JP2001099618A - 顕微鏡画像における深度選択の方法および装置 - Google Patents

顕微鏡画像における深度選択の方法および装置

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JP2001099618A
JP2001099618A JP2000200394A JP2000200394A JP2001099618A JP 2001099618 A JP2001099618 A JP 2001099618A JP 2000200394 A JP2000200394 A JP 2000200394A JP 2000200394 A JP2000200394 A JP 2000200394A JP 2001099618 A JP2001099618 A JP 2001099618A
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obxy
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cos
sin
equation
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Guenter Schoeppe
シェッペ (原語表記)Guenter Schoeppe ギュンター
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Carl Zeiss Jena GmbH
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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/30Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 顕微鏡画像における深度選択の方法。 【解決手段】周期的に変化する明度曲線を有し、且つn
を2より大きい整数として格子定数の1/nだけ変位す
る投射構造によって、表面情報を検出する方法におい
て、投射画像は、CCDカメラによって検出され、各画
像点に対して、その都度の格子位相を乗じた明視野輝度
を表示する情報が検出され、これらの画像から正弦成分
および余弦成分が抽出され、式 I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Iobxy*m*cos x が構成
され、 m = Iobxy*√(sinx+cos x)
/Iobxy によって、変調度mを計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡画像におけ
る深度選択の方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構築された照明によって、顕微鏡画像に
おける深度測定を実施したり、焦点面の外側にある画像
部分を抑制したりすることが知られている(ツァイスの
アクシオマップ、WO 97/06509、WPO 9
8/45745)。US 5493400 (DE 9
308486U)においては、傾斜格子投影がくさび形
のガラス物体によって、可変の方向へ生成される。
【0003】この方法の基本は、干渉顕微鏡検査法から
導かれた方法であり、該方法においては、物体平面に投
影された周期的構造物が干渉じまとして解釈され、それ
に伴って、可能な評価が実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのために、格子が物
体平面に結像され、格子定数の分数の整数部だけ所定の
時間の間、変位する(位相シフト法)か、またはステッ
プ・バイ・ステップで変位する(位相ステップ法)。各
時間間隔において、ないし格子の各位置から、ピクセル
同期のCCDカメラによって、1つの画像が挿入され、
複数の画像が互いに相殺される。
【0005】
【課題を解決するための手段】格子周期の方向、例え
ば、x方向、のsin曲線またはcos曲線の輝度
変化を有する格子が格子定数の1/4だけ3回その都度
変位する場合に、これらの関係を最も簡単に見通すこと
ができる。(原則的には、格子定数の1/2未満の各分
数整数部だけ変位する場合に、該方法が機能する。)
【0006】その場合に、ホーム・ポジションの画像
は、格子線の方向に垂直な正弦曲線の輝度変調(sin
x)を有する画像として示され、その隣の画像はco
s xとして示され、その次の画像は−sin xとして
示され、最後の画像は−cosxとして示される。それ
に伴って、明視野にその都度の格子位相を乗じたものを
示す情報が各画像点に対して存在する。この原点情報か
ら、一連の興味深い情報を導き出すことができる。
【0007】該4個の画像は、次のように表現すること
ができる。 1. Ixy1=0.5 Iabxy*(1+m*sin x) 2. Ixy2=0.5 Iabxy*(1+m*cos x) 3. Ixy3=0.5 Iabxy*(1−m*sin x) 4. Ixy4=0.5 Iabxy*(1−m*cos x)
【0008】但し、Iabxyは、物体位置x,yから
結像まで寄与する輝度(反射率、伝達率、蛍光性)であ
り、mは格子画像の変調度である。1式から3式を減
じ、2式から4式を減じると、次式が得られる。 I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Iobxy*m*cos x
【0009】この処置によって、同一部分がゼロにな
る。逆に、3式を1式に加え、4式を2式に加えると、
両方の場合において、三角関数を有する画像内容の変調
がゼロになる。明視野画像AないしAが得られる。 A:Ixy=Iyx3+Ixy1=obxy すなわち、これら4個の部分画像の中に、2個の完全な
明視野画像が含まれている。
【0010】三角関数を有する変調mによって、正確な
焦点面までの距離に関する情報がこれらの画像に印加さ
れている。使用される格子定数、対物レンズの絞り、波
長、および焦点面までの距離に応じて、結像の変調度m
が変化する。対物レンズ、光源および格子の使用におい
て、最初の影響要因は、不変のままである。すなわち、
変調度は、所与の配列において、集束の関数である。
【0011】個別に二乗し、次に加えることにより、三
角関数のピタゴラスの定理を使用して、I式およびII式
から、明視野情報をこの変調度に乗じたものを計算する
ことができる。 m=Iobxy*√(sin x+cos x)/I
obxy
【0012】mを場所の関数としてのみ表示すると、画
像点との間の「距離画像」が得られる。明視野を貫く分
割を除外すると、共焦点顕微鏡において得ることができ
る情報とほとんど同一の情報が得られる。物体の特性
は、最適焦点面との距離が増すにつれて、一層、輝度が
減少する状態で表示される。すなわち、物体の一定の層
が表示される。
【0013】変調度mは m≦1 であるので、累乗に
よる深度選択度は増大する。範囲の選択によって、すな
わち、表示の域値の設定によって、幾分厚い層を合成画
像に単独に表示することが可能であり、その際に、焦点
から離れて存在するものすべてが限界値によって、表示
から排除される。一般に使用されるCCDカメラによっ
て変調格子が表示される際の信号とノイズの関係、格子
変位の際のステップ誤差、検出の際の非線形性、および
支持点の個数によって、これらの可能性が制約される。
【0014】原則的には、これまで記述した部分画像か
ら物体の次の情報が得られる。 1. 変調格子構造を有しない完全明視野(A
)。 2. 物体領域と(方向を有しない)正確な焦点との
「距離情報」(m)。 3. 焦点からの距離が増大するにつれて、より暗くな
る物体の明視野情報(共焦画像)(A*m) 4. 焦点の周囲の薄い層のみが完全明視野として表示
されるような画像(mにおけるA>限界値) 5. mの累乗によって選択可能な焦点の周囲のより小
さい領域
【0015】中央照明の場合は、焦点面の外側に存在す
る画像点が、焦点外にあろうと、焦点内にあろうと、画
像は、何ら情報を取得しない。しかし、傾斜格子投影に
よって、この情報を得ることは、好都合にも、可能であ
る。物体の高さに応じて、格子線は、照明の投射方向に
幾分変位する。
【0016】上述の式IおよびIIから、干渉顕微鏡検査
に類似の分割によって、位相情報ψ xyがピクセル的に
得られる。 ψxy=arctan*sin x/cos x その場合に、変調度および物体輝度がゼロになる。それ
と同時に、その都度のピクセルが焦点面の上方にあろう
と、下方にあろうと、(それはどういう意味なのか。ど
の事象が進展しているのか。)を決めることができる。
【0017】ψの符号によって、その都度のピクセルが
焦点面の上方にあるのか、下方にあるのかが判定され
る。その場合に、正号が上方を意味するのかまたは下方
を意味するのかおよび逆を意味するのかは、装置技術の
実情および方法に則った取決めによって、左右される。
【0018】わずかな変調しかない領域ないし変調が全
くない領域が存在する場合は、通例、表面プロファイル
の再構築アルゴリズム、特に強固に構築された物体にお
ける表面プロファイルの再構築アルゴリズムは、エラー
を示すかまたは全く機能を発揮しない。上述のうちの最
後の状況に遭遇することがある。その場合は、反対方向
の投射を有する照明用のその都度の4個の画像が得られ
る。投射に依存するひずみは、合成画像を追加すること
によって、補正される。
【0019】最初の「画像カルテット」を2番目の画像
カルテットと比較することによって特定されるのは、位
相自体ではなく、格子線の反対方向の位置である。その
場合に、追加的に、変調度を共に決定し、且つ変調が所
定の限界値の下方にあるこのような領域を数学的方法に
よって表示から除去することが、有利である。
【0020】画像Aの格子の線を画像Aに向かっ
て、所定の方向に変位させると、このことは、配列によ
って限定された関係から制約された集束ずれの方向を意
味する。既知のアルゴリズムとは対照的に、この処理法
によって、限界的に構築された物体および/または奥深
くまで延びている物体も許容されるし、且つ顕微鏡の中
にそれなりに存在する微動装置に関連して、種々の平面
から物体の画像を取得することによって、このような物
体の三次元再構築も許容される。
【0021】傾斜照明を使用すると、深度選択および画
像の横分解能に対して、さらなる利点がある。傾斜表面
を有する正規の反射表面の場合は、傾斜格子投射には、
さらなる利点がある。反射によって、復帰情報は、表面
要素の二重傾斜角の周りに反射される。最高の絞りを有
する対物レンズを使用する場合も、これによって検査可
能領域の限界が≦36になる。物体単体の焦点位置内
と焦点位置外を区別しない前述の方法における可能傾斜
領域は、傾斜投射によって、90とは異なる角度だけ
拡大することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】アクシオマップにおいては、co
曲線の輝度変化を有する格子を有するスライダは、
明視野ダイアフラム平面へ動かすことができた。格子と
の開口絞りの間には、2個の同一のくさびを有する切換
可能なキャリアが存在していたが、反対方向に取付けら
れていた。それによって、照明の傾斜を変化させること
ができた。
【0023】この装置の短所は、1つの状態からもう1
つの状態への切換時間が長いということであった。また
は、付属装置を改修しなければ、中央照明の可能性がな
かった。これらの短所は、新しい装置においては、回避
される。
【0024】装置 図示されていない顕微鏡の明視野ダイアフラム平面に挿
入可能的には図示されていないスライダにおいて、望ま
しくはcos曲線の輝度曲線を有する格子Gが堅固に
組込まれている。格子定数は、信号の輝度曲線の良好な
再構築性の良好な妥協の故に、格子周期がCCDカメラ
の約8〜12ピクセルになるように同調されている。
(これらの条件の下で、実際の値の95%の確実性を有
する変調深度が再現される。)
【0025】図1において、格子と図示されていない照
明器のコリメータ・レンズの間に、面積計マイクロメー
タPMが配置され、該マイクロメータは、スキャナS
(例えば、検流計スキャナ)によって段階的に駆動され
且つ回転軸Aの周りに傾斜させられる。フラット・フェ
ース・プレート3−4をその都度、格子定数の1/4だ
け傾斜させることによって、物体平面における格子の変
位調整が実現するように、スキャナは制御される。その
場合に、スキャナの走査領域は、部分的にのみ、例えば
30%だけ、利用される。
【0026】格子と図示されていない絞りダイアフラム
の間に、薄いくさびK1(プリズム体)が回転可能な状
態で2個のストッパに当たるように配置されている。も
う1個のほぼ同一のくさびK2がフラット・フェース・
プレートPMと後続の図示されていないレンズの間に配
置されている。第1ストッパにくさびK1が当たって両
方のくさびが重なることによって、第1方向のの絞りダ
イアフラムの画像が格子線に垂直に変位し、もう1個の
ストッパに同じ量だけ当たることによって反対方向に変
位する。
【0027】3−4の調整が行われた後で、スキャナ
は、ストッパ位置まで動き、その時に、切換スプリング
によって、可動くさびを切換えて両方のストッパ位置の
うちの1つに位置させる。そこにおいて、該くさびは、
機械的フリップ・フロップによってロックされる。これ
は、図2に示されている。
【0028】くさびK1は、ホルダH(2方向に傾斜可
能)の中に、光学軸AS周りに回転可能に配置されてい
る。スキャナ軸Aは、つまみMを有し、該つまみは、ま
ず、上方つまみMOまたは下方つまみMUを経由してス
トッパ位置に到達したときに、ホルダに作用し、上方ス
トッパAOおよび下方ストッパAUの間でホルダが交換
されるようにする。
【0029】固定くさびK2および可動くさびK1は、
結果としての作用を発生させ、該作用によって、格子線
に垂直な方向に、対物レンズ絞りプレートの中の絞りダ
イアフラムの偏心が結果的に発生する。それに関連し
て、傾斜照明が1方向に発生する。該方法の別の段階に
おいて、スキャナが他方のストッパの近傍に移動するの
で、可動くさびが他方のストッパに当たるように切換え
られ、反対方向の投射を有する傾斜照明が発生する。
【0030】傾斜照明がない場合の評価の更なる可能性
として、バリヤによって可動くさびが中間位置に保持さ
れ、そのために、顕微鏡対物レンズの出口絞りプレート
の中の絞りダイアフラムの画像の停止が全く発生しな
い。
【0031】種々の調整の切換えは、非常に迅速(約2
−3msで)に行われる。該動きの精度は、難なく、格
子定数の約1/1000の要求精度を達成する(そうで
なかったら、たいてい、2〜4倍の格子空間周波数を有
する望ましくないしま構造が評価画像内に発生する)。
【0032】画像データを取得するには、ピクセル同調
カメラが必要である。一般に、8ビットのデータ深度で
十分である。CCDカメラの線形性は、調波のない画像
構造を生成するには、不十分である。この欠陥は、アク
シオマップに場合のように、ロック・アップ・テーブル
によって除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の構造図
【図2】くさび方向切替の原理図
【符号の説明】
K1 可動くさび K2 固定くさび G 格子 PM 面積計マイクロメータ S スキャナ A スキャナ軸 H ホルダ MO 上方つまみ MU 下方つまみ M つまみスプリング AO 上方ストッパ AU 下方ストッパ AS 光軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に変化する明度曲線を有し、且つ
    nを2より大きい整数として格子定数の1/nだけ変位
    する投射構造によって、表面情報を検出する方法におい
    て、 投射画像は、CCDカメラによって検出され、 各画像点に対して、その都度の格子位相を乗じた明視野
    輝度を表示する情報が検出され、 これらの画像から正弦成分および余弦成分が抽出され、 それらから I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Iobxy*m*cos x が構成され、 そして、I式およびII式から変調度mが計算され、 m = Iobxy*√(sinx+cos x)/Iobxy 表示用に使用されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 さらに、変調格子構造を有しない明視野
    画像Aが構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した方法
    において、 周期的に変化する明度曲線を有し、且つnを2より大き
    い整数として格子定数の1/nだけ変位する、投射構造
    によって、表面情報を検出するための方法であって、 投射画像は、CCDカメラによって検出され、 各画像点に対して、その都度の格子位相を乗じた明視野
    輝度を表示する情報が検出され、該明視野輝度は、 1. Ixy1=0.5 Iobxy*(1+m*sin x) 2. Ixy2=0.5 Iobxy*(1+m*cos x) 3. Ixy3=0.5 Iobxy*(1−m*sin x) 4. Ixy4=0.5 Iobxy*(1−m*cos x) と表記される方法であって、 1式から3式を減じ、2式から4式を減じることによっ
    て、I式およびII式が I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Iobxy*m*cos x となり、 I式およびII式から変調度mが計算され、 m=Iobxy*√(sin x+cos x)/I
    obxy によって、表示用に使用されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した方法において、1式
    に3式を加え、2式に4式を加えることによって、両方
    の場合において、画像情報の変調が三角関数と共に消滅
    し、4個の部分画像から完全な明視野画像AないしA
    :Ixy=Iyx3+Ixy1=obxy が取得されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちの1つにおいて、 1.変調格子構造を有しない完全明視野画像(A,A
    )および/または 2.正確な焦点からの物体領域の「距離」(方向なし)
    (m)および/または 3.焦点からの距離が増大するにつれて明度が減少する
    物体からの明視野情報(共焦点画像)(A*m)および
    /または 4.焦点の周りの薄い層のみが完全明視野として表示さ
    れるような画像(m>限界値)および/または 5.nが1パーセントより大きいmからの画像 が表示用に使用されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 周期的に変化する明度曲線を有し、且つ
    nを2より大きい整数として格子定数の1/nだけ変位
    する、投射構造によって、表面情報を検出するための方
    法において、 投射画像は、CCDカメラによって検出され、 該構造は、90度とは異なる角度で投射され、且つ、そ
    の都度、照明用のn個の画像が、反対方向のほぼ等しい
    投射角において検出され、 これらの画像からその都度、1個の合成画像が得られ、 これらの画像は、別個に、1対の立体図として、および
    /または加えられた状態で、表示されることを特徴とす
    る方法。
  7. 【請求項7】 周期的に変化する明度曲線を有し、且つ
    nを2より大きい整数として格子定数の1/nだけ変位
    する、投射構造によって、表面情報を検出する方法にお
    いて、 投射画像は、CCDカメラによって検出され、 各画像点に対して、その都度の格子位相を乗じた明視野
    輝度を表示する情報が検出され、 これらの画像から正弦成分および余弦成分が抽出され、
    それらから I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Ioabxy*m*cos x が構成され、 その都度のピクセルを焦点面の上方または下方に割当て
    るために、I式およびII式から除法によって位相情報ψ
    xy ψxy=arctan*sin x/cos x が得られることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 周期的に変化する明度曲線を有し、且つ
    nを2より大きい整数として格子定数の1/nだけ変位
    する、投射構造によって、表面情報を検出する方法にお
    いて、 投射画像は、CCDカメラによって検出され、 該構造は、90度とは異なる角度で投射され、 且つ、その都度、照明用の4個の画像が、反対方向の等
    しい投射角において検出され、 該画像は、 1. Ixy1=0.5 Iobxy*(1+m*sin x) 2. Ixy2=0.5 Iobxy*(1+m*cos x) 3. Ixy3=0.5 Iobxy*(1−m*sin x) 4. Ixy4=0.5 Iobxy*(1−m*cos x) と表記される方法であって、 1式から3式を減じ、2式から4式を減じることによっ
    て、I式およびII式が I. Ixy=Iobxy*m*sin x II. Ixy=Iobxy*m*cos x となり、 その都度のピクセルを焦点面の上方または下方に割当て
    るために、I式およびII式から除法によって位相情報ψ
    xy ψxy=arctan*sin x/cos x が得られることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 光学軸周りに回転可能なプリズム体1個
    以上および光学軸に対して傾斜可能なフラット・フェー
    ス・プレート1個を介して、1つの表面に投射された1
    個の格子の投射方向を変化させるための配置であって、 少なくとも三つの傾斜ステップの後でプリズム体の方向
    が変化するように、フラット・フェース・プレートの傾
    斜運動の制御がプリズム体の回転運動と連動しているこ
    とを特徴とする請求項1〜8のうちの1つに従って変化
    させるための配置。
  10. 【請求項10】 第2の固定プリズム体をビーム路に備
    えたことを特徴とする請求項9に記載の配置。
JP2000200394A 1999-07-01 2000-07-03 顕微鏡画像における深度選択の方法および装置 Pending JP2001099618A (ja)

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