JP2001119797A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2001119797A
JP2001119797A JP29421999A JP29421999A JP2001119797A JP 2001119797 A JP2001119797 A JP 2001119797A JP 29421999 A JP29421999 A JP 29421999A JP 29421999 A JP29421999 A JP 29421999A JP 2001119797 A JP2001119797 A JP 2001119797A
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diaphragm
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signal
light
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JP29421999A
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Okihiro Kobayashi
興弘 小林
Nobuhiro Miyahara
信弘 宮原
Yutaka Hattori
裕 服部
Alexander Paritzky
パリツキー アレキサンダー
Alexander Kots
コッツ アレキサンダー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R23/00Transducers other than those covered by groups H04R9/00 - H04R21/00
    • H04R23/008Transducers other than those covered by groups H04R9/00 - H04R21/00 using optical signals for detecting or generating sound
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 話者の口から遠ざかった状態で使用する場合
にも良好な受波特性を有する携帯電話装置を提供する。 【解決手段】 顔に密着させて使用する第1の使用状態
と、顔から離間させて使用する第2の使用状態とを有す
る携帯電話装置において、顔からの離間距離を検出する
センサ55を取付け、マイクロフォンとして、音圧によ
り振動する振動板2と、振動板2に光ビームを照射する
光源3と、振動板2に照射された光ビームの反射光を受
光し振動板2の振動に対応する信号を出力する光検出器
5と、光源3に所定電流を供給するよう駆動する光源駆
動回路13と、光検出器5から出力される信号の一部を
負帰還信号として光源駆動回路13に供給する負帰還回
路100とを具備する光マイクロフォンを用い、離間距
離を示すセンサ信号により負帰還信号の大きさを変化さ
せることにより光マイクロフォンの指向特性を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置に係
り、特に周囲雑音の影響を低減することのできるマイク
ロフォンを備えた携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の携帯電話装置では、本体の下端部
あるいは本体に取付けられたフラッパの下側にエレクト
ロレットマイクを装着し使用している。携帯電話装置の
小型化に伴って、これらのマイクロフォンも小型化され
てきている。
【0003】通常の携帯電話装置の使用においては、マ
イクロフォンと話者の口との関係は近接しているが、近
年のカメラを内蔵し画像を伝送できる携帯電話装置にあ
っては、画像送信時に携帯電話装置と話者との間の距離
が遠ざかり、従って話者とマイクロフォンとの距離が遠
ざかる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯電
話装置にあっては、このような携帯電話装置を通話者の
口から遠ざけて使用する場合にも、内蔵されるマイクロ
フォンについては特別な工夫はなされていなかった。し
たがって話者から遠ざけて携帯電話装置を使用する場
合、周囲雑音の影響で音声が十分に収音され難いという
問題があった。
【0005】またディスプレイの表示を見ながら送受信
を行う等の操作時に、マイクロフォンが口元から離れる
ため感度が低下するという問題もあった。本発明は上述
した課題を解決し、内蔵マイクロフォンが話者の口元か
ら離れた距離で使用される場合であっても感度低下を起
こすことなく、しかも騒音の混入を極力排除することの
できる携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の携帯電話装置は、顔に密着させて使用する第
1の使用状態と、顔から離間させて使用する第2の使用
状態とを有する携帯電話装置において、顔からの離間距
離を検出するセンサを前記装置に取付け、内蔵マイクロ
フォンとして、音圧により振動する振動板と、前記振動
板に光ビームを照射する光源と、前記振動板に照射され
た前記光ビームの反射光を受光し前記振動板の振動に対
応する信号を出力する光検出器と、前記光源に所定電流
を供給するよう駆動する光源駆動回路と、前記光検出器
から出力される前記信号の一部を負帰還信号として前記
光源駆動回路に供給する負帰還回路とを具備する光マイ
クロフォンを用い、前記離間距離を示すセンサ信号によ
り前記負帰還信号の大きさを変化させることにより前記
光マイクロフォンの指向特性を制御することを特徴とす
る。
【0007】また本発明の携帯電話装置は、顔に密着さ
せて使用する第1の使用状態と、顔から離間させて使用
する第2の使用状態とを有する携帯電話装置において、
前記第1の使用状態にある時はオフとなり前記第2の使
用状態にある時はオンとなる検出信号を出力する近接セ
ンサを前記装置に取付け、内蔵マイクロフォンとして、
音圧により振動する振動板と、前記振動板に光ビームを
照射する光源と、前記振動板に照射された前記光ビーム
の反射光を受光し前記振動板の振動に対応する信号を出
力する光検出器と、前記光源に所定電流を供給するよう
駆動する光源駆動回路と、前記光検出器から出力される
前記信号の一部を負帰還信号として前記光源駆動回路に
供給する負帰還回路とを具備する光マイクロフォンを用
い、前記検出信号に応答して前記負帰還信号の大きさを
2段階に切り替えることにより前記光マイクロフォンの
指向特性を制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の携帯電話装置では内蔵マ
イクロフォンとして光マイクロフォンを用いている。光
マイクロフォンは指向特性を可変することができ、所定
の方向にシャープな指向性ビームパターンを形成するこ
とができる。このため、マイクロフォンと口元までの距
離が離れても感度の低下を防ぐことができ騒音の混入も
排除することができる。
【0009】以下本発明の携帯電話装置の説明に先立っ
て、本発明に用いられる光マイクロフォンの基本原理及
びその構造について説明する。図3は光マイクロフォン
素子50のヘッド部の構造を示す図である。マイクロフ
ォンヘッド1の内部には音波が当たることにより振動す
る振動板2が張設されており、音波が当たる側の面2a
は外部に露出されている。
【0010】従ってこの面2aに音波7が到達してこの
振動板2を振動させる。また振動板2の面2aとは反対
の面2bに位置するヘッド1の内部には振動板2の面2
bに斜めから光ビームを照射するLED等の光源3と、
この光源3からの光ビームを所定のビーム形とするする
ためのレンズ4と、ビーム面が面2bで反射された反射
光を受光する光検出器5と振動板2の振動に伴う反射光
の光路の変位を拡大するためレンズ6とが設けられてい
る。
【0011】このようにして振動板2の面2aに音波7
が当たって振動板2が振動すると、光検出器5に入射さ
れる反射光の受光面5aへの受光位置が変化する。光検
出器5をポジションセンサとして構成しておけば、反射
光の照射位置から振動板2の振動に応じた電気信号は取
り出される。これが光マイクロフォンの基本構造であ
る。
【0012】しかし、図3に示す光マイクロフォンでは
騒音低減効果はさほど期待できない。すなわち振動板2
に到達する騒音によっても振動板2は振動し、これが雑
音信号として通常の音波7による振動に重畳されてしま
うからである。この騒音の影響を低減させ、更に騒音低
減効果を図った光マイクロフォンとして図4に示すよう
な構造のものが知られている。
【0013】図4に示す構造では音波7によって振動す
る振動板2をヘッド1のほぼ中央部分に張設している。
そしてヘッド1の両側に振動板2に対して互いに対称位
置となるように第1開口部15及び第2開口部16を設
ける。このように構成することにより音波はいずれの開
口部からもヘッド1内に侵入し振動板2を振動させる。
【0014】図4に示す光マイクロフォン素子50にお
いて第1開口部15から侵入する音波と第2開口部16
から侵入する音波のそれぞれの振幅と位相とが等しい場
合、これらの2つの音波は振動板2の両面2a,2bに
おいて互いに打ち消しあって振動板2を振動させること
はない。2つの受波感度の等しいマイクロフォン素子を
近接して配置し、遠距離で発生した音波を受波した場
合、2つのマイクロフォン素子は到来音波を等しく検出
することが知られている。
【0015】一般に、音波はマイクロフォン素子から近
距離だけ離れた人の口から発生する、即ち、音声はこの
マイクロフォン素子から近距離の所で発生する。この近
距離の人の音声は円形曲線により示されるように球形場
特性を有している。これに対して遠距離で発生する、例
えば、騒音音響による音波は平面場の特性を有してい
る。
【0016】球状波の音響強度はその球面又は包絡線に
沿ってほぼ同一であって、その球の半径に沿って変化す
るが、平面波の場合には音響強度は平面の全ての点でほ
ぼ同一となる。従って、図4に示すような光マイクロフ
ォン素子は2つのマイクロフォン素子を結合したものと
考えることができるためこれが遠距離場に置かれた場合
には第1開口部15と第2開口部16とからほぼ同一の
振幅と位相特性とを持った音波が振動板2に到来するこ
とになり、前述したように互いに打ち消しあってその影
響は低減される。
【0017】一方、近距離場からの音波は第1開口部1
5又は第2開口部16から不均一に入射するため振動板
2を振動させ、光検出器5から信号として取り出され
る。このようにして、騒音の影響をより低減させること
のできる光マイクロフォン素子が図4の構造により得ら
れる。図7は図3および図4に示す光マイクロフォン素
子の指向性パターンを示す図である。
【0018】(A)は図3に示す光マイクロフォン素子
50の指向性パターンを示したもので、開口部(図の左
側方向)に向かって振動板2に垂直な方向に最大感度を
有するほぼ円形状の指向性パターンを有する。(B)は
図4に示す光マイクロフォン素子50の指向性パターン
で、開口部15及び16の両方向に最大感度を有するほ
ぼ8の字状の指向性パターンを有する。
【0019】ここで図3及び図4に示す光マイクロフォ
ン素子50の指向性パターンを、図2または図6に示す
ように最大感度を示す軸方向に伸長させ、または軸に直
交する方向で絞り込むように変化させることができる。
このように指向性のパターンを変化させるためには、光
検出器5からの検出出力の一部を負帰還回路を用いて光
源3を駆動する光源駆動回路へネガティブフィードバッ
ク(負帰還)させればよい。図5はビームパターンを図
2又は図6のように変化させるための帰還回路100を
用いた光マイクロフォン装置の概略構成を示す図であ
る。
【0020】光検出器5からの出力はフィルタ回路8を
介して取り出され、増幅器9により増幅されてマイク出
力となる。フィルタ回路8は希望周波数範囲の信号成分
のみを取り出すために用いられる。ここで、図5に示す
光マイクロフォン装置では、この光検出器5から取り出
される出力信号の一部を負帰還(ネガティブフィードバ
ック:NFB)回路100を介して、光源3に所定電流
を供給してこの光源3を駆動している光源駆動回路13
に負帰還信号として供給するように構成している。
【0021】負帰還回路100は小信号増幅回路10
と、その出力から希望周波数範囲の信号成分のみを取り
出すフィルタ回路11と、比較器12とから構成され
る。比較器12の非反転入力端子には基準電圧となる基
準電源14が接続される。フィルタ回路11を介して取
り出された信号は比較器12の反転入力端子に供給され
る。
【0022】このように構成すると比較器12はフィル
タ回路11の出力が大きいほど小さな出力レベルを出力
し、これにより光源駆動回路13は光源3に供給する電
流を減らすように動作する。ここで、小信号増幅回路1
0は入力信号レベルが所定レベル以下の場合のみその信
号を増幅し、あるレベル以上の信号は増幅しない。
【0023】従って入力信号レベルがあるレベル以上の
場合には出力信号レベルは変化せず増幅度(利得)は0
となる。また入力信号が所定の信号レベル以下の時に
は、信号レベルが小さいほど増幅度が大きくなるように
増幅する。更に、入力信号に対する出力信号の増加率は
入力信号レベルが小さいほど高くなる。ここで光検出器
5からの出力は受波音量に比例しているため、小信号増
幅回路10の出力は小音量ほど大きく増幅されて出力さ
れる。
【0024】この出力はフィルタ回路11を介して比較
器12の反転入力端子に入力されているため、比較器1
2の出力は逆に小音量ほどその出力レベルは低下する。
その結果、光源3に供給される電流は小音量ほど光源3
の光出力を低下させるように動作する。すなわち小音量
ほどマイクロフォンの感度は低下することになる。
【0025】また所定レベル以上の信号は増幅されない
ため、その信号レベルでは光出力は制限されない。
【0026】そのためマイクロフォンの感度も低下する
ことはない。振動板に直交する軸方向から来た音でマイ
クロフォンの感度低下が発生しないような大きさの音に
対して、その音を軸方向からずらして行くと本来の指向
性パターン曲線に沿って感度は徐々に低下していく。そ
してあるレベル以下になると小信号増幅回路10が増幅
度を持つようになり、光源駆動回路13の供給電流制御
が働いて更にマイクロフォンの感度は低下する。
【0027】この結果、負帰還回路100を有する光マ
イクロフォン装置では図2あるいは図6に示すように感
度の指向性パターンよりも指向性ビームの幅がより絞ら
れたパターンとなる。図2及び図6は負帰還量を変化さ
せたことによる指向性のパターン変化を示している。
【0028】(A)は負帰還をかけない場合の指向性パ
ターンを示しており、この場合にはほぼ円形の指向性パ
ターンとなる。次に、負帰還をかけた場合の指向性パタ
ーンを(B)および(C)に示している。(B)の場合
には負帰還量が小さく、(C)の場合には負帰還量が大
きい。このように小信号増幅回路10の増幅度を可変す
ることにより負帰還量を変化させて感度の指向性パター
ンを最大感度の軸方向に伸長させ、または軸に直交する
方向に絞り込むように変化させることができる。
【0029】このようにして光マイクロフォンの感度の
指向特性を変化させることができる。本発明に係る収音
装置ではこのような指向性のビームパターンを変化させ
ることのできる光マイクロフォンを用いて、選択された
マイクロフォンの指向特性を変化させるようにしてい
る。次に本発明の携帯電話装置の実施の形態を説明す
る。
【0030】図8は従来の携帯電話装置の概略構成を示
す図で、携帯電話装置200は本体の上端部にスピーカ
201を下端部にマイクロフォン204を備え、その表
面には電話番号やファックスの情報を入力するための各
種キー203と表示部202とが設けられている。図9
は本発明に係る携帯電話装置の一例を示す図で、従来の
マイクロフォン204に代えて前述した光マイクロフォ
ン素子50を用いる。
【0031】また携帯電話装置200のマイクロフォン
素子50と話者との位置を検出するための近接センサ5
5が携帯電話装置200の所定の位置に設けられてい
る。図10は本発明による携帯電話装置の使用方法を示
す図で、通常の使用方法においては携帯電話装置200
は話者に密着して使用され、この状態で近接センサ55
が話者と携帯電話機の距離を近接したものと認識する。
【0032】また携帯電話装置200を話者から遠ざけ
て操作する場合、例えば表示器202の表示を見ながら
送受信を行うための操作をする場合には、携帯電話装置
200は図10に示す使用状態とは異なり話者から離れ
た位置に置かれる。この場合、近接センサ55は話者と
携帯電話装置200との間の距離を遠距離であると認識
する。なお近接センサ55による距離認識の具体的な方
法については周知であるためその詳細説明は省略する。
【0033】本発明では携帯電話機本体に取付けられた
近接センサ55により、話者と携帯電話装置との間の距
離を認識し、その認識結果に基づいて光マイクロフォン
素子50の負帰還信号の大きさを変化させることによ
り、この光マイクロフォン素子50の指向特性を制御す
るようにしている。図1は本発明の携帯電話装置におい
て、マイクロフォンの指向性を変化させる回路を示した
図である。
【0034】近接センサ55からのセンサ信号により負
帰還回路100の負帰還量を変化させる。即ち、近接セ
ンサ55により携帯電話装置200と話者の口との距離
が遠ざかっていると認識された場合には、近接センサ5
5の出力信号により負帰還回路100の負帰還量を大き
くし、光マイクロフォン素子50の指向性パターンを絞
り込んでシャープにし、話者の口からの音声を感度よく
受波するようにする。
【0035】なお負帰還回路100の負帰還量の調整
は、前述したように、図5に示す小信号増幅回路10の
増幅度を大きくすることにより負帰還量を増大すること
ができる。図11は本発明の携帯電話装置に用いられる
他の回路を示したもので、この場合近接センサ55の出
力により負帰還回路100を接続又は切断するスイッチ
56を設ける。
【0036】近接センサ55が話者に近接していると認
識した場合、スイッチ56をオフし負帰還回路100に
よる負帰還を停止する。これにより通常の受波状態とな
る。また近接センサ55が遠距離と判断した場合、この
スイッチ56をオンさせる。すると負帰還回路100が
動作するため、光マイクロフォン素子50の指向性パタ
ーンは図2または図6に示すようにシャープになり、話
者に対して感度が上がるため距離が離れても良好な通話
が可能となる。また、周囲雑音の影響も前述したように
少なくすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
携帯電話装置に用いられるマイクロフォンとして光マイ
クロフォンを用い、携帯電話機の使用状態に基づいてこ
の光マイクロフォンの指向性を変化させ、あるいは切り
替えるようにしたため、携帯電話装置の使用状態に関わ
らず良好な受波特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる光マイクロフォンの周辺回
路を示す回路図。
【図2】本発明に用いる光マイクロフォン素子の指向性
パターンの変化を示す図。
【図3】本発明に用いる光マイクロフォン素子の構造を
示す図。
【図4】本発明に用いる他の光マイクロフォン素子の構
造を示す図。
【図5】本発明に用いる光マイクロフォン装置の概略構
成を示す回路図。
【図6】図4の光マイクロフォン素子の指向性パターン
の変化図。
【図7】本発明に用いられる光マイクロフォン素子の指
向特性パターン図。
【図8】従来の携帯電話装置の概略構成を示す外観図。
【図9】本発明による携帯電話装置の概略構成を示す外
観図。
【図10】本発明による携帯電話装置の使用状態を示す
図。
【図11】本発明の他の実施の形態で用いられる光マイ
クロフォンの周辺回路を示す回路図。
【符号の説明】
2 振動板 3 光源 5 光検出器 7 音波 13 光源駆動回路 50 光マイクロフォン素子 55 近接センサ 56 スイッチ 60 選択制御ユニット 100 負帰還回路 200 携帯電話装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 裕 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 アレキサンダー パリツキー イスラエル オア−イーダ 60252 ピー. オー.ボックス323 フォーン−オーアー ル リミテッド内 (72)発明者 アレキサンダー コッツ イスラエル オア−イーダ 60252 ピー. オー.ボックス323 フォーン−オーアー ル リミテッド内 Fターム(参考) 5D020 BB04 BB07 BB09 5D021 DD04 5K027 AA11 BB03 BB14 DD12 DD16 DD18 HH03 HH04 MM05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔に密着させて使用する第1の使用状態
    と、顔から離間させて使用する第2の使用状態とを有す
    る携帯電話装置において、 顔からの離間距離を検出するセンサを前記装置に取付
    け、 内蔵マイクロフォンとして、 音圧により振動する振動板と、前記振動板に光ビームを
    照射する光源と、前記振動板に照射された前記光ビーム
    の反射光を受光し前記振動板の振動に対応する信号を出
    力する光検出器と、前記光源に所定電流を供給するよう
    駆動する光源駆動回路と、前記光検出器から出力される
    前記信号の一部を負帰還信号として前記光源駆動回路に
    供給する負帰還回路とを具備する光マイクロフォンを用
    い、 前記離間距離を示すセンサ信号により前記負帰還信号の
    大きさを変化させることにより前記光マイクロフォンの
    指向特性を制御することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 顔に密着させて使用する第1の使用状態
    と、顔から離間させて使用する第2の使用状態とを有す
    る携帯電話装置において、 前記第1の使用状態にある時はオフとなり前記第2の使
    用状態にある時はオンとなる検出信号を出力する近接セ
    ンサを前記装置に取付け、 マイクロフォンとして、 音圧により振動する振動板と、前記振動板に光ビームを
    照射する光源と、前記振動板に照射された前記光ビーム
    の反射光を受光し前記振動板の振動に対応する信号を出
    力する光検出器と、前記光源に所定電流を供給するよう
    駆動する光源駆動回路と、前記光検出器から出力される
    前記信号の一部を負帰還信号として前記光源駆動回路に
    供給する負帰還回路とを具備する光マイクロフォンを用
    い、 前記検出信号に応答して前記負帰還信号の大きさを2段
    階に切り替えることにより前記光マイクロフォンの指向
    特性を制御することを特徴とする携帯電話装置。
JP29421999A 1999-10-15 1999-10-15 携帯電話装置 Pending JP2001119797A (ja)

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