JP2001112060A - 通信端末および通信方法 - Google Patents

通信端末および通信方法

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JP2001112060A
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恒道 塩澤
Kiyoshi Oguri
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス制御装置間での転送頻度を削減し
て、サービス制御装置での処理負荷を削減するとともに
その処理応答時間を短縮することを可能とする通信シス
テムにおける通信端末および通信方法を提供する。 【解決手段】 通信端末100に自端末情報を格納する
サービス制御装置や通信事業者の識別情報を格納するサ
ービス制御装置情報格納部103を設ける。位置変更検
出部102は通信機能部101から通知された通信制御
装置の識別番号が登録してある識別情報と異なる場合に
は、登録してある通信制御装置の識別情報を更新すると
ともに、サービス制御装置の自端末情報の変更を要求す
る位置登録要求を通信機能部101に送る。通信機能部
101は通信制御装置に対し位置登録要求を行い、その
際、通信制御装置がサービス制御装置を特定できるよう
に前記格納しているサービス制御装置の識別情報を併せ
て通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末が通信の
ために使用する通信制御装置が変化した際に必要となる
サービス制御装置に格納されている通信端末情報の変更
や通信端末情報を利用して通信を行う通信システムにお
ける端末装置および通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信システムの構成を示す図1を用い
て、従来の通信端末情報を利用した通信方法および通信
端末情報の変更である位置登録方法について説明する。
【0003】図1において、1〜5は通信端末またはそ
の利用者、11〜14は通信制御装置、21および22
はサービス制御装置である。11〜14の各通信制御装
置は有線または無線で接続されている通信端末と他の通
信制御装置に接続されている通信端末との間で通信を可
能とする交換機能を有する。21および22のサービス
制御装置は図2に示すディレクトリ情報と図3(a)お
よび図3(b)に示す通信端末情報をそれぞれ格納して
いる。
【0004】まず、図1に示すような通信システムにお
いて、例えば利用者3が通信端末3から利用者1の通信
端末1に通信を行う場合の通信方法について説明する。
【0005】利用者3が通信端末3から通信端末1の端
末番号を入力すると通信制御装置12は通信端末1が接
続されている通信制御装置を特定するため、サービス制
御装置21または22に問い合わせを行う。サービス制
御装置22に問い合わせを行うと、サービス制御装置2
2は通信端末1の端末番号をキーとして図2に示すディ
レクトリ情報を検索し、通信端末1の情報を格納してい
るサービス制御装置を特定する。この場合、通信端末1
の情報を格納しているサービス制御装置はサービス制御
装置21であるため、通信制御装置12からの問い合わ
せをサービス制御装置21に転送する。サービス制御装
置21は通信端末1の端末番号をキーとしてディレクト
リ情報を検索し、自装置内に通信端末1の端末情報が格
納されていることを確認すると、端末番号をキーとして
図3(a)に示す端末情報を検索して通信端末1が接続
されている通信制御装置11の情報を得、これを通信制
御装置12に通知する。通信制御装置12は通信制御装
置11に対して通信端末1との通信を要求し、通信端末
1が通信可能な状態にあれば予め定められた手順にした
がって通信を行う。このような方法で通信を実現するこ
とによって、移動通信端末に限らず、サービス制御装置
のデータを変更することによって、固定電話の接続も任
意に変更することが可能となる。
【0006】次に、図1に示す通信端末1が移動し、他
の通信端末と通信を行うために接続する通信制御装置が
通信制御装置11から通信制御装置14に変化した場合
の位置登録方法を説明する。
【0007】通信端末1が移動すると通信制御装置14
は通信端末1が接続されている通信制御装置を変更する
ため、サービス制御装置21または22に変更通知を行
う。サービス制御装置22に問い合わせを行うと、サー
ビス制御装置22は通信端末1の端末番号をキーとして
図2に示すディレクトリ情報を検索し、通信端末1の情
報を格納しているサービス制御装置を特定する。この場
合、通信端末1の情報を格納しているサービス制御装置
はサービス制御装置21であるため、通信制御装置12
からの変更通知をサービス制御装置21に転送する。サ
ービス制御装置21は通信端末1の端末番号をキーとし
てディレクトリ情報を検索し、自装置内に通信端末1の
端末情報が格納されていることを確認すると、端末番号
をキーとして図3(a)に示す端末情報を検索して端末
情報を通信制御装置11から通信制御装置14に変更す
る。
【0008】以上のようにして移動する通信端末との接
続や位置登録が行われる。このようにサービス制御製置
内にディレクトリ情報を持つことで通信端末の端末情報
が何れのサービス制御装置に格納されているかを隠蔽す
ることが可能となり、サービス制御装置内での情報の分
割方法や障害発生時のサービス制御ノードの切り替え等
の影響を通信制御装置が受けずにすむというメリットが
ある。
【0009】この例ではサービス制御装置の数が2であ
るが、実際のネットワークにおいてはサービス制御装置
の数は数十になるので、通信制御装置が位置登録の際に
最初に問い合わせるサービス制御装置から他のサービス
制御装置に変更要求が転送される確率が増大することに
なる。
【0010】他方、ネットワークに存在するサービス制
御装置の特定を番号の特定桁までを参照することによっ
て行うという方法もあるが、1996年に電気通信審議
会答申「接続の基本的ルールのあり方について」の中で
述べられている番号ポータビリティの要求(参考:「国
内長距離系電話サービス」、NTT技術ジャーナル19
99.8、p20−21)からは実現困難になってきて
いる。番号ポータビリティとは、通信事業者を変更した
場合でも契約者はその番号を変えることなく他の通信事
業者の提供する通信サービスを受けることができるとい
うものである。このようなことを実現するためには、端
末番号の全ての桁から何れの通信業者のどのサービス制
御装置であるかを特定する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のサービス制
御装置を有する通信システムにおける通信方法では、サ
ービス制御装置の数が数十にもなるので、通信制御装置
が位置登録の際に最初に問い合わせるサービス制御装置
から他のサービス制御装置に変更要求が転送される確率
が増大し、また番号ポータビリティを実現するために
は、固定電話を含む全ての電話の接続時にサービス制御
装置を参照し、通信事業者を選択したり、接続先の通信
制御装置の情報を得ることが必要となる。このため、サ
ービス制御装置間での転送頻度が増大し、サービス制御
装置での処理負荷が増大し、接続のための処理応答時間
が長くなるという欠点があった。
【0012】本発明は、これらの欠点を除去するために
なされたものであり、サービス制御装置間での転送頻度
を削減して、サービス制御装置での処理負荷を削減する
とともに位置登録や接続のための処理応答時間を短縮す
ることを可能とする通信システムにおける通信端末およ
び通信方法を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による上述の課題
を解決するための一手段は、交換機能を有する1台以上
の通信制御装置を有し、各通信制御装置には複数の通信
端末が接続され、前記通信制御装置は前記通信端末同士
が通信を行うための端末情報を格納している複数台のサ
ービス制御装置と接続されており、ある通信端末から他
の通信端末への接続要求が前記通信制御装置に発せられ
た場合に当該通信制御装置は前記複数のサービス制御装
置の一つに問い合わせを行い、その結果当該他の通信端
末の端末情報を格納しているサービス制御装置から当該
他の端末情報を受信し、当該他の端末情報から前記他の
通信端末を接続している通信制御装置を特定して当該通
信端末同士を接続する通信システムにおける通信端末で
あって、自通信端末の端末情報を格納するサービス制御
装置の識別番号を格納する手段と、通信端末の移動によ
って他の通信端末と通信を行う際に使用される自通信端
末が接続される通信制御装置が変更されたことを検出
し、該検出した場合には前記端末情報を格納しているサ
ービス制御装置への該端末情報の変更要求を前記格納す
る手段に格納してあるサービス制御装置の識別番号とと
もに前記通信制御装置に通知する手段とを有することを
特徴とする通信端末である。
【0014】あるいは、交換機能を有する1台以上の通
信制御装置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末
が接続され、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通
信を行うための端末情報を格納している複数台のサービ
ス制御装置と接続されており、ある通信端末から他の通
信端末への接続要求が前記通信制御装置に発せられた場
合に当該通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の
一つに問い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の
端末情報を格納しているサービス制御装置から当該他の
端末情報を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信
端末を接続している通信制御装置を特定して当該通信端
末同士を接続する通信システムにおける通信端末であっ
て、通信相手先の通信端末番号と該相手先の通信端末の
端末情報を格納しているサービス制御装置の識別番号と
の組を格納する手段と、通信を行う際に相手先の通信端
末番号が格納されている場合には該相手先の通信端末番
号とそれと組になっているサービス制御装置を特定また
は限定するための識別番号とを通信制御装置に通知する
手段とを有することを特徴とする通信端末である。
【0015】あるいは、交換機能を有する1台以上の通
信制御装置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末
が接続され、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通
信を行うための端末情報を格納している複数台のサービ
ス制御装置と接続されており、ある通信端末から他の通
信端末への接続要求が前記通信制御装置に発せられた場
合に当該通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の
一つに問い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の
端末情報を格納しているサービス制御装置から当該他の
端末情報を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信
端末を接続している通信制御装置を特定して当該通信端
末同士を接続する通信システムにおける通信方法であっ
て、自通信端末の端末情報を格納するサービス制御装置
の識別番号を自通信端末に格納し、通信端末の移動によ
って他の通信端末と通信を行う際に使用される自通信端
末が接続される通信制御装置が変更されたことを検出
し、前記変更を検出した場合には前記自通信端末に格納
してあるサービス制御装置の識別番号とともに自通信端
末の端末情報の変更要求を前記通信制御装置に通知し、
前記通知を受けた通信制御装置は前記識別番号により特
定または限定されるサービス制御装置に対し当該通信端
末の端末情報の更新を要求することを特徴とする通信方
法である。
【0016】あるいは、交換機能を有する1台以上の通
信制御装置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末
が接続され、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通
信を行うための端末情報を格納している複数台のサービ
ス制御装置と接続されており、ある通信端末から他の通
信端末への接続要求が前記通信制御装置に発せられた場
合に当該通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の
一つに問い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の
端末情報を格納しているサービス制御装置から当該他の
端末情報を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信
端末を接続している通信制御装置を特定して当該通信端
末同士を接続する通信システムにおける通信方法であっ
て、通信相手先の通信端末番号と該相手先通信端末の端
末情報を格納しているサービス制御装置の識別番号との
組を通信端末に格納し、通信を行う際に相手先の通信端
末番号が格納されている場合には該相手先の通信端末番
号とそれと組になっているサービス制御装置の識別番号
とを通信制御装置に通知し、前記通信制御装置は前記識
別番号により前記相手先通信端末の端末情報が格納され
ているサービス制御装置を特定または限定することを特
徴とする通信方法である。
【0017】本発明では、通信端末にサービス制御装置
や通信事業者を識別するための情報を記憶可能とし、位
置登録の際には当該通信端末の端末情報が格納されてい
るサービス制御装置を識別する情報を併せて通知するこ
とで、位置登録のための変更要求の転送頻度を削減して
サービス制御装置での処理負荷を削減するとともに位置
登録のための処理応答時間を短縮することを可能とす
る。また、接続の際には、過去に記憶した通信を行った
通信相手の端末番号とサービス制御装置を識別する情報
との組から通信相手先の端末情報が格納されているサー
ビス制御装置を識別する情報を通信相手の端末番号と併
せて通知することで、サービス制御装置間での転送頻度
を削減して、サービス制御装置での処理負荷を削減する
とともに接続のための処理応答時間を短縮することを可
能とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態例を説明するた
めの通信システムの構成図であり、図2は、図1の各サ
ービス制御装置が格納しているディレクトリ情報であ
り、図3(a)および図3(b)はそれぞれサービス制
御装置21および22に格納されている端末情報であ
る。
【0020】図4は、本発明の第1の実施形態例による
通信端末の位置登録のための構成例であり、100は本
通信端末であり、101は通信制御装置を介して他の通
信端末と通信を行うための通信機能部であり、102は
位置変更検出部であり、現在登録されている通信制御装
置の識別番号と通信機能部101から通知される最も通
信に適した(電波の強い)通信制御装置の番号との比較
を行う。103は、通信機能部101から通知されたサ
ービス制御装置を識別する番号を格納するサービス制御
装置情報格納部である。
【0021】図5は、本実施形態例による通信端末の接
続のための構成例であり、200は本通信端末であり、
201は通信制御装置を介して他の通信端末と通信を行
うための通信機能部であり、202は過去に通信を行っ
た通信先の端末番号とその端末の端末情報を格納してい
るサービス制御装置の1組以上の組を格納するサービス
制御装置履歴情報格納部である。
【0022】図4に示す通信端末100を使用した場合
の位置登録方法について説明する。通信端末100は、
通信機能部101で最も通信に適した通信制御装置の識
別番号を受信すると位置変更検出部102に通知する。
位置変更検出部102は現在登録されている通信制御装
置の識別番号と通信機能部101から通知された通信制
御装置の識別番号とを比較し、これが一致しない場合に
は通信端末の位置が変更されたと判断して位置登録を行
うように通信機能部101に通知する。通信機能部10
1は自通信端末を識別するための端末番号とともにサー
ビス制御装置情報格納部103に格納されているサービ
ス制御装置を識別する番号を位置登録要求として通信制
御装置に通知する。通信制御装置はサービス制御装置を
識別する番号を用いて位置登録を要求するサービス制御
装置を選択する。
【0023】図1において、例えば通信端末1の端末情
報が格納されているサービス制御装置はサービス制御装
置21であることから、通信端末1が通信制御装置14
と接続する地域に移動した場合、通信制御装置14から
の位置登録の要求はサービス制御装置21に対して行わ
れる。
【0024】また、通信端末の故障や電池切れ等によっ
て通信端末に格納されているサービス制御装置を識別す
る番号が失われている場合や、サービス制御装置間での
情報の分割に変更が発生し、通信端末に格納されている
サービス制御装置を識別する番号と実際に端末情報を格
納しているサービス制御装置の番号との間に矛盾が発生
した場合には従来と同様にサービス制御装置間で位置登
録要求の転送を行う。この場合、通信制御装置は要求が
転送されたか否かを応答元のサービス制御装置の識別番
号等から判定し、ネットワークから得られたサービス制
御装置を識別する番号を通信端末のサービス制御装置情
報格納部103に格納するように通信端末に指示する。
【0025】以上説明したように通信端末を構成するこ
とによって、サービス制御装置の識別情報を端末に格納
することが可能となり、上記のように位置登録する通信
方法によって、通信端末が移動した際の位置登録の要求
を通信端末の端末情報を格納しているサービス制御装置
に直接行うことが可能となるので、端末の障害や端末情
報の分割(収容方法の変更)等のまれな場合を除げばサ
ービス制御装置間での要求の転送が不要となり、サービ
ス制御装置の処理負荷を削減するとともに位置登録のた
めの処理時間を大幅に短縮することも可能となる。
【0026】次に、図5に示す通信端末200を使用し
た場合の接続処理方法について説明する。通信機能部2
01に対して利用者が入力した通信先の端末番号はサー
ビス制御装置履歴情報格納部202に通知される。サー
ビス制御装置履歴情報格納部202は入力された端末番
号が登録されていれば端末番号と組で格納されているサ
ービス制御装置を識別する番号を通信機能部201に通
知する。通信機能部201は通信先の端末番号をととも
にサービス制御装置を識別する番号を接続要求として通
信制御装置に通知する。通信制御装置はサービス制御装
置を識別する番号を用いて接続を要求するサービス制御
装置を選択する。
【0027】サービス制御装置履歴情報格納部202に
入力された端末番号が登録されていなければ、登録され
ていない旨を通信機能部201に通知する。この場合、
通信制御装置は従来の方法によってサービス制御装置を
選択し、サービス制御装置間で接続要求が転送されるこ
とで接続が行われる。
【0028】位置登録の場合と同様に、通信端末の故障
や電池切れ等によって通信端末に格納されているサービ
ス制御装置を識別する番号が失われている場合や、サー
ビス制御装置間での情報の分割に変更が発生し、通信端
末に格納されているサービス制御装置を識別する番号と
実際に端末情報を格納しているサービス制御装置の番号
との間に矛盾が発生した場合、さらに初めて接続する端
末番号である場合には従来と同様にサービス制御装置間
で接続要求の転送を行う。この場合、通信制御装置は要
求が転送されたか否かを応答元のサービス制御装置の識
別番号等から判定し、ネットワークから得られたサービ
ス制御装置を識別する番号を端末番号と組にして通信端
末のサービス制御装置履歴情報格納部202に格納する
ように通信端末に指示する。
【0029】以上説明したように通信端末を構成するこ
とによって、サービス制御装置の識別情報を端末に格納
することが可能となり、上記のように接続処理する通信
方法によって、接続の要求を通信相手先端末の端末情報
を格納しているサービス制御装置に直接行うことが可能
となるので、過去に接続した通信端末に対する通信に関
して、端末の障害や端末情報の分割(収容方法の変更)
等のまれな場合を除けばサービス制御装置間での要求の
転送が不要となり、サービス制御装置の処理負荷を削減
するとともに、接続のための処理時間を大幅に短縮する
ことも可能となる。
【0030】なお、上述の図4による位置登録処理の通
信方法と、図5による接続処理の通信方法とは組み合わ
せて使用することも可能である。この場合、通信端末
は、図4および図5のそれぞれの構成部を有する。
【0031】また、番号ポータビリティ等によって端末
番号からはサービスを提供する通信事業者が特定できな
い場合には、通信事業者を特定する情報をサービス制御
装置の識別番号に含めておくことによって、通信端末か
ら通信制御装置に送られる識別番号によって通信事業者
を特定可能となり、その通信事業者のサービスを提供す
るサービス制御装置に接続する時間を短縮することが可
能となる。
【0032】また、上記の実施形態例では、通信端末に
格納されるサービス制御装置の識別番号によって制御装
置の区別のみを行っているが、サービス制御装置が複数
の構成装置や複数のデータベースから構成されている場
合であっても、本発明で述べている方法によってサービ
ス制御装置内部の構成装置やデータベースを特定可能で
あり、従来の問題を解決することが可能である。
【0033】また、通信端末に格納されるサービス制御
装置の識別番号を1回以上変換してサービス制御装置の
識別に使用する実施形態例もある。この方法を用いるこ
とによって端末に格納する識別番号の桁数とネットワー
ク内で使用するサービス制御装置の識別番号とを独立に
割り当てることが可能となり、より柔軟にサービス制御
装置の識別番号の割り当てが可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明を用いることにより、通信端末の
位置登録や接続を行う際のサービス制御装置の特定を通
信端末に格納されている情報により行うことが可能とな
る。このように通信端末にサービス制御ノードの識別情
報を格納することによってサービス制御ノードの負荷を
削減するとともに処理応答時間を短縮することが可能で
ある。上記効果に加えて、番号ポータビリティ等によっ
て端末番号からはサービスを提供する通信事業者が特定
できない場合、通信事業者を特定する情報をサービス制
御ノードの識別番号に含めておくことによって通信事業
者を特定してサービスを提供する装置に接続する時間を
短縮することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例および従来の技術を説明す
るための通信システムの構成例を示す図である。
【図2】上記通信システムのサービス制御装置に格納さ
れているディレクトリ情報の例を示す図である。
【図3】(a),(b)は、上記通信システムのサービ
ス制御装置に格納されている端末情報の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の位置登録を行うための通信端末の一実
施形態例を示す構成図である。
【図5】本発明の接続処理を行うための通信端末の一実
施形態例を示す構成図である。
【符号の説明】
1〜5…通信端末またはその利用者 11〜14…通信制御装置 21,22…サービス制御装置 100…通信端末 101…通信機能部 102…位置変更検出部 103…サービス制御装置情報格納部 200…通信端末 201…通信機能部 202…サービス制御装置履歴情報格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 7/06 H04Q 3/545 5K065 H04Q 3/545 3/76 5K067 3/76 7/04 D (72)発明者 永見 康一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA04 GA25 HA01 KA05 KA06 KB04 KB06 KC59 5K024 AA00 AA11 BB00 CC11 DD01 DD05 GG00 GG01 GG03 GG05 GG10 5K026 AA07 BB00 EE09 FF26 FF27 GG12 GG28 LL01 LL07 5K036 AA07 DD03 DD11 DD21 DD32 DD41 DD46 EE01 EE11 KK09 5K051 AA03 CC07 DD01 DD15 EE01 FF01 FF16 GG01 HH01 HH03 HH12 HH15 HH17 HH18 JJ04 KK01 KK06 5K065 AA12 CA17 DA20 DA23 DA42 EA04 EA06 EA09 5K067 AA15 DD17 DD19 EE02 EE10 EE16 HH23 JJ51 JJ64

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機能を有する1台以上の通信制御装
    置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末が接続さ
    れ、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通信を行う
    ための端末情報を格納している複数台のサービス制御装
    置と接続されており、ある通信端末から他の通信端末へ
    の接続要求が前記通信制御装置に発せられた場合に当該
    通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の一つに問
    い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の端末情報
    を格納しているサービス制御装置から当該他の端末情報
    を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信端末を接
    続している通信制御装置を特定して当該通信端末同士を
    接続する通信システムにおける通信端末であって、 自通信端末の端末情報を格納するサービス制御装置の識
    別番号を格納する手段と、 通信端末の移動によって他の通信端末と通信を行う際に
    使用される自通信端末が接続される通信制御装置が変更
    されたことを検出し、該検出した場合には前記端末情報
    を格納しているサービス制御装置への該端末情報の変更
    要求を前記格納する手段に格納してあるサービス制御装
    置の識別番号とともに前記通信制御装置に通知する手段
    とを有することを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】 交換機能を有する1台以上の通信制御装
    置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末が接続さ
    れ、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通信を行う
    ための端末情報を格納している複数台のサービス制御装
    置と接続されており、ある通信端末から他の通信端末へ
    の接続要求が前記通信制御装置に発せられた場合に当該
    通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の一つに問
    い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の端末情報
    を格納しているサービス制御装置から当該他の端末情報
    を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信端末を接
    続している通信制御装置を特定して当該通信端末同士を
    接続する通信システムにおける通信端末であって、 通信相手先の通信端末番号と該相手先の通信端末の端末
    情報を格納しているサービス制御装置の識別番号との組
    を格納する手段と、 通信を行う際に相手先の通信端末番号が格納されている
    場合には該相手先の通信端末番号とそれと組になってい
    るサービス制御装置を特定または限定するための識別番
    号とを通信制御装置に通知する手段とを有することを特
    徴とする通信端末。
  3. 【請求項3】 交換機能を有する1台以上の通信制御装
    置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末が接続さ
    れ、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通信を行う
    ための端末情報を格納している複数台のサービス制御装
    置と接続されており、ある通信端末から他の通信端末へ
    の接続要求が前記通信制御装置に発せられた場合に当該
    通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の一つに問
    い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の端末情報
    を格納しているサービス制御装置から当該他の端末情報
    を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信端末を接
    続している通信制御装置を特定して当該通信端末同士を
    接続する通信システムにおける通信方法であって、 自通信端末の端末情報を格納するサービス制御装置の識
    別番号を自通信端末に格納し、 通信端末の移動によって他の通信端末と通信を行う際に
    使用される自通信端末が接続される通信制御装置が変更
    されたことを検出し、 前記変更を検出した場合には前記格納してあるサービス
    制御装置の識別番号とともに自通信端末の端末情報の変
    更要求を前記通信制御装置に通知し、 前記通知を受けた通信制御装置は前記識別番号により特
    定または限定されるサービス制御装置に対し当該通信端
    末の端末情報の更新を要求することを特徴とする通信方
    法。
  4. 【請求項4】 交換機能を有する1台以上の通信制御装
    置を有し、各通信制御装置には複数の通信端末が接続さ
    れ、前記通信制御装置は前記通信端末同士が通信を行う
    ための端末情報を格納している複数台のサービス制御装
    置と接続されており、ある通信端末から他の通信端末へ
    の接続要求が前記通信制御装置に発せられた場合に当該
    通信制御装置は前記複数のサービス制御装置の一つに問
    い合わせを行い、その結果当該他の通信端末の端末情報
    を格納しているサービス制御装置から当該他の端末情報
    を受信し、当該他の端末情報から前記他の通信端末を接
    続している通信制御装置を特定して当該通信端末同士を
    接続する通信システムにおける通信方法であって、 通信相手先の通信端末番号と該相手先通信端末の端末情
    報を格納しているサービス制御装置の識別番号との組を
    通信端末に格納し、 通信を行う際に相手先の通信端末番号が格納されている
    場合には該相手先の通信端末番号とそれと組になってい
    るサービス制御装置の識別番号とを通信制御装置に通知
    し、 前記通信制御装置は前記識別番号により前記相手先通信
    端末の端末情報が格納されているサービス制御装置を特
    定または限定することを特徴とする通信方法。
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