JP2001122561A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

Info

Publication number
JP2001122561A
JP2001122561A JP30201599A JP30201599A JP2001122561A JP 2001122561 A JP2001122561 A JP 2001122561A JP 30201599 A JP30201599 A JP 30201599A JP 30201599 A JP30201599 A JP 30201599A JP 2001122561 A JP2001122561 A JP 2001122561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
control device
elevator
cage
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30201599A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Yamagami
雅史 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30201599A priority Critical patent/JP2001122561A/ja
Publication of JP2001122561A publication Critical patent/JP2001122561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、かご外部の制御装置を設置し、機械
室制御装置と通信制御などを行っているエレベーターに
おいて、かご室内を換気する換気扇に吸気・排気機能を
持つものを使用しその排気機能を利用して、呼びの無い
状態においてはかご外部制御装置へかご室内からの排気
空気を送風することにより制御装置の温度上昇を押さえ
る。 【解決手段】本発明は、かご外部の制御装置を設置し、
機械室制御装置と通信制御などを行っているエレベータ
ーにおいて、かご室内を換気する換気扇に吸気・排気機
能を持つものを使用しその排気機能を利用して、呼びの
無い状態においてはかご外部制御装置へかご室内からの
排気空気を送風する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置の一部を
かご外部に設置したエレベーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの乗りかごに設置さ
れる換気扇は、かご室内の換気または、夏の暑い日など
にかご室内の温度を上昇させないために使用するもので
あった。
【0003】最近のマイクロコンピュータを使用したエ
レベーターは、エレベーターの制御装置を機械室のみな
らずかごにその一部を設置し、かご廻りの機器、かご呼
びボタン信号の入出力やドアの開閉制御、安全装置信号
の入力など行うシステムになっている。従い、かご廻り
の制御機器からの信号を機械室の制御装置へ通信して信
号の処理、エレベーターへの運転管理などを行ってい
る。
【0004】このようなシステム構成となっているた
め、機械室とかごの制御装置間の信号通信で誤通信など
が発生してしまうと、エレベーターの機器制御がうまく
行かなくなり最悪エレベーターを停止させてしまうこと
になってしまう。エレベーター塔内の温度が上昇する
と、かご廻りに設置した制御装置内の温度も上昇し、そ
の中に取付けられているマイクロコンピュータを搭載し
たプリント基板の温度上昇で、マイクロコンピュータが
誤動作することがあった。夏の暑い日や展望用エレベー
ターなどガラス張りの塔内を持つものは、特に上記塔内
の温度が上昇する頻度が高く、上記の温度上昇でかご廻
りに取付けた制御装置内のマイクロコンピュータが誤動
作しエレベーターを停止させたこともあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かご室内を換気・冷却
する換気扇は、かご外部からかご室内へ吸気する吸気機
能とかご室内からかご外部へ排気する排気機能を持つも
のを使用し、且つ、エレベーターに呼びが無い時に換気
扇の排気機能を利用しかご外部に設置された制御装置へ
送風することにより、従来、塔内の温度上昇でかご廻り
に設置した制御装置の温度が上昇し制御装置内のマイク
ロコンピュータの誤動作を防ぐ。
【0006】
【課題を解決するための手段】かご室内を換気・冷却す
る換気扇は、かご外部からかご室内へ吸気する吸気機能
とかご室内からかご外部へ排気する排気機能を持つもの
を使用し、且つ、エレベーターに呼びが無い時に換気扇
の排気機能を利用しかご外部に設置された制御装置へ送
風する構成とする。
【0007】かご外部の制御装置へ換気扇から排気され
た空気を送り込む構造にしておき、かごにもホールにも
呼びの無い状態で停止している状態に入ったことを検知
すると、換気扇の動作状態を吸気から排気に切り替え
る。かご室内から排気された空気は制御装置へ送風され
るため制御装置内の温度上昇を軽減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1、2
で説明する。
【0009】図1は、本発明のエレベーター全体のシス
テム構成を示した図である。本システムは、エレベータ
ーの運転全体を制御する機械室エレベーター制御装置
(101)、乗客を乗せて上昇、下降するエレベーター
乗りかご(102)、かご行先階ボタン・応答灯の信号
入出力やドアの開閉制御、安全装置の動作信号の入力な
どを制御し、機械室制御装置との信号受け渡しを行うか
ご外部制御装置(103)、そのかご外部制御装置(1
03)内に取付けられたマイクロコンピュータを搭載し
たプリント基板(104)、機械室エレベーター制御装
置(101)とかご外部エレベーター制御装置(10
3)間の信号受け渡しのためのテールーコード(10
6)から成りエレベーターの運転制御を行っている。こ
のエレベーターシステムにおいて、かご室内を換気する
ためにかご外部に換気扇(105)を設置しかご室内を
換気する。本発明では、このかご外部換気扇(105)
は、かご室内を換気するために、かご外部からかご室内
へ吸気する機能とかご外部制御装置へかご室内からの排
気空気を送風する機能を持ったものを使用する。
【0010】図2は、本発明のかご外部制御装置冷却機
能流れをフローチャートで示した図である。
【0011】本発明は、エレベーターが停止しビル内に
全く呼びのない状態の時かご外部制御装置(103)に
かご室内からの排気空気を送風する機能を特徴としてい
る。
【0012】エレベーターが運転している状態では、エ
レベーターの乗りかご内に乗客がいるため、かご外部換
気扇(105)はかご外部からかご室内へ吸気しかご室
内の空気を循環させることによりかご室内を換気しなけ
ればならない。
【0013】従って、ます、ビル内に呼びがあるか無い
かを検知する(S01)。呼びがある場合は、かご外部
に設置した換気扇は“吸気モード”で運転させる(S0
4)。
【0014】呼びが無い場合は、エレベーターがある階
に到着した状態も考慮しドアの開閉が終わり閉じきった
状態になるまで、かご外部に設置した換気扇(105)
の運転状態は“吸気モード”のままとする(S02)。
ある階に到着したドアが閉じきった状態となったら、か
ご外部に設置した換気扇(105)の運転状態を“排気
モード”に切り替える。(S03)“排気モード”とな
ったかご外部に設置した換気扇(105)は、かご室内
の空気を外部に排気する運転を開始する。かご室内から
排気された空気はかご外部エレベーター制御装置(10
3)へ送風される。
【0015】上記動作は、機械室エレベーター制御装置
のマイクロコンピュータ内にて自動的に行うようなシス
テム構成とすることもできるが、乗りがごのかご内操作
盤、機械室制御装置内などに運転切替えスイッチなどを
設けて、そのスイッチの操作でかご外部装置の運転状態
を“排気モード”に切り替えかご外部制御装置へ排気空
気を送風するシステムとすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上本発明によれば、呼びの無い状態で
の制御装置冷却動作を行っても、かご内の空気を外部に
排気することでかご内の換気が損なわれず、排気空気の
送風によりかご外部に設置した制御装置の温度上昇を押
さえることで温度上昇によるマイクロコンピュータの誤
動作を軽減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示した図である。
【図2】制御装置冷却動作を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101…エレベーター機械室制御装置、102…エレベ
ーター乗りがご、103…かご外部エレベーター制御装
置、104…かご外部エレベーター制御装置内マイクロ
コンピュータ搭載プリント基板、105…かご外部換気
扇、106…エレベーター機械室・かご間通信用テール
コード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターを制御する制御装置を機械
    室と乗りかご外部に設置し、かご室内を換気・冷却する
    換気扇を乗りかごに備えたエレベーターにおいて、乗り
    かごに設置した換気扇はかご外部からかご内部へ吸気す
    る吸気換気機能とかご内部からかご外部へ排気する排気
    換気機能を備えたものを使用し、呼び発生のない状態時
    に換気扇の排気換気機能を使用し、かごに設置した制御
    装置を冷却する機能を特徴とするエレベーターの制御装
    置。
JP30201599A 1999-10-25 1999-10-25 エレベーターの制御装置 Pending JP2001122561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30201599A JP2001122561A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 エレベーターの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30201599A JP2001122561A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 エレベーターの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001122561A true JP2001122561A (ja) 2001-05-08

Family

ID=17903878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30201599A Pending JP2001122561A (ja) 1999-10-25 1999-10-25 エレベーターの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001122561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019234844A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 三菱電機株式会社 エレベーターのかご

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019234844A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 三菱電機株式会社 エレベーターのかご
JPWO2019234844A1 (ja) * 2018-06-06 2020-12-17 三菱電機株式会社 エレベーターのかご

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8528701B2 (en) Lighting coupled to elevator system
CN102046405B (zh) 车辆用空调系统
JP5066899B2 (ja) 災害時対応型エレベータのかご内換気装置
JP2001122561A (ja) エレベーターの制御装置
JP4933239B2 (ja) エレベータのかご内換気装置
JP4356150B2 (ja) エレベータ装置
JPH07247060A (ja) エレベータの換気制御装置
JP2019203659A (ja) 換気システム
JP5026748B2 (ja) エレベータ用空調装置のスイッチ構造
JPH05278971A (ja) エレベーターの乗かご内空調装置
JP2008056371A (ja) エレベータ装置
JPH04101985A (ja) エレベータの換気装置
JP2001328771A (ja) エレベータの空調システム
JPH02265889A (ja) エレベータのかご換気装置
JPH026054Y2 (ja)
JP2001335261A (ja) エレベータの空調装置
JPH04298478A (ja) エレベータの換気装置
JP2000072357A (ja) エレベーターのかご室内温度制御装置
JP2001199657A (ja) エレベータの空調装置
JPH08282924A (ja) エレベータの温度調整装置
JP2005298113A (ja) エレベータの乗りかご空調システム
JP2002128402A (ja) エレベーター装置
JPH07157244A (ja) エレベータの換気装置
JPH033880A (ja) 斜行エレベータの昇降路内換気装置
JP2022122543A (ja) エレベータ