JP2001117540A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2001117540A JP2001117540A JP29661899A JP29661899A JP2001117540A JP 2001117540 A JP2001117540 A JP 2001117540A JP 29661899 A JP29661899 A JP 29661899A JP 29661899 A JP29661899 A JP 29661899A JP 2001117540 A JP2001117540 A JP 2001117540A
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像を表示する画面に塵埃が付着して汚れが
生じていることをユーザーに報知し、この汚れの除去を
促して常に鮮明な映像の表示が可能となる表示装置を提
供する。 【解決手段】 オン・オフキーのオン操作回数をカウン
トするカウンタ８と、画面３に映像が表示される間の時
間を計測するタイマ９と、前記カウンタ８からのカウン
トデータおよび前記タイマ９よりの映像表示時間データ
を記憶するメモリ１０ｃと、前記画面３に前記オン操作
回数および／または前記映像表示時間を表示させる指令
信号を出力する特殊キー６ｂと、この特殊キー６ｂから
の指令信号を受けたとき、前記メモリ１０ｃのデータに
基づいて表示手段４を制御し、前記画面３に前記オン操
作回数および／または前記映像表示時間を表示させる制
御を行う制御手段１０と、を備えた。
生じていることをユーザーに報知し、この汚れの除去を
促して常に鮮明な映像の表示が可能となる表示装置を提
供する。 【解決手段】 オン・オフキーのオン操作回数をカウン
トするカウンタ８と、画面３に映像が表示される間の時
間を計測するタイマ９と、前記カウンタ８からのカウン
トデータおよび前記タイマ９よりの映像表示時間データ
を記憶するメモリ１０ｃと、前記画面３に前記オン操作
回数および／または前記映像表示時間を表示させる指令
信号を出力する特殊キー６ｂと、この特殊キー６ｂから
の指令信号を受けたとき、前記メモリ１０ｃのデータに
基づいて表示手段４を制御し、前記画面３に前記オン操
作回数および／または前記映像表示時間を表示させる制
御を行う制御手段１０と、を備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を表示するデ
ィスプレイを備えた表示装置に係り、特に、ブラウン管
や液晶表示装置等の画面に塵埃が付着したことを報知す
る表示装置に関する。
ィスプレイを備えた表示装置に係り、特に、ブラウン管
や液晶表示装置等の画面に塵埃が付着したことを報知す
る表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気機器の利用上、ゴミの付着や汚れが
悪影響を及ぼすものでは、これらを検出することが行わ
れている。この一例として、ゴミの付着を確認し事前に
複写ミスの防止を可能とする複写装置が知られている
（特開平５−１００５３７号公報参照）。この複写装置
は、複写に先がけ原稿表示モード指定キーをオンするこ
とで、原稿表示モードとなり、扉の開閉状態に関わら
ず、コンタクトガラス上の原稿をＣＣＤカメラが読み取
って原稿の設置状態をモニタ装置に表示する構成になっ
ている。これにより、使用者がコンタクトガラス上に付
着したゴミや汚れを確認することができ、このゴミや汚
れによる複写ミスを事前に防止可能となるというもので
ある。
悪影響を及ぼすものでは、これらを検出することが行わ
れている。この一例として、ゴミの付着を確認し事前に
複写ミスの防止を可能とする複写装置が知られている
（特開平５−１００５３７号公報参照）。この複写装置
は、複写に先がけ原稿表示モード指定キーをオンするこ
とで、原稿表示モードとなり、扉の開閉状態に関わら
ず、コンタクトガラス上の原稿をＣＣＤカメラが読み取
って原稿の設置状態をモニタ装置に表示する構成になっ
ている。これにより、使用者がコンタクトガラス上に付
着したゴミや汚れを確認することができ、このゴミや汚
れによる複写ミスを事前に防止可能となるというもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記従来の
複写装置は、モニタ装置によりコンタクトガラス上の汚
れを確認できるが、これは複写ミスを防止するためであ
り、テレビジョン受像機（ＴＶ）やパーソナルコンピュ
ータ（パソコン）等のように、映像を映し出す画面に付
着したゴミや汚れを確認し、その除去を促すものではな
い。よって、日常的に使用されるＴＶやパソコン等は、
長時間使用していると画面が汚れて映像が鮮明に表示さ
れなくなり、この状態に気付かないまま映像を見ている
と、ユーザーの眼が疲れるうえに身体も疲労し易いとい
う問題があった。すなわち、ブラウン管の場合、画面が
ほぼ垂直に配置されているが、ガラス製で絶縁性を有し
ているために、キャビネットから露出した前面側が帯電
し易い特質がある。また、ブラウン管のネック側に設け
た電子銃から高速の電子をチューブ側の蛍光面に照射し
て前面に映像を映し出すため、電源スイッチの入り切り
で高圧部がオン・オフするとき前面側に静電気が発生す
る。このように、映像の表示中に生じる静電気や電源を
遮断しても暫くは残る帯電現象により、空中の塵埃が吸
引されて画面に付着し、この画面全体が汚れて映像が鮮
明に表示されないものであった。このため、汚れに気付
かず不鮮明な映像を見続けていると、眼は勿論、身体も
疲れるという問題が残されていた。
複写装置は、モニタ装置によりコンタクトガラス上の汚
れを確認できるが、これは複写ミスを防止するためであ
り、テレビジョン受像機（ＴＶ）やパーソナルコンピュ
ータ（パソコン）等のように、映像を映し出す画面に付
着したゴミや汚れを確認し、その除去を促すものではな
い。よって、日常的に使用されるＴＶやパソコン等は、
長時間使用していると画面が汚れて映像が鮮明に表示さ
れなくなり、この状態に気付かないまま映像を見ている
と、ユーザーの眼が疲れるうえに身体も疲労し易いとい
う問題があった。すなわち、ブラウン管の場合、画面が
ほぼ垂直に配置されているが、ガラス製で絶縁性を有し
ているために、キャビネットから露出した前面側が帯電
し易い特質がある。また、ブラウン管のネック側に設け
た電子銃から高速の電子をチューブ側の蛍光面に照射し
て前面に映像を映し出すため、電源スイッチの入り切り
で高圧部がオン・オフするとき前面側に静電気が発生す
る。このように、映像の表示中に生じる静電気や電源を
遮断しても暫くは残る帯電現象により、空中の塵埃が吸
引されて画面に付着し、この画面全体が汚れて映像が鮮
明に表示されないものであった。このため、汚れに気付
かず不鮮明な映像を見続けていると、眼は勿論、身体も
疲れるという問題が残されていた。
【０００４】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、映像を表示する画面に塵埃が付着して汚れが生じ
ていることをユーザーに報知し、この汚れの除去を促し
て常に鮮明な映像の表示が可能となる表示装置を提供す
ることを目的としている。
ので、映像を表示する画面に塵埃が付着して汚れが生じ
ていることをユーザーに報知し、この汚れの除去を促し
て常に鮮明な映像の表示が可能となる表示装置を提供す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、オン・オフ
キーのオン操作に応じて電圧が供給されると、表示手段
が画面に映像を表示させる表示装置において、前記オン
・オフキーのオンまたはオフ操作回数をカウントするカ
ウンタと、前記画面に映像が表示される間の時間を計測
するタイマと、前記カウンタからのカウントデータおよ
び前記タイマよりの映像表示時間データを記憶するメモ
リと、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数および／
または前記映像表示時間を表示させる指令信号を出力す
る特殊キーと、この特殊キーからの指令信号を受けたと
き、前記メモリのデータに基づいて前記表示手段を制御
し、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数および／ま
たは前記映像表示時間を表示させる制御を行う制御手段
と、を備えたことを特徴としている。また、請求項２に
記載の発明は、前記制御手段が、前記オンまたはオフ操
作回数が所定回数または前記映像表示時間が所定時間に
なったとき、前記画面にこの画面の掃除を促す表示を行
わせることを特徴としている。
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、オン・オフ
キーのオン操作に応じて電圧が供給されると、表示手段
が画面に映像を表示させる表示装置において、前記オン
・オフキーのオンまたはオフ操作回数をカウントするカ
ウンタと、前記画面に映像が表示される間の時間を計測
するタイマと、前記カウンタからのカウントデータおよ
び前記タイマよりの映像表示時間データを記憶するメモ
リと、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数および／
または前記映像表示時間を表示させる指令信号を出力す
る特殊キーと、この特殊キーからの指令信号を受けたと
き、前記メモリのデータに基づいて前記表示手段を制御
し、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数および／ま
たは前記映像表示時間を表示させる制御を行う制御手段
と、を備えたことを特徴としている。また、請求項２に
記載の発明は、前記制御手段が、前記オンまたはオフ操
作回数が所定回数または前記映像表示時間が所定時間に
なったとき、前記画面にこの画面の掃除を促す表示を行
わせることを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図１は、本発明に
係る表示装置の電気的構成を示すブロック線図である。
この表示装置は、普及型のテレビジョン受像機（ＴＶ）
に適用したもので、このＴＶ１は、キャビネット本体に
取り付けたブラウン管２に映像を映し出す映像信号処理
回路４等のテレビ回路を内蔵している。この映像信号処
理回路４は、クロマＩＣ４ａからなるもので、図示省略
しているが画像処理回路、色信号出力回路および同期分
離回路等を備えている。そして、この映像信号処理回路
４は、入力側にチューナ側から伝送されＹ／Ｃ／Ａ分離
回路により分離される映像信号が導入される。さらに、
出力側は、Ｒ，Ｇ，Ｂ出力回路を介してブラウン管２側
に接続される一方、偏向回路５を介してブラウン管２に
接続されている。クロマＩＣ４ａは、映像信号中の映像
情報を取り出して画像処理回路に送出し、ブラウン管２
の画面３にテレビ放送の映像を表示させる信号処理を行
う。また、画像処理回路は、制御部１０から送出されて
くるＯＳＤ（ON SCREEN DISPLAY）信号により、ブラウ
ン管２の画面３にメニュー項目や各種の文字、サイン等
を表示させる構成になっている。
て、図示例を参照しながら説明する。図１は、本発明に
係る表示装置の電気的構成を示すブロック線図である。
この表示装置は、普及型のテレビジョン受像機（ＴＶ）
に適用したもので、このＴＶ１は、キャビネット本体に
取り付けたブラウン管２に映像を映し出す映像信号処理
回路４等のテレビ回路を内蔵している。この映像信号処
理回路４は、クロマＩＣ４ａからなるもので、図示省略
しているが画像処理回路、色信号出力回路および同期分
離回路等を備えている。そして、この映像信号処理回路
４は、入力側にチューナ側から伝送されＹ／Ｃ／Ａ分離
回路により分離される映像信号が導入される。さらに、
出力側は、Ｒ，Ｇ，Ｂ出力回路を介してブラウン管２側
に接続される一方、偏向回路５を介してブラウン管２に
接続されている。クロマＩＣ４ａは、映像信号中の映像
情報を取り出して画像処理回路に送出し、ブラウン管２
の画面３にテレビ放送の映像を表示させる信号処理を行
う。また、画像処理回路は、制御部１０から送出されて
くるＯＳＤ（ON SCREEN DISPLAY）信号により、ブラウ
ン管２の画面３にメニュー項目や各種の文字、サイン等
を表示させる構成になっている。
【０００７】６はリモコンであり、そのキー操作部には
オン・オフ操作用のパワーキー６ａ、メニュー表示用の
メニューキー６ｂ、チャンネル選択用のテンキー、チャ
ンネル切換用のアップ・ダウンキー、音量調整用のアッ
プ・ダウンキーその他のキーが配設されている。なお、
このメニューキー６ｂは、メニュー項目の表示、選択用
に用いられるとともに、ブラウン管２の画面３にパワー
キー６ａのオンまたはオフ操作回数および／または映像
表示時間を表示させる特殊キーとしても用いられる。本
例では、メニューキー２ｂの操作により、画面３にメニ
ュー項目を表示させた後、この中の任意の項目を選択す
るとその内容を表示可能にしている。７は受信部であ
り、リモコン６のキー操作時に送信部から送信されてく
る赤外線信号を受信して、操作信号を制御部１０側に伝
送する。また、８はカウンタであって、リモコン６およ
びＴＶ１の本体操作部に設けたパワーキーがオン操作さ
れたときの回数をカウントし、そのカウントデータを制
御部１０側に送出する。
オン・オフ操作用のパワーキー６ａ、メニュー表示用の
メニューキー６ｂ、チャンネル選択用のテンキー、チャ
ンネル切換用のアップ・ダウンキー、音量調整用のアッ
プ・ダウンキーその他のキーが配設されている。なお、
このメニューキー６ｂは、メニュー項目の表示、選択用
に用いられるとともに、ブラウン管２の画面３にパワー
キー６ａのオンまたはオフ操作回数および／または映像
表示時間を表示させる特殊キーとしても用いられる。本
例では、メニューキー２ｂの操作により、画面３にメニ
ュー項目を表示させた後、この中の任意の項目を選択す
るとその内容を表示可能にしている。７は受信部であ
り、リモコン６のキー操作時に送信部から送信されてく
る赤外線信号を受信して、操作信号を制御部１０側に伝
送する。また、８はカウンタであって、リモコン６およ
びＴＶ１の本体操作部に設けたパワーキーがオン操作さ
れたときの回数をカウントし、そのカウントデータを制
御部１０側に送出する。
【０００８】この制御部１０は、ＣＰＵ１０ａ、ＲＯＭ
１０ｂおよびＲＡＭ１０ｃからなり、タイマ９を備えて
いて、前記映像信号処理回路４、受信部７およびカウン
タ８の他、図示省略したテレビ回路各部とその機能に応
じて一方向または双方向性に接続されている。タイマ９
は、画面３に映像が表示される間の時間を計測するため
に用いられる。また、ＲＯＭ１０ｂには、ブラウン管２
の画面３に表示させる文字やサイン等のキャラクタデー
タが記憶されている。さらに、ＲＡＭ１０ｃには、カウ
ンタ８からのカウントデータ、タイマ９で計測される映
像表示時間のデータ等が累計的に記憶される。この制御
部１０は、リモコン６のパワーキー６ａまたは本体操作
部のパワーキーのオン操作に応じてブラウン管２の画面
３に映像を表示させる動作制御を行うとともに、メニュ
ーキー６ｂ（特殊キー）からの指令信号を受けたとき、
画像処理回路４を制御しＲＡＭ１０ｃに記憶されたデー
タを読み出して画面３にオンまたはオフ操作回数および
／または映像表示時間を表示させる制御を行う。また、
オンまたはオフ操作回数が予め設定した所定回数となる
か、または映像表示時間が所定時間になったとき、ＲＯ
Ｍ１０ｂに記憶されたキャラクタデータを読み出して画
面３に掃除を促す文字を表示させる構成になっている。
１０ｂおよびＲＡＭ１０ｃからなり、タイマ９を備えて
いて、前記映像信号処理回路４、受信部７およびカウン
タ８の他、図示省略したテレビ回路各部とその機能に応
じて一方向または双方向性に接続されている。タイマ９
は、画面３に映像が表示される間の時間を計測するため
に用いられる。また、ＲＯＭ１０ｂには、ブラウン管２
の画面３に表示させる文字やサイン等のキャラクタデー
タが記憶されている。さらに、ＲＡＭ１０ｃには、カウ
ンタ８からのカウントデータ、タイマ９で計測される映
像表示時間のデータ等が累計的に記憶される。この制御
部１０は、リモコン６のパワーキー６ａまたは本体操作
部のパワーキーのオン操作に応じてブラウン管２の画面
３に映像を表示させる動作制御を行うとともに、メニュ
ーキー６ｂ（特殊キー）からの指令信号を受けたとき、
画像処理回路４を制御しＲＡＭ１０ｃに記憶されたデー
タを読み出して画面３にオンまたはオフ操作回数および
／または映像表示時間を表示させる制御を行う。また、
オンまたはオフ操作回数が予め設定した所定回数となる
か、または映像表示時間が所定時間になったとき、ＲＯ
Ｍ１０ｂに記憶されたキャラクタデータを読み出して画
面３に掃除を促す文字を表示させる構成になっている。
【０００９】次に、上記表示装置の動作ついて説明す
る。なお、このＴＶ１は、ガラス製で絶縁性を有した従
来周知のブラウン管２を備えているため、電源の入り切
りで高圧部がオン・オフするとき前面２ａ側に静電気が
発生する。また、電源を遮断しても前面２ａ側は暫く帯
電している。このため、空中の塵埃が吸引されて画面３
に付着し、汚れ易くなっている。ユーザーが、ＴＶ１で
放送番組を見るためにリモコン６のパワーキー６ａをオ
ン操作すると、カウンタ８がオン指令信号を１回とカウ
ントしてカウントデータを制御部１０側に送出する。こ
の制御部１０は、カウントデータをＲＡＭ１０ｃに記憶
させるとともに、タイマ９の計測時間に基づいてオン指
令信号の入力時点の時間データをＲＡＭ１０ｃに記憶さ
せる。また、制御部１０は、電源部の電圧を回路各部に
供給し、ブラウン管２の画面３に映像を表示させる。そ
して、ユーザーが、パワーキー６ａをオフ操作すると、
オフ指令信号を受けて制御部１０が電源部の供給電圧を
遮断し映像の表示を停止させる。また、タイマ９の計測
時間に従ってオフ指令信号の入力時点の時間データから
オン時点の時間データを減算処理し、その結果を累計デ
ータとしてＲＡＭ１０ｃに記憶させる。このようなカウ
ントデータの記憶および映像表示時間の累計データは、
ユーザーがＴＶ１を利用する毎に行われる。
る。なお、このＴＶ１は、ガラス製で絶縁性を有した従
来周知のブラウン管２を備えているため、電源の入り切
りで高圧部がオン・オフするとき前面２ａ側に静電気が
発生する。また、電源を遮断しても前面２ａ側は暫く帯
電している。このため、空中の塵埃が吸引されて画面３
に付着し、汚れ易くなっている。ユーザーが、ＴＶ１で
放送番組を見るためにリモコン６のパワーキー６ａをオ
ン操作すると、カウンタ８がオン指令信号を１回とカウ
ントしてカウントデータを制御部１０側に送出する。こ
の制御部１０は、カウントデータをＲＡＭ１０ｃに記憶
させるとともに、タイマ９の計測時間に基づいてオン指
令信号の入力時点の時間データをＲＡＭ１０ｃに記憶さ
せる。また、制御部１０は、電源部の電圧を回路各部に
供給し、ブラウン管２の画面３に映像を表示させる。そ
して、ユーザーが、パワーキー６ａをオフ操作すると、
オフ指令信号を受けて制御部１０が電源部の供給電圧を
遮断し映像の表示を停止させる。また、タイマ９の計測
時間に従ってオフ指令信号の入力時点の時間データから
オン時点の時間データを減算処理し、その結果を累計デ
ータとしてＲＡＭ１０ｃに記憶させる。このようなカウ
ントデータの記憶および映像表示時間の累計データは、
ユーザーがＴＶ１を利用する毎に行われる。
【００１０】そして、ユーザーがＴＶ１の利用状況を知
りたい場合、ブラウン管２の画面３に映像が表示されて
いる状態でメニューキー２ｂを操作すると、画面３には
予め設定されたメニュー項目が表示される。この項目
中、「利用状況」を選択すると、制御部１０はその指令
信号に従ってＲＡＭ１０ｃからデータを読み出し、前記
画像処理回路４側に伝送する。これにより、ブラウン管
２の画面３には、図２に一例を示すように、「ＴＶのオ
ン操作回数は○○回です。」と、「ＴＶの利用時間累計
は○○時間です。」という文字が表示される。ユーザー
は、この表示を見たときにＴＶ１をどの程度使用してい
るかを判断することができる。そして、かなりオンまた
はオフ操作回数が多く、相当長く映像を表示しているこ
とを知ると、画面３に塵埃がかなり付着して汚れている
と認識し、直ちに掃除を行うことができる。よって、こ
の画面３全体がクリヤにされ、映像が再び鮮明に表示さ
れるようになる。
りたい場合、ブラウン管２の画面３に映像が表示されて
いる状態でメニューキー２ｂを操作すると、画面３には
予め設定されたメニュー項目が表示される。この項目
中、「利用状況」を選択すると、制御部１０はその指令
信号に従ってＲＡＭ１０ｃからデータを読み出し、前記
画像処理回路４側に伝送する。これにより、ブラウン管
２の画面３には、図２に一例を示すように、「ＴＶのオ
ン操作回数は○○回です。」と、「ＴＶの利用時間累計
は○○時間です。」という文字が表示される。ユーザー
は、この表示を見たときにＴＶ１をどの程度使用してい
るかを判断することができる。そして、かなりオンまた
はオフ操作回数が多く、相当長く映像を表示しているこ
とを知ると、画面３に塵埃がかなり付着して汚れている
と認識し、直ちに掃除を行うことができる。よって、こ
の画面３全体がクリヤにされ、映像が再び鮮明に表示さ
れるようになる。
【００１１】また、このような使用を続けているとき、
オンまたはオフ操作回数が予め設定した所定回数となる
かまたは映像表示時間が所定時間になると、制御部１０
がＲＯＭ１０ｂに記憶されたキャラクタデータを読み出
し映像信号処理回路４側に伝送する。これにより、ブラ
ウン管２の画面３には、図３に例示する如く「お知らせ
！ＴＶの画面が汚れています。」という文字が表示され
る。ユーザーは、この表示を見たときに画面３に塵埃が
付着して汚れていることを直ちに知ることができる。そ
して、掃除を行うと画面３全体がクリヤにされ、映像を
再び鮮明に表示させることができる。
オンまたはオフ操作回数が予め設定した所定回数となる
かまたは映像表示時間が所定時間になると、制御部１０
がＲＯＭ１０ｂに記憶されたキャラクタデータを読み出
し映像信号処理回路４側に伝送する。これにより、ブラ
ウン管２の画面３には、図３に例示する如く「お知らせ
！ＴＶの画面が汚れています。」という文字が表示され
る。ユーザーは、この表示を見たときに画面３に塵埃が
付着して汚れていることを直ちに知ることができる。そ
して、掃除を行うと画面３全体がクリヤにされ、映像を
再び鮮明に表示させることができる。
【００１２】なお、画面３にオンまたはオフ操作回数や
利用時間の累計を表示させる特殊キーとして、メニュー
キー６ｂを兼用したが、特別に専用キーを設けてもよ
い。また、前述のオンまたはオフ操作回数および利用時
間累計の表示は、両方同時でもよいが、リモコン６の操
作により何れか一方を順次表示させる構成としてもよ
い。また、「お知らせ・・・」の文字表示も、オンまた
はオフ操作回数または映像表示時間の何れかを優先して
もよいし、一方のみのデータに基づいて表示させる構成
としてもよい。さらに、上記実施の形態においては、Ｔ
Ｖ１等のブラウン管２の画面３に付着した汚れの掃除を
促す場合について説明したが、液晶表示装置の画面や、
プラズマ表示装置の画面にも広く採用し得ることは勿論
である。
利用時間の累計を表示させる特殊キーとして、メニュー
キー６ｂを兼用したが、特別に専用キーを設けてもよ
い。また、前述のオンまたはオフ操作回数および利用時
間累計の表示は、両方同時でもよいが、リモコン６の操
作により何れか一方を順次表示させる構成としてもよ
い。また、「お知らせ・・・」の文字表示も、オンまた
はオフ操作回数または映像表示時間の何れかを優先して
もよいし、一方のみのデータに基づいて表示させる構成
としてもよい。さらに、上記実施の形態においては、Ｔ
Ｖ１等のブラウン管２の画面３に付着した汚れの掃除を
促す場合について説明したが、液晶表示装置の画面や、
プラズマ表示装置の画面にも広く採用し得ることは勿論
である。
【００１３】図４はＴＶ管面における時間に対するゴミ
付着量の関係を示す図である。電源オン時（Ｐ−ＯＮ
時）、電源オフ時（Ｐ−ＯＦＦ時）にはゴミ付着量は急
激に増加し、Ｐ−ＯＮ後のエージング状態ではゴミ付着
量は徐々に増加している。図４の実験データより、電源
オン、電源オフ直後が最もゴミの付着量が多く、この結
果を踏まえて、前記の予め設定する所定回数を短めに設
定することが望ましい。
付着量の関係を示す図である。電源オン時（Ｐ−ＯＮ
時）、電源オフ時（Ｐ−ＯＦＦ時）にはゴミ付着量は急
激に増加し、Ｐ−ＯＮ後のエージング状態ではゴミ付着
量は徐々に増加している。図４の実験データより、電源
オン、電源オフ直後が最もゴミの付着量が多く、この結
果を踏まえて、前記の予め設定する所定回数を短めに設
定することが望ましい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項１に記載の発明は、特殊キーを操作すると、表示装置
の画面にオンまたはオフ操作回数および／または映像表
示時間が表示されるので、オンまたはオフ操作回数が多
く、相当長く映像を表示していることが判った場合に
は、画面に塵埃がかなり付着して汚れていることを認識
し、直ちに掃除を行うことによって再び鮮明な映像を表
示させることが可能となり、眼の疲れとともに身体の疲
労をも防止できる効果がある。また、請求項２に記載の
発明は、オン操作回数が所定回数または映像表示時間が
所定時間になったとき、画面に掃除を促す表示がなされ
るので、これを見たユーザーは直ぐに画面の汚れを知っ
て掃除を行うことができる利点がある。
項１に記載の発明は、特殊キーを操作すると、表示装置
の画面にオンまたはオフ操作回数および／または映像表
示時間が表示されるので、オンまたはオフ操作回数が多
く、相当長く映像を表示していることが判った場合に
は、画面に塵埃がかなり付着して汚れていることを認識
し、直ちに掃除を行うことによって再び鮮明な映像を表
示させることが可能となり、眼の疲れとともに身体の疲
労をも防止できる効果がある。また、請求項２に記載の
発明は、オン操作回数が所定回数または映像表示時間が
所定時間になったとき、画面に掃除を促す表示がなされ
るので、これを見たユーザーは直ぐに画面の汚れを知っ
て掃除を行うことができる利点がある。
【図１】本発明に係る表示装置の電気的構成を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図２】表示装置の利用状態を文字で表示した画面を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】掃除を促す文字を表示した画面を示す説明図で
ある。
ある。
【図４】ＴＶ管面における時間に対するゴミ付着量の関
係図である。
係図である。
３ 画面 ４ 表示手段 ６ｂ 特殊キー ８ カウンタ ９ タイマ １０ 制御部 １０ｃ メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/66 Ｈ０４Ｎ 5/66 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 オン・オフキーのオン操作に応じて電圧
が供給されると、表示手段が画面に映像を表示させる表
示装置において、 前記オン・オフキーのオンまたはオフ操作回数をカウン
トするカウンタと、前記画面に映像が表示される間の時
間を計測するタイマと、前記カウンタからのカウントデ
ータおよび前記タイマよりの映像表示時間データを記憶
するメモリと、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数
および／または前記映像表示時間を表示させる指令信号
を出力する特殊キーと、この特殊キーからの指令信号を
受けたとき、前記メモリのデータに基づいて前記表示手
段を制御し、前記画面に前記オンまたはオフ操作回数お
よび／または前記映像表示時間を表示させる制御を行う
制御手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項２】 前記制御手段が、前記オンまたはオフ操
作回数が所定回数または前記映像表示時間が所定時間に
なったとき、前記画面にこの画面の掃除を促す表示を行
わせることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29661899A JP2001117540A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29661899A JP2001117540A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001117540A true JP2001117540A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17835887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29661899A Pending JP2001117540A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001117540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013101367A (ja) * | 2012-12-21 | 2013-05-23 | Casio Comput Co Ltd | 表示制御装置及びプログラム |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP29661899A patent/JP2001117540A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013101367A (ja) * | 2012-12-21 | 2013-05-23 | Casio Comput Co Ltd | 表示制御装置及びプログラム |
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