JP2001113687A - 印字ヘッド及びインクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

印字ヘッド及びインクジェット方式画像形成装置

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JP2001113687A
JP2001113687A JP29746299A JP29746299A JP2001113687A JP 2001113687 A JP2001113687 A JP 2001113687A JP 29746299 A JP29746299 A JP 29746299A JP 29746299 A JP29746299 A JP 29746299A JP 2001113687 A JP2001113687 A JP 2001113687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク吐出口の近傍に付着した増粘インクを短
時間のインク吸引動作で除去でき、しかも、インク吸引
動作の際に吸引されるインクの量が少なくて済むインク
ジェット方式画像形成装置を提供する。 【解決手段】液路104の近傍に第1ヒータ98と第2
ヒータ99を形成しておき、周囲の温度や湿度に基づい
てこれら第1ヒータと第2ヒータが所定の温度になるよ
うに制御して液路104内のインクを暖め、このインク
で増粘インク110を溶かすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出する
インク吐出口が形成された印字ヘッド、及びこの印字ヘ
ッドを搭載して記録媒体に画像を形成する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙などの記
録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成装
置が知られている。このインクジェット方式画像形成装
置は、例えば、インクが吐出するインク吐出口が形成さ
れた印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定の走
査方向に往復動するキャリッジと、この走査方向に直交
する方向(副走査方向、記録媒体搬送方向)に記録紙を
搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、記録媒体搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の所定方向に往復動させながら、画像情報を担
持した画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐
出し、記録紙のうちインク吐出口に向き合う画像形成領
域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。その
後、紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、
キャリッジを上記した所定方向に往復動させながら、画
像信号に基づいてノズルからインクを吐出し、記録紙の
うち、画像形成領域に新たに位置する部分に画像を形成
する。このような動作を繰り返すことにより、記録紙に
画像を形成する。
【0004】上記した印字ヘッドには、インクが吐出す
るインク吐出口の他、このインク吐出口を一方の開口端
とする液路や、液路の他方の開口端を介してこの液路に
連通する液室などが形成されている。インク吐出口から
吐出するインクは液室に貯められており、液室に貯めら
れたインクは液路を経由して所定のタイミングでインク
吐出口から記録媒体に吐出される。
【0005】インク吐出口から繰り返してインクを吐出
し、連続して画像を形成する(印字する)とインク吐出
口からのインク吐出状態が変化して画像品位が低下する
おそれがある。インク吐出状態が変化する理由は、液路
内に気泡が発生したり異物などが混入したりするからで
ある。また、他の理由としては、インク吐出口の近傍
(周り)に付着したインクが乾燥して粘度が増した増粘
インクとなり、インク吐出方向が偏るなど、正常なイン
ク吐出の妨げになるからである。
【0006】そこで、液路内の気泡や異物などを除去す
る目的で、ノズルからインクを強制的に吸引してノズル
からのインク吐出状態を初期の状態に回復させるインク
吸引動作が行われる。このインク吸引動作は、印字中の
インク吐出状態を判断して、あるいは、印字の所定時間
間隔で行われる。インク吸引動作では、インク吐出口を
ゴム製などのキャップで覆い(キャッピング)、外部か
ら負圧を発生させて液路からインクを吸い出すことによ
り液路内をクリーニングする。これによりインク吐出口
からのインク吐出状態が初期の正常な吐出状態に回復す
る。なお、負圧を発生させる手段としては、ピストンを
利用して負圧を発生させるものや、チューブをしごいて
負圧を発生させるチューブポンプ方式のものなどが広く
用いられている。
【0007】また、インク吐出口の近傍に付着した増粘
インク等を除去するために、インク吐出口が並んだ面を
ゴムブレードで拭き取るワイパー動作も行われる。さら
に、所定時間毎に全てのインク吐出口からインクを吐出
してインクの乾燥を防止する予備吐出動作も行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したワ
イパー動作では、インク吐出口の近傍に付着した増粘イ
ンクを拭き取れないこともある。また、このワイパー動
作では、増粘インクをインク吐出口内に押し込んでしま
うこともある。このような現象の対策として、インク吸
引動作によって増粘インクを除去することもある。
【0009】しかし、短い時間のインク吸引動作では増
粘インクを容易には除去できないので、増粘インクを除
去するためにはインク吸引時間が長くなる。この場合、
多量のインクが吸引されて廃棄され、無駄になる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、インク吐出口
の近傍に付着した増粘インクを短時間のインク吸引動作
で除去でき、しかも、インク吸引動作の際に吸引される
インクの量が少なくて済むインクジェット方式画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の印字ヘッドは、インクが吐出するインク吐出
口と、このインク吐出口を一方の開口端とする液路と、
この液路の他方の開口端を介してこの液路に連通する液
室と、上記インク吐出口から所定のタイミングでインク
を吐出させるために上記液路を加熱するインク吐出用ヒ
ータとが形成された印字ヘッドにおいて、(1)上記液
路に貯まったインクを所定温度に暖める加熱手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】ここで、(2)上記の印字ヘッドは、上記
液路に貯まったインクの温度を検知するインク温度検知
手段を備え、(3)上記加熱手段は、上記インク温度検
知手段で検知された温度に基づいて制御されるものであ
ってもよい。
【0013】また、(4)上記加熱手段は、上記インク
吐出口の近傍に配置された第1ヒータと、上記液路の上
記他方の開口端の近傍に配置された第2ヒータとからな
るものであってもよい。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明の
インクジェット方式画像形成装置は、インクが吐出する
インク吐出口と、このインク吐出口を一方の開口端とす
る液路と、この液路の他方の開口端を介してこの液路に
連通する液室と、上記インク吐出口から所定のタイミン
グでインクを吐出させるために上記液路を加熱するイン
ク吐出用ヒータとが形成された印字ヘッドを所定の主走
査方向に走査させながら上記インク吐出口からインクを
吐出して記録媒体に画像を形成するインクジェット方式
画像形成装置において、(5)上記印字ヘッドは、上記
液路に貯まったインクを所定温度に暖める加熱手段を備
えたものであり、(6)上記インク吐出口からインクを
吸引してインク吐出状態を初期の吐出状態に回復させる
インク吸引動作を行うインク吸引手段と、(7)このイ
ンク吸引手段によって上記インク吸引動作を行うに先立
って、上記液路に貯まったインクを所定温度に暖めるよ
うに上記加熱手段を制御する制御手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0015】ここで、(8)上記のインクジェット方式
画像形成装置は、上記液路に貯まったインクの温度を検
知するインク温度検知手段を備え、(9)上記制御手段
は、上記インク温度検知手段で検知された温度に基づい
て上記加熱手段を制御するものであってもよい。
【0016】また、(10)上記のインクジェット方式
画像形成装置は、周囲の環境の温度を検知する環境温度
検知手段を備え、(11)上記制御手段は、この環境温
度検知手段で検知された温度に基づいて上記加熱手段を
制御するものであってもよい。
【0017】さらに、(12)上記のインクジェット方
式画像形成装置は、周囲の環境の湿度を検知する環境湿
度検知手段を備え、(13)上記加熱手段は、上記イン
ク吐出口の近傍に配置された第1ヒータと、上記液路の
上記他方の開口端の近傍に配置された第2ヒータとから
なるものであり、(14)上記制御手段は、この環境湿
度検知手段で検知された温度に基づいて上記第1ヒータ
及び上記第2ヒータを制御するものであってもよい。
【0018】さらにまた、(15)上記制御手段は、液
路に貯まったインクの乾燥特性に基づいて上記加熱手段
を制御するものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0020】図1及び図2を参照して、本発明の印字ヘ
ッドが使用されているプロッタ(本発明にいうインクジ
ェット方式画像形成装置の一例である)を説明する。
【0021】図1は、本発明の印字ヘッドが使用されて
いるプロッタの概略を示す斜視図である。図2は、図1
のプロッタの構成の一部を示すブロック図である。
【0022】プロッタ10は、矢印A方向に搬送される
記録紙12が載置されるプラテン14を備えている。こ
のプラテン14の上方には、プラテン14に対して平行
に2本のガイドシャフト16が掛け渡されている。この
ガイドシャフト16には、モータ(図示せず)とベルト
(図示せず)によって矢印B,C方向(矢印A方向に直
交する方向)に自在に往復動するキャリッジ18がスラ
イド軸受(図示せず)を介して取り付けられている。
【0023】キャリッジ18には、インクを吐出するイ
ンク吐出口(ノズルの出口であり、図示せず)を有する
印字ヘッド20が搭載されている。インク吐出口の前方
は、画像が形成される画像形成領域22であり、記録紙
12のうち、この画像形成領域22に位置する部分にイ
ンク吐出口からインクが吐出されて画像が形成される。
【0024】キャリッジ18の移動可能な範囲の片側
の、画像形成領域22から離れた位置には、ノズルから
インクを強制的に吸引し、印字ヘッド20に形成された
インク供給経路やノズルなどをクリーニングして印字ヘ
ッド20のインク吐出状態を初期の吐出状態にする回復
装置30が配置されている。また、回復装置30の近く
には、プロッタ10が設置された環境の温度を検知する
温度センサ32(本発明にいう環境温度検知手段の一例
である)が配置されている。また、この温度センサ32
の隣には、プロッタ10が設置された環境の湿度を検知
する湿度センサ34(本発明にいう環境湿度検知手段の
一例である)が配置されている。
【0025】記録紙12に画像を形成するに当っては、
プラテン14に記録紙12を載置し、この記録紙12
を、プラテン14に形成された開口部(図示せず)から
外周面の一部を露出した搬送ローラ24と、記録紙12
の両端部を上方から押えるピンチローラ26とによって
挟持し、モータ(図示せず)により搬送ローラ24を回
転させて搬送する。記録紙12の上方でキャリッジ18
を矢印B,C方向(主走査方向)に往復動させ、制御装
置28(本発明にいう制御手段の一例である)から印字
ヘッド20に送信された画像情報を担持する画像信号に
基づいてノズルからインクを吐出して、記録紙12のう
ち、画像形成領域22に位置する部分に画像を形成す
る。画像形成動作中、ノズルをクリーニングするために
ノズルからインクを吸引することが必要な状態になる
と、キャリッジ18を回復装置30の上方に移動させ
る。
【0026】上記した制御装置28は、周知のタイマ回
路や時計回路などから構成された時間制御部62、印字
ヘッド20のインク吐出を制御する印字制御部64、及
び回復装置30のインク吸引動作を制御する回復制御部
66などを備えている。
【0027】プロッタ10は、図2に示すように、上記
した時間制御部62、印字制御部64、回復制御部6
6、回復装置30などを備えている。この他に、プロッ
タ10は、印字ヘッド20からインクの吐出される回数
を演算するドット数カウント部68も備えている。記録
紙12の乾燥特性や印字のバンド間隔時間などを担持す
る用紙情報70は外部から入力され、印字制御部64に
送信される。一方、画像データ72はドット数カウント
部68に送信され、ここで画像のドット数が演算され
る。この演算結果は時間制御部62に送信され、さらに
回復制御部66に送信され、ここで回復装置30のイン
ク吸引動作のタイミングが決定される。
【0028】時間制御部62は、例えばクロックパルス
をカウントして経過時間を計測する計時カウンタとして
構成されており、上記したように、周知のタイマ回路や
時計回路などから構成されている。この時間制御部62
は、印字中のバンド間隔時間などを制御する。
【0029】また、印字制御部64は、プロッタ10の
基本的な動作を制御するものであり、外部から入力され
た信号の処理(外部入力処理)、この外部入力処理に基
づく記録(印字)のための信号処理、及び記録動作機構
(印字動作機構)の駆動処理などの制御を行う。印字ヘ
ッド20は、印字制御部64によって制御されて駆動
し、記録紙12にインクを吐出する。なお、回復装置3
0には、ワイパーブレード(図示せず)や負圧発生器
(図示せず)などが備えられている。
【0030】図3と図4を参照して、印字ヘッド20の
構造を説明する。
【0031】図3は、印字ヘッドを示す断面図である。
図4は、印字ヘッドの基板の概略を示す平面図である。
【0032】印字ヘッド20は、インクを収容する空間
が形成された液室(図示せず)と、この液室に収容され
たインクが供給されるヘッドチップ80とが一体化され
た構造である。ヘッドチップ80は、Si製の基板90
とガラス製の天板100とが接合された構造である。こ
の接合部には、インクが吐出する複数のインク吐出口1
02が、図3の紙面に直交する方向に並んで形成されて
いる。各インク吐出口102はそれぞれ液路(ノズル)
104を介して1つの共通の液室に連通している。従っ
て、液路104はインク吐出口102を一方の開口端と
している。また、液路104の他方の開口端には、液室
からインクが供給されるインク供給路106につながっ
ており、このインク供給路106は液室につながってい
る。このため、液室は、液路104の他方の開口端とイ
ンク供給路106を介してこの液路104に連通してい
ることとなる。なお、液室は、多量のインクが収容され
たインク収容部(図示せず)の空間にチューブを介して
つながっている。
【0033】印字ヘッド20では、複数の液路104が
並んで液路群(ノズル群)が構成されている。複数の液
路104は互いに壁部(図示せず)を介して隣接してお
り、この壁部は、例えば紫外線硬化樹脂などで形成され
ている。
【0034】基板90のうち、各液路104に面する上
面92の近傍にはそれぞれ、発熱素子(本発明にいうイ
ンク吐出用ヒータの一例である)94が周知の成膜技術
によって形成されており、図4に示すように、発熱素子
列96が形成されている。各液路104に形成された発
熱素子94を選択的に加熱することにより、加熱された
発熱素子94に対応する液路104のインク吐出口10
2からインクが吐出する。また、基板90の上面92に
は、それぞれの発熱素子94に個別に電力を供給するA
l等の配線(図示せず)が周知の成膜技術によって形成
されている。
【0035】上記した発熱素子列96の両端側には、液
路104に貯まったインクの温度を検知する温度センサ
97(本発明にいうインク温度検知手段の一例である)
が形成されている。また、発熱素子列96の両端側であ
ってこの発熱素子列96と温度センサ97との間にはそ
れぞれ第1ヒータ98が形成されている。この第1ヒー
タ98はインク吐出口102の近傍に配置されているこ
ととなり、液路104に貯まったインクを暖める。第1
ヒータ98から上方に距離L(ここでは8mm)だけ離
れた位置には、液路104に貯まったインクを暖める第
2ヒータ99が形成されている。この第2ヒータ99は
液路104の他方の開口端の近傍に配置されていること
となる。第1ヒータ98と第2ヒータ99は共に液路1
04のできるだけ近傍に配置されていることが望まし
い。
【0036】上記の第1ヒータ98と第2ヒータ99に
は、制御装置28からの信号に基づいて電極が供給され
る。第1ヒータ98及び第2ヒータ99に同時に電力を
供給できるし、また、第1ヒータ98または第2ヒータ
99にだけ電力を供給することもできる。制御装置28
は、温度センサ97、温度センサ32(図1参照)、湿
度センサ34で測定された値に基づいて、第1ヒータ9
8と第2ヒータ99に電力を供給するように制御する。
【0037】複数のインク吐出口102が形成されたイ
ンク吐出面108には、図3に示すように、増粘インク
110が形成されて付着していることがある。この増粘
インク110を除去するためのインク吸引について、図
5から図8までを参照して説明する。
【0038】図5は、温度センサで測定された環境温度
と液路のインクを暖める際の目標設定温度との関係を示
すグラフであり、図6は、温度センサで測定された環境
温度と第2ヒータの駆動時間との関係を示すグラフであ
る。図7は、湿度センサで測定された環境湿度と液路の
インクを暖める際の第1及び第2ヒータの目標設定温度
との関係を示すグラフであり、図8は、湿度センサで測
定された環境湿度と液路のインクを暖める際の第1及び
第2ヒータの目標設定温度との関係の他の例を示すグラ
フである。
【0039】温度センサ32(図1参照)で検知された
環境温度が、図5に示すように、15℃のときは、第1
ヒータ98(図3参照)に電力を供給せずに第2ヒータ
99だけに電力を供給して駆動させる。この理由は、湿
度センサ34で検知された環境湿度は20%であり、湿
度が低く、第1ヒータ98に電力を供給すると第1ヒー
タ98が増粘インク110(図3参照)をいっそう乾燥
させるおそれがあるからである。この場合、第2ヒータ
99の目標設定温度を40℃にする。
【0040】液路104に貯まったインクを第2ヒータ
99で暖めるタイミングは、インク吸引動作よりも以前
である。このようにインク吸引動作に先立って液路10
4内のインクを暖めることにより、暖められたインクの
流動性が増してこのインクが液路104から容易に吸引
される。しかも、暖められたインクがインク吐出口10
2の近傍の増粘インク110に接触してこの増粘インク
110を溶融する。このため、溶融した増粘インク11
0もインク吸引動作の際に液路104内のインクと共に
吸引される。この結果、増粘インク110がインク吐出
口102の近傍に付着していても短時間で増粘インクの
除去と共にインク吸引動作を終了させ、液路104から
吸引されるインクも少量で済む。
【0041】上記の例では、温度センサ32で検知され
た環境温度が15℃の場合を説明したが、この環境温度
が23℃の場合は第1ヒータ98及び第2ヒータ99
(図3参照)の2つに電力を供給して駆動する。この場
合、第1ヒータ98及び第2ヒータ99の目標設定温度
を35℃にする。なお、湿度センサ34で検知された環
境湿度は60%である。従って、湿度が高く、第1ヒー
タ98に電力を供給しても第1ヒータ98が増粘インク
110を乾燥させるおそれがない。この場合も上記と同
様の効果を得られる。
【0042】また、温度センサ32で検知された環境温
度が30℃以上であって、湿度センサ34で検知された
環境湿度が80%以上のときは、第1ヒータ98及び第
2ヒータ99を駆動させないこととした。この理由は、
環境温度が30℃以上のときは液路104内のインクは
十分な流動性をもち、また、環境湿度が80%以上のと
きは増粘インク110も粘度が低く吸引し易いからであ
る。従って、ここでは、環境温度が30℃で環境湿度が
80%を基準にして、これらの値を下回るような環境に
なったときにその値に応じて第1ヒータ及び第2ヒータ
の目標設定温度を決める。
【0043】また、高濃度の画像を形成した場合、印字
ヘッド20(図3参照)の温度は、上記の目標設定温度
よりも高温になっていることが多い。このため、このよ
うな場合は、第1ヒータ98も第2ヒータ99も駆動さ
せないこととした。
【0044】第1ヒータ98と第2ヒータ99を駆動さ
せる環境条件としては、湿度センサ34で検知された環
境湿度も基準にする。この場合、湿度センサ34で検知
された環境湿度が40%以上のときは、第1ヒータ98
だけを駆動させる。このように環境温度や環境湿度に基
づて第1ヒータ98及び第2ヒータ99の両方か一方だ
けを駆動させて液路104内のインクを暖めることによ
り、増粘インク110がインク吐出口102の近傍に付
着していても短時間で増粘インクの除去と共にインク吸
引動作を終了させ、液路104から吸引されるインクも
少量で済ませられる。
【0045】図6に示すインク吸引の例では、第1及び
第2ヒータに電力を供給する時間(駆動時間)を変化さ
せることによりこれらの温度が目標設定温度になるよう
にした。例えば、環境温度が15℃のときは第2ヒータ
99の駆動時間を8秒間とし、環境温度が23℃のとき
は第2ヒータ99の駆動時間を4秒間とし、環境温度が
30℃のときは第2ヒータ99の駆動時間を0秒間(電
力を供給しない)とした。また、このときの環境湿度は
20%であり、第1ヒータ98に電力を供給すると第1
ヒータ98が増粘インク110をいっそう乾燥させるお
それがあるので、第1ヒータ98には電力を供給しない
こととした。
【0046】上記のようにして、液路104に貯まった
インクを第2ヒータ99で暖めるタイミングは、インク
吸引動作よりも以前である。このようにインク吸引動作
に先立って、環境温度に応じて第2ヒータ99の駆動時
間を変更して液路104内のインクを暖めることによ
り、暖められたインクの流動性が短時間で増してこのイ
ンクが液路104から容易に吸引される。しかも、暖め
られたインクがインク吐出口102の近傍の増粘インク
110を溶融する。このため、溶融した増粘インク11
0もインク吸引動作の際に液路104内のインクと共に
吸引される。この結果、増粘インク110がインク吐出
口102の近傍に付着していても短時間で増粘インクの
除去と共にインク吸引動作を終了させ、液路104から
吸引されるインクも少量で済む。
【0047】図7と図8に示すインク吸引の例では、環
境湿度の変化に応じて第1ヒータと第2ヒータの目標設
定温度を変えた。
【0048】図7に示す例では、環境温度が15℃とす
る。この場合、環境湿度が20%のときは第1ヒータ9
8の目標設定温度を15℃とし、第2ヒータ99の目標
設定温度を40℃とした。また、環境湿度が40%のと
きは第1ヒータ98の目標設定温度を20℃とし、第2
ヒータ99の目標設定温度を40℃とした。また、環境
湿度が60%のときは第1ヒータ98の目標設定温度を
30℃とし、第2ヒータ99の目標設定温度を40℃と
した。また、環境湿度が80%のときは第1ヒータ98
及び第2ヒータ99の目標設定温度を共に40℃とし
た。
【0049】図8に示す例では、環境温度が23℃とす
る。この場合、環境湿度が20%のときは第1ヒータ9
8の目標設定温度を24℃とし、第2ヒータ99の目標
設定温度を35℃とした。また、環境湿度が40%のと
きは第1ヒータ98の目標設定温度を25℃とし、第2
ヒータ99の目標設定温度を35℃とした。また、環境
湿度が60%のときは第1ヒータ98の目標設定温度を
31℃とし、第2ヒータ99の目標設定温度を35℃と
した。また、環境湿度が80%のときは第1ヒータ98
及び第2ヒータ99の目標設定温度を共に35℃とし
た。
【0050】このように環境湿度と環境温度に応じて第
1ヒータ及び第2ヒータの目標設定温度を変えることに
より、増粘インクを乾燥させずに短時間で増粘インクの
除去と共にインク吸引動作を終了させ、液路104から
吸引されるインクを少量にできる。なお、インクの乾燥
特性に基づいて第1ヒータと第2ヒータの目標設定温度
を変更するように制御してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の印字ヘッド
によれば、液路に貯まったインクを加熱手段で暖めるこ
とによりこのインクの流動性が向上する。このため、イ
ンク吐出口からインクを強制的に吸引するインク吸引動
作に先立って加熱手段でインクを暖めておくことによ
り、インク吸引動作の際に液路から容易にインクが吸引
される。しかも、粘度の増した増粘インクがインク吐出
口の近傍に付着していても、暖まったインクが増粘イン
クを溶融する。従って、溶融した増粘インクもインク吸
引動作の際に確実に吸引される。この結果、インク吐出
口の近傍に付着した増粘インクを短時間のインク吸引動
作で除去でき、しかも、インク吸引動作の際に吸引され
るインクの量が少なくて済む。
【0052】ここで、上記の印字ヘッドが、上記液路に
貯まったインクの温度を検知するインク温度検知手段を
備え、上記加熱手段は、上記インク温度検知手段で検知
された温度に基づいて制御されるものである場合は、イ
ンク温度検知手段で検知された温度に基づいて加熱手段
が制御され、加熱手段で暖められるインクの温度が調節
される。これにより、液路に貯まったインクの温度を高
過ぎたり低過ぎたりせずに適音にできる。この結果、い
っそう短時間でインク吸引動作が終了し、しかも、液路
から吸引されるインクをいっそう少量にできる。
【0053】また、上記加熱手段は、上記インク吐出口
の近傍に配置された第1ヒータと、上記液路の上記他方
の開口端の近傍に配置された第2ヒータとからなるもの
である場合は、第1ヒータと第2ヒータでインクを効率
良く暖められるので、液路に貯まったインクを少ない数
のヒータで効率よく暖められることとなる。
【0054】また、以上説明したように本発明のインク
ジェット方式画像形成装置によれば、インク吸引動作に
先立って制御手段で加熱手段を制御して、液路に貯まっ
たインクを加熱手段で暖めることによりこのインクの流
動性が向上する。このため、インク吸引動作の際に液路
から容易にインクが吸引される。しかも、粘度の増した
増粘インクがインク吐出口の近傍に付着していても、暖
まったインクが増粘インクを溶融するので、溶融した増
粘インクもインク吸引動作の際に確実に吸引される。こ
の結果、増粘インクがインク吐出口の近傍に付着してい
ても、短時間でインク吸引動作が終了し、しかも、液路
から吸引されるインクは少量で済む。
【0055】ここで、上記のインクジェット方式画像形
成装置が、上記液路に貯まったインクの温度を検知する
インク温度検知手段を備え、上記制御手段は、上記イン
ク温度検知手段で検知された温度に基づいて上記加熱手
段を制御するものである場合は、インク温度検知手段で
検知された温度に基づいて加熱手段が制御され、このた
め、加熱手段で暖められるインクの温度が調節される。
これにより、液路に貯まったインクの温度を高過ぎたり
低過ぎたりせずに適切な温度にできる。この結果、いっ
そう短時間でインク吸引動作が終了し、しかも、液路か
ら吸引されるインクをいっそう少量にできる。
【0056】また、上記のインクジェット方式画像形成
装置が、周囲の環境の温度を検知する環境温度検知手段
を備え、上記制御手段は、この環境温度検知手段で検知
された温度に基づいて上記加熱手段を制御するものであ
る場合は、液路に貯まったインクの温度を周囲の温度に
基づいて調節できるので、液路に貯まったインクが増粘
インクを溶融させ易い温度になるように調節できる。こ
の結果、さらにいっそう短時間でインク吸引動作が終了
し、しかも、液路から吸引されるインクをさらに少量に
できる。
【0057】さらに、上記のインクジェット方式画像形
成装置が、周囲の環境の湿度を検知する環境湿度検知手
段を備え、上記加熱手段は、上記インク吐出口の近傍に
配置された第1ヒータと、上記液路の上記他方の開口端
の近傍に配置された第2ヒータとからなるものであり、
上記制御手段は、この環境湿度検知手段で検知された温
度に基づいて上記第1ヒータ及び上記第2ヒータを制御
するものである場合は、環境湿度検知手段で検知された
湿度が低いときに第1ヒータでインクを暖めると、イン
ク吐出口の近傍に付着している増粘インクがさらに乾燥
し易くなる。このような場合は、インク吸引動作に先立
って第2ヒータだけでインクを暖めると、増粘インクを
乾燥させずにこの増粘インクを溶融させ易くなる。この
結果、周囲の環境の湿度が低くても、短時間でインク吸
引動作が終了し、しかも、液路から吸引されるインクを
少量にできる。
【0058】さらにまた、上記制御手段は、液路に貯ま
ったインクの乾燥特性に基づいて上記加熱手段を制御す
るものである場合は、インクが乾燥しやすいときは、加
熱手段でインクを暖める際の温度を低めにしてインクを
乾燥しにくくし、一方、インクが乾燥しにくいときは、
加熱手段でインクを暖める際の温度を高めにしてインク
を流動し易くする。このように調節することにより、短
時間でインク吸引動作が終了し、しかも、液路から吸引
されるインクを少量にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字ヘッドが使用されているプロッタ
の概略を示す斜視図である。
【図2】図1のプロッタの構成の一部を示すブロック図
である。
【図3】本発明の印字ヘッドの一実施形態を示す断面図
である。
【図4】図3の印字ヘッドの基板の概略を示す平面図で
ある。
【図5】温度センサで測定された環境温度と液路のイン
クを暖める際の目標設定温度との関係を示すグラフであ
る。
【図6】温度センサで測定された環境温度と第2ヒータ
の駆動時間との関係を示すグラフである。
【図7】湿度センサで測定された環境湿度と液路のイン
クを暖める際の第1及び第2ヒータの目標設定温度との
関係を示すグラフである。
【図8】湿度センサで測定された環境湿度と液路のイン
クを暖める際の第1及び第2ヒータの目標設定温度との
関係の他の例を示すグラフである。
【符号の説明】
10 プロッタ 20 印字ヘッド 28 制御装置 30 回復装置 32 温度センサ 34 湿度センサ 97 温度センサ 98 第1ヒータ 99 第2ヒータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出するインク吐出口と、該イ
    ンク吐出口を一方の開口端とする液路と、該液路の他方
    の開口端を介して該液路に連通する液室と、前記インク
    吐出口から所定のタイミングでインクを吐出させるため
    に前記液路を加熱するインク吐出用ヒータとが形成され
    た印字ヘッドにおいて、 前記液路に貯まったインクを所定温度に暖める加熱手段
    を備えたことを特徴とする印字ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記液路に貯まったインクの温度を検知
    するインク温度検知手段を備え、 前記加熱手段は、 前記インク温度検知手段で検知された温度に基づいて制
    御されるものであることを特徴とする請求項1に記載の
    印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段は、 前記インク吐出口の近傍に配置された第1ヒータと、前
    記液路の前記他方の開口端の近傍に配置された第2ヒー
    タとからなるものであることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の印字ヘッド。
  4. 【請求項4】 インクが吐出するインク吐出口と、該イ
    ンク吐出口を一方の開口端とする液路と、該液路の他方
    の開口端を介して該液路に連通する液室と、前記インク
    吐出口から所定のタイミングでインクを吐出させるため
    に前記液路を加熱するインク吐出用ヒータとが形成され
    た印字ヘッドを所定の主走査方向に走査させながら前記
    インク吐出口からインクを吐出して記録媒体に画像を形
    成するインクジェット方式画像形成装置において、 前記印字ヘッドは、前記液路に貯まったインクを所定温
    度に暖める加熱手段を備えたものであり、 前記インク吐出口からインクを吸引してインク吐出状態
    を初期の吐出状態に回復させるインク吸引動作を行うイ
    ンク吸引手段と、 該インク吸引手段によって前記インク吸引動作を行うに
    先立って、前記液路に貯まったインクを所定温度に暖め
    るように前記加熱手段を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記液路に貯まったインクの温度を検知
    するインク温度検知手段を備え、 前記制御手段は、前記インク温度検知手段で検知された
    温度に基づいて前記加熱手段を制御するものであること
    を特徴とする請求項4に記載のインクジェット方式画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 周囲の環境の温度を検知する環境温度検
    知手段を備え、 前記制御手段は、該環境温度検知手段で検知された温度
    に基づいて前記加熱手段を制御するものであることを特
    徴とする請求項4又は5に記載のインクジェット方式画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 周囲の環境の湿度を検知する環境湿度検
    知手段を備え、 前記加熱手段は、前記インク吐出口の近傍に配置された
    第1ヒータと、前記液路の前記他方の開口端の近傍に配
    置された第2ヒータとからなるものであり、 前記制御手段は、該環境湿度検知手段で検知された温度
    に基づいて前記第1ヒータ及び前記第2ヒータを制御す
    るものであることを特徴とする請求項4,5又は6に記
    載のインクジェット方式画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、液路に貯まったインク
    の乾燥特性に基づいて前記加熱手段を制御するものであ
    ることを特徴とする請求項4から7までのうちのいずれ
    か一項に記載のインクジェット方式画像形成装置。
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