JP2001101765A - 光ディスク再生装置及び再生方法 - Google Patents
光ディスク再生装置及び再生方法Info
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- JP2001101765A JP2001101765A JP27418599A JP27418599A JP2001101765A JP 2001101765 A JP2001101765 A JP 2001101765A JP 27418599 A JP27418599 A JP 27418599A JP 27418599 A JP27418599 A JP 27418599A JP 2001101765 A JP2001101765 A JP 2001101765A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各ディレクトリに存在する複数のファイルの
数が異なる場合であっても、全てのファイルを同一の確
率で再生する。 【解決手段】 複数のディレクトリが存在し、各ディレ
クトリの中に複数のファイルを有する光ディスクの再生
装置において、前記各ファイルをランダム再生する為の
司令を行うランダム再生制御手段５と、前記各ディレク
トリに持っている全てのファイルに連続した管理番号を
割り当てる連続管理番号割り当て手段６と、複数の連続
した番号の中からランダムに一つの番号を選択する番号
選択手段７を備え、前記各ファイルをランダムに選択す
る際にこの各ファイルに割り当てられた管理番号に基づ
いてランダム再生するように構成する。
数が異なる場合であっても、全てのファイルを同一の確
率で再生する。 【解決手段】 複数のディレクトリが存在し、各ディレ
クトリの中に複数のファイルを有する光ディスクの再生
装置において、前記各ファイルをランダム再生する為の
司令を行うランダム再生制御手段５と、前記各ディレク
トリに持っている全てのファイルに連続した管理番号を
割り当てる連続管理番号割り当て手段６と、複数の連続
した番号の中からランダムに一つの番号を選択する番号
選択手段７を備え、前記各ファイルをランダムに選択す
る際にこの各ファイルに割り当てられた管理番号に基づ
いてランダム再生するように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディレクトリとフ
ァイルというように階層化されたファイル構造を用いて
記録されたＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格等の光ディスクのフ
ァイルを再生する事の出来る光ディスク再生装置及び再
生方法に関するものである。
ァイルというように階層化されたファイル構造を用いて
記録されたＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格等の光ディスクのフ
ァイルを再生する事の出来る光ディスク再生装置及び再
生方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の光ディスク再生装置のブロ
ック図を示すものである。図６において、１は光ディス
クであり、ＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格等ディレクトリとフ
ァイルというように階層化されたファイル構造を用いて
記録されたものである。２は信号読み取り手段、３は信
号復号手段、４はＡＶ信号出力を行う映像表示手段やス
ピーカ等の出力手段である。
ック図を示すものである。図６において、１は光ディス
クであり、ＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格等ディレクトリとフ
ァイルというように階層化されたファイル構造を用いて
記録されたものである。２は信号読み取り手段、３は信
号復号手段、４はＡＶ信号出力を行う映像表示手段やス
ピーカ等の出力手段である。
【０００３】２１は各ファイルをランダム再生する為の
司令を行うランダム再生制御手段であり、キースイッチ
２１ａとサブマイコンよりなる制御部２１ｂを有してお
り、２２は表示手段である。２３メインマイコンよりな
る主制御手段であり、光ディスク１の複数のディレクト
リの中から一つのディレクトリをランダムに選択するデ
ィレクトリ選択手段２４と、そのディレクトリ選択手段
２４によって選択されたディレクトリ内の複数のファイ
ルの中からランダムに一つのファイルを選択するファイ
ル選択手段２５を有している。
司令を行うランダム再生制御手段であり、キースイッチ
２１ａとサブマイコンよりなる制御部２１ｂを有してお
り、２２は表示手段である。２３メインマイコンよりな
る主制御手段であり、光ディスク１の複数のディレクト
リの中から一つのディレクトリをランダムに選択するデ
ィレクトリ選択手段２４と、そのディレクトリ選択手段
２４によって選択されたディレクトリ内の複数のファイ
ルの中からランダムに一つのファイルを選択するファイ
ル選択手段２５を有している。
【０００４】このような構成で、ランダム再生を行う場
合は、光ディスク１の再生を行うに際し、ランダム再生
制御手段２１のキースイッチ２１ａによりランダム再生
を指示することにより、まず、光ディスク１の複数のデ
ィレクトリの中から一つのディレクトリをランダムに選
択し、次に、その選択されたディレクトリ内の複数のフ
ァイルの中から一つのファイルをランダムに選択するこ
とにより、再生するファイルを選択し、当該選択された
ファイルの再生を行うこととなる。そして、同様に順
次、ランダムに再生することとなる。
合は、光ディスク１の再生を行うに際し、ランダム再生
制御手段２１のキースイッチ２１ａによりランダム再生
を指示することにより、まず、光ディスク１の複数のデ
ィレクトリの中から一つのディレクトリをランダムに選
択し、次に、その選択されたディレクトリ内の複数のフ
ァイルの中から一つのファイルをランダムに選択するこ
とにより、再生するファイルを選択し、当該選択された
ファイルの再生を行うこととなる。そして、同様に順
次、ランダムに再生することとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光デ
ィスク再生装置においては、まず複数存在するディレク
トリを選択し、次に選択されたディレクトリ内のファイ
ルを選択するものであるため、各ディレクトリに存在す
る複数のファイルの数が異なる場合、一つの光ディスク
に記録された全てのファイルを同一の確率で再生する事
が出来ないと言う問題点があった。
ィスク再生装置においては、まず複数存在するディレク
トリを選択し、次に選択されたディレクトリ内のファイ
ルを選択するものであるため、各ディレクトリに存在す
る複数のファイルの数が異なる場合、一つの光ディスク
に記録された全てのファイルを同一の確率で再生する事
が出来ないと言う問題点があった。
【０００６】本発明は、各ディレクトリに存在する複数
のファイルの数が異なる場合であっても、同一の光ディ
スク内に存在する全てのファイルを同一の確率で再生す
る光ディスク再生装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
のファイルの数が異なる場合であっても、同一の光ディ
スク内に存在する全てのファイルを同一の確率で再生す
る光ディスク再生装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の光ディスク再生装置は、複数のディレクトリ
が存在し、各ディレクトリの中に複数のファイルを有す
る光ディスクの再生装置において、前記各ファイルをラ
ンダム再生する為の司令を行うランダム再生制御手段
と、前記各ディレクトリに持っている全てのファイルに
連続した管理番号を割り当てる連続管理番号割り当て手
段と、複数の連続した番号の中からランダムに一つの番
号を選択する番号選択手段を備え、前記各ファイルをラ
ンダムに選択する際にこの各ファイルに割り当てられた
管理番号に基づいてランダム再生するように構成したも
のである。
に本発明の光ディスク再生装置は、複数のディレクトリ
が存在し、各ディレクトリの中に複数のファイルを有す
る光ディスクの再生装置において、前記各ファイルをラ
ンダム再生する為の司令を行うランダム再生制御手段
と、前記各ディレクトリに持っている全てのファイルに
連続した管理番号を割り当てる連続管理番号割り当て手
段と、複数の連続した番号の中からランダムに一つの番
号を選択する番号選択手段を備え、前記各ファイルをラ
ンダムに選択する際にこの各ファイルに割り当てられた
管理番号に基づいてランダム再生するように構成したも
のである。
【０００８】これにより、複数存在するディレクトリに
おいて、各ディレクトリに存在するファイルの数が異な
る場合でも、全てのファイルを同一の確率で再生するこ
とができるという効果が得られる。
おいて、各ディレクトリに存在するファイルの数が異な
る場合でも、全てのファイルを同一の確率で再生するこ
とができるという効果が得られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、複数のディレクトリが存在し、各ディレクトリの中
に複数のファイルを有する光ディスクの再生装置におい
て、前記各ファイルをランダム再生する為の司令を行う
ランダム再生制御手段と、前記各ディレクトリに持って
いる全てのファイルに連続した管理番号を割り当てる連
続管理番号割り当て手段と、複数の連続した番号の中か
らランダムに一つの番号を選択する番号選択手段を備
え、前記各ファイルをランダムに選択する際にこの各フ
ァイルに割り当てられた管理番号に基づいてランダム再
生するように構成したものであり、複数存在するディレ
クトリにおいて、各ディレクトリに存在するファイルの
数が異なる場合でも、全てのファイルを同一の確率で再
生することができるという作用を有する。
は、複数のディレクトリが存在し、各ディレクトリの中
に複数のファイルを有する光ディスクの再生装置におい
て、前記各ファイルをランダム再生する為の司令を行う
ランダム再生制御手段と、前記各ディレクトリに持って
いる全てのファイルに連続した管理番号を割り当てる連
続管理番号割り当て手段と、複数の連続した番号の中か
らランダムに一つの番号を選択する番号選択手段を備
え、前記各ファイルをランダムに選択する際にこの各フ
ァイルに割り当てられた管理番号に基づいてランダム再
生するように構成したものであり、複数存在するディレ
クトリにおいて、各ディレクトリに存在するファイルの
数が異なる場合でも、全てのファイルを同一の確率で再
生することができるという作用を有する。
【００１０】請求項２に記載の発明は、前記請求項１記
載の光ディスク再生装置であって、前記連続管理番号割
り当て手段により全てのファイルに割り当てられた管理
番号と各ディレクトリのファイルとを関連付けて記憶す
るメモリ手段を備え、ランダム再生制御手段によりラン
ダム選択された管理番号と前記メモリ手段に記憶した情
報とから各ディレクトリのファイルと関連付けるように
構成したものであり、処理の遅いシステムや、高速度が
要求されるシステムにおいても全てのファイルが同一の
確率で再生する事ができるという作用を有する。
載の光ディスク再生装置であって、前記連続管理番号割
り当て手段により全てのファイルに割り当てられた管理
番号と各ディレクトリのファイルとを関連付けて記憶す
るメモリ手段を備え、ランダム再生制御手段によりラン
ダム選択された管理番号と前記メモリ手段に記憶した情
報とから各ディレクトリのファイルと関連付けるように
構成したものであり、処理の遅いシステムや、高速度が
要求されるシステムにおいても全てのファイルが同一の
確率で再生する事ができるという作用を有する。
【００１１】請求項３に記載の発明は、前記請求項１記
載の光ディスク再生装置であって、前記複数のディレク
トリの数と各ディレクトリ内に持っているファイルの数
を記憶するメモリ手段と、前記連続管理番号割り当て手
段により割り当てられた管理番号より選択された管理番
号から元のディレクトリ及びファイル番号を計算するフ
ァイル番号計算手段を備え、選択された管理番号とディ
レクトリ内のファイルとの関連付けは、当該選択された
管理番号からディレクトリ毎に有するファイル数を減算
することにより行うように構成したものであり、メモリ
領域の小さいシステムにおいても全てのファイルが同一
の確率で再生する事ができるという作用を有する。
載の光ディスク再生装置であって、前記複数のディレク
トリの数と各ディレクトリ内に持っているファイルの数
を記憶するメモリ手段と、前記連続管理番号割り当て手
段により割り当てられた管理番号より選択された管理番
号から元のディレクトリ及びファイル番号を計算するフ
ァイル番号計算手段を備え、選択された管理番号とディ
レクトリ内のファイルとの関連付けは、当該選択された
管理番号からディレクトリ毎に有するファイル数を減算
することにより行うように構成したものであり、メモリ
領域の小さいシステムにおいても全てのファイルが同一
の確率で再生する事ができるという作用を有する。
【００１２】請求項４に記載の発明は、前記複数のディ
レクトリは、複数のディスクにて構成されたものである
こととしたものであり、前記複数のディレクトリが、複
数のディスクにまたがって存在した場合でも全てのファ
イルが同一の確率で再生する事ができるという作用を有
する。
レクトリは、複数のディスクにて構成されたものである
こととしたものであり、前記複数のディレクトリが、複
数のディスクにまたがって存在した場合でも全てのファ
イルが同一の確率で再生する事ができるという作用を有
する。
【００１３】請求項５に記載の発明は、複数のディレク
トリに各々複数のファイルを有する光ディスクの再生方
法であって、前記各ディレクトリに有する全てのファイ
ルに連続した管理番号を割り当て、この各ファイルに割
り当てられた連続管理番号をランダムに選択することに
基づいて、ランダム再生する方法であり、請求項１と同
様に、複数存在するディレクトリにおいて、各ディレク
トリに存在するファイルの数が異なる場合でも、全ての
ファイルを同一の確率で再生することができるという作
用を有する。
トリに各々複数のファイルを有する光ディスクの再生方
法であって、前記各ディレクトリに有する全てのファイ
ルに連続した管理番号を割り当て、この各ファイルに割
り当てられた連続管理番号をランダムに選択することに
基づいて、ランダム再生する方法であり、請求項１と同
様に、複数存在するディレクトリにおいて、各ディレク
トリに存在するファイルの数が異なる場合でも、全ての
ファイルを同一の確率で再生することができるという作
用を有する。
【００１４】以下本発明の実施の形態について、図１か
ら図５を用いて説明する。
ら図５を用いて説明する。
【００１５】（実施の形態１）図１は本発明の第１の実
施の形態における光ディスク再生装置のブロック図を示
し、図１において、１は光ディスクであり、ＤＶＤ−Ａ
ｕｄｉｏ規格等ディレクトリとファイルというように階
層化されたファイル構造を用いて記録されたものであ
る。２は信号読み取り手段、３は信号復号手段、４はＡ
Ｖ信号出力を行う映像表示手段やスピーカ等の出力手段
である。
施の形態における光ディスク再生装置のブロック図を示
し、図１において、１は光ディスクであり、ＤＶＤ−Ａ
ｕｄｉｏ規格等ディレクトリとファイルというように階
層化されたファイル構造を用いて記録されたものであ
る。２は信号読み取り手段、３は信号復号手段、４はＡ
Ｖ信号出力を行う映像表示手段やスピーカ等の出力手段
である。
【００１６】５は各ファイルをランダム再生する為の司
令を行うランダム再生制御手段、６は各ディレクトリに
持っている全てのファイルに連続した管理番号を割り当
てる連続管理番号割り当て手段、７は複数の連続した番
号の中からランダムに一つの番号を選択する番号選択手
段である。ランダム再生制御手段５は、キースイッチ５
ａとサブマイコンよりなる制御部５ｂを有しており、キ
ースイッチ５ａの操作によりランダム再生を司令するよ
うになっている。１１は制御部５ｂにより制御される表
示手段である。
令を行うランダム再生制御手段、６は各ディレクトリに
持っている全てのファイルに連続した管理番号を割り当
てる連続管理番号割り当て手段、７は複数の連続した番
号の中からランダムに一つの番号を選択する番号選択手
段である。ランダム再生制御手段５は、キースイッチ５
ａとサブマイコンよりなる制御部５ｂを有しており、キ
ースイッチ５ａの操作によりランダム再生を司令するよ
うになっている。１１は制御部５ｂにより制御される表
示手段である。
【００１７】１２はメインマイコンよりなる主制御手段
であり、光ディスク１の複数のディレクトリのファィル
の中から一つのファィルをランダムに選択するべく、少
なくとも、前述の連続管理番号割り当て手段６と、番号
選択手段７を構成している。８は連続管理番号割り当て
手段６により全てのファイルに割り当てられた管理番号
と各ディレクトリのファイルとを関連付けて記憶するメ
モリ手段であり、後述する図２に示す状態で記憶され
る。
であり、光ディスク１の複数のディレクトリのファィル
の中から一つのファィルをランダムに選択するべく、少
なくとも、前述の連続管理番号割り当て手段６と、番号
選択手段７を構成している。８は連続管理番号割り当て
手段６により全てのファイルに割り当てられた管理番号
と各ディレクトリのファイルとを関連付けて記憶するメ
モリ手段であり、後述する図２に示す状態で記憶され
る。
【００１８】以上のように構成された光ディスク再生装
置により、ランダム再生を行う場合の動作について、以
下説明する。
置により、ランダム再生を行う場合の動作について、以
下説明する。
【００１９】まず、ランダム再生制御手段５のキースイ
ッチ５ａ操作による指示で、制御部５ｂよりランダム再
生の司令が出されると、主制御手段１２により、光ピッ
クアップ２ａ、ドライバー２ｂ、ＡＤＳＣ２ｃ、ＯＤＣ
２ｄからなる信号読み取り手段２を制御することによっ
て、光ディスク１から当該光ディスク１に記録された信
号を読み出し、信号読み取り手段２によって読み出した
管理情報より、主制御手段１２の連続管理番号割り当て
手段６によって、光ディスク１に記録されたファィルの
連続管理番号の割り当てを行なう。これは、階層化され
たディレクトリと当該ディレクトリ内のファイルという
ファイル構造を用いて記録された光ディスク１のファイ
ルに関し、図２のように第１ディレクトリの第１ファイ
ルから、最終ディレクトリの最終ファイルまで、連続し
た管理番号１３を割り当てる。この各ファイルに割り当
てられた連続管理番号１３と各ディレクトリ内の各ファ
イルとを関連付けて、すなわち図２に示すように対応さ
せて関連づけた状態でメモリ手段８記憶する。
ッチ５ａ操作による指示で、制御部５ｂよりランダム再
生の司令が出されると、主制御手段１２により、光ピッ
クアップ２ａ、ドライバー２ｂ、ＡＤＳＣ２ｃ、ＯＤＣ
２ｄからなる信号読み取り手段２を制御することによっ
て、光ディスク１から当該光ディスク１に記録された信
号を読み出し、信号読み取り手段２によって読み出した
管理情報より、主制御手段１２の連続管理番号割り当て
手段６によって、光ディスク１に記録されたファィルの
連続管理番号の割り当てを行なう。これは、階層化され
たディレクトリと当該ディレクトリ内のファイルという
ファイル構造を用いて記録された光ディスク１のファイ
ルに関し、図２のように第１ディレクトリの第１ファイ
ルから、最終ディレクトリの最終ファイルまで、連続し
た管理番号１３を割り当てる。この各ファイルに割り当
てられた連続管理番号１３と各ディレクトリ内の各ファ
イルとを関連付けて、すなわち図２に示すように対応さ
せて関連づけた状態でメモリ手段８記憶する。
【００２０】次に、ランダム再生制御手段５の制御部５
ｂによるランダム再生司令に基づいて、番号選択手段７
により、メモリ手段８に記憶された連続管理番号１３の
中からランダムに一つの管理番号を選択する。そして、
選択された連続管理番号１３とメモリ手段８によって記
憶されたファイルとの関連付けから、該当するディレク
トリの中のファイルを特定して、その特定されたファイ
ル記録内容を信号読み取り手段２により読み取って、そ
の信号をＡＶデコーダ３ａ、ＤＡコンバータ３ｂからな
る信号復号手段３によって復号し、出力手段４に所定の
出力を行うこととなる。
ｂによるランダム再生司令に基づいて、番号選択手段７
により、メモリ手段８に記憶された連続管理番号１３の
中からランダムに一つの管理番号を選択する。そして、
選択された連続管理番号１３とメモリ手段８によって記
憶されたファイルとの関連付けから、該当するディレク
トリの中のファイルを特定して、その特定されたファイ
ル記録内容を信号読み取り手段２により読み取って、そ
の信号をＡＶデコーダ３ａ、ＤＡコンバータ３ｂからな
る信号復号手段３によって復号し、出力手段４に所定の
出力を行うこととなる。
【００２１】以上のように本実施形態によれば、複数存
在するディレクトリにおいて、各ディレクトリに存在す
るファイルの数が異なる場合でも、全てのディレクトリ
のファイルを同一の確率で再生することができることと
なる。特に図３のように階層化されて記録されたディレ
クトリ構造を有するＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格の光ディス
クについて、その記録された全グループ内の全トラック
を同一の確率で再生することが出来ることとなる。
在するディレクトリにおいて、各ディレクトリに存在す
るファイルの数が異なる場合でも、全てのディレクトリ
のファイルを同一の確率で再生することができることと
なる。特に図３のように階層化されて記録されたディレ
クトリ構造を有するＤＶＤ−Ａｕｄｉｏ規格の光ディス
クについて、その記録された全グループ内の全トラック
を同一の確率で再生することが出来ることとなる。
【００２２】（実施の形態２）次に、第２の実施の形態
の光ディスク再生装置のブロック図を示す図４について
説明する。図４において、第１の実施の形態を示す図１
と同一の符号は同一のものを示すので、ここでは説明を
省略する。
の光ディスク再生装置のブロック図を示す図４について
説明する。図４において、第１の実施の形態を示す図１
と同一の符号は同一のものを示すので、ここでは説明を
省略する。
【００２３】ここでは、主制御手段１２は、連続管理番
号割り当て手段６と番号選択手段７の他に、番号計算手
段９を有しており、この番号計算手段９によって、連続
管理番号割り当て手段６により割り当てられた連続管理
番号より選択された管理番号から、元のディレクトリ及
びファイル番号を計算するようにしている。また、メモ
リ手段１０は、前述の第１の実施の形態のメモリ８とは
異なり、番号計算手段９によって計算する元となる情
報、すなわち光ディスク１に記録された複数のディレク
トリの数と各ディレクトリ内に持っているファイルの数
を記憶するようにしている。ここで、ディレクトリの数
は図２における「１〜Ｎ」、ファィルの数は図２におけ
る「１〜ａ」「１〜ｂ」・・・「１〜ｘ」であり、例え
ば、ディレクトリ１（ファィル数：ａ）、ディレクトリ
２（ファィル数：ｂ）、ディレクトリＮ（ファィル数：
ｘ）が記憶されることとなる。従って、各ファィルが連
続管理番号１３として関連づけて記憶された前述の第１
の実施の形態とは、この点で異なる。
号割り当て手段６と番号選択手段７の他に、番号計算手
段９を有しており、この番号計算手段９によって、連続
管理番号割り当て手段６により割り当てられた連続管理
番号より選択された管理番号から、元のディレクトリ及
びファイル番号を計算するようにしている。また、メモ
リ手段１０は、前述の第１の実施の形態のメモリ８とは
異なり、番号計算手段９によって計算する元となる情
報、すなわち光ディスク１に記録された複数のディレク
トリの数と各ディレクトリ内に持っているファイルの数
を記憶するようにしている。ここで、ディレクトリの数
は図２における「１〜Ｎ」、ファィルの数は図２におけ
る「１〜ａ」「１〜ｂ」・・・「１〜ｘ」であり、例え
ば、ディレクトリ１（ファィル数：ａ）、ディレクトリ
２（ファィル数：ｂ）、ディレクトリＮ（ファィル数：
ｘ）が記憶されることとなる。従って、各ファィルが連
続管理番号１３として関連づけて記憶された前述の第１
の実施の形態とは、この点で異なる。
【００２４】以上のように構成された光ディスク再生装
置について、以下その動作について説明する。
置について、以下その動作について説明する。
【００２５】まず、ランダム再生制御手段５のキースイ
ッチ５ａ操作による指示で、制御部５ｂよりランダム再
生の司令が出されると、主制御手段１２により、光ピッ
クアップ２ａ、ドライバー２ｂ、ＡＤＳＣ２ｃ、ＯＤＣ
２ｄからなる信号読み取り手段２を制御することによっ
て、光ディスク１から当該光ディスク１に記録された信
号を読み出し、信号読み取り手段２によって読み出した
管理情報より、主制御手段１２の連続管理番号割り当て
手段６によって、光ディスク１に記録されたファィルの
連続管理番号の割り当てを行なう。ここでは、連続管理
番号の割り当ては、ディレクトリの数と各ディレクトリ
内のファイルの数によりおこなわれ、それぞれの数をメ
モリ手段１０に順次記憶することになるが、その合計フ
ァイル数はディレクトリの数と各ディレクトリ内のファ
イルの数から算出されて、これを最大管理番号として記
憶する。
ッチ５ａ操作による指示で、制御部５ｂよりランダム再
生の司令が出されると、主制御手段１２により、光ピッ
クアップ２ａ、ドライバー２ｂ、ＡＤＳＣ２ｃ、ＯＤＣ
２ｄからなる信号読み取り手段２を制御することによっ
て、光ディスク１から当該光ディスク１に記録された信
号を読み出し、信号読み取り手段２によって読み出した
管理情報より、主制御手段１２の連続管理番号割り当て
手段６によって、光ディスク１に記録されたファィルの
連続管理番号の割り当てを行なう。ここでは、連続管理
番号の割り当ては、ディレクトリの数と各ディレクトリ
内のファイルの数によりおこなわれ、それぞれの数をメ
モリ手段１０に順次記憶することになるが、その合計フ
ァイル数はディレクトリの数と各ディレクトリ内のファ
イルの数から算出されて、これを最大管理番号として記
憶する。
【００２６】次に、ランダム再生制御手段５の制御部５
ｂによるランダム再生司令に基づいて、番号選択手段７
により最大管理番号以内の連続管理番号を特定し、この
管理番号に基づき、メモリ手段１０に記憶されたディレ
クトリの数と各ディレクトリ内のファイルの数から、番
号計算手段９により算出することにより、該当するディ
レクトリ番号とファイル番号を特定して、その特定され
たファイル記録内容を信号読み取り手段２により読み取
って、その信号をＡＶデコーダ３ａ、ＤＡコンバータ３
ｂからなる信号復号手段３によって復号し、出力手段４
に所定の出力を行うこととなる。
ｂによるランダム再生司令に基づいて、番号選択手段７
により最大管理番号以内の連続管理番号を特定し、この
管理番号に基づき、メモリ手段１０に記憶されたディレ
クトリの数と各ディレクトリ内のファイルの数から、番
号計算手段９により算出することにより、該当するディ
レクトリ番号とファイル番号を特定して、その特定され
たファイル記録内容を信号読み取り手段２により読み取
って、その信号をＡＶデコーダ３ａ、ＤＡコンバータ３
ｂからなる信号復号手段３によって復号し、出力手段４
に所定の出力を行うこととなる。
【００２７】ここで、番号計算手段９による算出につい
て、図５に示すフローに基づき説明する。
て、図５に示すフローに基づき説明する。
【００２８】まず、ステップＳ１でランダム再生制御手
段５の制御部５ｂによるランダム再生司令に基づき、番
号選択手段７により管理番号「ｉ」が選択されたとす
る。次のステップＳ２では、この「ｉ」から１番目のデ
ィレクトリのファイル数「ａ」を減算し、その結果、ス
テップＳ３の判断で「０」以下（「０」又は「負」）で
あれば、ステップＳ４で管理番号「ｉ」が第１番目のデ
ィレクトリに含まれる「Ｎ＝１」を設定する。また、ス
テップＳ３の判断で「０」を越える「１」以上と判断さ
れれば、ステップＳ５に進む。
段５の制御部５ｂによるランダム再生司令に基づき、番
号選択手段７により管理番号「ｉ」が選択されたとす
る。次のステップＳ２では、この「ｉ」から１番目のデ
ィレクトリのファイル数「ａ」を減算し、その結果、ス
テップＳ３の判断で「０」以下（「０」又は「負」）で
あれば、ステップＳ４で管理番号「ｉ」が第１番目のデ
ィレクトリに含まれる「Ｎ＝１」を設定する。また、ス
テップＳ３の判断で「０」を越える「１」以上と判断さ
れれば、ステップＳ５に進む。
【００２９】ステップＳ５では、１番目のディレクトリ
と２番目のディレクトリの各々のファイル数の合計「ａ
＋ｂ」を選択された管理番号「ｉ」から減算する。その
減算の結果、ステップＳ６の判断で「０」以下であれ
ば、ステップＳ７で管理番号「ｉ」が第２番目のディレ
クトリに含まれる「Ｎ＝２」を設定する。また、ステッ
プＳ６の判断で「０」を越える「１」以上と判断されれ
ば、同様にして、３番目以降のディレクトリに含むファ
イル数を順次加算して、その合計ファイル数を選択され
た管理番号「ｉ」から減算する。
と２番目のディレクトリの各々のファイル数の合計「ａ
＋ｂ」を選択された管理番号「ｉ」から減算する。その
減算の結果、ステップＳ６の判断で「０」以下であれ
ば、ステップＳ７で管理番号「ｉ」が第２番目のディレ
クトリに含まれる「Ｎ＝２」を設定する。また、ステッ
プＳ６の判断で「０」を越える「１」以上と判断されれ
ば、同様にして、３番目以降のディレクトリに含むファ
イル数を順次加算して、その合計ファイル数を選択され
た管理番号「ｉ」から減算する。
【００３０】最終的には、ステップＳ８のｎ番目のディ
レクトリまで、同様に順次減算を行うものであり、この
減算によって、選択された管理番号「ｉ」が前述の最大
管理番号であっても、次のステップＳ９では当該ｎ番目
のディレクトリを設定することができる。
レクトリまで、同様に順次減算を行うものであり、この
減算によって、選択された管理番号「ｉ」が前述の最大
管理番号であっても、次のステップＳ９では当該ｎ番目
のディレクトリを設定することができる。
【００３１】そして、ステップ１０では、それぞれディ
レクトリが設定された、ステップＳ４、ステップＳ７、
ステップＳ９より進み、それぞれステップＳ２、ステッ
プＳ５、ステップＳ８における計算結果（すなわち「ｉ
ｘ」）から各々のディレクトリにおけるファイル番号を
計算する。すなわち、当該Ｎ番目のディレクトリにおけ
る求めたいファィルの番号「Ｍ」は、計算結果の「ｉ
ｘ」に当該Ｎ番目のディレクトリにおけるファィル数
「ａ」〜「ｘ」を加算することにより求めることができ
る。たとえば、「ｉ＝７」で「ａ＝１０」の場合、ステ
ップＳ２では、 ｉｘ＝ｉ−１０＝７−１０＝−３ であり、「０」より負であるため、ステップＳ４で「Ｎ
＝１」が設定され、ステップＳ１０では、第１番目のデ
ィレクトリにおける第Ｍ番目のファィルが、 Ｍ＝ｉｘ＋ａ＝−３＋１０＝７ で計算できることとなる。このような、ステップ１０に
おける計算結果により、ステップ１１では、第Ｎ番目の
ディレクトリの第Ｍ番目のファィルを特定することがで
きる。
レクトリが設定された、ステップＳ４、ステップＳ７、
ステップＳ９より進み、それぞれステップＳ２、ステッ
プＳ５、ステップＳ８における計算結果（すなわち「ｉ
ｘ」）から各々のディレクトリにおけるファイル番号を
計算する。すなわち、当該Ｎ番目のディレクトリにおけ
る求めたいファィルの番号「Ｍ」は、計算結果の「ｉ
ｘ」に当該Ｎ番目のディレクトリにおけるファィル数
「ａ」〜「ｘ」を加算することにより求めることができ
る。たとえば、「ｉ＝７」で「ａ＝１０」の場合、ステ
ップＳ２では、 ｉｘ＝ｉ−１０＝７−１０＝−３ であり、「０」より負であるため、ステップＳ４で「Ｎ
＝１」が設定され、ステップＳ１０では、第１番目のデ
ィレクトリにおける第Ｍ番目のファィルが、 Ｍ＝ｉｘ＋ａ＝−３＋１０＝７ で計算できることとなる。このような、ステップ１０に
おける計算結果により、ステップ１１では、第Ｎ番目の
ディレクトリの第Ｍ番目のファィルを特定することがで
きる。
【００３２】このように、本実施の形態では、選択され
た管理番号とディレクトリ内のファイルとの関連付け
を、当該選択された管理番号からディレクトリ毎に有す
るファイル数を減算することにより行うように構成した
ものであり、メモリ手段にはディレクトリ番号と当該デ
ィレクトリに有するファイル数を記憶すればよいので、
前述の第１の実施の形態に比べてメモリ領域の小さいシ
ステムにおいても全てのファイルが同一の確率で再生す
ることができるものである。
た管理番号とディレクトリ内のファイルとの関連付け
を、当該選択された管理番号からディレクトリ毎に有す
るファイル数を減算することにより行うように構成した
ものであり、メモリ手段にはディレクトリ番号と当該デ
ィレクトリに有するファイル数を記憶すればよいので、
前述の第１の実施の形態に比べてメモリ領域の小さいシ
ステムにおいても全てのファイルが同一の確率で再生す
ることができるものである。
【００３３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランダム
再生の制御を行う場合、複数存在するディレクトリにお
いて、各ディレクトリに存在するファイルの数が異なる
場合でも、全てのファイルを同一の確率で再生すること
ができるという有利な効果が得られるものである。
再生の制御を行う場合、複数存在するディレクトリにお
いて、各ディレクトリに存在するファイルの数が異なる
場合でも、全てのファイルを同一の確率で再生すること
ができるという有利な効果が得られるものである。
【図１】本発明の一実施の形態による光ディスク再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図２】階層化されたファイル構造及び管理番号割り当
て図
て図
【図３】ＤＶＤ−Ａｕｄｉｏディスクの階層化構造図
【図４】本発明の第２の実施の形態による光ディスク再
生装置のブロック図
生装置のブロック図
【図５】ファイル番号計算手段フローチャート
【図６】従来の光ディスク再生装置のブロック図
１ 光ディスク ２ 信号読み取り手段 ３ 信号複合手段 ４ 出力手段 ５ ランダム再生制御手段 ６ 連続番号割り当て手段 ７ 番号選択手段 ８ メモリ手段 ９ 番号計算手段 １０ メモリ手段 １１ 表示手段 １２ 主制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B082 AA13 EA01 EA07 GA08 JA11 5D110 AA15 BB01 BB04 DA01 DA03 DA11 DB03 DB05 DB09 DC05 DC06 DC16 DE02 DE06
Claims (5)
- 【請求項１】 複数のディレクトリが存在し、各ディレ
クトリの中に複数のファイルを有する光ディスクの再生
装置において、 前記各ファイルをランダム再生する為の司令を行うラン
ダム再生制御手段と、前記各ディレクトリに持っている
全てのファイルに連続した管理番号を割り当てる連続管
理番号割り当て手段と、複数の連続した番号の中からラ
ンダムに一つの番号を選択する番号選択手段を備え、前
記各ファイルをランダムに選択する際にこの各ファイル
に割り当てられた管理番号に基づいてランダム再生する
ように構成したことを特徴とする光ディスク再生装置 - 【請求項２】 前記請求項１記載の光ディスク再生装置
であって、 前記連続管理番号割り当て手段により全てのファイルに
割り当てられた管理番号と各ディレクトリのファイルと
を関連付けて記憶するメモリ手段を備え、 ランダム再生制御手段によりランダム選択された管理番
号と前記メモリ手段に記憶した情報とから各ディレクト
リのファイルと関連付けるように構成したことを特徴と
する光ディスク再生装置 - 【請求項３】 前記請求項１記載の光ディスク再生装置
であって、 前記複数のディレクトリの数と各ディレクトリ内に持っ
ているファイルの数を記憶するメモリ手段と、前記連続
管理番号割り当て手段により割り当てられた管理番号よ
り選択された管理番号から元のディレクトリ及びファイ
ル番号を計算するファイル番号計算手段を備え、 選択された管理番号とディレクトリ内のファイルとの関
連付けは、当該選択された管理番号からディレクトリ毎
に有するファイル数を減算することにより行うように構
成したことを特徴とする光ディスク再生装置 - 【請求項４】 前記複数のディレクトリは、複数のディ
スクにて構成されたものであることを特徴とする請求項
１記載の光ディスク再生装置。 - 【請求項５】 複数のディレクトリに各々複数のファイ
ルを有する光ディスクの再生方法であって、 前記各ディレクトリに有する全てのファイルに連続した
管理番号を割り当て、この各ファイルに割り当てられた
連続管理番号をランダムに選択することに基づいて、ラ
ンダム再生することを特徴とする光ディスクの再生方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27418599A JP2001101765A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 光ディスク再生装置及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27418599A JP2001101765A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 光ディスク再生装置及び再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001101765A true JP2001101765A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17538232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27418599A Pending JP2001101765A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 光ディスク再生装置及び再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001101765A (ja) |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27418599A patent/JP2001101765A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040817 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |