JP2001104149A - 横開きカーテンの開閉補助装置 - Google Patents

横開きカーテンの開閉補助装置

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JP2001104149A
JP2001104149A JP32310599A JP32310599A JP2001104149A JP 2001104149 A JP2001104149 A JP 2001104149A JP 32310599 A JP32310599 A JP 32310599A JP 32310599 A JP32310599 A JP 32310599A JP 2001104149 A JP2001104149 A JP 2001104149A
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正 深水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車イスを必要とする身障者が、病院の入り口
をカーテンで間仕切ったトイレットを利用する場合、手
でカーテンを引っ張るが、うまく開閉せず、且つ車イス
の後ろにひっかり、カーテンの開閉がいつも面倒であ
る。急いでいる場合は尚更いらいらする。 【解決手段】 カーテンのハンガー付ランナーの両外側
に動力伝達体を設け、更にハンガー付ランナーに沿って
紐状体を張架して動力伝達体を介して下方に張架し、そ
の先端に取っ手を備えた重しを吊り下げる。カーテンを
開閉する端側のランナーと最寄りの紐状体を接合し、紐
状体の移動によりカーテンも移動するように構成する。
一対の、取っ手を備えた重しを上下に移動させることに
より、その間に張架した紐状体を動かし、それにつれ、
カーテンを触れずに楽に開閉することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は老人および身障者用
の横開きカーテン開閉補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院などにおいては、入院病棟な
どのトイレットで介護の必要上カーテンで間仕切ったト
イレットが多く用いられている。その構造はカーテンレ
ールがトイレ入り口上部に取り付けられ、そのカーテン
レールに所定数のハンガー付ランナーが組み込まれ、そ
のハンガー付ランナーに間仕切りカーテンが吊り下げら
れている。このトイレットに車椅子にのった身障者や病
人が入り、カーテンを閉めようとすると、自分の後ろ側
でカーテンを引くことになるが、実際には車椅子に乗っ
たままの後ろ手ではカーテンは引きにくく、またカーテ
ンの端が車椅子の後部にひっかかったりして、閉めるの
に大変な努力が必要となる。また、後ろ手でカーテンを
引けぬ人は、仕方なく狭いトイレで、車椅子の方向を転
換しなければならず非常に困難である。
【0003】また、車椅子に乗った人の大半は自力で立
つことが困難な為、座ったままカーテン端の中央部(上
下方向の)を引くことになり、カーテンに斜め下方向の
力が加わり易く、カーテンレールに組み込んだランナー
の移動が悪い場合には、特にひっかって滑らず、幾度も
引っ張り直さなければならなくなる。
【0004】また、横面の壁が邪魔になってカーテンを
最後まで引きにくく、あと10〜20cmの隙間が閉ま
らず、幾度も引き直すか、上部のハンガー付ランナーに
近いところを引くなど面倒な場合が多い。身障者用のト
イレットで車椅子の身障者が閉める場合には、なおさら
困難が伴う。現実に病院などでは身障者がトイレのカー
テンを閉めるのに、看護婦の手をいつも煩わすか、耐え
られず引き残して開いたまま用を足す患者がいるのが現
状である。
【0005】また、ある病院では、この問題に困って、
カーテンの端にヒモを結わえ、ヒモを引っぱって開閉す
るようにしたが、夜患者がトイレで、じっとヒモを見て
いると、首を吊りたくなると云ったため、驚いて取り外
した例もある。
【0006】以上の様に、日常の病院のトイレのカーテ
ンの不調に対する身障者や看護婦が感じる精神的負担
は、予想以上のようであるが、これと云う解決策もなく
困っているのが現状である。
【0007】高齢化社会を迎える日本では、さらに車イ
スの必要な身障者や老人が増加すると予測される。多く
の人が、不自由な体で一人暮らしをせざるを得ず、家庭
内でも車イスに頼る場合が増え、老人向けの家の造作
も、出入りの容易さと、行動の確認のために、扉による
間仕切りをカーテンに換えるケースが増えてくると考え
られる。当然カーテンを楽に開閉することが必要となっ
てくる。
【0008】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、日常に
開閉するカーテンを、身障者でも滑らかに開閉操作する
ことができ、新設は元より、既設の間仕切カーテンにで
も容易に且つ安価に増設することのできる、横開きカー
テン開閉補助装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における横開きカーテンの開閉補助装置は、
従来の手引きの横開きカーテンが広げられている状態に
おいて、そのカーテンレールに、一列に取り付けられた
所定数のハンガー付ランナー群の両端外側の所定位置
(出来うる限りハンガー付ランナーが移動走行する延長
線上に)に、それぞれ滑車的作用をする動力伝達体を装
着する。
【0010】さらにカーテンレールに一列に取り付けら
れた所定数のハンガー付ランナー群に添って、牽引用の
紐状体(細いワイヤー、紐、ベルトなど)を左右に張架
し、その牽引用の紐状体の両端を前記動力伝達体を介し
て下方向に張架延長し、その先端に所定寸法および所定
のほぼ同じ重量を有する取っ手を備えた重しを、それぞ
れ取り付け吊り下げる。この一対のバランスのとれた取
っ手を備えた重しを吊り下げることにより、その間に張
架されている牽引用の紐状体に適当な緊張を与えて、カ
ーテンの開閉動作を滑らかにする働きをする。
【0011】カーテンが閉められている状態において、
カーテンを吊している所定数のハンガー付ライナー群の
左右両端の内、常に開かない側のカーテンを吊している
ハンガー付ライナーを、ハンガーレール等の最寄りの支
持体に固定して動かなくし、もう一方の開閉移動するカ
ーテン端部近くを吊しているハンガー付ライナーを、ハ
ンガー付ライナーの列に添って張架している牽引用の紐
状体の最寄り部分に接合して、連動するようにする。
【0012】カーテンレールの両側に一対に吊り下がっ
た重しは、その上下の移動幅が、カーテンの必要開閉幅
と略等しくする。そしてカーテンが閉められている状態
においては、開閉する側のカーテン端の側方に取り付け
た重しは、その上下の移動幅の下限に位置し、反対側の
固定したカーテン端の側方に位置した重しは、その上下
の移動幅の上限に位置するように取り付ける。
【0013】一対の取っ手を備えた重しの吊り下げ位置
に、それぞれ所定寸法の軌道体を立設して、重しをその
軌道体と組み合わせつつ吊り下げ、重しが軌道体に沿い
導かれて軌道体の体長の範囲内を上下に往復運動出来る
ように構成する。
【0014】この一対の軌道体双方に、またはいずれか
片方に、一対の重しがカーテンの必要開き幅と略同じ長
さで上下移動するように、軌道体の上部および下部所定
位置に、重しに対するストッパーを取り付けて、重しの
軌道体上の上限下限の移動範囲を設定する。これらの場
合、一対の軌道体の内、一方の重しが、その軌道体に設
定した移動上限に位置する時には、別の一組の軌道体に
組み合わされた重しは、その軌道体の設定された移動下
限に近く位置するような構成になる。
【0015】上記一対の、それぞれ取っ手を取り付けた
重しの重量を、双方バランスの取れた所定重量とすれ
ば、手引でも軽くカーテンを開閉することが出来ると共
に、取っ手の操作により、一方の取っ手を下げればカー
テンは閉まり、他の取っ手を下げればカーテンを開くこ
とが出来る。
【0016】しかし、カーテンの開閉に、前述のような
両方の取っ手を操作しなくても、いずれか一方の取っ手
のみを上下に操作するだけでカーテンの開閉を滑らかに
行なうこともできる。このような操作方法の場合には、
操作しないほうの取っ手は不要のため重しのみとし、さ
らに取っ手を取り付けた重しと、取っ手を取り付けない
重しの重量を略等しい所定重量にするような構成にす
る。それにより一方の取っ手を備えた重しのみを上下に
操作しても、滑らかにカーテンを開閉することが出来
る。そして取っ手を備えた重しをカーテンの開閉移動す
る側に設けると、取っ手を上げた場合カーテンは開き、
下げた場合には閉じる(カーテンが広がった状態)動き
となる。取っ手を備えた重しをカーテンの固定した側に
設けた場合には、カーテンは逆の動きとなる。
【0017】次に重しの上下移動範囲が、車イスの身障
者にとって広過ぎて、取っ手の操作が困難な場合には、
取っ手を長くするか、又は伸縮自在な構造の取っ手を用
いるか、又は牽引用の長いベルト(又は鎖)を取っ手に
繋ぎ、手繰りつつ操作出来るように構成する。さらに握
力の弱い身障者用には縦長の取っ手に複数の横桟を梯子
段状に取り付け、ベルトの場合には所定間隔にコブを設
けて操作し易くする。
【0018】次に取っ手によるカーテンの開閉操作をカ
ーテンの近側で行なうと、カーテンが身障者の体や車イ
スにひっかり困る場合には、上記の動力伝達体を増設
し、牽引用の紐状体を増設した動力伝達体を介して、
壁、天井等を伝って最も適した場所に張架延長し、そこ
で重し、取っ手、軌道体を取り付けて、取っ手の操作を
離れた場所で行なうように構成する。一対の重し、取っ
手、軌道体を、片方はカーテンの内側、別の片方はカー
テンの外側に設置する方法もある。
【0019】次にカーテンの開又は閉のどちらかを、自
動で行なうことの出来る手段について述べる。取っ手を
取り付けた重しよりも、取っ手を取り付けない重しの方
を所定重量だけ重くして、その重量差により、自ずから
所定速度で取っ手を取り付けた重しが、その軌道体の上
下移動範囲の上限に移動して静止し、取っ手を取り付け
ない重しが軌道体の上下移動範囲の下限に移動して静止
するように構成する。尚且つ上下移動範囲の上限に静止
した、取っ手を取り付けた重しを、下限に引きおろした
時、その重量差により上方に戻ろうとするが、その動き
を制御する機能を軌道体の下方所定位置に組み込む。制
御する機能としては例えば曲がったバネ板を用いて軌道
を狭くして、そこに位置する重しが挟まり静止するよう
に構成する、また着脱できる止め具を装着する、またヒ
モ状のリングを用いて取っ手に引っ掛ける、また磁石の
磁力を利用するなどの手段がある。其の制御を解除する
ことにより、取っ手を取り付けた重しが自ずと上方に移
動し、それに伴ってカーテンも開または閉のいずれかの
動きを、自動的に行なうことが出来る。重い方の重し
を、カーテンの固定した側に取り付けた場合には自動開
となり、カーテンの開閉移動する方の側に取り付けた場
合には自動閉となるため、開、閉いずれを自動にするか
は、設置状況により選択する。
【0020】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1に示すように、従来の車イスの
身障者用トイレットの片横開きカーテン器具がカーテン
レール(イ)が部屋入り口(ロ)上部に取り付けられ、
そのカーテンレール(イ)に所定数のハンガー付ランナ
ー(ハ)が組み込まれ、そのハンガー付ランナー(ハ)
に間仕切り用片開きカーテン(ニ)が吊り下げられた構
造において、その片開きカーテン(ニ)が完全に閉ま
り、入り口を間仕切っている(カーテンが広がってい
る)状態を基に説明する。
【0021】図1に示すように、そのカーテンレール
(イ)に直列に取り付けられた所定数のハンガー付ラン
ナー(ハ)群の両端外側の所定位置に(出来うる限りハ
ンガー付ランナー(ハ)が移動走行する延長線上に)、
動力伝達体(滑車または滑り子〜張架する紐の移動を支
える支持体)(1a,1b)を装着する。動力伝達体は
錆びないステンレス製が適当である。
【0022】さらにカーテンレール(イ)に直列に取り
付けられた所定数のハンガー付ランナー(ハ)群に添っ
て牽引用の紐状体(2)を張架し、その牽引用の紐状体
(2)の両端を前記動力伝達体(1a,1b)を介して
下方向に延長張架し、その各先端に一対の略同重量の、
取っ手(5a,5b)を備えた重し(3a,3b)をそ
れぞれ接続し吊り下げる。牽引用の紐状体(2)はステ
ンレス製の直径0.5mmφ〜1mmφ程度が適当であ
り、紐の場合はビニロンの撚糸が適当と思われる。
【0023】カーテン(ニ)を吊している所定数のハン
ガー付ライナー(ハ)群の左右両端の内、常に開かない
側のカーテン(ニ)を吊しているハンガー付ライナー
(ハ)を、最寄りの支持体(ホ)に固定して動かなく
し、もう一方の開閉移動するカーテン端部(ニ)近く
を吊しているハンガー付ライナー(ハ)を、ハンガー
付ライナー(ハ)の列に添って張架している牽引用の紐
状体(2)の最寄り部分に接合固定して、連動するよう
にする。
【0024】カーテンレール(ロ)の両側に一対に吊り
下がった取っ手(3a,3b)を備えた重し(4a,4
b)は、その上下の移動幅が、カーテン(ニ)の必要開
閉幅と略等しくする。そしてカーテン(ニ)が閉められ
ている状態においては、開閉する側のカーテン端
(ニ)の側方に取り付けた重し(4a)は、その上下
の移動幅の下限に位置し、反対側の固定したカーテン端
(ニ)の側方に位置した重し(4b)は、その上下の
移動幅の上限に位置するように取り付けられる。取っ手
(3a,3b)や重し(4a,4b)は錆びず丈夫なス
テンレス製が適当である。
【0025】図1に示した一対の重し(4a,4b)の
吊り下げ位置に、それぞれ所定寸法の軌道体(6a,6
b)を立設して壁面にねじ止めする。軌道体(6a,6
b)は其の断面形状がリップ溝形鋼またはC形鋼形状の
ものが適している。棒状の軌道体(6a,6b)の内寸
に適合した寸法を有する重し(4a,4b)を、その軌
道体(6a,6b)内部に牽引用の紐状体(2)で吊り
下げ、その軌道体(6a,6b)内部を滑らかに上下に
往復運動出来るように構成する。軌道体(6a,6b)
の材質は金属や合成樹脂の成形物を用いる。
【0026】さらに、この一対の重し(4a,4b)に
取っ手(3a,3b)を取り付け(螺子止め又は溶接又
は一体成型により)、カーテン(ニ)の開閉をこの取っ
手(3a,3b)により操作出来るようにする。この取
っ手(3a,3b)を備えた重し(4a,4b)の上下
移動幅を、カーテン(ニ)の必要開閉幅とほぼ同じ長さ
とし、軌道体(6a,6b)内にストッパー(7)を装
着して設定する。そしてカーテンが閉められている状態
においては、開閉する側のカーテン端の側方に取り付け
た重し(4a)は、その上下の移動幅の下限に位置し、
反対側の固定したカーテン端の側方に位置した重し(4
b)は、その上下の移動幅の上限に位置するように取り
付ける。そしてこの一対の取っ手(3a,3b)の付い
た重し(4a,4b)のそれぞれの重量を、その間に張
架された牽引用の紐状体(2)が緊張しつつ静止するよ
うに、重量バランスのとれたものとする。それにより取
っ手(3a,3b)を軽く操作することが出来、即座に
作用してカーテン(ニ)を滑らかに開閉することが出来
る。取っ手(3a,3b)は車イスに乗った身障者が手
繰って操作しやすいように縦長形状とし、更に複数の横
桟を梯子段状に取り付ける。以上が片横開きカーテン
(ニ)の開閉補助装置の構成である。
【0027】この横片開きカーテン開閉補助装置の操作
は、取っ手(3a)を、それに組み合わされた重し(4
a)と共に、軌道体(6a)に沿って移動範囲の下限ま
で引きおろすと、それに伴い重し(4a)に接続された
牽引用の紐状体2、次にはその牽引用の紐状体2に接合
された端部のハンガー付ランナー(ハ)及びそのハン
ガー付ランナー(ハ)に吊されたカーテンの端部(ニ
)が連動し、それによりカーテン(ニ)が閉じること
になる。また反対に取っ手(3a)を上げると、同じ作
用でカーテン(ニ)を開くことになる。
【0028】図2は一病院の身障者用トイレットでテス
トした該片横開きカーテンの開閉補助装置の寸法図であ
る。実測数字で説明すれば、カーテンの幅120セン
チ、カーテンレールの高さ190センチ、軌道体の長さ
180センチ、取っ手の長さ65センチ、取っ手の上下
移動幅110センチ、車椅子に乗った人の肩の高さ約1
00センチ、手の取っ手を操作できる上下幅45センチ
である。
【0029】この計画においては、トイレットに入った
車椅子に乗った身障者が、、斜め後ろ向きに取っ手(3
a)を操作して、カーテン(ニ)を閉じることが出来る
ことを目標とした。車椅子に乗った人の肩の高さ標準を
約100センチとし、移動上限にある取っ手(3a)の
最下部の高さ(引下げ操作のため手で握れる高さ)を、
床より115センチ(手を肩より15センチ挙げる)と
し、それを引き下げてしまう為の高さを床より65セン
チ(手を肩より35センチ下げる)とした。取っ手(3
a)の形状は、取っ手(3a)が移動の上限に位置する
時でも、それに手が届き、それを引きおろし易くする為
に、65センチの上下に長い形状とした。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】特に車イスを必要とする身障者がトイレッ
トや浴室などの日常に開閉する機会の多いカーテンを、
困難を伴わず、楽に且つ滑らかに開閉操作することがで
きるようになる。
【0032】カーテンを持って引っ張らずとも、離れた
位置からカーテンの開閉ができる。
【0033】新設は元より、既設の間仕切カーテンにで
も容易に且つ安価に増設することができる。
【0034】カーテンを持って引っ張らないため、カー
テンが汚れたり、傷んだりしにくい。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】横開きカーテンの開閉補助装置の斜視図であ
る。
【図2】横開きカーテンの開閉補助装置の実施テストの
寸法図である。
【符号の説明】
イ 入り口 ロ カーテンレール ハ、ハ、ハ ハンガー付ランナー ニ、ニ、ニ カーテン 1a、1b 動力伝達体 2 紐状体 3a、3b 取っ手 4a、4b 重し 5 支持具 6a、6b 軌道体 7 ストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入り口(イ)上部に取り付けられたカー
    テンレール(ロ)に、複数のハンガー付ランナー(ハ)
    を一列に組み込み、それにカーテン(ニ)を吊り下げ、
    横開きに開閉する構造のカーテン器具に於いて、そのカ
    ーテン(ニ)を広げている状態におけるハンガー付ラン
    ナー(ハ)群の両端外側で、尚且つ出来うる限りハンガ
    ー付ランナーが移動走行する延長線上に近い所定位置
    に、それぞれ滑車的作用をする動力伝達体(1a,1
    b)を設ける。さらに所定の太さを有する紐状体(2)
    を、前記複数のハンガー付ランナー(ハ)群の列に添わ
    しつつ、その列の両端外側に向け張架し、更に前記動力
    伝達体(1a,1b)を介して下方向に張架延長し、そ
    の両先端に一対の、取っ手(3a,3b)を備えた重し
    (4a,4b)を接続し吊り下げる。この一対の、取っ
    手(3a,3b)を備えた重し(4a,4b)は、その
    間に張架されている紐状体(2)を引っ張り緊張を与え
    つつ静止させることのできる、重量バランスの取れた取
    っ手(3a,3b)を備えた重し(4a,4b)で構成
    する。カーテン(ニ)の両端近くを吊しているハンガー
    付ライナー(ハ,ハ)の内、開かない側のカーテン
    端部(ニ)近くを吊しているハンガー付ライナー(ハ
    )を、最寄りのカーテンレール(ロ)端部などの動か
    ないものに支持具(5)を用いて固定し、もう一方の開
    閉移動する側のカーテン端部(ニ)近くを吊している
    ハンガー付ライナー(ハ)を、張架した紐状体(2)
    の最寄り部分と接合して、紐状体(2)の動きと連動す
    るようにする。紐状体(2)の両端に吊り下げられてい
    る一対の、取っ手(3a,3b)を備えた重し(4a,
    4b)の上下移動幅は、カーテン(ニ)の開閉必要幅と
    略等しくすると共に、カーテン(ニ)が広げられている
    状態においては、開閉する側のカーテン端(ニ)の側
    方に取り付けた重し(4a)は、その上下の移動幅の下
    限に位置し、反対側の固定したカーテン端(ニ)の側
    方に取り付けた重し(4b)は、その上下の移動幅の上
    限に位置するように吊り下げる。さらに取っ手(3a,
    3b)を備えた重し(4a,4b)の吊り下げ位置に、
    軌道体(6a,6b)を立設して重し(4a,4b)と
    組み合わせ、重し(4a,4b)が吊り下がった状態の
    ままで軌道体(6a,6b)に沿って、設定された上下
    移動範囲を往復運動出来るように構成する。以上のよう
    に構成したことを特徴とする横開きカーテンの開閉補助
    装置。
  2. 【請求項2】紐状体(2)を、所定数の動力伝達体(1
    a,1b)を介して、カーテンレール(ロ)より離れた
    位置まで張架し、その先端に取っ手(3a)を備えた重
    し(4a)を吊り下げ、カーテン(ニ)を離れた位置よ
    り開閉できるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の横開きカーテンの開閉補助装置
  3. 【請求項3】車イスの身障者が、座ったまま届き、手繰
    りつつ上下に操作することの出来る縦長取っ手(3a,
    3b)を、装着したことを特徴とする請求項1記載の横
    開きカーテンの開閉補助装置。
  4. 【請求項4】一対の、取っ手(3a,3b)を備えた重
    し(4a,4b)の内、片方のみ取っ手(4b)を備え
    ない重し(3b)とし、尚且つ両者が、その間に張架さ
    れている紐状体(2)を引っ張り緊張を与えつつ静止さ
    せることのできる、重量バランスの取れた重しで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の横開きカーテンの開
    閉補助装置。
  5. 【請求項5】一対の取っ手(3a,3b)を備えた重し
    (4a,4b)の内、片方のみ取っ手(3b)を備えな
    い重し(4b)とし、尚且つ取っ手(3a)を備えた重
    し(4a)の方を、取っ手(3b)を備えない重し(4
    b)よりも軽くして、その重量差により取っ手(3a)
    を備えた重し(4a)は上下移動範囲の上限に移動して
    静止し、取っ手(3b)を備えない重し(4b)は上下
    移動範囲の下限に移動して静止するように構成する。さ
    らに取っ手(3a)を備えた重し(4a)を人為的に上
    下移動範囲の下限まで引き下ろしたとき、その重量差に
    より上下移動範囲の上限まで戻ろうする動きを制御する
    しくみを軌道体(6a)の下方所定位置に装着する。以
    上の様に構成したことを特徴とする請求項1記載の横開
    きカーテンの開閉補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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