JP2001104486A - ダブルルーメンカテーテル - Google Patents

ダブルルーメンカテーテル

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JP2001104486A JP28508599A JP28508599A JP2001104486A JP 2001104486 A JP2001104486 A JP 2001104486A JP 28508599 A JP28508599 A JP 28508599A JP 28508599 A JP28508599 A JP 28508599A JP 2001104486 A JP2001104486 A JP 2001104486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入性がよく、特に脱血口の血管壁への吸着
を防ぐことのできるダブルルーメンカテーテルを提供す
る。 【解決手段】 先端に開口された送血口3aまで形成さ
れた送血用ルーメン2aおよび先端近傍に設けられた凹
部4の基部側側面4aに開口された脱血口3bまで形成
された脱血用ルーメン2bを有するカテーテル本体1
と、カテーテル本体1の基部に一体的に結合され送血用
ルーメン2a及び脱血用ルーメン2bにそれぞれ連通す
る接続チューブを有する接続部とを備えてなり、凹部4
の基部側側面4aを、カテーテル本体1の軸方向に対し
傾斜して設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液透析などの治
療に使用されるダブルルーメンカテーテルに係り、さら
に詳しくは、脱血用および送血用の開口部がカテーテル
本体の先端部側にそれぞれ設けられたエンドホールタイ
プのダブルルーメンカテーテルの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】血液透析においては、その透析効果を上
げるために安定的で十分な血流量を確保することが大切
である。そのため、先端部に開口部を有し、側壁に複数
の側孔が設けられ、送血用と脱血用の2つのルーメンを
備えたダブルルーメンカテーテルが用いられている。し
かしながら、透析中の特に脱血側において、凝血(血
栓)などによる側孔およびルーメンの閉塞、あるいは側
孔の血管壁への吸着などが発生して血流量が減少するな
ど、脱血送血不良を起こすという問題があった。
【0003】そこで、脱血送血不良を起こしにくくし、
脱血用ルーメンおよび送血用ルーメンの開存性が長期に
亘ってよいダブルルーメンカテーテルが考えられ、側孔
等に代わる脱血用および送血用の開口部が、カテーテル
本体の先端部側にそれぞれ1つずつ設けられたエンドホ
ールタイプのダブルルーメンカテーテルが用いられてい
る。
【0004】図7は従来のエンドホールタイプのダブル
ルーメンカテーテルの要部の斜視図、図8は同じく要部
の上面図である。図において、21はダブルルーメンカ
テーテルのカテーテル本体で、内部に送血用ルーメンお
よび脱血用ルーメンが設けられている。また、カテーテ
ル本体21の基部には、送血用ルーメンおよび脱血用ル
ーメンにそれぞれ連通し、かつ透析回路等が接続される
ルアーアダプターを有する2本の接続チューブを備えた
接続部(図示せず)が一体的に結合されている。
【0005】カテーテル本体21の先端部には、その先
端に開口され送血用ルーメンに連通する送血口22a
と、先端近傍においてカテーテル本体21が軸方向に沿
って断面ほぼ半円状に欠落した凹部23と、その凹部2
3の基部側側面23aに開口され脱血用ルーメンに連通
する脱血口22bとが設けられている。
【0006】このように構成したダブルルーメンカテー
テルを用いて血液透析を行う場合は、例えばセルジンガ
ー法を用いてダブルルーメンカテーテルを血管内に留置
する。つまり、あらかじめ血管に留置されたガイドワイ
ヤーの手元端をカテーテル本体21の送血用ルーメンの
送血口22aから挿入して挿通し、ダブルルーメンカテ
ーテルをガイドワイヤーに沿って押し進め、血管に挿入
する。ついで、大腿静脈や鎖骨下静脈等の血流の豊富な
大径の静脈に、血流と同じ方向にダブルルーメンカテー
テルの先端を向けて留置する。そして、各接続チューブ
のそれぞれのルアーアダプターに透析回路を接続し、静
脈を流れる血液を脱血口22bを介して脱血用ルーメン
から体外(透析回路)に引き出し(脱血し)、浄化され
た血液を送血用ルーメンから送血口22aを介して血管
内に送り込む(送血する)。
【0007】また、透析中において脱血口22b等が血
栓により閉塞した場合は、カテーテル本体21の各ルー
メンに圧力をかけ、その押圧により血栓を取り除く。そ
の後、また透析を継続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のダ
ブルルーメンカテーテルは、送血用ルーメンおよび脱血
用ルーメンにそれぞれ1つの送血口22aおよび脱血口
22bが設けられているため、血栓等による閉塞によっ
て脱血送血不良が発生した場合でも、各ルーメンに圧力
をかけて血栓を取り除くという簡単な作業で解消するこ
とができる。
【0009】しかしながら、エンドホールタイプのダブ
ルルーメンカテーテルは、浄化前の血液と浄化後の血液
とが混ざり合わないようにするために、カテーテル本体
1の先端部において送血口22aと脱血口22bはある
程度距離をあけて設けなければならないので、脱血口2
2bを設けるための凹部23などが必要となる。そのた
めにダブルルーメンカテーテルを留置する場合に、カテ
ーテル本体21の凹部23の部分とその凹部23より基
部側の部分とでは外径が異なってしまい、円滑な挿入が
行いにくく、これを円滑に行うためには、一回り太いイ
ントロデューサー等を用いなければならないため、血管
挿入時における患者への余分な負担を与えてしまうとい
う問題があった。
【0010】また、凹部23の側面23aは上方に向か
って基部側に若干傾斜してはいるものの、カテーテル本
体21の軸方向に対してほぼ直交して形成されているた
め、ダブルルーメンカテーテルの挿入時に側面23aが
皮膚等に当たるなど、挿入が困難であった。挿入を容易
にするために、側面23aの傾斜を大きくすることが考
えられるが、側面23aに設けられた脱血口22bが血
管壁に吸着し、脱血送血不良を発生させるおそれがあっ
た。
【0011】さらに、エンドホールタイプのダブルルー
メンカテーテルは、各ルーメンに対してそれぞれ1つの
口(送血口22aおよび脱血口22b)しか設けられて
いないため、血流量を多くするには開口面積を広くする
必要がある。これにより、外径の細いガイドワイヤーを
用いた場合は、送血用ルーメンの内壁とガイドワイヤー
の外壁との間には大きな隙間が生じてしまい、この隙間
によりダブルルーメンカテーテルをうまくガイドワイヤ
ーに沿わすことができないなど、ダブルルーメンカテー
テルの挿入性が悪いという問題があった。そこで、図8
に示すように、この隙間を埋めるための、ルーメンにガ
イドワイヤーが挿通され、かつ送血用ルーメンに挿通さ
れるスタイレット24が用いられている。
【0012】しかしながら、留置したダブルルーメンカ
テーテルからガイドワイヤーとともにスタイレット24
を抜去する場合、カテーテル本体21の先端部に陰圧、
つまり血管内へ引き込む圧力がかかるため、送血用ルー
メンに連通する接続チューブの先端に設けられたルアー
アダプターの開口部からスタイレット24の体積分の空
気が送血用ルーメン内に流入し、さらに送血用ルーメン
の内壁とスタイレット24の外壁の間の狭い隙間を介し
て空気が血管内に入り込んでしまうという問題があっ
た。
【0013】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、挿入性がよく、特に脱血口の血管
壁への吸着を防ぎ、スタイレットの抜去における空気の
流入を防止することのできるダブルルーメンカテーテル
を提供することを目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダブルルー
メンカテーテルは、先端に開口された送血口まで形成さ
れた送血用ルーメンおよび先端近傍に設けられた凹部の
基部側側面に開口された脱血口まで形成された脱血用ル
ーメンを有するカテーテル本体と、カテーテル本体の基
部に一体的に結合され送血用ルーメン及び脱血用ルーメ
ンにそれぞれ連通する接続チューブを有する接続部とを
備えてなり、凹部の基部側側面を、カテーテル本体の軸
方向に対し傾斜して設けたものである。
【0015】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面
の傾斜角度を、15゜〜45゜の範囲内としたものであ
る。
【0016】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、脱血口の近傍のカテーテル本体の側壁に、脱血用ル
ーメンに連通する側孔を設けたものである。
【0017】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体の側壁に設けられた側孔を、脱
血口が設けられた凹部の基部側側面のカテーテル本体の
軸方向の長さの範囲内に設けたものである。
【0018】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面を、
カテーテル本体の軸方向に対してほぼ直交しまたは傾斜
して形成するとともに、側面のほぼ中央上端部から凹部
の底面にかけて帯状のプロテクターを設けたものであ
る。
【0019】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面
を、カテーテル本体の軸方向に対してほぼ直交しまたは
傾斜して形成するとともに、側面のほぼ中央上端部から
凹部の底面にかけて突設された側面ほぼ扇形状で板状の
プロテクターを設けたものである。
【0020】さらに、本発明に係るダブルルーメンカテ
ーテルは、カテーテル本体の少なくとも先端部から先端
部の脱血口より若干基部側までの範囲に、湿潤潤滑剤を
コーティングしたものである。
【0021】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、湿潤潤滑剤を、無水マレイン酸系、ポリビニル
ピロリドン系またはポリエチレングリコール系としたも
のである。
【0022】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、送血用ルーメンに連通する接続チューブの先端に設
けられたルアーアダプターに取り付けられ、内部に上面
に設けられた貫通孔を封止する弾性体よりなる弁体が設
けられたルアーキャップと、ルアーキャップの弁体を介
して送血用ルーメンに連通されるスタイレットと、スタ
イレットの基部が一体的に結合され、内部にルアーキャ
ップが嵌合されるロック部を有するスタイレットアダプ
ターとを備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態の模式図、図2はその先端部側の上面図、図3
は同じく先端部側の斜視図、図4は実施の形態の基部側
の一部断面で示した拡大図である。図において、1はダ
ブルルーメンカテーテルのカテーテル本体で、内部に送
血用ルーメン2aおよび脱血用ルーメン2bが設けられ
ている。
【0024】カテーテル本体1の先端部は、その先端側
において外形が先端に向かうにしたがって縮径されたテ
ーパー状に形成されており、その先端には開口され送血
用ルーメン2aに連通する送血口3aが設けられてい
る。また、先端近傍において、カテーテル本体1に軸方
向に沿って断面ほぼ半円状に欠落した凹部4が設けら
れ、凹部4の基部側の側面4aは上方に向かって基部側
に若干傾斜し、かつカテーテル本体1の軸方向に対して
傾斜角度αで傾斜して形成されており、凹部4の先端側
の側面4bはカテーテル本体1の軸方向に対してほぼ直
交し、かつ上方に向かって先端部側に傾斜している。な
お、側面4aの傾斜角度αは15゜〜45゜の範囲内に
することが望ましい。そして、凹部4の側面4aには、
開口され脱血用ルーメン2bに連通する脱血口3bが設
けられている。
【0025】上述の側面4aの傾斜角度αは、15゜未
満の場合、側面4aの面積が広くなるため脱血口3bの
開口面積も広くなるが、カテーテル本体1の側壁に脱血
用の側孔を設けたものとほぼ同じになり、血管壁への吸
着が防止できず、またダブルルーメンカテーテルを血管
に挿入したときに、脱血口3a全体が血管内に位置され
ず、脱血を行うことができないおそれがある。また、傾
斜角度αが45゜を越える場合は、ダブルルーメンカテ
ーテルの挿入時に側面4aが皮膚等に当たるなど障害と
なって挿入を円滑に行えないおそれがある。
【0026】カテーテル本体1の基部は、送血用ルーメ
ン2aおよび脱血用ルーメン2bにそれぞれ連通する2
本の接続チューブ6a,6bを備えた接続部5が一体的
に結合されている。そして、各接続チューブ6a,6b
の先端には、透析回路等が接続されるルアーアダプター
7a,7bが一体形成されており、ルアーアダプター7
a,7bを使用しない場合は、各ルアーアダプター7
a,7bの開口部を閉塞するほぼ有蓋円筒状のキャップ
8がそれぞれ取り付けられている。また、各接続チュー
ブ6a,6bにはそれぞれのルーメンを閉塞するクラン
プ9が設けられている。
【0027】10は送血側の接続チューブ6aに取り付
けられたキャップ8に代えて、接続チューブ6aのルア
ーアダプター7aに取り付けられるほぼ有蓋円筒状のル
アーキャップで、上面に貫通孔10aが設けられ、内側
に貫通孔10aを封止するゴムの如き弾性体からなる弁
体11が配設されている。また、ルアーキャップ10の
内側の下部にはルアーアダプター7aの先端部に螺合す
るねじ部10bが形成されている。
【0028】12は外径が送血用ルーメン2aのルーメ
ン径とほぼ等しいかまたは若干小径で送血用ルーメン2
aに挿通される管状のスタイレットで、そのルーメン1
2aには外径がルーメン12aの径とほぼ等しいガイド
ワイヤー(図示せず)が挿通される。スタイレット12
の先端部は、その外形が先端に向かうにしたがって縮径
されたテーパー状に形成されている。また、スタイレッ
ト12の基部は、スタイレットアダプター13が一体的
に結合されている。スタイレットアダプター13は、内
径がルアーキャップ10の外径とほぼ等しいほぼ有蓋円
筒状に形成され、その円筒状の胴部内にルアーアダプタ
ー7aに取り付けられたルアーキャップ10が嵌合され
るロック部13aと、ロック部13aの蓋部外側のほぼ
中心部に設けられ、ロック部13a側においてスタイレ
ット12の基部が結合されたほぼ円筒状の連結部13b
とからなっている。そして、スタイレット12は、ルア
ーキャップ10の弁体11を介して接続チューブ6aの
ルーメンおよびカテーテル本体1の送血用ルーメン2a
に挿通され、スタイレットアダプター13のロック部1
3aをルアーキャップ10に嵌合させることによって、
ダブルルーメンカテーテルに設置される。
【0029】このように構成された実施の形態1におい
て、血液透析を行う場合、まず、あらかじめ血管に留置
されたガイドワイヤーの手元端を、ダブルルーメンカテ
ーテルのカテーテル本体1の送血用ルーメン2aに挿通
されたスタイレット12の先端開口部から挿入して、ス
タイレット12のルーメン12aに挿通する。ついで、
スタイレット12つまりダブルルーメンカテーテルをガ
イドワイヤーに沿って押し進め、血管に挿入する。この
とき、ダブルルーメンカテーテルは、その送血用ルーメ
ン2aのルーメン径とほぼ等しいかまたは若干小径の外
径を有するスタイレット12によって挿入しやすくなる
とともに、カテーテル本体1の脱血口3bが設けられた
凹部4の側面4aがカテーテル本体1の軸方向に対して
傾斜角度αを有するように傾斜して形成されているた
め、側面4aがほとんど障害にならずに円滑に挿入され
る。
【0030】そして、血流の豊富な大径の静脈に、血流
と同じ方向にダブルルーメンカテーテルの先端を向け、
ガイドワイヤーおよびスタイレット12をダブルルーメ
ンカテーテルから抜去して留置する。このとき、ダブル
ルーメンカテーテルの接続チューブ6aのルアーアダプ
ター7aには、弁体11を有するルアーキャップ10が
取り付けられているので、図4に示すように、弁体11
によって、カテーテル本体1の先端部にかかる陰圧によ
るルアーアダプター7a側からの送血用ルーメン2aへ
の空気の流入が防止され、送血用ルーメン2aの内壁と
スタイレット12の外壁の狭い隙間Gを介して空気が血
管内に入り込むのが防止される。
【0031】次に、各接続チューブ6a,6bのそれぞ
れのルアーアダプター7a,7bに透析回路を接続し、
静脈を流れる血液を脱血口3bを介して脱血用ルーメン
2bおよび接続チューブ6bから体外(透析回路)に脱
血し、浄化された血液を接続チューブ6aおよび送血用
ルーメン2aから送血口3aを介して血管内に送血す
る。このとき、脱血口3bが設けられたカテーテル本体
1の凹部4の側面4aは、カテーテル本体1の軸方向に
対して傾斜角度αを有するように傾斜して形成されてい
るため、脱血口3bの開口面積が広くなり、十分な血流
量が確保されるとともに、脱血口3bの血管壁への吸着
が防止される。また、脱血口3bの開口面積が広いた
め、血栓等が形成されにくくなり、脱血送血不良が発生
しにくい。
【0032】このように、カテーテル本体1の脱血口3
bが設けられた凹部4の側面4aをカテーテル本体1の
軸方向に対して傾斜角度αを有するように傾斜して形成
したので、ダブルルーメンカテーテルの挿入時において
側面4aがほとんど障害にならずに円滑に挿入できると
ともに、脱血口3bの開口面積を広くすることができ、
十分な血流量が確保できるとともに、脱血口3bの血管
壁への吸着が防止され、脱血送血不良が発生しにくいダ
ブルルーメンカテーテルを得ることができる。また、ダ
ブルルーメンカテーテルの接続チューブ6aのルアーア
ダプター7aに、弁体11を有するルアーキャップ10
を取り付けたので、この弁体11によって、スタイレッ
ト12の抜去時にカテーテル本体1の先端部にかかる陰
圧による送血用ルーメン2aへの空気の流入を防止する
ことができる。
【0033】実施の形態2.本発明の実施の形態2は、
図2に示すように、実施の形態1に係るダブルルーメン
カテーテルのカテーテル本体1において、その先端部側
に設けられた脱血孔3bの近傍のカテーテル本体1の側
壁に、脱血用ルーメン2bに連通する側孔14を設けた
ものである。この側孔14は、脱血孔3bが設けられた
凹部4の側面4aのカテーテル本体1の軸方向の長さm
の範囲内に設けられている。なお、側孔14を長さmの
範囲外、特に側面4aから離れた位置に設けると、側孔
14が血管壁に吸着するおそれがあり、本発明の効果が
低減される。
【0034】このように構成したことにより、実施の形
態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、また、凹部4
の側面4aのカテーテル本体1の軸方向の長さmの範囲
内に側孔14を設けることにより、脱血側の血流量をよ
り多く確保することができるとともに、脱血口3bの血
管壁への吸着をさらに防止することができる。
【0035】実施の形態3.図5は本発明の実施の形態
3の要部の斜視図である。この実施の形態3は、実施の
形態1に係るダブルルーメンカテーテルのカテーテル本
体1において、その先端部側に設けられた凹部4の側面
4aを、カテーテル本体1の軸方向に対してほぼ直交し
て形成するとともに、その側面4aのほぼ中央上端部か
ら凹部4の底面4cにかけて帯状のプロテクター15を
設けたものである。このプロテクター15の上面は、ダ
ブルルーメンカテーテルが挿入しやすいように下方に傾
斜しまたはほぼ円弧状に形成されており、ダブルルーメ
ンカテーテルの挿入時の側面4aによる挿入障害を回避
するように構成されている。なお、プロテクター15の
幅は、脱血口3bを塞がない大きさで、脱血口3bの最
大幅より狭く形成されている。
【0036】このように構成された実施の形態3におい
て、血液透析を行う場合、実施の形態1で説明した場合
と同様に例えばセルジンガー法によってダブルルーメン
カテーテルを血管に留置する。このとき、脱血口3bが
設けられた凹部4の側面4aは、カテーテル本体1の軸
方向に対してほぼ直交して形成されているが、プロテク
ター15によって、その側面4aがダブルルーメンカテ
ーテルの挿入時の皮膚等に当たるのを回避する。そし
て、留置したダブルルーメンカテーテルを用いて実施の
形態1で説明した場合と同様に血液透析を行う。
【0037】このように、カテーテル本体1の先端部
に、凹部4の側面4aのほぼ中央上端部から凹部4の底
面4cにかけて帯状のプロテクター15を設けたので、
カテーテル本体1の軸方向に対してほぼ直交して形成さ
れた凹部4の側面4aの血管への挿入障害を回避するこ
とができ、円滑な血管挿入が行えるダブルルーメンカテ
ーテルを得ることができる。
【0038】実施の形態4.図6は本発明の実施の形態
4の要部の斜視図で、この実施の形態4は、実施の形態
3に係るダブルルーメンカテーテルのカテーテル本体1
において、その先端部の凹部4に設けられた帯状のプロ
テクター15に代えて、凹部4の側面4aのほぼ中央上
端部から凹部4の底面4cにかけて突設された側面ほぼ
扇形状で板状のプロテクター16を設けたものである。
このプロテクター16の上面は、ダブルルーメンカテー
テルが挿入しやすいようにほぼ円弧状に形成されてお
り、ダブルルーメンカテーテルの挿入時の側面4aによ
る挿入障害を回避するように構成されている。なお、プ
ロテクター16は、脱血口3bを塞がない程度の厚さ
で、脱血口3bの最大幅より狭く形成されている。
【0039】このように構成したことにより、実施の形
態3とほぼ同じ作用および効果が得られ、またプロテク
ター16によって、ダブルルーメンカテーテルの挿入時
の側面4aによる挿入障害を回避することができ、挿入
性のよいダブルルーメンカテーテルを得ることができ
る。
【0040】なお、上述の実施の形態3,4は、カテー
テル本体1の軸方向に対してほぼ直交して形成された凹
部4の側面4aを有するダブルルーメンカテーテルに、
プロテクター15,16を設けた場合を示したが、実施
の形態1に係るカテーテル本体1の軸方向に対して傾斜
して形成された凹部4の側面4aを有するダブルルーメ
ンカテーテルにプロテクター15,16を設けてもよ
い。これらの場合も同様の効果を奏する。
【0041】実施の形態5.本発明の実施の形態5は、
実施の形態1に係るダブルルーメンカテーテルのカテー
テル本体1の先端部側において、先端から脱血口3bよ
り基部側までの範囲(例えば図2に示す2点鎖線Xの位
置までの範囲)に、例えば無水マレイン酸系、ポリビニ
ルピロリドン系またはポリエチレングリコール系の湿潤
潤滑剤をコーティングしたものである。
【0042】このように構成したことにより、実施の形
態1とほぼ同じ作用および効果が得られるとともに、カ
テーテル本体1の先端部側に湿潤潤滑剤をコーティング
することによって、ダブルルーメンカテーテルの挿入を
より円滑に行うことができ、挿入性のよいダブルルーメ
ンカテーテルを得ることができる。
【0043】なお、上述の実施の形態5ではカテーテル
本体1の先端部側に湿潤潤滑剤をコーティングした場合
を示したが、カテーテル本体1全体にコーティングして
もよい。この場合も同様の効果を奏する。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係るダブルルーメ
ンカテーテルは、先端に開口された送血口まで形成され
た送血用ルーメンおよび先端近傍に設けられた凹部の基
部側側面に開口された脱血口まで形成された脱血用ルー
メンを有するカテーテル本体と、カテーテル本体の基部
に一体的に結合され送血用ルーメン及び脱血用ルーメン
にそれぞれ連通する接続チューブを有する接続部とを備
えてなり、凹部の基部側側面を、カテーテル本体の軸方
向に対し傾斜して設けたので、ダブルルーメンカテーテ
ルの挿入時において凹部の側面がほとんど障害にならず
に円滑に挿入できるとともに、脱血口の開口面積を広く
することができ、十分な血流量が確保できるとともに、
脱血口の血管壁への吸着が防止され、脱血送血不良が発
生しにくいダブルルーメンカテーテルを得ることができ
る。
【0045】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面
の傾斜角度を、15゜〜45゜の範囲内としたので、挿
入性がよく脱血口の血管壁への吸着を確実に防止できる
ダブルルーメンカテーテルを得ることができる。
【0046】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、脱血口の近傍のカテーテル本体の側壁に、脱血用ル
ーメンに連通する側孔を設けたので、脱血側の血流量を
より多く確保することができるとともに、脱血口の血管
壁への吸着をさらに防止することができるダブルルーメ
ンカテーテルが得られる。
【0047】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体の側壁に設けられた側孔を、脱
血口が設けられた凹部の基部側側面のカテーテル本体の
軸方向の長さの範囲内に設けたので、脱血口および側孔
の血管壁への吸着が防止でき、脱血送血不良が発生しに
くいダブルルーメンカテーテルを得ることができる。
【0048】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面を、
カテーテル本体の軸方向に対してほぼ直交しまたは傾斜
して形成するとともに、側面のほぼ中央上端部から凹部
の底面にかけて帯状のプロテクターを設けたので、ダブ
ルルーメンカテーテルの挿入時における凹部の側面の挿
入障害を回避することができ、円滑な血管挿入が行える
ダブルルーメンカテーテルを得ることができる。
【0049】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、カテーテル本体に設けられた凹部の基部側側面
を、カテーテル本体の軸方向に対してほぼ直交しまたは
傾斜して形成するとともに、側面のほぼ中央上端部から
凹部の底面にかけて突設された側面ほぼ扇形状で板状の
プロテクターを設けたので、ダブルルーメンカテーテル
の挿入時における側面の挿入障害を回避することがで
き、挿入性のよいダブルルーメンカテーテルを得ること
ができる。
【0050】さらに、本発明に係るダブルルーメンカテ
ーテルは、カテーテル本体の少なくとも先端部から先端
部の脱血口より若干基部側までの範囲に、湿潤潤滑剤を
コーティングしたので、ダブルルーメンカテーテルの挿
入をより円滑に行うことができ、挿入性のよいダブルル
ーメンカテーテルを得ることができる。
【0051】また、本発明に係るダブルルーメンカテー
テルは、湿潤潤滑剤を、無水マレイン酸系、ポリビニル
ピロリドン系またはポリエチレングリコール系としたの
で、ダブルルーメンカテーテルの挿入時における湿潤潤
滑剤の潤滑効果を高めることができ、挿入性のよいダブ
ルルーメンカテーテルを得ることができる。
【0052】本発明に係るダブルルーメンカテーテル
は、送血用ルーメンに連通する接続チューブの先端に設
けられたルアーアダプターに取り付けられ、内部に上面
に設けられた貫通孔を封止する弾性体よりなる弁体が設
けられたルアーキャップと、ルアーキャップの弁体を介
して送血用ルーメンに連通されるスタイレットと、スタ
イレットの基部が一体的に結合され、内部にルアーキャ
ップが嵌合されるロック部を有するスタイレットアダプ
ターとを備えたので、ルアーキャップの弁体によって、
スタイレットの抜去時におけるカテーテル本体の先端部
にかかる陰圧による送血用ルーメンへの空気の流入を防
止することができるダブルルーメンカテーテルが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の模式図である。
【図2】本発明の実施の形態の先端部側の上面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の先端部側の斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の基部側の一部断面で示し
た拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態3の要部の斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態4の要部の斜視図である。
【図7】従来のエンドホールタイプのダブルルーメンカ
テーテルの要部の斜視図である。
【図8】従来のエンドホールタイプのダブルルーメンカ
テーテルの要部の上面図である。
【符号の説明】
1 カテーテル本体 2a 送血用ルーメン 2b 脱血用ルーメン 3a 送血口 3b 脱血口 4 凹部 4a 側面 4c 底面 5 接続部 6a,6b 接続チューブ 7a,7b ルアーアダプター 10 ルアーキャップ 10a 貫通孔 11 弁体 12 スタイレット 13 スタイレットアダプター 13a ロック部 14 側孔 15,16 プロテクター m 側面の長さ α 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 133/02 C09D 139/06 139/06 171/02 171/02 A61M 25/00 320P (72)発明者 鈴木 信昭 東京都渋谷区千駄ケ谷五丁目27番7号 日 本ブランズウイックビル 日本シャーウッ ド株式会社内 Fターム(参考) 4C081 AC08 BB09 CA062 CA072 CA182 DA03 DC03 4J038 CG081 CK031 DF011 NA02 NA09 PB01 PC08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に開口された送血口まで形成された
    送血用ルーメンおよび先端近傍に設けられた凹部の基部
    側側面に開口された脱血口まで形成された脱血用ルーメ
    ンを有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基部
    に一体的に結合され前記送血用ルーメン及び脱血用ルー
    メンにそれぞれ連通する接続チューブを有する接続部と
    を備えてなり、 前記凹部の基部側側面を、前記カテーテル本体の軸方向
    に対し傾斜して設けたことを特徴とするダブルルーメン
    カテーテル。
  2. 【請求項2】 カテーテル本体に設けられた凹部の基部
    側側面の傾斜角度を、15゜〜45゜の範囲内としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のダブルルーメンカテーテ
    ル。
  3. 【請求項3】 脱血口の近傍のカテーテル本体の側壁
    に、脱血用ルーメンに連通する側孔を設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載のダブルルーメンカテーテ
    ル。
  4. 【請求項4】 カテーテル本体の側壁に設けられた側孔
    を、脱血口が設けられた凹部の基部側側面の前記カテー
    テル本体の軸方向の長さの範囲内に設けたことを特徴と
    する請求項3記載のダブルルーメンカテーテル。
  5. 【請求項5】 先端に開口された送血口まで形成された
    送血用ルーメンおよび先端近傍に設けられた凹部の基部
    側側面に開口された脱血口まで形成された脱血用ルーメ
    ンを有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基部
    に一体的に結合され前記送血用ルーメン及び脱血用ルー
    メンにそれぞれ連通する接続チューブを有する接続部と
    を備えてなり、 前記凹部の基部側側面を、前記カテーテル本体の軸方向
    に対してほぼ直交しまたは傾斜して形成するとともに、
    前記側面のほぼ中央上端部から前記凹部の底面にかけて
    帯状のプロテクターを設けたことを特徴とするダブルル
    ーメンカテーテル。
  6. 【請求項6】 先端に開口された送血口まで形成された
    送血用ルーメンおよび先端近傍に設けられた凹部の基部
    側側面に開口された脱血口まで形成された脱血用ルーメ
    ンを有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基部
    に一体的に結合され前記送血用ルーメン及び脱血用ルー
    メンにそれぞれ連通する接続チューブを有する接続部と
    を備えてなり、 前記凹部の基部側側面を、前記カテーテル本体の軸方向
    に対してほぼ直交しまたは傾斜して形成するとともに、
    前記側面のほぼ中央上端部から前記凹部の底面にかけて
    突設された側面ほぼ扇形状で板状のプロテクターを設け
    たことを特徴とするダブルルーメンカテーテル。
  7. 【請求項7】 カテーテル本体の少なくとも先端部から
    先端部の脱血口より若干基部側までの範囲に、湿潤潤滑
    剤をコーティングしたことを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか記載のダブルルーメンカテーテル。
  8. 【請求項8】 湿潤潤滑剤を、無水マレイン酸系、ポリ
    ビニルピロリドン系またはポリエチレングリコール系と
    したことを特徴する請求項7記載のダブルルーメンカテ
    ーテル。
  9. 【請求項9】 送血用ルーメンに連通する接続チューブ
    の先端に設けられたルアーアダプターに取り付けられ、
    内部に上面に設けられた貫通孔を封止する弾性体よりな
    る弁体が設けられたルアーキャップと、該ルアーキャッ
    プの弁体を介して前記送血用ルーメンに連通されるスタ
    イレットと、該スタイレットの基部が一体的に結合さ
    れ、内部に前記ルアーキャップが嵌合されるロック部を
    有するスタイレットアダプターとを備えたことを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれか記載のダブルルーメンカ
    テーテル。
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