JP2001112144A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001112144A
JP2001112144A JP28180999A JP28180999A JP2001112144A JP 2001112144 A JP2001112144 A JP 2001112144A JP 28180999 A JP28180999 A JP 28180999A JP 28180999 A JP28180999 A JP 28180999A JP 2001112144 A JP2001112144 A JP 2001112144A
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JP
Japan
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insulating coating
bus bars
connection box
bus
junction box
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JP28180999A
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English (en)
Inventor
Akihiko Chiriku
明彦 千里久
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱の回路密度を高めて小型化を図
る。 【解決手段】 複数のバスバー12を導体として薄型化
を図る。また、各バスバー12間の間隔を間隔Dとした
エリアCにおける絶縁性を、図中真中のバスバー12外
面におけるエリアC内に位置する部位に、絶縁コーティ
ング13を施すことにより確保し、回路密度を高めて小
型化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線板上に導体と
して複数のバスバーを備えた電気接続箱に関し、詳しく
は電気接続箱の回路密度を高めつつ、小型化及び薄型化
を図るための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3を参照すると、従来、特開
平8−228419号公報には、電気接続箱20とし
て、アッパー及びロアケース21,22により形成され
る内部空間23に、導体としての絶縁被覆付電線24
を、絶縁板25の両面に上下2層に位相させてそれぞれ
配設し、各電線24に複数の圧接端子26をそれぞれ電
気的に接続したものがある。
【0003】各圧接端子26はそれぞれ、導電性板材か
らなり、長手方向(図中上下方向)一端部に、略U字形
状の電線圧接部26aを形成されるとともに、長手方向
他端部には、入出力端子部26bを形成される。
【0004】各圧接端子26の電線圧接部26aはそれ
ぞれ、アッパー及びロアケース21,22の圧接端子取
付部(図示しない)に、圧入により固定される。各電線
圧接部26aはそれぞれ、電線24を圧入されており、
圧入に伴って電線24の絶縁被覆を裂いて芯線と電気的
に接続される。
【0005】また各圧接端子26の入出力端子部26b
はそれぞれ、直接又は絶縁板25の貫通孔27を介し
て、アッパー及びロアケース21,22の端子孔28に
嵌挿されており、アッパー及びロアケース21,22の
各コネクタ収容部29内に突出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気接
続箱20では、絶縁板25の両面に導体としての絶縁被
覆付電線24を配設することにより、比較的コンパクト
であるにもかかわらず、複雑な回路構成に対応すること
ができる。
【0007】また、各電線24に圧接された各圧接端子
26の入出力端子部26bをそれぞれ、アッパー及びロ
アケース21,22の各コネクタ収容部29内に突出さ
せることにより、アッパー及びロアケース21,22の
上下両面でコネクタ接続を行うことができる。
【0008】しかし、各圧接端子26がそれぞれ、アッ
パー及びロアケース21,22の厚み方向(図中上下方
向)に配置されるため、電気接続箱20の厚み方向寸法
E(図中上下方向寸法)が大きくなるという問題があっ
た。
【0009】このような問題を解消するために、上述の
ような圧接端子及び電線を用いずに、複数のバスバーを
導体として用いることにより、電気接続箱の薄肉化及び
小型化を図ることができる。
【0010】しかし、複数のバスバー間には電蝕を防止
するための所定の間隙が必要であり、この間隙を維持し
たまま電気接続箱を小型化することは困難であるので、
回路密度を高めることができない。特に、屈曲や湾曲し
た複数のバスバーが密集した領域でも、バスバー間に所
定の間隙が必要であるので、電気接続箱を小型化して回
路密度を高めることができない。
【0011】本発明は、複数のバスバーの間隔を、絶縁
性を確保しつつ小さくしても回路密度を高めることがで
き、これにより小型化を図ることができる電気接続箱を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、配
線板上に導体として複数のバスバーを備えた電気接続箱
において、前記バスバーのうち、少なくとも一部のバス
バーの少なくとも一部に、絶縁コーティングを施したこ
とを特徴とする電気接続箱により達成される。
【0013】前記絶縁コーティングは、例えば絶縁性塗
料を塗布することにより施される。また、前記絶縁コー
ティングは、例えば絶縁性樹脂パウダーを加熱溶着する
ことにより施される。また、前記絶縁コーティングは、
例えば前記バスバーを絶縁性塗布液中へ浸漬した後に乾
燥させることにより施される。本発明において、バスバ
ーに絶縁コーティングが施される部分は、バスバー間に
おいて電蝕が発生する恐れのある狭隘間隙の部分であ
る。
【0014】
【作用】本発明に係る電気接続箱においては、複数のバ
スバーのうち、少なくとも一部のバスバーの少なくとも
一部には、絶縁コーティングが施されているので、各バ
スバーの間隔を、絶縁性を確保しつつ小さくすることが
でき、電気接続箱の小型化を図りながらも回路密度を高
められる。特に、屈曲や湾曲したバスバーが密集した領
域であっても、小さな間隙で絶縁性を確保できるので、
電気接続箱の小型化を図りながらも回路密度を高められ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態により、本発明
を説明する。図1は、本発明の一実施形態である電気接
続箱の要部を示す斜視図である。この図において、電気
接続箱10は、図示しないカバーに囲まれた内部空間
に、配線板11を備えるとともに、配線板11上に導体
として複数(図1では3個)のバスバー12を備える。
【0016】各バスバー12はそれぞれ、通電電流に見
合った幅方向寸法Aを有する。各バスバー12間には、
絶縁性を確保するため、所定の間隔Bが付与される。図
1中二点鎖線で囲まれた、バスバー12の屈曲部が密集
したエリアCでは、パターン形成面積が小さくなる。こ
のため、各バスバー12間の間隔を前記間隔Bよりも小
さい間隔Dとして、各バスバー12の幅方向寸法Aを確
保している。
【0017】また、図1中真中のバスバー12外面にお
けるエリアC内に位置する部位(図1中、ハッチングを
施した部位)には、絶縁コーティング13が施される。
これにより、各バスバー12間の間隔を間隔Dとしたエ
リアCにおける絶縁性を確保している。
【0018】絶縁コーティング13は、バスバー12に
絶縁性塗料を塗布することによって行うことが好まし
い。また、絶縁コーティング13は、バスバー12に絶
縁性樹脂パウダーを接着後に加熱溶着することが好まし
い。また、絶縁コーティング13は、絶縁性塗布液中に
バスバー12を浸漬した後に乾燥するディップフォーミ
ングによって行うことが好ましい。また絶縁コーティン
グ13は、図1中真中のバスバー12外面におけるエリ
アC内に位置する部位のみでなく、バスバー12外面全
体に施してもよい。
【0019】また、図1中真中のバスバー12に絶縁コ
ーティングを施さずに、両側のバスバー12の少なくと
も一部に絶縁コーティング13を施してもよい。要する
に、バスバー12の、電蝕を発生する恐れのある狭隘間
隔を形成する部分に絶縁コーティング13が施されてい
ればよい。
【0020】以上のように上記実施形態によれば、複数
のバスバー12を導体とすることにより、複雑な回路構
成に対応することができるものでありながら、絶縁被覆
電線24及び圧接端子26を用いた図2及び図3に示す
従来の電気接続箱20に比較して、大幅な薄型化を図る
ことができる。
【0021】また、各バスバー12間の間隔を間隔Dと
したエリアCにおける絶縁性を、図1中真中のバスバー
12外面におけるエリアC内に位置する部位に、絶縁コ
ーティング13を施すことにより確保した。したがっ
て、各バスバー12の間隔Bを、絶縁性を確保しつつ間
隔Dまで小さくすることができ、回路密度を大幅に高め
ることができる。これにより、図2及び図3に示す従来
の電気接続箱20に比較して、複雑な回路構成に対応す
ることができるものでありながら、大幅な小型化を図る
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のバ
スバーのうち、少なくとも一部のバスバーの少なくとも
一部に、絶縁コーティングを施したので、各バスバーの
間隔を、絶縁性を確保しつつ小さくすることができ、電
気接続箱の小型化を図りながらも回路密度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電気接続箱の要部を
示す斜視図である。
【図2】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図3】図2の電気接続箱の組み立て状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11 配線板 12 バスバー 13 絶縁コーティング A バスバーの幅方向寸法 B バスバーの間隔 C エリア D エリアCにおけるバスバーの間隔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線板上に導体として複数のバスバーを
    備えた電気接続箱において、 前記バスバーのうち、少なくとも一部のバスバーの少な
    くとも一部に、絶縁コーティングを施したことを特徴と
    する電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記絶縁コーティングは、絶縁性塗料を
    塗布することにより施されることを特徴とする請求項1
    記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記絶縁コーティングは、絶縁性樹脂パ
    ウダーを加熱溶着することにより施されることを特徴と
    する請求項1記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記絶縁コーティングは、前記バスバー
    を絶縁性塗布液中へ浸漬した後に乾燥させることにより
    施されることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
JP28180999A 1999-10-01 1999-10-01 電気接続箱 Pending JP2001112144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100567755B1 (ko) 2005-08-30 2006-04-05 청진산전 주식회사 디핑법에 의한 지중저압 분전함용 부스바 절연방법

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KR100567755B1 (ko) 2005-08-30 2006-04-05 청진산전 주식회사 디핑법에 의한 지중저압 분전함용 부스바 절연방법

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Effective date: 20060324