JP2001108279A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2001108279A JP2001108279A JP28069199A JP28069199A JP2001108279A JP 2001108279 A JP2001108279 A JP 2001108279A JP 28069199 A JP28069199 A JP 28069199A JP 28069199 A JP28069199 A JP 28069199A JP 2001108279 A JP2001108279 A JP 2001108279A
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- temperature
- setting
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和機において、湿度設定項目を人間の
感覚に合致するような定性的な表現で表し、それに基づ
いて湿度を独立して設定すること。 【解決手段】 湿度設定項目を「高め」、「標準」また
は「低め」などのような言葉で表現する。遠隔制御装置
3の設定表示部34に、「高め」、「標準」または「低
め」などの項目を表示させる。遠隔制御装置3に、それ
らの項目を選択操作するための湿度設定キー32を設け
る。空気調和機本体2には、湿度センサー21、湿度調
整部27および、湿度設定キー32により設定された湿
度情報と湿度センサー21で検知した湿度との差に応じ
て湿度制御状態を段階的に表示する湿度表示部24を設
ける。
感覚に合致するような定性的な表現で表し、それに基づ
いて湿度を独立して設定すること。 【解決手段】 湿度設定項目を「高め」、「標準」また
は「低め」などのような言葉で表現する。遠隔制御装置
3の設定表示部34に、「高め」、「標準」または「低
め」などの項目を表示させる。遠隔制御装置3に、それ
らの項目を選択操作するための湿度設定キー32を設け
る。空気調和機本体2には、湿度センサー21、湿度調
整部27および、湿度設定キー32により設定された湿
度情報と湿度センサー21で検知した湿度との差に応じ
て湿度制御状態を段階的に表示する湿度表示部24を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機本体と
それを遠隔操作するための遠隔制御装置を備えた空気調
和機に関し、特に温度の設定と湿度の設定を独立して行
える構成の空気調和機に関する。
それを遠隔操作するための遠隔制御装置を備えた空気調
和機に関し、特に温度の設定と湿度の設定を独立して行
える構成の空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は、いわゆるリモコ
ンと呼ばれる遠隔制御装置を操作して室内の温度設定を
行うようになっている。冷房運転の場合には、室内の空
気を吸い込み、熱交換器においてその空気を冷やして再
び室内に吹き出す。その際、空気中の水分が除去され、
室内の湿度が下がる。したがって、通常の空気調和機に
は、特別に湿度の設定手段が設けられていない。
ンと呼ばれる遠隔制御装置を操作して室内の温度設定を
行うようになっている。冷房運転の場合には、室内の空
気を吸い込み、熱交換器においてその空気を冷やして再
び室内に吹き出す。その際、空気中の水分が除去され、
室内の湿度が下がる。したがって、通常の空気調和機に
は、特別に湿度の設定手段が設けられていない。
【0003】近時、除湿機能を具えた空気調和機があ
る。除湿運転の場合には、通常、予め空気調和機側で設
定されている運転条件で運転が行われる。したがって、
この場合にも特別に湿度の設定手段が設けられているわ
けではない。したがって、従来の空気調和機では、その
使用者は湿度を好みに合わせて設定することはできな
い。また、空気調和機における温度設定は、一般に、た
とえば「27℃」というように具体的な数値を用いてな
される。それに対して、特開平10−259948号公
報には、数値による温度設定の代わりに、空気調和制御
に人の感覚を反映させるようにした空気調和機およびそ
れに空気調和条件を入力するための意図入力装置が開示
されている。
る。除湿運転の場合には、通常、予め空気調和機側で設
定されている運転条件で運転が行われる。したがって、
この場合にも特別に湿度の設定手段が設けられているわ
けではない。したがって、従来の空気調和機では、その
使用者は湿度を好みに合わせて設定することはできな
い。また、空気調和機における温度設定は、一般に、た
とえば「27℃」というように具体的な数値を用いてな
される。それに対して、特開平10−259948号公
報には、数値による温度設定の代わりに、空気調和制御
に人の感覚を反映させるようにした空気調和機およびそ
れに空気調和条件を入力するための意図入力装置が開示
されている。
【0004】図15は、その意図入力装置1を示す図で
ある。意図入力装置1には、液晶表示部11および操作
レバー16が設けられている。液晶表示部11は、意図
入力画面12と情報表示画面13に分割されている。意
図入力画面12には、温度を示した第1の軸Xおよび湿
度を示した第2の軸Yとともに、「涼しく」、「熱
く」、「蒸し暑く」、「冷たく」、「爽やかに」または
「快適に」などの意図領域が表示されている。使用者
は、レバー16を操作して、意図入力画面12に表示さ
れるカーソル(図中「+”で示す)を任意の意図領域に
移動させることによって、所望の空気調和条件を入力す
ることができる。情報表示画面13には、使用者によっ
て入力された意図が表示される。
ある。意図入力装置1には、液晶表示部11および操作
レバー16が設けられている。液晶表示部11は、意図
入力画面12と情報表示画面13に分割されている。意
図入力画面12には、温度を示した第1の軸Xおよび湿
度を示した第2の軸Yとともに、「涼しく」、「熱
く」、「蒸し暑く」、「冷たく」、「爽やかに」または
「快適に」などの意図領域が表示されている。使用者
は、レバー16を操作して、意図入力画面12に表示さ
れるカーソル(図中「+”で示す)を任意の意図領域に
移動させることによって、所望の空気調和条件を入力す
ることができる。情報表示画面13には、使用者によっ
て入力された意図が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た意図入力装置1を備えた空気調和機では、各意図領域
に対応する表記が大雑把であり、また、人によってその
意図領域の表記に対する認識が異なるため、使用者の感
覚と空気調和機が実際に行う温湿度制御との間に相違が
生じ易いという問題点がある。また、使用者が期待する
温度や湿度の値、たとえば室温「27℃」という期待値
を空気調和制御に直接反映させ難いという問題点もあ
る。また、使用者となる人には、いろいろな年齢の人が
いる。そして、男性もいれば女性もいる。さらには、温
熱感覚には個人差がある。そのため、使用者が上記構成
の意図入力装置1を用いて意図を入力しても、その意図
に一致した空気調和制御を実現するのは困難である。
た意図入力装置1を備えた空気調和機では、各意図領域
に対応する表記が大雑把であり、また、人によってその
意図領域の表記に対する認識が異なるため、使用者の感
覚と空気調和機が実際に行う温湿度制御との間に相違が
生じ易いという問題点がある。また、使用者が期待する
温度や湿度の値、たとえば室温「27℃」という期待値
を空気調和制御に直接反映させ難いという問題点もあ
る。また、使用者となる人には、いろいろな年齢の人が
いる。そして、男性もいれば女性もいる。さらには、温
熱感覚には個人差がある。そのため、使用者が上記構成
の意図入力装置1を用いて意図を入力しても、その意図
に一致した空気調和制御を実現するのは困難である。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、湿度設定項目を人間の感覚に合致するよ
うな定性的な表現で表し、それに基づいて空気調和機の
湿度を独立して設定することができる空気調和機を得る
ことを目的とする。
されたもので、湿度設定項目を人間の感覚に合致するよ
うな定性的な表現で表し、それに基づいて空気調和機の
湿度を独立して設定することができる空気調和機を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる空気調和機は、湿度の高低に関する
定性的な言葉で表現された複数の湿度設定項目の中から
任意の一つの項目を選択操作するための湿度設定操作部
と、室内の空気の湿度を検知する湿度検出部と、前記湿
度検出部で検知した湿度および前記湿度設定操作部によ
り設定された湿度情報に基づいて、室内の空気の湿度を
調整する湿度調整部と、前記湿度検出部で検知した湿度
と前記湿度設定操作部により設定された湿度情報との差
に応じて、前記湿度調整部による湿度制御状態を段階的
に表示する湿度表示部と、を具備することを特徴とす
る。
め、本発明にかかる空気調和機は、湿度の高低に関する
定性的な言葉で表現された複数の湿度設定項目の中から
任意の一つの項目を選択操作するための湿度設定操作部
と、室内の空気の湿度を検知する湿度検出部と、前記湿
度検出部で検知した湿度および前記湿度設定操作部によ
り設定された湿度情報に基づいて、室内の空気の湿度を
調整する湿度調整部と、前記湿度検出部で検知した湿度
と前記湿度設定操作部により設定された湿度情報との差
に応じて、前記湿度調整部による湿度制御状態を段階的
に表示する湿度表示部と、を具備することを特徴とす
る。
【0008】この発明によれば、湿度設定操作部によ
り、湿度の高低に関する定性的な言葉で表現された湿度
設定項目の中から任意の一つの項目を選択すると、湿度
検出部は室内の空気の湿度を検知する。また、湿度調整
部は、検知した湿度と湿度設定操作部により設定された
湿度情報とに基づいて、室内の空気の湿度を調整する。
そして、湿度表示部に、湿度検出部で検知した湿度と湿
度設定操作部により設定された湿度情報との差に応じ
て、湿度調整部による湿度制御状態が段階的に表示され
る。
り、湿度の高低に関する定性的な言葉で表現された湿度
設定項目の中から任意の一つの項目を選択すると、湿度
検出部は室内の空気の湿度を検知する。また、湿度調整
部は、検知した湿度と湿度設定操作部により設定された
湿度情報とに基づいて、室内の空気の湿度を調整する。
そして、湿度表示部に、湿度検出部で検知した湿度と湿
度設定操作部により設定された湿度情報との差に応じ
て、湿度調整部による湿度制御状態が段階的に表示され
る。
【0009】この発明において、前記湿度設定項目は、
互いに異なる目標相対湿度の値が予め対応づけられた
「高め」、「標準」または「低め」という言葉で表され
ていてもよい。そうすれば、湿度設定項目の表現と人間
の感覚とが合致し、湿度設定が容易となる。
互いに異なる目標相対湿度の値が予め対応づけられた
「高め」、「標準」または「低め」という言葉で表され
ていてもよい。そうすれば、湿度設定項目の表現と人間
の感覚とが合致し、湿度設定が容易となる。
【0010】また、この発明において、前記湿度表示部
は、水滴を模した形状の表示器を複数備え、前記湿度調
整部による湿度制御状態に応じて表示器の点灯数が変化
する構成となっていてもよい。そうすれば、使用者が直
感的に湿度制御状態を認識することができる。
は、水滴を模した形状の表示器を複数備え、前記湿度調
整部による湿度制御状態に応じて表示器の点灯数が変化
する構成となっていてもよい。そうすれば、使用者が直
感的に湿度制御状態を認識することができる。
【0011】また、この発明において、室内の空気に対
して温度を設定するための温度設定操作部と、室内の空
気の温度を検知する温度検出部と、前記温度検出部で検
知した温度および前記温度設定操作部により設定された
温度情報に基づいて、室内の空気の温度を調整する温度
調整部と、前記温度検出部で検知した現在の温度と目標
温度との差を段階的に表示する温度表示部と、をさらに
具備する構成となっていてもよい。そうすれば、湿度の
設定と温度の設定を独立して行うことができる。
して温度を設定するための温度設定操作部と、室内の空
気の温度を検知する温度検出部と、前記温度検出部で検
知した温度および前記温度設定操作部により設定された
温度情報に基づいて、室内の空気の温度を調整する温度
調整部と、前記温度検出部で検知した現在の温度と目標
温度との差を段階的に表示する温度表示部と、をさらに
具備する構成となっていてもよい。そうすれば、湿度の
設定と温度の設定を独立して行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる空気調和
機の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
機の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0013】図1は、本発明にかかる空気調和機の一例
の概略構成を示す図である。本発明にかかる空気調和機
は空気調和機本体2および遠隔制御装置(リモコン)3
により構成される。空気調和機本体2は、室内の空気の
湿度を検知するための湿度検出部である湿度センサー2
1、室内の空気の温度を検知するための温度検出部であ
る温度センサー22、温度表示部23、空気調和機によ
る湿度制御状態を表わすための湿度表示部24、および
空気調和機による温度制御状態を表わすための運転状態
表示部25を備えている。
の概略構成を示す図である。本発明にかかる空気調和機
は空気調和機本体2および遠隔制御装置(リモコン)3
により構成される。空気調和機本体2は、室内の空気の
湿度を検知するための湿度検出部である湿度センサー2
1、室内の空気の温度を検知するための温度検出部であ
る温度センサー22、温度表示部23、空気調和機によ
る湿度制御状態を表わすための湿度表示部24、および
空気調和機による温度制御状態を表わすための運転状態
表示部25を備えている。
【0014】また、空気調和機本体2は、遠隔制御装置
3からの送信信号を受信するための受信部26を備えて
いる。さらに、空気調和機本体2は、その内部に、湿度
の調整を実行する湿度調整部27と温度の調整を実行す
る温度調整部28と空気調和制御を実行する制御部29
を備えている。
3からの送信信号を受信するための受信部26を備えて
いる。さらに、空気調和機本体2は、その内部に、湿度
の調整を実行する湿度調整部27と温度の調整を実行す
る温度調整部28と空気調和制御を実行する制御部29
を備えている。
【0015】湿度表示部24は、たとえば表示器である
3個の発光ダイオード24a,24b,24cにより構
成される。それら3個の発光ダイオード24a,24
b,24cに対する透過窓は、たとえば水滴状を模した
形状になっている。つまり、湿度表示部24は、発光ダ
イオード24a,24b,24cの発光時に、水滴状の
透過窓が緑色に光るようになっている。なお、湿度表示
部24は、緑色の代わりに、水色に光るようになってい
てもよい。温度表示部23は、たとえば7個の発光ダイ
オード23a,23b,23c,23d,23e,23
f,23gにより構成される。運転状態表示部25は、
たとえば2個の発光ダイオード25a,25bにより構
成される。
3個の発光ダイオード24a,24b,24cにより構
成される。それら3個の発光ダイオード24a,24
b,24cに対する透過窓は、たとえば水滴状を模した
形状になっている。つまり、湿度表示部24は、発光ダ
イオード24a,24b,24cの発光時に、水滴状の
透過窓が緑色に光るようになっている。なお、湿度表示
部24は、緑色の代わりに、水色に光るようになってい
てもよい。温度表示部23は、たとえば7個の発光ダイ
オード23a,23b,23c,23d,23e,23
f,23gにより構成される。運転状態表示部25は、
たとえば2個の発光ダイオード25a,25bにより構
成される。
【0016】遠隔制御装置3は、空気調和機本体2の運
転および停止を操作する運転キー31、湿度設定を行う
ための湿度設定操作部である湿度設定キー32、温度設
定を行うための温度設定操作部である温度設定キー3
3、および設定された湿度と温度の情報を表示する設定
表示部34を備える。
転および停止を操作する運転キー31、湿度設定を行う
ための湿度設定操作部である湿度設定キー32、温度設
定を行うための温度設定操作部である温度設定キー3
3、および設定された湿度と温度の情報を表示する設定
表示部34を備える。
【0017】図2は、空気調和機本体2の内部のブロッ
ク構成の一例を示す図である。制御部29は、受信部2
6を介して、遠隔制御装置3から送信された温湿度設定
情報を受信する。制御部29は、受信した温湿度設定情
報に基づいて、目標相対湿度および目標温度を決定す
る。
ク構成の一例を示す図である。制御部29は、受信部2
6を介して、遠隔制御装置3から送信された温湿度設定
情報を受信する。制御部29は、受信した温湿度設定情
報に基づいて、目標相対湿度および目標温度を決定す
る。
【0018】決定された目標相対湿度の情報は湿度調整
部27に送られる。湿度調整部27は、その目標相対湿
度の情報に基づいて湿度調整を実施する。また、決定さ
れた目標温度の情報は温度調整部28に送られる。温度
調整部28は、その目標温度の情報に基づいて温度調整
を実施する。また、制御部29は、湿度センサー21を
介して検知した相対湿度と、決定した目標相対湿度との
差を演算して求める。制御部29は、その求めた差に基
づいて湿度表示信号を生成する。そして、制御部29
は、湿度表示信号を湿度表示部24に出力し、湿度表示
部24に湿度制御状態を表示させる。
部27に送られる。湿度調整部27は、その目標相対湿
度の情報に基づいて湿度調整を実施する。また、決定さ
れた目標温度の情報は温度調整部28に送られる。温度
調整部28は、その目標温度の情報に基づいて温度調整
を実施する。また、制御部29は、湿度センサー21を
介して検知した相対湿度と、決定した目標相対湿度との
差を演算して求める。制御部29は、その求めた差に基
づいて湿度表示信号を生成する。そして、制御部29
は、湿度表示信号を湿度表示部24に出力し、湿度表示
部24に湿度制御状態を表示させる。
【0019】同様に、制御部29は、温度センサー22
を介して検知した温度と、決定した目標温度との差を演
算して求める。その求めた差に基づいて、制御部29は
運転状態表示信号を生成する。そして、制御部29は、
運転状態表示信号を運転状態表示部25に出力して運転
状態を表示させる。また、制御部29は、目標温度と現
在温度に基づいて温度表示信号を生成し、それを温度表
示部23に出力する。、温度表示部23は、温度表示信
号に基づいて、現在の温度と目標温度との差を段階的に
表示する。
を介して検知した温度と、決定した目標温度との差を演
算して求める。その求めた差に基づいて、制御部29は
運転状態表示信号を生成する。そして、制御部29は、
運転状態表示信号を運転状態表示部25に出力して運転
状態を表示させる。また、制御部29は、目標温度と現
在温度に基づいて温度表示信号を生成し、それを温度表
示部23に出力する。、温度表示部23は、温度表示信
号に基づいて、現在の温度と目標温度との差を段階的に
表示する。
【0020】図3は、遠隔制御装置3の湿度設定キー3
2による湿度設定操作例を説明するための図である。た
とえば、図3の左端に示す設定表示部34aのように湿
度設定が「低め」で、かつ温度設定が28℃になってい
る時に、湿度設定キー32の湿度設定上昇キー32aが
押されると、同図中央に示す設定表示部34bのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃の温湿度
設定に変更される。そして、変更後の温湿度設定情報は
遠隔制御装置3から空気調和機本体2に送信される。
2による湿度設定操作例を説明するための図である。た
とえば、図3の左端に示す設定表示部34aのように湿
度設定が「低め」で、かつ温度設定が28℃になってい
る時に、湿度設定キー32の湿度設定上昇キー32aが
押されると、同図中央に示す設定表示部34bのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃の温湿度
設定に変更される。そして、変更後の温湿度設定情報は
遠隔制御装置3から空気調和機本体2に送信される。
【0021】図3中央に示す設定表示部34bのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に湿度設定上昇キー32aが押されると、同図右
端に示す設定表示部34cのように湿度設定が「高め」
で、かつ温度設定が28℃の温湿度設定に変更される。
そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から
空気調和機本体2に送信される。図3右端に示す設定表
示部34cのように湿度設定が「高め」で、かつ温度設
定が28℃になっている時に、湿度設定キー32の湿度
設定下降キー32bが押されると、同図中央に示す設定
表示部34bのように湿度設定が「標準」で、かつ温度
設定が28℃の温湿度設定に変更される。そして、変更
後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から空気調和機本
体2に送信される。
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に湿度設定上昇キー32aが押されると、同図右
端に示す設定表示部34cのように湿度設定が「高め」
で、かつ温度設定が28℃の温湿度設定に変更される。
そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から
空気調和機本体2に送信される。図3右端に示す設定表
示部34cのように湿度設定が「高め」で、かつ温度設
定が28℃になっている時に、湿度設定キー32の湿度
設定下降キー32bが押されると、同図中央に示す設定
表示部34bのように湿度設定が「標準」で、かつ温度
設定が28℃の温湿度設定に変更される。そして、変更
後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から空気調和機本
体2に送信される。
【0022】図3中央に示す設定表示部34bのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に、湿度設定下降キー32bが押されると、同図
左端に示す設定表示部34aのように湿度設定が「低
め」で、かつ温度設定が28℃の温湿度設定に変更され
る。そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3
から空気調和機本体2に送信される。
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に、湿度設定下降キー32bが押されると、同図
左端に示す設定表示部34aのように湿度設定が「低
め」で、かつ温度設定が28℃の温湿度設定に変更され
る。そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3
から空気調和機本体2に送信される。
【0023】図4は、遠隔制御装置3の温度設定キー3
3による温度設定操作例を説明するための図である。た
とえば、図4の左端に示す設定表示部34dのように湿
度設定が「標準」で、かつ温度設定が27℃になってい
る時に、温度設定キー33の温度設定上昇キー33aが
押されると、同図中央に示す設定表示部34eのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃の温湿度
設定に変更される。そして、変更後の温湿度設定情報は
遠隔制御装置3から空気調和機本体2に送信される。
3による温度設定操作例を説明するための図である。た
とえば、図4の左端に示す設定表示部34dのように湿
度設定が「標準」で、かつ温度設定が27℃になってい
る時に、温度設定キー33の温度設定上昇キー33aが
押されると、同図中央に示す設定表示部34eのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃の温湿度
設定に変更される。そして、変更後の温湿度設定情報は
遠隔制御装置3から空気調和機本体2に送信される。
【0024】図4中央に示す設定表示部34eのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に温度設定上昇キー33aが押されると、同図右
端に示す設定表示部34fのように湿度設定が「標準」
で、かつ温度設定が29℃の温湿度設定に変更される。
そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から
空気調和機本体2に送信される。図4右端に示す設定表
示部34fのように湿度設定が「標準」で、かつ温度設
定が29℃になっている時に、温度設定キー33の温度
設定下降キー33bが押されると、同図中央に示す設定
表示部34eのように湿度設定が「標準」で、かつ温度
設定が28℃の温湿度設定に変更される。そして、変更
後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から空気調和機本
体2に送信される。
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に温度設定上昇キー33aが押されると、同図右
端に示す設定表示部34fのように湿度設定が「標準」
で、かつ温度設定が29℃の温湿度設定に変更される。
そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から
空気調和機本体2に送信される。図4右端に示す設定表
示部34fのように湿度設定が「標準」で、かつ温度設
定が29℃になっている時に、温度設定キー33の温度
設定下降キー33bが押されると、同図中央に示す設定
表示部34eのように湿度設定が「標準」で、かつ温度
設定が28℃の温湿度設定に変更される。そして、変更
後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3から空気調和機本
体2に送信される。
【0025】図4中央に示す設定表示部34eのように
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に、温度設定下降キー33bが押されると、同図
左端に示す設定表示部34dのように湿度設定が「標
準」で、かつ温度設定が27℃の温湿度設定に変更され
る。そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3
から空気調和機本体2に送信される。
湿度設定が「標準」で、かつ温度設定が28℃になって
いる時に、温度設定下降キー33bが押されると、同図
左端に示す設定表示部34dのように湿度設定が「標
準」で、かつ温度設定が27℃の温湿度設定に変更され
る。そして、変更後の温湿度設定情報は遠隔制御装置3
から空気調和機本体2に送信される。
【0026】図5は、本発明にかかる空気調和機による
湿度制御の一例を示すフローチャートである。空気調和
機の運転開始直後、または運転中に、遠隔制御装置3か
ら温湿度の設定情報を受信すると(ステップS1)、制
御部29は、その受信した温湿度の設定情報の中の湿度
設定情報が「高め」、「標準」または「低め」のいずれ
であるのかを判定する(ステップS2)。
湿度制御の一例を示すフローチャートである。空気調和
機の運転開始直後、または運転中に、遠隔制御装置3か
ら温湿度の設定情報を受信すると(ステップS1)、制
御部29は、その受信した温湿度の設定情報の中の湿度
設定情報が「高め」、「標準」または「低め」のいずれ
であるのかを判定する(ステップS2)。
【0027】判定の結果、湿度設定情報が「低め」であ
る場合には、制御部29は、目標相対湿度を、特に限定
しないが、たとえば40%に設定する(ステップS
3)。湿度設定情報が「標準」である場合には、制御部
29は、目標相対湿度を、特に限定しないが、たとえば
50%に設定する(ステップS4)。湿度設定情報が
「高め」である場合には、制御部29は、目標相対湿度
を、特に限定しないが、たとえば60%に設定する(ス
テップS5)。ステップS3〜S5に続いて、あるい
は、ステップS1で遠隔制御装置3から温湿度の設定情
報を受信しない場合、制御部29は、湿度センサー21
により現在の相対湿度を検知する(ステップS6)。そ
して、制御部29は、現在の相対湿度と目標相対湿度と
の差を求め、その差が、たとえば10%未満であるの
か、10%以上30%未満であるのか、30%以上であ
るのかを判定する(ステップS7)。なお、ステップS
7における場合分けの境界値は、この例に限らない。
る場合には、制御部29は、目標相対湿度を、特に限定
しないが、たとえば40%に設定する(ステップS
3)。湿度設定情報が「標準」である場合には、制御部
29は、目標相対湿度を、特に限定しないが、たとえば
50%に設定する(ステップS4)。湿度設定情報が
「高め」である場合には、制御部29は、目標相対湿度
を、特に限定しないが、たとえば60%に設定する(ス
テップS5)。ステップS3〜S5に続いて、あるい
は、ステップS1で遠隔制御装置3から温湿度の設定情
報を受信しない場合、制御部29は、湿度センサー21
により現在の相対湿度を検知する(ステップS6)。そ
して、制御部29は、現在の相対湿度と目標相対湿度と
の差を求め、その差が、たとえば10%未満であるの
か、10%以上30%未満であるのか、30%以上であ
るのかを判定する(ステップS7)。なお、ステップS
7における場合分けの境界値は、この例に限らない。
【0028】現在の相対湿度と目標相対湿度との差が1
0%未満である場合には、制御部29は、湿度表示部2
4の3個の発光ダイオード24a,24b,24cのう
ち、たとえば1個の発光ダイオード24a(図6参照)
のみを点灯させる(ステップS8)。または、その差が
10%以上30%未満である場合には、制御部29は、
たとえば2個の発光ダイオード24a,24bを点灯さ
せる(ステップS9)。または、その差が30%以上で
ある場合には、制御部29は、たとえば3個の発光ダイ
オード24a,24b,24cを点灯させる(ステップ
S10)。ステップS8〜S10で湿度の差に応じた数
だけ発光ダイオード24a,24b,24cを点灯させ
た後、ステップS1へ戻り、上述した処理を繰り返す。
0%未満である場合には、制御部29は、湿度表示部2
4の3個の発光ダイオード24a,24b,24cのう
ち、たとえば1個の発光ダイオード24a(図6参照)
のみを点灯させる(ステップS8)。または、その差が
10%以上30%未満である場合には、制御部29は、
たとえば2個の発光ダイオード24a,24bを点灯さ
せる(ステップS9)。または、その差が30%以上で
ある場合には、制御部29は、たとえば3個の発光ダイ
オード24a,24b,24cを点灯させる(ステップ
S10)。ステップS8〜S10で湿度の差に応じた数
だけ発光ダイオード24a,24b,24cを点灯させ
た後、ステップS1へ戻り、上述した処理を繰り返す。
【0029】図7〜図10は、本発明にかかる空気調和
機による湿度制御の他の例を示すフローチャートであ
る。 この例は、湿度表示部24に目標相対湿度と現在
の相対湿度との差を段階的に表示させる際に、発光ダイ
オード24a,24b,24cの点灯数を変更させる境
界値を、相対湿度の下降時の方が上昇時よりも低くなる
ように設定したものである。
機による湿度制御の他の例を示すフローチャートであ
る。 この例は、湿度表示部24に目標相対湿度と現在
の相対湿度との差を段階的に表示させる際に、発光ダイ
オード24a,24b,24cの点灯数を変更させる境
界値を、相対湿度の下降時の方が上昇時よりも低くなる
ように設定したものである。
【0030】ここで湿度制御状態として「小さい」、
「中程度」または「大きい」の3段階を定義する。ま
ず、制御部29は、湿度センサー21により現在の相対
湿度を検知する(ステップS21)。そして、制御部2
9は、現在の湿度制御状態が「小さい」、「中程度」ま
たは「大きい」のいずれであるのかを判定する(ステッ
プS22)。判定の結果、湿度制御状態が「小さい」の
場合には、図8に示すように、制御部29は、目標相対
湿度と検知した相対湿度との差を求め、その差が、たと
えば20%以上40%未満であるのか、40%以上であ
るのかを判定する(ステップS23)。
「中程度」または「大きい」の3段階を定義する。ま
ず、制御部29は、湿度センサー21により現在の相対
湿度を検知する(ステップS21)。そして、制御部2
9は、現在の湿度制御状態が「小さい」、「中程度」ま
たは「大きい」のいずれであるのかを判定する(ステッ
プS22)。判定の結果、湿度制御状態が「小さい」の
場合には、図8に示すように、制御部29は、目標相対
湿度と検知した相対湿度との差を求め、その差が、たと
えば20%以上40%未満であるのか、40%以上であ
るのかを判定する(ステップS23)。
【0031】目標相対湿度と検知した相対湿度との差が
20%以上40%未満である場合には、制御部29は湿
度制御状態を「中程度」に変更する(ステップS2
4)。そして、制御部29は湿度表示部24の3個の発
光ダイオード24a,24b,24cのうち、たとえば
2個の発光ダイオード24a,24bを点灯させる(ス
テップS25)。一方、目標相対湿度と検知した相対湿
度との差が40%以上である場合には、制御部29は湿
度制御状態を「大きい」に変更する(ステップS2
6)。そして、制御部29はたとえば3個の発光ダイオ
ード24a,24b,24cを点灯させる(ステップS
27)。
20%以上40%未満である場合には、制御部29は湿
度制御状態を「中程度」に変更する(ステップS2
4)。そして、制御部29は湿度表示部24の3個の発
光ダイオード24a,24b,24cのうち、たとえば
2個の発光ダイオード24a,24bを点灯させる(ス
テップS25)。一方、目標相対湿度と検知した相対湿
度との差が40%以上である場合には、制御部29は湿
度制御状態を「大きい」に変更する(ステップS2
6)。そして、制御部29はたとえば3個の発光ダイオ
ード24a,24b,24cを点灯させる(ステップS
27)。
【0032】図7のステップS22における判定の結
果、現在の湿度制御状態が「中程度」の場合には、図9
に示すように、制御部29は、目標相対湿度と検知した
相対湿度との差を求め、その差が、たとえば10%以下
であるのか、40%以上であるのかを判定する(ステッ
プS28)。目標相対湿度と検知した相対湿度との差が
10%以下である場合には、制御部29は湿度制御状態
を「小さい」に変更する(ステップS29)。そして、
制御部29はたとえば1個の発光ダイオード24aを点
灯させる(ステップS30)。一方、目標相対湿度と検
知した相対湿度との差が40%以上である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「大きい」に変更する(ステ
ップS31)。そして、制御部29はたとえば3個の発
光ダイオード24a,24b,24cを点灯させる(ス
テップS32)。
果、現在の湿度制御状態が「中程度」の場合には、図9
に示すように、制御部29は、目標相対湿度と検知した
相対湿度との差を求め、その差が、たとえば10%以下
であるのか、40%以上であるのかを判定する(ステッ
プS28)。目標相対湿度と検知した相対湿度との差が
10%以下である場合には、制御部29は湿度制御状態
を「小さい」に変更する(ステップS29)。そして、
制御部29はたとえば1個の発光ダイオード24aを点
灯させる(ステップS30)。一方、目標相対湿度と検
知した相対湿度との差が40%以上である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「大きい」に変更する(ステ
ップS31)。そして、制御部29はたとえば3個の発
光ダイオード24a,24b,24cを点灯させる(ス
テップS32)。
【0033】また、図7のステップS22における判定
の結果、現在の湿度制御状態が「大きい」の場合には、
図10に示すように、制御部29は、目標相対湿度と検
知した相対湿度との差を求め、その差が、たとえば10
%以下であるのか、10%より大きく30%以下である
のかを判定する(ステップS33)。目標相対湿度と検
知した相対湿度との差が10%以下である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「小さい」に変更する(ステ
ップS34)。そして、制御部29はたとえば1個の発
光ダイオード24aを点灯させる(ステップS35)。
の結果、現在の湿度制御状態が「大きい」の場合には、
図10に示すように、制御部29は、目標相対湿度と検
知した相対湿度との差を求め、その差が、たとえば10
%以下であるのか、10%より大きく30%以下である
のかを判定する(ステップS33)。目標相対湿度と検
知した相対湿度との差が10%以下である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「小さい」に変更する(ステ
ップS34)。そして、制御部29はたとえば1個の発
光ダイオード24aを点灯させる(ステップS35)。
【0034】一方、目標相対湿度と検知した相対湿度と
の差が10%より大きく30%以下である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「中程度」に変更する(ステ
ップS36)。そして、制御部29はたとえば2個の発
光ダイオード24a,24bを点灯させる(ステップS
37)。
の差が10%より大きく30%以下である場合には、制
御部29は湿度制御状態を「中程度」に変更する(ステ
ップS36)。そして、制御部29はたとえば2個の発
光ダイオード24a,24bを点灯させる(ステップS
37)。
【0035】ステップS25,S27,S30,S3
2,S35,S37で湿度の差に応じた数だけ発光ダイ
オード24a,24b,24cを点灯させた後、ステッ
プS21へ戻り、上述した処理を繰り返す。このよう
に、湿度調整部27の動作特性にヒステリシスをもたせ
ることによって、湿度センサー21等の検出回路の検出
誤差によって湿度表示が不必要に変動してしまうのを防
ぐことができる。すなわち、湿度制御および湿度表示が
安定するという効果が得られる。なお、ステップS2
3,S28,S33における場合分けの境界値は、この
例に限らない。
2,S35,S37で湿度の差に応じた数だけ発光ダイ
オード24a,24b,24cを点灯させた後、ステッ
プS21へ戻り、上述した処理を繰り返す。このよう
に、湿度調整部27の動作特性にヒステリシスをもたせ
ることによって、湿度センサー21等の検出回路の検出
誤差によって湿度表示が不必要に変動してしまうのを防
ぐことができる。すなわち、湿度制御および湿度表示が
安定するという効果が得られる。なお、ステップS2
3,S28,S33における場合分けの境界値は、この
例に限らない。
【0036】上述した実施の形態によれば、湿度設定項
目が、「高め」、「標準」または「低め」という湿度の
高低に関する定性的な言葉で表現されているため、湿度
設定項目の表現と人間の感覚とが合致する。そのため、
使用者は、湿度を低くしたければ「低め」を選択し、湿
度を高くしたければ「高め」を選択し、どちらでもなけ
れば「標準」を選択すればよい。したがって、使用者
は、湿度設定を容易に行うことができる。
目が、「高め」、「標準」または「低め」という湿度の
高低に関する定性的な言葉で表現されているため、湿度
設定項目の表現と人間の感覚とが合致する。そのため、
使用者は、湿度を低くしたければ「低め」を選択し、湿
度を高くしたければ「高め」を選択し、どちらでもなけ
れば「標準」を選択すればよい。したがって、使用者
は、湿度設定を容易に行うことができる。
【0037】また、一般に、使用者にとって、パーセン
トで表される湿度の数値がどれくらいであれば快適であ
るのか、湿度が高すぎて不快であるのか、また湿度が低
すぎて乾燥していると感じるのかということを認識する
のは困難である。そのため、具体的な数値でもって湿度
設定を行うのは非現実的である。本実施の形態によれ
ば、何パーセントという数値で湿度設定を行う代わり
に、不特定多数の使用者が共通の概念を有する言葉を用
いて湿度の設定を行うようになっているため、多くの人
が最適な湿度設定を行うことができる。
トで表される湿度の数値がどれくらいであれば快適であ
るのか、湿度が高すぎて不快であるのか、また湿度が低
すぎて乾燥していると感じるのかということを認識する
のは困難である。そのため、具体的な数値でもって湿度
設定を行うのは非現実的である。本実施の形態によれ
ば、何パーセントという数値で湿度設定を行う代わり
に、不特定多数の使用者が共通の概念を有する言葉を用
いて湿度の設定を行うようになっているため、多くの人
が最適な湿度設定を行うことができる。
【0038】また、上述した実施の形態によれば、湿度
表示部24が水滴を模した形状で、かつ湿度制御状態に
応じて数が増減して点灯するため、使用者が直感的に湿
度制御状態を認識することができる。したがって、湿度
調整の運転中に使用者が湿度の設定を微調整することが
できる。つまり、たとえば、当初使用者により設定され
た湿度に調整するために空気調和機本体2がフル稼動し
ている最中に、使用者は湿度表示部24の点灯数を確認
することにより、空気調和機本体2がさらに湿度を下げ
る(または上げる)調整を継続して行おうとしているこ
とを知ることができる。その際に、使用者が快適である
と感じれば、空気調和機本体2に対する湿度の設定を変
更することによって、その快適な状態を維持させること
ができ、過度な湿度調整が実行されるのを防ぐことがで
きる。
表示部24が水滴を模した形状で、かつ湿度制御状態に
応じて数が増減して点灯するため、使用者が直感的に湿
度制御状態を認識することができる。したがって、湿度
調整の運転中に使用者が湿度の設定を微調整することが
できる。つまり、たとえば、当初使用者により設定され
た湿度に調整するために空気調和機本体2がフル稼動し
ている最中に、使用者は湿度表示部24の点灯数を確認
することにより、空気調和機本体2がさらに湿度を下げ
る(または上げる)調整を継続して行おうとしているこ
とを知ることができる。その際に、使用者が快適である
と感じれば、空気調和機本体2に対する湿度の設定を変
更することによって、その快適な状態を維持させること
ができ、過度な湿度調整が実行されるのを防ぐことがで
きる。
【0039】また、上述した実施の形態によれば、湿度
の設定と温度の設定が独立しているため、同じ室温であ
っても、湿度を低めにしたり、湿度を高めにしたり、標
準的な湿度にすることができる。したがって、不特定多
数の使用者が満足するような空気調和を実現させること
ができる。
の設定と温度の設定が独立しているため、同じ室温であ
っても、湿度を低めにしたり、湿度を高めにしたり、標
準的な湿度にすることができる。したがって、不特定多
数の使用者が満足するような空気調和を実現させること
ができる。
【0040】以上において本発明は、上述した実施の形
態に限らず、たとえば図11に示すように、湿度表示部
24がたとえば3個の円状の表示器24d,24e,2
4fで構成されていてもよい。
態に限らず、たとえば図11に示すように、湿度表示部
24がたとえば3個の円状の表示器24d,24e,2
4fで構成されていてもよい。
【0041】また、図12に示す遠隔制御装置3Aのよ
うに、設定表示部34の外周部に設定項目シール35が
貼り付けられており、そのシール35の項目を指し示す
マークが設定表示部34内に表示される構成となってい
てもよい。そうすれば、設定項目シール35を交換する
のみで、遠隔制御装置3Aを転用することが可能とな
り、リサイクル性に優れる。
うに、設定表示部34の外周部に設定項目シール35が
貼り付けられており、そのシール35の項目を指し示す
マークが設定表示部34内に表示される構成となってい
てもよい。そうすれば、設定項目シール35を交換する
のみで、遠隔制御装置3Aを転用することが可能とな
り、リサイクル性に優れる。
【0042】ここで、図12に示す遠隔制御装置3Aに
よる湿度設定操作例について説明する。たとえば、図1
3の左端に示す設定表示部34gのように湿度設定が
「低め」になっている時に、湿度設定キー32の湿度設
定上昇キー32aが押されると、同図中央に示す設定表
示部34hのように湿度設定が「標準」に変更される。
この状態で、さらに湿度設定上昇キー32aが押される
と、図13の右端に示す設定表示部34iのように湿度
設定が「高め」に変更される。この状態で、湿度設定下
降キー32bが押されると、図13中央に示す設定表示
部34hのように湿度設定が「標準」に変更される。こ
の状態で、さらに湿度設定下降キー32bが押される
と、図13の左端に示す設定表示部34gのように湿度
設定が「低め」に変更される。変更後の温湿度設定情報
は遠隔制御装置3Aから空気調和機本体2に送信され
る。
よる湿度設定操作例について説明する。たとえば、図1
3の左端に示す設定表示部34gのように湿度設定が
「低め」になっている時に、湿度設定キー32の湿度設
定上昇キー32aが押されると、同図中央に示す設定表
示部34hのように湿度設定が「標準」に変更される。
この状態で、さらに湿度設定上昇キー32aが押される
と、図13の右端に示す設定表示部34iのように湿度
設定が「高め」に変更される。この状態で、湿度設定下
降キー32bが押されると、図13中央に示す設定表示
部34hのように湿度設定が「標準」に変更される。こ
の状態で、さらに湿度設定下降キー32bが押される
と、図13の左端に示す設定表示部34gのように湿度
設定が「低め」に変更される。変更後の温湿度設定情報
は遠隔制御装置3Aから空気調和機本体2に送信され
る。
【0043】また、上述した実施の形態における設定表
示部34の代わりに、図14に示す設定表示部36のよ
うに、文字表示部37、および暗い中で表示するための
背面発光部38を備えた液晶を用いてもよい。この場
合、背景発光部38の色を、水を連想させるような色と
してもよい。
示部34の代わりに、図14に示す設定表示部36のよ
うに、文字表示部37、および暗い中で表示するための
背面発光部38を備えた液晶を用いてもよい。この場
合、背景発光部38の色を、水を連想させるような色と
してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、湿度設定項目が、湿度の高低に関する定性的な言葉
で表現されているため、不特定多数である使用者に共通
の概念でもって湿度の設定をすることができる。したが
って、不特定多数の使用者が最適な湿度設定を行うこと
が可能となる。
ば、湿度設定項目が、湿度の高低に関する定性的な言葉
で表現されているため、不特定多数である使用者に共通
の概念でもって湿度の設定をすることができる。したが
って、不特定多数の使用者が最適な湿度設定を行うこと
が可能となる。
【0045】つぎの発明によれば、湿度設定項目が「高
め」、「標準」または「低め」という言葉で表されてい
るため、湿度設定項目の表現と人間の感覚とが合致す
る。そのため、使用者は、湿度を低くしたければ「低
め」を選択し、湿度を高くしたければ「高め」を選択
し、どちらでもなければ「標準」を選択すればよい。し
たがって、使用者は、湿度設定を容易に行うことができ
る。
め」、「標準」または「低め」という言葉で表されてい
るため、湿度設定項目の表現と人間の感覚とが合致す
る。そのため、使用者は、湿度を低くしたければ「低
め」を選択し、湿度を高くしたければ「高め」を選択
し、どちらでもなければ「標準」を選択すればよい。し
たがって、使用者は、湿度設定を容易に行うことができ
る。
【0046】つぎの発明によれば、湿度制御状態を表示
するために、水滴を模した形状の複数の表示器が設けら
れており、それら表示器の点灯数が湿度制御状態に応じ
て変化する。そのため、使用者が直感的に湿度制御状態
を認識することができる。
するために、水滴を模した形状の複数の表示器が設けら
れており、それら表示器の点灯数が湿度制御状態に応じ
て変化する。そのため、使用者が直感的に湿度制御状態
を認識することができる。
【0047】つぎの発明によれば、室温を設定し、その
設定室温になるように室内の空気の温度を調整する機能
をさらに備えているため、使用者は、湿度の設定と温度
の設定を独立して行うことができる。そのため、同じ室
温であっても、湿度を低めにしたり、湿度を高めにした
り、標準的な湿度にすることができる。したがって、不
特定多数の使用者が満足するような空気調和を実現させ
ることができる。
設定室温になるように室内の空気の温度を調整する機能
をさらに備えているため、使用者は、湿度の設定と温度
の設定を独立して行うことができる。そのため、同じ室
温であっても、湿度を低めにしたり、湿度を高めにした
り、標準的な湿度にすることができる。したがって、不
特定多数の使用者が満足するような空気調和を実現させ
ることができる。
【図1】 本発明にかかる空気調和機の一例の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 その空気調和機を構成する空気調和機本体の
内部のブロック構成の一例を示す図である。
内部のブロック構成の一例を示す図である。
【図3】 その空気調和機を構成する遠隔制御装置によ
る湿度設定操作例を説明するための図である。
る湿度設定操作例を説明するための図である。
【図4】 その空気調和機を構成する遠隔制御装置によ
る温度設定操作例を説明するための図である。
る温度設定操作例を説明するための図である。
【図5】 本発明にかかる空気調和機による湿度制御の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明にかかる空気調和機に設けられた湿度
表示部の一例を示す図である。
表示部の一例を示す図である。
【図7】本発明にかかる空気調和機による湿度制御の他
の例を示すフローチャートである。
の例を示すフローチャートである。
【図8】 図7のフローチャートの続きを示す図であ
る。
る。
【図9】 図7のフローチャートの続きを示す図であ
る。
る。
【図10】 図7のフローチャートの続きを示す図であ
る。
る。
【図11】 本発明にかかる空気調和機に設けられる湿
度表示部の他の例を示す図である。
度表示部の他の例を示す図である。
【図12】 本発明にかかる空気調和機を構成する遠隔
制御装置の他の例を示す図である。
制御装置の他の例を示す図である。
【図13】 図12に示す遠隔制御装置による湿度設定
操作例を説明するための図である。
操作例を説明するための図である。
【図14】 本発明にかかる空気調和機を構成する遠隔
制御装置の設定表示部の他の例を示す図である。
制御装置の設定表示部の他の例を示す図である。
【図15】 従来の空気調和機に備え付けられた意図入
力装置を示す正面図である。
力装置を示す正面図である。
2 空気調和機本体、21 湿度検出部(湿度センサ
ー)、22 温度検出部(温度センサー)、23 温度
表示部、24 湿度表示部、24a,24b,24c
表示器(発光ダイオード)、27 湿度調整部、28
温度調整部、3,3A 遠隔制御装置、32 湿度設定
操作部(湿度設定キー)、33 温度設定操作部(温度
設定キー)。
ー)、22 温度検出部(温度センサー)、23 温度
表示部、24 湿度表示部、24a,24b,24c
表示器(発光ダイオード)、27 湿度調整部、28
温度調整部、3,3A 遠隔制御装置、32 湿度設定
操作部(湿度設定キー)、33 温度設定操作部(温度
設定キー)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今城 康雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA06 AA07 CC02 CC07 DD06 EE01 3L061 BC02 BD02
Claims (4)
- 【請求項1】 湿度の高低に関する定性的な言葉で表現
された複数の湿度設定項目の中から任意の一つの項目を
選択操作するための湿度設定操作部と、 室内の空気の湿度を検知する湿度検出部と、 前記湿度検出部で検知した湿度および前記湿度設定操作
部により設定された湿度情報に基づいて、室内の空気の
湿度を調整する湿度調整部と、 前記湿度検出部で検知した湿度と前記湿度設定操作部に
より設定された湿度情報との差に応じて、前記湿度調整
部による湿度制御状態を段階的に表示する湿度表示部
と、 を具備することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記湿度設定項目は、互いに異なる目標
相対湿度の値が予め対応づけられた「高め」、「標準」
または「低め」という言葉で表されていることを特徴と
する請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記湿度表示部は、水滴を模した形状の
表示器を複数備え、前記湿度調整部による湿度制御状態
に応じて表示器の点灯数が変化することを特徴とする請
求項1または2に記載の空気調和機。 - 【請求項4】 室内の空気に対して温度を設定するため
の温度設定操作部と、 室内の空気の温度を検知する温度検出部と、 前記温度検出部で検知した温度および前記温度設定操作
部により設定された温度情報に基づいて、室内の空気の
温度を調整する温度調整部と、 前記温度検出部で検知した現在の温度と目標温度との差
を段階的に表示する温度表示部と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1、2または
3に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28069199A JP2001108279A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28069199A JP2001108279A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001108279A true JP2001108279A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17628609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
1999
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8731723B2 (en) * | 2007-11-30 | 2014-05-20 | Honeywell International Inc. | HVAC controller having a parameter adjustment element with a qualitative indicator |
US9964321B2 (en) | 2007-11-30 | 2018-05-08 | Honeywell International Inc. | HVAC controller having a parameter adjustment element with a qualitative indicator |
JP2010121887A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
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