JP2001109311A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JP2001109311A
JP2001109311A JP28454399A JP28454399A JP2001109311A JP 2001109311 A JP2001109311 A JP 2001109311A JP 28454399 A JP28454399 A JP 28454399A JP 28454399 A JP28454399 A JP 28454399A JP 2001109311 A JP2001109311 A JP 2001109311A
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JP
Japan
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roller
fixing device
heating roller
pressure
paper
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JP28454399A
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English (en)
Inventor
Keiji Kamio
恵司 神尾
Katsumi Kumada
克己 熊田
Tsutomu Hiraoka
平岡  力
Katsuyoshi Onose
勝義 小野瀬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱ローラの温度を正確に検出することができ
る温風の流れを形成する。 【解決手段】加熱ローラ13を清掃するクリーニングロ
ーラ27のクリーニングケース28の上側に突設した把
持リブ28aに通風穴28bを設けることにより、加熱
ローラにより加熱された温風を円滑に流して温度センサ
203に接触させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録装置
に係り、特に定着装置におけるクリーニング装置および
温度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置は、表面を一様に帯電
した感光体を記録画像で露光して静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像剤で現像してトナー像とし、このトナ
ー像を記録用紙に転写した後に該記録用紙に定着して機
外に排紙する構成である。
【0003】一般的には、感光体としては、感光ベルト
や感光ドラムを使用している。この感光体は、定速回転
するように駆動することにより、帯電器に対向した位置
で表面を一様に帯電し、一様に帯電した表面を露光装置
に対向させて光像またはレーザビームを照射することに
より該表面に静電潜像を形成し、静電潜像が形成された
表面を現像器に対向させることにより該静電潜像を現像
剤で現像してトナー像にする。
【0004】カラー像を記録する電子写真記録装置で
は、露光による静電潜像は、イエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラックに分けて形成し、現像器はこれらの静電潜
像を対応する色のトナーで現像する。各色のトナー像
は、中間転写体(中間転写ドラム)に重ねるように転写
することによりカラートナー像を完成する。
【0005】トナー像を転写する記録用紙は、用紙カセ
ットから引き出してレジストローラに当接して待機さ
せ、完成したトナー像の搬送タイミングに同期させて繰
り出して転写器の位置で中間転写体の表面に接触させる
ことにより該中間転写体から記録用紙に転写する。
【0006】記録用紙に対するトナー像の定着は、加熱
ローラ(ヒートローラ)と加圧ローラ(バックアップロ
ーラ)を使用する熱定着装置によって行う。加熱ローラ
と加圧ローラは、圧接して圧接部(ニップ)を形成した
状態で回転させ、トナー像を転写した記録用紙を両ロー
ラの間(ニツプ)に挟み込むようにして通過させること
によりトナーを溶融して記録用紙に定着する。
【0007】トナー像を定着した記録用紙は、排紙ロー
ラを通して機外に排紙し、または裏面に記録するために
記録用紙反転経路に引き込む。記録用紙反転経路では、
記録用紙の搬送方向を反転(後端が先端となるようにす
る)させると共にその先端を再び前記転写器の位置に搬
送することにより該記録用紙の裏面を中間転写体の表面
に接触させてトナー像の転写を行う。そして、裏面にト
ナー像を転写した記録用紙は、再び定着装置を通して裏
面のトナー像を記録用紙に定着した後に排紙ローラを通
して機外に排紙する。
【0008】記録用紙としては、一般的には普通紙が使
用されるが、時には、透明な合成樹脂製のOHP用シー
トが使用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような電子写真記
録装置において、定着装置の性能を高めるためには、加
熱ローラの温度を所定値の正確に維持し、また、加熱ロ
ーラの表面は清潔であることが必要であ、更に、定着装
置の温度が所定値を越えたときにはヒータへの給電を遮
断して危険な過熱状態になるのを防止することが必要で
ある。
【0010】加熱ローラの温度は、この加熱ローラに近
接して非接触状態に設置した温度センサによって検出す
る。
【0011】そして、加熱ローラの表面を清潔に維持す
るための該表面の清掃は、この加熱ローラに当接するよ
うに並設したクリーニングローラによって行うようにし
ている。また、加圧ローラの表面を清潔に維持するため
の該表面の清掃は、この加圧ローラに当接するように並
設したクリーニングパッドによって行うようにしてい
る。
【0012】また、定着装置の過熱の防止は、ヒータと
直列に接続した温度ヒューズを溶断させることによって
行うようにしている。
【0013】非接触式の温度センサにより加熱ローラの
温度を正確に測定するためには加熱ローラで加熱された
温風が円滑に流れて該温度センサに触れることが必要で
ある。しかしながら、加熱ローラに並設したクリーニン
グローラ機構がこの温風の円滑な流れを阻害する。
【0014】また、加圧ローラに当接したクリーニング
パッドが該加圧ローラの表面を円滑に摺擦するために
は、潤滑剤が必要である。この潤滑剤は、通常は、加熱
ローラの表面に塗布した離型オイルが加圧ローラの表面
に廻り込んでその機能を果たしているが、この離型オイ
ルの廻り込みが不足して加圧ローラの表面の潤滑が不足
すると、クリーニングパッドの摺擦が断続的になって騒
音が発生する。
【0015】また、定着装置の過熱を防止する温度ヒュ
ーズは、合成樹脂の支持体に埋め込んだ金属のインサー
トねじにねじ止めして固定しているが、支持体とインサ
ートねじの熱膨張係数の差により支持体とインサートね
じのインサート結合が緩んで温度ヒューズの固定が不安
定になる問題がある。
【0016】本発明の1つの目的は、加熱ローラにより
加熱された温風を円滑に流して温度センサに接触させる
ことにより前記加熱ローラの温度を正確に検出して該加
熱ローラの温度を正確に制御することができる電子写真
記録装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、加圧ローラの潤滑が
不足したときの騒音の発生を抑制することにある。
【0018】本発明の他の目的は、支持体に対する温度
ヒューズの取り付けを安定化することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナー像が転
写された記録用紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加
圧ローラの間を通過させて定着する定着装置を備え、ク
リーニングケースに回転自在に取り付けてユニット化し
たクリーニングローラを前記加熱ローラに接触するよう
に着脱可能に設置した電子写真記録装置において、前記
クリーニングケースは、上側に突設した把持リブに通風
穴を設けた。
【0020】そして、前記定着装置は、加熱ローラに近
接して設置した非接触式の温度センサを備え、前記加熱
ローラに加熱され、前記温度センサに触れた空気を冷却
ファンによって引くことにより前記クリーニングケース
の把持リブに設けた通風穴を通して流れるようにした。
【0021】また、本発明は、トナー像が転写された記
録用紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加圧ローラの
間を通過させて定着する定着装置を備え、背板によって
裏打ちしたクリーニングパッドを板ばねによって前記加
圧ローラに圧接するように設置した電子写真記録装置に
おいて、前記背板に錘を取り付けてクリーニングパッド
の振動に対して共振周波数をずらして騒音の発生を防止
するようにした。
【0022】また、本発明は、トナー像が転写された記
録用紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加圧ローラの
間を通過させて定着する定着装置を備え、この定着装置
の過熱を防止するために過熱ローラのヒータへの給電回
路に直列接続した温度ヒューズを設置した電子写真記録
装置において、支持体に、接続端子板を差し込む溝と、
この接続端子板に温度ヒューズの端子を止める止めねじ
の突出した先端部を収容する逃げ穴を形成し、前記溝に
差し込んだ接続端子板のねじ穴に止めねじを螺着して端
子を固着したときに該ねじ穴を貫通して突出した止めね
じの先端部を前記逃げ穴に嵌入することにより、接続端
子板を支持体に対して抜け止めするようにした。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態で
ある両面記録式のカラー電子写真記録装置の基本構成を
示す縦断側面図である。このカラー電子写真記録装置
は、縦長の軌道を定速度で回動するように感光ベルト1
を設置し、この回動軌道の周囲に配置した帯電器2によ
って一様に帯電し、露光装置3によって露光して各色に
対応する静電潜像を形成する。
【0024】露光装置3は、レーザビーム方式の露光装
置では、記録データに従ってレーザダイオードの発光を
点滅制御し、発光したレーザビームを回転ミラーによっ
て偏向することにより感光ベルト1の表面を該感光ベル
ト1の回動方向に対して直角方向に繰り返し走査するよ
うに露光する。
【0025】感光ベルト1の表面に形成した静電潜像
は、この静電潜像に相応する現像装置4の現像器4C
(シアン),4M(マゼンタ),4Y(イエロー),4
K(ブラック)を前進させて現像ローラに担持した現像
剤を感光ベルト1に作用させて現像することにより、感
光ベルト1の表面に各色のトナー像を形成する。
【0026】この各色のトナー像は、この感光ベルト1
と接触して同期して従動回転する中間転写ドラム5に順
次に重ねるように繰り返し転写することにより、この中
間転写ドラム5の表面にカラーのトナー像を完成する。
【0027】記録用紙6は、用紙カセット7に収容して
保持し、その1枚を給紙ローラ8によって抽出してレジ
ストローラ9に送り出す。レジストローラ9は、この記
録用紙6の先端を受け止めて待機させ、中間転写ドラム
5の表面に形成されたカラートナー像の回転タイミング
と同期させて繰り出し、転写器10によって中間転写ド
ラム5の表面に押圧する。転写器10は、中間転写ドラ
ム5にカラートナー像を形成する過程では後退して待機
し、転写時に前進して記録用紙6を中間転写ドラム5の
表面に押圧すると共にその背面から転写バイアス電界を
与えることにより該中間転写ドラム5の表面のカラート
ナー像を記録用紙6に転写する。
【0028】カラートナー像を転写した記録用紙6は、
転写器10を過ぎた部位において中間転写ドラム5から
剥離して定着装置11に送り込む。
【0029】定着装置11は、記録用紙6を所定の部位
に向けて受け入れる定着ガイド12と、圧接してニツプ
を形成した状態で回転する加熱ローラ13と加圧ローラ
14を備え、送り込まれた記録用紙6を加熱ローラ13
と加圧ローラ14の間に挟み込んで回転することにより
トナー像を加熱および加圧することにより溶融して記録
用紙6に定着し、排紙搬送路15に送り出す。加熱ロー
ラ13はヒータを内蔵し、加圧ローラ14には、必要に
応じて、ヒータを内蔵する。
【0030】冷却ファン16は、定着装置11内および
その周囲の加熱された空気を機外に排出するように換気
する。
【0031】排紙搬送路15は、用紙搬送先を機体上面
の排紙トレー17または記録用紙反転機構部18に切り
換える分岐部に切換レバー19を備える。排紙トレー1
7への排紙搬送路15aは、その終端部に排紙ローラ2
0を備え、記録用紙反転機構部18への排紙搬送路15
bは、その終端部を記録用紙反転機構部18の反転搬送
路21の入口に向けて開口する。
【0032】排紙搬送路15には、定着装置11と切換
レバー19の間に該排紙搬送路15を通過する記録用紙
6を検出する第1の紙通過センサ22を備え、排紙ロー
ラ20の直後には排紙トレー17上に蓄積した記録済み
記録用紙6の蓄積量上限を検出する排紙トレー満杯セン
サ23を備え、反転搬送路21には該反転搬送路21を
通過する記録用紙6を検出する第2の紙通過センサ24
を備える。第1の紙通過センサ22は、できる限り定着
装置11に近い位置に設置し、排紙トレー満杯センサ2
3は排紙ローラ20を通過して排紙トレー17上に落下
する記録用紙6にも応動するように設置する。
【0033】記録用紙反転機構部18は、更に、多数の
搬送ローラ25と搬送ガイド26を備え、反転した記録
用紙6をレジストローラ9に向けて送り出す。
【0034】図2は、この電子写真記録装置の記録用紙
反転機構部18を除いた本体部分の具体的な構成を示す
分解斜視図である。この電子写真記録装置の本体部分
は、機枠本体110に現像器着脱カバー111と排紙カ
バー112を設け、図示するように、排紙カバー112
を開くことにより前記感光ベルト1を内蔵した感光ベル
トユニット120と定着装置11を着脱可能にし、現像
器着脱カバー111を開くことにより現像器4C〜4K
を着脱可能にしている。
【0035】なお、39は、潤滑オイルタンクである。
【0036】図3は、この電子写真記録装置の制御系の
ブロック図である。マイクロコンピュータを使用して構
成した制御装置201は、予め設定された制御プログラ
ムに従って、ホスト300からの記録指示および記録デ
ータを受信して電子写真記録制御を実行する。
【0037】制御装置201は、入出力回路202を介
して温度センサ203,第1の紙通過センサ22,排紙
トレー満杯センサ23および第2の紙通過センサ24か
らの検出信号を入力し、各種駆動機構制御部204,帯
電器制御部205,露光装置制御部206,転写器制御
部207,定着装置制御部208,冷却ファン制御部2
09を制御する。
【0038】ここで、温度センサ203は、定着装置1
1における加熱ローラ13の温度を検出する非接触式の
センサである。
【0039】また、各種駆動機構制御部204は、感光
ベルト1の回転駆動や現像器4C〜4Kの進退および現
像ローラの駆動や給紙ローラ8の回転/停止やレジスト
ローラ9の回転/停止や定着装置11の加熱ローラ13
および加圧ローラ14の回転駆動や切換レバー19の切
換操作や排紙ローラ20および搬送ローラ25の回転駆
動を行うモータや電磁クラッチや電磁ソレノイドへの給
電を制御する。
【0040】また、帯電器制御部205は、感光ベルト
1を一様に帯電する帯電器2への給電を制御する。
【0041】また、露光装置制御部206は、露光装置
3からの露光ビーム(レーザビーム)の発生と偏向を制
御する。
【0042】また、転写器制御部207は、転写器10
の進退駆動や転写電界の発生を制御する。
【0043】また、定着装置制御部208は、定着装置
11における加熱ローラ13を加熱するヒータへの給電
を制御する。
【0044】そして、冷却ファン制御部209は、冷却
ファン16への給電を制御する。
【0045】制御装置201は、ホスト300から記録
指示を受けると、電子写真記録の準備制御を開始する。
この準備制御において、制御装置201は、定着装置1
1の加熱ローラ13を加熱するヒータに給電して加熱ロ
ーラ13を所定の温度まで加熱し、感光ベルト1を回転
駆動して残留トナーを除去すると共に基準位置を露光位
置に移動し、露光装置3を起動してレーザービームの偏
向速度を安定化し、現像装置4を起動して現像剤を撹拌
すると共に現像ローラの表面に均一に付着させることに
より現像可能状態にし、転写器10を後退させて中間転
写ローラ5から引き離して待機させ、冷却ファン16を
起動するように各制御部204〜209を制御する。
【0046】そして、準備が完了すると、制御装置20
1は、感光ベルト1の基準位置が所定の部位を通過する
と給紙ローラ8を回転させて記録用紙6をレジストロー
ラ9まで送り出して待機させると共にホスト300から
記録データを受信して露光装置3のレーザダイオードを
点滅制御して感光ベルト1の表面を露光することにより
静電潜像を形成する。
【0047】静電潜像が現像装置4に対向するように感
光ベルト1が回動すると、静電潜像に相応する1つの現
像器4C(4M〜4K)を進出させて現像剤で感光ベル
ト1を摺擦することにより静電潜像を現像してトナー像
を形成するように駆動機構制御部204を制御する。
【0048】感光ベルト1上のトナー像は、この感光ベ
ルト1が中間転写ドラム5と接触しなが回動するときに
該中間転写ドラム5に転写される。この静電潜像の形成
とトナー像の形成を各色について繰り返して各トナー像
を中間転写ドラム5上で重ねるように繰り返し転写する
ことにより該中間転写ドラム5の表面にカラーのトナー
像を完成する。
【0049】中間転写ドラム5の表面に完成したカラー
のトナー像が転写器10の部位に到達する搬送タイミン
グに同期するようにレジストローラ9で待機させていた
記録用紙6を繰り出すように駆動機構制御部204を制
御する。そして、転写器10を前進させて記録用紙6を
中間転写ドラム5に押接すると共に転写電界を与えるこ
とにより該中間転写ドラム5上のカラートナー像を該記
録用紙6に転写するように転写器制御部207を制御す
る。
【0050】カラートナー像が転写された記録用紙6
は、転写位置を過ぎると中間転写ドラム5から剥離して
定着ガイド12に案内されて定着装置11内に進入し、
加熱ローラ13と加圧ローラ14の間を通過するときに
加圧および加熱されてトナー像が定着される。
【0051】定着装置11で定着した記録用紙6は、排
紙搬送路15に送り出す。排紙搬送路15に送り出され
た記録用紙6は、第1の紙通過センサ22によって直ち
に検出され、その後、分岐部において切換レバー19に
よって排紙トレー17への排紙搬送路15aまたは記録
用紙反転機構部18への排紙搬送路15bに分岐して進
む。
【0052】排紙トレー17への排紙搬送路15aに進
んだ記録用紙6は、排紙ローラ20で搬送して排紙トレ
ー17上に排紙する。このとき、記録用紙6は、排紙ロ
ーラ20を出たところで排紙トレー満杯センサ23に触
れて該排紙トレー満杯センサ23を作動させ、排紙トレ
ー17上に落下することにより排紙トレー満杯センサ2
3から離れて該排紙トレー満杯センサ23を復帰させ
る。しかしながら、排紙トレー17が排紙されて蓄積し
た記録用紙6で満杯になると、排紙ローラ20を出た記
録用紙6の落下量が少なくなるので、記録用紙6は排紙
トレー満杯センサ23に触れたままとなって該排紙トレ
ー満杯センサ23を作動させたまま(復帰しない)とな
る。
【0053】従って、制御装置201は、第1の紙通過
センサ22からの検出信号に基づいて記録用紙6が定着
装置11を出たかどうかを早期に認識し、続いて、排紙
トレー満杯センサ23からの検出信号に基づいて排紙ト
レー17に排紙されたことを認識することができる。ま
た、作動した排紙トレー満杯センサ23が復帰しないと
きには排紙トレー17が満杯になったと認識することが
できる。
【0054】排紙搬送路15bに進んだ記録用紙6は、
記録用紙反転機構部18の反転搬送路21に進入し、搬
送ローラ25によって搬送され、第2の紙通過センサ2
4によって反転搬送路21を搬送されていることが検出
される。
【0055】従って、制御装置201は、第1の紙通過
センサ22からの検出信号に基づいて記録用紙6が定着
装置11を出たかどうかを早期に認識し、続いて、第2
の紙通過センサ24からの検出信号に基づいて記録用紙
反転機構部18に排紙されたことを認識することができ
る。
【0056】結局、制御装置201は、第1の紙通過セ
ンサ22,排紙トレー満杯センサ23および第2の紙通
過センサ24の検出信号を総合的に論理判断することに
より、記録用紙6が定着装置11を通過して排紙トレー
17または記録用紙反転機構部18に排紙されたかどう
かを判断し、また、排紙トレー17上に排紙された記録
用紙6の蓄積量の限界を監視することができる。
【0057】図4は、この電子写真記録装置における定
着装置および排紙搬送路部を拡大して示す縦断側面図で
ある。
【0058】定着装置11における定着ガイド12は、
その表面に記録用紙6の搬送方向に伸びる複数本のビー
ド12aを備え、加熱ローラ13に対向する後端縁12
bは平坦に形成する。この定着ガイド12の後端縁12
bは、加熱ローラ13に向かって近接し、定着装置11
に進入する記録用紙6の先端がビード12aを摺動して
加熱ローラ13に突き当たるような向きで進むように案
内する。そして、記録用紙6の先端が加熱ローラ13に
突き当たり、この加熱ローラ13に沿って該加熱ローラ
13と共に進行して該加熱ローラ13と加圧ローラ14
の圧接部に挟持されて引っ張られると、記録用紙6の後
部領域は中間転写ドラム5と転写器10の間に挟まれて
該中間転写ドラム5に付着しているので該記録用紙6は
緊張する。記録用紙6が中間転写ドラム5への付着部と
加熱ローラ13と加圧ローラ14の挟持部の間で緊張す
ると、定着ガイド12の後端縁12bが加熱ローラ13
側に近接するように位置しているために、記録用紙6は
背面を定着ガイド12の後端縁12bに強く接触させて
該部で表面が山形になるように屈曲する。
【0059】このとき、定着ガイド12の表面のビード
12aが屈曲した記録用紙6の背面に強く接触すると、
高温になっているビード12bの熱が記録用紙6に伝達
して定着むらを発生する。
【0060】従って、この実施の形態においては、記録
用紙6が中間転写ドラム5への付着部と加熱ローラ13
と加圧ローラ14の挟持部の間で緊張して定着ガイド1
2の後端縁12bにおいて屈曲した状態においても、記
録用紙6の背面が定着ガイド12のビード12aに強く
接触しないように構成した。このような構成は、ビード
12aの後縁を短く(定着ガイド12の後端縁12bか
らの距離を長くする)し、および/または、ビード12
aの背丈(高さ)を低くすることにより実現することが
できる。
【0061】このような定着ガイドは、感光ドラムを使
用して該感光ドラムに形成したトナー像を転写器により
記録用紙に転写して定着装置に送り込む電子写真記録装
置に適用することもできる。
【0062】加熱ローラ13の表面を清掃するクリーニ
ングローラ27はクリーニングケース28に回転自在に
取り付けてユニット化し、クリーニングローラ27が加
熱ローラ13に接触するように並設して上方から着脱可
能に装着する。そして、装着した状態では、クリーニン
グローラ27は、加熱ローラ13に対して異なる周速度
で僅かに滑りを発生するように回転駆動する。クリーニ
ングケース28は、着脱操作のための取っ手として、上
側に把持リブ28aを突設し、この把持リブ28aには
通風穴28bを設けている。この通風穴28bは、着脱
時に把持する上縁部への伝熱を軽減して該部の温度上昇
を軽減し、また、温度センサ203を通って冷却ファン
16に引かれる温風の流れを円滑にする。
【0063】加熱ローラ13の温度を検出する非接触式
の温度センサ203は、加熱ローラ13に対向させて前
記クリーニングローラ27の側に設置する。加熱ローラ
13により加熱された空気は、冷却ファン16に引かれ
て温度センサ203を通り、クリーニングケース28を
迂回するように流れるが、このクリーニングケース28
の上側に突出した把持リブ28aの領域については、こ
の把持リブ28aに形成された通風穴28bを通過する
ことができるので比較的に円滑な流れを形成することが
できる。
【0064】加圧ローラ14の表面を清掃するクリーニ
ングパッド29は背板30によって裏打ちし、加圧ロー
ラ14の表面に圧接するように板ばね31によって取り
付ける。このクリーニングパッド29は、前述したよう
に、加圧ローラ14の表面の潤滑が不足すると摺動が断
続的になって振動し、騒音発生の原因となる。
【0065】発明者等は、この振動騒音が、クリーニン
グパッド29の前記振動が周囲の部品、特に背板30と
板ばね31を共振させて発生していることを究明し、こ
の実施の形態においては、背板30に錘(図示省略)を
溶着して取り付けることにより、クリーニングパッドの
振動に対して共振周波数をずらして騒音の発生を防止す
る構成とした。
【0066】また、この加圧ローラ15の下方には、こ
の定着装置11の過熱を防止するために、温度ヒューズ
32を設置し、この温度ヒューズ32を加熱ローラ14
を加熱するヒータへの給電回路に直列に接続している。
この温度ヒューズ32は、前述したように、合成樹脂製
の支持体33に取り付けて設置するようにしているが、
インサートねじを使用するとインサートねじの結合が緩
んで固定が不安定になる。そこで、この実施の形態にお
いては、図5(a),(b)に示すように、支持体33
に、接続端子板34を横方向から差し込む溝33aと、
この接続端子板34に温度ヒューズ32の端子32aを
止める止めねじ35の突出した先端部を収容する逃げ穴
33bを形成し、溝33aに差し込んだ接続端子板34
のねじ穴34aに止めねじ35を螺着して端子32aを
固着したときに該ねじ穴34aを貫通して下側に突出し
た止めねじ35の先端部を逃げ穴33bに嵌入すること
により、接続端子板34を支持体33に抜け止めして取
り付けるようにした。
【0067】また、この定着装置11の加熱ローラ13
と加圧ローラ14は、前述したように、圧接した状態で
長期間停止させておくとその表面に永久変形が発生する
ので、発送時には加圧ローラ14の圧接を解除する。ま
た、巻き付いた記録用紙6を除去する保守作業時にも加
圧ローラ14の圧接を解除する。この実施の形態におい
ては、このローラの圧接を解除するために、図6および
図7に示すように、前方および後方に傾動する圧力解除
レバー36を設けた。
【0068】定着装置11は、加熱ローラ13を軸受3
7によって定置状態で回転するように支持し、加圧ロー
ラ14を軸受38によって可動状態に支持して圧接ばね
(図示省略)によって加熱ローラ13に押接する。圧力
解除レバー36は、軸受37と同心に傾動可能に取り付
け、回動周縁に形成したカム36aを加圧ローラ14を
支持する軸受38に当接する。カム36aは、圧力解除
レバー36を前方および後方に傾動させたときに、それ
ぞれの傾動状態で軸受38を圧接ばねの押圧力に逆らっ
て押し戻して加圧ローラ14を加熱ローラ13から引き
離して圧接を解除して該状態を維持し、圧力解除レバー
36を中立状態に戻したときに軸受38を解放すること
により加圧ローラ14がばねによって加熱ローラ14に
圧接されるようにする。
【0069】圧力解除レバー36には、傾動操作するた
めに上方に突出させた傾動操作部36bを設ける。圧力
解除レバー36の前方および後方への傾動は、この傾動
操作部36bを手操作することにより行う。
【0070】保守作業時には、図7に示すように、排紙
カバー112を開いて定着装置11を露出させ、傾動操
作部36bを操作して圧力解除レバー36を後方に傾動
させて加圧ローラ14の圧接を解除し、加熱ローラ13
または加圧ローラ14に巻き付いた記録用紙6の除去を
容易にする。保守作業を終了するときには、傾動操作部
36bを操作して圧力解除レバー36を中立状態に戻し
てから排紙カバー112を閉じる。圧力解除レバー36
を後方に傾動させたままの状態で排紙カバー112を閉
じたときには、排紙カバー112の当接部112aが傾
動操作部36bに当接して圧力解除レバー36を中立状
態に押し戻して加圧ローラ14を加熱ローラ13に圧接
するようにする。
【0071】発送時には、図6に示すように、圧力解除
レバー36を前方に傾動させて圧接を解除するようにす
る。これは、圧力解除レバー36を後方に傾動させたと
きには、排紙カバー112を閉じたときに押し戻されて
しまうのを避けるためである。この電子写真記録装置
は、使用状態においては、定着装置11の加熱ローラ1
3の上方にクリーニングローラ27のユニットが並設状
態に装着されているので、圧力解除レバー36が後方に
傾動するのを阻害する。しかしながら、このクリーニン
グローラ27のユニットは、交換(消耗)部品であるこ
とから、発送時には、非装着状態で梱包している。従っ
て、発送時には、圧力解除レバー36を前方に傾動させ
て加圧ローラ14の圧接を解除した状態にして排紙カバ
ー112を閉じることができる。そして、使用時には、
破線で示す中立滋養隊に戻してクリーニングローラ27
のユニットを設置する。
【0072】このように構成した定着装置11は、図8
および図9に示すように、機枠本体110の排紙カバー
112を開いて定着装置載置部113に上方から載置し
て両側のエンドカバー40,41の側面に沿って配置し
た止めねじ42,43を定着装置載置部113に螺着し
て固定するように設置する。止めねじ42,43は、エ
ンドカバー40,41の背丈を越える長さに構成し、エ
ンドカバー40,41の外側面に縦方向に伸びるように
形成した凹部40a,41aに前記止めねじ42,43
を配置してその頭部を上側に突出するように収容するこ
とにより着脱操作を容易にする。
【0073】凹部40aは、エンドカバー40の角部に
形成して片側の側壁を省略している。何れにしても、凹
部40a,41aの側壁部には、止めねじ42,43の
胴部の直径寸法より僅かに狭い空隙で対向する爪40
b,41bを設けることにより、止めねじ42,43を
この爪40b,41bの内側に押し込んで支持するよう
にすると、定着装置11を取り外したときに止めねじ4
2,43が散乱するのを防止することができる。
【0074】排紙ローラ20は、図10に示すように、
ローラ駆動軸45に嵌着した複数個の駆動ローラ46と
ばね部材47で回転自在に支持して前記駆動ローラ46
にそれぞれ押接した複数個の加圧ローラ48を備える。
加圧ローラ48は、両端部にテーパを形成して小径部4
8a,48bを形成した略円柱状の芯部材48cの大径
部の外周にゴム筒48dを嵌着し、このゴム筒48dの
両端は小径部48a,48bの周りに位置してその内側
に逃げ空間を形成するように構成し、ゴム筒48dの両
端にバリがあって該バリが押圧されると該ゴム筒48d
の端部が前記逃げ空間側に撓むことにより加熱されたO
HP用シートが通過しても該シートを傷付けるような強
い押圧力が発生しないようにしている。
【0075】因に、この実施の形態では、駆動ローラ4
6は、クロロプレンゴムによって外径16mm,長さ2
0mmで硬度Hs=70°の円柱状部材とし、加圧ロー
ラ48は、芯部材48cは、大径部の直径が8mm,3
mmの長さのテーパにより小径部48a,48bの最小
直径を7mmに樹脂成形によって形成し、ゴム筒48d
は、クロロプレンゴムにより外径が10mmで硬度Hs
=70°の円筒状部材とした。
【0076】
【発明の効果】本発明は、トナー像が転写された記録用
紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加圧ローラの間を
通過させて定着する定着装置を備え、クリーニングケー
スに回転自在に取り付けてユニット化したクリーニング
ローラを前記加熱ローラに接触するように着脱可能に設
置した電子写真記録装置において、前記クリーニングケ
ースは、上側に突設した把持リブに通風穴を設けたこと
により、加熱ローラにより加熱された温風を円滑に流し
て温度センサに接触させることにより前記加熱ローラの
温度を正確に検出して該加熱ローラの温度を正確に制御
することができるようにした。
【0077】また、本発明は、トナー像が転写された記
録用紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加圧ローラの
間を通過させて定着する定着装置を備え、背板によって
裏打ちしたクリーニングパッドを板ばねによって前記加
圧ローラに圧接するように設置した電子写真記録装置に
おいて、前記背板に錘を取り付けてクリーニングパッド
の振動に対して共振周波数をずらして騒音の発生を防止
するようにしたことにより、加圧ローラの潤滑が不足し
たときの騒音の発生を抑制することができる。
【0078】また、本発明は、トナー像が転写された記
録用紙を圧接状態で回転する加熱ローラと加圧ローラの
間を通過させて定着する定着装置を備え、この定着装置
の過熱を防止するために過熱ローラのヒータへの給電回
路に直列接続した温度ヒューズを設置した電子写真記録
装置において、支持体に、接続端子板を差し込む溝と、
この接続端子板に温度ヒューズの端子を止める止めねじ
の突出した先端部を収容する逃げ穴を形成し、前記溝に
差し込んだ接続端子板のねじ穴に止めねじを螺着して端
子を固着したときに該ねじ穴を貫通して突出した止めね
じの先端部を前記逃げ穴に嵌入することにより、接続端
子板を支持体に対して抜け止めするようにしたことによ
り、支持体に対する温度ヒューズの取り付けを安定化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である両面記録式のカラ
ー電子写真記録装置の基本構成を示す縦断側面図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の記録用紙反転機構部を除いた本体部分の
具体的な構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の制御系のブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置における定着装置および排紙搬送路部を拡
大して示す縦断側面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の定着装置における温度ヒューズの縦断側
面図およびその要部の分解斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の定着装置における発送時の
【図7】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の定着装置における保守作業時の圧力解除
レバーの状態を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の定着装置の設置状態を示す側面図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態である両面記録式の電子
写真記録装置の定着装置の設置状態を示す要部平面図で
ある。
【図10】本発明の一実施の形態である両面記録式の電
子写真記録装置の排紙ローラの一部を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1…感光ベルト、3…露光装置、4…現像装置、5…中
間転写ドラム、10…転写器、11…定着装置、12…
定着ガイド、12a…ビード、12b…後端縁、13…
加熱ローラ、14…加圧ローラ、15,15a,15b
…排紙搬送路、16…冷却ファン、17…排紙トレー、
18…記録用紙反転機構部、19…切換レバー、20…
排紙ローラ、21…反転搬送路、22…第1の紙通過セ
ンサ、23…排紙トレー満杯センサ、24…第2の紙通
過センサ、27…クリーニングローラ、28…クリーニ
ングケース、28a…把持リブ、28b…通風穴、29
…クリーニングパッド、30…背板、31…板ばね、3
2…温度ヒューズ、33…支持体、33a…溝、33b
…逃げ穴、34…接続端子板、35…止めねじ、36…
圧力解除レバー、36a…カム、36b…傾動操作部、
40,41…エンドカバー、40a,41a…凹部、4
2,43…止めねじ、46…駆動ローラ、47…ばね部
材、48…加圧ローラ、48a,48b…小径部、48
c…芯部材、48d…ゴム筒、110…機枠本体、11
2…排紙カバー、113…定着装置載置部、201…制
御装置、203…温度センサ。
フロントページの続き (72)発明者 平岡 力 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所オフィス情報機器事業部 内 (72)発明者 小野瀬 勝義 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所オフィス情報機器事業部 内 Fターム(参考) 2H033 AA18 AA42 BA04 BA29 BA32 BA38 BA49 2H071 BA24 DA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像が転写された記録用紙を圧接状態
    で回転する加熱ローラと加圧ローラの間を通過させて定
    着する定着装置を備え、クリーニングケースに回転自在
    に取り付けてユニット化したクリーニングローラを前記
    加熱ローラに接触するように着脱可能に設置した電子写
    真記録装置において、 前記クリーニングケースは、上側に突設した把持リブに
    通風穴を設けたことを特徴とする電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記定着装置は、加熱
    ローラに近接して設置した非接触式の温度センサを備
    え、前記加熱ローラに加熱され、前記温度センサに触れ
    た空気を冷却ファンによって引くことにより前記クリー
    ニングケースの把持リブに設けた通風穴を通して流れる
    ようにしたことを特徴とする電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】トナー像が転写された記録用紙を圧接状態
    で回転する加熱ローラと加圧ローラの間を通過させて定
    着する定着装置を備え、背板によって裏打ちしたクリー
    ニングパッドを板ばねによって前記加圧ローラに圧接す
    るように設置した電子写真記録装置において、 前記背板に錘を取り付けてクリーニングパッドの振動に
    対して共振周波数をずらして騒音の発生を防止するよう
    にしたことを特徴とする電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】トナー像が転写された記録用紙を圧接状態
    で回転する加熱ローラと加圧ローラの間を通過させて定
    着する定着装置を備え、この定着装置の過熱を防止する
    ために過熱ローラのヒータへの給電回路に直列接続した
    温度ヒューズを設置した電子写真記録装置において、 支持体に、接続端子板を差し込む溝と、この接続端子板
    に温度ヒューズの端子を止める止めねじの突出した先端
    部を収容する逃げ穴を形成し、前記溝に差し込んだ接続
    端子板のねじ穴に止めねじを螺着して端子を固着したと
    きに該ねじ穴を貫通して突出した止めねじの先端部を前
    記逃げ穴に嵌入することにより、接続端子板を支持体に
    対して抜け止めするようにしたことを特徴とする電子写
    真記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251432B2 (en) * 2004-08-24 2007-07-31 Sharp Kabushiki Kaisha System for collecting an unfixed developer with an airflow
JP2008216804A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013156480A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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