JP2001106206A - 重ね合わせフィルムの剥離装置及びその剥離装置を備えた包装装置 - Google Patents

重ね合わせフィルムの剥離装置及びその剥離装置を備えた包装装置

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JP2001106206A
JP2001106206A JP28654399A JP28654399A JP2001106206A JP 2001106206 A JP2001106206 A JP 2001106206A JP 28654399 A JP28654399 A JP 28654399A JP 28654399 A JP28654399 A JP 28654399A JP 2001106206 A JP2001106206 A JP 2001106206A
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peeling
base plate
bag
pressing plate
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Tomio Makino
牧野富夫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね合わせ状態にあるフィルムを損なうこと
なく確実に把持して、フィルム同士の密着力に抗して該
フィルムを剥離することを課題とする。 【解決手段】 チューブフィルムFを挟んで互いに噛み
合う一対の口部拡開具80,80の各拡開具80を、相
手方口部拡開具80に対向する縁部を直線状とした細長
いベースプレート81と、該ベースプレート81に重ね
合わされた細長い押し付けプレート82と、両プレート
81,82を圧着させるクリップバネ83,83とで構
成すると共に、押し付けプレート82の相手方口部拡開
具80に対向する縁部をベースプレート81の縁部から
離反するように折曲した折曲部82aとし、かつ口部拡
開具80におけるベースプレート81と押し付けプレー
ト82との対接面をシリコーンテープ84,84で滑り
止め処理した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね合わせフィル
ムの剥離装置及びその剥離装置を備えた包装装置に関
し、例えば樹脂製チューブフィルムを使用して被包装物
を包装する包装装置等において、該チューブフィルムか
ら切り取った袋口部を上記被包装物の充填に備えて拡開
する場合などに使用する剥離技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】あらかじめ筒状に成形された樹脂製フィ
ルムを偏平状態で巻いたロールを用いて被包装物の包装
を行う場合、まず、フィルムの先端部を熱シールを施す
ことによって封止して、次にフィルム移送機構により該
フィルムを下方に送り出し、袋口部となる箇所をカッタ
ーにより切断して、下端が閉じて上端が開いた袋体を成
形すると共に、この袋体の袋口部を開いて被包装物を投
入し、そののちに袋口部に熱シールを施すことによって
封止するようになっている。
【0003】その場合、通常、この筒状フィルムは、前
述したようにロール状に巻かれているために内面が真空
状態で密着しており、その密着力に抗して袋口部を拡開
する必要がある。そこで、例えば、特開平7−2518
10号公報に開示されているように、袋口部の切断時に
袋口部の両側を剥離具で確実に把持して、その状態で各
剥離具を離反する方向に移動させることにより上記密着
力に抗して袋口部を開くようにした剥離装置が用いられ
ている。
【0004】すなわち、図9,10に示すように、この
ような剥離具100a,100b(一方のみ図示)は、
金属または非金属製の2枚のプレート101,102を
複数のクリップバネ103,103によって挟み付けて
圧着したものであって、一方の剥離具100aは、相手
方剥離具100bと対向する側において下部プレート1
02の前縁部上面に所定の間隔を置いて多数のきわめて
浅い溝部102a…102aが形成され、これらの溝部
102a…102aの間にそれぞれフィルム挟着面10
2b…102bが形成されている。
【0005】また、上部プレート101の前縁部には上
記溝部102a…102aと同じ間隔で突起101a…
101aが形成され、両プレート101,102を重ね
てクリップバネ103,103によって圧着したとき
に、各溝部102a…102aの上に突起101a…1
01aが位置するように構成されている。
【0006】ここで、これら剥離具100a,100b
は同一形状のものであって、剥離具100bは、もう一
方の剥離具100aを上下反転したものであると共に、
剥離具100bの突起101a…101a(溝部102
a…102a)が剥離具100aの溝部102a…10
2a(突起101a…101a)に入り込むように取り
付けられるものであるから、両剥離具100a,100
bが相対接近したときに、一方の剥離具100aの突起
101a…101aが他方の剥離具100bの溝部10
2a…102aに突入することになる。このことによ
り、フィルムがそれぞれの剥離具100a,100bに
おけるプレート101と102との間にクリップバネ1
03,103のバネ圧に抗しており込み状態で挟み込ま
れるようになっている。
【0007】次に、両剥離具100a,100bが相対
離反することによって各剥離具100a,100bの突
起101a…101aが溝部102a…102aから抜
け出すときに、フィルムもこれらの剥離具100a,1
00bにおけるプレート101,102間から抜け出よ
うとするが、各剥離具100a,100bのフィルム挟
着面102b…102bにおいて、クリップバネ10
3,103の働きによってフィルムがプレート101,
102間に挟着されているため、両剥離具100a,1
00bの相対離反移動に伴ってフィルムの袋口部が拡開
されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の剥離具においては、上部プレートと下部プ
レートとを挟着するクリップバネのバネ圧の調整が難し
く、例えば、このバネ圧が大きいと、両剥離具が相対接
近して一方の剥離具の突起が他方の剥離具の溝部に突入
したときに、上部プレートと下部プレートとの密着が強
固であるためフィルムを剥離具のフィルム挟着面に挟み
込むことができず、各突起においてフィルムにかかる圧
力が大きくなり、フィルムの袋口部が一部変形したり、
さらには破損するという問題点があった。
【0009】ここで、上記問題点を解決するために、ク
リップバネのバネ圧を小さくすることによって上部プレ
ートと下部プレートとの密着力を小さくして、両剥離具
が相対接近して一方の剥離具の突起が他方の剥離具の溝
部に突入したときにフィルムを上記フィルム挟着面に挟
み込むことができるようにしたとしても、各突起が溝部
から抜け出すときにフィルム挟着面とフィルムとの摩擦
力も小さくなっているため、フィルムがフィルム挟着面
から抜け出てしまい上記剥離具がフィルムの袋口部を把
持することができないという新たな問題点が生じてい
た。
【0010】さらに、上記剥離具は、手作業による削り
出し加工で生産されるため、生産するのに非常に時間が
かかり、生産コストが高くついていた。
【0011】そこで本発明は、安価に生産でき、かつ重
ね合わせ状態にある樹脂製フィルムを損なうことなく確
実に把持して、フィルム同士の密着力に抗して剥離する
ことができる重ね合わせフィルムの剥離装置及びその剥
離装置を備えた包装装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず、本願の請求項1に
係る発明(以下、第1発明という。)は、重ね合わせ状
態にある樹脂製フィルムをフィルム同士の密着力に抗し
て剥離する重ね合わせフィルムの剥離装置において、重
ね合わせ状態にあるフィルムの両側に配置され、該フィ
ルムを挟着する方向と離反する方向とに少なくとも一方
が移動可能とされて、フィルム挟着時に該フィルムを挟
んで互いに噛み合う一対の剥離ユニットを有し、各ユニ
ットは、相手方剥離ユニットに対向する縁部を直線状と
した細長いベースプレートと、該ベースプレートに重ね
合わされた細長い押し付けプレートと、両プレートを圧
着させるバネ部材とを有すると共に、押し付けプレート
における相手方剥離ユニットに対向する縁部をベースプ
レートの縁部から離反するように折曲し、両剥離ユニッ
トの接近時に、各剥離ユニットにおけるベースプレート
と押し付けプレートとの間に相手方ユニットにおけるベ
ースプレートの縁部を上記フィルムを押し込みながら挿
入可能としたことを特徴とする。
【0013】次に、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という。)は、上記第1発明における重ね合わせフィ
ルムの剥離装置において、両剥離ユニットにおけるベー
スプレートと押し付けプレートとの対接面を滑り止め処
理したことを特徴とする。
【0014】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という。)は、上記第1または第2発明における重ね
合わせフィルムの剥離装置において、ベースプレートと
押し付けプレートとを、金属板のプレス加工により形成
したことを特徴とする。
【0015】さらに、請求項4に係る発明(以下、第4
発明という。)は、両面が重ね合わせ状態にある筒状フ
ィルムを巻いたロールから繰り出し、その先端部をシー
ルし、かつそのシール部から所定寸法上流側を切断する
ことにより、下端が閉じかつ上端が開いた偏平な袋体を
形成すると共に、該袋体の上端部を開口させた状態で、
該袋体に被包装物を投入し、そののち、該袋体の上端を
シールすることにより上記被包装物を包装する包装装置
において、上記の偏平な袋体の両面を剥離してその上端
部を開口させる剥離装置を備え、該剥離装置は、上記袋
体の上端部を挟着する方向と離反する方向とに少なくと
も一方を移動可能とし、該袋体上端部の挟着時に該袋体
上端部を挟んで互いに噛み合う一対の剥離ユニットを有
し、各ユニットは、相手方剥離ユニットに対向する縁部
が直線状とされた細長いベースプレートと、該ベースプ
レートに重ね合わされた細長い押し付けプレートと、両
プレートを圧着させるバネ部材とを有すると共に、押し
付けプレートにおける相手方剥離ユニットに対向する縁
部をベースプレートの縁部から離反するように折曲し、
両剥離ユニットの接近時に、各剥離ユニットにおけるベ
ースプレートと押し付けプレートとの間に相手方ユニッ
トにおけるベースプレートの縁部を上記袋体上端部の両
面を押し込みながら挿入可能としたことを特徴とする。
【0016】上記のように構成することにより、本願各
発明によれば次の作用が得られる。
【0017】まず、上記第1発明によれば、フィルムを
挟んで互いに噛み合う一対の剥離ユニットの各ユニット
を、相手方剥離ユニットに対向する縁部を直線状とした
細長いベースプレートと、該ベースプレートに重ね合わ
された細長い押し付けプレートと、両プレートを圧着さ
せるバネ部材とで構成すると共に、両剥離ユニットの接
近時に、各剥離ユニットにおけるベースプレートと押し
付けプレートとの間に、相手方ユニットにおけるベース
プレートの縁部がバネ部材のバネ圧に抗してフィルムを
押し込むので、該バネ圧に影響されずに上記フィルムを
押し込むことができる。したがって、フィルムが押し込
まれる際にフィルムに過度の圧力がかかることがなくな
り、フィルムが変形したり、破損等したりすることがな
くなる。
【0018】次に、上記第2発明によれば、上記ベース
プレートと押し付けプレートとの対接面を滑り止め処理
したので、上記フィルムがベースプレートと押し付けプ
レートとの対接面に押し込まれ、次に両剥離ユニットが
離反するときに、上記対接面と、該対接面に直接接触し
ているフィルム部分との間に働く摩擦力がフィルム内面
同士の摩擦力に比べ非常に大きくなる。したがって、両
プレートの対接面に接触しているフィルム部分がそれぞ
れの剥離ユニットのプレート間に挟み込まれた状態で両
剥離ユニットの離反が確実になされ、重ね合わせ状態に
あったフィルムが確実に剥離されることになる。
【0019】また、上記第3発明によれば、ベースプレ
ートと押し付けプレートとを金属板のプレス加工により
形成したので、従来のようにプレートを手作業による削
り出し加工によって形成する必要がなくなる。したがっ
て、生産コストが大幅に低減されると共に、該剥離ユニ
ットを非常に簡単に生産することができるようになる。
【0020】さらに、上記第4発明によれば、重ね合わ
せフィルムの剥離装置を包装装置に備えたので、該包装
装置によって筒状フィルムから形成された袋体に被包装
物を投入する際に、上記第1発明と同様の作用が得られ
ることにより、該袋体の上端部を上記剥離装置によって
確実に開口させることができ、確実に被包装物を上記袋
体に投入することができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
重ね合わせフィルムの剥離装置の一例として、その剥離
装置が備えつけられた包装装置を図面に基づき説明す
る。
【0022】図1,2に示す包装装置1において、樹脂
製のチューブフィルムFを偏平状態でロール状に巻いた
フィルムロール(図示せず)が包装装置1の所定位置に
セットされ、該フィルムロールから引き出されたフィル
ムFがフレーム2,2間に回転可能に支持された固定ガ
イドローラ3…3を経て包装装置1の上面に案内され
る。そして、包装装置1の上面に案内されたフィルムF
は、フレーム2,2にそれぞれ取り付けられた上部支持
ローラ4,4と下部支持ローラ5,5との間を通って上
記包装装置1の前面側、すなわち図2における右側に移
送される。なお、上記上部支持ローラ4,4は、上下方
向に若干量移動可能に支持されている。
【0023】さらに、このフィルムFは、上記包装装置
1の前面側に位置する可動フレーム6,6に配設された
ガイドローラ7を経て、該ガイドローラ7の下方所定位
置に配設された駆動ローラ8と従動ローラ9との間を通
って下方に案内されている。
【0024】ここで、上記駆動ローラ8と従動ローラ9
とは、可動フレーム6,6間に設けられており、駆動ロ
ーラ8の駆動ローラ軸8aの一端側には、ステッピング
モータ10が取り付けられていると共に、該ローラ軸8
aの他端側には、ギヤ8bが取り付けられている。一
方、上記従動ローラ9の従動ローラ軸9aには、上記ギ
ヤ8bと噛合するようにギヤ9bが取り付けられてい
る。
【0025】なお、この駆動ローラ8と従動ローラ9と
の間には、上記フィルムF内に挿通されて該フィルムF
を外側に緊張させるフィルム緊張手段20がフローティ
ング状態で支持されており、上記従動ローラ9は、上記
緊張手段20をセットできるように左右方向に若干量移
動可能とされている。
【0026】さらに、包装装置1の本体部1aの前面か
ら突出したガイドロッド11の一端部が上記可動フレー
ム6,6の下部6aに取り付けられていると共に、この
ガイドロッド11の他端部には、アーム12が取り付け
られている。そして、本体部1aに内蔵されたカム機構
により上記可動フレーム6,6が前後動するようになっ
ている。
【0027】また、上記可動フレーム6,6の前方部に
は、フィルムF内に被包装物を投入するホッパ30が配
置されている。このホッパ30は、相対向して配置され
た一対のコ字形部材31,31で構成されていると共
に、上記コ字形部材31,31には、取付部32,32
で該ホッパ30を保持するホッパ開閉部材33,33が
取り付けられている。そして、このホッパ開閉部材3
3,33は、支軸34,34を支点にして上下方向に揺
動可能とされている。さらに、上記ホッパ開閉部材3
3,33の装置本体部1a側には、ローラ35,35が
取り付けられており、上記可動フレーム6,6が前進す
るときには、このホッパ開閉部材33,33は、ホッパ
30が閉口する状態で維持される。一方、上記可動フレ
ーム6,6が後退するときには、上記ホッパ開閉部材3
3,33のローラ35,35が本体部1aの上面に突設
されたホッパ開閉部材押し下げ台36,36に乗り上げ
る。そのことによって、支軸34,34を中心に取付部
32,32が下方に押し下げられて、上記ホッパ30が
開口するようになっている。なお、上記ホッパ30の後
退位置の上方には、被包装物を案内するシュート13が
設けられている。
【0028】さらに、この包装装置1には、フィルムF
を拡開するフィルム拡開手段40が備えられている。該
拡開手段40には、左右一対の支持部材41,41が備
えられていると共に、各支持部材41,41のフィルム
移送側に、それぞれU字形の板バネ42,42の両端部
を重ね合わせて固定された構成とされている。上記支持
部材41,41には、上記上部支持ローラ4,4と下部
支持ローラ5,5とにそれぞれ摺接する複数のローラ部
材43…43が設けられていると共に、支持軸44の両
端部分がそれぞれ軸方向に進退自在に螺合されている。
この支持軸44は、一端側に設けられたネジ部44a
と、他端側に設けられて該ネジ部44aと同ピッチの逆
ネジ部44bとを有すると共に、該支持軸44の中央部
にはハンドル44cが備えられている。そして、このハ
ンドル44cを正回転、または逆回転させることによ
り、上記支持部材41,41が相対的に接近または離反
移動して、両板バネ42,42間の幅がフィルムFのフ
ィルム幅に応じて調節可能とされている。
【0029】さらに、上記両板バネ42,42の左右外
側には、袋案内板45,45が該板バネ42,42に平
行に配置され、該袋案内板45,45の始端部が上記支
持部材41,41のフィルム移送側とは反対側に取り付
けられている。この袋案内板45,45は、上記板バネ
42,42が拡張してフィルムFを勢いよく広げる際
に、フィルムFに皺ができないようにする。
【0030】また、上記可動フレーム6,6のフィルム
拡開手段40側には、上記板バネ42,42を収縮させ
る収縮手段50がボルト51…51によって固定されて
いる。この収縮手段50には、左右一対のT字形フレー
ム52,52が上記拡開手段40の各板バネ42,42
の外側に備えられていると共に、該T字形フレーム5
2,52間に上下一対のローラ53,53が回転可能に
支持されている。そして、可動フレーム6,6が上記ガ
イドロッド11によって前進するときは、上記収縮手段
50も可動フレーム6,6に連動して前進し、これに伴
って上記板バネ42,42が上記ローラ53,53によ
って両側から押し付けられることによって収縮する。一
方、上記可動フレーム6,6が後退するときは、上記収
縮手段50も同様に後退することによって、フィルム拡
開手段40の板バネ42,42は、ローラ53,53に
よって収縮させられていた状態から解放され、勢いよく
拡張するようになる。
【0031】また、図2,3に示すように、上記可動フ
レーム6,6の下方において、包装装置1の本体部1a
の前面から左右一対の第1駆動ロッド60,60が、そ
の間にフィルムFを通すことができる間隔を保って平行
に突出され、これらのロッド60,60の先端間にわた
ってカッター保持バー61が固定して取り付けられ、こ
のカッター保持バー61の本体部前面側にカッター62
が取り付けられている。さらに、このカッター保持バー
61の近傍で、かつ本体部1a寄りの位置において、上
記第1駆動ロッド60,60にわたってヒータ支持バー
63が取り付けられている。その場合、このヒータ支持
バー63は、それぞれの第1駆動ロッド60,60に対
しスライド可能に取り付けられるが、上記のカッター保
持バー61とはバネ64,64によって連結されてい
る。
【0032】そして、上記ヒータ支持バー63の本体部
1a側の面に上下一対のヒータ65,66が取り付けら
れていると共に、これらの上下ヒータ65,66の間が
開口部67とされて、上述のカッター62の先端が本体
部側に突出しない状態で挿入されている。
【0033】このヒータ支持バー63に対応して、本体
部側に圧着バー68が同じく上記の第1駆動ロッド6
0,60にスライド可能に取り付けられると共に、この
圧着バー68に第2駆動ロッド69が連結されている。
この圧着バー68と上記のヒータ支持バー63とは相対
的に離反する方向に第1駆動ロッド60,60によって
駆動されるものであって、相対接近によってフィルムF
を前後から挟持するようになっている。
【0034】さらに、ヒータ支持バー63と圧着バー6
8とには、下部ヒータ66よりも若干高い位置におい
て、フィルムFの上端部を把持するための口部拡開具
(剥離具)80,80が取り付けられている。
【0035】ここで、この口部拡開具80,80は、同
一形状のものであって、ただ両バー63,68に上下反
転して取り付けられるものであるから、一方の口部拡開
具80について詳しく説明する。
【0036】図3〜5に示すように、口部拡開具80
は、金属または非金属製の2枚のプレート81,82を
複数のクリップバネ83,83によって挟み付けて圧着
したものであって、下側のベースプレート81の方が長
く、やや厚肉とされていると共に、上部の押し付けプレ
ート82の方が短く、薄肉とされている。ベースプレー
ト81における相手方口部拡開具80に対向する縁部
は、直線状に形成されていると共に、押し付けプレート
82における相手方口部把持具80に対向する縁部は、
ベースプレート81の縁部から離反するように折曲され
た折曲部82aとされており、上記第1駆動ロッド6
0,60によってヒータ支持バー63と圧着バー68と
が接近したときに、各口部拡開具80におけるベースプ
レート81と押し付けプレート82との間に相手方口部
拡開具80におけるベースプレート81の縁部がフィル
ムF(図8参照)を押し込みながら挿入可能とされてい
る。
【0037】さらに、各口部拡開具80におけるベース
プレート81と押し付けプレート82との間にフィルム
Fが押し込まれたときに、上記口部拡開具80における
該フィルムFが接する部分、すなわちベースプレート8
1の両面と押し付けプレート82との対接面側に滑り止
め効果のあるシリコーンテープ84…84が貼り付けら
れた構成とされている。
【0038】また、この口部拡開具80のベースプレー
ト81には、多数のビス穴85…85が設けられている
と共に、これらのビス穴85,85と押し付けプレート
82に設けられた穴86,86とが一致するようにベー
スプレート81と押し付けプレート82とが挟み付けら
れている。これにより、ベースプレート81と押し付け
プレート82との相対位置がずれることがないようにな
っている。そして、上記口部拡開具80が複数のビス8
7…87によって圧着バー68に取り付けられている。
【0039】一方、ヒータ支持バー63側においては、
上記のベースプレート81と押し付けプレート82とを
反転させた状態の口部拡開具80が取り付けられてお
り、上記両バー63,68が接近移動することで両口部
拡開具80,80が噛み合うようになっている。なお、
押し付けプレート82はクリップバネ83が挟み付けて
いる部分を中心に、クリップバネ83のバネ力に抗して
若干量回動できるようになっている。
【0040】また、上記各バー63,68よりも下側
で、かつ左右位置に一対のチャック70,70が設けら
れており、第3駆動ロッド71,71によって駆動し、
フィルムFの上部両側を口部拡開具80,80の移動方
向と直交する方向に把持するようになっている。
【0041】なお、包装装置1の本体部1aには駆動手
段(図示せず)が内蔵されており、上記可動フレーム
6,6、第1駆動ロッド60,60及びチャック70,
70の駆動は上記駆動手段によるカム機構によってなさ
れる。
【0042】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0043】まず、図2に示すように、フィルム拡開手
段40と緊張手段20とがフィルムF内に挿通され、さ
らに可動フレーム6,6が前進しており、かつヒータ支
持バー63と圧着バー68とが離反している状態から、
駆動ローラ8の回転によってフィルムFが下方に送り出
される。
【0044】次に、定量のフィルムFが送り出されたの
ち、駆動ロッド60,60によってカッター保持バー6
1及びヒータ支持バー63と圧着バー68とが接近方向
に移動し、ヒータ支持バー63と圧着バー68とがフィ
ルムFを挟着する。そのときは上下のヒータ65,66
には通電しないようになっている。一方、カッター保持
バー61はヒータ支持バー63との間のバネ64を圧縮
するようにしてさらに移動し、ヒータ支持バー63の開
口部67からカッター62を突出させて、フィルムFを
切断し、下側の袋体F1を切り離すと共に、この袋体F
1の袋口部を形成する。なお、この切り離された袋体F
1の袋底部が先行する包装動作によって封止されている
ことはもちろんである。つまり、上記上部ヒータ65に
よって熱シールされている。
【0045】次に、ヒータ支持バー63と圧着バー68
とが離反するように移動するのであるが、ほぼ同時にチ
ャック70,70が駆動されて、チャック70,70に
よって袋口部の両側が保持される。そして、図6に示す
ように、上記離反移動に伴い口部拡開具80,80によ
って上記袋口部が拡開されると共に、前進状態にあった
可動フレーム6,6が上記ガイドロッド11の駆動によ
り後退する。そして、その後退運動動作に連動して上記
ホッパ30が上記口部拡開具80,80によって把持さ
れた袋体F1の直上方に位置する。このとき、上記ホッ
パ開閉部材33,33のローラ35,35が本体部1a
の上面に突設されたホッパ開閉部材押し下げ台36,3
6に乗り上げる。そのことによって、支軸34,34を
中心に取付部32,32が下方に押し下げられることに
より、上記ホッパ30が開口することになる。したがっ
て、ホッパ30内の被包装物が送り出されて、袋体F1
に充填されることになる。
【0046】そして、この充填後に再び可動フレーム
6,6が上記ガイドロッド11の駆動によって前進運動
動作を行い、それに伴ってフィルムFの切断部がヒータ
支持バー63と圧着バー68の直上方に位置する。それ
と共に、ヒータ支持バー63と圧着バー68とが接近移
動して袋口部を挟着すると共に、上記フィルムFの切断
部をも挟着する。このとき、上下のヒータ65,66に
通電して、フィルムFの切断部と袋体F1の袋口部とに
対する熱シールを施すことにより次の袋底部と該袋口部
とを封止し、その後の上記ヒータ支持バー63と圧着バ
ー68との離反移動によって1サイクルの包装動作が完
了する。
【0047】ここで、上記口部拡開具80,80による
重ね合わせフィルムFの剥離動作を詳しく説明する。
【0048】図7,8に示すように、口部拡開具80,
80において、ヒータ支持バー63と圧着バー68とが
相対接近してチューブフィルムFを挟み付け、かつカッ
ター62によって該フィルムFの切断がなされ、下側の
袋体F1が形成されるとき、これらの口部拡開具80,
80が袋体F1の上端部を挟んで相互に噛み合う。すな
わち、一方の口部拡開具80のベースプレート81が他
方の口部拡開具80のベースプレート81と押し付けプ
レート82との間に突入し、この他方のベースプレート
81が一方のベースプレート81と押し付けプレート8
2との間に突入する。そして、上記ベースプレート81
の突入により袋体F1の上端部が口部拡開具80,80
におけるベースプレート81と押し付けプレート82と
の間にクリップバネ83,83のバネ圧に抗して折り込
み状態で挟み込まれる。したがって、各口部拡開具8
0,80のベースプレート81と押し付けプレート82
との対接面に袋体F1の上端部が挟み込まれることにな
る。
【0049】次に、カッター62によるフィルムFの切
断後、ヒータ支持バー63と圧着バー68とが離反し、
各口部拡開具80,80においても相互に噛み合ってい
たのが解消され、袋体F1の上端部もこれらの口部拡開
具80,80におけるプレート81,82間から抜け出
ようとするのであるが、各口部拡開具80,80のベー
スプレート81と押し付けプレート82との対接面にお
いては、滑り止め効果のあるシリコーンテープ84,8
4が貼り付けられていると共に、クリップバネ83,8
3の働きによって袋体F1の上端部がプレート81,8
2間に挟着されているので、袋体F1の上端部が抜け出
ようとすると、シリコーンテープ84,84が貼付され
たプレート81,82の対接面と、これらに直接接触し
ているフィルム部分との間に大きな摩擦力が働く。一
方、チューブフィルムFのフィルム内面同士が密着して
いるから両面を引き離そうとすると、ここにおいても密
着力に基づく摩擦力が働く。しかし、プレート81,8
2の対接面に貼り付けられたシリコーンテープ84と樹
脂フィルムであるチューブフィルムFとの間に働く摩擦
力に比べ、樹脂フィルム同士であるフィルム内面間に働
く摩擦力は非常に小さいので、上記シリコーンテープ8
4に接触しているフィルム部分がそれぞれの口部拡開具
80,80のプレート81,82間に挟み込まれた状態
で両口部拡開具80,80の離反がなされる。
【0050】図8を用いてより詳しく説明すると、チュ
ーブフィルムFにおいて、左側口部拡開具80のベース
プレート81と押し付けプレート82との対接面に貼り
付けられたシリコーンテープ84に直接接触している外
側フィルムFaの外側面X1と、上記シリコーンテープ
84との間に大きな摩擦力が発生する。一方、上記対接
面のシリコーンテープ84と直接接触していない内側フ
ィルムFbは、右側口部拡開具80では両プレート8
1,82の対接面に貼り付けられたシリコーンテープ8
4に直接接触する外側フィルムとなっているから、右側
口部拡開具80においても同様に、外側フィルムの外側
面と、両プレート81,82の対接面に貼り付けられた
シリコーンテープ84との間に大きな摩擦力が発生す
る。この摩擦力が、左側口部拡開具80において、外側
フィルムFaに対して内側フィルムFbを引き離す力と
なる。したがって、プレート81,82の対接面に貼り
付けられたシリコーンテープ84と外側フィルムFaの
外側面X1との間に働く摩擦力が大きい結果、内側フィ
ルムFbは外側フィルムFaと内側フィルムFbとの接
触面X2に働く摩擦力に抗して、口部拡開具80の相対
的移動と共に引き出される。また、右側口部拡開具80
においても同様の動きがなされる。これにより、袋体F
1の袋口部が拡開されることになる。
【0051】その場合、ベースプレート81の両面にシ
リコーンテープ84,84が貼付されていることより、
右側口部拡開具80におけるベースプレート81が左側
口部拡開具80のプレート81,82間に突入している
状態から離反するときに、内側フィルムFbにおける外
側フィルム面X3と、右側口部拡開具80におけるベー
スプレート81に貼り付けられたシリコーンテープ84
との間にも摩擦力が働くことになる。一方、右側口部拡
開具80のプレート81,82間においても同様に摩擦
力が発生する。これらにより、外側フィルムFaと内側
フィルムFbとがより剥離されやすくなる。
【0052】なお、本発明の実施の形態において、ベー
スプレートの両面にシリコーンテープを貼付している
が、ベースプレートの対接面側だけに貼付するようにし
てもよい。そして、口部拡開具におけるベースプレート
と押し付けプレートとの対接面は、シリコーンテープが
貼付されることによって滑り止め処理されているが、滑
り止め効果のあるものを貼付、または塗布するようにし
てもよい。また、上記対接面に直接滑り止め加工するこ
とによって滑り止め処理するようにしてもよい。さら
に、上記両プレート及びフィルムの材質を変更すること
によって両プレート間の対接面とフィルムとの間に働く
摩擦力が大きくなり、ベースプレートと押し付けプレー
トとの対接面に上記のような特別な処理を施す必要がな
くなる場合もある。
【0053】さらに、本発明は、チューブフィルムの口
部拡開具にのみ使用されるものではなく、すでに3方シ
ールされている袋の口部を拡開する場合や、包装装置以
外の重ね合わせ状態にあるフィルム同士を引き離す必要
がある分野にも使用できる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、上記第1発明によれば、
フィルムを挟んで互いに噛み合う一対の剥離ユニットの
各ユニットを、相手方剥離ユニットに対向する縁部を直
線状とした細長いベースプレートと、該ベースプレート
に重ね合わされた細長い押し付けプレートと、両プレー
トを圧着させるバネ部材とで構成すると共に、両剥離ユ
ニットの接近時に、各剥離ユニットにおけるベースプレ
ートと押し付けプレートとの間に、相手方ユニットにお
けるベースプレートの縁部がバネ部材のバネ圧に抗して
フィルムを押し込むので、バネ部材のバネ圧に影響され
ずに上記フィルムを押し込むことができる。したがっ
て、フィルムが押し込まれる際にフィルムに過度の圧力
がかかることがなくなり、フィルムが変形したり、破損
等したりすることがなくなる。
【0055】次に、上記第2発明によれば、上記ベース
プレートと押し付けプレートとの対接面を滑り止め処理
したので、上記フィルムがベースプレートと押し付けプ
レートとの対接面に押し込まれ、次に両剥離ユニットが
離反するときに、上記対接面と、該対接面に直接接触し
ているフィルム部分との間に働く摩擦力がフィルム内面
同士の摩擦力に比べ非常に大きくなる。したがって、両
プレートの対接面に接触しているフィルム部分がそれぞ
れの剥離ユニットのプレート間に挟み込まれた状態で両
剥離ユニットの離反が確実になされ、重ね合わせ状態に
あったフィルムが確実に剥離されることになる。
【0056】また、上記第3発明によれば、ベースプレ
ートと押し付けプレートとを金属板のプレス加工により
形成したので、従来のようにプレートを手作業による削
り出し加工によって形成する必要がなくなる。したがっ
て、生産コストが大幅に低減されると共に、該剥離ユニ
ットを非常に簡単に生産することができるようになる。
【0057】さらに、上記第4発明によれば、重ね合わ
せフィルムの剥離装置を包装装置に備えたので、該包装
装置によって筒状フィルムから形成された袋体に被包装
物を投入する際に、上記第1発明と同様の作用が得られ
ることにより、該袋体の上端部を上記剥離装置によって
確実に開口させることができ、確実に被包装物を上記袋
体に投入することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る包装装置の要部平
面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 剥離装置の拡大平面図である。
【図4】 図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 口部拡開具の斜視図である。
【図6】 包装装置による包装動作を説明する図であ
る。
【図7】 口部拡開具によるフィルムの剥離動作を説明
する図である。
【図8】 同じく口部拡開具によるフィルムの剥離動作
を説明する図である。
【図9】 従来の剥離装置を説明する図である。
【図10】 同じく従来の剥離装置を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 包装装置 30 ホッパ 62 カッター 65 上部ヒータ 66 下部ヒータ 80 口部拡開具(剥離具) 81 ベースプレート 82 押し付けプレート 82a 折曲部 83 クリップバネ 84 シリコーンテープ F フィルム F1 袋体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせ状態にある樹脂製フィルムを
    フィルム同士の密着力に抗して剥離する重ね合わせフィ
    ルムの剥離装置であって、重ね合わせ状態にあるフィル
    ムの両側に配置され、該フィルムを挟着する方向と離反
    する方向とに少なくとも一方が移動可能とされて、フィ
    ルム挟着時に該フィルムを挟んで互いに噛み合う一対の
    剥離ユニットを有し、各ユニットは、相手方剥離ユニッ
    トに対向する縁部が直線状とされた細長いベースプレー
    トと、該ベースプレートに重ね合わされた細長い押し付
    けプレートと、両プレートを圧着させるバネ部材とを有
    すると共に、押し付けプレートにおける相手方剥離ユニ
    ットに対向する縁部がベースプレートの縁部から離反す
    るように折曲されて、両剥離ユニットの接近時に、各剥
    離ユニットにおけるベースプレートと押し付けプレート
    との間に相手方ユニットにおけるベースプレートの縁部
    が上記フィルムを押し込みながら挿入可能とされている
    ことを特徴とする重ね合わせフィルムの剥離装置。
  2. 【請求項2】 両剥離ユニットにおけるベースプレート
    と押し付けプレートとの対接面が滑り止め処理されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の重ね合わせフィル
    ムの剥離装置。
  3. 【請求項3】 ベースプレートと押し付けプレートと
    は、金属板のプレス加工により形成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の重ね合わせフ
    ィルムの剥離装置。
  4. 【請求項4】 両面が重ね合わせ状態にある筒状フィル
    ムを巻いたロールから繰り出し、その先端部をシール
    し、かつそのシール部から所定寸法上流側を切断するこ
    とにより、下端が閉じかつ上端が開いた偏平な袋体を形
    成すると共に、該袋体の上端部を開口させた状態で、該
    袋体に被包装物を投入し、そののち、該袋体の上端をシ
    ールすることにより上記被包装物を包装する包装装置で
    あって、上記の偏平な袋体の両面を剥離してその上端部
    を開口させる剥離装置が備えられており、該剥離装置
    は、上記袋体の上端部を挟着する方向と離反する方向と
    に少なくとも一方が移動可能とされて、該袋体上端部の
    挟着時に該袋体上端部を挟んで互いに噛み合う一対の剥
    離ユニットを有し、各ユニットは、相手方剥離ユニット
    に対向する縁部が直線状とされた細長いベースプレート
    と、該ベースプレートに重ね合わされた細長い押し付け
    プレートと、両プレートを圧着させるバネ部材とを有す
    ると共に、押し付けプレートにおける相手方剥離ユニッ
    トに対向する縁部がベースプレートの縁部から離反する
    ように折曲されて、両剥離ユニットの接近時に、各剥離
    ユニットにおけるベースプレートと押し付けプレートと
    の間に相手方ユニットにおけるベースプレートの縁部が
    上記袋体上端部の両面を押し込みながら挿入可能とされ
    ていることを特徴とする重ね合わせフィルムの剥離装置
    を備えた包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115231066A (zh) * 2022-08-18 2022-10-25 江苏创源电子有限公司 一种自动包装机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115231066A (zh) * 2022-08-18 2022-10-25 江苏创源电子有限公司 一种自动包装机
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