JP2001104702A - ガスの集合回収装置および集合回収方法 - Google Patents

ガスの集合回収装置および集合回収方法

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JP2001104702A
JP2001104702A JP28175599A JP28175599A JP2001104702A JP 2001104702 A JP2001104702 A JP 2001104702A JP 28175599 A JP28175599 A JP 28175599A JP 28175599 A JP28175599 A JP 28175599A JP 2001104702 A JP2001104702 A JP 2001104702A
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Takayuki Fukuoka
崇行 福岡
Yoshihiro Ibaraki
義浩 茨木
Takako Kimura
孝子 木村
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    • F17DPIPE-LINE SYSTEMS; PIPE-LINES
    • F17D1/00Pipe-line systems
    • F17D1/02Pipe-line systems for gases or vapours
    • F17D1/04Pipe-line systems for gases or vapours for distribution of gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収ガスの流量の均一化や濃度の均一化を図
ることができ、後処理等が好適に行えるようになるガス
の集合回収装置および集合回収方法を提供する。 【解決手段】 複数のガス回収経路L1a〜L1cに各
々接続され、体積変化によりガスを略一定圧で貯留する
複数のガスホルダー2a〜2cと、その複数のガスホル
ダー2a〜2cに各々連通した連通路L2a〜L2cを
有しそれらを合流させる集合経路L2と、その集合経路
L2の合流部より下流側に設けた排気手段5とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のガス回収経
路からガスを集合・回収するためのガスの集合回収装置
および集合回収方法に関し、特に半導体製造設備等の産
業設備からの排ガスを集合・回収して、後処理や濃縮・
再利用する際の中間工程に有用である。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題が特に重視されるよ
うになり、半導体製造設備等の産業設備からの排ガスに
ついても、これを回収した後に、分解、除害等の後処理
や濃縮・再利用を行うのが望ましいとされている。従っ
て、これらの後処理や濃縮等に関する特許出願も増加す
る傾向にある。
【0003】例えば特開平10−196532号公報に
は、エッチング装置や化学気相成長装置(CVD)等の
半導体製造装置のプロセスチャンバから排気したガス
を、コールドトラップした後、加熱気化させて順次排出
することで、排ガスから各成分を分離・回収する技術が
開示されている。
【0004】また、特開平9−103633号公報に
は、半導体製造装置の各種エッチング装置からの排ガス
より、パーフルオロ化合物を気体分離膜により濃縮して
回収する技術が開示されている。その際、複数のプロセ
スチャンバからの排ガスを合流して集合させ、これをま
とめて濃縮・回収する方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に個々のプロセスチャンバからの排ガスは、流量や成分
組成が経時的に大きく変動し、また、各プロセスチャン
バ間でも流量や成分組成が相違すると共にその変動の仕
方も、各プロセスチャンバ間で異なる。このため、これ
らをまとめて後処理等を行う場合、好適な条件で安定し
て処理を行うのが極めて困難であり、処理できても非常
に効率が悪いものであった。即ち、排ガスの分解、除害
等を行う際に、供給ガスの流量・濃度に上限が存在する
場合が多いため、分解効率や除害効率が低下し易いとい
う問題があった。また、ガス分離膜等を利用した濃縮を
行う際にも、安定な運転や条件設定が困難となり、また
回収率や純度も低下し易かった。
【0006】そして、このような問題は、半導体製造装
置のプロセスチャンバからの排ガスに限らず、各種の産
業設備からの複数種の排ガスを集合・回収して、後処理
や再利用する際に、共通する課題である。
【0007】そこで、本発明の目的は、回収ガスの流量
の均一化や濃度の均一化を図ることができ、後処理等が
好適に行えるようになるガスの集合回収装置および集合
回収方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の如き
本発明により達成できる。即ち、本発明のガスの集合回
収装置は、複数のガス回収経路に各々接続され、体積変
化によりガスを略一定圧で貯留する複数のガスホルダー
と、その複数のガスホルダーに各々連通した連通路を有
しそれらを合流させる集合経路と、その集合経路の合流
部より下流側に設けた排気手段とを備えることを特徴と
する。本発明において、ガス回収経路とは、排ガス源と
ガスホルダーとを接続する経路を意味し、両者の中間に
濃縮手段や除害手段等を設ける場合には、その前後の経
路を含めた経路を意味する。
【0009】上記において、前記ガスホルダーより上流
側に、目的ガスをコールドトラップした後、加熱気化さ
せる濃縮手段を備えることが好ましい。
【0010】また、前記ガスホルダーに貯留されるガス
の体積を検出する検出部と、その検出部からの信号に基
づいて、前記排気手段の排気動作を制御する制御手段を
備えることが好ましい。
【0011】一方、本発明のガスの集合回収方法は、複
数のガス回収経路からの各々のガスの少なくとも一部
を、体積変化によりガスを略一定圧で貯留する複数のガ
スホルダーに一時的に貯留しながら、その複数のガスホ
ルダーに各々連通する集合経路で合流させて排気するこ
とによりガスを集合・回収することを特徴とする。
【0012】上記において、予め前記ガスホルダーに一
定量以上のガスを貯留した後、前記排気を開始すること
が好ましい。
【0013】上記のガスの集合回収方法は、特に、半導
体製造設備における複数のチャンバーからの排ガスよ
り、パーフルオロ化合物を回収するのに有用である。
【0014】[作用効果]本発明のガスの集合回収装置
によると、体積変化によりガスを略一定圧で貯留するガ
スホルダーがガス回収経路に接続されているため、個々
のガス回収経路からの排ガスを一時的にガスホルダーに
貯留でき、ガスホルダー内で排ガスの濃度の均一化を図
ることができる。また、流量変動に対してガスホルダー
が体積変化しつつ、略一定流量でガスが排気されるた
め、流量の均一化を図ることができる。更に、当該ガス
ホルダーは複数のガス回収経路に各々接続されており、
各ガスホルダーに連通して合流させる集合経路を介し
て、排気手段によりガスホルダー内のガスが回収される
ため、回収ガスの合流により濃度の均一化が図れる。そ
の結果、回収ガスの流量の均一化や濃度の均一化を図る
ことができ、後処理等が好適に行えるようになるガスの
集合回収装置を提供することができた。
【0015】前記ガスホルダーより上流側に、目的ガス
をコールドトラップした後、加熱気化させる濃縮手段を
備える場合、トラップ部を複数設けて順次切り換え運転
しても、当該濃縮手段から排出される濃縮ガスは、濃度
が経時的に変化し易く、また、切り換え時に流量変動が
起こる場合もあり、本発明の集合回収装置の上記作用効
果が特に有効になる。
【0016】前記ガスホルダーに貯留されるガスの体積
を検出する検出部と、その検出部からの信号に基づい
て、前記排気手段の排気動作を制御する制御手段とを備
える場合、検出部がガスホルダー内のガスの体積を検出
して、それが適量か否か等に応じて、制御手段により排
気手段の発停等を行えるため、ガスホルダー内のガス体
積が極端に大きい場合又は小さい場合に生じる回収ガス
の流量や濃度の変動などを好適に防止することができ
る。一方、予めガスホルダーに一定量以上のガスを貯留
してから、排気を開始することが可能となるため、流量
や濃度が均一なガスを長時間安定して排気(回収)する
ことができる。
【0017】一方、本発明のガスの集合回収方法による
と、複数のガス回収経路からの各々のガスを上記の如き
複数のガスホルダーに一時的に貯留しながら、各々に連
通する集合経路で合流させて排気するため、上記と同様
の作用により、回収ガスの流量の均一化や濃度の均一化
を図ることができ、後処理等が好適に行えるようにな
る。
【0018】また、予め前記ガスホルダーに一定量以上
のガスを貯留した後、前記排気を開始する場合、予め各
々のガスホルダー内で排ガスの濃度の均一化を図ること
ができ、またより多くのガスホルダーにガスを貯留した
状態から排気が行えるため、ガスの混合による濃度の均
一化がより確実に行えるようになる。
【0019】半導体製造設備における複数のチャンバー
からの排ガスより、パーフルオロ化合物を回収するもの
である場合、特に、当該排ガスは流量や成分組成が経時
的に大きく変動し、各チャンバー間でも流量や成分組成
が相違するため、集合・回収の際の濃縮ガスの流量や濃
度の均一化を図ることができる本発明が特に有用とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、半
導体製造設備における各種エッチング装置の排ガスか
ら、パーフルオロ化合物(以下、PFCという)をコー
ルドトラップして濃縮した後、集合・回収してボンベに
充填する例を示す。
【0021】本発明のガスの集合回収装置は、図1に示
すように、複数のガス回収経路L1a〜L1cに各々接
続され、体積変化によりガスを略一定圧で貯留する複数
のガスホルダー2a〜2cを備える。ガスホルダー2a
〜2cは、ナイロン、ポリエステル等の基布にクロロプ
レン等のガス難透過性のゴムをコーティングしたシート
地を用いて、円柱状、球状、又は箱状等に形成した容積
可変型容器であり、各種のものが市販されている。中で
も、ジャバラ形状を有することで一方向の伸縮により体
積変化するものが、体積変化等を検出し易いため好まし
い。
【0022】ガス回収経路L1a〜L1cのガスホルダ
ー2a〜2cより上流側には、目的ガス(PFC)をコ
ールドトラップした後、加熱気化させる濃縮手段3a〜
3cと、有害成分等を除去するための除害手段4a〜4
cとを備える。
【0023】濃縮手段3a〜3cは、冷却機能を有する
一対のトラップ部Tを備え、各々のトラップ部Tが排気
経路と再生経路とを交互に往復動することで、PFCの
コールドトラップと加熱気化とを交互に行うように構成
したものである。つまり、トラップ部Tが排気経路に配
置される時は、チャンバーA〜Cからの排ガス中のPF
Cがトラップ部Tによりコールドトラップされ、残りは
系外に排出される。そしてコールドトラップが飽和する
前に、トラップ部Tは再生経路に移動され、比較的高温
のキャリアガス(N2 )によりPFCが加熱気化され
て、PFCが濃縮された状態で下流側の除害手段4a〜
4cに送られる。
【0024】除害手段4a〜4cは、PFCと共に気化
したHF、SiF4 、F2 、COF 2 等を有害成分等を
除去すべく、活性炭等の吸着剤や金属酸化物系の触媒を
充填した乾式の充填塔(除害塔)、または、スクラバー
のような湿式の充填塔(除害塔)などを利用することが
可能である。なお、除害手段は濃縮手段3a〜3cの排
気経路にも設けてもよい。
【0025】複数のガスホルダー2a〜2cには、連通
路L2a〜L2cが各々連通しており、それらを有する
集合経路L2が各々を合流させる。そして、集合経路L
2の合流部より下流側には、粉体除去のためのフィルタ
6を介して排気手段5が設けられている。排気手段5と
してはガス充填を行うための圧縮機等が使用される。前
記ガスホルダー2a〜2cには、貯留されるガスの体積
が一定範囲内であるか否かを検出するための一対のリミ
ットスイッチ(図示せず)が、検出部として設けられて
いる。リミットスイッチは、例えばガスホルダー2a〜
2cの本体を囲うフレームに対して、本体の変位面と共
に変位する部材が接触して、オンオフ可能な位置に設け
られる。
【0026】一対のリミットスイッチは、各々のガスホ
ルダー2a〜2cが貯留するガスの体積が上限以下又は
下限以上であるか否かを出力することができ、その信号
に基づいて、制御手段(図示せず)が排気手段5の排気
動作を制御する。制御の仕方としては、例えばガスホル
ダー2a〜2cの何れか上限体積を超えた場合に、排気
を開始し、ガスホルダー2a〜2cの全て又は何れかが
下限体積より少なくなった場合に、排気を停止する制御
が挙げられる。
【0027】ガスホルダー2a〜2c内や連通路L2a
〜L2c内の圧力(静圧)は、ほとんど同じであるた
め、排気手段5で排気を行うと、連通路L2a〜L2c
の圧損が略同じであれば、各々のガスホルダー2a〜2
cから略同量のガスが排気される。従って、各々のガス
回収経路L1a〜L1cの総流量(稼動時間×流量)が
同じ場合には、ガスホルダー2a〜2cの体積は略同じ
程度に大きくなり、略同じ程度で排気される。一方、各
々のガス回収経路L1a〜L1cの総流量(稼動時間×
流量)が異なる場合、各々の連通路L2a〜L2cに径
の異なるオリフィス等の流量調節手段を設けることで、
何れかのガスホルダー2a〜2cだけが先に排気される
のをある程度防止することができる。また、それぞれの
ガスホルダー2a〜2cに貯留されるガス濃度が異なる
場合でも、オリフィス等を使用して回収装置にガス供給
する際に最適なガス濃度に混合して供給することも可能
になる。
【0028】排気手段5である圧縮機でガスを圧縮する
と水分等が凝縮し易いため、圧縮機のバイパス経路L3
には、それを除去するためのコアレッサー8aとセパレ
ータ7aとが設けられている。同様に圧縮機の下流側経
路L4にもコアレッサー8bとセパレータ7bとが設け
られている。その下流側にはバッファータンク9が設け
られており、経路L5を介して充填装置10により、回
収したガスがボンベ11に充填される。
【0029】上記の制御の例では、予めガスホルダー2
a〜2cの何れかに一定量以上のガスを貯留した後、排
気を開始し、ガスホルダー2a〜2cの全て又は何れか
が一定量以下になった場合に排気を停止し、この操作を
繰り返して、ボンベ11への充填を行う。
【0030】なお、充填を終了して圧縮機を停止した
後、再起動させる際、圧縮ガスを逃す必要がある場合に
は、弁12を開いて経路L6により圧縮ガスをガスホル
ダー2bに戻すことができる。
【0031】[他の実施形態]以下、他の実施形態につ
いて説明する。
【0032】(1)前記の実施形態では、コールドトラ
ップによる濃縮手段を各々のガス回収経路に設ける例を
示したが、図2に示すように本発明のガスの集合回収装
置の後段に設けた膜分離濃縮装置により、PFCを濃縮
した後、ボンベに充填・回収してもよい。
【0033】即ち、図2に示すように、複数のチャンバ
ーD〜Eからのガス回収経路L1d〜L1eに各々接続
された複数のガスホルダー2d〜2eを備え、その上流
側には除害手段4d〜4eを備える。ガスホルダー2d
〜2eには、連通路L2d〜L2eが各々連通してお
り、それらを有する集合経路L2が各々を合流させる。
そして、集合経路L2の合流部より下流側には、排気手
段5aが設けられており、膜分離濃縮装置12に適した
圧力までガスの加圧を行う。
【0034】加圧されたガスは、膜分離濃縮装置12に
供給され、PFCが濃縮される。膜分離濃縮装置12で
濃縮された濃縮ガスは、圧縮機5bにより圧縮され、前
述の実施形態と同様にしてボンベ11への充填が行われ
る。前記実施形態と同様の制御を行う場合、予めガスホ
ルダー2d〜2eの何れかに一定量以上のガスを貯留し
た後、排気を開始し、ガスホルダー2d〜2eの何れか
が一定量以下になった場合に排気を停止するが、この操
作の繰り返しにあわせて膜分離濃縮装置12を運転する
ことにより、常に膜分離濃縮装置12の原料ガスの流量
や濃度が均一化されているため、安定な運転や条件設定
が容易になり、回収率や回収されたPFCの濃度をより
高く維持することができる。
【0035】(2)前記の実施形態では、PFCを濃縮
した後、ボンベに充填・回収する例を示したが、図3に
示すように本発明のガスの集合回収装置の後段に設けた
膜分離濃縮装置により濃縮したPFCを、半導体製造設
備にそのままリサイクルしてもよい。
【0036】なお、図3に示す装置では、複数のチャン
バーF〜Gからのガス回収経路L1f〜L1gに複数の
ガスホルダー2f〜2gを各々接続し、その下流側に除
害手段4f〜4gを設けているが、排ガス中に腐食性ガ
スを含まないか、又はガスホルダー2f〜2gが耐食性
材料よりなる場合には、この順序で配置するのが有効で
ある。除害手段4f〜4gには、供給ガス量(処理能
力)の上限が定められているものが多く、上記の配置に
より、供給ガス量や供給圧を均一化することができるか
らである。
【0037】(3)前記の実施形態では、ガスホルダー
2aとガス回収経路L1a等とを図1に示すような接続
形態としたが、例えば、図4(a)〜(b)に示すよう
な接続形態にしてもよい。
【0038】図4(a)に示す接続形態では、ガスホル
ダー2a自体の構造が簡易になり、図4(b)に示す接
続形態では、ガスホルダー2a内でのガスの混合作用が
大きく、ガスの不均一な滞留がより生じにくくなる。
【0039】(4)前記の実施形態では、一対のトラッ
プ部を備え、各々のトラップ部が排気経路と再生経路と
を交互に往復動することで、コールドトラップと加熱気
化とを交互に行う濃縮手段を設ける例を示したが、複数
のトラップ部に対しガス流路を切り換えることで、コー
ルドトラップと加熱気化とを交互に行う濃縮手段を採用
してもよい。なお、冷却方式としては、目的ガスの種類
に応じたコールドトラップ温度に冷却できる方式が採用
されるが、PFCに対しては、ヘリウム冷凍機、パルス
冷凍機、液体窒素冷却などが採用される。
【0040】(5)前記の実施形態では、半導体製造設
備における各種エッチング装置の排ガスからPFCを回
収する例を示したが、エキシマレーザー照射装置の排ガ
スからネオンを回収する場合にも有効である。本発明は
これらに限らず、各種の産業設備からの複数種の排ガス
を集合・回収して、後処理や再利用する際に有効であ
る。
【0041】(6)前記の実施形態では、常時、ガス回
収経路からの排ガスを導入する例を示したが、排ガス供
給源の工程の種類や稼動状態に応じて、ガス回収経路か
らの排ガスの導入を停止するようにしてもよい。その場
合、一時的にガスホルダーへの排ガスの供給が停止する
が、先に貯留したガスの排気により、流量や濃度の不均
一化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスの集合回収装置の一例を示す概略
構成図
【図2】他の実施形態の集合回収装置の一例を示す概略
構成図
【図3】他の実施形態の集合回収装置の一例を示す概略
構成図
【図4】他の実施形態のガスホルダーの一例を示す概略
構成図
【符号の説明】
2a〜2g ガスホルダー 3a〜3c 濃縮手段 5 排気手段 L1a〜L1g ガス回収経路 L2 集合経路 L2a〜L2g 連通路
フロントページの続き (72)発明者 木村 孝子 茨城県つくば市和台28番 株式会社エール リキードラボラトリーズ内 Fターム(参考) 4D002 AA22 AC10 BA02 BA04 BA13 CA07 DA41 EA02 EA05 EA08 FA01 GA02 GB04 HA04 4D048 AA11 AB03 CD10 4D076 AA05 AA06 AA15 AA22 BA02 BE04 BE09 CD23 CD32 EA02X EA14X FA04 FA19 FA33 HA03 HA12 JA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガス回収経路に各々接続され、体
    積変化によりガスを略一定圧で貯留する複数のガスホル
    ダーと、その複数のガスホルダーに各々連通した連通路
    を有しそれらを合流させる集合経路と、その集合経路の
    合流部より下流側に設けた排気手段とを備えるガスの集
    合回収装置。
  2. 【請求項2】 前記ガスホルダーより上流側に、目的ガ
    スをコールドトラップした後、加熱気化させる濃縮手段
    を備える請求項1記載のガスの集合回収装置。
  3. 【請求項3】 前記ガスホルダーに貯留されるガスの体
    積を検出する検出部と、その検出部からの信号に基づい
    て、前記排気手段の排気動作を制御する制御手段とを備
    える請求項1又は2に記載のガスの集合回収装置。
  4. 【請求項4】 複数のガス回収経路からの各々のガスの
    少なくとも一部を、体積変化によりガスを略一定圧で貯
    留する複数のガスホルダーに一時的に貯留しながら、そ
    の複数のガスホルダーに各々連通する集合経路で合流さ
    せて排気することによりガスを集合・回収するガスの集
    合回収方法。
  5. 【請求項5】 予め前記ガスホルダーに一定量以上のガ
    スを貯留した後、前記排気を開始する請求項4記載のガ
    スの集合回収方法。
  6. 【請求項6】 半導体製造設備における複数のチャンバ
    ーからの排ガスより、パーフルオロ化合物を回収するも
    のである請求項5記載のガスの集合回収方法。
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