用い
て説明する。以下の処理では、ヒットした最新の文書か
ら順に処理対象とする。
【0019】ステップ2100:検索条件にヒットした文書
が添付されているメールの番号を取得する。メールの番
号は、添付文書のプロパティ「メールへのポインタ」に
よりリンクされたメールを得て、メールのプロパティ
「メールID」を参照する。このメールは以後ヒットメー
ルとして扱われる。 ステップ2000〜2020:図9と同様の処理である。 ステップ2110:次のヒット文書があるか否かを判定す
る。 ステップ2040:図9と同様の処理であり、案件表示リス
トをもとに案件一覧画面を表示する。
【0020】上記の処理の結果表示される案件一覧表示
画面は図2と同様である。すなわち、文書検索・表示プ
ログラム120は、検索条件によりメールまたは文書の
いずれかを特定した場合に、検索結果として案件の一覧
を表示する。
【0021】次に、メール一覧表示画面について説明す
る。案件一覧表示画面で、利用者が任意の案件のタイト
ルをクリックすると、文書検索・表示プログラム120
は、案件に属するメールの一覧を表示する。文書検索・
表示プログラム120のメール一覧表示について、具体
的な処理手順を図11のフローチャートを用いて説明す
る。以下の処理では、案件に属する最新のメールから順
に処理対象とする。
【0022】ステップ2200:メール情報を作成しメール
表示リストに追加する。メール情報は、メールのプロバ
ティに基づいて作成する。 ステップ2210:ヒットしたメールであるか否かを判定す
る。 ステップ2220:ヒットした文書が添付されたメールであ
るか否かを判定する。 ステップ2230:メール表示リストにヒットマークを付与
する。 ステップ2240:次のメールがあるか否かを判定する。 ステップ12250:メール表示リストをもとにメール一覧
画面を表示する。
【0023】上記の処理の結果表示される、メール一覧
表示画面の一例を図3に示す。図3のメール一覧表示画
面は、図2の案件一覧表示画面で、番号「0001」の案件
のタイトルをクリックしたときに表示される画面であ
る。また、図3の表示内容は、図6のメールシーケンス
の表示内容に対応する。
【0024】メール一覧表示画面においてメール情報
は、ヒットマーク、メールのタイトル、送信日および送
信者で構成される。この例では、案件0001の中の2件の
メールがヒットしたことを表わしており、メール4(311
0)とメール1(3100)の情報にヒットマークが付与されて
いる。利用者は、メール一覧表示画面により、ある一連
のテーマに関して受送信されたメールやその経過の全て
を参照できる。
【0025】ところで、図2の案件一覧表示画面では、
案件情報は、ヒットした最新のメールに対応している。
すなわち、図3のヒットメール3110の情報に相当する。
この場合、利用者は、ある一連のテーマの中で、目的の
メールまたは文書の最新の状況を把握できる。
【0026】または、案件一覧表示画面では、ヒットし
た最も古いメールの情報を表示してもよい。これは、図
3のヒットメール3100の情報に相当する。この場合、利
用者は、目的のメールまたは文書が、ある一連のテーマ
に関わり始めた契機を把握できる。
【0027】さらに、ヒットに関わらず、案件の中の最
新のメール3102や最も古いメール3100の情報を表示して
もよい。この場合、利用者は、ある一連のテーマの中で
目的のメールまたは文書が関わった最新の状況を把握し
たり、目的のメールまたは文書が関わったテーマが開始
された契機を把握できる。
【0028】次に、メール情報表示画面について説明す
る。メール一覧表示画面で、利用者がメールのタイトル
をクリックすると、文書検索・表示プログラム100は
メールに関する情報を表示する。文書検索・表示プログ
ラム120のメール情報表示について、具体的な処理手
順を図12のフローチャートを用いて説明する。
【0029】ステップ2300:メールの内容を表示する。
メールの内容は、メールプロパティを参照して表示す
る。 ステップ2310:添付文書があるか否かを判定する。添付
文書は、メールのプロパティの添付文書数を参照する。 ステップ2320:添付文書の情報を添付文書表示リストに
追加する。添付文書の情報は、添付文書のプロパティを
参照する。 ステップ2330:ヒットした添付文書であるか否かを判定
する。 ステップ2340:添付文書リストにヒットマークを付与す
る。 ステップ2350:次の添付文書があるか否かを判定する。 ステップ2360:添付文書表示リストをメール情報表示画
面に表示する。
【0030】上記の処理の結果表示されるメール情報表
示画面の一例を図4に示す。図4のメール情報表示画面
は、図3のメール一覧表示画面で、メール3110のタイト
ルをクリックしたときに表示される画面である。また、
図4の表示内容は、図6のメールシーケンスのメールに
対応する。
【0031】図4のメール情報表示画面は、メールの内
容3200と添付文書一覧情報3210とで構成される。メール
の内容3200は、メールのタイトル、送信日、送信者(Fro
m)、受信者(To、Cc)およびメールの本文で構成される。
添付文書一覧情報3210は、ヒットマーク、文書名、送信
日、送信者で構成される。
【0032】図4の例では、添付文書「答申案.doc」32
20が検索条件でヒットしたことを表わしている。
【0033】図4のメール情報表示画面において、添付
文書一覧3210の文書名をクリックすると、その文書に対
応した文書作成アプリケーション210が起動されるの
で、文書の内容を参照できる。
【0034】また、図16は、図3のメール一覧と図4
のメール情報を合わせて一つの画面に表示した例であ
る。この画面では、例えば、ヒットしたメールのみを次
々にページめくりすることも可能である。
【0035】さて、メール送信経路と文書履歴の表示画
面については、すでに図6を用いて説明した。図6の表
示画面では、メール1により開始した案件が、以降どの
ようなメールのやりとりがなされ、個々の添付文書がい
つどのように更新された一覧で表示したものである。こ
れにより、案件の全容が把握できる。また、図6のメー
ル送信経路と文書履歴の表示画面により、操作者が直接
送受信に関わっていないメールも、案件の関与者として
そのメールを参照できる。例えば、図6の画面表示の操
作者が「Uno」であるような場合に、「Uno」が直接送受
信に関わっていないメール、すなわちメール4が参照で
きる。さらに図6においてヒットマーク(★印)を表示す
ることにより、利用者は、目的のメールまたは文書が、
他のメールや文書とどのように関わっているかを容易に
把握できる。
【0036】図14のメール送信経路と文書履歴の表示
画面は、特定のメールに着目して、そこに至る経緯を強
調して表示した例を示す。この例では、メール6に至る
メールシーケンスが強調表示されている。同様にして、
図15のメール送信経路と文書履歴の表示画面は、特定
のメールに着目して、そこに至る経緯のみを強調して表
示した例を示す。この例では、メール6に至るメールシ
ーケンスのみが強調表示されている。
【0037】上記の実施例以外にも、メール送信経路と
文書履歴の表示画面と、他の画面をリンクさせて表示す
ることも可能である。例えば、図14のメール送信経路
と文書履歴の表示画面において、「メール1」をマウス
でクリックした場合には、対応するメール情報表示画面
を表示し、「メール5」の「a.doc」をクリックした場
合には、対応する文書作成アプリケーション210が起
動され、文書の内容が表示される。また、例えば、図6
のメール送信経路と文書履歴の表示画面において、、
「メール4」の「答申案.doc」の横の矩形をクリックし
た場合には、図5の示すような文書履歴情報が表示され
る。
【0038】図17は案件一覧表示画面の一例であり、
図2の案件一覧表示画面に、表示項目として「ヒットメ
ール数」を追加したものである。
【0039】本実施例のいずれの表示画面においても、
メール、利用者、または添付文書等の特定の項目に着目
した様々な強調表示が可能である。強調表示の方法は、
色分けしたり、輝度を変えたり、直線や曲線で囲むなど
様々な方法が可能である。
【0040】以上が、本実施例における検索結果の表示
方法である。このように、本実施例によると、検索結果
として相互に関連するメールの集合である案件の一覧を
表示することにより、利用者は、目的のメールまたは文
書がどのようなテーマに関わっていたのかを把握でき
る。また、メールの一覧を表示する際に、検索条件に合
致したメールに識別情報を付与して表示するようにした
ものである。この実施例においては、利用者は、メール
一覧表示画面により、ある一連のテーマに関して受送信
されたメールやその経過の全てを参照できる。これによ
り目的のメールがテーマの中でどのような位置付けにあ
るのか、また、他のメールとどのように関わっていたの
かを把握できる。
【0041】また、本実施例は、メール検索結果の表示
方法において、特定のメールの情報を表示する場合、該
メールの添付文書の一覧を表示する際に、検索条件に合
致した添付文書に識別情報を付与して表示するようにし
たものである。この実施例においては、利用者は、メー
ル情報表示画面により、目的の文書がメール内でどのよ
うな位置付けにあるのか、また、他の添付文書とどのよ
うに関わっていたのかを、把握することができる。
【0042】また、本実施例は、メール検索結果の表示
方法において、案件の一覧を表示する際に、個々の案件
の情報として、該案件内の検索条件に合致した最新のメ
ールを表示するようにしたものである。この実施例にお
いては、利用者は、ある一連のテーマの中で目的のメー
ルまたは文書の最新の状況を把握できる。
【0043】また、本実施例は、メール検索結果の表示
方法において、案件の一覧を表示する際に、個々の案件
の情報として、該案件内の検索条件に合致した最古のメ
ールを表示するようにしたものである。この実施例にお
いては、利用者は、目的のメールまたは文書が、ある一
連のテーマに関わり始めた契機を把握できる。
【0044】また、本実施例は、検索結果の表示方法に
おいて、案件の一覧を表示する際に、個々の案件の情報
として、該案件内の最新のメールを表示するようにした
ものである。この実施例においては、利用者は、ある一
連のテーマの中で目的のメールまたは文書が関わった最
新の状況を把握できる。また、本実施例は、検索結果の
表示方法において、案件の一覧を表示する際に、個々の
案件の情報として、該案件内の最古のメールを表示する
ようにしたものである。この実施例においては、利用者
は、目的のメールまたは文書が関わったテーマが開始さ
れた契機を把握できる。以上詳述したように、本実施例
によれば、メールの送受信情報とメールに添付された文
書の履歴情報とを関連付けることにより、ある一連のテ
ーマに関して受送信されたメールやその経過の全てを参
照できるようにし、また、メールに添付された文書の参
照状況を把握できるようにして、案件における意思決定
の経緯をユーザに的確にかつ分かり易く提示する検索結
果の表示方法を提供することが可能になる。本実施例で
は、メールで説明したが、本実施例の構成はデータ一般
についても適用可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ分かり易く提示
する検索結果の表示方法および装置を提供する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるシステム全体の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施形態の案件一覧表示画面の一例を示す
図。
【図3】同実施形態のメール一覧表示画面の一例を示す
図。
【図4】同実施形態のメール情報表示画面の一例を示す
図。
【図5】同実施形態の文書履歴情報表示画面の一例を示
す図。
【図6】同実施形態のメール送信経路と文書履歴の表示
画面の一例を示す図。
【図7】同実施形態の文書データベースのデータ構造を
示す図。
【図8】同実施形態の電子メール送受信と文書サーバの
関係を示す概念図。
【図9】同実施形態の文書検索・表示プログラムがメー
ルを特定した際の案件一覧表示処理の手順を示すフロー
チャート。
【図10】同実施形態の文書検索・表示プログラムが文
書を特定した際の案件一覧表示処理の手順を示すフロー
チャート。
【図11】同実施形態の文書検索・表示プログラムのメ
ール一覧表示の処理手順を示すフローチャート。
【図12】同実施形態の文書検索・表示プログラムのメ
ール情報表示の処理手順を示すフローチャート。
【図13】同実施形態の検索画面の構成の一例を示す
図。
【図14】同実施形態のメール送信経路と文書履歴の表
示画面におけるメールシーケンスの一例を示す図。
【図15】同実施形態のメール送信経路と文書履歴の表
示画面におけるメールシーケンスの一例を示す図。
【図16】同実施形態のメール一覧とメール情報を合わ
せた表示画面の一例を示す図。
【図17】同実施形態の案件一覧表示画面の一例を示す
図。
【図18】同実施形態のメール情報表示画面の一例を示
す図。
【図19】同実施形態のメール情報表示画面の一例を示
す図。
【図20】同実施形態の案件のプロパティの例を示す
図。
【図21】同実施形態のメールのプロパティの例を示す
図。
【図22】同実施形態のメール本文のプロパティの例を
示す図。
【図23】同実施形態の添付文書のプロパティの例を示
す図。
【符号の説明】
10 文書サーバ 20 利用者端末A 30 利用者端末B 40 入力装置 50 LAN、インターネット、公衆回線 100 文書データベース 110 文書管理プログラム 120 文書検索・表示プログラム 130 電子メールデータベース 140 メールサーバ制御プログラム 200 電子メールクライアント 210 文書作成アプリケーション 220 Webブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 勝己 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 米永 知泉 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 5B075 PP03 PP13 PQ02 PQ32 PQ46 PQ76 UU24 5B089 GA11 GA21 GB03 GB04 HA01 HA06 HA10 JA01 JA31 JB01 KA04 KC33 LB14 5E501 AA13 AB14 AB15 AB16 AC23 AC33 BA05 CA02 DA03 FA06 FA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グループ化されているデータを検索し、該
    検索の得られたデータが属するグループの識別情報を表
    示することを特徴とする検索結果表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の検索結果の表示方法にお
    いて、ヒットしたデータが属するグループに属している
    データの数を表示することを特徴とする検索結果表示方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の検索結果の表示方法にお
    いて、ヒットしたデータが属するグループに属している
    ヒットしたデータの数を表示することを特徴とする検索
    結果表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の検索結果の表示方法にお
    いて、ヒットしたデータが属するグループの中で、ヒッ
    トしたデータの時刻情報が最新のものを表示することを
    特徴とする検索結果表示方法。
  5. 【請求項5】ヒットしたことを示す識別情報をデータの
    識別情報に対応付けて表示することを特徴とする検索結
    果表示方法。
  6. 【請求項6】グループ化されているデータを検索する手
    段と、該検索の得られたデータが属するグループの識別
    情報を表示する手段とを備えたことを特徴とする検索結
    果表示装置。
JP30196999A 1999-10-25 1999-10-25 検索結果表示方法および装置 Pending JP2001125842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352050A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Fujitsu Ltd ドキュメント再利用プログラムおよび記録媒体
JP2006209462A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Kyocera Corp 端末装置

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