JP2001116246A - 蓄熱式燃焼炉のガス処理装置 - Google Patents

蓄熱式燃焼炉のガス処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理ガスのリークを低コストで確実に防止す
ることができる新規な蓄熱式燃焼炉のガス処理装置の提
供。 【解決手段】 燃焼炉1の蓄熱燃焼式バーナーA,B,
Cに処理ガスラインL1と排気ガスラインL2とパージライ
ンL3とをそれぞれ接続し、これら各ラインL1,L2,L3にボ
ールバルブVを設けると共に、これら各ボールバルブV
にシールガスポートPを接続し、その内部にシールガス
を圧入する。これによって、一つのボールバルブVで処
理ガスのリークをほぼ完全に防止できるため、システム
全体のボールバルブVの使用量が大幅に減少し、コスト
低減等が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理施設や化
学プラント等から発生する臭気ガスや有害ガス等を効率
的に無臭・無害化して排気する蓄熱式燃焼炉のガス処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水処理施設や化学プラント,焼
却炉等から発生する臭気ガス(アンモニア等)や有害ガ
ス(ダイオキシン)等を効率的に無臭・無害化するシス
テムとして、図10に示すような蓄熱式燃焼炉が提案さ
れている。
【0003】図示するように、この蓄熱式燃焼炉は、密
閉された燃焼炉1に少なくとも2つ以上の蓄熱燃焼式バ
ーナー(以下、単にバーナーと称す)A,B,Cを備え
ると共に、これら各バーナーA,B,Cに、それぞれ処
理ガスを供給する処理ガスラインL1と、燃焼排ガスを排
出する排ガスラインL2と、各バーナーA,B,C内をパ
ージするパージラインL3とを接続したものであり、各ラ
インL1,L2,L3に設けられた各バルブv,v…を制御し
て各バーナーA,B,Cの燃焼モードを順に切り替える
ことで処理ガスラインL1から供給されてくる臭気ガス等
の処理ガスを燃焼室1内で効率的に燃焼分解し、これを
無臭・無害化して排ガスラインL2から大気中に放出する
ようにしたものである。
【0004】すなわち、先ず、図9(1) に示すように、
各ラインL1,L2,L3に設けられたバルブv,v…を制御し
てバーナーAを燃焼モード、バーナーBを排気モード、
バーナーCをパージモードに設定する。すると、処理ガ
スラインL1内を流れる処理ガスが全てバーナーA側へ流
れ、ここで図示しない燃焼バーナーの燃焼炎によって熱
分解し無臭・無害化された後、排気ガスとなってバーナ
ーB側から流出し、排ガスラインL2を通過して大気中に
放出されることになる。このとき、バーナーB側へ流れ
出た高温の燃焼排気ガスは、このバーナーBを通過する
際に、その蓄熱室2内に設けられた、例えばハニカム状
のセラミックス製の蓄熱体3によって熱回収されて温度
がある程度まで下がった状態で排ガスラインL2側へ流れ
る。また、この排ガスラインL2側へ流れ出た排ガスの一
部はパージラインL3からバーナーC側へ流れ、これを通
過して燃焼炉1へ環流(パージ)されることになる。
【0005】次に、このような状態で一定時間(例えば
約30秒)経過したならば、再び各ラインL1,L2,L3のバ
ルブv,v…を制御して図9(2) に示すようにバーナー
Aをパージモード,バーナーBを燃焼モード、バーナー
Cを排気モードに切り替える。すると、図示するように
処理ガスラインL1内を流れる処理ガスの全てがバーナー
B側へ切り替わって流れ、ここで同じくその燃焼炎によ
って熱分解し無臭・無害化された後、排気ガスとなって
バーナーC側から流出し、排ガスラインL2を通過して大
気中に放出されるが、この時、バーナーBの蓄熱室2内
に流れ込む処理ガスは、先の排気モード時に溜められた
蓄熱体3の熱によって高温に予熱されてから燃焼される
ようになるため、燃焼排ガスの熱が有効に回収・利用さ
れる結果、優れた燃焼効率を発揮する。また、燃焼モー
ドからパージモードに切り替わったバーナーAにあって
は、燃焼排ガスの一部がパージラインL3からバーナーA
側へ環流するようになっているため、燃焼モードを切り
替えた瞬間にバーナーA内に残された未燃処理ガスがそ
のまま排気ガスによって燃焼炉1方向に押し出されてバ
ーナーA内がパージされることになる。従って、この図
9(2) に示す状態から一定時間経過した後に、図9(3)
に示すようにそのバーナーAを排気モードに切り替えた
際にその内部に残存した未処理ガスが排気ガスと共に排
ガスラインL2側からそのまま大気中に放出されることが
なくなる。
【0006】そして、この図9(1),(2),(3) に示すよう
な燃焼モードを一定時間毎に順に繰り返すことで、燃焼
排気ガス中の熱が有効利用されて常時優れた燃焼効率を
発揮できると共に未処理ガスの大気放出といった不都合
も確実に回避できることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の蓄熱式燃焼炉に用いられるバルブvとしては、そ
れぞれのガスの流れを瞬間的に切り替える必要性がある
ことから、特に応答性に優れたバルブ、例えばボールバ
ルブ等が用いられるようになっている。しかしながら、
従来のボールバルブにあっては、その構成上、全閉にし
た状態であっても多少のリークが発生するといった欠点
がある。
【0008】そのため、図11に示すように1カ所のバ
ルブ開閉部に対して2個ボールバルブv,vを直列に配
置すると共にその中間にシールガスポートPを接続し、
このボールバルブv,vを閉じた瞬間、或いはその直前
にシールガスポートPからそのボールバルブvの内圧よ
りも高圧のシールガス(無臭ガス等)を注入してボール
バルブv,v間をシールすることで処理ガスのリークを
防止する方法が提案されている。
【0009】しかしながら、このように1カ所のバルブ
開閉部に対して、それぞれ2個のボールバルブv,vを
配置する方法では、システム全体として膨大な量のバル
ブが必要となるため、製造コストが高くなってしまう上
にその保守点検作業に多大な時間と労力を要するといっ
た欠点がある。
【0010】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、処
理ガスのリークを低コストで確実に防止することができ
る新規な蓄熱式燃焼炉のガス処理装置を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、燃焼炉に複数の蓄熱燃焼式バーナーを設
け、これら各蓄熱燃焼式バーナーに処理ガスラインと排
気ガスラインとパージラインとをそれぞれ接続し、これ
ら各ラインにそれぞれのガスの流れを制御するボールバ
ルブを設けると共に、上記処理ガスライン側のボールバ
ルブにその内部にシールガスを圧入するシールガスポー
トを接続したものである。
【0012】そのため、バルブ全閉時において、シール
ガスポートから各ボールバルブ内にその内部のガス圧よ
りも高圧のシールガスを圧入することにより、各ボール
バルブ内がシールガスで満たされてシールされるように
なるため、処理ガスがボールバルブ内をリークすること
がなくなる。
【0013】その結果、一つのボールバルブで処理ガス
のリークをほぼ完全に防止することができるため、シス
テム全体のボールバルブの使用量が大幅に減少し、コス
ト低減と同時にバルブの保守点検作業等の労力の軽減が
達成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明に係る蓄熱式燃焼炉のガス処
理装置の実施の一形態を示したものであり、図中A,
B,Cはそれぞれ燃焼炉1に取り付けられた蓄熱燃焼式
バーナー(以下単にバーナーと称す)、L1はこれら各バ
ーナーA,B,Cに処理ガスを供給する処理ガスライ
ン、L2はこれら各バーナーA,B,Cから流れ出た燃焼
排ガスを案内する排ガスライン、L3はこの排ガスライン
L2から分岐し、この排ガスラインL2を流れる排ガスの一
部を各バーナーA,B,CにパージするパージラインL
3、v,V…はこれら各ラインL1,L2,L3内のガスの流れ
を制御するバルブ、4は、これら各バルブv,V…を個
別に開閉制御するバルブ制御部、5はこれら各バルブ
v,V…のうち、処理ガスラインL1側に設けられたバル
ブV,V,Vにシールガスを供給するシールガス供給部
である。
【0016】ここで、これら各ラインL1,L2,L3に設けら
れるバルブv,V…のうち、排ガスラインL2及びパージ
ラインL3側に設けられたバルブv,v…は、上述したよ
うな従来から用いられているボールバルブvであるのに
対し、処理ガスラインL1側に設けられた各バルブV,
V,Vは、それぞれ図2及び図3のような構成をしたボ
ールバルブVが用いられている。
【0017】図示するように、このボールバルブVは、
処理ガスラインL1の途中に接続されるべくガス入口6と
ガス出口7とがほぼ直線上に形成されたバルブ本体8
と、このバルブ本体8内に回転自在に設けられた金属球
からなるボール弁体9と、このボール弁体9をその頂部
から延びる回転軸10を介して回転駆動する弁体駆動部
11とから構成されており、この弁体駆動部11によっ
てボール弁体9を回転させ、そのボール弁体9の中心部
に形成された連通孔12の両端を図示するように上記ガ
ス入口6とガス出口7側に一致させることでガス入口6
とガス出口7間を連通させて処理ガスを流す状態とし、
反対にこの状態からさらにそのボール弁体9を約90°
回転させることで全開状態から全閉状態に瞬時に切り替
えることができるようになっている。
【0018】また、図4に示すように、このボール弁体
9の外表面には、ボール弁体9の連通孔12端部間を外
側から連通すべくその回転方向に延びるガイド溝13,
13が形成されている。
【0019】そして、図2及び図3に示すように、この
ボール弁体9のガイド溝13,13が位置するバルブ本
体8には、シールガスポートPが形成されており、上記
シールガス供給手段5から送られるシールガス(空気、
窒素等の無臭・無害ガス)が圧入されるようになってい
る。
【0020】そのため、本実施の形態では、図5に示す
ように、バルブ全開の状態( 図5(1))からポール弁体9
を約90°回転させると同時、あるいはその直前に、シ
ールガスポートPからそのバルブ本体8に、その内圧よ
りも高圧のシールガスを圧入すると、図5(2) に示すよ
うに、バルブ本体8内に流れ込んだシールガスによって
そのボール弁体9の連通孔12内の処理ガスがガイド溝
13,13を通過してガス出入口5,6側に押し出され
ると共に、連通孔12内に残された処理ガスが高圧のシ
ールガスによって置換される。
【0021】この結果、上流(ガス入口6)側の処理ガ
スがバルブ本体8内に流れ込めなくなるため、上流側か
ら下流側への処理ガスのリークが確実に防止されること
となる。
【0022】そして、このようなボールバルブV,V,
Vの駆動及びシールガスの供給・停止を他のボールバル
ブv…の開閉とリンクさせて所定の間隔で繰り返すこと
により、システム全体のガスの流れ制御を確実に行うこ
とができる。
【0023】従って、本発明のように構成すれば、処理
ガスラインL1における一カ所のバルブ制御部に対して、
1つのボールバルブVで処理ガスのリークを確実かつ防
止することができるため、従来のように2つのバルブを
用いる必要がなくなり、使用するバルブの数を大幅に削
減することが可能となる。
【0024】尚、本実施の形態では、ボール弁体9内の
ガスの置換をより迅速に行うためにボール弁体9の外側
に処理ガスを排出するガイド溝13,13を設けた例で
説明したが、場合によっては、このガイド溝13,13
を省略した構成としても良い。
【0025】すなわち、ボール弁体9とバルブ本体8と
の間には、ボール弁体9の回転をスムーズに行うため
に、ある程度の隙間、つまり、処理ガスのリークの原因
となる隙間が形成されていることから、この隙間に高圧
のシールガスが流れ込むことによりその隙間がシールさ
れ、その結果、処理ガスのリークが確実に防止されるか
らである。
【0026】また、図6(1) に示すように、ボール弁体
9の連通孔端部にその回転方向に延びる一対の切り欠き
14,14を形成すれば、より迅速に連通孔12内のガ
ス置換を達成することができる。すなわち、このような
切り欠き14,14を形成することにより、同図(2) に
示すように、ボール弁体9が全開状態から全閉状態に至
る瞬間にシールガスポートPとガス入口6側が連通孔1
2を介して連通された状態となるため、連通孔12内に
閉じこめれらた処理ガスがシールガスによって一気にガ
ス入口6側に押し出され、連通孔12内が一瞬でシール
ガスで置換されることとなる。その結果、上流側の処理
ガスは勿論、連通孔12内に閉じこめれらた処理ガスの
リークも確実に防止することが可能となる。
【0027】また、図7(1) に示すように、この切り欠
き14,14をボール弁体9の連通孔12のガス入口6
側に形成しても上記と同様な効果を得ることができる。
すなわち、同図(1) に示す全開状態から同図(3) に示す
全閉状態に至るまでの間に同図(2) に示すような状態を
経ることにより、シールガスポートPとガス入口6側が
切り欠き14,14を介して連通された状態となるた
め、上記と同様に連通孔12内に閉じ込められた処理ガ
スがシールガスによって一気にガス入口6側に押し出さ
れ、連通孔12内が一瞬でシールガスで置換されるから
である。
【0028】一方、上記実施の形態では、従来の装置に
シールガス供給部5を設け、このシールガス供給部5か
らシールガスラインを介して上記処理ガスラインL1側の
各ボールバルブV,V,Vにシールガスを供給するよう
にしているが、図8に示すように、パージガスラインL3
をそのまま直接各ボールバルブV,V,Vのシールガス
ポートP側に接続し、パージガスとして用いられていた
燃焼排ガスの一部をパージガスのみならず、各ボールバ
ルブV,V,Vのシールガスとして兼用させるような構
成としても良い。
【0029】すなわち、図9(1)に示すように、ボー
ル弁体9の連通孔12端部に設けられる一対の切り欠き
14,14をガス出口7側に設け、図9(2)に示すよ
うに、この切り欠き14,14側がシールガスポートP
側になるようにボール弁体9を回転させ、シールガスポ
ートPとその下流側とが連通した状態で暫く停止させる
と、シールガスポートP側に流れ込んだシールガスであ
る燃焼排ガスが連通孔12を介してそのままガス出口7
側に流れ出ることになるため、バルブ本体8内がその燃
焼排ガスの一部によってシールされると同時にその下流
側のラインがその燃焼排ガスで一気にパージされること
となる。そして、図9(3)に示すように、ボール弁体
9をさらに回転させれば処理ガスラインL1は勿論、シー
ルガスとして用いられる燃焼排ガスのパージラインL3も
同時に閉じられることになる。
【0030】従って、本実施の形態のように構成すれ
ば、上記実施の形態のようなシールガス供給部5やその
シールガスラインに加えてパージガスラインL3側のボー
ルバルブv,v,vまでもが不要となるため、装置全体
の大幅な簡略化とボールバルブv,v,vの使用数をさ
らに減少することができ、さらなるコストの低減化を達
成することができる。尚、このように燃焼排ガスの一部
であるパージガスをシールガスとして兼用させる場合に
は、そのボールバルブVの内圧よりも十分高くすること
が好ましいため、パージガスラインL3の上流側にブロア
や圧縮機等の加圧手段を同時に付設しても良い。また、
パージ量が不足するおそれがある場合には、このような
構成に加えて、さらに従来のようにパージガスラインL3
をそのまま直接各バーナーA,B,C側に接続するよう
に構成しても良い。
【0031】また、本実施の形態では、主に処理ガスラ
インL3側に上述したような構成をしたボールバルブVを
設け、このボールバルブVにパージラインを接続した場
合で説明したが、処理ガスラインL3のみならず、排ガス
ラインL2やパージガスラインL3側で優れたシール性を必
要とする場合には、それらのバルブv,v…に代えて上
述したボールバルブVを採用し、同様にパージラインを
接続するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、一つのボ
ールバルブで処理ガスのリークをほぼ完全に防止するこ
とができるため、システム全体のボールバルブの使用量
が大幅に減少し、コスト低減が達成される。また、バル
ブの数が減少することにより、バルブの保守点検作業等
の労力の軽減が達成できると共に、バルブの故障頻度が
減少し、装置全体の信頼性向上に貢献することができる
等といった優れた効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓄熱式燃焼炉のガス処理装置の実
施の一形態を示す構成図である。
【図2】本発明に係るボールバルブの実施の一形態を示
す縦断面図である。
【図3】図1中X−X線断面図である。
【図4】本発明に係るボールバルブのボール弁体を示す
斜視図である。
【図5】本発明に係るボールバルブの作用を示す説明図
である。
【図6】本発明に係るボールバルブの他の実施の形態を
示す説明図である。
【図7】本発明に係るボールバルブの他の実施の形態を
示す説明図である。
【図8】本発明に係る蓄熱式燃焼炉のガス処理装置の他
の実施の形態を示す構成図である。
【図9】本発明に係るボールバルブの他の実施の形態を
示す説明図である。
【図10】従来の蓄熱式燃焼炉のガス処理装置の構成及
び作用を示す説明図である。
【図11】従来の蓄熱式燃焼炉のガス処理装置に用いら
れているバルブの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼炉 4 バルブ制御部 5 シールガス供給部 v,V ボールバルブ L1 処理ガスライン L2 排ガスライン L3 パージライン A, B, C バーナー P シールガスポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H054 AA03 BB02 BB30 CA07 CE05 GG14 3K023 LA08 LC05 PA03 PC01 PC04 QA12 QA18 QB01 QC07 SA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼炉に複数の蓄熱燃焼式バーナーを設
    け、これら各蓄熱燃焼式バーナーに処理ガスラインと排
    気ガスラインとパージラインとをそれぞれ接続し、これ
    ら各ラインにそれぞれのガスの流れを制御するボールバ
    ルブを設けると共に、上記処理ガスライン側のボールバ
    ルブにその内部にシールガスを圧入するシールガスポー
    トを接続したことを特徴とする蓄熱式燃焼炉のガス処理
    装置。
  2. 【請求項2】 燃焼炉に複数の蓄熱燃焼式バーナーを設
    け、これら各蓄熱燃焼式バーナーに処理ガスラインと排
    気ガスラインとをそれぞれ接続すると共に、これら各ラ
    インにそれぞれのガスの流れを制御するボールバルブを
    設け、これら各ボールバルブにその内部にシールガスを
    圧入するシールガスポートを接続したことを特徴とする
    蓄熱式燃焼炉のガス処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の蓄熱燃焼式脱臭炉のガ
    ス処理装置において、上記シールガスとして上記排気ガ
    スラインを流れる排気ガスの一部を用いるべく上記排気
    ガスラインからパージガスラインを分岐して上記シール
    ガスポートに接続したことを特徴とする蓄熱式燃焼炉の
    ガス処理装置。
  4. 【請求項4】 上記ボールバルブのボール弁体の表面
    に、上記シールガスポートから圧入されたシールガスを
    上記ボールバルブのガス入口とガス出口側に案内するガ
    イド溝を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の蓄熱式燃焼炉のガス処理装置。
  5. 【請求項5】 上記ボールバルブのボール弁体の連通孔
    端部にその回転方向に延びる切り欠きを形成したことを
    特徴とする請求項1〜3に記載の蓄熱式燃焼炉のガス処
    理装置。
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