JP2001100500A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001100500A
JP2001100500A JP27816899A JP27816899A JP2001100500A JP 2001100500 A JP2001100500 A JP 2001100500A JP 27816899 A JP27816899 A JP 27816899A JP 27816899 A JP27816899 A JP 27816899A JP 2001100500 A JP2001100500 A JP 2001100500A
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Japan
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toner
developing device
carrier
size
layer thickness
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JP27816899A
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English (en)
Inventor
Keiji Kamio
恵司 神尾
Masahiko Saito
雅彦 斉藤
Tomoshi Yoshida
知史 吉田
Masaharu Takeya
正治 竹谷
Shuichi Sato
修一 佐藤
Kazutomi Onishi
一臣 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、トナー担持体上に所定厚さ
で、均一なトナー薄層を長期にわたり安定して形成可能
な構成を提供するとともに、簡単な構成でトナーの飛散
を防止し、小型・軽量・低価格を実現できる画像形成装
置の現像装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、現像装置において、奥行方向の
寸法を小さくするために、トナーを蓄積しておくため
の、トナー蓄積室の室を3室とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、一般には現像装置のハウ
ジングにトナー担持体を回転自在に支承し、このハウジ
ングに取り付けたトナー層厚規制部材の保持部材にトナ
ー層厚規制部材を取り付けトナー層厚規制部材をトナー
担持体に対向させ、そのトナー層厚規制部材によりトナ
ー担持体にトナー薄層を形成する様構成した現像装置が
知られている。
【0003】尚、トナー層厚規制部材は板状のゴム保持
板の先端にゴム板等の摩擦規制材が取り付けられそのゴ
ム保持板がトナー層厚規制部材の保持部材に取り付けら
れて摩擦規制材がトナー担持体に接触するようトナー層
厚規制部材の保持部材がハウジングのネジ穴にネジ固定
され取り付けられている。
【0004】また、特開平1−309080 号公報記載のよう
にハウジングにトナー担持体を支軸で回転自在に支承
し、この支軸を基準としトナー層厚規制部材を位置決め
する構成が開示されている。また、特開昭55−89869 号
公報記載のようにトナー担持体と現像剤層厚規制手段を
連結支持する手段を設け、それらの線膨張係数を規定し
位置決め精度を向上させる等の構成が開示されている。
最近では、特開平11−133734号等で現像装置におけるト
ナーの漏れ防止に関する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、トナ
ー担持体とトナー層厚規制部材を正確に位置決めし薄層
を均一に形成する目的でいろいろな工夫がなされ、か
つ、現像器ケースからのトナー漏れに対してもいろいろ
と工夫がなされているが、近年高画質,高精細化のため
更なる画質の均一性が求められている。
【0006】さらに、小型カラー画像形成装置全体につ
いても、更なる小型コンパクト化が要求される。
【0007】そのためには、トナー担持体とトナー層厚
規制部材の性能向上,トナー漏れに対して更なる向上が
要求され、現像装置についても小型コンパクト化が更に
必要になる。
【0008】従来技術の現像装置は、トナー担持体とト
ナー層厚規制部材が、支持板等を設けてハウジングに固
定されて最終形態を形成している。
【0009】また、現像装置は微粉体であるトナーがハ
ウジング内に封入されており、トナーのハウジング外部
への漏れ防止のため、ハウジングの上部ケースと下部ケ
ースを密着して構成させる必要があるため、上部ケース
と下部ケースを超音波溶着により接着して構成したり、
パッキンを用いて上部ケースと下部ケースをネジ止めし
たりして、上部ケースと下部ケースの気密性を保ってい
る。
【0010】このような場合、現像装置として小型コン
パクト化を計るためには、現像装置としての性能を維持
しながら、適切なる幅,奥行き,厚み方向の寸法を決定
する必要がある。
【0011】本発明の目的は、トナー担持体上に所定厚
さで、均一なトナー薄層を長期にわたり安定して形成可
能な構成を提供するとともに、適切な内部構造により小
型コンパクト化にして、安定した画像品質を維持できる
現像装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、トナー蓄積室の室を3室とした。
【0013】また、好ましくは、トナー担持体へトナー
を送るための、トナー攪拌部材の攪拌性能を向上させる
ために、トナー攪拌部材にトナー攪拌用のトナー攪拌シ
ートを設けて、更に、このトナー攪拌シートにトナー送
り開口部を設け、トナー送り開口部を千鳥になるように
配置した。
【0014】また、更にトナー攪拌部材の両端近くに、
トナー攪拌部材が回転時にトナーがトナー攪拌部材の中
心に来るように、トナーの流れを作る斜めリブを設け
た。
【0015】これにより、現像装置を小型コンパクト化
にすることができるとともに、均一にトナーをトナー担
持体に供給することができるため、トナーの漏れもな
く、均一で安定した画像形成ができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。
【0017】図8は本発明による小型カラー画像形成装
置の断面図である。
【0018】このカラー画像形成装置は機枠体(外枠)
1によって構成される本体内に潜像保持手段である感光
ベルト2が垂直方向に長く設置され、感光ベルト2を境
にして図中左側に中間転写体である転写ドラム6,転写
装置12,記録媒体の供給装置10,定着器14が配置
され、図中右側には4色の異なる色のトナーを充填され
た現像装置30Y,30M,30C,30Kが配置され
る。
【0019】現像装置30Yの下部には感光ベルト2に
潜像を形成するための露光装置4が配置され、さらにそ
の下には記録媒体を溜めておく給紙カセット9が配置さ
れる。転写ドラム6周辺には転写装置12,記録媒体剥
離装置13,中間転写体清掃装置16が配置され、感光
ベルト2周辺には帯電装置3,残像除去装置7,感光体
清掃装置8が配置される。
【0020】潜像保持手段である感光ベルト2は図示し
ない駆動装置により矢印21aの方向に駆動される。
【0021】そして、まず最初に、駆動される感光ベル
ト2表面の感光層が帯電装置3によって一様に帯電され
る。
【0022】次に、露光装置4によりパソコン,イメー
ジスキャナ等による画像,文字情報をドット単位で露光
が行われ、感光ベルト2上に静電潜像が形成される。
【0023】その後、感光ベルト2上の静電潜像は現像
装置30Y,30M,30C,30Kの何れかにより現像
されることによってトナー像として可視像化され、第一
転写位置22aに送り込まれる。
【0024】感光ベルト2は図示しない電源により電位
を与えられており、転写ドラム6はアースに接続されて
いる。このため、第一転写位置22aではこれらの電位
差により感光ベルト2から転写ドラム6へのトナー像の
転写が行われる。
【0025】第一転写位置22aを通過した後、感光ベ
ルト2は、残像除去装置7による光照射によって静電潜
像を消去され、感光ベルト2の表面電位が一定レベル以
下に落とされる。
【0026】その後、感光体清掃装置8により第一転写
で転写されずに残った感光ベルト2上の残トナーが清掃
され、次のトナー像形成が可能な状態となる。
【0027】前述した1サイクルの動作を、転写ドラム
6の1周のタイミングに合わせて現像装置30Y,30
M,30C,30Kに対して順次行うことにより、転写
ドラム6上に単色トナー像を重ね合わせた複数色トナー
画像が形成される。
【0028】一方、用紙,OHPシート等の記録媒体が
供給装置10よりタイミングを取って第二転写位置22
bに供給され、転写ドラム6上に形成された単色あるい
は複数色のトナー画像が転写装置12の働きにより記録
媒体に転写される。
【0029】記録媒体へのトナー像転写後、記録媒体は
記録媒体剥離装置13により転写ドラム6より剥離さ
れ、定着器14によりトナーを溶融定着され、排紙装置
15により本体上面に排紙される。
【0030】一方、記録媒体への転写終了後、転写され
ずに転写ドラム6上に残った残トナーは中間転写体清掃
装置16により清掃され、次のトナー像重ね合わせが可
能な状態となる。
【0031】記録媒体の給紙から排紙までの搬送経路を
できるだけ簡略化し、搬送経路の曲率半径を大きくする
ことによって、搬送途中での紙詰まりが防止でき、信頼
性を向上させることができる。
【0032】また、紙詰まり時の処理も簡単に行うこと
ができる。さらに、厚紙等の多種記録媒体にも対応でき
る。
【0033】本実施例では記録媒体搬送経路を略円弧状
に配置し、転写ドラム6,感光ベルト2,現像装置30
Y,30M,30C,30K,露光装置4等を記録媒体
搬送経路の内側に配置することによって空間を有効利用
して本体を小型化し、搬送経路を簡略化し、記録媒体排
出時、印字面を下向きに排出する構成とした。
【0034】前記配置にすることによって搬送経路を簡
略化でき、かつ、ほとんどのユニットを搬送経路よりも
本体内側に配置されるため、搬送経路が機枠体(外枠)
に近く、搬送経路を開放しやすいため、紙詰まり時の処
理も簡単に行うことができる。
【0035】また、排出時印字面を下向きに排出するこ
とは印字面側から印刷順に並んで排出される利点があ
る。
【0036】感光体をベルト状の構成にすることによっ
て複数色の現像装置30をほぼ同一の形状で感光ベルト
の同一平面に配置することができ、現像装置を現像する
色に合わせて交替させるための機構や、各色毎に現像装
置形状を変更する等の必要がなく、小型化,低価格化す
ることができる。
【0037】また、感光ベルト2を垂直方向に長く配置
することによって同一周長での感光ベルトの占有する空
間を小さくすることができるため、本体を小型化するこ
とができる。
【0038】記録媒体を本体下部から上部に向けて搬送
する時、転写ドラム6は矢印21cの方向に回転し、感
光ベルト2は矢印21aの方向に回転することによって
各接点でそれぞれ順方向に動作することになり、現像効
率が良く、振動等の問題の少ない構成が得られる。
【0039】また、転写ドラム6を感光ベルト2に対し
て従動とすることができ色ズレの少ない構成とすること
ができる。この時、トナー担持体であるトナー担持体3
1を矢印21bの方向に回転する逆転現像方式(感光ベ
ルト側で下方から上方に回転する方式)とすることによ
り感光ベルト2とトナー担持体31を順方向に動作させ
ることができ、現像効率の良く、振動等の問題の少ない
構成が得られる。
【0040】さて、図1,図2,図3,図4,図6,図
7は本発明に係る現像装置30の一実施例である。感光
ベルト2は矢印21b方向に下方から上方へ駆動され
る。現像装置30のトナー担持体31は、感光ベルト2
に接触あるいは0.1〜0.3程度のギャップを保持し、
矢印21bの様に駆動される。
【0041】トナー担持体31の材質はアルミ,ステン
レス等の導電体もしくは導電性ゴム材により構成する。
トナー担持体31の周囲にはトナー供給ローラ32,ト
ナー層厚規制部材34が配置される。トナー層厚規制部
材34は、加圧手段35によりトナー担持体31に適当
な加圧力により加圧される。加圧手段35の構成は、ス
テンレス,リン青銅等の薄板による板バネにより構成さ
れる。
【0042】トナー層厚規制部材34の摩擦規制材34
aは加圧手段35の板バネ材にトナー層厚規制材34a
であるゴム板(ウレタンゴム,シリコンゴム等)を貼り
付けたものであったり、加圧手段35の板バネ材を伸ば
して直接トナー担持体31に当接してもよい。
【0043】トナー層厚規制部材34は保持部材36の
トナー層厚規制部材の保持部36aに押さえ板37に挟
みこまれ固定される。
【0044】また、保持部材36の両サイドにトナー担
持体31の支持部36bを設ける。支持部36bの開口
部36cには、トナー担持体支軸31aを軸受31bを
介して係合される。
【0045】このトナー担持体31とトナー層厚規制部
材34を保持部材36により一体化しトナー担持体ユニ
ット38を構成する。
【0046】ここで保持部材36とトナー担持体31の
支持部36bは1つの部品で構成するのが好ましく別ピ
ースで取り付けてもよいが、1つの部品とすることによ
り組立時の誤差の低減が図れる。また材質はトナー層厚
規制部材34の加圧手段35材質との線膨張係数差の影
響による変形防止のため極力差の少ない金属板により構
成するのが望ましい。
【0047】また、現像装置30のハウジング39には
前記のトナー担持体ユニット38の軸受31bの支持部
39aと着脱可能なための開口部39bを設ける。
【0048】よって、一体化されたトナー担持体ユニッ
ト38が、ハウジング39から着脱自在に構成する。
【0049】また、トナー担持体ユニット38がハウジ
ング39のフタ等を分解することなしに着脱自在に構成
する。
【0050】図7に示す矢印R方向にトナー担持体ユニ
ット38を挿入し、矢印S方向に回転することにより、
図1のようにトナー担持体ユニット38をハウジング3
9に装着することができる。
【0051】図6にこのトナー担持体ユニット38の組
立及び構成を斜視図にて詳細に示した。
【0052】前記したように、トナー層厚規制部材34
は保持部材36のトナー層厚規制部材34の保持部36
aに押さえ板37に挟み込まれネジにより固定され、ま
たトナー担持体31はトナー担持体支軸31aを軸受3
1bを介して、保持部材36の両サイドの支持部36b
に係合されることにより、トナー担持体ユニット38が
構成される。
【0053】このトナー担持体ユニット38を図7にお
いて示したように、ハウジング39の開口部39bに軸
受31bの平面部を合わせて矢印R方向に挿入し、矢印
S方向に回転することによりハウジング39の支持部3
9aと軸受31bの円筒部が係合し、最後にネジにより
トナー担持体ユニット31を締結することにより固定さ
れ、現像装置30の最終形態となる。
【0054】また、現像装置30のハウジング39には
トナー担持体ユニット38を取り付けた時にトナー層厚
規制部材34の裏面位置に相当する位置にトナーシール
部材40を設ける。トナーシール部材40の材質は発泡
スポンジ,ゴム板等の弾性部材、またはシート状の薄板
により構成される。
【0055】さらに、トナー掻き出し部材41を設けト
ナー層厚規制部材34周辺のトナー停滞防止を図る。
【0056】以上の構成による現像装置30の動作は、
トナー担持体31に対して、トナー担持体31側方に回
転可能で接触するトナー供給ローラ32を配接してあ
り、トナー供給ローラ32に付着したトナーTが、トナ
ー担持体31に付着しトナー供給される。
【0057】その下流側にトナー担持体31に対し接触
圧力を付加する加圧手段35により一定の圧力になるよ
う加圧されたトナー層厚規制部材34の摩擦規制材34
aによりトナー薄層を形成する。
【0058】ここで、トナー層厚規制部材34により層
厚を規制されて残った余剰トナーT(供給余剰分)は層
厚規制材34aの下方に落下する。
【0059】その後供給過剰のトナーTは回転可能なト
ナー掻き出し部材41により掻き出され、トナー層厚規
制部材34周辺に余剰なトナーTの溜りが生じないた
め、常に安定したトナー薄層形成、及びトナーへの適正
帯電が可能となる。
【0060】また、トナー担持体31とトナー層厚規制
部材34が保持部材36により一体化されたことによ
り、保持部材36の部品精度を高精度化管理すれば、ト
ナー担持体とトナー層厚規制部材の正確な位置決めが可
能となり、安定して均一なトナー薄層形成が可能となり
画像の均一性を向上し、高画質,高精細化を実現でき
る。
【0061】また、トナー担持体31とトナー層厚規制
部材34を保持部材36により一体化したことにより、
トナー担持体31とトナー層厚規制部材34の位置決め
は保持部材36により決まり、位置決めのためにハウジ
ング39に高精度を要求せず、また組立の際の取り付け
誤差によるねじれ等の発生も少ない。
【0062】図において、ハウジング39は上ケース5
1,下ケース52で構成され、上ケース51の上部には
上部カバー53が設けられている。また、上部カバー5
3の一部には凹部54があり、穴部55が設けられてい
る。
【0063】この穴部55の上部にはフィルター61が
載置されている。また、凹部54を被うように、シール
59が設けられている。
【0064】これにより、ハウジング39内部にある空
気は上部カバー53を押すことにより穴部55を通過
し、フィルター61を通過して凹部端部a60a,凹部
端部b60bに行くに従って圧力損失を生じ、トナーの
飛散を防止することができる。
【0065】ここで、図5は、従来例を示すものである
が、既に蓄積されているトナーTはトナー蓄積室A6
8,トナー蓄積室B69,トナー蓄積室C70,トナー
蓄積室D71にあり、それぞれトナー攪拌部材A64,
トナー攪拌部材B65,トナー攪拌部材C66,トナー
攪拌部材D67により攪拌されながら、トナー供給ロー
ラ32に供給されている。この場合、トナー蓄積室は4
室あり、奥行寸法が大きくなっていた。
【0066】本実施例においては、トナーTの蓄積は、
トナー蓄積室E81,トナー蓄積室F82,トナー蓄積
室G83の3室で構成され、それぞれトナー攪拌部材E
84,トナー攪拌部材F85,トナー攪拌部材G86,
トナー攪拌部材D67により攪拌されながら、トナー供
給ローラ32に供給される。また、それぞれのトナー攪
拌部材は、例えばトナー攪拌部材E84のように、ハウ
ジング39に軸受Ea87,軸受Eb88により支持され
て、矢印E95方向に回動される。
【0067】この時に、トナー攪拌部材E84には、ト
ナー攪拌用のトナー攪拌シートEa89,トナー攪拌シート
Eb90が設けられており、それぞれにトナー送り開口
部Ea91,トナー送り開口部Eb92が千鳥になるよ
うに配置されている。
【0068】これにより、トナー攪拌部材E84の回動
時に、トナー送り開口部Ea91より掻き出されたトナ
ーTは、トナー攪拌シートEb90により攪拌され、ま
た、トナー送り開口部Eb92より掻き出されたトナー
Tは、トナー攪拌シートEa89により攪拌され、大きな抵
抗を受けることなく、トナーをトナー担持体31に安定
して供給することができるものである。
【0069】また、図3は、トナー攪拌部材E84を矢
印P99方向より見たものであるが、図においてトナー
攪拌部材E84には、斜めリブEa93,斜めリブEb
94があり、この斜めリブがトナー攪拌部材E84の回
動時に、矢印Ea95,矢印Eaa97,矢印Eb9
6,矢印Ebb98に示すように、トナーTがトナー攪
拌部材E84の中心に流れる作用をする。よって、トナ
ーTの攪拌効率を上げるとともに、軸受Ea87,軸受
Eb88とハウジング39との間に生じる隙間から、ト
ナーが漏れるのを防止する効果がある。
【0070】また、現像装置の大きさに関しては、幅方
向の大きさW100は、略390mmから420mm程度の
寸法で構成した。奥行き方向の大きさD101は、略1
60mmから200mm程度の寸法で構成した。厚み方向の
大きさH102は、略40mmから55mm程度の寸法で構
成した。
【0071】これにより、現像装置として適切な大きさ
にすることができて、取扱い性を考慮して小型コンパク
ト化が計れるものである。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、トナー担持体上に所定
厚さで、均一なトナー薄層を長期にわたり安定して形成
可能な構成を提供するとともに、現像装置内部における
トナーの攪拌性能を向上させながら、トナー担持体にト
ナーを供給することができて、現像装置からのトナーの
飛散を微小にすることができ、装置の清掃作業を容易に
し、イージーメンテナンス化を意識して、現像装置を適
切な大きさにしながら、簡単な構成で、小型・軽量・低
価格を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る現像装置の要部断面
図。
【図2】本発明の一実施例に係る現像装置内部のトナー
攪拌部材の要部斜視図。
【図3】本発明の一実施例に係る現像装置内部のトナー
攪拌部材の要部平面図。
【図4】本発明の一実施例に係る現像装置の全体斜視
図。
【図5】従来例における現像装置の要部断面図。
【図6】本発明の一実施例に係る現像装置のトナー担持
体ユニットとハウジングの組立及び構成を示す斜視図。
【図7】本発明の一実施例に係る現像装置のトナー担持
体ユニットとハウジングの縦断面図。
【図8】本発明の一実施例に係るカラー画像形成装置の
縦断面図。
【符号の説明】
1…機枠体、2…感光ベルト、3…帯電装置、4…露光
装置、6…転写ドラム、7…残像除去装置、8…感光体
清掃装置、9…給紙カセット、10…給紙装置、12…
転写装置、13…記録媒体剥離装置、14…定着器、1
5…排紙装置、16…中間転写体清掃装置、21a,2
1b,21c…矢印、22a…第一転写位置、30,3
0Y,30M,30C,30K…現像装置、31…トナ
ー担持体、31a…トナー担持体支軸、31b…軸受、
32…トナー供給ローラ、34…トナー層厚規制部材、
34a…摩擦規制材、36…保持部材、36a…保持
部、36b,39a…支持部、36c,39b…開口
部、37…押さえ板、38…トナー担持体ユニット、3
9…ハウジング、40…トナーシール部材、41…トナ
ー掻き出し部材、51…上ケース、52…下ケース、5
3…上カバー、54…凹部、55…穴部、59…シー
ル、60a…凹部端部a、60b…凹部端部b、61…
フィルター、64…トナー攪拌部材A、65…トナー攪
拌部材B、66…トナー攪拌部材C、67…トナー攪拌
部材D、68…トナー蓄積室A、69…トナー蓄積室
B、70…トナー蓄積室C、71…トナー蓄積室D、8
1…トナー蓄積室E、82…トナー蓄積室F、83…ト
ナー蓄積室G、84…トナー攪拌部材E、85…トナー
攪拌部材F、86…トナー攪拌部材G、87…軸受E
a、88…軸受Eb、89…トナー攪拌シートEa、9
0…トナー攪拌シートEb、91…トナー送り開口部E
a、92…トナー送り開口部Eb、93…斜めリブE
a、94…斜めリブEb、95…矢印E、96…矢印E
b、97…矢印Eaa、98…矢印Ebb、99…矢印
P、100…幅方向の大きさW、101…奥行方向の大
きさD、102…厚み方向の大きさH。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 知史 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所オフィス情報機器事業部 内 (72)発明者 竹谷 正治 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所オフィス情報機器事業部 内 (72)発明者 佐藤 修一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 大西 一臣 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2H077 AA12 AB03 AB04 AB12 AB13 AC04 AD06 AD13 AD17 BA08 CA11 EA11 FA26 GA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にトナーが供給されるトナー担持体
    と、前記トナー担持体上にトナー層を形成するトナー層
    厚規制部材と、前記トナー薄層の形成されたトナー担持
    体を回動する現像装置において、前記トナー担持体に供
    給されるトナーを蓄積しておくためのトナー蓄積室の室
    数を少なくとも3室で構成したことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記トナー蓄積室に設
    けられているトナー攪拌部材にトナー攪拌用のトナー攪
    拌シートを設置して、このトナー攪拌シートにトナー送
    り開口部を設けたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記トナー攪拌シート
    のトナー送り開口部は、千鳥になるようにトナー攪拌シ
    ートに配置されていることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記トナー攪拌部材の
    両端近くに、トナー攪拌部材が回転時にトナーがトナー
    攪拌部材の中心に来るように、トナーの流れを作る斜め
    リブを設けたことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記現像装置の幅方向
    の大きさは、略390mmから420mm程度の寸法で構成
    したことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記現像装置の奥行き
    方向の大きさは、略160mmから200mm程度の寸法で
    構成したことを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記現像装置の厚み方
    向の大きさは、略40mmから55mm程度の寸法で構成し
    たことを特徴とする現像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300846A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
US7680442B2 (en) 2006-09-29 2010-03-16 Kyocera Mita Corporation Powder stirring device, developing device, and image forming apparatus incorporating the same

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JP2005300846A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
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