JP2001123210A - 移動炉床炉の排出装置 - Google Patents

移動炉床炉の排出装置

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JP2001123210A
JP2001123210A JP30299299A JP30299299A JP2001123210A JP 2001123210 A JP2001123210 A JP 2001123210A JP 30299299 A JP30299299 A JP 30299299A JP 30299299 A JP30299299 A JP 30299299A JP 2001123210 A JP2001123210 A JP 2001123210A
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hearth
furnace
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moving
discharging
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JP30299299A
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Yasushi Oba
泰 大庭
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄鉱石、製鉄所で発生する酸化鉄等の金属含
有廃棄物等を還元する場合等に使用される移動炉床炉に
おいて、スクリューフィーダーを使用した簡単な構造
で、被処理物を炉床の移動方向両側に交互に排出するこ
とにより、排出された被処理物を収容するための容器と
炉床との間の高さを低くする。 【解決手段】 移動炉床炉の炉床上に静置されて運ばれ
てきた塊状の被処理物を、炉床上に炉床の移動方向と直
交して設けたスクリューフィーダーにより炉床から排出
する装置において、スクリューフィーダーの後側に近接
して円弧状の凹面を有するガイドを配設し、炉床の幅方
向両側のスクリューフィーダー下方に排出口を設け、ス
クリューフィーダーの回転を正転及び逆転可能とした。 【効果】 炉の建設コスト低減。更にガイドを内部水冷
式にすることで装置の連続操業の延長が可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鉱石などの鉱
石、製鉄所などで発生する酸化鉄などの金属含有廃棄物
などを、直接還元法により還元する場合などに使用され
る回転炉床炉などの移動炉床炉において、被処理物を排
出するための排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鉱石などの鉱石と固体還元剤を混合し
てペレットやブリケットなどの塊状体を成形し、これを
バーナーで加熱して得られる還元鉄などの金属を精錬用
の原料にすることが、直接還元法として知られている。
還元処理には、回転炉床炉などの移動炉床炉が使用され
る。回転炉床炉では、装入した塊状体を炉床上に静置し
た状態で、炉内を回転移動させつつバーナーで加熱し、
還元後に排出する。
【0003】排出装置としては、スクリューフィーダー
を用いたものが一般に使用されている。その例を、本発
明例を示す図1により説明する。炉床1の上面に近接し
炉床1の移動方向に直交してスクリューフィーダー3が
設けてある。図1では炉床1の幅方向両側に排出口5及
び6が設けてあるが、従来は、図7に示すように片側の
み、例えば外周のスクリューフィーダー3の下方に排出
口6が設けてある。そしてスクリューフィーダー3を軸
回転させることで、羽根4により被処理物を外周に向け
て掻き出し、排出口6に落とし込む。
【0004】還元鉄製造用の装置として、特開平11−
50120号公報には、図6に示すように、スクリュー
フィーダー3の下流側に設けられた固定ストッパーフェ
ンス16のさらに下流側に、下端を炉床1に接触させて
スクレーパー型ゲート17を設けたものが開示されてい
る。固定ストッパーフェンス16は還元鉄を溜め置くも
のであるが、炉床1との間に隙間があって、この隙間は
還元鉄を排出する際の摩耗によって徐々に拡大するの
で、スクレーパー型ゲート17によって隙間を塞ぎ、還
元鉄粉が炉床1上に残留して再加熱されるのを防止する
とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スクリューフィーダー
3は、原理上、被処理物を一方向にしか排出できない。
そのため従来は、上記のように炉床1の移動方向片側の
みに排出口6を設けていた。上記公報の技術も、炉床の
片側に排出する場合のものである。回転炉床炉などの移
動炉床炉では、被処理物は連続的に処理され運ばれてく
るので、排出された被処理物を容器に収容して運搬する
場合、例えば図5の例のように、排出口6の下方に切替
装置18を設け、シュート13を経て容器15に収容
し、容器15が満杯になると切替装置18を切替え、シ
ュート12を経て容器14に収容することが必要であ
る。このため、炉床1と容器14及び15との間に相当
の高さを要し、移動炉床炉を高い位置に設置するか、排
出用の容器を深い地下に置き、その昇降装置を設けるこ
とが必要になる。
【0006】そこで本発明が解決しようとする課題は、
鉄鉱石などの鉱石、製鉄所などで発生する酸化鉄などの
金属含有廃棄物などを直接還元法により還元する場合な
どに使用される回転炉床炉などの移動炉床炉において、
スクリューフィーダーを使用した簡単な構造で、被処理
物を炉床の移動方向両側に交互に排出することにより、
排出された被処理物を収容するための容器と炉床との間
の高さを低くし、建設コストの低減をはかることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、移動炉床炉の炉床上に静置されて運ばれて
きた塊状の被処理物を、炉床上に炉床の移動方向と直交
して設けたスクリューフィーダーにより炉床から排出す
る装置において、スクリューフィーダーの後側に近接し
て円弧状の凹面を有するガイドを配設し、炉床の幅方向
両側のスクリューフィーダー下方に排出口を設け、スク
リューフィーダーの回転を正転および逆転可能としたこ
とを特徴とする移動炉床炉の排出装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の対象とする炉は、回転炉
床炉のほか、炉床が直進的に移動する炉などの移動炉床
炉であり、装入された被処理物を炉床上に静置し、炉床
を移動させつつ加熱し、処理後に排出する。被処理対象
物が鉄鉱石などの鉱石、製鉄所などで発生する酸化鉄な
どの金属酸化物含有廃棄物の場合、これら廃棄物は通常
は粉状あるいは粒状になっており、鉱石など粉状あるい
は粒状になっていないものは粉砕し、コークス粉などの
還元剤とバインダーを加えて混合し、成形乾燥してペレ
ットやブリケットにしたものを炉に装入して加熱還元後
に排出する。このほか、各種成分からなる塊状体などを
加熱し、焼成したのち排出する場合などにも適用するこ
とができる。
【0009】金属酸化物含有廃棄物の具体例を示すと、
転炉や電気炉の粉塵ダスト、熱延ラインなどで鋼材のデ
スケ処理により生じるスケール、酸洗ラインなどで生じ
る酸洗スラジが挙げられる。このほかステンレス鋼の製
造工程では、中間素材の表面疵をグラインダーなどで研
削するときに発生する粉塵ダスト、鋼材の酸化スケール
にショットブラスト処理を施すときに発生する粉塵ダス
ト、鋼帯の表面をベルト研削するときに発生する研削ダ
ストなどがある。
【0010】本発明装置は、図1の回転炉床炉の例に示
すように、炉床1上に炉床1の移動方向と直交して設け
たスクリューフィーダー3と、スクリューフィーダー3
の後側に近接して設けたガイド7と、炉床1の幅方向両
側のスクリューフィーダー3下方に設けた排出口5およ
び6とからなり、スクリューフィーダー3の回転を正転
および逆転可能としている。ガイド7は、図2(a)お
よび(b)に示すように円弧状の凹面を有し、該凹面を
スクリューフィーダー3に近接させて配設している。ス
クリューフィーダー3の回転を逆転させることにより、
被処理物の排出を、排出口5と排出口6へ交互に行う。
スクリューフィーダー3の回転は、モーターなどの図示
しない駆動機構により行い、駆動機構の回転を逆転さ
せ、あるいは駆動機構との連結を切替えて正転および逆
転を行う。
【0011】本発明装置による被処理物の排出の様子を
図2および図3に示す。図2は図1のA−A矢視断面図
で、(a)はスクリューフィーダー3を正転させて被処
理物2を排出口5から排出する様子、(b)はスクリュ
ーフィーダー3を逆転させて被処理物2を排出口6から
排出する様子を示している。図3は炉床1の上面図で、
スクリューフィーダー3の羽根4により被処理物2をか
き出す様子を示し、(a)はスクリューフィーダー3の
正転の場合、(b)は逆転の場合である。
【0012】図1に示すスクリューフィーダー3を図2
(a)のように正転させると、スクリューの原理によ
り、図3(a)のように、羽根4の下側の部位で被処理
物2は、炉床1上を炉床1の移動方向左側に向けてかき
出される。これは従来の使い方である。すなわち図3
(a)に示すように、羽根4の下側はa方向に回転しつ
つb方向に移動するので、被処理物2は羽根4によって
c方向に押され、被処理物2自身は炉床1に載置されて
D方向に移動しているので、スクリューフィーダー3の
軸に沿って左側にかき出される。
【0013】しかし図2(b)のように逆転させると、
図3(b)に示すように、羽根4の下側はd方向に回転
しつつe方向に移動するので、被処理物2は羽根4によ
ってf方向に押され、被処理物2自身は炉床1に載置さ
れてD方向に移動しているので、スクリューフィーダー
3の下を通り抜けてしまう。ところが本発明装置は、ス
クリューフィーダー3の後側に近接して円弧状の凹面を
有するガイド7を設けているので、通り抜けようとする
被処理物2はガイド7に塞き止められ、羽根4に押され
て、移動ガイド7に沿って炉床1の移動方向右側に掻き
出される。なお、本例ではガイド7を中空体とし、中空
部に冷却水8を流すことで、被処理物2およびスクリュ
ーフィーダー3を冷却することができる。
【0014】上記のように、本発明装置により、炉床1
上の被処理物2を、スクリューフィーダー3を使用した
簡単な構造で、炉床1の移動方向両側に設けた排出口5
および6から交互に排出することができる。そのため、
炉床1上を連続的に運ばれてくる被処理物2を排出し、
容器に収容して運搬する場合、図5のような切替装置1
8が不要となり、図4に示す例のように、排出口5およ
び6から直接、容器14および15に交互に排出するこ
とができる。したがって、炉床1と容器14および15
との間の高さを低くすることができる。なお、図4にお
いて炉床1は、基台11上に敷設したレール10と、炉
床1に設けた車輪9により移動する。
【0015】
【発明の効果】本発明装置によれば、鉄鉱石などの鉱
石、製鉄所などで発生する酸化鉄などの金属含有廃棄物
などを直接還元法により還元する場合などに使用される
回転炉床炉などの移動炉床炉において、スクリューフィ
ーダーを使用した簡単な構造で、被処理物を炉床の移動
方向両側に交互に排出することができる。そのため、排
出された被処理物を収容するための容器と炉床との間の
高さを低くでき、移動炉床炉の新設に際し、土木工事費
および前後面設備費が大幅に軽減され、建設コストを低
減できる。さらに、ガイドを内部水冷式にすることでス
クリューフィーダーを冷却することができ、装置の連続
操業を延長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の例を示す上面図である。
【図2】本発明装置の例(図1のA−A矢視断面図)の
例であり、(a)は正転時、(b)は逆転時を示す。
【図3】本発明装置の例を示す部分拡大上面図であり、
(a)正転時、および(b)は逆転時を示す。
【図4】本発明装置の例を示す正面図である。
【図5】従来装置の例を示す正面図である。
【図6】スクリューフィーダーの公知例を示す側面図で
ある。
【図7】スクリューフィーダーの公知例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1…炉床 2…被処理物 3…スクリューフィーダー 4…羽根 5,6…排出口 7…ガイド 8…冷却水 9…車輪 10…レール 11…基台 12,13…シュート 14,15…容器 16…固定ストッパーフェンス 17…スクレーパー型
ゲート 18…切替装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動炉床炉の炉床上に静置されて運ばれ
    てきた塊状の被処理物を、炉床上に炉床の移動方向と直
    交して設けたスクリューフィーダーにより炉床から排出
    する装置において、スクリューフィーダーの後側に近接
    して円弧状の凹面を有するガイドを配設し、炉床の幅方
    向両側のスクリューフィーダー下方に排出口を設け、ス
    クリューフィーダーの回転を正転および逆転可能とした
    ことを特徴とする移動炉床炉の排出装置。
JP30299299A 1999-10-25 1999-10-25 移動炉床炉の排出装置 Withdrawn JP2001123210A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6846339B2 (en) 2000-01-28 2005-01-25 Pacific Edge Holdings Pty Ltd Process for upgrading low rank carbonaceous material
CN114317024A (zh) * 2022-02-14 2022-04-12 洛阳三旋智能装备有限公司 一种多焦炭塔联合箱式密闭除焦系统及运行方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109