JP2001117828A - 電子装置及び記憶媒体 - Google Patents

電子装置及び記憶媒体

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JP2001117828A
JP2001117828A JP29268099A JP29268099A JP2001117828A JP 2001117828 A JP2001117828 A JP 2001117828A JP 29268099 A JP29268099 A JP 29268099A JP 29268099 A JP29268099 A JP 29268099A JP 2001117828 A JP2001117828 A JP 2001117828A
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Hiroyuki Sarugai
弘幸 猿飼
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/16Sound input; Sound output
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子装置及び記憶媒体に関し、ユー
ザが電子メールの送信元を直ちに認識しやすいように、
文字単位ではなく文字列の読みを短時間で音声出力可能
とすることを目的とする。 【解決手段】 ローマ字で記述されている、電子メール
のヘッダ部内の情報又は電子メールのボディ部に含まれ
るアドレス情報を抽出する抽出部と、抽出部により抽出
されたアドレス情報のローマ字綴りからアドレス情報の
読み情報を生成する生成部と、生成部により生成された
読み情報を音声出力させる音声出力部とを備えるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置及び記憶媒
体に係り、特に電子メールを処理する機能を備えた電子
装置及びコンピュータに電子メールを処理させるプログ
ラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に
関する。近年、コンピュータシステム等の電子装置によ
り、電子メールの送受信が頻繁に行われるようになっ
た。これに伴い、ユーザにとって使いやすい電子メール
システムが求められている。
【0002】
【従来の技術】一般的に送受信される電子メールは、ヘ
ッダ部及びボディ部からなる。ヘッダ部には、メールア
ドレスや題名等が記述される。他方、ボディ部には、電
子メールの本文が記述される。電子メールの送信元のメ
ールアドレスは、電子メールのヘッダ部に記述されてい
るので、送信元のメールアドレスを読むことで、送信元
が特定できる。メールアドレスの最初の部分は、ローマ
字のみ又はローマ字と数字の組み合わせからなる場合が
多い。
【0003】従来、受信した電子メールのヘッダ部から
送信元のメールアドレスを抽出し、抽出されたメールア
ドレスの最初の部分を1文字ずつ音声出力するシステム
が提案されている。例えば、抽出したメールアドレスが
【0004】
【外3】
【0005】であると、メールアドレスの最初の部分で
ある「yamada」を1文字ずつ、「y(ワイ)」、
「a(エー)」、「m(エム)」、「a(エー)」、
「d(ディー)」、「a(エー)」といった具合に各文
字をその読みに従って音声出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ステムでは、ローマ字を1文字ずつ読み上げる構成とな
っているため、音声出力自体に時間がかかってユーザが
心地悪く感じる場合があると共に、音声出力を聞いたユ
ーザが電子メールの送信元を直ちに認識しにくいという
問題があった。
【0007】そこで、本発明は、ユーザが電子メールの
送信元を直ちに認識しやすいように、文字単位ではなく
文字列の読みを短時間で音声出力することのできる電子
装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ローマ字
で記述されている、電子メールのヘッダ部内の情報又は
電子メールのボディ部に含まれるアドレス情報を抽出す
る抽出部と、該抽出部により抽出されたアドレス情報の
ローマ字綴りから該アドレス情報の読み情報を生成する
生成部と、該生成部により生成された読み情報を音声出
力させる音声出力部とを備えた電子装置によって達成で
きる。
【0009】前記抽出部は、抽出されたアドレス情報を
編集してから前記生成部に供給する構成としても良い。
又、前記抽出部は、音声出力の対象とするアドレス情報
として所定文字の前の文字列情報を抽出する構成として
も良い。前記生成部は、抽出されたアドレス情報にロー
マ字かな変換処理を施して得られるかな情報を前記読み
情報とする構成としても良い。
【0010】前記所定文字は
【0011】
【外4】
【0012】であっても良い。上記の課題は、コンピュ
ータに電子メールの処理を行わせるプログラムを格納す
るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コン
ピュータに、ローマ字で記述されている、電子メールの
ヘッダ部内の情報又は電子メールのボディ部に含まれる
アドレス情報を抽出する手順と、コンピュータに、抽出
されたアドレス情報のローマ字綴りから該アドレス情報
の読み情報を生成する手順と、コンピュータに、生成さ
れた読み情報を音声出力する手順とを実行させる記憶媒
体によっても達成できる。
【0013】コンピュータに、前記抽出されたアドレス
情報を編集してから前記読み情報を生成する手順を実行
させても良い。又、コンピュータに、音声出力の対象と
するアドレス情報として所定文字の前の文字列情報を抽
出する手順を実行させても良い。更に、コンピュータ
に、前記抽出されたアドレス情報にローマ字かな変換処
理を施して得られるかな情報を前記読み情報とする手順
を実行させても良い。
【0014】前記所定文字は
【0015】
【外5】
【0016】であっても良い。従って、本発明によれ
ば、ユーザが電子メールの送信元を直ちに認識しやすい
ように、文字単位ではなく文字列の読みを短時間で音声
出力することのできる電子装置及びコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明になる電子装置及び
記憶媒体の実施例を、図面と共に説明する。
【0018】
【実施例】図1は、本発明になる電子装置の一実施例を
示す斜視図である。本実施例では、本発明がデスクトッ
プ型のコンピュータシステムに適用されている。図1に
示すコンピュータシステム100は、大略CPUやディ
スクドライブ装置等を内蔵した本体部101、本体部1
01からの指示により、表示画面102a上に画像を表
示するディスプレイ102、コンピュータシステム10
0に種々の情報を入力するためのキーボード103、デ
ィスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を
指定するマウス104、外部のデータベースなどにアク
セスして他のコンピュータシステムに記憶されているプ
ログラム等をダウンロードするモデム105、音声を再
生するスピーカ121等を有する。
【0019】ディスク110等の可搬型記録媒体に格納
されるか、モデム105等の通信装置を使って他のコン
ピュータシステムの記録媒体106からダウンロードさ
れる、コンピュータシステム100に電子メール機能を
もたせるプログラム(電子メールソフトウェア)は、コ
ンピュータシステム100に入力されてコンパイルされ
る。ここで、電子メール機能とは、電子メールの送受
信、作成、編集、削除、保存、読み上げ等の処理を行う
機能を言う。本発明になる記憶媒体は、上記プログラム
を格納した、例えばディスク110等の記録媒体からな
る。本発明になる記憶媒体を構成する記録媒体は、ディ
スク110、ICカードメモリ、フロッピーディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬型記録媒体に限
定されるものではなく、モデム105やLAN等の通信
装置や通信手段を介して接続されるコンピュータシステ
ムでアクセス可能な各種コンピュータ読み取り可能な記
録媒体を含む。
【0020】図2は、コンピュータシステム100の本
体部101内の要部の構成を示すブロック図である。同
図中、本体部101は、大略バス200により接続され
たCPU201と、RAMやROM等からなるメモリ部
202と、ディスク110用のディスクドライブ203
と、ハードディスクドライブ204と、サウンド回路2
05とからなる。尚、図2では図示を省略するが、ディ
スプレイ102、キーボード103、マウス104等
は、CPU201に接続されている。又、サウンド回路
205による処理結果がスピーカ121より音声出力さ
れる。
【0021】尚、コンピュータシステム100の構成
は、図1及び図2に示す構成に限定されるものではな
く、代わりに各種周知の構成を使用しても良い。先ず、
コンピュータシステム100の電子メールの読み上げ機
能を選択する場合のユーザの操作について、図3と共に
説明する。図3は、電子メール機能のうち、電子メール
の読み上げ機能を選択する際にディスプレイ102上に
表示されるメール音声再生メニューを示す図である。電
子メールの読み上げ機能は、例えばメール音声再生メニ
ュー中のボタン1をマウス104でクリックすることに
より選択される。電子メールの読み上げ機能が選択され
ると、例えばメール音声再生メニューの題名のウィンド
ウ内に表示されたリスト中の電子メールが、後述の如く
読み上げられる。題名のウィンドウ内に表示されたリス
ト中のメールは、受信されてこれから読まれるものであ
っても、過去に受信されて既に読まれており、例えばメ
モリ部202内の受信簿に記録されているものであって
も良い。
【0022】次に、電子メールの読み上げ機能が選択さ
れた場合のコンピュータシステム100の処理につい
て、図4と共に説明する。説明の便宜上、扱う電子メー
ルはMIME形式を用いるものとする。図4は、コンピ
ュータシステム100のCPU201の電子メールの読
み上げ処理の概略を説明するフローチャートである。図
4に示す処理は、本発明になる記憶媒体の一実施例に格
納されたプログラムに対応する。
【0023】図4において、電子メールの読み上げ処理
が開始されると、ステップS1は、読み上げるメールの
総数を読み上げる。例えば、図3に示すメール音声再生
メニューの題名のウィンドウ内に表示されたリストの中
に、28件のメールが含まれている場合には、「再生す
るメールは28件です」なるメッセージが読み上げら
れ、スピーカ121から周知の方法で出力される。
【0024】ステップS2は、ステップS21〜S24
を、総数分以下の各メールに対して繰り返し、処理は終
了する。後述する如く、ステップS21は、メールをヘ
ッダ部とボディ部(本文)に分割する分割処理を行う。
ステップS22は、ヘッダ部内の各種情報を抽出して、
読み上げ文字列に編集する抽出・編集処理を行う。ステ
ップS23は、編集後の文字列を読み上げる読み上げ処
理を行い、読み上げが終了するまで待つ。ステップS2
4は、メールのボディ部内のメール本文を読み上げる。
つまり、ステップS2は、読み上げる各メールをヘッダ
部とボディ部に分割し、ヘッダ部に対しては各種情報の
抽出及び編集を行ってヘッダ情報を読み上げると共に、
ボディ部に対してはメール本文をそのまま読み上げる。
【0025】図5は、ステップS21の分割処理を説明
するフローチャートである。同図中、ステップS211
は、メールの先頭から最初に現れる空行を見つける。M
IME形式のメールの場合、ヘッダ部とボディ部との境
界には必ず空行が存在するので、本実施例では、この空
行を見つける。ステップS212は、空行が見つかった
か否かを判定し、判定結果がNOであると、処理はステ
ップS213へ進む。ステップS213は、処理を図4
に示すステップS2の先頭へ戻す。
【0026】他方、ステップS212の判定結果がYE
Sであると、ステップS214は、メールの先頭から空
行までの部分をヘッダ部として例えばメモリ部202内
のバッファ領域に退避すると共に、空行以降をボディ部
(メール本文)として例えばメモリ部202内のバッフ
ァ領域に退避して、処理はステップS2内のステップS
22へ戻る。
【0027】図6は、ステップS22の抽出・編集処理
を説明するフローチャートである。同図中、ステップS
221は、メモリ部202内のバッファ領域に退避させ
たヘッダ部から1行を抽出する。1行は、例えば改行コ
ードまでの文字列を検出することで抽出できる。ステッ
プS222は、抽出された1行の先頭部分が、Fro
m,To,Cc,Bccのいずれかのキーワードである
か否かを判定し、判定結果がNOであると、処理はステ
ップS223へ進む。ステップS223は、抽出された
1行の先頭部分が空行であると、処理を図4に示すステ
ップS2内のステップS23へ戻し、空行以外である
と、処理をステップS221へ戻す。
【0028】他方、ステップS222の判定結果がYE
Sであると、ステップS224は、抽出された1行の文
字列のうち、上記キーワード以外の
【0029】
【外6】
【0030】マークより前のアドレス部分を抽出する。
ステップS224は、抽出された1行の文字列が例えば
【0031】
【外7】
【0032】であれば「yamada」なるアドレス部
分を抽出し、抽出された1行の文字列が例えば
【0033】
【外8】
【0034】であれば「Hanaka Yamada」
なるアドレス部分を抽出する。ステップS225は、抽
出されたアドレス部分にローマ字かな変換処理を施し
て、ローマ字で記述されたアドレス部分をかなの記述に
変換する。ローマ字かな変換処理自体については、図8
と共に後述する。又、ステップS226は、キーワード
に応じた読み上げ用文字列、即ち、読み上げ用のメッセ
ージに、ローマ字かな変換処理の結果得られる、かなで
記述されたアドレス部分を組み込み、処理は図4に示す
ステップS2内のステップS23へ戻る。
【0035】例えば、抽出されたアドレス部分が「ya
mada」であると、キーワードがFromの場合は読
み上げ用メッセージ「〜さんからのメールです」にロー
マ字かな変換処理の結果である「やまだ」が組み込まれ
て、「やまださんからのメールです」なるメッセージが
生成される。同様にして、キーワードがToであれば、
「〜さん宛です」を用いて「やまださん宛です」なるメ
ッセージが生成され、キーワードがCcであれば、「〜
に通知します」を用いて「やまださんに通知します」な
るメッセージが生成され、キーワードがBccであれ
ば、「〜に通知しません」を用いて「やまださんに通知
しません」なるメッセージが生成される。
【0036】図7は、ステップS24の読み上げ処理を
説明するフローチャートである。同図中、ステップS2
41は、メモリ部202内のバッファ領域に退避させた
ボディ部(メール本文)を抽出する。ステップS242
は、抽出したボディ部内にメールアドレスが存在するか
否かを判定し、判定結果がNOであると、処理は後述す
るステップS245へ進む。
【0037】他方、ステップS242の判定結果がYE
Sであると、ステップS243は、抽出されたメールア
ドレスのうち、
【0038】
【外9】
【0039】マークより前のアドレス部分を抽出する。
ステップS243は、抽出されたアドレス部分に上記ス
テップS225と同様なローマ字かな変換処理を施し
て、例えばローマ字で記述されたアドレス部分「yam
ada」をかなで記述されたアドレス部分「やまだ」に
変換する。ステップS245は、メールのボディ部(メ
ール本文)を読み上げ、図4のステップS2の処理が終
了することで、図4の電子メールの読み上げ処理が終了
する。ステップS245は、ステップS242の判定結
果がNOの場合に実行されると、ボディ部のメール本文
をそのまま読み上げ、ステップS244の後に実行され
ると、メール本文にステップS244のローマ字かな変
換処理の結果得られる、かなで記述されたアドレス部分
を組み込んでから読み上げる。
【0040】次に、図6に示すステップS225及び図
7に示すステップS244で行われるロー名字かな変換
処理を、図8と共に説明する。図8は、ローマ字かな変
換処理を説明するフローチャートである。図8におい
て、ステップS51は、処理の対象となる文字列内の全
ての文字について、英字部分を小文字に変換する。ステ
ップS52は、処理の対象となる文字列内に英字以外の
文字が存在すると、ローマ字かな変換処理を終了する。
ステップS53は、処理の対象となる文字列内の全ての
文字の変換が終了するまで、後述するステップS54〜
S57の処理を続行する。
【0041】尚、ステップS52で、文字列内に英字以
外の文字が存在する場合、英字以外の文字が数字や記号
であれば、この数字や記号の読みをローマ字の記述で置
き換えてから、ステップS53の処理へ進むようにして
も良い。この場合、例えば文字列内に「1」なる数字が
存在すると、この数字をローマ字読みである「ich
i」に置き換えて、前後をスペースで区切ることができ
る。
【0042】ステップS54〜S56は、各英文字を対
応する文字変換テーブルT1〜T3を用いてかなの記述
に変換する。文字変換テーブルT1〜T3は、例えばメ
モリ部202内に格納されている。この変換処理は、変
換する英文字がなくなるまで続けられ、変換対象の文字
位置を変換した文字数に応じて後方に移動させて行く。
【0043】ステップS54は、文字列内の現在の位置
の1文字を抽出して、次のような処理を行う。抽出した
1文字がa,i,u,e,oのいずれかの母音の場合
は、1文字変換テーブルT1を参照して該当するかなに
変換する。他方、抽出した1文字がnの場合は、次の1
文字が同じくnであれば、抽出した1文字を「ん」とい
うかなに変換して、文字位置を後方に1文字分ずらす。
又、抽出した1文字がnの場合で、次の1文字がn以外
の文字であれば、抽出した1文字を「ん」というかなに
変換する。1文字変換が終わると、処理はステップS5
3へ戻る。上記以外の場合は、処理はステップS55へ
進む。
【0044】ステップS55は、文字列内の現在の位置
の2文字を抽出して、2文字変換テーブルT2を参照し
て該当するかなに変換する。2文字変換が終わると、処
理はステップS53へ戻る。該当するかなが2文字変換
テーブルT2内に存在しなければ、処理はステップS5
6へ進む。ステップS56は、文字列内の現在の位置の
3文字を抽出して、3文字変換テーブルT3を参照して
該当するかなに変換する。3文字変換が終わると、処理
はステップS53へ戻る。該当するかなが3文字変換テ
ーブルT3内に存在しなければ、ステップS57はロー
マ字かな変換は不可能であると判断して、処理を終了す
る。この場合、文字列の途中まで変換がなされている場
合には、文字列を元のローマ字形式に戻してから処理を
終了する。
【0045】ところで、電子メールが英語圏で扱われる
場合には、上記ローマ字かな変換処理は省略可能であ
る。又、読み上げ処理が英文字を1文字ずつ読み上げる
ものであれば、ローマ字かな変換処理の代わりに、文字
列を単語等の英語の読みの単位に分割して、英語の読み
の単位毎に音声出力を行うように読み上げ処理を適宜変
更すれば良い。
【0046】図9は、電子メールを示す図である。同図
中、電子メールはヘッダ部61及びボディ部62からな
る。ヘッダ部61内には、例えばキーワードFrom,
To,Cc,Bccが存在し、夫々のキーワードに対応
して
【0047】
【外10】
【0048】なる文字列が記述されている。他方、ボデ
ィ部62内には、「こんにちは。お元気ですか?さよう
なら」なるメール本文が記述されている。上記実施例を
図9に示す電子メールに適用した場合、図6に示すステ
ップS221は例えば
【0049】
【外11】
【0050】なる1行を抽出し、ステップS224は
「yamada」なるアドレス部を抽出する。又、ステ
ップS225は、ローマ字かな変換処理により「yam
ada」を「やまだ」に変換し、ステップS226は例
えば「やまださんからのメールです」なるメッセージを
読み上げる。このような処理は、他のキーワードに対し
ても同様に行える。そして、図7に示すステップS23
5は、メール本文である「こんにちは。お元気ですか?
さようなら」を読み上げる。
【0051】上記実施例では、本発明が適用されている
電子装置がコンピュータシステムの場合について説明し
たが、電子装置はコンピュータシステムに限定されるも
のではない。本発明は、携帯型情報端末、携帯電話、情
報処理装置、インテリジェント又は多機能電話機、デジ
タルテレビジョン等の、電子メール送受信機能を備えた
電子装置であれば、適用可能である。
【0052】又、上記実施例では、コンピュータに電子
メール機能を持たせるプログラム(電子メールソフトウ
ェア)に読み上げ機能が含まれたものを例示したが、本
発明はこれに限定されるものではない。電子メールに対
して、アドレス部分の抽出を行い、その抽出したアドレ
ス部分からローマ字かな変換処理によって読み上げ情報
を生成する処理を電子メールソフトウェアに実行させる
ようにし、その本発明の電子メールソフトウェアが他の
プログラムである音声読み上げ処理を行う音声処理プロ
グラムにその生成した読み上げ情報を供給して読み上げ
処理を行わせる構成としても良い。
【0053】更に、本発明の記憶媒体として可搬型記録
媒体を例示したが、例えば本体部101に内蔵されたR
OMに予め本発明のプログラム(電子メールソフトウェ
ア)を記録しておき、そのROMから本発明のプログラ
ムを読み出して本発明の処理を実行させるよう構成して
も良い。つまり、本体部101に内蔵されている記録媒
体も本発明の記憶媒体になり得る。
【0054】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは、言
うまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが電子メールの
送信元を直ちに認識しやすいように、文字単位ではなく
文字列の読みを短時間で音声出力することのできる電子
装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電子装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】コンピュータシステムの本体部内の要部の構成
を示すブロック図である。
【図3】電子メールの読み上げ機能を選択する際に表示
されるメール音声再生メニューを示す図である。
【図4】電子メールの読み上げ処理の概略を示すフロー
チャートである。
【図5】分割処理を説明するフローチャートである。
【図6】抽出・編集処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】読み上げ処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】ローマ字かな変換処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】電子メールを示す図である。
【符号の説明】
100 コンピュータシステム 101 本体部 102 ディスプレイ 110 ディスク 201 CPU

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローマ字で記述されている、電子メール
    のヘッダ部内の情報又は電子メールのボディ部に含まれ
    るアドレス情報を抽出する抽出部と、 該抽出部により抽出されたアドレス情報のローマ字綴り
    から該アドレス情報の読み情報を生成する生成部と、 該生成部により生成された読み情報を音声出力させる音
    声出力部とを備えた、電子装置。
  2. 【請求項2】 前記抽出部は、抽出されたアドレス情報
    を編集してから前記生成部に供給する、請求項1記載の
    電子装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出部は、音声出力の対象とするア
    ドレス情報として所定文字の前の文字列情報を抽出す
    る、請求項1又は2記載の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記生成部は、抽出されたアドレス情報
    にローマ字かな変換処理を施して得られるかな情報を前
    記読み情報とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の
    電子装置。
  5. 【請求項5】 前記所定文字は 【外1】 である、請求項3記載の電子装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータに電子メールの処理を行わ
    せるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体であって、 コンピュータに、ローマ字で記述されている、電子メー
    ルのヘッダ部内の情報又は電子メールのボディ部に含ま
    れるアドレス情報を抽出する手順と、 コンピュータに、抽出されたアドレス情報のローマ字綴
    りから該アドレス情報の読み情報を生成する手順と、 コンピュータに、生成された読み情報を音声出力する手
    順とを実行させる、記憶媒体。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、前記抽出されたアドレ
    ス情報を編集してから前記読み情報を生成する手順を実
    行させる、請求項6記載の記憶媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、音声出力の対象とする
    アドレス情報として所定文字の前の文字列情報を抽出す
    る手順を実行させる、請求項6又は7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、前記抽出されたアドレ
    ス情報にローマ字かな変換処理を施して得られるかな情
    報を前記読み情報とする手順を実行させる、請求項6〜
    8のいずれか1項記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記所定文字は 【外2】 である、請求項8記載の記憶媒体。
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