JP2001113422A - 金属ガスケット密封方式フランジのボルト締め装置 - Google Patents
金属ガスケット密封方式フランジのボルト締め装置Info
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- JP2001113422A JP2001113422A JP32864399A JP32864399A JP2001113422A JP 2001113422 A JP2001113422 A JP 2001113422A JP 32864399 A JP32864399 A JP 32864399A JP 32864399 A JP32864399 A JP 32864399A JP 2001113422 A JP2001113422 A JP 2001113422A
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- Japan
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- gear
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- rotor
- gears
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Abstract
(57)【要約】
〔課 題〕 この発明は，駆動モーターの回転力を歯車
に伝達し，その回転力でボルトを締める装置に関するも
のである。 〔解決手段〕 枠１の後端に駆動モーター２を固着し，
枠３の後端を駆動モータ２のモーター軸４で自由回転支
持し，枠１と枠３に，各々複数個の回転子５を等間隔で
設け，そして，回転子５の上部に，摩擦板６を設け，そ
の上に歯車７を設け，更にその上に調整ねじ８を設け，
回転子５の下端にソケット９を設ける。また，伝導歯車
１０は枠１と枠３に自由回転支持し，隣合った歯車７と
歯車７に噛み合わせる。そして，枠１の後端側に設けて
ある回転子５の歯車７と枠３の後端側に設けてある回転
子５の歯車７を，モーター軸４に固着した駆動歯車１１
に噛み合わせ，駆動モーター２を駆動し，モーター軸４
を回転させる
に伝達し，その回転力でボルトを締める装置に関するも
のである。 〔解決手段〕 枠１の後端に駆動モーター２を固着し，
枠３の後端を駆動モータ２のモーター軸４で自由回転支
持し，枠１と枠３に，各々複数個の回転子５を等間隔で
設け，そして，回転子５の上部に，摩擦板６を設け，そ
の上に歯車７を設け，更にその上に調整ねじ８を設け，
回転子５の下端にソケット９を設ける。また，伝導歯車
１０は枠１と枠３に自由回転支持し，隣合った歯車７と
歯車７に噛み合わせる。そして，枠１の後端側に設けて
ある回転子５の歯車７と枠３の後端側に設けてある回転
子５の歯車７を，モーター軸４に固着した駆動歯車１１
に噛み合わせ，駆動モーター２を駆動し，モーター軸４
を回転させる
Description
【０００１】〔発明の属する技術分野〕この発明は，駆
動モーターの回転力を歯車に伝達し，その回転力でボル
トを締める装置に関するものである。
動モーターの回転力を歯車に伝達し，その回転力でボル
トを締める装置に関するものである。
【０００２】〔従来の技術〕従来の金属ガスケット密封
方式フランジのボルト締め作業は，スパナ或いは，トル
クレンチを用いて複数本のボルトを順次締めていた。し
たがって，ボルト締めつけ完了まで，かなりの労力と時
間をついやしていた。また，複数本のボルト全数の締め
つけ完了までの間，出来るかぎり同様の締めつけ力で各
々のボルトを順次，少しずつ締めていくことが，密封性
能を保つ上から重要であるが，このことは，非常に面倒
であり，苦労も多かった。これは，ボルト締め作業従事
者にとって，極めて煩わしいことであった。
方式フランジのボルト締め作業は，スパナ或いは，トル
クレンチを用いて複数本のボルトを順次締めていた。し
たがって，ボルト締めつけ完了まで，かなりの労力と時
間をついやしていた。また，複数本のボルト全数の締め
つけ完了までの間，出来るかぎり同様の締めつけ力で各
々のボルトを順次，少しずつ締めていくことが，密封性
能を保つ上から重要であるが，このことは，非常に面倒
であり，苦労も多かった。これは，ボルト締め作業従事
者にとって，極めて煩わしいことであった。
【０００３】〔発明が解決しょうとする課題〕したがっ
て，各メーカーとも，この金属ガスケット密封方式フラ
ンジのボルト締め装置を，莫大な研究費と試作費及び時
間をついやして研究したが，解決しなかった。本発明
は，こうした使用者の強い要望にこたえるために発明さ
れたのである。
て，各メーカーとも，この金属ガスケット密封方式フラ
ンジのボルト締め装置を，莫大な研究費と試作費及び時
間をついやして研究したが，解決しなかった。本発明
は，こうした使用者の強い要望にこたえるために発明さ
れたのである。
【０００４】〔課題を解決するための手段〕いま，その
構成を説明すると， （イ）枠１の後端に，駆動モーター２を固着し，枠３の
後端を，駆動モータ２のモーター軸４で自由回転支持す
る。 （ロ）枠１と枠３に，各々複数個の回転子５を等間隔で
設ける。 （ハ）回転子５の上部に，摩擦板６を設け，その上に歯
車７を設け，更にその上に調整ねじ８を設ける。また，
回転子５の下端にソケット９を設ける。 （ニ）伝導歯車１０は，枠１と枠３に，それぞれ自由回
転支持し，隣合った歯車７と歯車７に噛み合わせる。 （ホ）枠１の後端側に設けてある回転子５の歯車７と，
枠３の後端側に設けてある回転子５の歯車７を，モータ
ー軸４に固着した駆動歯車１１に噛み合わせる。 （ヘ）駆動モーター２を駆動し，モーター軸４を回転さ
せる。以上のように装置する。
構成を説明すると， （イ）枠１の後端に，駆動モーター２を固着し，枠３の
後端を，駆動モータ２のモーター軸４で自由回転支持す
る。 （ロ）枠１と枠３に，各々複数個の回転子５を等間隔で
設ける。 （ハ）回転子５の上部に，摩擦板６を設け，その上に歯
車７を設け，更にその上に調整ねじ８を設ける。また，
回転子５の下端にソケット９を設ける。 （ニ）伝導歯車１０は，枠１と枠３に，それぞれ自由回
転支持し，隣合った歯車７と歯車７に噛み合わせる。 （ホ）枠１の後端側に設けてある回転子５の歯車７と，
枠３の後端側に設けてある回転子５の歯車７を，モータ
ー軸４に固着した駆動歯車１１に噛み合わせる。 （ヘ）駆動モーター２を駆動し，モーター軸４を回転さ
せる。以上のように装置する。
【０００５】〔発明の実施の形態〕本発明の実施の形態
を述べると，枠１に駆動モーター２を固着し，枠３の後
端をモーター軸４で自由回転支持し，枠１と枠３の先端
側が開閉できるようにすると共に，枠１と枠３に対して
複数の回転子５を，自由回転できるようにして等間隔で
設ける。その回転子５に，自由回転できるようにした摩
擦板６を設け，その上側に自由回転できるようにした歯
車７を設け，更にその上側に，調整ねじ８を設け，調整
ねじ８の締め加減で，回転子５と摩擦板６と歯車車７の
摩擦力を 変えられるようにしておき，適当な摩擦力に
設定しておく。また，回転子５の下部にはソケット９を
設けておく。次に，枠１の各々の回転子５に設けてある
歯車７と歯車７を，枠１に自由回転支持した伝導歯車１
０で連結し，枠３の各々の回転子５に設けてある歯車７
と歯車７を，枠３に自由回転支持した伝導歯車１０で連
結する。そして，モーター軸４に駆動歯車１１を固着し
て，駆動歯車１１に枠１の後端側の歯車７と，枠３の後
端側の歯車７を噛み合わせて，駆動モーター２のモータ
ー軸４を駆動すれば，駆動歯車１１から枠１の歯車７及
び，枠３の歯車７から各々の伝導歯車１０を介して順
次，枠１の先端側の歯車７及び，枠３の先端側の歯車７
まで回転力が伝達され，その回転力は，摩擦板６の摩擦
力で回転子５に伝達され，ソケット９でボルト１２を回
転させてフランジ１３とフランジ１４を締めつけ，金属
ガスケット１５を密着させて密封することができるので
あるこのとき，事前に設定しておいた適当な摩擦力を越
える回転力，即ち，必要以上のボルト締めつけ回転力が
発生した当該回転子５の摩擦板６に滑りが発生するの
で，当該回転子５は回転しなくなるが，歯車７と伝導歯
車１０は回転して順次，他の回転子４に回転力を伝達す
るのである。また，枠３の後端のみをモーター軸４で自
由回転支持しているため，これを支点軸として，枠１と
枠３の先端側を開閉することができるので，配管１６が
フランジ１３及びフランジ１４に併設されているとき
は，枠１と枠３の先端側を一旦開いて配管１６を挟み入
れる形態にして，ボルト締めが行えるのである。よっ
て，事前に，それぞれの回転子５とそれぞれの歯車７の
摩擦力をほぼ同一に設定しておけば，複数本のボルト１
２がほぼ均一な締めつけ力で締めることができると共
に，配管１６がフランジ１３及びフランジ１４に併設さ
れていても，ボルト１２の締めつけが容易にできるので
ある。
を述べると，枠１に駆動モーター２を固着し，枠３の後
端をモーター軸４で自由回転支持し，枠１と枠３の先端
側が開閉できるようにすると共に，枠１と枠３に対して
複数の回転子５を，自由回転できるようにして等間隔で
設ける。その回転子５に，自由回転できるようにした摩
擦板６を設け，その上側に自由回転できるようにした歯
車７を設け，更にその上側に，調整ねじ８を設け，調整
ねじ８の締め加減で，回転子５と摩擦板６と歯車車７の
摩擦力を 変えられるようにしておき，適当な摩擦力に
設定しておく。また，回転子５の下部にはソケット９を
設けておく。次に，枠１の各々の回転子５に設けてある
歯車７と歯車７を，枠１に自由回転支持した伝導歯車１
０で連結し，枠３の各々の回転子５に設けてある歯車７
と歯車７を，枠３に自由回転支持した伝導歯車１０で連
結する。そして，モーター軸４に駆動歯車１１を固着し
て，駆動歯車１１に枠１の後端側の歯車７と，枠３の後
端側の歯車７を噛み合わせて，駆動モーター２のモータ
ー軸４を駆動すれば，駆動歯車１１から枠１の歯車７及
び，枠３の歯車７から各々の伝導歯車１０を介して順
次，枠１の先端側の歯車７及び，枠３の先端側の歯車７
まで回転力が伝達され，その回転力は，摩擦板６の摩擦
力で回転子５に伝達され，ソケット９でボルト１２を回
転させてフランジ１３とフランジ１４を締めつけ，金属
ガスケット１５を密着させて密封することができるので
あるこのとき，事前に設定しておいた適当な摩擦力を越
える回転力，即ち，必要以上のボルト締めつけ回転力が
発生した当該回転子５の摩擦板６に滑りが発生するの
で，当該回転子５は回転しなくなるが，歯車７と伝導歯
車１０は回転して順次，他の回転子４に回転力を伝達す
るのである。また，枠３の後端のみをモーター軸４で自
由回転支持しているため，これを支点軸として，枠１と
枠３の先端側を開閉することができるので，配管１６が
フランジ１３及びフランジ１４に併設されているとき
は，枠１と枠３の先端側を一旦開いて配管１６を挟み入
れる形態にして，ボルト締めが行えるのである。よっ
て，事前に，それぞれの回転子５とそれぞれの歯車７の
摩擦力をほぼ同一に設定しておけば，複数本のボルト１
２がほぼ均一な締めつけ力で締めることができると共
に，配管１６がフランジ１３及びフランジ１４に併設さ
れていても，ボルト１２の締めつけが容易にできるので
ある。
【０００６】〔発明の効果〕だから，労力を必要とせ
ず，僅かの時間で，複数本のボルト１４を同時に均一な
締めつけ力で締めることができるので，密封性能を保つ
ことが容易にでき，作業従事者にとっての煩わしさもな
くなる。
ず，僅かの時間で，複数本のボルト１４を同時に均一な
締めつけ力で締めることができるので，密封性能を保つ
ことが容易にでき，作業従事者にとっての煩わしさもな
くなる。
【図１】本発明の一部を破断した上面図
【図２】本発明の図１に示すＡ−Ｂ−Ｃ−Ｄ−Ｅ−Ｆ縦
断側面図
断側面図
【図３】本発明の使用状態を示す縦断側面図
１は枠 ２は駆動モーター ３は枠 ４はモーター軸 ５は回転子 ６は摩擦板 ７は歯車 ８は調整ねじ ９はソケット １０は伝導歯車 １１は駆動歯車 １２はボルト １３はフランジ １４はフランジ １５は金属ガスケット １６は配管
Claims (1)
- 【請求項１】（イ）枠１の後端に駆動モーター２を固着
し，枠３の後端をモーター軸４で自由回転支持する。 （ロ）枠１と枠３に，回転子５を各々複数個設ける。 （ハ）回転子５の上部に，摩擦板６と歯車７と調整ねじ
８を設け，回転子５の下部にソケット９を設ける。 （ニ）伝導歯車１０を，隣合った歯車７と歯車７に噛み
合わせる。 （ホ）枠１の後端側の歯車７と，枠２の後端側の歯車７
を，駆動歯車１１に噛み合わせる。 以上の如く構成された，金属ガスケット密封方式フラン
ジのボルト締め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32864399A JP2001113422A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 金属ガスケット密封方式フランジのボルト締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32864399A JP2001113422A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 金属ガスケット密封方式フランジのボルト締め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001113422A true JP2001113422A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=18212569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32864399A Pending JP2001113422A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 金属ガスケット密封方式フランジのボルト締め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001113422A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102463550A (zh) * | 2010-11-11 | 2012-05-23 | 天津市七星精密机械有限公司 | 管道法兰螺栓紧固工具 |
| JP2013000871A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Toyota Motor Corp | 多軸仮締め工具 |
| CN104875011A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-09-02 | 天津七一二通信广播有限公司 | 一种批量组装螺钉、弹垫、平垫的工装及使用方法 |
| CN109404375A (zh) * | 2018-10-20 | 2019-03-01 | 广东龙腾机电股份有限公司 | 一种快速锁紧法兰盘的装置 |
| CN109538582A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 储国亲 | 一种便于精密机械零部件安装的法兰 |
| CN113124106A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-16 | 常熟理工学院 | 一种适用于管道法兰结构的螺栓对角同步拧紧装置 |
| CN113714763A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-30 | 昆山市珍和模具五金机械有限公司 | 一种环保型金属制路由器壳体生产装置 |
-
1999
- 1999-10-14 JP JP32864399A patent/JP2001113422A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102463550A (zh) * | 2010-11-11 | 2012-05-23 | 天津市七星精密机械有限公司 | 管道法兰螺栓紧固工具 |
| JP2013000871A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Toyota Motor Corp | 多軸仮締め工具 |
| US9498859B2 (en) | 2011-06-21 | 2016-11-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Multi-axis temporary tightening tool |
| CN104875011A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-09-02 | 天津七一二通信广播有限公司 | 一种批量组装螺钉、弹垫、平垫的工装及使用方法 |
| CN109404375A (zh) * | 2018-10-20 | 2019-03-01 | 广东龙腾机电股份有限公司 | 一种快速锁紧法兰盘的装置 |
| CN109538582A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 储国亲 | 一种便于精密机械零部件安装的法兰 |
| CN113124106A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-16 | 常熟理工学院 | 一种适用于管道法兰结构的螺栓对角同步拧紧装置 |
| CN113714763A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-30 | 昆山市珍和模具五金机械有限公司 | 一种环保型金属制路由器壳体生产装置 |
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