JP2001097160A - エアーバッククッション並びに乗り物用拘束システム - Google Patents

エアーバッククッション並びに乗り物用拘束システム

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JP2001097160A
JP2001097160A JP2000229503A JP2000229503A JP2001097160A JP 2001097160 A JP2001097160 A JP 2001097160A JP 2000229503 A JP2000229503 A JP 2000229503A JP 2000229503 A JP2000229503 A JP 2000229503A JP 2001097160 A JP2001097160 A JP 2001097160A
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cushion
panel
cloth
seam
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Ramesh Keshavaraj
ラメシュ・ケシャバラジ
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Milliken and Co
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クッション自身内の利用可能な膨張エアースペ
ースの容量が大きく、継ぎ目の少ないエアーバッククッ
ションを提供する。 【解決手段】エアーバッククッションは、少なくとも2
つの布パネルか、単一の布パネルの少なくとも2つの部
分を接続するための少なくとも1つのほぼ真っ直ぐな継
ぎ目を具備するエアーバッククッションであり、0.1
1より小さい有効継ぎ目使用ファクターと、約0.03
30よりも小さい有効布使用ファクターとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クッション自身内
の容量の大きい利用可能な膨張エアースペースに関連付
けられた、少ない(少なくとも2つの布パネル、もしく
は布パネルの部分相互取着するための)継ぎ目を有する
エアーバッククッションに関する。これら関連付けられ
た要素は、有効継ぎ目使用指標(膨張エアースペースの
全容積で、全継ぎ目の全長を割った値である)有効継ぎ
目使用指標として規定されたものと組合わされている。
【0002】
【従来技術】この明細書で開示されている全ての米国特
許は、参照として組み入れられる。乗用車で使用されて
いる膨張可能な保護クッションは、比較的複雑な受身の
拘束システムである。これらシステムの主な部品は、衝
撃感知システムと、点火システムと、推進材と、装着装
置と、システム覆い体と、膨張可能な保護クッションと
である。そして、衝撃を感知したときに、推進が点火さ
れて、クッションを充填しているガスの爆発的な解放を
生じさせ、展開状態となる。この展開状態で、身体の前
方への移動の衝撃を吸収することができ、ガスの急速な
排気によりエネルギーを放散させることができる。そし
て、これら動作の全体のシーケンスは、約30ミリ秒内
で生じる。膨張されていない状態で、クッションは、保
護される搭乗者もしくは物に近接してクッションを配置
するステアリングコラム、ダッシュボードの中もしくは
近く、ドアの中、または、フロントシートの後ろの中に
収容されている。
【0003】エアーバックシステムと通常称されている
膨張可能なクッションシステムは、乗り物の運転者と搭
乗者との両者を保護するためにかっては使用されてい
た。運転者の保護のためのシステムは、乗り物のステア
リングコラム内に通常は装着されており、運転者に向か
って直接膨張可能なクッション構造を利用している。こ
れら運転者用のクッションは、代表的には、これらが運
転者とステアリングコラムとの間のかなり小さい予め規
定された領域全体に渡って機能するような比較的簡単な
構成である。このような構成の一例は、1996年7月
9日にNelsen et alに特許された米国特許
No.5,533,755に開示されている。この技術
は、ここでは参照として含まれている。
【0004】前方もしくは側方に対する搭乗者の保護に
使用される膨張可能なクッションは、搭乗者の位置が予
め規定されておらず、かつ搭乗者と衝突のときに搭乗者
が当て付けられるであろう乗り物の表面との間が比較的
大きいので、比較的複雑な構成と一般的にはしなければ
ならない。このような状況のもとで使用される従来のク
ッションは、1996年5月28日にBishopに付
与された米国特許No.5,520,416、1995
年10月3日にKricklに付与された米国特許N
o.5,454,594,1995年6月13日にHo
wthonに付与された米国特許No.5,423,2
73,1994年5月31にYamajiet alに
付与された米国特許No.5,316,337、199
4年5月10日にWehnerに付与された米国特許N
o.5,310,216、1992年2月25日にWa
tanabeに付与された米国特許No.5,090,
729、1992年2月11日にWallnerに付与
された米国特許No.5,087,071、1990年
6月31日にBackhausに付与された米国特許N
o.4,944,529,そして、1974年2月19
日にBuchnerに付与された米国特許No.3,7
92,873に開示されている。これら特許は、ここで
は参照として含まれている。
【0005】商業的に使用されている拘束クッションの
多くは、ポリエステル、ナイロン6、もしくはナイロン
ー6,6ポリマーのような複合フィラメント樹脂ヤーン
材料を利用した織布で形成されている。このような使用
のための代表的な織物は、1990年5月1日にBlo
chに付与された米国特許No.4,921,735,
1992年3月3日にKrummheuer et a
lに付与された米国特許No.5,093,163,1
992年5月5日にMenzelに付与された米国特許
No.5,110,666,1993年8月17日にS
wobodaに付与された米国特許No.5,236,
775,1994年10月18日にKrummheue
rに付与された米国特許No.5,356,680,1
995年12月26日にKrummheuerに付与さ
れた米国特許No.5,477,890,1995年4
月16日にKrummheuerに付与された米国特許
No.5,508,073,1996年4月2日Bow
er et alに付与された米国特許No.5,70
4,402、並びに1998年1月6日にBowenに
付与された米国特許No.5,704,402に開示さ
れている。これら特許は、ここでは参照として含まれて
いる。
【0006】評価されるように、クッション構造の通気
性は、衝突のときの膨張とこれに続く急速な排気との速
度を決定するための重要なファクターである。クッショ
ンの全体の通気性を制御するために、クッションの異な
る領域で別々の材料を使用することが好ましい。かくし
て、クッション構造においての幾つかの織布パネルが、
有用なデザイン態様となることが立証されている。ま
た、クッション構造における複数の織布パネルの使用
は、比較的複雑な3次元の幾何学的形態の発展を果たし
ている。これら幾何学的形態は、フルボディが望まれて
いる搭乗者の側方での適用のためのクッションの形成に
有用である。複合織布パネルの使用は、通気性の取り扱
いと幾何学的デザインとにおいては幾つかの効果を有す
るけれども、搭乗者の側方の拘束クッションのための複
合織布パネルの使用は、複合曲線の継ぎ目を含む複合の
異なる幾何学的形態を有するパネル集合体を歴史的に必
要としている。
【0007】評価されるように、基材から裁断されたパ
ネル構造における重要な考慮は、パネルの閉じるように
パックされた入れこによる固定領域から切断され得るパ
ネルの数を最大にする能力である。クッションのパネル
を作る異なる幾何学的形態の数を最小にすることと、ほ
ぼ真っ直ぐな線の外縁形状を有する幾何学的形態の使用
とは、基材から裁断されるパネルの数を多くすることが
知られている。ほぼ真っ直ぐな線の形態を有するパネル
の使用は、ほぼ真っ直ぐな継ぎ目を使用して互いに取着
され得るか、ジャガーもしくはドビー織機を使用した織
り工程の間に実質的に形成され得る追加の効果を有す
る。ほぼ直線の形態を有するパネルの使用は、これらパ
ネル相互がほぼ真っ直ぐな(直線状の)継ぎ目を使用し
て互いに取着され得るか、上ジャガーもしくはドビー織
機を使用した織り工程の間に実質的に形成され得る付加
の効果を有する。本発明の目的にとって、“継ぎ目(s
eam)”という用語は、別々の織布パネル間、もしく
は同一織布パネルの別々の部分間の取着点として理解さ
れる。かくして、継ぎ目は、糸等で縫われるか、超音波
ステッチング等により融着されるか、単に例としてのジ
ャガーもしくはドビー織機等により織られるか等であ
る。本発明での継ぎ目の長さに関する鍵となる点は、必
要な労力が最小で、大きい利用可能な膨張空間を有する
クッションを形成可能な能力を有する能力に属する。パ
ネルもしくはパネルの部分を互いに接続する縫製、融着
等の処理は、エアーバッククッションを製造するたのに
必要な時間を長くしているので、必要な継ぎ目の長さを
減じることにより果たされる作業時間を短くすることが
非常に望まれている。かくして、ほぼ直線的な継ぎ目の
形態は、より安価なエアーバックの製造方法を提供す
る。
【0008】しかし、エアーバッククッションを製造す
るのにほぼ真っ直ぐな継ぎ目を利用したとしても、大き
い寸法の製造のための労力の必要な裁断操作と縫製操作
とが必要である問題がある。かくして、エアーバックク
ッションを製造する時間を短くすると同時に、膨張の間
に目的のエアーバッククッションを膨張させるのに充分
な空気(ガス)のための容積(以下に“利用可能な膨張
エアースペースと称する)を可能とする最多の布を与え
る必要性がある。このような望ましい方法並びに製品
は、搭乗者に最大の保護領域を与えるように比較的多い
空気(ガス)のための比較的多くの布が、上述したよう
に必要とされている、搭乗者の側方のエアーバックのた
めには、特に利用できない。多くの布が必要な場合、こ
れは、一般的に、布パネル相互を接続並びに取着するの
に長い継ぎ目が必要となることに転換され、これは、さ
らに、縫製等の処理に必要な時間が長くなることに転換
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かくして、全体のクッ
ション製品を製造するために継ぎ目が短く、大きい利用
可能な膨張エアースペース容積を有するエアーバックク
ッションが必要とされている。従来技術は、このような
効果、もしくは効果を示すものはではなかった。
【0010】さらに、エアーバック用の布を形成するた
めの費用は、比較的高く、このような費用を易くするこ
とが一般的に望まれているので、(裁断工程は、労力費
用に反映されるので)裁断される必要がある布の使用量
を効果的に少なくすることが望まれており、(ダッシュ
ボード、ドア等での利用可能な空間は、自動車内で重要
視されているので、自動車内のエアーバックモジュール
のサイズを減じるために)実質的に低いパッキング容積
を得るために使用される布の量を減じており、また、他
の非常に望まれている理由と同様に、(船積みコストの
低減に反映される)製品の船積み重量の軽減も望まれて
いる。しかし、クッション製品の利用可能な膨張エアー
スペース容積を減じることがなく、利用される布の量を
減じることは、かって問題があった。かくして、布の量
を最小にし、同時に、膨張の間に目的とするエアーバッ
ククッションを膨張させるのに充分な体積の空気(ガ
ス)を供給することを可能にしながら(ここでは“利用
可能な膨張エアースペース”としてのべられている)、
同時に、エアーバッククッションの製造時間を減じるこ
とが望まれている。このような望ましい方法並びに製品
は、搭乗者に最大面積の保護領域を与えるために比較的
大きい空気(ガス)体積を、上述したように、必要とし
ている、特に、搭乗者の側方用のエアーバックのため
に、利用することはできなかった。比較的多くの布を必
要とすると、これは、布パネル相互を接続並びに取着す
るのに比較的長い綱決めが必要となり、これは、裁断、
縫製等の処理のために必要な時間を長くしている。さら
に、目的とするエアーバッククッション内の利用可能な
膨張エアースペースの容積を充分に確保しながら、全体
の継ぎ目長さの低減と、利用される布の必要量を低減す
ることとを同時に可能にすることは従来技術では論じら
れていない。かくして、全体的なクッション製品を製造
するために必要な継ぎ目の長さと布の量とを少なくて、
利用可能な膨張エアースペースの容積が大きいエアーバ
ッククッションを製造することが要求されている。上述
したように、従来技術は、このような影響に対して論じ
られておらずまた、進展もされていなかった。
【0011】上記観点から、本発明の目的は、乗り物用
拘束システムで利用するための安価で製造の容易なエア
ーバッククッションを提供することである。“乗り物用
拘束システム”という用語は、膨張可能な乗り物用拘束
クッションと、(膨張手段、点火手段、推進材等の)機
械的並びに化学的部品との両方を意味するように意図さ
れている。本発明のさらに特別な目的は、目的とするエ
アーバッククッションが、好ましくは、少量の布で形成
され得、これの複数の布部材を互いに取着させるための
継ぎ目が全てほぼ直線である(上述したように、他の形
態の継ぎ目が、全体的に必要な有効継ぎ目使用ファクタ
ーが満たしている限りは使用され得るけれども)、乗り
物用拘束システムを提供することである。本発明の他の
目的は、エアーバッククッション内に膨張容器(inf
lator can)を配置するための一体的にループ
状にされたポケットを有し、製造に対して少ない労力で
容易に組み立てられ得、利用される布の量を全体に渡っ
て実質的に減じることができるために労働コストを低く
することができる、エアーバッククッションを提供する
ことである。本発明のさらなる目的は、利用可能な膨張
エアースペース容積が最大であり、かつクッションを製
造するために必要な1もしくは複数の継ぎ目の長さが最
小であり、クッションを製造するための布の使用量が最
低の、エアーバッククッションを備えた乗り物用拘束シ
ステムを提供することである。本発明の他の目的は、簡
単で構造的に優れたデザインのエアーバッククッション
を(構成部品を互いに継ぐのに必要な労力レベルが低い
ために)安価に製造するための方法を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】具体的並びに広く説明さ
れるように、本発明の意図に係わり、かつ前記目的並び
に他の目的を達成するために、本発明は、少なくとも1
つの継ぎ目によって接続される少なくとも2つの布部を
有し、0.11より小さい有効継ぎ目使用ファクター
(effective seam usage fac
tor)と、約0.0330よりも小さい有効布使用フ
ァクターeffective fabric usag
e factor)とを有するエアーバッククッション
を提供する。ここで、前記有効継ぎ目使用ファクターと
は、継ぎ目使用指標(seam usage inde
x)から導かれ、この指標は、エアーバッククッション
内の利用可能な膨張エアースペースの全容積(ミリメー
トルで計算されている)で、エアーバッククッションに
存在している全継ぎ目の全長(メートルで計算されてい
る)を割った値として規定されている。このもしくはこ
れら継ぎ目自体は、これらに限定されることはないが、
糸による縫製、高周波縫製等を含む既知の処理によりな
され得る。上述した“利用可能な膨張エアースペース”
という用語は、膨張の間、そして、この結果の膨張状態
となったときの、エアーバッククッションの中に膨張ア
ッセンブリーから供給される空気(ガス)の体積を意味
している。このようなエアーバッククッションは、好ま
しくは、各継ぎ目が特定の形態を有していなければなら
ないけれども、少なくとも1つのほぼ真っ直ぐな継ぎ目
を一般的に有さなければならない。実際、このような特
定の形態のエアーバッククッションを製造するために、
最終製品を形成するのに必要な編み、縫い等の量は非常
に少なくなければならないことは、明らかである。本発
明で可能ではあるけれども、屈曲した継ぎ目は、目的と
するクッションの異なる布部品相互を取着するためいに
潜在的な長い糸を必要としている。この結果、屈曲もし
くは他の真っ直ぐではない継ぎ目の使用は、少なくしな
ければならない。
【0013】かくして、本発明のエアーバッククッショ
ンの有効継ぎ目使用ファクター(これは、上述した使用
指標式で規定されているような)は、約0.11未満、
好ましくは、0.10未満、さらに好ましくは、0.0
9未満、さらに好ましくは、0.07未満、そして、さ
らに好ましくは、0.06未満である。この結果、エア
ーバッククッション内の利用可能な膨張エアースペース
の容積は、継ぎ目の長さが絶対的な最小値に減じられた
状態で、可能な限り大きくされ得る。
【0014】前記布使用ファクターは、有効布使用指標
(effective fabric usage i
ndex)から導かれ、この指標は、エアーバッククッ
ション内の利用可能な膨張エアースペースの全容積(リ
ッターで計算されている)で、エアーバッククッション
を製造するのに必要な布の全量(平方メートルで計算さ
れている)を割った値として規定されている。充分に低
い有効布使用ファクターを呈するために、布の量が非常
に少なく、利用可能な膨張エアースペースの容積が大き
いことが必要である。勿論、エアースペースの容量は、
継ぎ目使用ファクターと布使用ファクターとの両者の測
定が同じバックに対してなされているので、各ファクタ
ーに対して同じであろう。このようなエアーバッククッ
ションは、非常に短い継ぎ目(好ましくは、直線の継ぎ
目)の利用によって接続が必要な少なくとも2つの布パ
ネルを有していなければならない。本発明のバックは、
前記布パネルの特別な形態によって、非常に大きい利用
可能な膨張エアースペース容積を与えることができる。
このような形態は、ウエブからパネルを裁断することに
より使用されない布の破棄を少なくすることにより、布
ウエブのより有効的な利用を可能にしている。さらに、
布パネルは、好ましくは、(両者がが同じ形態の場合に
は)互いに重ねて、一緒に縫うことにより一緒に接続さ
れ得るか、単一の布パネルの同様の形状の部分同志が互
いに重なるように折られて、縫われることにより接続さ
れ得る。かくして、この二次元のディメンションのクッ
ションは、膨張の場合には三次元のディメンションに膨
張され得、衝突の間に搭乗者を保護するのに必要な有効
範囲量を提供する。好ましい実施の形態が以下に詳述さ
れる。 本発明のエアーバッククッションの前記有効布
使用ファクター(上述したように、関連した継ぎ目使用
指標式で規定されている)は、約0.033未満、好ま
しくは、0.030未満、さらに好ましくは、0.02
9未満、さらに好ましくは、0.028未満、そして、
さらに好ましくは、0.027未満である。かくして、
利用可能な膨張エアースペースの容積は、衝突時の自動
車内の搭乗者を充分に保護しながら、使用される布の量
が絶対的な最小値に減じられた状態で、可能な限り大き
くされ得る。
【0015】一体的な構造は、全継ぎ目の長さが幾分短
いけれども、利用可能な膨張エアースペースの容積が一
般的に小さい。運転者の側方のエアーバックは(全長が
比較的長い)多くの継ぎ目、特に屈曲した継ぎ目と、比
較的小さい容量の利用可能なエアースペースとにより一
般的に形成されている。従来の搭乗者の側方用のエアー
バックは、多くの比較的長い継ぎ目を有する複雑の継ぎ
処理と、多量の布とを必要としている。このような搭乗
者の側方用のエアーバックの利用可能な膨張エアースペ
ースの容積は、むしろ大きいけれども、利用される継ぎ
目の全ての全長は、指標内で上述した有効継ぎ目使用フ
ァクターを満たすのには、非常に長すぎるし、また、使
用される布の全大きさは、前記指標内で上述した好まし
い有効な布使用ファクターを満たすのには、非常に大き
過ぎる。かくして、本発明のクッションは、製造が比較
的容易で、布パネル部品の縫製もしくはこれに類似の接
続処理に比較的労力を必要せず、また、がかからず、布
の使用量が少なくて済みながら、衝突時の搭乗者に対し
て最大の保護に対する最適に大きい利用可能な膨張エア
ースペースを与える形態となっている。
【0016】また、本発明は、膨張アッセンブリーの膨
張容器(inflator can)の導入のためのル
ープ状のポケットを有するを備え、必要とされた有効継
ぎ目並びに有効布使用ファクターを有するエアーバック
クッションを提供する。最も好ましい実施の形態におい
て、1つの大きい本体パネルが、鏡像のように同じ形態
の2つの部分有し、布パネルの中心に沿って折られたと
きに、これら両部分の境界は、アラインメントされる。
かくして、1つのほぼ真っ直ぐな継ぎ目は、既に折られ
た側部に、近接し(同様の形状を有する)側部をシール
するのに利用される。かくして、2つの開口が残ってい
る。そして、大きい方の開口は、矩形の一方のパネルに
より覆われ、(大きい方のパネルに対向した)小さい方
のパネルは、余分のパネルとなるであろう。この余分の
パネルは、(潜在的な膨張の所に余分の補強布を形成す
るように)重ねられ得、膨張容器が中に配置される所望
のポケットを形成するように縫製される。この実施の形
態は、以下に詳細に説明される。
【0017】本発明のさらなる目的と効果とは、ある部
分では、以下の説明により示され、また他の部分では、
説明から明らかになるか、発明のためのプラクテスによ
り学ばれ得るであろう。前述した一般的な説明と、好ま
しい実施の形態の以下の詳細な説明とは、一例であり、
説明のためのみであり、請求項で規定したような本発明
の範囲を限定する如何なる方法として示されたものでは
ないこと理解されるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。本発明は、
このように説明され、示された実施の形態に本発明が限
定されないことは理解されるであろう。反対に、請求項
により限定されたような本発明の精神並びに範囲、及び
これらの均等物に含まれ得る全ての変形並びに変更とそ
の均等物をカバーするように意図されている。
【0019】図面において、種々の図を通して同じ部材
は、同じ参照符号が付されている。図1には、裁断され
る8つの布パネル12,14,16,18,20,2
2,24,26の外線が描かれた布ウエブ10が示され
ている。また、除去される特別の布ウエブと、2つの最
大の布パネル12,14内のスリット28,30,32
との外線もまた描かれている。この実施の形態の布ウエ
ブ10は、ジャガー織機により、ナイロン6,6,63
0デニールヤーンを、1インチ当たり41エンドと41
ピックとの布10に織られたものである。
【0020】図2において、2つの比較的小さく好まし
い布パネル16,18は、ほぼ真っ直ぐな継ぎ目34,
36,38,40により、1つの好ましく大きい布パネ
ル12に接続されている。この複合された布構造体は、
2つの比較的小さい布パネル16,18により覆われて
いない2つの小さい布部39,41を有する。自由空間
30が残っており、また、仮想直線42は、前記布パネ
ル12,16,18の布構造体内の後での折り線を示
す。
【0021】図3において、タイロッド31,44は、
継ぎ目38,40に平行に小さい布部39,41の上に
折られて位置されている。
【0022】図4において、小さい布部39,41は、
再度折られており、継ぎ目35,37は、自身に布部3
9,41と比較的小さい布パネル16,18とを接続す
るために形成されている。折られた布部39,41は、
クッションの口部での膨張圧力に耐えさせるための補強
部を構成している。
【0023】図5において、布パネル12は、図面で見
て一方の比較的小さい布パネル16が残るように(他方
の布パネルは、比較的小さい布パネル16の直下の、布
パネル12の底部に位置し、図示されていない)、仮想
腺42に沿って(半分に)折られている。継ぎ目(縫い
目)46は、布パネル12自身を接続すると共に、比較
的小さい布パネル16,18の両方を比較的大きい布パ
ネル12に接続し、またこれら自身を接続する。接続さ
れる構造体が折られていない場合、布パネル12の接続
されない複数の端部は、図6の前パネル24と同じ形状
となるであろう。そして、図7は、(図5の)の比較的
大きい布パネル12の接続されない端部を継ぐ(縫う)
のに必要な継ぎ目(縫い目)48を示し、また、図8
は、継ぎ目38,42,34,46を介しての全ての接
続がなされた後の仕上げられたクッション50の側面図
である。
【0024】図9は、自動車、飛行機等の乗り物56の
フロントシート54に位置する搭乗者52と対向した関
係にある、充分に膨張された膨張可能な拘束クッション
50を示す。図示されているように、クッション50
は、搭乗者52と直接対向した位置から、膨張手段58
を介して、ダッシュパネル57の所で外方に膨張され得
る。しかし、このクッション50は、ステアリングホイ
ール(図示せず)、乗り物のサイドパネル(図示せ
ず)、床(図示せず)、後方の搭乗者(図示せず)に対
向した関係で配置するためのフロントシート54のバッ
クレストを含む乗り物56内の他の所望の場所から同様
に膨張され得ることは、理解され得るであろう。
【0025】図10には、裁断される8つの布パネル1
12,114,116,118,120,122,12
4,126の外線が描かれた布ウエブ110が示されて
いる。また、2つの最大の布パネル112,114内の
特別のスリット128,130,132の外線もまた描
かれている。この実施の形態の布ウエブ110は、ジャ
ガー織機により、ナイロン6,6,630デニールヤー
ンを、1インチ当たり41エンドと41ピックとの布1
10に織られたものである。
【0026】図11において、2つの比較的小さく好ま
しい布パネル116,118は、ほぼ真っ直ぐな継ぎ目
144,146,148により、1つの好ましく大きい
布パネル112に接続されている。この複合された布構
造体は、2つの比較的小さい布パネル116,118に
より覆われていない2つの小さい布部131,150,
152を有する。仮想直線142は、前記布パネル11
2,116,118の布構造体内の後での折り線を示
し、この折り線は、水平に位置されるダッシュボード
(図示せず)から所定の角度でバックが最終的に膨張さ
れ得るように、顕著に中心からずれている。
【0027】図12において、タイロッド153,15
5は、図示されるように、小さい布部150,152の
上に位置され、さらにタイロッド153,155の上に
折り返され、図13に示されるように、再び折られ、こ
れら自身継ぎ目152,156により接続されている。
折られた布部150,152は、クッションの口部での
膨張圧力に耐えさせるための補強部を構成している。
【0028】図14において、布パネル112は、図面
で見て一方の比較的小さい布パネル116が残るように
(他方の布パネルは、比較的小さい布パネル118の直
下の、布パネル112の底部に位置し、図示されていな
い)、仮想腺142に沿って(半分に)折られている。
継ぎ目158は、布パネル112自身を接続すると共
に、比較的小さい布パネル116,118の両方を比較
的大きい布パネル112に接続し、またこれら自身を接
続する。接続される構造体が折られていない場合、布パ
ネル112の接続されない複数の端部は、図15の前パ
ネル124と同じ形状となるであろう。そして、図16
は、(図14の)の比較的大きい布パネル112の接続
されない端部を継ぐのに必要な継ぎ目159を示し、ま
た、図17は、仕上げられたクッション160の側面図
である。
【0029】図18は、自動車、飛行機等の乗り物16
6のフロントシート164に位置する搭乗者162と対
向した関係にある、充分に膨張された膨張可能な拘束ク
ッション160を示す。図示されているように、クッシ
ョン160は、搭乗者162と直接対向した位置から、
膨張手段168を介して、ダッシュパネル167の所で
外方に膨張され得る。しかし、このクッション160
は、ステアリングホイール(図示せず)、乗り物のサイ
ドパネル(図示せず)、床(図示せず)、後方の搭乗者
(図示せず)に対向した関係で配置するためのフロント
シート164のバックレストを含む乗り物166内の他
の所望の場所から同様に膨張され得ることは、理解され
得るであろう。
【0030】図19には、裁断される8つの布パネル2
12,214,216,218,220,222,22
4,226の外線が描かれた布ウエブ210が示されて
いる。また、2つの最大の布パネル212,214内の
特別のスリット228,230,232と、除去される
特別の布ウエブとの外線もまた描かれている。この実施
の形態の布ウエブ210は、ジャガー織機により、ナイ
ロン6,6,630デニールヤーンを、1インチ当たり
41エンドと41ピックとの布210に織られたもので
ある。
【0031】図20において、2つの比較的小さく好ま
しい布パネル216,218は、ほぼ真っ直ぐな継ぎ目
234,236,238により、1つの好ましく大きい
布パネル212に接続されている。仮想直線242は、
前記布パネル212,216,218の布構造体内の後
での折り線を示す。
【0032】図21において、布パネル212は、図面
で見て一方の比較的小さい布パネル216が残るように
(他方の布パネルは、比較的小さい布パネル218の直
下の、布パネル212の底部に位置し、図示されていな
い)、仮想腺242に沿って(半分に)折られている。
継ぎ目244は、布パネル212自身を接続すると共
に、比較的小さい布パネル216,218の両方を比較
的大きい布パネル212に接続し、またこれら自身を接
続する。接続される構造体が折られていない場合、布パ
ネル212の接続されない複数の端部は、図22の前パ
ネル224と同じ形状となるであろう。そして、図23
は、(図21の)の比較的大きい布パネル212の接続
されない端部を継ぐのに必要な継ぎ目252を示し、ま
た、図24は、仕上げられたクッション246の上面図
である。図25は、継ぎ目234,244,248によ
り全ての継ぎがなされた後の仕上げられたクッション2
46の側面図である。
【0033】図26は、自動車、飛行機等の乗り物26
6のフロントシート264に位置する搭乗者262と対
向した関係にある、充分に膨張された膨張可能な拘束ク
ッション260を示す。図示されているように、クッシ
ョン260は、搭乗者262と直接対向した位置から、
膨張手段268を介して、ダッシュパネル267の所で
外方に膨張され得る。しかし、このクッション260
は、ステアリングホイール(図示せず)、乗り物のサイ
ドパネル(図示せず)、床(図示せず)、後方の搭乗者
(図示せず)に対向した関係で配置するためのフロント
シート264のバックレストを含む乗り物266内の他
の所望の場所から同様に膨張され得ることは、理解され
得るであろう。
【0034】これらの特定の形態と形状とは、両方とも
利用可能な膨張エアースペース容積に比較されるよう
に、全体で最小の継ぎ目の使用と布の使用とを可能にし
ている。この形態(しかし、異なる量の布が使用され)
に製造された本発明の各クッションのための特別の仕様
は、後述する表でさらに説明される。
【0035】これら好ましいこれら実施の形態で利用さ
れるパネルの各々は、一例としてであり、これらに限定
されることはない、編まれた布、不織布、フィルム、並
びにこれらの組み合わせを含む数種類の材料から形成さ
れ得る。織布が好ましく、特に、平織りもしくはパナマ
織り構造のようにきつく折られた構造に形成された織布
が好ましい。このような織布は、ポリエステル、ナイロ
ン6やナイロンー6,6のようなポリアミド、もしくは
この分野で知られている他の適当な材料のヤーンで形成
され得る。1フイラメント当たり約1−4デニールより
も大きくない規格のた1フィラメント当たりの比較的低
いデニールの複合ヤーンが、特に良好な折り性が必要な
バックにとって好ましい。
【0036】適用において、約40ないし約1200デ
ニールの線形密度を有する合成樹脂ヤーンから形成され
た織布は、本発明に係わるエアーバックの形成に有用で
あると信じられている。約315ないし約840デニー
ルの線形密度を有するヤーンから形成された布が有用で
あり、また、約400ないし約650デニールの範囲の
線形密度を有するヤーンから形成された布が最も有用で
あると信じられている。
【0037】パネルは、夫々同じ材料で形成され得る
が、コーティングされているかコーティングされていな
い材料(これらに限定されるものではない)のような異
なる材料並びに/もしくは構造体からも形成され得る。
このような布は、1平方フィート当たり約5CFM以上
の、好ましくは、布を横切る水の0.5インチの差圧で
測定した場合に、1平方フィート当り約3CFM以下の
空気透過性(通気性)を有する通気性布を形成し得る。
1平方フィート当たり約1ないし3CFMの通気性を有
する布が、同様に望ましい。コーティングされていない
状態で、2CFM未満、好ましくは1CFM未満の通気
性を有する布が好ましい。布が約100ポンドまでの範
囲の二軸応力を受けたときに、通気性が約2倍(ファク
ター)よりも大きくならない2CFM未満の通気性を有
する布が、特に好ましい。流体ジェット織りにより形成
される、上記のような特性を呈する布は、最も好ましい
けれども、上述したように、ジャガー折り機並びに/も
しくはドビー折り機もまた、さらに労力の必要な縫製も
しくは融着処理を必要としないで、継ぎ製品の形成を可
能にしている。
【0038】コーティングが1もしくは複数の材料のパ
ネルに利用される場合には、ネオプレン(登録商標)、
シリコーンウレタン、もしくは分散ポリアミドが好まし
い。1平方ヤード当たり約0.6オンス以下の重量で乾
燥剤が加えられた(dry on weights)、
好ましくは、1平方ヤード当たり約0.4オンス以下、
さらに好ましくは、1平方ヤード当たり約0.3オンス
以下の重量で乾燥剤が加えられた(dry on we
ights)分散ポリアミドのようなコーティングが、
布の重量を減じ、折り性を高めるためには、好ましい。
勿論、コーティングの使用とは異なって、種々のパネル
においての異なった特性は、この分野で知られているよ
うな異なる織り密度並びに/もしくはカレンダー加工の
ような仕上げを含む布の使用により達成され得る。
【0039】本発明に係わるエアーバッククッションが
ここでは説明並びにしめされたけれども、このようなク
ッションは、形状規定縄(shape definin
gtethers)や、ガス通気孔のような付加の部
品、もしくはこの分野で良く知られているようなものを
含み得ることは理解されるであろう。
【0040】比較可能なエアーバッククッションに関し
て、以下の表が、他の良く知られ、商業的に入手可能な
エアーバッククッションのための、比較継ぎ目使用ファ
クターを示す。使用されているラベルは、自動車産業で
の販売のために提供された多くの異なる形式の製品を示
す既知の表示であるStadard & Poor´D
RI中で使用されている。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】上にリストアップされた414T並びにC
Fバックは、比較的水平なダッシュボードに関連して使
用されるための傾斜付けされたクッションである。他の
ものは、比較的垂直な形態のダッシュボードに関連して
使用される。
【0044】一般的に、エアーバックモジュールの製造
業者もしくは自動車の製造業者は、どのようなディメン
ションと仕様特徴とが特定のモデルのために、または自
動車の製造のために必要であるかを特定するであろう。
かくして、エアーバック膨張エアースペース容積と、フ
ロントパネル保護領域(特に、搭乗者の側方のエアーバ
ッククッションに対して)と、搭乗者のための充分な全
体に渡る保護とが上記必要な仕様である。上記リストア
ップされた商業的に入手可能なエアーバッククッション
と比較して、本発明のクッションは、同じ仕様(そし
て、従来のクッションに対して全体の搭乗者保護特性が
実際に優れる)ではあるが、より少ない布と、継ぎ目処
理のためのより短い長さ、かくして、上記比較したクッ
ションよりも適当に低いコストである。本発明のバック
のためのディメンションと継ぎ目使用ファクターと、布
使用ファクターとは(上記直接、明らかに判るように表
1並びに表2のこれらと比較して)、筒状の形態で以下
のようであり、(布パネルの比較的大きいウエブ等)上
記図面に示されたのと同じ一般的な形状を有する。
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】明らかに、比較の従来例の商業的に入手可
能なクッション(バック)と同じ利用可能な膨張エアー
スペース容積と前布パネル領域とを有する本発明のバッ
クは、使用する布の量が非常に少なくなり、従って、全
体に渡って低い有効布使用ファクターに関連している。
さらに、上記から判るように、標準のクラッシュテスト
において、本発明のクッション(バック)は、商業的に
入手可能で、より高価な類似物を呈さない。
【0048】本発明の実施の形態を示し、説明したけれ
ども、変更が適当になされ得るので、本発明は、これら
に限定されることはなく、本発明の原理の他の実施の形
態は、この分野の者にとって明らかになされ得る。かく
して、請求項の真の精神並びに範囲で本発明の態様を含
むような他の実施の形態と変形とをカバーするように請
求項により試みられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、各々がほぼ垂直に収容されるモジュー
ル内で成形される乗り物用拘束システムの構成要素とし
ての、2つの別々の本発明のクッションを製造するため
の2セットの布パネルを製造するために裁断する特定の
好ましい一を示す線を有する布ウエブの一部を示す平面
図である。
【図2】図2は、互いに接続された第2並びに第3の比
較的小さい好ましい裁断されるパネルを有する接続さ
れ、好ましく裁断される布パネルの平面図である。
【図3】図3は、目的とするクッションの口部を形成す
る第1の折り工程を示す接続され、好ましく裁断される
布パネルの平面図である。
【図4】図4は、目的とするクッションの口部を形成す
る第2の折り工程を示す接続され、好ましく裁断される
布パネルの平面図である。
【図5】図5は、自身に折られかつ接続される全体の接
続される布パネル構造体と同様に、目的とするクッショ
ンの口部を形成する第3の折り工程を示す接続され、好
ましく裁断される布パネルの平面図である。
【図6】図6は、目的とするクッションの好ましく裁断
された前布パネルの平面図である。
【図7】図7は、好ましい前布パネルと、この前布パネ
ルを残りの好ましくは裁断された布パネルに接続するほ
ぼ真っ直ぐな継ぎ目とを示す仕上げられた目的とするク
ッションの正面図である。
【図8】図8は、仕上げられ、折られておらず、膨張さ
れていない目的とするクッションの側面図である。
【図9】図9は、本発明に係わる乗り物の拘束システム
内の膨張可能な拘束クッションの膨張状態を示す、搭乗
者を運ぶための乗り物の一部切断側面図である。
【図10】図10は、各々がほぼ水平に収容されるモジ
ュール内で成形される乗り物用拘束システムの構成要素
としての、2つの別々の本発明のクッションを製造する
ための2セットの布パネルを製造するために裁断する特
定の好ましい一を示す線を有する布ウエブの一部を示す
平面図である。
【図11】図11は、互いに接続された第2並びに第3
の比較的小さい好ましい裁断されるパネルを有する接続
され、好ましく裁断される布パネルの平面図である。
【図12】図12は、目的とするクッションの口部を形
成する第1の折り工程を示す、接続され、好ましく裁断
される布パネルの平面図である。
【図13】図13は、目的とするクッションの口部を形
成する第2の折り工程を示す、接続され、好ましく裁断
される布パネルの平面図である。
【図14】図14は、自身に折られかつ接続される全体
の接続される布パネル構造体と同様に、目的とするクッ
ションの口部を形成する第3の折り工程を示す接続さ
れ、好ましく裁断される布パネルの平面図である。
【図15】図15は、目的とするクッションの好ましく
裁断された前布パネルの平面図である。
【図16】図16は、好ましい前布パネルと、この前布
パネルを残りの好ましくは裁断された布パネルに接続す
るほぼ真っ直ぐな継ぎ目とを示す仕上げられた目的とす
るクッションの正面図である。
【図17】図17は、仕上げられ、折られておらず、膨
張されていない目的とするクッションの側面図である。
【図18】図18は、本発明に係わる乗り物の拘束シス
テム内の膨張可能な拘束クッションの膨張状態を示す、
搭乗者を運ぶための乗り物の一部切断側面図である。
【図19】図19は、各々が中に膨張容器を配備するた
めのポケットを形成する一体的な口部のための手段を有
する、2セットの布パネルを形成して2つの別々の本発
明のクッションを製造する、裁断のための特定の好まし
い位置を示す線を有する布ウエブの一部の平面図であ
る。
【図20】図20は、互いに接続された第2並びに第3
の比較的小さい好ましい裁断されるパネルを有する接続
され、好ましく裁断される布パネルの平面図である。
【図21】図21は、折られ,接続された全体の接続さ
れた布パネル構造体を示す、好ましい、接続され、裁断
される布パネルの平面図である。
【図22】図22は、目的とするクッションの好ましく
は裁断される前布パネルの平面図である。
【図23】図23は、好ましい前布パネルと、この前布
パネルを残りの好ましくは裁断された布パネルに接続す
るほぼ真っ直ぐな継ぎ目とを示す仕上げられた目的とす
るクッションの正面図である。
【図24】図24は、仕上げられ、折られておらず、膨
張されていない目的とするクッションの正面図である。
【図25】図25は、中に膨張容器が配設される一体的
な口構造体を有する、仕上げられ、折られておらず、膨
張されていない目的とするクッションの側面図である。
【図26】図26は、本発明に係わる乗り物用拘束シス
テム内の膨張可能な拘束クッションの膨張を示す、搭乗
者を運ぶための乗り物の一部の側面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも2つの布パネルか、
    (b)単一の布パネルの少なくとも2つの部分を接続す
    るための少なくとも1つの継ぎ目を具備するエアーバッ
    ククッションであり、0.11より小さい有効継ぎ目使
    用ファクターと、約0.0330よりも小さい有効布使
    用ファクターとを有するエアーバッククッション。
  2. 【請求項2】 0.10より小さい有効継ぎ目使用ファ
    クターと、約0.030よりも小さい有効布使用ファク
    ターとを有する請求項1のエアーバッククッション。
  3. 【請求項3】 0.09より小さい有効継ぎ目使用ファ
    クターを有する請求項2のエアーバッククッション。
  4. 【請求項4】 約0.029よりも小さい有効布使用フ
    ァクターを有する請求項2のエアーバッククッション。
  5. 【請求項5】 約0.07より小さい有効継ぎ目使用フ
    ァクターを有する請求項3のエアーバッククッション。
  6. 【請求項6】 約0.028よりも小さい有効布使用フ
    ァクターを有する請求項3のエアーバッククッション。
  7. 【請求項7】 約0.06より小さい有効継ぎ目使用フ
    ァクターを有する請求項2のエアーバッククッション。
  8. 【請求項8】 約0.027よりも小さい有効布使用フ
    ァクターを有する請求項2のエアーバッククッション。
  9. 【請求項9】 中に膨張容器が配置され得るループ形状
    のポケットを具備する請求項1のエアーバッククッショ
    ン。
  10. 【請求項10】 タイロッドを具備する請求項7のエア
    ーバッククッション。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれか1のエア
    ーバッククッションを有する乗り物用拘束システム。
  12. 【請求項12】 エアーバッククッションなに存在する
    少なくとも1つの継ぎ目は、ほぼ直線である請求項1の
    エアーバッククッション。
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