JP2001123352A - ホットローラの温度制御装置 - Google Patents

ホットローラの温度制御装置

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JP2001123352A
JP2001123352A JP29582699A JP29582699A JP2001123352A JP 2001123352 A JP2001123352 A JP 2001123352A JP 29582699 A JP29582699 A JP 29582699A JP 29582699 A JP29582699 A JP 29582699A JP 2001123352 A JP2001123352 A JP 2001123352A
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temperature
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hot roller
sensors
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Kiyoshi Onda
清 音田
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の埋込センサにより異常発生時の切換制
御を行う温度制御装置では、回転トランス等の伝達系に
障害が発生した場合、何れのセンサによっても温度検出
が不可能となり、ホットローラを停止する必要があるた
め、復旧までの間、連続して紡出されるフィラメント糸
が無駄になり生産性を低下させることとなる。 【解決手段】 ローラ外周に糸を巻きつけて案内し、ヒ
ータにより糸条を加熱するホットローラRにおいて、温
度制御装置1は、切換手段20、異常検出手段21、補
正手段22を有し、異常検出手段21による埋込センサ
の異常検出時、切換手段20により埋込センサの検出値
に基づくヒータ制御から非回転センサの検出値に基づく
ヒータ制御に切換え、正常時における両センサの検出値
の偏差に基づいて、補正手段22により切換後のセンサ
検出値を補正する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラの外周に糸
を巻きつけて案内すると共に、ヒータにより糸条を加熱
するホットローラシステムの温度制御装置の構成に関す
るものであり、詳しくは、2系統の温度センサを制御す
ることにより、システム全体の信頼性を向上させること
を目的とした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】紡糸機から送り出された複数のフィラメ
ント糸から成る糸条群は、紡糸巻取機においてパッケー
ジとして巻き取られるが、この紡糸巻取機へと至る経路
中には、ヒータが埋め込まれた複数のホットローラより
構成されるホットローラシステムが配設されており、該
ホットローラシステムにおいて紡出糸を加熱すると共
に、複数のホットローラ間に回転速度差を与えることに
より紡出糸を延伸させてFDY(延伸糸)を形成する。
そして、ホットローラシステムにより加熱される紡出糸
の品質を一定に保つため、ホットローラに温度センサを
配設すると共に、温度センサ及びヒータを制御する温度
制御装置が設けられ、該温度制御装置によりローラ表面
温度を適正に制御することにより、紡出糸に対する加熱
温度を一定に保ち、品質向上を目指している。例えば、
ホットローラのローラ表面近傍に温度検出条件がそれぞ
れ等しい2つの温度センサを埋め込み、これらホットロ
ーラと一体的に回転する埋込センサを発光部と受光部の
組合せからなるデータ通信用の回転トランスを用いて温
度制御装置と接続し、一方の埋込センサに異常が検出さ
れた場合には、他方の埋込センサの検出温度による制御
処理に切換え、この切換後の検出温度によってホットロ
ーラの表面温度をフィートバック制御するよう構成した
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、2つの埋込センサは共にローラ表面近傍に埋め込ま
れるため、ローラ表面の温度を正確に検出することが可
能であるという利点を有する。その一方で、2つの埋込
センサは双方ともホットローラと一体的に回転する構成
であり、またデータ通信用の回転トランスを用いて固定
側の温度制御装置に接続されるシステム構成となってい
るので、振動その他の要因により、埋込センサ自身若し
くは、その伝達系に障害が発生する可能性がある。特
に、回転トランスを含めた伝達系に障害が発生した場合
には、双方の埋込センサによる温度検出が不可能となる
ため、上述した切換処理を行ってもローラ表面温度を検
出することができないという問題が発生する。このた
め、伝達系に障害が発生した場合にはホットローラを停
止する必要があり、復旧するまでの間、連続して紡出さ
れるフィラメント糸が無駄になり生産性を著しく低下さ
せることとなる。そこで、本発明においては2系統のシ
ステムを用いた温度制御を行うことにより、システムの
信頼性を向上させ、糸条加熱用ホットローラの継続的な
加熱運転を可能とすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に、課題を解決するため
の手段について説明する。即ち、請求項1記載の如く、
ローラの外周に糸を巻きつけて案内すると共に、ヒータ
により糸条を加熱する構成のホットローラにおいて、ロ
ーラと一体的に回転する温度センサである埋込センサ
と、位置固定状態で配設された温度センサである非回転
センサと、両センサの検出値を入力する制御装置とを備
え、該制御装置は一方のセンサの検出値に基づくヒータ
制御から他方のセンサに基づくヒータ制御に切換える切
換手段を有する構成とした。
【0005】また、請求項2記載の如く、前記制御装置
は、埋込センサの検出値に基づいて異常を検出する手段
を有し、前記切換手段は、異常を検出した場合、埋込セ
ンサの検出値に基づくヒータ制御から非回転センサの検
出値に基づくヒータ制御に切換えるよう構成した。
【0006】また、請求項3記載の如く、前記制御装置
は、正常時における両センサの検出値の偏差に基づい
て、切換後のセンサ検出値を補正する補正手段を有する
構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面により説明する。図1はホットローラシステムを
含む紡糸巻取機の全体概略図、図2は本発明に係るホッ
トローラの構成図、図3は温度制御装置の全体構成図、
図4は本発明に係る温度制御のフローチャート図であ
る。
【0008】まず、図1を用いてホットローラシステム
を含む紡糸巻取機の全体概略構成について説明する。紡
糸機Uより送り出される糸条群である紡糸Yは、該紡糸
機Uの下方に配置されたホットローラシステムへ案内さ
れる。ホットローラシステムに案内された紡糸Yは、複
数のホットローラRの外周に巻き付けられて、加熱及び
延伸されてFDY(延伸糸)となり、紡糸巻取機W側へ
連続的に送られる。
【0009】本実施例では、複数のホットローラRは、
2つの第一・第二ホットローラR1・R2により構成さ
れるホットゴデットローラとしており、紡糸機Uより紡
出される紡糸Yは、上方から横一列の一群となって第一
ホットローラR1に案内される。そして、第一ホットロ
ーラR1と第一セパレータローラS1との間で数回巻回
された紡糸Yは、第一ホットローラR1より上方に位置
する第二ホットローラR2へと案内される。そして、第
二ホットローラR2と第二セパレータローラS2との間
で数回巻回された紡糸Yは、ローラ軸方向に展開され、
下方に位置する紡糸巻取機Wで個々のパッケージに巻き
取られる。
【0010】そして、第一・第二ホットローラR1・R
2の回転速度に差を与えることにより、該第一・第二ホ
ットローラR1・R2間を搬送される紡糸Yを延伸させ
るのである。また、後述するように第一・第二ホットロ
ーラR1・R2にはヒータ(固定コイル)4が内装され
ており、紡糸Yは、該ヒータ4により加熱されると共
に、第一・第二ホットローラR1・R2間で所定の延伸
比を維持しながら紡糸巻取機Wへと搬送されるのであ
る。
【0011】図2は、ホットローラR(R1・R2とも
同様)の構成を示す。ホットローラRは、後部(図2に
おける右側を後部とする。以下同じ)に配設されるモー
タ部Mと一体形成された固定部30と、該モータ部Mに
より回転駆動されるモータ軸41と一体回転するローラ
部40より構成されている。モータ軸41は、固定部3
0の中空内部を貫通して前方に突出し、先端部において
ローラ部40を支持固定しており、モータ駆動によりロ
ーラ部40が固定部30の外周を回転駆動するよう構成
している。また、固定部30にはヒータ(固定コイル)
4が配設され、ローラ部40の内周面に設けられた図示
せぬ誘導加熱体(鉄等)を誘導加熱することで、ローラ
部40を加熱するよう構成している。
【0012】そして、ローラ部40には、ホットローラ
Rの温度を検出する埋込センサ3が設けられている。埋
込センサ3はローラ部40の表面近傍位置に、該ローラ
部40と一体的にモータ軸41の回りを回転するように
埋め込まれており、ローラ表面の温度を正確に検出でき
るようにしている。埋込センサ3の検出温度値は、後述
するような非接触型データ通信手段を介して固定側に送
信されるようになっている。また、ローラ部40の後部
面には、円筒状のセンサ溝40aが設けられており、該
センサ溝40aには、ホットローラRの温度を検出する
非回転センサ2が挿入されている。つまり、非回転セン
サ2は位置固定状態で配設され、ローラ部40はセンサ
溝40aに非回転センサ2を挿入した状態で回転駆動
し、該非回転センサ2により、センサ溝40a付近の雰
囲気温度を検出するのである。この2つのセンサ2・3
は、配置場所の関係から、その検出温度値には偏差が生
じる。そしてこの偏差をオフセット補正値とする。
【0013】埋込センサ3のリード線43は前記モータ
軸41内を延設して、モータ軸41の後端部41aに設
けられた回路モジュール42に接続されている。図3に
示すように、回路モジュール42は埋込センサ3による
温度検出値を増幅器25において増幅した後、波形整形
器26において所定の周波数帯域のデジタル信号に変換
し、波形整形器26からのパルス信号を回転側の光送信
器24から固定側の光受信器19に向かって発信するの
である。また、モータ軸41の後端部41aには、非接
触電源供給装置23が設けられている。
【0014】光受信器19は、光送信器24に対向する
位置に固定配置されており、該光受信機19の入力信号
がリード線44を介して温度制御装置1に入力される。
温度制御装置1は、CPU11、ROM12、RAM1
3等から構成されており、光受信器19において受信し
たデジタル信号を、ROM12に書き込まれたプログラ
ムを含む制御手段である切換手段20、異常検出手段2
1、補正手段22等に基づいて処理するのである。
【0015】一方、非回転センサ2にはリード線45が
接続され、該リード線45が前記温度制御装置1に接続
されている。非回転センサ2による温度検出値はフィル
タ14、増幅器(AMP)15を介した後、アナログ/
デジタル変換器(A/D変換器)16においてデジタル
信号に変換され、CPU11において制御処理されるの
である。
【0016】また、回転側の非接触型電源供給装置23
は前記モータ軸41と一体で回転するため、回転側用の
電源23aは、二次側となる電磁誘導コイル23bを介
して固定側(一次側)からの電力の供給を受け、前述し
た各回路を作動させる。
【0017】また、温度制御装置1にはゲート回路1
7、ヒータ駆動素子(サイリスタ)18を具備してお
り、CPU11は前記非回転センサ2、埋込センサ3の
検出値をもとに演算処理を行い、ゲート回路17を介し
てサイリスタ18を駆動し、ヒータ(固定コイル)4に
供給する電力の位相制御を行うのである。尚、電流検出
器46は、サイリスタ18を介してヒータ4に供給する
電流値を検出するものであり、異常検出手段21は、検
出電流値に基づいて異常検出を行うようにすることもで
きる。
【0018】次に、本発明による温度制御方法について
図4のフローチャートを用いて説明する。CPU11は
ROM12に書き込まれた制御プログラムにより以下の
制御を行うものである。まず、処理S1・S2において
埋込センサ3の検出値及び、非回転センサ2の検出値を
入力する。次に、分岐S3において異常検出手段21に
より埋込センサ3の検出値が正常範囲内にあるかどうか
の判断を行う。
【0019】ここで、埋込センサ3の検出値が正常範囲
内であるかどうかの判断は、例えば、埋込センサ3の検
出温度値が目標温度値より所定範囲以上外れているか等
の基準で行う。そして、所定範囲から外れている場合に
は、埋込センサ3及びその伝達手段に異常が発生したと
判断するのである。
【0020】分岐S3において、埋込センサ3の検出値
が正常範囲であると判断した場合には、切換手段20を
実行させることなく、処理S4において埋込センサ3の
検出値からヒータ4制御用の出力量を算出し、前述した
ゲート回路17を介してサイリスタ18を駆動してヒー
タ供給用の電力の位相制御を行う。
【0021】次に、分岐S5において異常検出手段21
は両センサ2・3の偏差が正常範囲内であるかどうかの
判断を行い、偏差が正常範囲内であれば、処理S6にお
いて補正手段22による偏差更新処理が行われる。即
ち、両センサ2・3の検出温度値による最新の偏差をオ
フセット補正値として更新するのである。そして、処理
S1に戻り、以降ループ制御を行うのである。ここで、
分岐S5による正常範囲とは、上述したループ制御にお
いて、順次RAM13に更新保存されているオフセット
補正値からのずれ、若しくは、両センサ2・3の配置関
係によりあらかじめ与えられた所定の偏差量等から判断
する。
【0022】また、前記分岐S3において、異常検出手
段21が埋込センサ3の検出値を正常範囲内にないと判
断した場合、若しくは分岐S5において偏差が正常範囲
内にないと判断した場合には、処理S7においてアラー
ム5を発するとともに、切換手段20によって非回転セ
ンサ2によるヒータ制御に切換えられるのである。ま
ず、処理S8において正常な範囲である最新の偏差、つ
まりオフセット補正値を取得し、分岐S9において非回
転センサ2の検出値が正常範囲内であるかの判断を行
い、非回転センサ2の検出値が正常範囲内にある場合に
は、非回転センサ2による出力量演算を行う。
【0023】非回転センサ2による出力量演算は、補正
手段22により非回転センサ2の検出温度値にオフセッ
ト補正値を加算し、この加算された温度値に基づいて、
ヒータ4制御用の出力量を算出するのである。前述の如
く、オフセット補正値はループ制御において最新の正常
な偏差が更新されているので、この値をもとに経時変化
やセンサの固体差に関わらず最適な補正が行われるので
ある。そして、正常時処理と同様にゲート回路17を介
してサイリスタ18を駆動してヒータ供給用の電力の位
相制御を行う。なお、分岐S9で非回転センサ2の検出
値が正常範囲内にないと判断した場合には、処理S10
においてアラーム5を発する。
【0024】このように本発明では、配置位置及び伝達
系の異なる2系統のセンサである埋込センサ3と非回転
センサ2の温度検出値を共通の温度制御装置1に入力
し、その切換手段20により一方のセンサの検出値に基
づくヒータ制御から他方のセンサに基づくヒータ制御に
切換える構成としたので、温度検出によるヒータ制御が
2系統用意される構成となり、システムの信頼性が向上
した。また、それら2系統によるヒータ制御を切換可能
とすることで柔軟性の高いシステム構成となった。
【0025】また、本発明に係る温度制御装置1は、異
常検出手段21により埋込センサ3の異常を検出した場
合、埋込センサ3の検出値に基づくヒータ制御から非回
転センサ2の検出値に基づくヒータ制御に切換えるよう
構成したので、いずれか一系統のセンサの異常が発生し
た場合にも連続運転を続けることが可能となり、システ
ムの信頼性が向上した。
【0026】また、温度制御装置1は補正手段22を有
し、正常時における両センサの検出値の偏差(オフセッ
ト補正値)に基づいて、切換後のセンサ検出値を補正す
る構成としたので、ローラ表面の正確な温度を検出可能
な埋込センサ3のみならず、ホットローラの雰囲気温度
を検出する非回転センサ2によっても、ローラ表面の正
確な温度を取得することが可能となり、異常時等の切換
運転時にもホットローラを最適制御することが可能とな
り、システムの信頼性と品質の向上が図れた。
【0027】つまり、正常処理時においては、ローラ表
面に近く正確な温度測定が行える埋込センサ3の検出値
に基づいてヒータ4の出力制御を行うことで、ローラ表
面温度を最適維持して糸条に対する加熱温度を目標温度
とすることができ、異常発生時の切換処理後において
も、非回転センサ2の検出値をオフセット補正値により
補正して、埋込センサ3による検出温度値に近づけるこ
とにより、糸条に対する加熱温度を目標温度とすること
が可能となるのである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如くローラ
の外周に糸を巻きつけて案内すると共に、ヒータにより
糸条を加熱する構成のホットローラにおいて、ローラと
一体的に回転する温度センサである埋込センサと、位置
固定状態で配設された温度センサである非回転センサ
と、両センサの検出値を入力する制御装置とを備え、該
制御装置は一方のセンサの検出値に基づくヒータ制御か
ら他方のセンサに基づくヒータ制御に切換える切換手段
を有する構成としたので、温度検出によるヒータ制御が
2系統用意される構成となり、システムの信頼性が向上
した。また、それら2系統によるヒータ制御を切換可能
とすることで柔軟性の高いシステム構成となった。
【0029】また、請求項2記載の如く、前記制御装置
は、埋込センサの検出値に基づいて異常を検出する手段
を有し、前記切換手段は、異常を検出した場合、埋込セ
ンサの検出値に基づくヒータ制御から非回転センサの検
出値に基づくヒータ制御に切換えるよう構成したので、
いずれか一系統のセンサの異常が発生した場合にも連続
運転を続けることが可能となり、システムの信頼性が向
上した。
【0030】また、請求項3記載の如く、前記制御装置
は、正常時における両センサの検出値の偏差に基づい
て、切換後のセンサ検出値を補正する補正手段を有する
構成としたので、ローラ表面の正確な温度を検出可能な
埋込センサのみならず、ホットローラの雰囲気温度を検
出する非回転センサによっても、ローラ表面の正確な温
度を取得することが可能となり、異常時等の切換運転時
にもホットローラを最適制御することが可能となり、シ
ステムの信頼性と品質の向上が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットローラシステムを含む紡糸巻取機の全体
概略図である。
【図2】本発明に係るホットローラの構成図である。
【図3】温度制御装置の全体構成図である。
【図4】本発明に係る温度制御のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 温度制御装置 2 非回転センサ 3 埋込センサ 4 ヒータ(固定コイル) 30 固定部 40 ローラ部 41 モータ軸 M モータ部 R ホットローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラの外周に糸を巻きつけて案内する
    と共に、ヒータにより糸条を加熱する構成のホットロー
    ラにおいて、ローラと一体的に回転する温度センサであ
    る埋込センサと、位置固定状態で配設された温度センサ
    である非回転センサと、両センサの検出値を入力する制
    御装置とを備え、該制御装置は一方のセンサの検出値に
    基づくヒータ制御から他方のセンサに基づくヒータ制御
    に切換える切換手段を有する構成としたことを特徴とす
    るホットローラの温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、埋込センサの検出値に
    基づいて異常を検出する手段を有し、前記切換手段は、
    異常を検出した場合、埋込センサの検出値に基づくヒー
    タ制御から非回転センサの検出値に基づくヒータ制御に
    切換えるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の
    ホットローラの温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、正常時における両セン
    サの検出値の偏差に基づいて、切換後のセンサ検出値を
    補正する補正手段を有する構成としたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のホットローラの温度制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102011234A (zh) * 2010-12-03 2011-04-13 西安航科等离子体科技有限公司 碳纤维原丝用水蒸汽牵伸装置
JP2013543064A (ja) * 2010-09-29 2013-11-28 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ゴデット

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