JP4758531B2 - 机及び机の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイニングキッチンの一角や家事室等に設置して、主婦が趣味の読書や手芸,アイロンかけ,裁縫等の家事作業を行うのに好適に使用される机とその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
家事作業を行う机の天板は、広い方が使い勝手がよいが、天板が広いと机の専有面積が大きくなり、使用しないときにはじゃまになるという問題がある。この欠点を解消するために、不使用時の占有面積を節減することができるよう、机の天板を折り畳み可能とする技術が、特開平10−117849号公報に記載されている。この技術においては、箱状の収納部の天板の一側縁に蝶番によって折り畳み自在の稼働板(作業台)が取り付けてある。稼働板を使用するときは、稼働板を持ち上げて収納部の天板とフラット面を形成し、収納部に回転自在に取り付けてある支持部を稼働板の下に回動して稼働板を固定する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の机においては、作業の前後の組立、折り畳みに手間を要するという問題があった。また、壁で囲まれた凹部へ机を設置する際、壁間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪いと、壁の内面と机の端部との間に隙間が開くという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、殆ど手間をかけることなく、作業台の展開及び収納を行うことができ、室内空間を有効活用することができる机を提供することを目的とする。また、壁で囲まれた凹部へ、相対する壁の内面と机の端部との間の隙間を見せることなく収めることのできる机を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、天板の下に作業台が収納される机であって、その作業台の一端部の下方に、底面にキャスターが取着された収納棚が配設されており、他端部は前記天板の底面に水平方向に回動可能に軸着されていることを特徴とする机である。
【0006】
また、本発明は、天板の下に収納棚が収納される机であって、その収納棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向に回動可能に取着されており、その収納棚が前記机の天板の下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように収納棚に背板が設けられていることを特徴とする机である。
【0007】
ここで、収納棚の天板は、上下方向に回動可能に枢着されると共に、背板の前面に水平に配設された案内レール内を左右方向に摺動可能となされることによって、机の下方から引出した際に、机の天板と面一に配設されるようになされるのが好ましい。
【0011】
本発明の机において、机の前部に電源用のコンセントを備えると、アイロン等の電気器具が便利に使えるので好ましい。
また、机の後方には書類等をクリップするボードを立設し、上部には吊り戸棚が設けると、収納や作業効率をよくできるので好ましい。
また、吊り戸棚の下面にハンガーパイプを取り付けると、アイロンかけをした衣類等を掛けておくことができ、作業を効率よく行えるので好ましい。
【0012】
本発明の机の材質は、特に限定されず、例えば、ランバーコア合板、プリント合板、ポリエステル合板、塗装合板等の合板、鋼板、合成樹脂被覆鋼板等が挙げられる。
【0013】
また、本発明の収納棚の材質は、特に限定されず、例えば、ランバーコア合板、プリント合板、ポリエステル合板、塗装合板等の合板、鋼板、合成樹脂被覆鋼板等が挙げられる。
また、収納棚の少なくとも一段の棚が難燃材料で仕上げられたものはアイロン等が冷めないうちに置かれても火事になる心配がなく好ましい。特に、ステンレススチール等の金属管を並設した棚とすると熱いアイロンの冷却を早くすることができるのでさらに好ましい。
【0014】
本発明の作業台の材質は、特に限定されず、例えば、合板等からなる基板の外面を綿織物等の布地で被覆し、基板と布地との間に藁等の詰め物をしたものが挙げられる。
【0015】
また、本発明は、壁で構成された平断面コ字状の凹部の内側に設置された机の取付構造であって、前記壁の相対する内面と前記机の端部とに、隙間を設けて前記机が設置されており、その隙間の前面が前記机の側面と略同じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板とからなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記側板の幅より小さくなされていることを特徴とする机の取付構造である。
【0016】
また、本発明は、上記発明において、前記机の端部と前記壁の相対する内面との間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれていることを特徴とする机の取付構造である。
【0017】
また、本発明は、上記発明において、前記机が上記した机であることを特徴とする机の取付構造である。
【0018】
【作用】
この机においては、作業台の一端部の下方に、底面にキャスターが取着された収納棚が配設されており、他端部は天板の底面に水平方向に回動可能に軸着されている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。
【0019】
本発明の机においては、収納棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向に回動可能に取着されており、その収納棚が机の天板の下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように収納棚に背板が設けられている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、収納棚が机の天板の下に収納されているときには、机の前面が背板で覆い隠されるので、意匠的に優れたものとすることができる。
【0020】
本発明の机においては、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライド可能となされており、机の天板より下面に30mm〜200mmの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の下に収納することができる。
【0021】
本発明の机においては、作業台の下面にスライド部が設けてあり、机の天板の下部に設けられたスライド受け部の上をスライド部がスライドするようになされている。つまり、作業台の側面にスライド部を設ける必要がないので、作業台を広くすることができ、また、作業台の側面に邪魔な突起等を設ける必要がない。
【0022】
本発明の机においては、収納棚の底面にキャスターが取着され、収納棚の少なくとも一段の棚が難燃材料で形成されている。従って、収納棚に使用直後でまだ熱いアイロンであっても、収納棚を引き出して収納できるので片付けを効率的にできる。また、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライド可能となされている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業台は机の天板より下面に30mm〜200mmの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の下に収納することができる。
【0023】
本発明の机取付構造においては、壁の相対する内面と机の端部とに、隙間を設けて机が設置されているので、机が挿入設置し易く、施工が容易である。また、その隙間の前面が前記机の側面と略同じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板とからなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記前板の幅より小さくなされている。従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組はそのままで前板の幅を調整するだけで、側板を隙間の寸法に合わせることができる。また、枠組を床や壁や机に固定することにより、前板を簡単に固定することができる。
【0024】
本発明の机取付構造においては、机の端部と壁の相対する内面との間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれている。従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、化粧板と天板との重ね代を調整することで、隙間を塞ぐことができる。
【0025】
本発明の机取付構造においては、机が上記の机である。従って、机が壁面で構成された平断面コ字状の凹部の内側に設置されていても、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業後の片付けが簡単にできる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の机の実施例を示す斜視図である。
【0027】
図1において、1は1組の側板11間に天板12が架設された全体形状略門型状の机であって、天板12の前端縁は側板11より前方に突出されている。
【0028】
天板12の底面にはアイロンかけ台である作業台2が水平方向に回動可能に回転金物13で軸着されており、作業台2の自由端の下方には、底面の四隅にキャスター4が取着された略箱状の収納棚3が同じく回転金物14で回動可能に軸着されている。
【0029】
なお、収納棚3と作業台2とは固定されていても構わないが、実施例のように回動可能に軸着されている方が、回動がスムーズに行え、作業台2を回動させて手前に引出したときに、収納棚3の向きを変えることができるので、使い勝手がよく好ましい。
【0030】
収納棚3は側方が開口されており、収納棚3の片方の側板31は、背板32より外側に突出されており、作業台2を机1の天板12の下方に収納した際に、机1の側板11の前面に当接されるようなされている。収納棚3内には、アイロン、電動ミシン等の機器を収納することができるようなされている。
【0031】
収納棚3の底板の上方には、ステンレススチール管(難燃材料)が並設された棚36が設けられており、アイロンかけ作業終了後、アイロンが冷め切る迄待たなくとも収納することができる。
【0032】
作業台2を使用する際には、収納棚3の手前側の側板31に突設された把手33を把持して、収納棚3を手前に引出すことによって、作業台2は机1に直交する作業位置迄回動される。作業台2の自由端の下方は収納棚3で支持されることとなり、作業台2の上で安定してアイロンかけ作業を行うことができる。
【0033】
なお、作業台2は、アイロンかけ台として用いる外、机1の天板12上にパーソナルコンピューター本体を載置し、キーボードを載置する台として用いてもよい。
【0034】
図2は本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
机1の天板12の下には、底面にキャスター4が取着された収納棚3が収納できるようになされている。収納棚3は、机1の前面に水平方向に回動可能に取着されており、収納棚3の背板32Bが机1の前面開口部を覆い隠すようなされている。
【0035】
収納棚3の天板34は、上下方向に回動可能に枢着されると共に、背板32Bの前面に水平に配設された案内レール35内を左右方向に摺動可能となされており、収納棚3を机1の下方から引出し、机1に直交する作業位置迄回動した際に、机1の天板12と面一に載置されるようなされている。
【0036】
図3は本発明の他の実施例を示す斜視図である。
机1Aは1組の側板11A間に天板12Aが架設された全体形状略門型状の机であって、天板12Aの前端縁は側板11Aより前方に突出されている。
【0037】
天板12Aの左側部には天板裏面より45mm隙間を設けてアイロンかけ台である作業台2Aが取り付けられ、作業台2Aの両側よりスライド軸21,21が前後にスライド可能に取り付けられ、天板裏面に設けられたスライド受け部22,22内に装着されている。
作業台2Aの両側の脚(脚部)23,23の下端にはキャスター4A,4Aが取着され、作業台2Aの前後への移動がスムーズに行えるようになされている。また、脚23には作業台2Aから補強材24が設けられている。
【0038】
また、天板12Aの右側部には、底面の四隅にキャスター4Bが取着された略箱状の収納棚3Aが納められる。収納棚3Aは側方が開口されており、収納棚3Aの手前側の側板31Aの左辺は、背板32Aより外側に突出しており、収納棚3Aを机1Aの天板12Aの下方に収納した際に、机1Aの側板11Aの前面に当接されるようになされている。収納棚3A内には、アイロン、電動ミシン等の機器を収納することができるようなされている。
【0039】
収納棚3Aの上段の棚36Aは、本実施例では金網が設けられており、アイロンかけ作業終了後、アイロンが冷め切る迄待たなくとも収納することができる。
この上段の棚36Aは金網等の金属材料に限らず、難燃材料として、難燃処理加工した難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板、その他難燃性の建築材料が用いられてもよい。
【0040】
作業台2Aを使用する際には、机1Aの天板12Aの裏面よりスライドさせて引き出し、その上でアイロンかけ作業を行うことができる。
そして作業台2Aは天板12Aの裏面より45mm隙間を設けて取付けられているので、アイロン掛けされている衣類等を広げたままで、作業台2Aを机1Aの天板12Aの下に収納することができる。つまり、衣類を広げたままで作業台2Aを収納しても衣類はしわにならないので、作業を中断して片付けをすることができる。
【0041】
なお、作業台2Aは、アイロンかけ台として用いる外、机1Aの天板12A上にパーソナルコンピューター本体を載置したときには、キーボードを載置する台として用いてもよい。
【0042】
さらに、机1Aの背後にはコルクボード5が立設されておりメモ等をクリップしておける。また、机1Aの上部には吊り戸棚6が設けられており、各種収納に利用でき、吊り戸棚6の底部にハンガーパイプ7を設け、アイロンをかけ終えたシャツ等の衣類をハンガーで吊るしておける。
また、机1Aの前部にはコンセント15を設けてあるのでアイロン、パソコン等の電源として利用できる。
そして、本発明の机においては、机1Aや収納棚3A及び吊り戸棚6等を周囲の家具、例えば、システムキッチン等と色彩等を調和させ、インテリアとしてふさわしい外観とすることができる。
【0043】
図4は本発明の机の取付構造の実施例を示す正面図であり、図5は図4のV −V 線断面図であり、図6は図4のVI−VI線断面図である。また、図7は図4のVII 部の断面詳細図であり、図8は図4のVII 部の斜視図であり、図9は図4のIX部の断面詳細図である。
【0044】
図5に示すように、机1Bは、壁81,82,83で構成された平断面コ字状の凹部の内側に設置されている。ここで、壁81と壁83の相対する内面と机1Bの両端部とには隙間81a,83aが設けてある。
【0045】
図4において、机1Bは4枚の側板17の上に天板12Bが架設された机である。天板12Bの中央部には、天板12B裏面より45mm隙間を設けて作業台2Bが取り付けられている。作業台2Bの両側の脚23,23の下端にはキャスター4A,4Aが取着されている。また、図7に示すように、作業台2Bの両側下面にはスライド軸(スライド部)21Aが前後にスライド可能に取り付けられ、天板12Bの下部に設けられたスライド受け部22A上に装着されている。これらにより、図6の一点鎖線と実線とで示すように、作業台2Bの前後への移動がスムーズに行えるようになされている。
【0046】
また、図8に示すように、作業台2Bを引き出すと、作業台2Bの両側面に組み込んだストッパー24がバネにより飛び出し、側板17,17に当接することにより、作業台2Bが固定されるようになされている。
【0047】
また、天板12Bの右側部には、図4に示すように、底面の四隅にキャスター4Bが取着された略箱状の収納棚3Bが納められる。収納棚3B内には、アイロン、電動ミシン等の機器を収納することができるようなされている。
【0048】
また、天板12Bの下部の奥には、幅の狭い棚16が取り付けてあり、天板12Bの奥の利用の困難な空間を収納として利用できるようになされている。また、天板12Bの上部の壁82にはコルクボード5Bが取り付けてある。さらに、その上部には吊り戸棚6Aが設けてある。
【0049】
壁81と壁83の相対する内面と机1Bの両端部との間の隙間81a,83aは、図9に示すように側板18で塞がれている。つまり、机1Bの側面と略同じ外形に木桟を組んだ枠組18bとその枠組18bの前面に取着された前板18aとからなる側板18で隙間の前面が塞がれている。ここで、枠組18bの厚さは前板18aの幅より小さくなされている。
また、机1Bの天板12Bの両端部と壁81,83の相対する内面との間の隙間81a,83aの上面が机1Bの天板12Bの上に設けられた化粧板19で塞がれている。
【0050】
上述のように机1Bが壁81,82,83によって構成された凹部に設けられているので、壁間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組は加工する必要はなく、前板の幅を調整するだけで、前面の隙間を塞ぐことができる。また、壁間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、化粧板19と天板12Bとの重ね代を調整することで、上面の隙間を塞ぐことができる。つまり、少ない部品点数で優れた収まりを実現できる。また、寸法精度を必要とせず、必要な隙間を設けることができるので、机の施工が容易である。
【0051】
また、作業台2Bを使用する際には、机1Bの天板裏面よりスライドさせて引き出しその上でアイロンかけ作業等を行うことができる。
そして作業台2Bは天板12Bの裏面より45mm隙間を設けて取付けられているので、アイロン掛けされている衣類等を広げたままで、作業台2Bを机1Bの天板12Bの下に収納することができる。つまり、作業台2Bを収納しても衣類はしわにならないので、作業を中断して片づけることができる。
【0052】
なお、作業台2Bは、アイロンかけ台として用いる外、机1Bの天板12B上にパーソナルコンピューター本体を載置したときには、キーボードを載置する台として用いてもよい。
【0053】
以上のように構成されているので、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができる。
【0054】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の机においては、作業台の一端部の下方に、底面にキャスターが取着された収納棚が配設されており、他端部は天板の底面に水平方向に回動可能に軸着されている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できるので、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができる。
【0055】
請求項2記載の発明の机においては、収納棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向に回動可能に取着されており、その収納棚が机の天板の下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように収納棚に背板が設けられている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、収納棚が机の天板の下に収納されているときには、机の前面が背板で覆い隠されるので、意匠的に優れたものとすることができる。つまり、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができる。
【0056】
請求項3記載の発明の机においては、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライド可能となされており、前記机の天板より下面に30mm〜200mmの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の下に収納することができる。つまり、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができる。
【0057】
請求項4記載の発明の机においては、作業台の下面にスライド部が設けてあり、机の天板の下部に設けられたスライド受け部の上をスライド部がスライドするようになされている。つまり、作業台の側面にスライド部を設ける必要がないので、作業台を広くすることができ、また、作業台の側面に邪魔な突起等を設ける必要がない。そのため、作業台の使い勝手がさらに向上する。
【0058】
請求項5記載の発明の机においては、収納棚の底面にキャスターが取着され、収納棚の少なくとも一段の棚が難燃材料で形成されている。従って、収納棚に使用直後でまだ熱いアイロンであっても、収納棚を引き出して収納できるので片付けを効率的にできる。また、作業台はキャスターを有する脚部が取着され、前方にスライド可能となされている。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え、室内空間を有効に活用できる。また、作業台は机の天板より下面に30mm〜200mmの隙間を設けて机に取り付けられている。従って、作業台の上に衣類等を広げたままで、作業台を机の天板の下に収納することができる。つまり、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができる。
【0059】
請求項6記載の発明の机取付構造においては、壁の相対する内面と机の端部とに、隙間を設けて机が設置されているので、机の挿入設置やし易く、施工が容易である。また、その隙間の前面が前記机の側面と略同じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板とからなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記前板の幅より小さくなされている。従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、枠組はそのままで前板の幅を調整するだけで、側板を隙間の寸法に合わせることができる。つまり、少ない部品点数で優れた収まりを実現できる。また、枠組を床や壁や机に固定することにより、前板を簡単に固定することができるので、隙間を簡単に塞ぐことができる。
【0060】
請求項7記載の発明の机取付構造においては、机の端部と壁の相対する内面との間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれている。従って、壁面間の寸法精度や机の幅の寸法精度が悪くても、化粧板と天板との重ね代を調整することで、隙間を塞ぐことができる。つまり、少ない部品点数で優れた収まりを実現できる。
【0061】
請求項8記載の発明の机取付構造においては、机が請求項1,2,3,4又は5記載の机である。従って、作業台の展開及び収納が容易に行え室内空間を有効に活用できる。つまり、面積の狭い住宅であっても、使い勝手のよい間取りを実現することができ、また、室内の片付けの簡単な住宅を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の机の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の机の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のV −V 線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII 部の断面詳細図である。
【図8】図4のVII 部の斜視図である。
【図9】図4のIX部の断面詳細図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 机
2,2A,2B 作業台
3,3A,3B 収納棚
4,4A,4B キャスター
12,12A,12B 天板
18 側板
18a 前板
18b 枠組
19 化粧板
21,21A スライド軸(スライド部)
22,22A スライド受け部
23 脚(脚部)
32B 背板
36,36A 棚
81,82,83 壁
81a,83a 隙間
Claims (3)
- 天板の下に収納棚が収納される机であって、その収納棚は底面にキャスターが取着され、机の前面に水平方向に回動可能に取着されており、その収納棚が前記机の天板の下に収納されたときに、その机の前面開口を覆うように収納棚に背板が設けられていることを特徴とする机。
- 壁で構成された平断面コ字状の凹部の内側に設置された請求項1に記載の机の取付構造であって、前記壁の相対する内面と前記机の端部とに、隙間を設けて前記机が設置されており、その隙間の前面が前記机の側面と略同じ外形の枠組とその枠組に取着された隙間を塞ぐ前板とからなる側板で塞がれており、前記枠組の厚さが前記側板の幅より小さくなされていることを特徴とする机の取付構造。
- 前記机の端部と前記壁の相対する内面との間の隙間の上面が前記机の天板の上に設けられた化粧板で塞がれていることを特徴とする請求項2記載の机の取付構造。
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