JP2001100893A - スイッチ入力装置 - Google Patents

スイッチ入力装置

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JP2001100893A
JP2001100893A JP27640199A JP27640199A JP2001100893A JP 2001100893 A JP2001100893 A JP 2001100893A JP 27640199 A JP27640199 A JP 27640199A JP 27640199 A JP27640199 A JP 27640199A JP 2001100893 A JP2001100893 A JP 2001100893A
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JP
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switch
signal
time
long press
unit
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JP27640199A
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Yasushi Tsuji
泰志 辻
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ操作をシリアル通信で伝達する際
に、通信負荷を極端に増大させることなく、スイッチの
OFF抜けを短時間で検出可能にする。 【解決手段】 (a)に示すように、時刻t1でスイッ
チをONに操作すると、ON信号が送信される。時刻t
2でスイッチをOFFに操作すると、OFF信号が送信
される。シリアル通信路を介して、OFF信号を受信す
ることができない場合に、時刻t1からT時間経過後に
長押しON信号を受信しないときには、強制的にOFF
と判断する。(b)に示すように、時刻t1から時間T
経過後もON状態を続けるときには、長押しON信号が
送信される。長押しON信号が受信されると、時刻t1
でON信号を受信したときと異なる動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチのON/
OFF操作をシリアル通信によって伝達し、スイッチの
操作に応じた制御などを行うスイッチ入力装置に関し、
特に何らかの原因でOFF信号が受信できなかった場合
に、制御の不具合を回避するためのOFF抜け防止に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スイッチへの操作に応じて何
らかの制御や処理を行うシステムでは、スイッチへのO
N/OFF操作はシリアル通信で伝達される。そのよう
なシステムとして、たとえばパーソナルコンピュータの
キーボードが代表的である。パーソナルコンピュータの
キーボードには多くのキースイッチが備えられているの
で、各キースイッチへの操作は、そのキースイッチを識
別するコードとONまたはOFFを表すフラグとが組合
わされてシリアル信号として伝達される。このようなシ
リアル通信を行うために、パーソナルコンピュータ用の
キーボードには、専用のマイクロコンピュータが搭載さ
れている。
【0003】キーボードからの信号をシリアル通信で処
理装置の本体に伝達することによって、通信路の構成を
簡略化することができる。このため、パーソナルコンピ
ュータ用のキーボードに比較すればスイッチの数が少な
いような場合でも、スイッチのON/OFF操作をシリ
アル通信で伝達するシステムが採用される。たとえば、
車載用のナビゲーションシステムなどの情報表示装置で
も、筺体の正面側に設けられる各種スイッチへのON/
OFF操作内容をシリアル通信で、筺体内の制御部に伝
達する構成が採用されている。
【0004】パーソナルコンピュータ用のキーボードな
どでは、あるキーを比較的短い時間押してONからOF
Fに変化させた場合と、一旦ONにした後比較的長い時
間をおいてからOFFにした場合とで、入力内容が異な
るように構成されている。比較的短時間のON操作で
は、1回分の入力が行われる。比較的長時間のON操作
では、複数回の入力の繰り返しに相当するリピート動作
が行われる。車載用の情報端末では、スイッチとして配
置可能な数が限られるので、ONの継続時間に応じて、
1つのスイッチでも異なる内容の入力を可能にしている
場合がある。また、画面上のカーソル移動のための操作
では、スイッチの操作時間に対応する距離をカーソルが
移動するようにしている。
【0005】しかしながら、シリアル通信によってスイ
ッチのON操作とOFF操作とを伝達するシステムで
は、ON操作に続いてOFF操作が必ず行われることを
前提にしている。ON信号が受信された後、何らかの原
因でOFF信号が受信されない場合には、スイッチが見
かけ上ON状態を継続し、リピート動作や、他の動作な
どに移行し、スイッチの操作者の意向と反する操作結果
を生じる不具合が発生していまう。このため、一般的
に、シリアル通信によってスイッチのON/OFF信号
を伝達するシステムにおいては、スイッチからのOFF
信号の抜けによって見かけ上ON状態が継続してしまう
現象に対するフェールセーフのために、OFF信号を受
信することができない時間が一定時間に達すると、強制
的に当該スイッチをOFFと見なす処理を行っている。
しかしながら、スイッチによっては、長時間ON状態を
継続して使用する場合も想定されるため、操作者がスイ
ッチをON操作している間に勝手にOFFと判断される
ことを防ぐ必要から、その一定時間はあまり短く設定す
ることができず、通常、分単位の時間が設定されてい
る。また、その一定時間を短くするために、スイッチの
ON操作が継続している間、数秒間隔でスイッチON信
号を繰返して送信し続けることも行われている。この場
合は、OFF信号の抜けを短い時間で検出することがで
きる反面、短い周期でON信号を操縦しなければならな
いので、スイッチの送信側と受信側に対する通信負荷が
大きくなってしまう。
【0006】なお、特開平3−105605には、1つ
のキーに押下げ操作の時間に応じて2種類のキーコード
を対応させる先行技術が開示されている。また特開平5
−11902には、1つのキーを押続けた場合に、同一
のキーコードを繰返して発生するリピート間隔を、短く
変化させる先行技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、スイッ
チの操作に対応して、ON信号とOFF信号とをシリア
ル通信で伝達し、ON信号の受信後にOFF信号の受信
がない状態が継続するOFF抜けのときに、スイッチを
強制的にOFF状態と見なすまでの時間は、一般的に分
単位である。このため、スイッチのOFF抜けが発生し
た場合は、最低数分程度そのスイッチがON状態を続け
ると判断される。この状態で、車載情報端末で画面上の
メニュー選択操作等を行う場合を想定すると、意図しな
いメニューにカーソルが移動するといった動きが発生
し、著しく操作性が損なわれてしまう。
【0008】また、OFF抜けを短い時間で検出可能に
するために、ON信号を短い周期で繰返して送信する
と、通信負荷が増大し、スイッチ側や入力側での送信処
理や受信処理の負担が増大する。特に受信側では、一般
に他の処理を行いながら、シリアル信号が受信されると
きに割込み処理などによってスイッチに関連する処理を
行うので、ON信号が短い周期で受信されると、受信側
の処理の負担は著しく増大していまい、好ましくない。
シリアル通信の伝送ラインは、スイッチのON/OFF
信号の伝達以外にも、システムを動作させるための様々
な信号をやりとりするために使われていることが多く、
システムのパフォーマンスを低下させないためにも、O
N/OFF信号の通信量は小さい方がよい。
【0009】本発明の目的は、通信負荷を極端に増大さ
せることなく、スイッチ操作に対するOFF信号の抜け
を短時間で検出することができるスイッチ入力装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ON/OFF
操作可能なスイッチを備える操作部と、スイッチへのO
N操作からOFF操作までの時間が基準時間を超えるか
否かに応じて、異なる動作を行う入力部とがシリアル通
信路を介して接続されるスイッチ入力装置において、操
作部は、スイッチへのON操作およびOFF操作をそれ
ぞれ表すON信号およびOFF信号と、ON操作が該基
準時間を超えて継続していることを表す長押しON信号
とを該シリアル通信路を介して送信する送信手段を含
み、入力部は、該シリアル通信路を介してスイッチのO
N信号を受信した後、該基準時間を超えても該スイッチ
についてのOFF信号または長押しON信号を受信しな
い場合に、該スイッチがOFFに操作されていると判断
する判断手段を含むことを特徴とするスイッチ入力装置
である。
【0011】本発明に従えば、スイッチ入力装置は、O
N/OFF操作可能なスイッチを備える操作部と、スイ
ッチへのON操作からOFF操作までの時間が基準時間
を超えるか否かに応じて異なる動作を行う入力部とがシ
リアル通信路を介して接続される。操作部には送信手段
が含まれ、スイッチへのON操作およびOFF操作をそ
れぞれ表すON信号およびOFF信号と、ON操作が基
準時間を超えて継続していることを表す長押しON信号
とをシリアル通信路を介して送信する。入力部には、シ
リアル通信路を介してスイッチのON信号を受信した
後、基準時間を超えてもスイッチについてのOFF信号
または長押しON信号を受信しない場合に、スイッチが
OFFに操作されていると判断する判断手段が含まれ
る。スイッチへのON操作に応じてON信号が入力部で
受信された後、OFF信号または長押しON信号が基準
時間を超えても受信されないときに、判断手段によって
スイッチがOFFに操作されていると判断されるので、
シリアル通信路を介するOFF信号の抜けなどによっ
て、スイッチの操作を終了しても、スイッチのONが続
くように判断されてしまう誤動作を避けることができ
る。
【0012】また本発明で前記入力部は、前記判断部が
OFFに操作されているとの判断を行う前に、前記操作
部に対して、前記スイッチのON/OFF状態を確認す
る確認手段をさらに含み該判断手段は、該確認手段によ
る確認に対して応答が得られないときに、該OFF操作
の判断を行うことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、入力部には判断手段によ
ってスイッチがOFFに操作されていると判断される前
に、操作部に対してスイッチのON/OFF状態を確認
する確認手段が含まれ、判断手段は確認手段による確認
に対して応答が得られないときにOFF操作の判断を行
うので、スイッチのON状態が継続中であるか、OFF
になっているかの判断をより確実に行うことができる。
【0014】また本発明で前記送信手段は、前記スイッ
チON操作の継続時間に応じて、前記長押しON信号を
複数回送信することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、送信手段が、スイッチへ
のON操作を継続している時間に応じて長押しON信号
を複数回送信するので、操作者が一旦ON状態に操作し
た後、ON状態を長く続けている場合にも、OFF信号
抜けを迅速に検出することができる。
【0016】また本発明は、前記シリアル通信路上で通
信の混み具合を判定し、前記基準時間を、通信の混み具
合に対応して長くなるように変更する基準変更手段をさ
らに含むことを特徴とする。
【0017】基準変更手段がシリアル通信路上での混み
具合を判定して、基準時間を通信の混み具合に対応して
長くなるように変更するので、シリアル通信路が混んで
いて長押しON信号を送信することができないときに、
OFFと判断するのを防ぐことができる。
【0018】また本発明は、前記スイッチヘのON操作
からOFF操作までのON時間を複数回分記憶し、平均
値を算出する平均演算手段をさらに含み、前記送信手段
は、平均演算手段によって算出される平均値に応じ、前
記ON信号の通信後に前記長押しON信号を送信するま
での時間を、該平均値の大小に応じて、長短となるよう
に変化させることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、平均演算手段によって、
スイッチのON操作からOFF操作までのON時間を複
数回記憶して平均値を算出し、平均値に応じて送信手段
がON信号の送信後に長押しON信号を送信するまでの
時間を変化させるので、操作者の個人差に応じてスイッ
チのON操作から長押しON信号の送信までの時間を調
整することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の各形態が
それぞれ適用されるスイッチ入力装置を含む車載用ナビ
ゲーション装置の概略的なシステム構成を示す。本実施
形態のナビゲーション装置は、スイッチ入力操作部1と
ナビゲーション装置本体2とが、シリアル通信路3を介
して接続される。シリアル通信路3には、通信量測定装
置4も接続され、シリアル通信路3を介するトラヒック
を測定し、シリアル通信路3上での通信の混み具合を測
定することができる。シリアル通信路3には、スイッチ
入力操作部1からナビゲーション装置本体2の方向ばか
りではなく、逆方向にも信号を伝達することができる。
また、他の情報を表す信号を伝達することができる。
【0021】スイッチ入力操作部1内には、マイクロコ
ンピュータ(以下「マイコン」と略称する)10が含ま
れ、複数のスイッチ11,12,…に対する入力操作に
対応して、ON信号、OFF信号および長押しON信号
をシリアル通信路3を介して送信することができる。信
号は予め定める複数ビットで構成され、操作されたスイ
ッチ11,12,…の識別情報と、スイッチ状態につい
ての状態とを含む。ナビゲーション装置本体2は、マイ
コン20および受信処理部21を含む。マイコン20で
は、シリアル通信路3を介してスイッチ入力操作部1の
マイコン10との間で信号の送受信処理を行う。受信処
理部21では、マイコン20によって受信されるスイッ
チ入力操作部1からの信号に従って、スイッチ11,1
2,…への操作に対応する動作を行う。たとえば、画面
上でのカーソル操作を行う際には、対応するスイッチ1
1,12,…のON操作時間に対応して画面上でのカー
ソルを移動させるように処理する。マイコン10,20
の動作は、予め設定されるプログラムに従って行われ
る。マイコン10,20には、プログラムの格納に必要
なROMや、プログラムに従って動作を行うワークエリ
アなどとして使用されるRAMも含まれる。また、マイ
コン10,20内には、動作の時間的判断の基準となる
タイマなども含まれる。
【0022】図2は、本発明の実施の第1形態の動作と
して、図1のスイッチ入力操作部1側のマイコン10の
処理手順を示す。マイコン10の処理が開始されると、
ステップa1でいずれかのスイッチ11,12,…でO
FF状態からON状態への変化が検出されているか否か
を判断する。検出されていると判断されるときには、ス
テップa2で、そのスイッチに対するON信号を送信す
る。またステップa3として、各スイッチ11,12,
…に対応して設けられるステータスレジスタなどで、そ
のスイッチに対応するスイッチ状態をONに設定する。
ステップa2およびステップa3の処理が終了した後、
またはステップa1でONへの変化が検出されないと判
断されるときには、ステップa4に移る。ステップa4
では、ON状態が基準時間である時間T経過しているか
否かを判断する。経過していると判断されるときには、
ステップa5で、長押しON信号を送信する。ステップ
a5で、長押しON信号を送信した後、またはステップ
a4で時間Tが経過していないと判断されるときには、
ステップa6で、ON状態のスイッチに対するOFF状
態への操作が検出されているか否かを判断する。OFF
状態への操作が検出されているときには、ステップa7
でOFF信号を送信し、ステップa8でスイッチ状態を
OFFに変更する。ステップa7およびステップa8の
処理が終了した後、またはステップa6でOFF状態へ
の変更が検出されていないときには、ステップa1に戻
る。
【0023】図3は、図2のスイッチ入力操作部1側の
マイコン10の処理手順に対応して、ナビゲーション装
置本体2側のマイコン20が行う処理手順を示す。ステ
ップb1でON信号を受信しているか否かを判断する。
受信しているときには、スイッチ入力操作部1の各スイ
ッチ11,12,…に対応して予め設けられるレジスタ
などのステータス情報のうち、ON操作された対象とな
るスイッチについてのスイッチ状態をONに設定する。
ステップb2の処理の終了後、またはステップb1でO
N信号を受信していないときに、ステップb3でOFF
信号を受信しているか否かを判断する。受信していると
判断されるときには、ステップb4でスイッチ状態をO
FFに設定する。ステップb4の処理の終了後、または
ステップb3でOFF信号を受信していないと判断され
るときには、ステップb5で長押しON信号を受信して
いるか否かを判断する。受信していると判断されるとき
には、ステップb6で、スイッチ状態を長押しONに設
定する。ステップb6の処理の終了後、またはステップ
b5で長押しON信号を受信していないと判断されると
きには、ステップb7に移る。
【0024】ステップb7では、レジスタ等を参照し、
スイッチ状態がONで、かつ時間Tが経過しているか否
かを判断する。条件が成立するときには、ステップb8
で、スイッチ状態をOFFとなるように変化させる。ス
テップb8の処理が終了した後、またはステップb7で
条件が成立しないと判断されるときには、ステップb9
で、スイッチ状態が長押しONであり、かつ時間T’が
経過しているか否かを判断する。時間T’は、長押し操
作についての基準時間である。条件が成立していると判
断されるときには、ステップb10で、スイッチ状態を
OFFに戻す。ステップb10が終了した後、またはス
テップb9でスイッチ状態が長押しであり、かつ時間
T’が経過していないと判断されるときは、ステップb
1に戻る。
【0025】図4は、図2および図3に示す動作に対応
するスイッチ11,12,…への入力操作と、対応して
発生される信号とのタイミングを示す。図4(a)は、
時刻t1で1つのスイッチをONとなるように操作し、
時間Tよりも短い時間が経過した時刻t2でOFFとな
るように操作するときに、発生される信号のタイミング
を示す。時刻t1では、ON信号が伝達され、時刻t2
ではOFF信号が伝達される。何らかの原因で、時刻t
2でのOFF信号を受信側のマイコン20で受信するこ
とができず、OFF抜けが生じても、時刻t1からTの
時間経過後に長押しON信号も受信されないので、図3
のステップb7からb8の処理で、スイッチ状態は強制
的にOFFと見なされ、スイッチ操作を正しく入力する
ことができる。
【0026】図4(b)は、スイッチを時刻t1でON
に操作した後、時間Tを経過後の時刻t3にOFFに操
作したときのタイミングを示す。時刻t1でON信号が
受信され、時刻t1からT経過後に、長押しON信号が
伝達され、時刻t3でOFF信号が伝達される。本実施
形態では、ナビゲーション装置本体2側でON信号の受
信後、T時間経過しても長押しON信号が受信されない
場合には、図3のステップb7からステップb8の処理
で、スイッチ状態を強制的にOFFに変化させる。した
がって、操作者はスイッチを長押しのつもりで操作して
も、ナビゲーション装置本体2側では、短時間のスイッ
チ操作であると判断してしまうことになる。そのため、
たとえばリピート機能が作動しなかったり、カーソルを
操作するスイッチを押しても、カーソルの移動が操作者
の意図したようには行われない。操作者は、画面を見な
がらもう一度スイッチを操作することができるので、長
押しON信号が抜けても、重大な問題が生じることは少
ない。時刻t1からT時間経過後に長押しON信号が受
信され、時刻t3でのOFF信号が受信されないときに
は、図3のステップb9およびステップb10の処理
で、長押しON後に時間T’が経過すれば、スイッチ状
態が強制的にOFFに判断されるので、長押しON状態
がいつまでも続くことがないようにすることができる。
【0027】図4の時刻t1でON信号が受信されず
に、時刻t2または時刻t3でOFF信号のみが受信さ
れるときは、特に不都合な事態は生じない。図4(b)
で、時刻t1でON信号が受信されずに、時刻t1から
T時間経過後に、長押しON信号が受信されるときに
は、図3のステップb5からステップb6の処理で、ス
イッチ状態を長押しONに設定すればよい。
【0028】図5は、本発明の実施の第2形態でのマイ
コン10の処理手順の一部を示す。本実施形態では、図
1のナビゲーション装置本体2側のマイコン20で、ス
イッチ入力操作部1側のマイコン10からスイッチのO
FF信号が、スイッチのON信号の受信後で基準時間T
経過後にも受信されず、また長押しON信号も受信され
ないときに、ナビゲーション装置本体2側のマイコン2
0からスイッチ入力操作部1側のマイコン10に対し
て、スイッチ状態の確認を行う際のマイコン10の処理
手順を示す。本手順は、図2のステップa1からステッ
プa8までの手順を繰返す際に、「A」として示すよう
に、ステップa1の処理を行う前に挿入される手順であ
る。すなわち、ステップa11では、ナビゲーション装
置本体2側からのスイッチ状態確認信号が受信されてい
るか否かを判断する。受信されていれば、ステップa1
2で、確認対象となるスイッチ状態がONであるか否か
を判断する。ONであると判断されるときには、ステッ
プa13で、ON信号を送信し、ONでないと判断され
るときには、ステップa14でOFF信号を送信する。
【0029】図6は、図5のスイッチ入力操作部1側の
マイコン10の手順に対応して、ナビゲーション装置本
体2側のマイコン20の処理手順を示す。本手順は、図
3のステップb7からステップb8までで、「B」とし
て示す手順の代りに挿入される。最初のステップb7
は、図3のステップb7と同様に、スイッチ状態がON
かつ時間Tが経過しているか否かを判断する。条件が成
立していると判断されるときには、ステップb11で、
スイッチ状態確認信号をスイッチ入力操作部1のマイコ
ン10側に送信する。ステップb12では、スイッチ入
力操作部1のマイコン10からOFF信号が受信された
か否かを判断する。受信されているとき、または、スイ
ッチ状態確認信号に対する応答が一定時間経過しても受
信されなかったときには、ステップb13で、スイッチ
状態がOFFとなるように設定する。ステップb12
で、OFF信号を受信していないと判断されるときに
は、ステップb14でスイッチ状態を長押しON状態に
変化させる。
【0030】本実施形態では、図5に示す処理で、ナビ
ゲーション装置本体2側からのスイッチ状態確認信号に
対して、スイッチ状態がON状態であればON信号を、
OFF状態であるならばOFF信号を送信する。これに
対し、図6に示すナビゲーション装置本体2側では、ス
イッチのON状態が時間Tだけ継続した場合に、スイッ
チ状態確認信号をスイッチ入力操作部1に送信し、応答
がOFF信号であれば、スイッチ状態をOFFに、応答
がOFF信号以外ならスイッチ状態を長押しONに設定
している。
【0031】図7および図8は、本発明の実施の第3形
態としてのスイッチ入力操作部1のマイコン10とナビ
ゲーション装置本体2のマイコン20の処理手順の主要
部分をそれぞれ示す。図7に示すように、図2のステッ
プa4からステップa5までの「C」として示す処理の
代りに、ステップa20では、ON状態で時間T1が経
過しているか否かを判断する。時間T1が経過している
ときには、ステップa20で、第1の長押しON信号で
あるON1信号を送信する。ステップa21が終了した
とき、またはステップa20で時間が経過していないと
判断されるときには、ステップa22に移る。ステップ
a22では、ON状態の時間が時間T1よりも長い時間
T2以上経過しているか否かを判断する。経過している
と判断されるときには、ステップa23で、第2の長押
しON信号を送信する。ステップa22で、ON状態で
時間T2が経過していないと判断されるときには、第2
の長押しON信号の送信は行わない。
【0032】図8は、図7の手順に対応して、図3のス
テップb5からステップb10までの「D」として示す
手順に置換える手順を示す。ステップb20として、第
1の長押しON信号であるON1信号を受信しているか
否かを判断する。受信していると判断されるときには、
ステップb21でスイッチ状態を第1の長押しONに設
定する。ステップb21の処理が終了した後、またはス
テップb20で第1の長押しON信号を受信していない
と判断されるときには、ステップb22で、第2の長押
しON信号であるON2信号を受信しているか否かを判
断する。受信していると判断されるときには、ステップ
b23で、スイッチ状態を第2の長押しONに設定す
る。ステップb23の処理が終了した後、またはステッ
プb22で第2の長押しON信号を受信していないと判
断されるときには、ステップb24に移る。ステップb
24では、スイッチ状態がONであり、かつ時間T1が
経過しているか否かを判断する。経過していると判断さ
れるときには、ステップb25で、スイッチ状態をOF
Fに設定する。ステップb25の処理が終了した後、ま
たはステップb24で時間T1が経過していないと判断
されるときには、ステップb26に移る。ステップb2
6では、スイッチ状態が第1の長押しONであり、かつ
時間T2が経過しているか否かを判断する。条件が成立
するときには、ステップb27で、スイッチ状態をOF
Fに設定する。ステップb27の処理が終了した後、ま
たはステップb26で条件が成立しないと判断されると
きには、ステップb28に移る。ステップb28では、
スイッチ状態が第1の長押しONであり、かつ時間T’
が経過しているか否かを判断する。条件が成立すると判
断されるときには、ステップb29で、スイッチ状態を
OFFに設定する。ステップb28で条件が成立しない
と判断されるときには、スイッチ状態は変化させない。
【0033】図9は、本実施形態でスイッチ操作に伴っ
て発生される信号のタイミングを示す。時刻t1でスイ
ッチをONに操作し、ON操作を続けて時刻t4でOF
Fに操作する場合を想定する。時刻t1からt4までの
間に、時刻t1を起点として時間T1および時間T2が
経過する。時間T1が経過した後、第1の長押しON信
号を送信し、さらに時間T2が経過した後、第2の長押
しON信号を送信する。T1時間経過後に第1の長押し
ON信号を受信することができないときには、図8のス
テップb24からステップb25までの処理で、スイッ
チ状態は強制的にOFFに設定される。したがって、時
刻t1でON状態に操作された後、時間T1が経過する
までにOFFに操作された場合には、正しくスイッチへ
の操作状態を判断することができる。また、時間T1経
過後に、時間T2経過前にスイッチをOFFに操作し
て、OFF信号を受信することができなかったときに
も、ステップb26およびステップb27の処理で、ス
イッチ状態を正しくOFFに変化させることができる。
第1または第2の長押しON信号を受信することができ
ないときには、スイッチの操作者の意図よりも短い時間
でスイッチがOFF操作されたと判断されてしまうけれ
ども、操作者は同一操作をもう一度繰返せばよい。操作
者がOFFに操作したにもかかわらず、ON操作が続い
ていると判断されるときには、その誤動作に気が付いた
操作者は、逆方向の操作を行う必要があり、操作者の負
担は大きくなってしまう。
【0034】図10は、本発明の実施の第4形態とし
て、図2のステップa1の前の「A」に挿入され、図1
の通信量測定装置4によって測定される通信負荷の測定
を行う手順を示す。ステップa30で通信負荷の測定が
行われ、ステップa31では、通信負荷が基準値よりも
大きいか否かを判断する。基準値よりも大きいと判断さ
れるときには、ステップa32で長押しONを判断する
基準となる時間Tを大きな値に変更する。ステップa3
1で、通信負荷が基準値よりも大きくはないと判断され
るときには、ステップa33で、長押しONと判断する
時間Tを通常値に設定する。
【0035】図1の通信量測定装置4に代えて、たとえ
ば単位時間内の通信割込み発生回数をカウンタによって
カウントし、そのカウント値を通信負荷として用いるこ
ともできる。このような割込みに基づく測定は、図1の
マイコン10でも行うことができる。通信量測定装置4
を設けて通信負荷を測定し、基準時間Tを変更したと
き、またマイコン10自身が割込みの発生回数に基づい
て、通信負荷を測定し、基準時間Tを変更したときに
は、Tの設定値をシリアル通信路3を介してナビゲーシ
ョン装置本体2側のマイコン20にも、スイッチ操作に
対応するON信号と同時に通知する。
【0036】図11は、本発明の実施の第5形態とし
て、スイッチへのON操作後、長押しON信号を送信す
るまでの基準となる時間Tを、スイッチON時間の平均
値測定結果に基づいて変更する手順を示す。この手順
も、図2のステップa1の前に「A」として示す部分に
挿入する。ステップa40では、スイッチON時間の平
均値を測定する。スイッチON時間は、マイコン10内
のメモリなどに蓄積しておき、過去の一定回数での移動
平均を求める。スイッチ入力操作部1での電源投入後
に、規定回数までのデータが記憶されていないときに
は、予め準備される初期値を用いる。たとえば過去10
0回のスイッチ操作のON時間を平均し、ステップa4
1で、スイッチON時間の平均値が標準時間よりも長い
と判断されるときには、ステップa42で、Tの時間と
して通常値よりも大きな値を設定する。ステップa41
で、スイッチON時間の平均値が標準時間よりも長くな
いと判断されるときには、ステップa43で、時間Tに
通常値を設定する。なお、標準時間は、スイッチを1回
ON→OFF操作するときにONとなる時間の標準値で
ある。
【0037】一般に、スイッチのON操作時間には個人
差があるので、本実施形態では平均値演算によって個人
差を学習し、通常使用する操作者にとって使いやすい状
態に自動的に調整することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スイッチ
をON操作した後、OFFに操作しても、シリアル通信
でのOFF信号の抜けによって、ON操作状態が続いて
いると誤判断されないように、強制的にOFF状態と判
断することができる。スイッチに対してON操作を続け
て、基準時間を超えて長押しON信号が送信される状態
になっているにもかかわらず、長押しON信号も漏れて
強制的にOFF状態と判断されても、操作者は、長押し
に相当する動作が行われないので、スイッチのON操作
時間が不足した場合と同様に、もう一度スイッチをON
操作すればよく、短時間しかスイッチをON操作しなか
ったにもかかわらず、長時間スイッチをON操作したま
まであると判断される誤動作を最小限の数字によって確
実に防ぐことができる。
【0039】また本発明によれば、操作者がスイッチの
ON操作を継続して、長押しON信号が何らかの原因に
よって受信されないような場合に、確認手段によってス
イッチのON/OFF状態を確認し、誤ってスイッチが
OFF状態であると判断する可能性を少なくすることが
できる。
【0040】また本発明によれば、スイッチをON操作
し続けて、長押しON信号を送信した後、スイッチのO
N状態が続けるときに、長押しON信号を繰返し送信す
るので、OFF抜けを迅速に検出することができる。
【0041】また本発明によれば、シリアル通信路が混
んでいるときに、スイッチのOFF抜けに対するフェー
ルセーフ機能で、通信負担を軽減することができる。
【0042】また本発明によれば、操作者のスイッチ操
作の個人差に対応して、OFF抜きか長押しONかをよ
り適切に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態の処理を実行するための
システム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1形態としてのスイッチ入力
操作部1のマイコン10の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の実施の第1形態としてのナビゲーショ
ン装置本体2のマイコン20の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】図2および図3に示す処理手順に対応して、ス
イッチ操作に伴う信号の送受信および判断のタイミング
を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の実施の第2形態としてのスイッチ入力
操作部1のマイコン10の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施の第2形態としてのナビゲーショ
ン装置本体2のマイコン20の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の第3形態としてのスイッチ入力
操作部1のマイコン10の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の実施の第3形態としてのナビゲーショ
ン装置本体2のマイコン20の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】図7および図8の実施形態で、スイッチ操作に
対応して送受信される信号および判断のタイミングを示
すタイムチャートである。
【図10】本発明の実施の第4形態として、スイッチ入
力操作部1のマイコン10の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の実施の第5形態として、スイッチ入
力操作部1のマイコン10の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 スイッチ入力操作部 2 ナビゲーション装置本体 3 シリアル通信路 4 通信量測定装置 10,20 マイコン 11,12,… スイッチ 21 受信処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ON/OFF操作可能なスイッチを備え
    る操作部と、スイッチへのON操作からOFF操作まで
    の時間が基準時間を超えるか否かに応じて、異なる動作
    を行う入力部とがシリアル通信路を介して接続されるス
    イッチ入力装置において、 操作部は、スイッチへのON操作およびOFF操作をそ
    れぞれ表すON信号およびOFF信号と、ON操作が該
    基準時間を超えて継続していることを表す長押しON信
    号とを該シリアル通信路を介して送信する送信手段を含
    み、 入力部は、該シリアル通信路を介してスイッチのON信
    号を受信した後、該基準時間を超えても該スイッチにつ
    いてのOFF信号または長押しON信号を受信しない場
    合に、該スイッチがOFFに操作されていると判断する
    判断手段を含むことを特徴とするスイッチ入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力部は、前記判断部がOFFに操
    作されているとの判断を行う前に、前記操作部に対し
    て、前記スイッチのON/OFF状態を確認する確認手
    段をさらに含み、 該判断手段は、該確認手段による確認に対して応答が得
    られないときに、該OFF操作の判断を行うことを特徴
    とする請求項1記載のスイッチ入力装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記スイッチON操作
    の継続時間に応じて、前記長押しON信号を複数回送信
    することを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ
    入力装置。
  4. 【請求項4】 前記シリアル通信路上で通信の混み具合
    を判定し、前記基準時間を、通信の混み具合に対応して
    長くなるように変更する基準変更手段をさらに含むこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチ
    入力装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチヘのON操作からOFF操
    作までのON時間を複数回分記憶し、平均値を算出する
    平均演算手段をさらに含み、 前記送信手段は、平均演算手段によって算出される平均
    値に応じ、前記ON信号の通信後に前記長押しON信号
    を送信するまでの時間を、該平均値の大小に応じて、長
    短となるように変化させることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載のスイッチ入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001874A (ja) * 2014-06-10 2016-01-07 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム スイッチ

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