JP2001104057A - 机及び机の取付構造 - Google Patents

机及び机の取付構造

Info

Publication number
JP2001104057A
JP2001104057A JP2000018734A JP2000018734A JP2001104057A JP 2001104057 A JP2001104057 A JP 2001104057A JP 2000018734 A JP2000018734 A JP 2000018734A JP 2000018734 A JP2000018734 A JP 2000018734A JP 2001104057 A JP2001104057 A JP 2001104057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
desk
top plate
work table
storage shelf
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000018734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4758531B2 (ja
Inventor
Kiyonao Mino
希世直 美濃
Satomi Ono
里美 大野
Tomohiro Ogawara
朋宏 小河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000018734A priority Critical patent/JP4758531B2/ja
Publication of JP2001104057A publication Critical patent/JP2001104057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4758531B2 publication Critical patent/JP4758531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 殆ど手間をかけることなく、作業台の展開及
び収納を美観を損なわずに行え、室内空間を有効活用す
ることができる机を提供する。 【解決手段】 底面にキャスター4が取着された収納棚
3が、作業台2の一端部の下方に配設され、他端部は机
1の天板12の底面に水平方向に回動可能に軸着されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイニングキッチ
ンの一角や家事室等に設置して、主婦が趣味の読書や手
芸,アイロンかけ,裁縫等の家事作業を行うのに好適に
使用される机とその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】家事作業を行う机の天板は、広い方が使
い勝手がよいが、天板が広いと机の専有面積が大きくな
り、使用しないときにはじゃまになるという問題があ
る。この欠点を解消するために、不使用時の占有面積を
節減することができるよう、机の天板を折り畳み可能と
する技術が、特開平10−117849号公報に記載さ
れている。この技術においては、箱状の収納部の天板の
一側縁に蝶番によって折り畳み自在の稼働板(作業台)
が取り付けてある。稼働板を使用するときは、稼働板を
持ち上げて収納部の天板とフラット面を形成し、収納部
に回転自在に取り付けてある支持部を稼働板の下に回動
して稼働板を固定する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
机においては、作業の前後の組立、折り畳みに手間を要
するという問題があった。また、壁で囲まれた凹部へ机
を設置する際、壁間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪
いと、壁の内面と机の端部との間に隙間が開くという問
題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、殆
ど手間をかけることなく、作業台の展開及び収納を行う
ことができ、室内空間を有効活用することができる机を
提供することを目的とする。また、壁で囲まれた凹部
へ、相対する壁の内面と机の端部との間の隙間を見せる
ことなく収めることのできる机を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、天板の下に作業台が収納される
机であって、その作業台の一端部の下方に、底面にキャ
スターが取着された収納棚が配設されており、他端部は
前記天板の底面に水平方向に回動可能に軸着されている
ことを特徴とする机である。
【0006】また、請求項2記載の発明は、天板の下に
収納棚が収納される机であって、その収納棚は底面にキ
ャスターが取着され、机の前面に水平方向に回動可能に
取着されており、その収納棚が前記机の天板の下に収納
されたときに、その机の前面開口を覆うように収納棚に
背板が設けられていることを特徴とする机である。
【0007】ここで、収納棚の天板は、上下方向に回動
可能に枢着されると共に、背板の前面に水平に配設され
た案内レール内を左右方向に摺動可能となされることに
よって、机の下方から引出した際に、机の天板と面一に
配設されるようになされるのが好ましい。
【0008】また、請求項3記載の発明は、天板の下に
作業台が収納される机であって、その作業台はキャスタ
ーを有する脚部が取着され、前方にスライド可能となさ
れており、前記机の天板より下面に30mm〜200m
mの隙間を設けて前記机に取り付けられていることを特
徴とする机である。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項3の
発明において、前記作業台の下面にスライド部が設けて
あり、前記机の天板の下部に設けられたスライド受け部
の上を前記スライド部がスライドするようになされてい
ることを特徴とする机である。
【0010】また、請求項5記載の発明は、天板の下に
収納棚と作業台とが収納される机であって、その収納棚
は底面にキャスターが取着され、少なくとも一段の棚が
難燃材料で形成されており、前記作業台はキャスターを
有する脚部が取着され、前方にスライド可能となされて
おり、前記机の天板より下面に30mm〜200mmの
隙間を設けて前記机に取り付けられていることを特徴と
する机である。
【0011】本発明の机において、机の前部に電源用の
コンセントを備えると、アイロン等の電気器具が便利に
使えるので好ましい。また、机の後方には書類等をクリ
ップするボードを立設し、上部には吊り戸棚が設ける
と、収納や作業効率をよくできるので好ましい。また、
吊り戸棚の下面にハンガーパイプを取り付けると、アイ
ロンかけをした衣類等を掛けておくことができ、作業を
効率よく行えるので好ましい。
【0012】本発明の机の材質は、特に限定されず、例
えば、ランバーコア合板、プリント合板、ポリエステル
合板、塗装合板等の合板、鋼板、合成樹脂被覆鋼板等が
挙げられる。
【0013】また、本発明の収納棚の材質は、特に限定
されず、例えば、ランバーコア合板、プリント合板、ポ
リエステル合板、塗装合板等の合板、鋼板、合成樹脂被
覆鋼板等が挙げられる。また、収納棚の少なくとも一段
の棚が難燃材料で仕上げられたものはアイロン等が冷め
ないうちに置かれても火事になる心配がなく好ましい。
特に、ステンレススチール等の金属管を並設した棚とす
ると熱いアイロンの冷却を早くすることができるのでさ
らに好ましい。
【0014】本発明の作業台の材質は、特に限定され
ず、例えば、合板等からなる基板の外面を綿織物等の布
地で被覆し、基板と布地との間に藁等の詰め物をしたも
のが挙げられる。
【0015】また、請求項6記載の発明は、壁で構成さ
れた平断面コ字状の凹部の内側に設置された机の取付構
造であって、前記壁の相対する内面と前記机の端部と
に、隙間を設けて前記机が設置されており、その隙間の
前面が前記机の側面と略同じ外形の枠組とその枠組に取
着された隙間を塞ぐ前板とからなる側板で塞がれてお
り、前記枠組の厚さが前記側板の幅より小さくなされて
いることを特徴とする机の取付構造である。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、前記机の端部と前記壁の相対する内
面との間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた
化粧板で塞がれていることを特徴とする机の取付構造で
ある。
【0017】また、請求項8記載の発明は、請求項6又
は7記載の発明において、前記机が請求項1,2,3,
4又は5記載の机であることを特徴とする机の取付構造
である。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明の机においては、作業台の
一端部の下方に、底面にキャスターが取着された収納棚
が配設されており、他端部は天板の底面に水平方向に回
動可能に軸着されている。従って、作業台の展開及び収
納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
【0019】請求項2記載の発明の机においては、収納
棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向
に回動可能に取着されており、その収納棚が机の天板の
下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように
収納棚に背板が設けられている。従って、作業台の展開
及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
また、収納棚が机の天板の下に収納されているときに
は、机の前面が背板で覆い隠されるので、意匠的に優れ
たものとすることができる。
【0020】請求項3記載の発明の机においては、作業
台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライ
ド可能となされており、机の天板より下面に30mm〜
200mmの隙間を設けて机に取り付けられている。従
って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を
有効に活用できる。また、作業台の上に衣類等を広げた
ままで、作業台を机の天板の下に収納することができ
る。
【0021】請求項4記載の発明の机においては、作業
台の下面にスライド部が設けてあり、机の天板の下部に
設けられたスライド受け部の上をスライド部がスライド
するようになされている。つまり、作業台の側面にスラ
イド部を設ける必要がないので、作業台を広くすること
ができ、また、作業台の側面に邪魔な突起等を設ける必
要がない。
【0022】請求項5記載の発明の机においては、収納
棚の底面にキャスターが取着され、収納棚の少なくとも
一段の棚が難燃材料で形成されている。従って、収納棚
に使用直後でまだ熱いアイロンであっても、収納棚を引
き出して収納できるので片付けを効率的にできる。ま
た、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方
にスライド可能となされている。従って、作業台の展開
及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
また、作業台は机の天板より下面に30mm〜200m
mの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作
業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の
下に収納することができる。
【0023】請求項6記載の発明の机取付構造において
は、壁の相対する内面と机の端部とに、隙間を設けて机
が設置されているので、机が挿入設置し易く、施工が容
易である。また、その隙間の前面が前記机の側面と略同
じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板と
からなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記前
板の幅より小さくなされている。従って、壁面間の寸法
精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組はそのままで
前板の幅を調整するだけで、側板を隙間の寸法に合わせ
ることができる。また、枠組を床や壁や机に固定するこ
とにより、前板を簡単に固定することができる。
【0024】請求項7記載の発明の机取付構造において
は、机の端部と壁の相対する内面との間の隙間の上面が
前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれている。
従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くて
も、化粧板と天板との重ね代を調整することで、隙間を
塞ぐことができる。
【0025】請求項8記載の発明の机取付構造において
は、机が請求項1,2,3,4又は5記載の机である。
従って、机が壁面で構成された平断面コ字状の凹部の内
側に設置されていても、作業台の展開及び収納が容易に
行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業後の片
付けが簡単にできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の机の実施例を示す斜視
図である。
【0027】図1において、1は1組の側板11間に天
板12が架設された全体形状略門型状の机であって、天
板12の前端縁は側板11より前方に突出されている。
【0028】天板12の底面にはアイロンかけ台である
作業台2が水平方向に回動可能に回転金物13で軸着さ
れており、作業台2の自由端の下方には、底面の四隅に
キャスター4が取着された略箱状の収納棚3が同じく回
転金物14で回動可能に軸着されている。
【0029】なお、収納棚3と作業台2とは固定されて
いても構わないが、実施例のように回動可能に軸着され
ている方が、回動がスムーズに行え、作業台2を回動さ
せて手前に引出したときに、収納棚3の向きを変えるこ
とができるので、使い勝手がよく好ましい。
【0030】収納棚3は側方が開口されており、収納棚
3の片方の側板31は、背板32より外側に突出されて
おり、作業台2を机1の天板12の下方に収納した際
に、机1の側板11の前面に当接されるようなされてい
る。収納棚3内には、アイロン、電動ミシン等の機器を
収納することができるようなされている。
【0031】収納棚3の底板の上方には、ステンレスス
チール管(難燃材料)が並設された棚36が設けられて
おり、アイロンかけ作業終了後、アイロンが冷め切る迄
待たなくとも収納することができる。
【0032】作業台2を使用する際には、収納棚3の手
前側の側板31に突設された把手33を把持して、収納
棚3を手前に引出すことによって、作業台2は机1に直
交する作業位置迄回動される。作業台2の自由端の下方
は収納棚3で支持されることとなり、作業台2の上で安
定してアイロンかけ作業を行うことができる。
【0033】なお、作業台2は、アイロンかけ台として
用いる外、机1の天板12上にパーソナルコンピュータ
ー本体を載置し、キーボードを載置する台として用いて
もよい。
【0034】図2は本発明の机の他の実施例を示す斜視
図である。机1の天板12の下には、底面にキャスター
4が取着された収納棚3が収納できるようになされてい
る。収納棚3は、机1の前面に水平方向に回動可能に取
着されており、収納棚3の背板32Bが机1の前面開口
部を覆い隠すようなされている。
【0035】収納棚3の天板34は、上下方向に回動可
能に枢着されると共に、背板32Bの前面に水平に配設
された案内レール35内を左右方向に摺動可能となされ
ており、収納棚3を机1の下方から引出し、机1に直交
する作業位置迄回動した際に、机1の天板12と面一に
載置されるようなされている。
【0036】図3は本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。机1Aは1組の側板11A間に天板12Aが架設
された全体形状略門型状の机であって、天板12Aの前
端縁は側板11Aより前方に突出されている。
【0037】天板12Aの左側部には天板裏面より45m
m隙間を設けてアイロンかけ台である作業台2Aが取り
付けられ、作業台2Aの両側よりスライド軸21,21
が前後にスライド可能に取り付けられ、天板裏面に設け
られたスライド受け部22,22内に装着されている。
作業台2Aの両側の脚(脚部)23,23の下端にはキ
ャスター4A,4Aが取着され、作業台2Aの前後への
移動がスムーズに行えるようになされている。また、脚
23には作業台2Aから補強材24が設けられている。
【0038】また、天板12Aの右側部には、底面の四
隅にキャスター4Bが取着された略箱状の収納棚3Aが
納められる。収納棚3Aは側方が開口されており、収納
棚3Aの手前側の側板31Aの左辺は、背板32Aより
外側に突出しており、収納棚3Aを机1Aの天板12A
の下方に収納した際に、机1Aの側板11Aの前面に当
接されるようになされている。収納棚3A内には、アイ
ロン、電動ミシン等の機器を収納することができるよう
なされている。
【0039】収納棚3Aの上段の棚36Aは、本実施例
では金網が設けられており、アイロンかけ作業終了後、
アイロンが冷め切る迄待たなくとも収納することができ
る。この上段の棚36Aは金網等の金属材料に限らず、
難燃材料として、難燃処理加工した難燃合板、難燃繊維
板、難燃プラスチック板、その他難燃性の建築材料が用
いられてもよい。
【0040】作業台2Aを使用する際には、机1Aの天
板12Aの裏面よりスライドさせて引き出し、その上で
アイロンかけ作業を行うことができる。そして作業台2
Aは天板12Aの裏面より45mm隙間を設けて取付けら
れているので、アイロン掛けされている衣類等を広げた
ままで、作業台2Aを机1Aの天板12Aの下に収納す
ることができる。つまり、衣類を広げたままで作業台2
Aを収納しても衣類はしわにならないので、作業を中断
して片付けをすることができる。
【0041】なお、作業台2Aは、アイロンかけ台とし
て用いる外、机1Aの天板12A上にパーソナルコンピ
ューター本体を載置したときには、キーボードを載置す
る台として用いてもよい。
【0042】さらに、机1Aの背後にはコルクボード5
が立設されておりメモ等をクリップしておける。また、
机1Aの上部には吊り戸棚6が設けられており、各種収
納に利用でき、吊り戸棚6の底部にハンガーパイプ7を
設け、アイロンをかけ終えたシャツ等の衣類をハンガー
で吊るしておける。また、机1Aの前部にはコンセント
15を設けてあるのでアイロン、パソコン等の電源とし
て利用できる。そして、本発明の机においては、机1A
や収納棚3A及び吊り戸棚6等を周囲の家具、例えば、
システムキッチン等と色彩等を調和させ、インテリアと
してふさわしい外観とすることができる。
【0043】図4は本発明の机の取付構造の実施例を示
す正面図であり、図5は図4のV −V 線断面図であり、
図6は図4のVI−VI線断面図である。また、図7は図4
のVII 部の断面詳細図であり、図8は図4のVII 部の斜
視図であり、図9は図4のIX部の断面詳細図である。
【0044】図5に示すように、机1Bは、壁81,8
2,83で構成された平断面コ字状の凹部の内側に設置
されている。ここで、壁81と壁83の相対する内面と
机1Bの両端部とには隙間81a,83aが設けてあ
る。
【0045】図4において、机1Bは4枚の側板17の
上に天板12Bが架設された机である。天板12Bの中
央部には、天板12B裏面より45mm隙間を設けて作
業台2Bが取り付けられている。作業台2Bの両側の脚
23,23の下端にはキャスター4A,4Aが取着され
ている。また、図7に示すように、作業台2Bの両側下
面にはスライド軸(スライド部)21Aが前後にスライ
ド可能に取り付けられ、天板12Bの下部に設けられた
スライド受け部22A上に装着されている。これらによ
り、図6の一点鎖線と実線とで示すように、作業台2B
の前後への移動がスムーズに行えるようになされてい
る。
【0046】また、図8に示すように、作業台2Bを引
き出すと、作業台2Bの両側面に組み込んだストッパー
24がバネにより飛び出し、側板17,17に当接する
ことにより、作業台2Bが固定されるようになされてい
る。
【0047】また、天板12Bの右側部には、図4に示
すように、底面の四隅にキャスター4Bが取着された略
箱状の収納棚3Bが納められる。収納棚3B内には、ア
イロン、電動ミシン等の機器を収納することができるよ
うなされている。
【0048】また、天板12Bの下部の奥には、幅の狭
い棚16が取り付けてあり、天板12Bの奥の利用の困
難な空間を収納として利用できるようになされている。
また、天板12Bの上部の壁82にはコルクボード5B
が取り付けてある。さらに、その上部には吊り戸棚6A
が設けてある。
【0049】壁81と壁83の相対する内面と机1Bの
両端部との間の隙間81a,83aは、図9に示すよう
に側板18で塞がれている。つまり、机1Bの側面と略
同じ外形に木桟を組んだ枠組18bとその枠組18bの
前面に取着された前板18aとからなる側板18で隙間
の前面が塞がれている。ここで、枠組18bの厚さは前
板18aの幅より小さくなされている。また、机1Bの
天板12Bの両端部と壁81,83の相対する内面との
間の隙間81a,83aの上面が机1Bの天板12Bの
上に設けられた化粧板19で塞がれている。
【0050】上述のように机1Bが壁81,82,83
によって構成された凹部に設けられているので、壁間の
寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組は加工す
る必要はなく、前板の幅を調整するだけで、前面の隙間
を塞ぐことができる。また、壁間の寸法精度や机の幅の
寸法精度が悪くても、化粧板19と天板12Bとの重ね
代を調整することで、上面の隙間を塞ぐことができる。
つまり、少ない部品点数で優れた収まりを実現できる。
また、寸法精度を必要とせず、必要な隙間を設けること
ができるので、机の施工が容易である。
【0051】また、作業台2Bを使用する際には、机1
Bの天板裏面よりスライドさせて引き出しその上でアイ
ロンかけ作業等を行うことができる。そして作業台2B
は天板12Bの裏面より45mm隙間を設けて取付けら
れているので、アイロン掛けされている衣類等を広げた
ままで、作業台2Bを机1Bの天板12Bの下に収納す
ることができる。つまり、作業台2Bを収納しても衣類
はしわにならないので、作業を中断して片づけることが
できる。
【0052】なお、作業台2Bは、アイロンかけ台とし
て用いる外、机1Bの天板12B上にパーソナルコンピ
ューター本体を載置したときには、キーボードを載置す
る台として用いてもよい。
【0053】以上のように構成されているので、面積の
狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現する
ことができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現す
ることができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明の机においては、作
業台の一端部の下方に、底面にキャスターが取着された
収納棚が配設されており、他端部は天板の底面に水平方
向に回動可能に軸着されている。従って、作業台の展開
及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できるの
で、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取り
を実現することができる。
【0055】請求項2記載の発明の机においては、収納
棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向
に回動可能に取着されており、その収納棚が机の天板の
下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように
収納棚に背板が設けられている。従って、作業台の展開
及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
また、収納棚が机の天板の下に収納されているときに
は、机の前面が背板で覆い隠されるので、意匠的に優れ
たものとすることができる。つまり、面積の狭い住宅で
あっても、使い勝手のよい間取りを実現することがで
き、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することが
できる。
【0056】請求項3記載の発明の机においては、作業
台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライ
ド可能となされており、前記机の天板より下面に30m
m〜200mmの隙間を設けて机に取り付けられてい
る。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内
空間を有効に活用できる。また、作業台の上に衣類等を
広げたままで、作業台を机の天板の下に収納することが
できる。つまり、面積の狭い住宅であっても、使い勝手
のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付
けの簡単な住宅を実現することができる。
【0057】請求項4記載の発明の机においては、作業
台の下面にスライド部が設けてあり、机の天板の下部に
設けられたスライド受け部の上をスライド部がスライド
するようになされている。つまり、作業台の側面にスラ
イド部を設ける必要がないので、作業台を広くすること
ができ、また、作業台の側面に邪魔な突起等を設ける必
要がない。そのため、作業台の使い勝手がさらに向上す
る。
【0058】請求項5記載の発明の机においては、収納
棚の底面にキャスターが取着され、収納棚の少なくとも
一段の棚が難燃材料で形成されている。従って、収納棚
に使用直後でまだ熱いアイロンであっても、収納棚を引
き出して収納できるので片付けを効率的にできる。ま
た、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方
にスライド可能となされている。従って、作業台の展開
及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
また、作業台は机の天板より下面に30mm〜200m
mの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作
業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の
下に収納することができる。つまり、面積の狭い住宅で
あっても、使い勝手のよい間取りを実現することがで
き、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することが
できる。
【0059】請求項6記載の発明の机取付構造において
は、壁の相対する内面と机の端部とに、隙間を設けて机
が設置されているので、机の挿入設置やし易く、施工が
容易である。また、その隙間の前面が前記机の側面と略
同じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板
とからなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記
前板の幅より小さくなされている。従って、壁面間の寸
法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組はそのまま
で前板の幅を調整するだけで、側板を隙間の寸法に合わ
せることができる。つまり、少ない部品点数で優れた収
まりを実現できる。また、枠組を床や壁や机に固定する
ことにより、前板を簡単に固定することができるので、
隙間を簡単に塞ぐことができる。
【0060】請求項7記載の発明の机取付構造において
は、机の端部と壁の相対する内面との間の隙間の上面が
前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれている。
従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くて
も、化粧板と天板との重ね代を調整することで、隙間を
塞ぐことができる。つまり、少ない部品点数で優れた収
まりを実現できる。
【0061】請求項8記載の発明の机取付構造において
は、机が請求項1,2,3,4又は5記載の机である。
従って、作業台の展開及び収納が容易に行え室内空間を
有効に活用できる。つまり、面積の狭い住宅であって
も、使い勝手のよい間取りを実現することができ、ま
た、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の机の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のV −V 線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII 部の断面詳細図である。
【図8】図4のVII 部の斜視図である。
【図9】図4のIX部の断面詳細図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 机 2,2A,2B 作業台 3,3A,3B 収納棚 4,4A,4B キャスター 12,12A,12B 天板 18 側板 18a 前板 18b 枠組 19 化粧板 21,21A スライド軸(スライド部) 22,22A スライド受け部 23 脚(脚部) 32B 背板 36,36A 棚 81,82,83 壁 81a,83a 隙間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下に作業台が収納される机であっ
    て、その作業台の一端部の下方に、底面にキャスターが
    取着された収納棚が配設されており、他端部は前記天板
    の底面に水平方向に回動可能に軸着されていることを特
    徴とする机。
  2. 【請求項2】 天板の下に収納棚が収納される机であっ
    て、その収納棚は底面にキャスターが取着され、机の前
    面に水平方向に回動可能に取着されており、その収納棚
    が前記机の天板の下に収納されたときに、その机の前面
    開口を覆うように収納棚に背板が設けられていることを
    特徴とする机。
  3. 【請求項3】 天板の下に作業台が収納される机であっ
    て、その作業台はキャスターを有する脚部が取着され、
    前方にスライド可能となされており、前記机の天板より
    下面に30mm〜200mmの隙間を設けて前記机に取
    り付けられていることを特徴とする机。
  4. 【請求項4】 前記作業台の下面にスライド部が設けて
    あり、前記机の天板の下部に設けられたスライド受け部
    の上を前記スライド部がスライドするようになされてい
    ることを特徴とする請求項3記載の机。
  5. 【請求項5】 天板の下に収納棚と作業台とが収納され
    る机であって、その収納棚は底面にキャスターが取着さ
    れ、少なくとも一段の棚が難燃材料で形成されており、
    前記作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方
    にスライド可能となされており、前記机の天板より下面
    に30mm〜200mmの隙間を設けて前記机に取り付
    けられていることを特徴とする机。
  6. 【請求項6】 壁で構成された平断面コ字状の凹部の内
    側に設置された机の取付構造であって、前記壁の相対す
    る内面と前記机の端部とに、隙間を設けて前記机が設置
    されており、その隙間の前面が前記机の側面と略同じ外
    形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板とから
    なる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記側板の
    幅より小さくなされていることを特徴とする机の取付構
    造。
  7. 【請求項7】 前記机の端部と前記壁の相対する内面と
    の間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた化粧
    板で塞がれていることを特徴とする請求項6記載の机の
    取付構造。
  8. 【請求項8】 前記机が請求項1,2,3,4又は5記
    載の机であることを特徴とする請求項6又は7記載の机
    の取付構造。
JP2000018734A 1999-06-03 2000-01-27 机及び机の取付構造 Expired - Fee Related JP4758531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000018734A JP4758531B2 (ja) 1999-06-03 2000-01-27 机及び机の取付構造

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999156672 1999-06-03
JP15667299 1999-06-03
JP11-221230 1999-08-04
JP22123099 1999-08-04
JP11-156672 1999-08-04
JP1999221230 1999-08-04
JP2000018734A JP4758531B2 (ja) 1999-06-03 2000-01-27 机及び机の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001104057A true JP2001104057A (ja) 2001-04-17
JP4758531B2 JP4758531B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=27321030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000018734A Expired - Fee Related JP4758531B2 (ja) 1999-06-03 2000-01-27 机及び机の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4758531B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105559340A (zh) * 2016-02-29 2016-05-11 张锐 一种家用多功能桌子
JP2016209306A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 永大産業株式会社 キャビネット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347735U (ja) * 1986-09-17 1988-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347735U (ja) * 1986-09-17 1988-03-31

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209306A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 永大産業株式会社 キャビネット
CN105559340A (zh) * 2016-02-29 2016-05-11 张锐 一种家用多功能桌子

Also Published As

Publication number Publication date
JP4758531B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10640904B2 (en) Modular laundry system
US8286452B2 (en) Modular laundry system with segmented work surface
US7587917B2 (en) Modular laundry system with shelf module
US7555856B2 (en) Ironing station
US20090255300A1 (en) Modular Laundry System with Work Surface Having a Functional Element
US11624145B2 (en) Modular laundry system
US8479542B2 (en) Modular laundry system with work surface having a functional insert
JP2001104057A (ja) 机及び机の取付構造
JP3500955B2 (ja) 吊戸棚
US5454636A (en) Articulated desk assembly with enhanced storage capabilities
KR200219924Y1 (ko) 수납용 절첩식 다림질대
JPS6132038B2 (ja)
JP2002181364A (ja) 換気装置
JPH0513232U (ja) 家事カウンター
JP2008126001A (ja) 対面式収納キャビネット
JPH078330A (ja) 作業台付き収納ユニット
JP2002204728A (ja) 洗面室用の収納キャビネット
JP2008081977A (ja) 間仕切り壁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110603

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees