JP2001100875A - Usb制御装置 - Google Patents

Usb制御装置

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JP2001100875A
JP2001100875A JP27576899A JP27576899A JP2001100875A JP 2001100875 A JP2001100875 A JP 2001100875A JP 27576899 A JP27576899 A JP 27576899A JP 27576899 A JP27576899 A JP 27576899A JP 2001100875 A JP2001100875 A JP 2001100875A
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JP
Japan
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usb
signal line
disconnection
procedure
connection
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Application number
JP27576899A
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English (en)
Inventor
Norihito Gokan
典人 後閑
Koichi Satake
浩一 佐竹
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンド(スタンバイ/ハイバーネーショ
ン)/リジューム処理において、USBコントローラー
やUSB機器のドライバーのセーブ/リストア処理を介
さないようにすることで安定したサスペンド/リジュー
ムを実現することを目的とする。 【解決手段】 USBコントローラーとUSBポート間
の信号を接続/切断するスイッチを設け、サスペンド処
理の前にUSBポートを切断し、リジューム処理の前に
接続することで、USBコントローラーやUSB機器の
ドライバーのセーブ/リストア処理を介さないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テム等で使用されるUSBの接続/切断制御装置及びU
SBの接続/切断制御方法である。
【0002】
【従来の技術】近年、大多数のコンピュータは、USB
ポートを標準サポートしている。なかにはシリアルポー
ト、パラレルポート、PS/2ポート等の所謂レガシー
ポートをすべて廃止して、USBポートのみをサポート
するコンピュータもある。
【0003】しかし、USBの急速な普及に伴いUSB
の使用に関してさまざまな問題もでてきている。例え
ば、USBを接続した状態でサスペンド(スタンバイ/
ハイバーネーション)/リジュームする場合、USBコ
ントローラードライバーやUSBポートに接続している
USB機器のドライバーは、サスペンド(スタンバイ/
ハイバーネーション)時、リジューム後もそのままUS
B機器が使用できるようにするために必要なさまざまな
データをセーブし、リジューム後、そのセーブしたデー
タをリストアする必要がある。しかし、USB機器は、
ハブ経由で接続することも可能であり、サスペンド(ス
タンバイ/ハイバーネーション)時のデータのセーブ処
理やリジューム時のデータのリストア処理が確実に行わ
れない場合がある。このような現在、USB機器を接続
した状態で、サスペンド(スタンバイ/ハイバーネーシ
ョン)/リジュームを安定して行うためには、USBコ
ントローラーやUSB機器のドライバーを改良するしか
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、急速に
USB機器が普及する現在、すべてのUSBコントロー
ラーやUSB機器のドライバーを改良するには多大なコ
ストがかかる。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するものであ
って、USBポートの接続/切断をBIOS(Basi
c Input Output System)やアプ
リケーションソフトから制御できるようにすることによ
り、USBコントローラーやUSB機器のドライバーの
セーブ/リストア処理を介さず、安定したサスペンド
(スタンバイ/ハイバーネーション)/リジュームを可
能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、USBコントローラーとUSBポート間の
信号を接続/切断するスイッチを設け、そのスイッチを
BIOSやアプリケーションソフトから制御できるよう
にし、サスペンド(スタンバイ/ハイバーネーション)
時にUSBポートを切断し、USBポートからUSB機
器が抜かれたという状態を作り、USBコントローラー
やUSB機器のドライバーにUSB機器がUSBポート
から抜かれた場合の処理を行わせ、その後、OSに対し
てサスペンド(スタンバイ/ハイバーネーション)要求
を出す。リジューム時、USBポートの接続を行い、U
SB機器がUSBポートに差さった状態を作り出し、U
SBコントローラーやUSB機器のドライバーにUSB
機器がUSBポートに差さった場合の処理を行わせる。
このようにUSBポートの接続/切断を行うことによ
り、従来、サスペンド(スタンバイ/ハイバーネーショ
ン)/リジューム時にUSBコントローラーやUSB機
器のドライバーが行っていたデータのセーブ/リストア
処理が要らなくなるように構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、USBコ
ントローラーとUSB機器を接続するUSBポート間の
信号線を接続/切断するUSB信号線接続/切断手段
と、前記USB信号線接続/切断手段を制御するUSB
信号線接続/切断制御手段を備え、USB信号線接続/
切断制御手段によりUSB信号線を接続/切断すること
を特徴とするUSB制御装置であって、USBポートに
USB機器を接続した状態でUSB機器の抜き差し状態
をエミュレートできるという利点がある。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のU
SB制御装置において、USBコントローラーとUSB
機器を接続するUSBポート間の信号線の接続状態を検
知し、検知結果をユーザーに通知することを特徴とする
USB制御装置であって、USBコントローラーとUS
B機器を接続するUSBポート間の信号線の接続状態を
ユーザーが認識できるという利点がある。
【0009】請求項3記載のUSB制御装置は、請求項
1ないし2に記載のUSB制御装置において、ユーザー
の設定に基づいてダイナミックにUSBコントローラー
とUSB機器を接続するUSBポート間の信号線を接続
/切断することを特徴とするUSB制御装置であって、
ユーザーが実際にUSBポートからUSB機器を抜かな
くても同様の状態を作り出せるという効果を有する。
【0010】請求項4記載のUSB制御装置は、請求項
1ないし2に記載のUSB制御装置において、ユーザー
の設定を記憶しておきその記憶された設定に基づいてU
SBコントローラーとUSB機器を接続するUSBポー
ト間の信号線を接続/切断することを特徴とするUSB
制御装置であって、システム起動時にUSBの使用制限
を設定することができるという効果を有する。
【0011】請求項5記載のUSB制御装置は、請求項
1ないし2に記載のUSB制御装置において、サスペン
ド要求がBIOSに通知されたとき、USBコントロー
ラーとUSB機器を接続するUSBポート間の信号線を
切断後、一度OSに制御を戻し、指定時間後に再度BI
OSに制御を移行させて、そこでOSに対してサスペン
ド要求を出し、さらに、リジューム時USBコントロー
ラーとUSB機器を接続するUSBポート間の信号線を
接続した後、OSに対してリジュームを通知することを
特徴とするUSB制御装置であって、サスペンド処理前
に、USB機器が抜かれた状態を作り、さらにリジュー
ム時、USB機器が接続されている状態を作ることによ
り、OSまたはUSBドライバーが従来行っていたUS
B機器のデータのセーブ/リストア処理を不要にすると
いう利点がある。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載のU
SB制御装置において、サスペンド要求時にUSBコン
トローラーとUSB機器を接続するUSBポート間の信
号線を切断するか否かをユーザーが設定できることを特
徴とするUSB制御装置であって、サスペンド処理前に
USB機器が抜かれたという状態をエミュレートするか
否か、すなわちOSやUSBドライバーにUSB機器の
セーブ処理を行わせるか否かの設定をユーザーが設定で
きるという利点がある。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5ないし6
記載のUSB制御装置において、OSにリジューム通知
を行う前にUSBコントローラーとUSB機器を接続す
るUSBポート間の信号線を接続するか否かをユーザー
が設定できることを特徴とするUSB制御装置であっ
て、サスペンド中にUSB機器が接続されたという状態
をエミュレートするか否かをユーザーが設定できるとい
う利点がある。
【0014】また、請求項8から請求項14に記載のU
SB制御方法は、請求項1から請求項7に記載のUSB
制御装置に対応したUSB制御方法である。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態に係るUSB制御装置の構成図である。
【0017】図1において、101はUSBコントロー
ラーであり、102はUSBポートであり、103はU
SBコントローラー101とUSBポート102間の信
号線の接続/切断を行うUSBポート信号線制御スイッ
チであり、104はUSBポート信号線制御スイッチ1
03をソフトウェアから制御可能にするためのUSBポ
ート信号線スイッチ制御マイコンであり、105はUS
Bポート信号線スイッチ制御マイコン104を制御する
ソフトウェア(BIOSまたはアプリケーション)であ
る。106はソフトウェア105にサスペンド要求を伝
えるためのスリープスイッチであり、このスリープスイ
ッチ106を押すことによりSMMモードに移行する。
107はOSである。108は指定時間だけ経過したら
SMMモードに移行してBIOSに制御を移すためのタ
イマー装置である。
【0018】以下、本実施の形態に係るUSB制御装置
の動作について説明する。
【0019】まず、スリープスイッチ106が押される
とSMMモードに移行しBIOS105に制御が移行す
る。BIOS105は、SMMモードに移行した要因を
解析することによりスリープスイッチ106が押された
ことを検知する。
【0020】従来、BIOS105は、スリープスイッ
チ106が押されたことを検知すると、直ちにOS10
7にユーザーからサスペンド要求があったことを通知し
ていたが、本実施の形態では、BIOS105はサスペ
ンド要求があったことを直ちにはOS107に通知せ
ず、USBポート信号線スイッチ制御マイコン104に
対して、USBポート信号線切断コマンドを送る。US
Bポート信号線スイッチ制御マイコン104は、BIO
S105から通知されたUSBポート信号線切断コマン
ドを受け取ると、USBポート信号線制御スイッチ10
3のスイッチをOFFにしてUSBコントローラーとU
SB機器を接続するUSBポート間の信号線を切断す
る。すなわち、USB機器がUSBポートから抜かれた
という状態を作る。その後、再びBIOS105に制御
が移行するようにタイマー装置108に時間を設定して
からSMMモードを抜け、OS107に制御を戻す。O
S107は、USB機器がUSBポートから抜かれたと
認識してUSB機器の終了処理を行う。その後、タイマ
ー装置108に設定された時間が経過するとSMMモー
ドに移行し、再びBIOS105に制御が移行する。そ
こで、BIOS105はOS107に対してサスペンド
要求を通知してSMMモードを抜け、OS107に制御
を戻す。OS107はBIOS105からのサスペンド
要求を受け取るとサスペンド処理を行う。しかし、US
B機器は抜かれた状態にあり、すでにUSB機器の終了
処理が行われているので、USB機器に関するサスペン
ド処理は行われない。
【0021】リジューム時、BIOS105はUSBポ
ート信号線スイッチ制御マイコン104に対して、US
Bポート信号線接続コマンドを送る。USBポート信号
線スイッチ制御マイコン104は、BIOS105から
通知されたUSBポート信号線接続コマンドを受け取る
と、USBポート信号線制御スイッチ103のスイッチ
をONにしてUSBコントローラーとUSB機器を接続
するUSBポート間の信号線を接続する。すなわちUS
B機器がUSBポートに差さった状態を作る。その後、
BIOS105はOS107に対してリジュームを通知
する。OS107は、BIOS105からのリジューム
通知を受け取るとリジューム処理を行うが、USB機器
に関しては、サスペンド処理前には抜かれていてリジュ
ーム時には差さっているので、サスペンド中に接続され
たと認識して通常の接続処理を行う。
【0022】図2は、本実施の形態でのサスペンド処理
を示すフローチャートである。
【0023】まず、ステップ210でユーザーがサスペ
ンドを要求するためにスリープスイッチを押す。本実施
の形態では、スリープスイッチで説明しているが、パワ
ースイッチでも代用可能である。また、コンピュータに
専用アプリケーションを常駐させておき、そのアイコン
をクリックすることにより、スリープスイッチの代用を
させることも可能である。
【0024】次に、ステップ210でスリープスイッチ
が押されるとSMMモードに移行し、ステップ211で
BIOSに制御が移る。
【0025】ステップ211で、SMMモードに移行し
た要因を解析し、スリープスイッチが押されたことを検
知してスリープスイッチハンドラーを起動させる。
【0026】ステップ212でスリープスイッチハンド
ラーがUSBポート信号線の切断処理を行う。すなわち
USB機器がUSBポートから抜かれた状態をエミュレ
ートする。
【0027】ステップ213で、再度BIOSに制御を
移すためにタイマーをセットする。このタイマーは指定
時間後にSMMモードに移行するように実装したもので
あり、OSの持っているタイマーとは独立しているもの
である。
【0028】ステップ214でSMMモードを抜けてO
Sに制御を移す。
【0029】ステップ215で、OSはUSB機器がU
SBポートから抜かれたと認識してUSB機器の終了処
理を行う。
【0030】タイマーにセットした時間が経過後、ステ
ップ216で、SMMモードに移行しBIOSに制御が
移る。BIOSは、SMMモードに移行した要因を解析
し、タイマーが起動されていたことを検知してタイマー
ハンドラーを起動する。
【0031】ステップ217でタイマーハンドラーは、
OSに対してサスペンド要求を出してSMMモードを抜
ける。
【0032】ステップ218でOSはBIOSからのサ
スペンド要求を受け取りサスペンド処理を行う。この
際、USB機器はUBSポートに差さっているが、OS
はUSB機器が抜かれたと認識しており、それらの終了
処理も完了しているので、USB機器が差さっていない
状態でのサスペンド処理を行うことになる。
【0033】図3は、本実施の形態におけるリジューム
処理を示すフローチャートである。
【0034】パワーオン後、ステップ310でBIOS
はUSBポート信号線の接続処理を行う。
【0035】ステップ311でBIOSはOSに対して
リジューム通知を行う。
【0036】ステップ312で、OSはBIOSからの
リジューム通知を受け取ると、USB機器がサスペンド
処理の前に抜かれてサスペンド中に差された時と同様の
リジューム処理を行う。
【0037】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、OSはUSB機器に対するサスペンド/リジューム
処理の必要がなくなり、USBコントローラーやUSB
機器のドライバーのセーブ/リストア処理に影響を受け
ずに、安定したサスペンド/リジュームを行うことがで
きる。
【0038】(実施の形態2)図4は、本実施の形態に
係るUSB制御装置のサスペンド処理を示すフローチャ
ートである。
【0039】図4において、ステップ401は、サスペ
ンド時にUSBポートの切断を行うかどうかの設定をユ
ーザーが行うユーザー設定ステップである。
【0040】ステップ402で設定された値がCMOS
等の不揮発性メモリに保存される。
【0041】ステップ403でユーザーがサスペンドに
入りたいことを要求するためにスリープスイッチを押す
とBIOSはスリープスイッチハンドラーを起動する。
【0042】ステップ404で保存されたUSBポート
の切断を行うかどうかのユーザー設定のチェックをし
て、切断する設定になっていたらステップ405でUS
Bポートの切断を行う。USBポートを切断しない設定
になっていたらステップ409へジャンプしてOSに対
してサスペンド要求を通知する。USBポートの切断が
実行された場合、ステップ406で、数秒後に再びBI
OSに制御を移すためにタイマーに時間をセットする。
【0043】その後、ステップ407でOSに制御を戻
し、OSはUSB機器が抜かれたと認識してUSB機器
の終了処理を行う。
【0044】タイマーにセットした時間の経過後、ステ
ップ408で、BIOSに制御が移る。
【0045】ステップ409でBIOSがOSにサスペ
ンド要求を通知する。
【0046】ステップ410で、OSは、サスペンド要
求を受け取り、サスペンド処理を行う。しかし、USB
機器は抜かれた状態にあるので、USB機器に関するサ
スペンド処理を行う必要はない。
【0047】USBポートの切断方法は、実施の形態1
と同様である。
【0048】図5は、本実施の形態に係るUSB制御装
置のリジューム処理を示すフローチャートである。
【0049】図5において、ステップ501は、リジュ
ーム時にUSBポートの再接続を行うかどうかの設定を
ユーザーが行うユーザー設定ステップである。
【0050】ステップ502で、設定された値がCMO
S等の不揮発性メモリに保存される。
【0051】ステップ503で、ステップ502で保存
されたUSBポートの再接続設定情報をチェックする。
USBポートを再接続しない設定になっていた場合に
は、ステップ505へ進み、OSに対してリジュームを
通知する。USBポートを再接続する設定になっていた
場合には、ステップ504でUSBポートの再接続を行
い、その後、ステップ505でOSに対してリジューム
を通知する。
【0052】USBポートの接続方法は、実施の形態1
と同様である。
【0053】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、サスペンド時にUSBポートの切断を行うかどうか
をユーザー自身が設定できるので、USB機器を使用し
ないユーザーは、USBポートの切断処理をスキップす
ることができる。また、USBコントローラーやUSB
機器のドライバーが改良されてUSB機器を接続した状
態でも安定したサスペンド/リジュームできるようにな
れば、USBポートの切断処理をスキップすることもユ
ーザーの判断で行うことが可能になる。
【0054】また、リジューム時にUSBポートの接続
を行うかどうかをユーザー自信が設定できるので、US
B機器を使用しないユーザーはUSBポートの接続処理
をスキップすることができる。
【0055】(実施の形態3)図6は、本発明の一実施
の形態に係るUSB制御装置の構成図であり、ユーザー
が現在のUSB信号線の接続状態を取得できるように構
成したものである。
【0056】図6において、601はUSBコントロー
ラーであり、602はUSBポートであり、603はU
SBコントローラー601とUSBポート602間の信
号線の接続/切断を行うUSBポート信号線制御スイッ
チであり、604はUSBポート信号線制御スイッチ6
03をソフトウェアから制御可能にするためのUSBポ
ート信号線スイッチ制御マイコンであり、605はUS
Bポート信号線スイッチ制御マイコン604を制御する
ソフトウェアである。606はUBSポート信号線状態
の取得要求を出したり状態通知を受けるユーザーであ
る。
【0057】以下、本実施の形態に係るUSB制御装置
の動作について説明する。
【0058】まず、接続・切断検知要求手段606がU
SBポート信号線状態取得要求をソフトウェア605に
通知する。ソフトウェア605はUSBポート信号線状
態取得要求を受け取るとUSBポート信号線スイッチ制
御マイコン604に現在のUSBポート信号線制御スイ
ッチ状態取得コマンドを送る。USBポート信号線スイ
ッチ制御マイコン604は、USBポート信号線制御ス
イッチ状態取得コマンドを受け取るとUSBポート信号
制御スイッチ603のスイッチの状態をチェックする。
チェックした結果、USBポート信号線状態をソフトウ
ェア605に通知する。USBポート信号線状態を受け
取ったソフトウェア605は、接続・切断検知要求手段
606にUSBポート信号線状態を通知する。
【0059】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、ユーザーはUSBポート信号線の接続状態を簡単に
知ることができる。
【0060】(実施の形態4)図7は、本発明の一実施
の形態に係るUSB制御装置の構成図であり、ユーザー
がダイナミックにUSB信号線を接続/切断できるよう
に構成したものである。
【0061】図7において、701はUSBコントロー
ラーであり、702はUSBポートであり、703はU
SBコントローラー701からUSBポート702への
信号線の接続/切断を行うUSBポート信号線制御スイ
ッチであり、704はUSBポート信号線制御スイッチ
703をソフトウェアから制御可能にするためのUSB
ポート信号線スイッチ制御マイコンであり、705はU
SBポート信号線スイッチ制御マイコン704を制御す
るソフトウェア(BIOSまたはアプリケーション)で
ある。706はUSBポートの接続状態を設定するユー
ザー設定手段である。707はOSである。
【0062】以下、本実施の形態に係るUSB制御装置
の動作について説明する。
【0063】ユーザー設定手段706で、USBポート
の接続状態を設定する。ソフトウェア705は、ユーザ
ー設定手段706で設定されたUSBポートの設定に従
い、USBポート信号線スイッチ制御マイコン704
に、USBポート接続コマンドまたはUSBポート切断
コマンドを送る。USBポート信号線スイッチ制御マイ
コン704は、ソフトウェア705から受け取ったコマ
ンドに従い、USBポート信号線制御スイッチ703の
スイッチをオンまたはオフしてUSBコントローラー7
01とUSBポート702間の信号を接続または切断す
る。
【0064】図8は、USBポートの接続・切断処理の
フローチャートである。
【0065】図8において、ステップ801で、USB
ポートの接続/切断設定を行う。
【0066】ステップ802で、現在のUSBポート信
号線の接続状態を取得する。
【0067】ステップ803で、ステップ801で設定
されたUSBポートの接続/切断設定とステップ802
で取得した現在のUSBポートの接続状態を比較して、
USBポートを接続する必要があるかチェックするステ
ップである。USBポートを接続する必要がある場合、
すなわち、ユーザーがUSBポートを接続に設定した
が、現在、USBポートが切断されている場合、ステッ
プ804へ進み、USBポートの接続処理を行う。US
Bポートの接続処理を行う必要がない場合、ステップ8
05へ進み、USBポートを切断する必要があるかチェ
ックする。USBポートを切断する必要がある場合、す
なわち、ユーザーがUSBポートを切断に設定したが、
現在、USBポートが接続されている場合、ステップ8
06へ進み、USBポートの切断処理を行う。USBポ
ートの切断処理を行う必要がない場合、ステップ807
へ進み、何もせずに終了する。
【0068】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、USBポートにUSB機器を差したまま、USB機
器の接続・切断が可能になり、ユーザーの手間が軽減す
る。
【0069】また、接続を使用許可、切断を使用不許可
として扱えば、USBの使用制限を設定することもでき
る。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、USBポートを切断して、USB機器が抜かれた
状態を作り、USB機器の終了処理をしてから、サスペ
ンド(スタンバイ/ハイバーネーション)処理を行うこ
とにより、USB機器を使用している場合でも、サスペ
ンド(スタンバイ/ハイバーネーション)/リジューム
処理を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るUSB制御装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるサスペンド処理
を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1におけるリジューム処理
を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2におけるサスペンド処理
を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2におけるリジューム処理
を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態3に係るUSB制御装置の
構成図
【図7】本発明の実施の形態4に係るUSB制御装置の
構成図
【図8】本発明の実施の形態4におけるUSBポートの
接続・切断処理を示すフローチャート
【符号の説明】
101 USBコントローラー 102 USBポート 103 USBポート信号線制御スイッチ 104 USBポート信号線スイッチ制御マイコン 105 ソフトウェア 106 スリープスイッチ 107 OS 108 タイマー装置 601 USBコントローラー 602 USBポート 603 USBポート信号線制御スイッチ 604 USBポート信号線スイッチ制御マイコン 605 ソフトウェア 606 接続・切断検知要求手段 701 USBコントローラー 702 USBポート 703 USBポート信号線制御スイッチ 704 USBポート信号線スイッチ制御マイコン 705 ソフトウェア 706 ユーザー設定手段 707 OS

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】USBコントローラーとUSB機器を接続
    するUSBポート間の信号線を接続/切断するUSB信
    号線接続/切断手段と、前記USB信号線接続/切断手
    段を制御するUSB信号線接続/切断制御手段とを有す
    るUSB制御装置。
  2. 【請求項2】USBコントローラーとUSB機器を接続
    するUSBポート間の信号線が接続されているか切断さ
    れているかを検知するUSB接続/切断状態検知手段
    と、前記USB接続/切断状態検知手段の検知結果をユ
    ーザーに通知するUSB接続/切断状態通知手段とを有
    する請求項1記載のUSB制御装置。
  3. 【請求項3】USBコントローラーとUSB機器を接続
    するUSBポート間の信号線の接続/切断を指定するU
    SB信号線接続/切断指定手段を有し、前記USB信号
    線接続/切断指定手段の指定に基づいてUSB信号線接
    続/切断制御手段がUSB信号線接続/切断手段を制御
    してUSBコントローラーとUSB機器を接続するUS
    Bポート間の信号線を接続/切断する請求項1ないし2
    記載のUSB制御装置。
  4. 【請求項4】USB信号線接続/切断指定手段で指定し
    たUSBコントローラーとUSB機器を接続するUSB
    ポート間の信号線の接続/切断の情報を記憶するUSB
    信号線接続/切断指定情報記憶手段を有し、前記USB
    信号線接続/切断指定情報記憶手段に記憶された情報に
    基づいて起動時にUSB信号線接続/切断制御手段がU
    SBコントローラーとUSB機器を接続するUSBポー
    ト間の信号線を接続/切断を制御する請求項3記載のU
    SB制御装置。
  5. 【請求項5】サスペンド要求を受付けるサスペンド要求
    受付手段と、前記サスペンド要求受付手段が受付けたサ
    スペンド要求によりCPUをSMMモードに移行させる
    サスペンド要求SMMモード移行手段と、設定時間後に
    CPUをSMMモードに移行させるSMMモード移行タ
    イマー手段と、前記SMMモード移行タイマー手段に時
    間を設定するタイマー時間設定手段と、サスペンド要求
    をOSに通知するサスペンド要求通知手段とを有し、前
    記サスペンド要求受付手段が受付けたサスペンド要求に
    より前記サスペンド要求SMMモード移行手段がCPU
    をSMMモードに移行させ、USB信号線接続/切断手
    段がUSBコントローラーとUSBポート間の信号線を
    切断し、前記タイマー時間設定手段が前記SMMモード
    移行タイマー手段に所定時間を設定してSMMモードを
    抜けた後、前記SMMモード移行タイマー手段により再
    度SMMモードに移行した後、前記サスペンド要求通知
    手段がOSに対してサスペンド要求を通知し、さらに、
    リジューム要求を受付けるリジューム要求受付手段と、
    OSに対してリジューム要求を通知するリジューム要求
    通知手段とを有し、前記リジューム要求受付手段が受付
    けたリジューム要求により前記USB信号線接続/切断
    手段がUSBコントローラーとUSBポート間の信号線
    を接続後、前記リジューム要求通知手段がOSに対して
    リジューム要求を通知する請求項1ないし3記載のUS
    B制御装置。
  6. 【請求項6】サスペンド要求受付時に、USB信号線接
    続/切断手段がUSBコントローラーとUSBポート間
    の信号線を切断するか否かを設定する切断条件設定手段
    を有する請求項5記載のUSB制御装置。
  7. 【請求項7】リジューム要求受付時に、USB信号線接
    続/切断手段がUSBコントローラーとUSBポート間
    の信号線を接続するか否かを設定する接続条件設定手段
    を有する請求項5ないし6記載のUSB制御装置。
  8. 【請求項8】USBコントローラーとUSB機器を接続
    するUSBポート間の信号線を接続/切断するUSB信
    号線接続/切断手順と、USBコントローラーとUSB
    機器を接続するUSBポート間の信号線の接続/切断を
    制御するUSB信号線接続/切断制御手順から成るUS
    B制御方法。
  9. 【請求項9】USBコントローラーとUSB機器を接続
    するUSBポート間の信号線が接続されているか切断さ
    れているかを検知するUSB接続/切断状態検知手順
    と、前記USB接続/切断状態検知手順での検知結果を
    ユーザーに通知するUSB接続/切断状態通知手順とを
    有する請求項8記載のUSB制御方法。
  10. 【請求項10】USBコントローラーとUSB機器を接
    続するUSBポート間の信号線の接続/切断を指定する
    USB信号線接続/切断指定手順を有し、前記USB信
    号線接続/切断指定手順で指定された指定に基づいてU
    SB信号線接続/切断制御手順でUSB信号線接続/切
    断手段を制御する請求項8ないし9記載のUSB制御方
    法。
  11. 【請求項11】USB信号線接続/切断指定手順で指定
    されたUSBコントローラーとUSB機器を接続するU
    SBポート間の信号線の接続/切断の情報を記憶するU
    SB信号線接続/切断指定情報記憶手順を有し、前記U
    SB信号線接続/切断指定情報記憶手順で記憶された情
    報に基づいて起動時にUSB信号線接続/切断制御手順
    でUSBコントローラーとUSB機器を接続するUSB
    ポート間の信号線を接続/切断を制御する請求項10記
    載のUSB制御方法。
  12. 【請求項12】サスペンド要求を受付けるサスペンド要
    求受付手順と、前記サスペンド要求受付手順で受付けた
    サスペンド要求によりCPUをSMMモードに移行させ
    るサスペンド要求SMMモード移行手順と、設定時間後
    にCPUをSMMモードに移行させるSMMモード移行
    タイマー手順と、CPUをSMMモードに移行させる時
    間を設定するタイマー時間設定手順と、サスペンド要求
    をOSに通知するサスペンド要求通知手順から成り、前
    記サスペンド要求受付手順で受付けたサスペンド要求に
    より前記サスペンド要求SMMモード移行手順でCPU
    をSMMモードに移行させ、USB信号線接続/切断手
    順でUSBコントローラーとUSBポート間の信号線を
    切断し、前記タイマー時間設定手順でCPUをSMMモ
    ードに移行させる時間を設定してSMMモードを抜けた
    後、前記SMMモード移行タイマー手順で再度SMMモ
    ードに移行した後、前記サスペンド要求通知手順でOS
    に対してサスペンド要求を通知し、さらに、リジューム
    要求を受付けるリジューム要求受付手順と、OSに対し
    てリジューム要求を通知するリジューム要求通知手順を
    有し、前記リジューム要求受付手順で受付けたリジュー
    ム要求により前記USB信号線接続/切断手順でUSB
    コントローラーとUSBポート間の信号線を接続後、前
    記リジューム要求通知手順でOSに対してリジューム要
    求を通知する請求項8ないし10記載のUSB制御方
    法。
  13. 【請求項13】サスペンド要求受付時に、USB信号線
    接続/切断手順でUSBコントローラーとUSBポート
    間の信号線を切断するか否かを設定する切断条件設定手
    順を有する請求項12記載のUSB制御方法。
  14. 【請求項14】リジューム要求受付時に、USB信号線
    接続/切断手順でUSBコントローラーとUSBポート
    間の信号線を接続するか否かを設定する接続条件設定手
    順を有する請求項12ないし13記載のUSB制御方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316946A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Toshiba Tec Corp 情報処理装置
JP2010148753A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Sammy Corp 遊技機
JP2018103383A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその画像処理装置の制御方法またはプログラム

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