JP2001099986A - 軽水炉用燃料集合体組立装置 - Google Patents

軽水炉用燃料集合体組立装置

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JP2001099986A
JP2001099986A JP28215199A JP28215199A JP2001099986A JP 2001099986 A JP2001099986 A JP 2001099986A JP 28215199 A JP28215199 A JP 28215199A JP 28215199 A JP28215199 A JP 28215199A JP 2001099986 A JP2001099986 A JP 2001099986A
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fuel
rod
assembly
rods
fuel rod
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JP28215199A
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Hideto Taneichi
秀人 種市
Akira Oe
晃 大江
Shigero Takagi
茂郎 高木
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Nuclear Fuel Industries Ltd
Original Assignee
Nuclear Fuel Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】燃料集合体骨格への燃料棒の挿入作業を統一方
式により共有化設備で行える軽水炉用燃料集合体組立装
置の提供。 【解決手段】組立台40の軸心の延長方向両側各々に、
支持構体の燃料棒収納セル配列に対応する位置配列で複
数の燃料棒をその下部端栓が組立台側に向くように支承
するマガジン装置41と、軸心に沿って往復水平移動す
る移動フレーム20及び水平方向に位置固定された固定
フレーム30を有する移動装置を支承する昇降台11と
を配置し、移動装置にはセル配列の水平一列分に対応す
る位置配列で前記軸心と平行に燃料棒引込ロッドを配列
保持した引込ロッドユニットが交換可能に装着され、燃
料棒配置パターンデータに従って選択手段で所定のロッ
ドを選択的に固定フレームあるいは移動フレームにロッ
ク手段で固定し、移動フレームによる水平往復移動に随
伴する引込ロッドが、先端部の掴み機構で燃料棒下部先
端を掴んで燃料棒をセル内に引き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽水炉用燃料集合
体を組み立てるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化され、広く普及している軽
水炉には、沸騰水型原子炉(BWR)と加圧水型原子炉
(PWR)とがある。BWRは原子炉の中で水を加熱蒸
発させる直接的な蒸気発生方式を採用したものであり、
PWRは原子炉内で水を加熱し、これを蒸気発生器に導
いて2次側の給水を蒸発させる間接的な蒸気発生方式を
採用したものであり、このような両者の方式の違いに基
づいて、互いに炉心構造、燃料集合体の構成も異なって
いる。
【0003】BWR燃料集合体は、等間隔に配置される
複数個のスペーサに止められたタイロッドおよびウォー
ターロッド(あるいはウォーターチャンネル)で上下タ
イプレートを繋いでなる骨格に、燃料ペレットを被覆管
に充填して封止されてなる燃料棒を、各スペーサを貫通
して下部タイプレートの凹部に下端を着底させるように
挿入することによって、正方格子状配列の束状に保持し
た上でチャンネルボックスで筒状に覆って構成される。
【0004】一方、PWR燃料集合体は、碁盤目状の支
持格子(グリッド)に制御棒案内シンブル管および計装
用案内シンブル管を通して組上げた燃料集合体骨格に、
燃料ペレットを被覆管に充填して封止されてなる燃料棒
を挿入して正方格子状配列の束状に保持した後、制御棒
案内シンブル管および計装用案内シンブル管の上下端を
それぞれ嵌合することにより上下ノズルを取付けて構成
される。
【0005】いずれの場合も、複数本の燃料棒を束状と
した集合体を構成して用いている点では共通している
が、燃料集合体の燃料棒の本数や径サイズ、配列ピッ
チ、燃料棒以外の制御棒案内シンブル管やウォーターロ
ッド等の燃料棒以外の管配列などが互いに異なり、従来
はそれぞれの燃料に最適な組立設備が別個に設計され、
同一工場で組み立てられることはなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設備コ
ストをできるだけ小さくするために、PWRとBWRと
を同一工場内の共用化設備で組立てることが望まれてい
る。これを実現するためには、まず燃料棒の燃料集合体
骨格への挿入方式を統一して設備の共有化を行うことが
必要であるが、燃料集合体の組立速度を別個の組立設備
での組立におけるレベルから低下させることなく行える
統一方式は未だ確立されていない。
【0007】また、従来の燃料棒の挿入は、マニュアル
作業によるかあるいは部分的に自動化した作業によって
行っていた。放射線被曝の低減や作業効率の点から、燃
料棒挿入作業の全自動化も望まれている。
【0008】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、PW
RおよびBWRの燃料集合体の組立工程において、燃料
集合体骨格への燃料棒の挿入作業を統一方式により共有
化設備で行えると共に、挿入作業の更なる自動化が図れ
る装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る軽水炉用燃料集合体組
立装置は、複数本の燃料棒を互いにほぼ平行に間隔を開
けて束状に保持するために正方格子状配列に従った複数
の燃料棒収納セルを有する支持構体に対し、燃料棒を軸
方向に移動させることにより前記収納セル内に燃料棒を
挿入する軽水炉用燃料集合体組立装置において、前記支
持構体を交換可能に且つ軸心を水平に向けた横倒し状態
で固定保持する組立台と、前記軸心の延長方向で組立台
の一端側に配置され、組立台に保持された支持構体の燃
料棒収納セル配列に対応する予め定められた位置及び配
列で複数の燃料棒を各燃料棒の下部端栓が組立台側に向
くように支承するマガジン装置と、前記軸心の延長方向
で組立台の他端側に配置された昇降台と、該昇降台に支
承され、前記軸心に沿って往復水平移動する移動フレー
ム及び昇降台上で水平方向の位置が固定された固定フレ
ームを有する移動装置と、該移動装置に交換可能に装着
され、組立台に保持された支持構体の燃料棒収納セル配
列の水平一列分に対応する位置及び配列で且つ前記軸心
と平行に、それぞれ組立台側の先端に燃料棒の下部端栓
を掴むことのできる掴み機構を有する複数本の燃料棒引
込ロッドを配列保持した引込ロッドユニットと、前記移
動装置及びそれに装着された引込ロッドユニットに組み
合わされ、前記燃料棒引込ロッドのうちの一部を選択的
に前記固定フレームに固定して前記移動フレームによる
水平移動を阻止すると共に残部の燃料棒引込ロッドを該
移動フレームに固定して該移動フレームによる水平往復
移動に随伴させるロック手段と、該ロック手段による燃
料棒引込ロッドの前記固定フレーム又は移動フレームに
対する固定を予め定められた集合体内燃料棒配置パター
ンのデータに従って前記水平一列分毎に切換える選択手
段とを備えたものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る軽水炉
用燃料集合体組立装置は、請求項1に記載の軽水炉用燃
料集合体組立装置において、前記引込ロッドが駆動装置
によって軸方向に往復移動する心棒を備え、前記掴み機
構は該心棒の往復移動によって径方向に開閉するコレッ
トチャック構造を有するものである。チャック先端部
は、前記引込ロッドが支持構体内に挿入される際の支持
構体との干渉を避けるため、チャックが閉じた状態では
ほぼ流線形状を有するものである。
【0011】また、請求項3に記載の発明の係る軽水炉
用燃料集合体組立装置は、請求項1に記載の軽水炉用燃
料集合体組立装置において、前記引込ロッドの先端に掴
み機構が交換可能に装着されていることを特徴とするも
のである。
【0012】本発明においては、組立台上の支持構体、
即ちBWRにおいては後に上下タイプレートを繋ぐタイ
ロッドおよびウォーターロッド(あるいはウォーターチ
ャンネル)が等間隔に配置される複数個のスペーサに止
められてなる燃料集合体骨格、またPWRにおいては支
持格子(グリッド)に制御棒案内シンブル管および計装
用案内シンブル管を通して組上げてなる燃料集合体骨
格、の燃料棒収納セル内へ、組立台の軸心延長方向一端
側に配置されているマガジン装置にすでに対応する位置
配列で設置されている燃料棒を、交換可能に移動装置に
装着された引込ロッドユニットを用いて機械的に引込ん
で挿入を行うものであるため、燃料棒挿入作業の更なる
自動化を図ることができ、作業者によるマニュアル作業
を減らして、安全性と共に作業性の向上が実現できる。
【0013】引込ロッドユニットによる燃料棒の各燃料
棒収納セル内への引込動作は以下の通りである。まず所
定の一列分燃料棒収納セルに挿入すべき燃料棒に対応し
て選択された引込ロッドを移動フレームに固定し、該移
動フレームを水平移動することによって各引込ロッドを
各収納セル内を貫通させ、先端部の掴み機構で各燃料棒
の下部端栓を掴んで保持し、該下部端栓の保持状態のま
ま移動フレームを逆方向へ水平移動させて引込ロッドを
戻すことによって各燃料棒を対応する燃料棒収納セル内
に引込み、所定の挿入状態が得られたら掴み機構による
下部端栓の保持を解除する。
【0014】本発明の引込ロッドユニットに配置される
引込ロッドは、支持構体の燃料棒収納セル配列の水平一
列分に対応するものであるが、引込ロッドユニットが装
着される移動装置は昇降台に支承されており、この昇降
台の駆動で一連の引込ロッドの高さ位置が調節できるの
で、水平一列分の引込ロッドのみで燃料棒収納セル配列
の全列に対して順次燃料棒を引き込むことができ、燃料
棒の支持構体の全燃料棒収納セル内への挿入は、連続的
に機械的作業で行うことができる。
【0015】とくに、支持構体内の配列において、BW
RにおけるウォーターチャンネルやPWRにおける制御
棒案内シンブル管など、通常の燃料棒以外の配置が存在
するが、本発明では選択手段によって引込ロッドユニッ
トに配列されている引込ロッドのうちから前記燃料棒以
外の配列に対応するものを選択し、ロック手段で引込の
ための水平移動を行わせないように固定フレームに固定
することができるため、正方格子配列の一列分の燃料棒
収納セルの途中に部分的に燃料棒を挿入すべきでない領
域があっても、予めその配置パターンデータの従って列
毎の相違に対応することができるため、支持構体の全燃
料棒収納セル内への燃料棒挿入の機械的作業を連続的に
行うにあたって、途中に支障が生じることはない。
【0016】さらに、適した引込ロッドユニットを交換
装着することによって同じ方式でPWR燃料集合体の場
合にもBWR燃料集合体の場合にも対応することができ
るため、軽水炉用燃料集合体の組立設備として共用で
き、設備コストを大幅に低減することができる。
【0017】また、燃料棒配列は、同じタイプでも、B
WRでは7×7,8×8,9×9,10×10,PWR
では14×14,15×15,16×16,17×1
7,18×18と、原子炉の出力容量に応じて異なるも
のが用いられている。しかしながら、本発明において
は、同じ引込ロッドユニットでも、挿入すべき燃料棒に
応じて引込みに用いるべき引込ロッドを選択できるた
め、予め引込ロッドユニットのロッド数を現存する燃料
集合体の最大規模に応じた一列分燃料棒数に設定してお
けば、全ての規模のものに対応させることができ、引込
ロッドユニットの交換の手間が省け、異なる規模の燃料
集合体の組立への移行も簡便で、作業効率も向上する。
【0018】なお、本発明の引込ロッド先端の掴み機構
は、簡便な機械的構成で制御が容易なものが望ましく、
例えば、コレットチャック構造が好ましい。引込ロッド
を駆動装置によって軸心方向に往復移動する心棒を備え
たものとすればコレットチャック構造が構成できる。即
ち、引込ロッド外郭部の先端部に軸方向に沿って等間隔
で複数の切込みを形成しておき、その内部で心棒が移動
するのに伴って切込みのある先端部が開閉するものとす
れば、この開閉によって対象とする燃料棒下部端栓を保
持および開放することができる。また、引込ロッドの先
端は、引込ロッド先端部チャックを閉じた状態で格子及
びスペーサに干渉しないほぼ流線型状とする。これによ
って、従来のようにロッド先端に流線型キャップを填め
る必要はなくなる。
【0019】なお、燃料棒下部端栓の形状は、燃料集合
体の種類によって異なっており、例えば上記の如きコレ
ットチャック構造による掴み機構で下部端栓を掴む場合
においても、掴み機構による確実な燃料棒の保持状態を
得るためには、下部端栓の形状に応じたものであること
が望ましい。そこで、引込ロッド先端の掴み機構は、ロ
ッド本体と一体的に形成されたものに限らず、別個に形
成して交換可能に装着されるものとしても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態として、9
×9のBWR燃料集合体用の引込ロッドユニットを装着
した場合の燃料集合体組立装置の概略構成図を図1〜図
3に示す。図1は、本実施形態の組立装置全体を示す概
略側面図である。図2は、引込ロッドユニットおよび移
動装置を含む昇降台の構成を示した部分図であり、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0021】図3は、引込ロッドユニットの選択手段お
よびロック手段を含む移動装置の説明図であり、(a)
は昇降台と移動装置の背面図、(b)はロック手段部分
の固定フレーム内を背面側から見た透視図、(c)はロ
ック手段部分のほぼ中央を組立台軸心方向(ロッド移動
方向)に沿って切断した端面図である。
【0022】本実施形態の燃料集合体組立装置は、主
に、BWR燃料集合体の支持構体50が軸心を水平に向
けた横倒し状態で固定保持される組立台40と、組立台
40の一端側に軸心延長方向に配置されて支持構体50
内に挿入されるべき複数の燃料棒56がセットされるマ
ガジン装置41と、組立台40の他端側に軸心延長方向
に配置されて引込ロッドユニット14が装着される移動
装置12およびこれを支承する昇降台11とから構成さ
れる。
【0023】ここでいう支持構体50は、図8の断面図
に示したBWR燃料集合体の構成要素のうち、等間隔に
配置される複数個のスペーサ51と、これらスペーサ5
1に止められるウォーターチャンネル52とからなる骨
格部であり、図4(a)に示した配列パターンを持つ9
×9の正方格子状配列に従った燃料棒収納セルが形成さ
れているものである。
【0024】従って、マガジン装置41にセットされる
タイロッド53を含む燃料棒56は、組立台40に保持
された際の支持構体50の燃料棒収納セル配列に対応す
る所定位置及び配列となるように設定される。このと
き、各燃料棒56の下部端栓57が組立台40側に向く
ようにセットされる。このようなマガジン装置41とし
ては、対象である支持構体50と同様のセル構造を備え
た構体を用いるのが簡便である。
【0025】また、移動装置12は、昇降台11上に設
置され、引込ロッドユニット14を構成する各引込ロッ
ド15が組立台40に保持された際の支持構体50の燃
料棒収納セル配列の水平一列分に対応する位置及び配列
で組立台軸心と平行に載置されるレール部13と、該レ
ール部13に沿って往復水平移動する移動フレーム20
と、レール部13の端部に固定設置されている固定フレ
ーム30とから構成される。
【0026】レール部13上面には、載置される引込ロ
ッド15の下側外表面が接触するように回転可能に埋め
込まれたガイドローラGを備え、尾端部16が移動フレ
ーム20に固定ロックされた引込ロッド15のみが、移
動フレーム20の往復水平移動に随伴してレール部13
上を滑って軸方向へ往復水平移動する。なお、引込ロッ
ド15のうち、尾端部16が固定フレーム30側に固定
ロックされたものは、移動フレーム20の移動に伴うこ
となく位置固定されたままで水平移動することはない。
【0027】各引込ロッド15の尾端部16が移動フレ
ーム20または固定フレーム30に選択的に固定するロ
ック手段は、各フレーム(20,30)と尾端部16を
解除可能に連結するロックピンから構成される。本実施
形態においては、9×9の燃料集合体用に9本の引込ロ
ッド15を有するものとし、ロック手段もこの9本の引
込ロッド15に対応した場合を例に以下に示す。
【0028】即ち、移動フレーム20は、制御部10か
らの指令に応じてフレームの垂直下方に向かって各々伸
縮する9本のロックピン(21,22,23,24,2
5,26,27,28,29,)を備え、また固定フレ
ーム30も、制御部10からの指令に応じてフレームの
垂直下方に向かって各々伸縮する9本のロックピン(3
1,32,33,34,35,36,37,38,3
9,)を備えている。
【0029】一方、9本の引込ロッド15は、各々上方
に突出した尾端部16の上方に、初期位置で伸張状態に
ある移動フレーム20側のロックピン先端および固定フ
レーム側のロックピン先端とそれぞれ嵌合する移動側係
止孔16xおよび固定側係止孔16yとが形成されてい
る。
【0030】従って、9本の引込ロッド15のうち、水
平移動すべき引込ロッド15と位置固定すべき引込ロッ
ド15とが選択されると、それに応じた指令で移動すべ
き引込ロッド15の尾端部16上では、移動フレーム2
0側のロックピンが伸張状態となって移動側係止孔16
xに嵌合係止してこの尾端部16と移動側ロックピンと
の係合を介して引込ロッド15を移動フレーム20に固
定ロックすると同時に、固定フレーム30側のロックピ
ンは収縮状態で固定側係止孔16yとの嵌合は解除状態
となる。
【0031】一方、位置固定すべき引込ロッド15の尾
端部16上では、移動フレーム20側のロックピンは収
縮状態で移動側係止孔16xとの嵌合は解除状態となる
と同時に、固定フレーム30側のロックピンが伸張状態
となって固定側係止孔16yに嵌合係止してこの尾端部
16と固定側ロックピンとの係合を介して引込ロッド1
5を固定フレーム30に固定ロックする。
【0032】例えば、図4(a)に示す配列パターンの
場合を以下に示す。このパターンでは、中央部の3×3
燃料棒配列分がウォーターチャンネル52に置き換わる
配列である。
【0033】従って、水平一列毎に、燃料棒9本分に相
当する9本の引込ロッドに対するロックピンのロックパ
ターンは、図4(b)に示すように、全部の移動側ロッ
クピン(21,22,23,24,25,26,27,
28,29)がロック状態で全部の固定側ロックピン
(31,32,33,34,35,36,37,38,
39)が解除状態となるパターンNo1と、中央3本分の
移動側ロックピン(24,25,26)が解除状態でそ
の両側の移動側ロックピン(21,22,23,27,
28,29)がロック状態でると同時に、中央3本分の
固定側ロックピン(34,35,36)のみがロック状
態で他の固定側ロックピン(31,32,33,37,
38,39)が解除状態となるパターンNo2の2種類と
なる。
【0034】この2つのロックパターンにおけるそれぞ
れの移動側ロックピン(21,22,23,24,2
5,26,27,28,29)の状態(図3(c)のA
−A矢視断面図)を図5に示す。図5(a)は、パター
ンNo1において全移動側ロックピン(21,22,2
3,24,25,26,27,28,29)が伸張して
先端部がそれぞれ引込ロッド尾端部16の移動側係止孔
16xに嵌合して全引込ロッド15を移動側フレーム2
0に固定ロックしている。
【0035】図5(b)は、パターンNo2において移動
側ロックピン(21,22,23,27,28,29)
が伸張して先端部がそれぞれ引込ロッド尾端部16の移
動側係止孔16xに嵌合して6本の引込ロッド15を移
動側フレーム20に固定ロックしており、中央の3本の
移動側ロックピン(24,25,26)は収縮して引込
ロッド尾端部16に対する係合が解除されている。この
とき、固定側ロックピン(31,32,33,34,3
5,36,37,38,39)は、伸縮状態が丁度同じ
並びの移動側ロックピンと逆の状態である。
【0036】以上のようなロック手段を備えた本装置に
おいて、まず制御部10は、昇降台11を駆動制御して
引込ロッドユニット14の高さ位置を一連の引込ロッド
15が支持構体50の燃料棒収納セルの水平台一列目の
延長方向に一致するように調節する。
【0037】次に、制御部10は燃料棒配列パターンの
データ(この場合はパターンNo1)に基づいて移動対象
あるいは固定対象に選択された引込ロッド15に応じ
て、移動側ロックピンおよび(21,22,23,2
4,25,26,27,28,29)固定側ロックピン
(31,32,33,34,35,36,37,38,
39)それぞれに解錠状態あるいはロック状態への駆動
指令が送信され、所望のロックパターンで各引込ロッド
15の移動フレーム20あるいは固定フレーム30への
固定ロック状態が得られる。
【0038】このように、各引込ロッド15の所定の固
定ロック状態が決定したら、制御部10は、移動フレー
ム20に対してマガジン装置41に向けての水平移動を
指令する。移動フレーム20の水平移動に随伴して、移
動フレーム20に固定ロックされている引込ロッド15
もマガジン装置41方向へ水平移動し、組立台40上の
支持構体50の対応する水平一列目の燃料棒収納セル内
を貫通した状態で、各ロッドの先端部18がマガジン装
置41の対応位置に各々セットされている燃料棒56の
下部端栓57に達し、掴み機構でこれを掴む。
【0039】この掴み機構として、本実施形態ではコレ
ットチャック構造を用いた。即ち、引込ロッド15を中
空状とし、その外郭部17の先端部18には軸方向に沿
って複数の切込みが形成されていると同時に、内部には
軸方向に駆動装置(不図示)によって往復移動する心棒
19が備えられており、この心棒19の往復移動に応じ
て先端部18が開閉するという構成である。
【0040】例えば、図6に示すように、燃料棒下部端
栓57の下端形状が凹状である場合、まずこの凹状部内
周形状に対して引込ロッド先端部18の外周形状を両者
が互いに嵌合係止するものに形成しておく。
【0041】そこで、先端部18に対して心棒19を尾
端部側に引いた先端部18の閉状態を初期状態とし(図
6(a))、引込ロッド15が前述のように移動フレー
ム20に随伴して水平移動して先端部18を燃料棒下部
端栓57に達した時点で、制御部10から駆動装置へ信
号を発して心棒19を燃料棒側へ軸移動させて先端部1
8を開けば(図6(b))、先端部18の外周形状が燃
料棒下部端栓57の下端凹状部を内側から押圧するとと
もにその内周形状に嵌合係止し、燃料棒下部端栓57の
掴み状態が得られる。
【0042】また、図7に示すように、燃料棒下部端栓
57の下端形状が凸状である場合は、この凸状部外周形
状に対して引込ロッド先端部68の開閉部内形状を両者
が互いに嵌合係止するものに形成しておけば良い。この
場合、先端部68に対して心棒69を尾端部側に引いて
先端部68の閉状態を初期状態とし(図7(a))、引
込ロッド15が移動フレーム20に随伴して水平移動し
て先端部68が燃料棒下部端栓57に達する直前で駆動
装置によって心棒69を燃料棒側へ軸移動させて先端部
68を開いた状態で下部端栓57に達して前記凸状部を
先端部68内に入った時点で再び心棒69を尾端部側に
引いて先端部68を閉じれば、凸状部が先端部68に外
側から挟持されると同時にその外周形状に先端部68内
部形状が嵌合係止し、燃料棒下部端栓57の掴み状態が
得られる。
【0043】以上のような掴み機構によって、所定の引
込ロッド15がそれぞれ対応する燃料棒下部端栓57を
掴んだら、ついで制御部Cは、その掴み状態のまま移動
フレーム20に対して出発地点へ戻るように命令する。
これに従って移動フレーム20が戻り方向へ水平移動す
ると移動フレーム20に随伴する引込ロッド15に伴っ
て燃料棒56も同方向へ引っ張られる。
【0044】移動フレーム20が固定フレーム30に当
接する出発位置まで戻ると、引込ロッド15に引っ張ら
れた各燃料棒56は、ちょうど支持構体50の対応する
燃料棒収納セル内に挿入された状態となり、制御部10
は駆動装置を介して心棒(19,69)を軸方向に駆動
させ、引込ロッド15の先端部(18,68)を開いて
燃料棒下部端栓57を掴み状態から開放する。以上の操
作によって、支持構体50の燃料棒収納セル一列目の燃
料棒57挿入作業が完了する。
【0045】次に、制御部10は、昇降台11を駆動さ
せて引込ロッドユニット14の高さ位置を、一連の引込
ロッド15が支持構体50の燃料棒収納セル2列目の延
長方向に一致するように調節し、2列目に対応する配列
パターンのデータに基づいてロック手段に引込ロッド1
5の移動対象のものと固定対象のものとをそれぞれ選択
させて、それぞれ移動フレーム20、固定フレーム30
へ固定ロックさせた後、移動フレーム20および心棒1
9の駆動を制御しながら所定の燃料棒57を引込ロッド
15を介して対応する燃料棒収納セル内へ挿入する。
【0046】これらの動作を順次最後の列まで繰り返す
ことによって、支持構体50への全燃料棒56の挿入が
連続的に自動で行える。よって、本実施形態の組立装置
によれば、燃料集合体組立の燃料棒挿入作業において、
作業者がマニュアルで行う作業は大幅に低減し、従来に
比べて安全性と共に作業効率の向上が図れる。このよう
にタイロッド57を含む全燃料棒56の支持構体50へ
の挿入が完了した後、上部タイプレート54および下部
タイプレート55をそれぞれ取り付け、チャンネルボッ
クスを装着してBWR燃料集合体が組上がる。
【0047】以上の実施形態においては、引込ロッドユ
ニット14として、9×9配列のBWR燃料集合体に対
応させて9本の引込ロッド15を備えたものを移動装置
に装着した場合を説明したが、本燃料集合体組立装置
は、9×9配列以外の燃料棒の支持構体への挿入作業に
用いることができる。
【0048】まず、引込ロッドユニットは交換可能であ
るので、9×9以外の例えば7×7あるいは10×10
配列の燃料集合体を対象とする場合、引込ロッドを7本
備えたユニット、又は引込ロッドを10本備えたユニッ
トをそれぞれ用意し、燃料集合体のタイプに応じて適宜
ユニットを選択して本装置に装着すれば良い。
【0049】また、本装置は、引込ロッドを選択する手
段を備えているため、燃料棒配列ピッチが同じならば、
考えられる燃料棒数最大規模の水平一列分の引込ロッド
を備えたユニット一つで、必要な本数の引込ロッドのみ
を選択すれば良い。例えば、10本の引込ロッドを備え
た引込ロッドユニットであれば、対象とする燃料集合体
が9×9配列であれば、基本的に10本の引込ロッドの
うち9本を利用可能に選択して他の1本は常に固定フレ
ームに固定ロックしたままにすれば良く、同様に、7×
7配列であれば、基本的に10本の引込ロッドのうち7
本を利用可能に選択して他の3本は常に固定フレームに
固定ロックしたままとすれば良い。
【0050】なお、挿入すべき燃料棒がセットされるマ
ガジン装置に関しても、各配列タイプ毎に燃料棒収納数
を対応させたマガジンを用意しても、また、燃料棒配列
ピッチが同じならば最大収納数に応じたマガジンを用い
てそれより収納燃料棒数が小さくて良い場合に兼用させ
る構成としてもどちらでも良い。
【0051】また、本装置は、上記の如くBWR燃料集
合体を対象とする場合だけでなく、もちろんPWR燃料
集合体を組み立て対象とする場合にも利用できる。この
場合、図9の断面図に示したPWR燃料集合体の構成要
素のうち、碁盤目状の支持格子(グリッド)71に制御
棒案内シンブル管72および計装用案内シンブル管73
を通して組上げた骨格を支持構体70とする。
【0052】通常、PWR燃料集合体の配列は、たとえ
ば14×14,15×15,16×16,17×17,
18×18とBWR燃料集合体に比べて燃料棒74の数
が多い。従って、燃料棒74挿入に用いる引込ロッドユ
ニットも、対応する数の引込ロッドを備えたものとす
る。たとえば、図10の配列パターンに示すような17
×17配列では、17本の引込ロッドを備えたものとす
れば良い。
【0053】もちろん、前述のように、本発明による装
置では、燃料棒引き込みに必要な引込ロッドのみを選択
して駆動させることができるため、燃料棒配列ピッチが
同じならばたとえば18本の引込ロッドを備えたものと
すれば、正方配列の水平一列分が18本以下のすべてに
この引込ロッドユニットを兼用することができる。
【0054】従って、本組立装置において、対象とする
PWR燃料集合体の配列パターン対応する引込ロッドユ
ニットを移動装置12に装着し、支持構体70を組立台
上に設置し、マガジン装置51に所定の配列で燃焼棒7
4をセットすれば、前述のBWR燃料集合体の場合と同
様の操作で、全燃料棒74を、連続的に且つ機械的に支
持構体70の燃料棒収納セル内へ引き込んで挿入するこ
とができる。これら支持構体70への全燃料棒74挿入
が完了した後、上部ノズル75および下部ノズル76を
それぞれ取付ければPWR燃料集合体が組み上がる。
【0055】なお、先端部の掴み機構は、引込ロッド本
体と一体的に形成されたものでも良いが、ロッド本体に
対してこの先端部のみが交換可能に装着されるものとし
ても良い。対象とする燃料棒の下部端栓の下端形状が変
更になった場合、それに適応する掴み機構の先端部を備
えた引込ロッドが配列された引込ロッドユニットごと交
換しても良いが、適応する掴み機構の先端部が交換可能
であれば、引込ロッドユニットは交換する必要はなく、
同じ引込ロッドに対して先端部のみを交換すれば良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の燃料集合
体組立装置によれば、燃料棒集合体の骨格である支持構
体の燃料棒収納セル内への燃料棒挿入作業を連続的に且
つ機械的に行えるため、燃料棒集合体組立工程の自動化
が図れ、作業者の安全性と共に作業効率が向上するとい
う効果がある。
【0057】さらに、本発明の装置は、BWR燃料集合
体およびPWR燃料集合体いずれのタイプにおいても共
用でき、同一工場内の共通設備も燃料棒集合体の組立が
行えるため、設備が必要でそれぞれ別の工場で組立が行
われていた従来方法に比べて設備コストが大幅に低減で
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての軽水炉用燃料集
合体組立装置の全体を示す概略側面図である。
【図2】図1に示した組立装置の引込ロッドユニットお
よび移動装置を含む昇降台の構成を示した部分図であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】図1に示した組立装置における引込ロッドユニ
ットの選択手段およびロック手段を含む移動装置の説明
図であり、(a)は昇降台と移動装置の背面図、(b)
はロック手段部分の固定フレーム内を背面側から見た透
視図、(c)はロック手段部分のほぼ中央を組立台軸心
方向(ロッド移動方向)に沿って切断した端面図であ
る。
【図4】9×9はBWR燃料集合体の配列パターンと対
応するロックピンの選択パターンを示す模式図であり、
(a)は配列パターンの模式図であり、(b)はロック
ピンのロックパターンを示す説明図である。
【図5】図4の配列パターンおよびロックパターンに応
じた移動フレーム側ロックピンの状態を示す模式図あ
り、(a)はロックパターンNo1の場合のロックピンの
ロック状態を示す模式図、(b)はロックパターンNo2
の場合のロックピンのロック状態を示す模式図である。
【図6】引込ロッドのコレットチャック構造による掴み
機構の一例を示す断面図であり、(a)はチャック閉状
態を示す模式図、(b)はチャック開状態によ燃料棒下
部端栓掴み状態を示す模式図である。
【図7】図6とは異なるコレットチャック構造による掴
み機構の一例を示す断面図であり、(a)はチャック閉
状態を示す模式図、(b)はチャック開状態によ燃料棒
下部端栓掴み状態を示す模式図である。
【図8】BWR燃料集合体および燃料棒の概略構成の一
例を示す縦断面図である。
【図9】PWR燃料集合体および燃料棒の概略構成の一
例を示す縦断面図である。
【図10】PWR燃料集合体の配列パターンの一例を示
す模式図である。
【符号の説明】
10:制御部 11:昇降台 12:移動装置 13:レール部 G:ガイロドローラ 14:引込ロッドユニット 15:引込ロッド 16:尾端部 16x:移動側係止孔 16y:固定側係止孔 17:ロッド外郭 18,68:ロッド先端部 19,69:心棒 20:移動フレーム 21,22,23,24,25,26,27,28,2
9:移動側ロックピン 30:固定フレーム 31,32,33,34,35,36,37,38,3
9:固定側ロックピン 40:組立台 41:マガジン装置 50:支持構体(BWR) 51:スペーサー 52:ウォーターチャンネル 53:タイロッド 54:上部タイプレート 55:下部タイプレート 56:BWR燃料棒 57:下部端栓 58:上部端栓 70:支持構体(PWR) 71:支持格子 72:制御棒案内シンブル管 73:計測用案内シンブル管 74:PWR燃料棒 75:上部ノズル 76:下部ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の燃料棒を互いにほぼ平行に間隔
    を開けて束状に保持するために正方格子状配列に従った
    複数の燃料棒収納セルを有する支持構体に対し、燃料棒
    を軸方向に移動させることにより前記収納セル内に燃料
    棒を挿入する軽水炉用燃料集合体組立装置において、 前記支持構体を交換可能に且つ軸心を水平に向けた横倒
    し状態で固定保持する組立台と、 前記軸心の延長方向で組立台の一端側に配置され、組立
    台に保持された支持構体の燃料棒収納セル配列に対応す
    る予め定められた位置及び配列で複数の燃料棒を各燃料
    棒の下部端栓が組立台側に向くように支承するマガジン
    装置と、 前記軸心の延長方向で組立台の他端側に配置された昇降
    台と、 該昇降台に支承され、前記軸心に沿って往復水平移動す
    る移動フレーム及び昇降台上で水平方向の位置が固定さ
    れた固定フレームを有する移動装置と、 該移動装置に交換可能に装着され、組立台に保持された
    支持構体の燃料棒収納セル配列の水平一列分に対応する
    位置及び配列で且つ前記軸心と平行に、それぞれ組立台
    側の先端に燃料棒の下部端栓を掴むことのできる掴み機
    構を有する複数本の燃料棒引込ロッドを配列保持した引
    込ロッドユニットと、 前記移動装置及びそれに装着された引込ロッドユニット
    に組み合わされ、前記燃料棒引込ロッドのうちの一部を
    選択的に前記固定フレームに固定して前記移動フレーム
    による水平移動を阻止すると共に残部の燃料棒引込ロッ
    ドを該移動フレームに固定して該移動フレームによる水
    平往復移動に随伴させるロック手段と、 該ロック手段による燃料棒引込ロッドの前記固定フレー
    ム又は移動フレームに対する固定を予め定められた集合
    体内燃料棒配置パターンのデータに従って前記水平一列
    分毎に切換える選択手段とを備えたことを特徴とする軽
    水炉用燃料集合体組立装置。
  2. 【請求項2】 前記引込ロッドが駆動装置によって軸方
    向に往復移動する心棒を備え、前記掴み機構は該心棒の
    往復移動によって径方向に開閉するコレットチャック構
    造を有し、チャックが閉じた状態においては、先端形状
    がほぼ流線形状を有することを特徴とする請求項1に記
    載の軽水炉用燃料集合体組立装置。
  3. 【請求項3】 前記引込ロッドの先端に掴み機構が交換
    可能に装着されていることを特徴とする請求項1に記載
    の軽水炉用燃料集合体組立装置。
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