JP2001122782A - 内部寄生虫起因動物疾患防除剤 - Google Patents

内部寄生虫起因動物疾患防除剤

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JP2001122782A
JP2001122782A JP2000235124A JP2000235124A JP2001122782A JP 2001122782 A JP2001122782 A JP 2001122782A JP 2000235124 A JP2000235124 A JP 2000235124A JP 2000235124 A JP2000235124 A JP 2000235124A JP 2001122782 A JP2001122782 A JP 2001122782A
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Hisaya Morino
久弥 森野
Shuichi Yotsuya
収一 四谷
Masayuki Morita
雅之 森田
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特定のピリジン系化合
物またはその塩を含有する内部寄生虫起因動物疾患防除
剤を提供する。 【解決手段】 一般式(I): 【化1】 [式中、Yはハロアルキル基であり、mは0または1で
あり、Qは 【化2】 (Xは酸素原子または硫黄原子であり、R1およびR2
それぞれ独立に水素原子、置換可アルキル基、同アルケ
ニル基、同アルキニル基、同シクロアルキル基、-C
(W1)R3基、-S(O)n4基、−NHR5基、 【化3】 、−C(R7)=NO−R8基であるか、またはR1およ
びR2は一緒になって=C(R9)R10基を、あるいは隣
接する窒素原子とともに窒素原子または酸素原子を含ん
でよい炭素数4〜5の5員または6員複素環基を形成し
てもよく)または置換されてもよい複素環基である]で
表されるピリジン系化合物またはその塩を有効成分とし
て含有することを特徴とする内部寄生虫起因動物疾患防
除剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のピリジン系
化合物またはその塩を有効成分として含有する内部寄生
虫起因動物疾患防除剤に関する。該動物疾患防除剤は、
例えば動物の体内に寄生するコクシジウムのような寄生
虫を防除する薬剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、家畜、家禽やペットなどの動物の
内部寄生虫に対しては、各種の害虫防除剤、殺虫剤等が
用いられている。例えば、アイメリア(Eimeria)属に
属する内部寄生性の原虫であり、各種の家畜や鶏などの
家禽類に広く分布するコクシジウムの防除には、サルフ
ァ剤;キノリン剤;抗チアミン剤;モネンシン、サリノ
マイシン、ラサロシド等のポリエーテル系抗生物質;合
成剤であるナイカルバンジンなどが広く使用されてい
る。
【0003】また、本発明の動物疾患防除剤の有効成分
である特定のピリジン系化合物またはその塩は、特開平
6-321903号、特開平10-195072号、特開平11-180957号、
WO98/57969、WO00/35285、WO0
0/35912、WO00/35913などに記載の公
知化合物である。しかしながら、これら化合物を動物疾
患防除剤として用いることは知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に内部寄生虫起因
の動物疾患は、動物宿主の体内に内部寄生虫が寄生する
ことにより起こる。動物疾患の原因となる内部寄生虫
は、家畜、家禽やペットの胃、腸管、肺、心臓、肝臓、
血管、皮下、リンパ組織などに寄生し、深刻な状況を引
き起こすことが多い。内部寄生虫起因の動物疾患は貧
血、栄養失調、衰弱、体重減少、腸管壁およびその他組
織、器官の障害を招き、処置しないまま放置すると、内
部寄生虫に侵された宿主は死に至る。
【0005】また、内部寄生虫起因の動物疾患の一つで
あるコクシジウム症は、特に養鶏業において多大の経済
的損失を与える。また、鶏の他、牛、羊、兎、犬および
猫などの飼育においても問題となる疾病の1つである。
そのため、コクシジウム症を防除することによって、養
鶏業、畜産業ならびにペットの飼育において、多大な利
益をもたらすことができる。そして、このような考えの
もとに、本発明の内部寄生虫起因動物疾患防除剤を提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、内部寄生
虫起因の動物疾患、特にコクシジウム症を防除できる化
合物につき、鋭意探索を行ってきた。その結果、農薬用
途が見出されている特定のピリジン系化合物またはその
塩が内部寄生虫起因の動物疾患防除効果を持つことを見
出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、一般式(I):
【化5】
【0008】[式中、Yはハロアルキル基であり、mは
0または1であり、Qは
【化6】
【0009】(Xは酸素原子または硫黄原子であり、R
1およびR2はそれぞれ独立に水素原子、置換されてもよ
いアルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換さ
れてもよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアル
キル基、-C(W1)R3基、-S(O)n4基、−NHR5基、
【0010】
【化7】
【0011】、−C(R7)=NO−R8基であるか、ま
たはR1およびR2は一緒になって=C(R9)R10基を、
あるいは隣接する窒素原子とともに窒素原子または酸素
原子を含んでよい炭素数4〜5の5員または6員複素環
基を形成してもよく、R3は置換されてもよいアルキル
基、置換されてもよいアルケニル基、置換されてもよい
アルキニル基、置換されてもよいシクロアルキル基、置
換されてもよいアリール基、アルコキシ基、アルキルチ
オ基またはモノもしくはジアルキルアミノ基であり、R
4はアルキル基またはジアルキルアミノ基であり、R5
アルキル基またはアリール基であり、ZはNまたは−C
−R6基であり、R6は水素原子、ハロゲン原子、置換さ
れてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基
またはニトロ基であり、R7およびR8はそれぞれ独立に
水素原子、置換されてもよいアルキル基、置換されても
よいアルケニル基、置換されてもよいアルキニル基、置
換されてもよいアリール基または置換されてもよい複素
環基であり、R9およびR10はそれぞれ独立に水素原
子、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいア
ルケニル基、置換されてもよい複素環基、−N−
(R11)R12基、置換されてもよいアルコキシ基、置換
されてもよいアルキルチオ基であり、R 11およびR12
それぞれ独立に水素原子、置換されてもよいアルキル
基、置換されてもよいアルケニル基、置換されてもよい
アルキニル基、置換されてもよいアリール基または置換
されてもよい複素環基であり、W1は酸素原子または硫
黄原子であり、nは1または2である)または置換され
てもよい複素環基である]で表されるピリジン系化合物
またはその塩を有効成分として含有することを特徴とす
る内部寄生虫起因動物疾患防除剤に関する。
【0012】一般式(I)中、YにはCF3、CHF2
CH2F、CF2Cl、CFCl2、CCl3、CH2
3、CF2CF3、CHBr2、CHBrなどのハロアル
キル基が含まれる。それらの中でも、炭素数1〜2、ハ
ロゲン原子1〜5のハロアルキル基が望ましく、トリフ
ルオロメチル基が更に望ましい。
【0013】一般式(I)中のQで表される置換基:
【化8】 基(以下Q1基とする)中に含まれるR1、R2、R3、R
6、R7、R8、R9、R10、R11またはR12として定義さ
れた置換されてもよいアルキル基;R1、R2、R 3
7、R8、R9、R10、R11またはR12として定義され
た置換されてもよいアルケニル基;R1、R2、R3
7、R8、R11またはR12として定義された置換されて
もよいアルキニル基ならびにR1、R2またはR3として
定義された置換されてもよいシクロアルキル基の二次置
換基としては、ハロゲン原子;アルコキシ基;アルキル
チオ基;トリアルキルシリル基;フェニル基;ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基またはハロ
アルキル基で置換されたフェニル基;アルコキシ基また
はアルキルチオ基で置換されてもよいフェノキシ基で置
換されたフェニル基;フェノキシ基;フェニルチオ基;
アミノ基;アルキル基が1ケ乃至2ケ置換したアミノ
基;C2-6の環状アミノ基;モルホリノ基;アルキル基
で置換されたモルホリノ基;1−ピペラジニル基、アル
キル基、フェニル基、ピリジル基またはトリフルオロメ
チルピリジル基で置換された1−ピペラジニル基;置換
されてもよい複素環基;ヒドロキシ基;シアノ基;シク
ロアルキル基;イミノ基;−C(W2)R13基(W2 は酸
素原子または硫黄原子であり、R13は水素原子、アミノ
基、アルキル基が1ケ乃至2ケ置換したアミノ基、アル
キル基、アルコキシ基、アルキルチオ基またはアリール
基である)または−OC(W2)R14基(R14はアルキル
基またはハロアルキル基で置換されたアリール基であ
る)またはアルキルスルホニル基が挙げられる。また上
述の置換基がイミノ基の場合にはアミノ基またはアルコ
キシ基とともにアミジノ基またはイミダート基を形成し
てもよい。
【0014】また他に、一般式(I)中のQ1基に含ま
れるR1またはR2として定義された置換されてもよいア
ルキル基の置換基として、例えば4−ハロアルキル−3
−ピリジンカルボキサミド基、N−メチル−4−ハロア
ルキル−3−ピリジンカルボキサミド基、4−ハロアル
キル−3−ピリジンカルボキサミド−N−アルキレンオ
キシ基なども含まれる。これらの置換基を含んだ一般式
(I)の化学構造式を例示する。
【0015】
【化9】 (式中、R2は前述の通りであり、Aは−(CH2l
基または−(CH2q−O−(CH2q−基であり、l
は1〜4の整数であり、qは1または2である)
【0016】即ち、上記の化合物は、アルキレン鎖など
によって結ばれた一般式(I)の化合物の2量体であ
る。加えて本発明動物疾患防除剤の有効成分には、その
ような考えに基づいた3量体も含まれる。
【0017】一般式(I)中のQ1基に含まれるR3、R
7、R8、R11またはR12として定義された置換されても
よいアリール基の二次置換基としては、ハロゲン原子、
アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアル
コキシ基、アルキルチオ基、シクロアルキル基、シクロ
アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカル
ボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アリール基、
アリールオキシ基、アリールチオ基、アミノ基、アルキ
ル基が1ケ乃至2ケ置換したアミノ基、シアノ基、ニト
ロ基、ヒドロキシ基が挙げられる。
【0018】一般式(I)中のQ1基に含まれるR7、R
8、R9、R10、R11またはR12として定義された置換さ
れてもよい複素環基の二次置換基ならびに前記Q1基中
の二次置換基として定義された置換されてもよい複素環
基の三次置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基、
アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、フ
ェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキル基、
アルコキシ基、ニトロ基、ハロアルキル基またはフェノ
キシ基で置換されてもよい)、フェノキシ基、フェニル
チオ基、シクロアルキル基、、シクロアルコキシ基など
が挙げられる。
【0019】一般式(I)中のQ1基に含まれるアルキ
ル基またはアルキル部分としては、炭素数が1〜6のも
の、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基が挙げられ、炭素数が3以
上のものは直鎖または枝分れ鎖の構造異性のものであっ
てもよい。R1 またはR2 に含まれるアルケニル基とし
ては、炭素数が2〜6のもの、例えばエテニル基、プロ
ペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基が
挙げられ、炭素数が3以上のものは直鎖または枝分れ鎖
の構造異性のものであってよい。R1またはR2に含まれ
るアルキニル基としては、炭素数が2〜6のもの、例え
ばエチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル
基、ヘキシニル基が挙げられ、炭素数が3以上のものは
直鎖または枝分れ鎖の構造異性のものであってよい。R
1またはR2に含まれるシクロアルキル基としては、炭素
数が3〜8のもの、例えばシクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基が挙
げられる。
【0020】一般式(I)中のQ1基に含まれるR1およ
びR2 が一緒になって隣接する窒素原子と共に窒素原子
または酸素原子を含んでもよい炭素数4〜5の5員また
は6員複素環基としては、例えばモルホリノ基、ピロリ
ジノ基、ピペリジノ基、1−イミダゾリジニル基、2−
シアノイミノ−3−メチル−1−イミダゾリジニル基、
1−ピペラジニル基または4−メチル−1−ピペラジニ
ル基が挙げられる。
【0021】一般式(I)のQ1基に含まれるアリール
基としては、フェニル基、チエニル基、フラニル基、ピ
リジル基、ナフチル基、ベンゾチエニル基、ベンゾフラ
ニル基、キノリニル基などが挙げられる。
【0022】一般式(I)中のQ1基に含まれる置換さ
れてもよい複素環基の複素環部分としては、ピリジル
基、チエニル基、フリル基、ピラジニル基、チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、キノリル基、ピラゾリル基、
オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル
基、トリアゾリル基などの窒素原子、酸素原子および硫
黄原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含む5員ま
たは6員の単環式基またはフェニル縮合環式基が挙げら
れる。
【0023】一般式(I)中のQで表される置換されて
もよい複素環基の複素環部分としては、窒素原子、酸素
原子および硫黄原子から選ばれる2〜3個のヘテロ原子
を含む5員の単環式基が望ましく、具体的には、ピラゾ
リル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、オキサジアゾ
リル基、チアジアゾリル基、トリアゾリル基などが挙げ
られる。
【0024】一般式(I)中のQで表される置換されて
もよい複素環基の二次置換基としては、ハロゲン原子、
ニトロ基、置換されてもよいアルキル基、置換されても
よいアルケニル基、置換されてもよいアルキニル基、置
換されてもよいアリール基、置換されてもよい複素環
基、置換されてもよいシクロアルキル基、水酸基、置換
されてもよいアルコキシ基、置換されてもよいアルケニ
ルオキシ基、置換されてもよいアルキニルオキシ基、置
換されてもよいアリールオキシ基、置換されてもよい複
素環オキシ基、置換されてもよいシクロアルコキシ基、
メルカプト基、置換されてもよいアルキルチオ基、置換
されてもよいアリールチオ基、置換されてもよいアルケ
ニルチオ基、置換されてもよいアルキニルチオ基、置換
されてもよいアリールチオ基、置換されてもよい複素環
チオ基、置換されてもよいシクロアルキルチオ基、置換
されてもよいカルボニル基、置換されてもよいアルコキ
シカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル
基、置換されてもよいカルボニルオキシ基、フォルミル
基、置換されてもよいエステル基、置換されてもよいア
シル基、置換されてもよいスルホニル基、置換されても
よいスルフィル基、置換されてもよいスルホニルオキシ
基、置換されてもよいアルキルスルフィル基、置換され
てもよいスルホニルアルキル基、置換されてもよいアミ
ノ基、置換されてもよいイソシアナト基、置換されても
よいアリールアルキル基、置換されてもよい複素環アル
キル基などが挙げられる。
【0025】これら二次置換基のうち、置換されてもよ
いものはハロゲン原子;シアノ基;ハロゲン原子、ハロ
アルキル基、シアノ基、アルコキシ基、アリール基で置
換されてもよいアルキル基;ハロゲン原子、アリール基
で置換されてもよいアルコキシ基;水酸基;アルキルス
ルホニル基、アリールアルキル基、複素環アルキル基、
アルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アルキ
ルヒドロキシ基、シアノアルキル基、アルキニル基、ア
ルケニル基、シクロアルキル基で置換されてもよいアミ
ノ基;アルコキシ基、アルキルアミノ基、アルキル基で
置換されてもよいカルボニル基;アルキルチオ基;アリ
ールオキシ基;アリールチオ基;ハロゲン原子、ハロア
ルコキシ基、アルキル基、アリール基で置換されてもよ
いアリール基;ニトロ基;ハロゲン原子、ニトロ基で置
換されてもよいアリールカルボニルオキシ基;シクロア
ルキル基;アルキルスルホニルオキシ基;アルキルカル
ボニルオキシ基;アルキル基、ハロアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、複素環アルキル基、アリールオ
キシ基、アリールオキシアルキル基、アルコキシ基、ア
ルコキシカルボニルアルキル基、ヒドロキシアルキル
基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケ
ニル基、アリールアルコキシ基、アルコキシカルボニル
アルキル基で置換されてもよいイソシアナト基;アリー
ルアルキル基、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基で置換されてもよいアリールアルキルイソシアナト
基;シクロアルキルカルボニルオキシ基;ハロアルキル
基で置換されてもよいシクロアルキルイソシアナト基;
アルキニルアルキルイソシアナト基;アルキル基、アル
コキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子、水酸基、ハ
ロアルコキシ基、ニトロ基、ハロゲンで置換されたアリ
ールオキシ基、アリールオキシ基で置換されてもよいア
リールイソシアナト基;アルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、エステル基で置換されてもよい複素環基;ア
ルコキシイソシアノ基などの三次置換基によって置換す
ることができる。
【0026】一般式(I)中のQで表される置換されて
もよい複素環基の二次置換基、三次置換基中のアルキル
基またはアルキル部分としては、炭素数が1〜6のも
の、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基が挙げられ、炭素数が3以
上のものは直鎖または枝分れ鎖の構造異性のものであっ
てもよい。アルケニル基としては、炭素数が2〜6のも
の、例えばエテニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペ
ンテニル基、ヘキセニル基が挙げられ、炭素数が3以上
のものは直鎖または枝分れ鎖の構造異性のものであって
よい。アルキニル基としては、炭素数が2〜6のもの、
例えばエチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチ
ニル基、ヘキシニル基が挙げられ、炭素数が3以上のも
のは直鎖または枝分れ鎖の構造異性のものであってよ
い。シクロアルキル基としては、炭素数が3〜8のも
の、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基またはシクロヘキシル基が挙げられる。アリ
ール基としては、フェニル基、チエニル基、フラニル
基、ピリジル基、ナフチル基、ベンゾチエニル基、ベン
ゾフラニル基、キノリニル基などが挙げられる。複素環
基としては、ピリジル基、チエニル基、フリル基、ピラ
ジニル基、チアゾリル基、イソオキサゾリル基、キノリ
ル基などの窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ば
れる1〜3個のヘテロ原子を含む5員または6員の単環
式基またはフェニル縮合環式基が挙げられる。
【0027】一般式(I)の化合物は、酸性物質または
塩基性物質とともに塩を形成してもよく、酸性物質との
塩としては塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩ま
たは硝酸塩のような無機酸塩であってよく、塩基性物質
との塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩、アンモニウム塩またはジメチルアミン塩のような無
機或は有機塩基塩であってよい。
【0028】
【発明の実施形態】本発明の内部寄生虫起因動物疾患防
除剤の有効成分として望ましいピリジン系化合物または
その塩のうち、いくつかを以下に例示するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0029】(1)Qが
【化10】
【0030】(Xは酸素原子または硫黄原子であり、R
1およびR2はそれぞれ独立に水素原子、置換されてもよ
いアルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換さ
れてもよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアル
キル基、-C(W1)R3基、-S(O)n4基、−NHR5基、
【0031】
【化11】
【0032】、−C(R7)=NO−R8基であるか、ま
たはR1およびR2は一緒になって=C(R9)R10基を、
あるいは隣接する窒素原子とともに窒素原子または酸素
原子を含んでよい炭素数4〜5の5員または6員複素環
基を形成してもよく、R3は置換されてもよいアルキル
基、置換されてもよいアルケニル基、置換されてもよい
アルキニル基、置換されてもよいシクロアルキル基、置
換されてもよいアリール基、アルコキシ基、アルキルチ
オ基またはモノもしくはジアルキルアミノ基であり、R
4はアルキル基またはジアルキルアミノ基であり、R5
アルキル基またはアリール基であり、ZはNまたは−C
−R6基であり、R6は水素原子、ハロゲン原子、置換さ
れてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基
またはニトロ基であり、R7およびR8はそれぞれ独立に
水素原子、置換されてもよいアルキル基、置換されても
よいアルケニル基、置換されてもよいアルキニル基、置
換されてもよいアリール基または置換されてもよい複素
環基であり、R9およびR10はそれぞれ独立に水素原
子、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいア
ルケニル基、置換されてもよい複素環基、−N−
(R11)R12基、置換されてもよいアルコキシ基、置換
されてもよいアルキルチオ基であり、R 11およびR12
それぞれ独立に水素原子、置換されてもよいアルキル
基、置換されてもよいアルケニル基、置換されてもよい
アルキニル基、置換されてもよいアリール基または置換
されてもよい複素環基であり、W1は酸素原子または硫
黄原子であり、nは1または2である)である前記一般
式(I)の化合物またはその塩。
【0033】(2)前記一般式(I)の化合物におい
て、Qが
【化12】 (式中、Xは酸素原子または硫黄原子であり、R1およ
びR2はそれぞれ独立に水素原子、置換されてもよいア
ルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換されて
もよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアルキル
基、-C(W1)R3基、-S(O)n4基または−NHR5基で
あるか、またはR1およびR2は一緒になって=C(R9)
10基を、あるいは隣接する窒素原子とともに窒素原子
または酸素原子を含んでよい炭素数4〜5の5員または
6員複素環基を形成してもよく、R3は置換されてもよ
いアルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換さ
れてもよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアル
キル基、置換されてもよいアリール基、アルコキシ基、
アルキルチオ基またはモノもしくはジアルキルアミノ基
であり、R4はアルキル基またはジアルキルアミノ基で
あり、R5はアルキル基またはアリール基であり、R9
よびR10はそれぞれ独立にアルコキシ基またはアルキル
チオ基であり、W1は酸素原子または硫黄原子であり、
nは1または2である)である前記(1)の化合物また
はその塩。
【0034】(3)Xが酸素原子である前記(1)の化
合物またはその塩。 (4)R1およびR2がそれぞれ独立に水素原子、置換さ
れてもよいアルキル基、または−C(W1)R3 基である
か、またはR1 およびR2 が一緒になって=C(R6)R
7基を形成し、W1 は酸素原子または硫黄原子であり、
3が置換されてもよいアルキル基、置換されてもよい
アリール基またはアルコキシ基であり、R6およびR7
それぞれ独立にアルコキシ基またはアルキルチオ基であ
る前記(1)、(2)または(3)の化合物またはその
塩。
【0035】(5)R1が水素原子で、R2が−C
(R7)NO−R8基である前記(1)または(3)の化
合物またはその塩。
【0036】(6)R1およびR2が一緒になって=C
(R9)−N(R11)R12基を形成し、R9、R11および
12が同一または相異なり、水素原子、置換されてもよ
いアルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換さ
れてもよいアルキニル基、置換されてもよいアリール基
または置換されてもよい複素環基である前記(1)また
は(3)の化合物またはその塩。
【0037】(7)R1が水素原子であり、R2
【化13】
【0038】(式中、ZはNまたは−C−R6基であ
り、R6は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよい
アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基またはニト
ロ基)である前記(1)または(3)の化合物またはそ
の塩。
【0039】(8)Xが酸素原子であり、R1およびR2
がそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシア
ルキル基、アルキルアミノアルキル基、C2-6 環状アミ
ノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、シアノアルキル
基、チオカルバモイルアルキル基、アルキルカルボニル
オキシアルキル基、アルキルカルボニル基、アリールカ
ルボニル基、トリフルオロメチル置換アリールカルボニ
ル基、アルコキシチオカルボニル基またはアルコキシカ
ルボニル基であるか、またはR1 およびR2 が一緒にな
って=C(R9)R10基を形成し、R9およびR10がそれ
ぞれアルコキシ基およびアルキルチオ基である前記
(1)の化合物またはその塩。
【0040】(9)Qで表される置換されてもよい複素
環基の複素環基部分が、窒素原子、酸素原子および硫黄
原子から選ばれる2〜3個のヘテロ原子を含む5員の単
環式基である前記一般式(I)の化合物またはその塩。 (10)窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれ
る2〜3個のヘテロ原子を含む5員の単環式基が、ピラ
ゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、オキサジア
ゾリル基、チアジアゾリル基またはトリアゾリル基であ
る(9)の化合物またはその塩。
【0041】前記(8)の化合物のうち、より望ましい
化合物としては、N−シアノメチル−4−トリフルオロ
メチル−3−ピリジンカルボキサミド(化合物No.
1)、N−エチル−4−トリフルオロメチル−3−ピリ
ジンカルボキサミド(化合物No.2)、4−トリフルオ
ロメチル−3−ピリジンカルボキサミド 1−オキシド
(化合物No.3)、4−トリフルオロメチル−3−ピリ
ジンカルボキサミド、N−チオカルバモイルメチル−4
−トリフルオロメチル−3−ピリジンカルボキサミド、
N−エトキシメチル−4−トリフルオロメチル−3−ピ
リジンカルボキサミド、N−イソプロピルアミノメチル
−4−トリフルオロメチル−3−ピリジンカルボキサミ
ド、N−シアノメチル−N,N−ビス(4−トリフルオ
ロメチルニコチノイル)アミン、N−アセチル−N−シ
アノメチル−4−トリフルオロメチル−3−ピリジンカ
ルボキサミド、N−シアノメチル−N−メチル−4−ト
リフルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド、O−
メチル N−(4−トリフルオロメチルニコチノイル)
チオカルバマート、N−メチル−4−トリフルオロメチ
ルピリジン−3−カルボキサミド、N−(N′,N′−
ジメチルアミノメチル)−4−トリフルオロメチルピリ
ジン−3−カルボキサミド、N−(1−ピペリジルメチ
ル)−4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボキ
サミド、N−シアノメチル N−(4−トリフルオロメ
チルニコチノイル)アミノメチルピバラート、O,S−
ジメチル N−(4−トリフルオロメチルニコチノイ
ル)イミノホルマート、N−ヒドロキシメチル−4−ト
リフルオロメチル−3−ピリジンカルボキサミド、N−
アセチル−4−トリフルオロメチル−3−ピリジンカル
ボキサミドまたはメチル N−(4−トリフルオロメチ
ルニコチノイル)カルバマートまたはそれらの1−オキ
シドが挙げられる。
【0042】一般式(I)の化合物またはその塩は、特
開平6-321903号、特開平10-195072号、特開平11-180957
号、WO98/57969、WO00/35285、W
O00/35912、WO00/35913などに記載
された方法にて、製造することができる。
【0043】本発明の内部寄生虫起因動物疾患防除剤
は、肺虫、ベンチュウ、結節状ウオーム、胃内寄生虫、
回虫、糸状虫類などの線虫類;サナダムシ;吸虫;コク
シジウム、マラリア原虫、腸内肉胞子虫、トキソプラズ
マ、クリプトスポリジウムなどの原生動物のように宿主
動物の体内に寄生する寄生虫に有効である。これら内部
寄生虫の中でも、原生動物に有効であり、その中でも特
にコクシジウムに有効である。さらにコクシジウムの中
でも家禽(鶏、アヒル、雁、七面鳥など)に寄生するコ
クシジウムに最も有効である。家禽に寄生するコクシジ
ウムとしては、例えばアイメリア テネラ(Eimeria ten
ella )、アイメリア アセルブリナ(Eimeria acervuli
na)、アイメリア ブルネツチ(Eimeria brunetti)、
アイメリアマキシマ(Eimeria maxima)、アイメリア
ミチス(Eimeria mitis)、アイメリア ミバチ(Eimeri
a mivati)、アイメリア ネカトリックス(Eimeria nec
atrix)およびアイメリア プレコツクス(Eimeria prae
cox)などが挙げられる。
【0044】一般式(I)の化合物はそのまま使用して
もよいが、適当な担体と共に粉剤、粒剤、錠剤、散剤、
カプセル剤、プレミックス剤、液剤、乳剤などの剤形に
製剤して使用することもできる。適当な担体としては、
通常、飼料用薬剤に利用されているものが使用され、例
えば、乳糖、蔗糖、ブドウ糖、澱粉、麦粉、コーン粉、
大豆油粕、脱脂米糠、炭酸カルシウム、その他市販の飼
料原料等を挙げることができる。また、本発明化合物
は、担体と共に各種ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸
類、酵素製剤、解熱剤、鎮静剤、消炎剤、殺菌剤、着色
剤、芳香剤、保存剤等と配合併用して使用することもで
きる。一般式(I)の化合物の投与濃度としては、投与
方法、投与目的、疾病症状等によって異なるが、通常、
飼料中に0.1ppm以上の濃度となるように配合して投
与するのが適当である。
【0045】
【実施例】本発明をより詳しく述べるために、以下に実
施例を記載するが、これらは本発明を限定するものでは
ない。
【0046】試験例 アイメリア テネラ(Eimeria tenella )野外株を鶏雛
で感染増殖させ、新鮮未成熟オーシストを得た。各被験
物質の所定濃度の溶液を、得られた新鮮未成熟オーシス
トに10、30分感作させた。感作した未成熟オーシストを
1500 min-15分間遠心分離し、上清を取り除き2%重クロ
ム酸カリウム水溶液を加え25℃4日間スポルレーション
し、観察オーシスト数に対する成熟オーシスト(胞子形
成オーシスト)の率を算出した。さらに次式で殺オーシ
スト率を求め、結果を表1に示した。 殺オーシスト率 = {1−(被験物質感作の胞子形成
率)/(被験物質無感作の胞子形成率)}×100
【0047】
【表1】 注)*は溶媒(10%ジメチルスルホキサイド)のみ使用。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、特定のピリジン系化合
物を内部寄生虫起因動物疾患防除剤として提供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 213/83 C07D 213/83 213/89 213/89 417/04 417/04 Fターム(参考) 4C055 AA01 AA17 BA01 CA02 CA58 CB02 CB11 DA13 DB07 4C063 AA01 BB01 CC62 CC67 DD12 EE01 4C086 AA01 AA02 BC17 MA01 MA04 NA14 ZC64

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、Yはハロアルキル基であり、mは0または1で
    あり、Qは 【化2】 (Xは酸素原子または硫黄原子であり、R1およびR2
    それぞれ独立に水素原子、置換されてもよいアルキル
    基、置換されてもよいアルケニル基、置換されてもよい
    アルキニル基、置換されてもよいシクロアルキル基、-C
    (W1)R3基、-S(O)n4基、−NHR5基、 【化3】 、−C(R7)=NO−R8基であるか、またはR1およ
    びR2は一緒になって=C(R9)R10基を、あるいは隣
    接する窒素原子とともに窒素原子または酸素原子を含ん
    でよい炭素数4〜5の5員または6員複素環基を形成し
    てもよく、R3は置換されてもよいアルキル基、置換さ
    れてもよいアルケニル基、置換されてもよいアルキニル
    基、置換されてもよいシクロアルキル基、置換されても
    よいアリール基、アルコキシ基、アルキルチオ基または
    モノもしくはジアルキルアミノ基であり、R4はアルキ
    ル基またはジアルキルアミノ基であり、R5はアルキル
    基またはアリール基であり、ZはNまたは−C−R6
    であり、R6は水素原子、ハロゲン原子、置換されても
    よいアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基または
    ニトロ基であり、R7およびR8はそれぞれ独立に水素原
    子、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいア
    ルケニル基、置換されてもよいアルキニル基、置換され
    てもよいアリール基または置換されてもよい複素環基で
    あり、R9およびR10はそれぞれ独立に水素原子、置換
    されてもよいアルキル基、置換されてもよいアルケニル
    基、置換されてもよい複素環基、−N−(R11)R
    12基、置換されてもよいアルコキシ基、置換されてもよ
    いアルキルチオ基であり、R 11およびR12はそれぞれ独
    立に水素原子、置換されてもよいアルキル基、置換され
    てもよいアルケニル基、置換されてもよいアルキニル
    基、置換されてもよいアリール基または置換されてもよ
    い複素環基であり、W1は酸素原子または硫黄原子であ
    り、nは1または2である)または置換されてもよい複
    素環基である]で表されるピリジン系化合物またはその
    塩を有効成分として含有することを特徴とする内部寄生
    虫起因動物疾患防除剤。
  2. 【請求項2】 Qが 【化4】 (式中、Xは酸素原子または硫黄原子であり、R1およ
    びR2はそれぞれ独立に水素原子、置換されてもよいア
    ルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換されて
    もよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアルキル
    基、-C(W1)R3基、-S(O)n4基または−NHR5基で
    あるか、またはR1およびR2は一緒になって=C(R9)
    10基を、あるいは隣接する窒素原子とともに窒素原子
    または酸素原子を含んでよい炭素数4〜5の5員または
    6員複素環基を形成してもよく、R3は置換されてもよ
    いアルキル基、置換されてもよいアルケニル基、置換さ
    れてもよいアルキニル基、置換されてもよいシクロアル
    キル基、置換されてもよいアリール基、アルコキシ基、
    アルキルチオ基またはモノもしくはジアルキルアミノ基
    であり、R4はアルキル基またはジアルキルアミノ基で
    あり、R5はアルキル基またはアリール基であり、R9
    よびR10はそれぞれ独立にアルコキシ基またはアルキル
    チオ基であり、W1は酸素原子または硫黄原子であり、
    nは1または2である)である請求項1の内部寄生虫起
    因動物疾患防除剤。
  3. 【請求項3】 内部寄生虫が原生動物である請求項1の
    動物疾患防除剤。
  4. 【請求項4】 原生動物がコクシジウムである請求項3
    の動物疾患防除剤。
  5. 【請求項5】 コクシジウムが家禽のコクシジウムであ
    る請求項4の動物疾患防除剤。
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