JP2001103662A - 電力コンポーネント、プリチャージ回路及びプリチャージ方法 - Google Patents

電力コンポーネント、プリチャージ回路及びプリチャージ方法

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JP2001103662A
JP2001103662A JP2000240715A JP2000240715A JP2001103662A JP 2001103662 A JP2001103662 A JP 2001103662A JP 2000240715 A JP2000240715 A JP 2000240715A JP 2000240715 A JP2000240715 A JP 2000240715A JP 2001103662 A JP2001103662 A JP 2001103662A
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Jin He
ヒー ジン
Gregory P Jorgenson
ピー.ジョージンサン グレゴリー
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
    • H02H9/004Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off in connection with live-insertion of plug-in units

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電力コンポーネントがシステムバスに接続さ
れた時の出力電圧の顕著な低下を防ぐことを目的とす
る。 【解決手段】 システム電圧を供給するシステムバスに
対して接続されるホットプラグ可能な電力コンポーネン
ト10であって、出力容量を介して前記システムバスに
接続可能な電力回路と、電力回路に接続され、電力回路
が前記システムバスに接続される前に出力容量をプリチ
ャージするプリチャージ回路32とを備え、プリチャー
ジ回路は、2次プリチャージ回路に並列に接続された電
流制限抵抗素子Rcpを有し、2次プリチャージ回路
は、電流制限抵抗素子が出力容量をプリチャージした後
に、さらに出力容量を追加的にプリチャージするように
動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力コンポーネン
ト(power component)に関し、特に、「ホット」バス
(hot buses)と呼ばれる、電圧がその間に印加された
複数の電気的なバスに接続可能な電力コンポーネントに
関する。さらに詳しくは、本発明は、このような電力コ
ンポーネントに用いる改良されたプリチャージ回路に関
するものである。それら全
【0002】
【従来の技術】大容量の電力供給システムは、並列に接
続された多数のモジュール式の電力コンポーネントによ
って形成される場合が多い。これらのコンポーネント
は、その電力供給システム全体が用いる電圧を供給する
システムバスに接続されている。例えば、遠距離通信シ
ステムのような大容量の電力供給システムにおいては、
通信交換機システム(communication switching system
s)のため、あるいはバッテリ・バックアップ・バンク
(battery back-up banks)を充電するための安定化さ
れた(regugated)+24ボルトまたは-48ボルト電源
を提供するために、スイッチ・モード整流器(switch-m
ode rectifiers:SMRs)が広く使われている。多数
のSMRは、通常は、バッテリ・バンクやコントローラ
や保護用低電圧電池切断装置(protective low voltage
battery disconnect devices:LVBDs)とともに、
ベイ(bay)または電力プラント(power plant)と呼ば
れる金属性の筺体の中に収容される。
【0003】これらの電力コンポーネントのいずれか1
つが故障したり保守する必要が生じた場合でも、例えば
遠距離通信交換機のような負荷機器に対する電力供給を
中断する訳にはいかない。このために、電力プラントの
電力コンポーネントは、システムバスが動作中であり電
圧を供給している間もシステムバスに接続したりシステ
ムバスから切り離したりできるように設計されている。
【0004】このようなタイプの接続をするために設計
された装置は「ホットプラグ可能(hot-pluggable)」
と呼ばれる。これは、動作中の電気的バス(electrical
bus)に接続することができるからである。電力コンポ
ーネントを交換する時でも、その電力プラントは動作を
継続し、負荷が求める特定の要求を満たす必要がある。
この要求とは、例えば、その電力プラントのバス電圧の
安定性(bus voltageregulation)であり、これは所定
の割合よりも大きくオーバーシュート(overshoot)し
たりアンダーシュート(undershoot)したりすることが
許されない。ホットプラグ可能な電力コンポーネント、
特にSMRにとっては、アンダーシュートが、大きな問
題である。というのは、このようなコンポーネントは、
スイッチングノイズを除去(filter out)して一定の出
力電圧を維持するために、大きな出力容量(output cap
acitance)を有するからである。「ホット」なバスに接
続したとたんに、その出力容量が充電するために大量の
電流を吸い込む。その結果として、システムバスの電圧
が顕著に低下することとなる。
【0005】接続時の電圧降下を最小化するためのひと
つの方法は、その出力容量を、制限したチャージ電流で
プリチャージ(pre-charge)することである。この方法
を実現するためには、主要な回路部がバスに接続される
前に、その容量にチャージを与えるために電流制限抵抗
素子(current limiting resistor)を介して、バスに
予備的に接続する必要がある。この電流制限抵抗素子
は、通常はブロッキングダイオード(blocking diode)
と直列に接続されている。バスに対して完全に接続した
状態では、この電流制限抵抗素子はバイパスされ(bypa
ss)、その電流コンポーネントは正常に動作できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、残念なこと
に、多くの電力コンポーネント、特に大きな電力プラン
トで用いられるものは、プリロード(per-load)回路と
2次バイアス(secondarybias)回路とを有する。プリ
ロード回路は、低い負荷電流の下でのゼロ電圧スイッチ
ング(zero-voltage switching)を維持するためのもの
である。また、2次バイアス回路は、オンボード通信
(on board communications)とアラーム回路に電力を
供給し、入力ac電力が故障した場合でも、その電力コ
ンポーネントとリモートコントローラとの間で遠隔モニ
タリングと通信とが維持されるようにしている。
【0007】これらプリロード回路と2次バイアス回路
は、いずれも出力容量バンク(output capacitor ban
k)を挟んでその両端に接続され、電流制限抵抗素子と
ともに電圧デバイダ・ネットワーク(voltage divider
network)を形成している。その結果として、出力容量
の両端に生ずる電圧が制限され、電流制限抵抗素子のプ
リチャージ時の機能の有効性が低下してしまう。
【0008】電流制限抵抗素子の抵抗値は、プリチャー
ジの間の突入電流を制限するために、かなり大きくする
必要がある。その結果として、電力コンポーネントの出
力容量の両端に生ずる電圧は、システムバスの70%か
ら90%程度まで充電されるに過ぎない。というのは、
電流制限抵抗素子の両端でかなり大きな電圧降下が生ず
るからである。
【0009】システムの電圧とプリチャージされた出力
容量の電圧との間でこのような差異が生ずるために、電
力コンポーネントをシステムバスに完全に接続した時、
システム電圧の低下が生ずることとなる。電力プラント
が、バッテリのバックアップを有しない場合、この電圧
の低下によって、システムバスの電圧低下が生じ、電力
プラントは、やはり停止(shut down)することとな
る。
【0010】すなわち、ホットプラグ可能な電力コンポ
ーネントに必要とされているのは、改良されたプリチャ
ージ回路であり、これは、その電力コンポーネントがシ
ステムバスに接続された時の出力電圧の顕著な低下を防
ぐために、その電力コンポーネントの出力容量を十分に
充電することができるものである。
【00011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホットプラグ
可能な電力コンポーネントを提供するものであり、この
電力コンポーネントは、システム電圧に影響を与えるこ
となく、また電力プラントの他のコンポーネントに影響
を与えることなく、動作中の電力プラントに挿入するこ
とができるものである。この電力コンポーネントは、大
きな出力容量(output capacitance)を有し、この出力
容量は、プリチャージ回路によってシステム電圧の近く
までプリチャージされる。このプリチャージ回路は、プ
リチャージ・ピン(pre-charging pin)を用いて出力容
量に接続され、このプリチャージ・ピンはこの出力容量
と直列に電流制限抵抗素子を接続することによって、シ
ステムバスからの電流の吸い込みを制限しつつ出力容量
にチャージできるようにしている。
【0012】しかしながら、プリロード(pre-load)お
よび2次バイアス回路が設けられていること、及び電流
制限抵抗素子のサイズのために、出力容量をシステム電
圧に十分に近い電圧に充電すことが妨げられる。この問
題に対処するため、出力容量が電流制限抵抗素子を介し
てかなり充電された後に、別の2次プリチャージ回路
(secondary pre-charge circuit)がその電流制限抵抗
素子に並列に抵抗を接続する。こうすることにより、シ
ステムバスに対しての電圧デバイダ(voltage divide
r)の影響を低減し、出力容量をシステム電圧に非常に
近い電圧まで充電することができる。
【0013】この2次プリチャージ回路は、スイッチに
より形成することができ、このスイッチは個別の抵抗あ
るいはそのスイッチ自身の内部抵抗を、出力制限抵抗と
並列に接続するものである。電流制限抵抗素子を介して
出力容量をプリチャージするために、このスイッチは、
所定の遅延時間の後に活性化される。
【0014】このスイッチは、電圧デバイダによって、
そのスイッチのターンオン電圧(turn on voltage)よ
りもわずかに高い電圧に設定されたしきい値電圧によっ
て制御される。スイッチが活性化されるまでの所定の時
間遅延をしきい値電圧に対して設定するために、抵抗と
容量とからなるネットワークを用いることができる。出
力容量がシステム電圧の非常に近くまで充電されれば、
システムバスに影響を与えることなくその電力コンポー
ネントを電力プラントに完全に接続することができる。
電力コンポーネントがシステムバスに完全に接続される
と、プリチャージ回路はバイパスされる。
【0015】以上の説明は、以下に開示する本発明の詳
細な説明を当業者がより良く理解できるように、概略的
且つやや概説的に本発明の望ましい実施の形態と選択的
な特徴について述べたものである。さらに付加できる本
発明の特徴点については、以下に開示され、これらは本
発明の請求項の主題を構成するものでもある。当業者
は、開示された概念や特定の実施形態を直ちに用いるこ
とができ、本発明と同一の目的を達成するために設計あ
るいは変形することも可能である。当業者は、また、こ
れらの均等的な構成は、本発明のもっとも広い範囲にお
いてその精神から離れるものではないことも理解するで
あろう。
【発明の実施の形態】
【0016】図1(a)及び(b)には、本発明の電力
コンポーネントが表されている。電力コンポーネント1
0は、フロントカバー12と背面14とカバー16を有
する。フロント12には、図示しないユーザ・インター
フェイスとコントロールが設けられている。シャーシ1
6と左側カバー28は、例えば金属により形成され、そ
の内部の部品を取り囲んでいる。左側カバー28は、ス
プリングボード接続(spring board connection)18
を有し、これは、金属表面に接続することにより、電磁
波妨害(electromagnetic interference:EMI)シー
ルドを形成するように設計されている。
【0017】電力コンポーネント10は、また、挿入ネ
ジ20を有する。これは、複数回転のネジ山が形成され
たネジであり、後に詳述するように、バスへの接続の際
に時間遅延を与えるように設計されている。ACコネク
タ38は、電力プラントのacプラグに接続され、その
電力コンポーネントが用いる入力ac電力を受け取る。
【0018】電力コンポーネント10は、電力プラント
を形成するラック(rack)の中に挿入することができる
ように設計されたモジュラー要素(modular componen
t)である。この電力プラントはシステムバスを有し、
これに対して電力コンポーネント10の背面14が接続
される。システム電圧を供給するシステムバスとの接続
は、正極端子ピン22および負極端子ピン24によりな
される。プリチャージピン26は、電力コンポーネント
10の出力容量をプリチャージするために、負極端子ピ
ン24よりも長く伸びて形成され、正極端子ピン22と
ともにシステムに対する接続を行う。挿入ネジ20は、
プリチャージピン26の接続と負極端子ピン24の接続
との間の時間遅延を与える。
【0019】電力コンポーネント10を電力プラントに
挿入することによって、正極端子ピン22及びプリチャ
ージピン26をシステムバスと接続することができる。
負極端子ピン24との接続をするためには、挿入ネジ2
0を所定の回数だけ回す必要があり、この操作によって
例えば30秒程度の時間遅延を与えることができる。こ
の時間遅延によって、以下に詳述する図2に表したプリ
チャージ回路が出力容量をシステム電圧の近くまでプリ
チャージすることができ、その後に最終的な接続がなさ
れた時にシステム電圧があまり低下しないようにするこ
とができる。
【0020】図2には、図1(a)及び(b)に表した
電力コンポーネント10のプリチャージ回路32が出力
回路34とともに表されている。電力コンポーネントの
出力回路34は、出力容量Coとプリロード及び2次バ
イアス回路30とからなり、これらは、正極端子ピン2
2と負極端子ピン24との間に接続されている。電流制
限抵抗素子RcpとダイオードDpcは、プリチャージピン
26を介して出力回路34に接続されている。
【0021】上述したように、プリロード及び2次バイ
アス回路30は、電流制限抵抗素子Rcpとともに電圧デ
バイダ(voltage divider)を形成し、出力容量Coがd
cバス36上のシステム電圧(出力電圧とも呼ばれる)
まで完全にプリチャージされるのを妨げる。ここで、出
力電圧は+Voutと表されているが、当業者であれば、こ
の出力電圧が負の出力電圧であっても良いことは容易に
理解できる。ここで、電圧デバイダを低下させるために
電流制限抵抗素子Rcpの値を小さくするという方策は実
現が困難である。というのは、出力電圧Voutが所定の
しきい値を下回らないように、電流制限抵抗素子Rcpは
プリチャージの際の突入電流を制限するために十分に大
きい値を有する必要があるからである。
【0022】電力コンポーネント10の場合は、2次プ
リチャージ回路32を付加することによってプリチャー
ジ動作が改善される。2次プリチャージ回路32は、プ
リチャージ抵抗Rpcと、電流制限抵抗素子Rcp及びダイ
オードDpcに並列に接続されたスイッチQpcとを有す
る。スイッチQpcは、低電力電界効果トランジスタ(lo
w power field effect transistor:FET)であり、
抵抗R1及びR2からなるしきい値電圧Vthを生成する
電圧デバイダにより制御される。しきい値電圧Vthは、
スイッチQpcのターンオン電圧よりもわずかに高く設定
され、抵抗R3を介して容量Cthを充電する。ここで、
抵抗R3と容量Cthの時定数の1乃至3倍の時間遅延の
後に、容量Cthの両端に発生する電圧がスイッチQpcを
ターンオンするように、容量Cthへの充電がなされる。
【0023】2次プリチャージ回路32は、出力容量C
oがかなり充電され(Voutの約70%から90%程度ま
で)、しかしながら出力電圧Voutからは問題を生ずる
ほど離れている状態において、電流制限抵抗素子Rcpに
対して抵抗Rpcを並列に接続することにより、その実効
的な抵抗を低減させるように作用する。電流制限抵抗素
子Rcpの実効的な抵抗を低減させることによって、電流
制限抵抗素子Rcpとプリロード及び2次バイアス回路3
0とにより形成される電圧デバイダの低い側の電圧を低
下させることができる。このことによって、出力容量C
oを出力電圧Voutに非常に近い電圧まで充電することが
でき(例えば、voutの95%から98%)、負極端子
ピン24がdcバス36の共通端子Vgroundに接触した
時にdcバス36が影響を受けることが回避される。
【0024】ここで、Rpcは個別の要素として表されて
いるが、当業者であれば、2次プリチャージ回路32が
実際の抵抗素子を有する必要がないことは容易に理解で
きる。すなわち、スイッチQpcの内部抵抗を利用するこ
とによって、同一の目的を達成することができる。
【0025】図1(a)及び(b)から分かるように、
電力コンポーネント10が電力プラントに差し込まれる
と、正極端子ピン22とプリチャージピン26が出力電
圧Voutと共通端子Vgroundにそれぞれ接触し、電流制
限抵抗素子Rcpと2次プリチャージ回路32とが接続さ
れる。負極端子ピン24は、挿入ねじ20を所定の回数
だけ回すまでは接触しない。電流は、ダイオードDpcと
電流制限抵抗素子Rcpを介して、出力容量Coとプリロ
ード及び2次バイアス回路30に流れる。2次プリチャ
ージ回路32は、この時点ではまだアクティブでない、
というのは、容量Cthの両端の電圧がまだスイッチQpc
のターンオン電圧に達しておらず、スイッチQpcがオフ
状態にバイアスされているからである。
【0026】この状態で、スイッチQpcがターンオンす
る前に、出力容量Coは電流制限抵抗素子Rcpによって
制限された速度でゆっくりと充電される。そして、容量
Cthが抵抗R3を介してしきい値電圧Vthにより充電さ
れる。出力容量が、電流制限抵抗素子Rcpとプリロード
及び2次バイアス回路30により形成された電圧デバイ
ダにより許容された電圧に達した時にスイッチQpcがタ
ーンオンするように、容量Cthと抵抗R3の時定数が決
定される。電流制限抵抗素子Rcpの実効的な抵抗が小さ
くされることにより、スイッチQpcがターンオンした
時、出力容量Coは出力電圧Voutの非常に近くまで充電
することができる。そして、挿入ねじ20を所定の回数
だけ回すと、負極端子ピン24がVgroundに接触する。
【0027】負極端子ピン24がdcバス36に接続さ
れると、電流制限抵抗素子Rcpと2次プリチャージ回路
32はバイパスされ、電力コンポーネント10からこれ
らを実質的に除去することができる。容量Coは出力電
圧Voutに極めて近い電圧に充電されているので、dc
バス36は、そのバス電圧や、dcバス36に接続され
ている他のコンポーネントの動作に悪影響を与えること
なく、出力容量Coの充電を完了することができる。
【0028】図1及び図2に表したすべての要素は、普
通に入手可能な電気部品である。以上の説明において
は、特定の電力コンポーネントや出力電圧について詳述
したが、当業者であれば、電力コンポーネント10は大
きな出力容量を有するいかなるコンポーネントであって
も良く、これら全ては本発明の範囲内に属するものであ
ることを容易に理解できる。同様に、dcバス36は例
えば+24Vのような正極の出力電圧として説明した
が、本発明はあらゆる出力電圧について適用可能であ
り、例えば-48Vのような負極の出力電圧も含むもの
である。
【0029】また、スイッチQpcとしても、普通に入手
可能なあらゆる低電力スイッチを用いることができ、こ
こではFETとして表したが、当業者であれば、制御可
能ないかなるスイッチも同様に用いることができること
を容易に理解できる。以上、本発明が詳細に開示された
が、当業者であれば、本発明の精神およびもっとも広く
解釈される技術的範囲から離れることなく種々の変更、
交換、置換をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明によるホットプラグ可能な電
力コンポーネントの上面、左側及び背面の斜視図であ
り、(b)は、その左側側面図である。
【図2】本発明の電力コンポーネントをプリチャージす
る回路の回路図である。
【符号の説明】 【符号の説明】
10 電力コンポーネント 12 フロントカバー 14 背面 16 カバー 20 挿入ねじ 22 正極端子ピン 24 負極端子ピン 26 プリチャージピン 28 左側カバー 30 2次バイアス回路 32 プリチャージ回路 34 出力回路 36 dcバス 38 ACコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 グレゴリー ピー.ジョージンサン アメリカ合衆国、75474 テキサス、クィ ンラン、カントリー ロード 331 18850

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム電圧を供給するシステムバスに対
    して接続されるホットプラグ可能な電力コンポーネント
    であって、 出力容量を介して前記システムバスに接続可能な電力回
    路と、 前記電力回路に接続され、前記電力回路が前記システム
    バスに接続される前に前記出力容量をプリチャージする
    プリチャージ回路と、 を備え、 前記プリチャージ回路は、2次プリチャージ回路に並列
    に接続された電流制限抵抗素子を有し、 前記2次プリチャージ回路は、前記電流制限抵抗素子が
    前記出力容量をプリチャージした後に、さらに前記出力
    容量を追加的にプリチャージするように動作することを
    特徴とする電力コンポーネント。
  2. 【請求項2】前記2次プリチャージ回路は、スイッチを
    有し、前記スイッチは、前記電流制限抵抗素子と並列に
    抵抗を接続することにより前記電流制限抵抗素子の実効
    的な抵抗を低下させて、前記出力容量を追加的にプリチ
    ャージすることを特徴とする請求項1記載のホットプラ
    グ可能な電力コンポーネント。
  3. 【請求項3】前記スイッチは、前記電流制限抵抗素子が
    前記出力容量を概ね充電するのに対応した時間遅延の後
    にしきい値電圧によってターンオンされることを特徴と
    する請求項2記載のホットプラグ可能な電力コンポーネ
    ント。
  4. 【請求項4】前記概ね充電は、システム電圧の70%か
    ら90%であることを特徴とする請求項3記載のホット
    プラグ可能な電力コンポーネント。
  5. 【請求項5】前記電力コンポーネントは、スイッチモー
    ドの整流器であることを特徴とする請求項1記載のホッ
    トプラグ可能な電力コンポーネント。
  6. 【請求項6】前記電力回路は、プリロード及び2次バイ
    アス回路をさらに有することを特徴とする請求項1記載
    のホットプラグ可能な電力コンポーネント。
  7. 【請求項7】前記システム電圧は、+24Vであること
    を特徴とする請求項1記載のホットプラグ可能な電力コ
    ンポーネント。
  8. 【請求項8】前記システム電圧は、-48Vであること
    を特徴とする請求項1記載のホットプラグ可能な電力コ
    ンポーネント。
  9. 【請求項9】出力容量を有しシステム電圧を供給するシ
    ステムバスに対して接続されるホットプラグ可能な電力
    コンポーネントのためのプリチャージ回路であって、 ダイオードを介して前記出力容量に電気的に接続され、
    プリチャージピンを介して前記システムバスに電気的に
    接続可能とされた、電流制限抵抗素子と、 前記電流制限抵抗素子に並列に抵抗を接続可能とするス
    イッチを有する2次プリチャージ回路であって、前記ス
    イッチは所定の時間遅延の後にしきい値電圧によって活
    性化される、2次プリチャージ回路と、 を備えたことを特徴とするプリチャージ回路。
  10. 【請求項10】前記所定の時間遅延は、前記しきい値電
    圧に接続された抵抗と容量とにより形成されることを特
    徴とする請求項9記載のプリチャージ回路。
  11. 【請求項11】前記しきい値電圧は、前記出力容量に並
    列に接続された電圧デバイダにより形成されることを特
    徴とする請求項10記載のプリチャージ回路。
  12. 【請求項12】前記所定の時間遅延は、前記出力容量が
    前記電流制限抵抗素子を介してシステム電圧の70%か
    ら90%まで充電される時間に相当することを特徴とす
    る請求項9記載のプリチャージ回路
  13. 【請求項13】前記抵抗は、前記スイッチの内部抵抗で
    あることを特徴とする請求項9記載のプリチャージ回
    路。
  14. 【請求項14】前記抵抗は、個別の抵抗素子であること
    を特徴とする請求項9記載のプリチャージ回路。
  15. 【請求項15】システム電圧を供給するシステムバスに
    対して接続されるホットプラグ可能な電力コンポーネン
    トの出力容量をプリチャージする方法であって、 a)プリチャージピンを用いて前記電力コンポーネント
    を前記システムバスに接続し、 b)前記プリチャージピンに接続された電流制限抵抗素
    子を有するプリチャージ回路を介して、前記出力容量を
    プリチャージし、 c)前記出力容量をさらに充電するために、前記電流制
    限抵抗素子に並列に抵抗を接続し、 d)前記プリチャージ回路をバイパスするために、前記
    電力コンポーネントを前記システムに接続する、 ことを特徴とするプリチャージ方法。
  16. 【請求項16】前記抵抗は、所定の時間遅延の後に活性
    化されるスイッチを用いて前記電流制限抵抗素子に並列
    に接続されることを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】前記所定の時間遅延は、所望のRC時定
    数を形成するように選択されたしきい値電圧と抵抗と容
    量とにより形成されることを特徴とする請求項16記載
    の方法。
  18. 【請求項18】前記所定の時間遅延は、前記出力容量が
    前記システム電圧の70%から90%まで充電される時
    間に相当することを特徴とする請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】前記電力コンポーネントは、スイッチモ
    ードの整流器であることを特徴とする請求項15記載の
    方法。
JP2000240715A 1999-08-13 2000-08-09 電力コンポーネント、プリチャージ回路及びプリチャージ方法 Pending JP2001103662A (ja)

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