JP2001094965A - マルチメディア端末機器 - Google Patents

マルチメディア端末機器

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JP2001094965A
JP2001094965A JP27244199A JP27244199A JP2001094965A JP 2001094965 A JP2001094965 A JP 2001094965A JP 27244199 A JP27244199 A JP 27244199A JP 27244199 A JP27244199 A JP 27244199A JP 2001094965 A JP2001094965 A JP 2001094965A
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Tatsuo Koga
達雄 古賀
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数種類のコンテンツを受信すると
ともに、この複数のコンテンツの音声信号から1つを自
動的に選択して出力することが可能なマルチメディア端
末機器を提供することを目的とする。 【解決手段】各コンテンツの番組ジャンルよりその音声
信号の優先度を決定する番組ジャンル取得手段12と、
音声信号の信号レベルより音声信号の無音部分の比率を
検知してその比率が高いとき優先度を下げる音声性質分
析手段13と、ユーザーが入力手段15で入力した出力
形式を記憶するユーザー指示取得手段14とを設け、番
組ジャンル取得手段12と音声性質分析手段13とから
与えられる優先度と、ユーザー指示取得手段14から与
えられる音声信号の出力形式とを用いて、復号手段6,
7から与えられる音声信号の一方をスピーカ11で出力
するとともに他方を文字列として表示装置8で表示する
ように、音声信号選択手段9で決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のコンテ
ンツを受信するマルチメディア端末機器に関するもの
で、特に、デジタル放送を受信し、又、インターネット
への接続が可能であるマルチメディア端末機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術が発達し、パーソナ
ルコンピュータなどのマルチメディア端末機器におい
て、受信したデジタル放送などの映像を、そのモニタ上
に再生することが可能なマルチメディア端末機器が提案
されている。このようなマルチメディア端末機器は、一
台で、コンピュータ端末という役割とAV(Audio Visu
al)機器としての役割とを持ちあわせる。そのため、従
来のように、インターネットを行うためのコンピュータ
端末と映像放送を受信するためのAV機器とを別々に所
有する必要がなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなマルチメディア端末機器において、音声を出力する
スピーカシステムが1つしかない場合、デジタルテレビ
番組やホームページなどの音声信号及び映像信号よりな
る複数種類のコンテンツを受信した際、それぞれのコン
テンツによる音声を同時に出力することができない。
又、このような複数のコンテンツから1つの音声を使用
者が、そのコンテンツの番組内容より判断し選択する必
要がある。さらに、このスピーカシステムより複数のコ
ンテンツの音声を混合して出力した場合、台詞などの話
し言葉が聞き取れないという問題がある。
【0004】上記のような問題を鑑みて、本発明は、複
数種類のコンテンツを受信するとともに、この複数のコ
ンテンツの音声信号から1つを自動的に選択して出力す
ることが可能なマルチメディア端末機器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載のマルチメディア端末機器は、音声
信号及び映像信号よりなる複数種類のコンテンツをそれ
ぞれ復号化する複数の復号化手段と、前記各コンテンツ
の映像信号より映像を表示する表示手段とを有するマル
チメディア端末機器において、前記コンテンツの音声信
号より音声を出力する音声出力手段と、前記複数種類の
コンテンツの音声信号より、前記音声出力手段より出力
する音声信号を1つ選択する選択手段と、を有し、前記
複数の復号化手段で復号化された前記複数種類のコンテ
ンツの映像信号より複数の映像を前記表示手段で同時に
表示するとともに、前記複数の復号化手段でそれぞれ復
号化された前記各コンテンツの音声信号から1つの音声
手段が前記選択手段で選択され、前記音声出力手段で音
声として出力されることを特徴とする。
【0006】このような構成のマルチメディア端末機器
において、複数の復号化手段で復号される複数種類のコ
ンテンツが同時に処理される際に、そのコンテンツの音
声信号の1つを選択して音声出力手段から出力すること
ができるとともに、請求項2に記載するように、前記選
択手段で選択されなかった音声信号を文字信号に変換す
る音声/文字変換手段を設けることによって、その文字
信号をより文字列として前記表示手段に表示して、話言
葉的な音声信号を使用者が認知することができる。
【0007】又、請求項3に記載するように、前記複数
種類のコンテンツの音声信号の無音部分の比率によって
それぞれの音声信号に優先度を与える無音部比率判定手
段を設けることによって、前記選択手段において、前記
無音部比率判定手段で与えられた優先度の高い音声信号
を前記音声出力手段で出力する音声信号を選択すること
ができる。
【0008】このように無音部比率判定手段を設けたと
き、請求項4に記載するように、この無音部比率判定手
段によって、音声信号のおいてその信号レベルが所定の
閾値よりも低い部分を無音部分と判定しても構わない。
又、請求項5に記載するように、この無音部比率判定手
段において、無音部分の比率が低い音声信号に高い優先
度が与えるようにすることで、音声の途切れの少ない音
楽的な音声信号が音声出力手段より出力される音声信号
として選択することができる。
【0009】又、請求項6に記載するように、前記複数
種類のコンテンツの番組情報によってそれぞれのコンテ
ンツの音声信号に優先度を与える番組情報判定手段を設
けることによって、前記選択手段において、前記番組情
報判定手段で与えられた優先度の高い音声信号を選択す
ることができる。
【0010】このように番組情報判定手段において、請
求項7に記載するように、前記コンテンツの番組情報よ
り得られる番組内容が、音楽的音声の多い番組内容であ
れば、そのコンテンツの音声信号に高い優先度を与える
ようにしても構わない。このようにすることによって、
例えば、音楽番組などの台詞などの話言葉が流れること
の少ない番組の優先度を高くするとともに、ニュースや
天気予報などの音楽が流れることの少ない番組の優先度
を低くすることができる。
【0011】更に、請求項8に記載するように、前記複
数種類のコンテンツに使用者がそれぞれ優先度を与える
操作手段を設けることによって、前記選択手段におい
て、前記操作手段で与えられた優先度の高いコンテンツ
の音声信号を選択することができる。
【0012】請求項9に記載のマルチメディア端末機器
は、請求項1又は請求項2に記載のマルチメディア端末
機器において、前記複数種類のコンテンツに使用者がそ
れぞれ優先度を与える操作手段と、前記複数種類のコン
テンツの番組情報によってそれぞれのコンテンツの音声
信号に優先度を与える番組情報判定手段と、前記複数種
類のコンテンツの音声信号の無音部分の比率によってそ
れぞれの音声信号に優先度を与える無音部比率判定手段
と、を有し、前記選択手段において、前記操作手段、前
記番組情報判定手段、前記無音部比率判定手段のそれぞ
れによって与えられた優先度より、音声信号を選択する
ことを特徴とする。
【0013】このような構成のマルチメディア端末機器
において、請求項10に記載するように、前記選択手段
において、まず、前記操作手段で与えられた優先度の高
いコンテンツの音声信号を選択し、次に、前記操作手段
による優先度が設定されていないときは、前記番組情報
判定手段で与えられた優先度の高い音声信号を選択し、
更に、前記番組情報判定手段による優先度が設定されて
いないときは、前記無音部比率判定手段で与えられた優
先度の高い音声信号を選択するようにしても構わない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明のマルチメディア
端末機器の内部構造を示すブロック図である。又、図2
は、図1のマルチメディア端末機器の動作を示すフロー
チャートである。
【0015】図1に示すマルチメディア端末機器1は、
デジタル放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2
から送信される放送信号を復調するとともにこの放送信
号を多重分離してユーザーが選択したチャンネルのコン
テンツやEPG(ElectronicProgram Guide)情報を獲
得するチューナ3と、インターネットなどのネットワー
ク4を介してユーザーの選択したホームページなどのコ
ンテンツを獲得するネットワーク制御手段5とを備えて
いる。
【0016】又、マルチメディア端末機器1は、チュー
ナ3で獲得したコンテンツより映像信号と音声信号を復
号する復号手段6と、ネットワーク制御手段5で獲得し
たコンテンツより映像信号と音声信号を復号する復号手
段7と、復号手段6,7で復号された映像信号に基づい
て映像を表示する表示装置8とを有する。この表示装置
8において、各コンテンツを表示するためのウィンドウ
が開かれ、そのウィンドウ上に各コンテンツの映像を表
示することによって、同時に表示をすることができる。
【0017】又、マルチメディア端末機器1は、復号手
段6,7で復号された音声信号のうち一方の音声信号を
音声を再生するためのスピーカ11に送出するとともに
他方の音声信号を音声を文字に変換する音声/文字変換
手段10に送出する音声信号選択手段9と、音声信号を
文字信号に変換したテキストファイルを作成するととも
にこのテキストファイルを表示装置8に与える音声/文
字変換手段10と、スピーカ11とを備える。更に、音
声信号選択手段9を制御するための制御信号を与える番
組ジャンル取得手段12、音声性質分析手段13、及び
ユーザー指示取得手段14と、ユーザーがマルチメディ
ア端末機器1を操作するためのキーボードやマウスのよ
うな入力手段15とが設けられる。
【0018】この番組ジャンル取得手段12は、チュー
ナ3で得たEPG情報やネットワーク制御手段5で獲得
した番組ガイドサイトよりユーザーの選択したチャンネ
ルのコンテンツの番組ジャンルを取得し、各番組ジャン
ルの優先度とともに記憶する。又、音声性質分析手段1
3は、復号手段6,7で復号した音声信号において、そ
の音声信号に無音部分となる低いレベルの信号が多く含
まれているか否かが判断され、この無音部分が多い音声
信号は話言葉的な音声信号と判断し、その優先度を下げ
る。逆に、この無音部分となる途切れが少ない音声信号
は音楽的な音声信号と判断して優先度を上げる。更に、
ユーザー指示取得手段14では、ユーザーによって入力
手段15で入力された各コンテンツの出力形式が記憶さ
れる。
【0019】即ち、番組ジャンル取得手段12、音声性
質分析手段13、及びユーザー指示取得手段14におい
て、以下のように、各コンテンツの音声信号の優先度及
び出力形式が決定する。番組ジャンルによる優先度が、
例えば、図3のように、音楽番組は”3”、バラエティ
番組及びドラマは”2”、スポーツ及び天気予報は”
1”、ニュースは”0”として、番組ジャンル取得手段
12に記憶される。
【0020】尚、この優先度は、数字が大きい番組ジャ
ンルほど、スピーカ11に優先的に出力されるものであ
る。又、番組ジャンル取得手段12は、定期的にアンテ
ナ2より受信したEPG情報やネットワーク4を介して
番組ガイドサイトに接続して獲得した番組情報を記憶す
ることによって、各コンテンツの番組ジャンルを予め記
憶する。又、ネットワーク4を介して受信したコンテン
ツに付随した番組情報となるデータ信号よりその番組ジ
ャンルを識別することができる。
【0021】又、音声性質分析手段13では、復号手段
6,7から送出される音声信号のレベルが閾値レベルよ
り低い音声信号の割合が計測され、この閾値レベルの低
いレベルの音声信号の割合が多いとき、無音部分が多い
と判断し、話言葉的音声信号として、この音声信号の優
先度を下げる。又、逆に、閾値レベルの低いレベルの音
声信号の割合が少ない音声信号は、途切れが少ないと判
断し、音楽的音声信号として、この音声信号の優先度を
上げる。更に、ユーザーが入力キーなどの入力手段15
を操作することによって、図4のように、例えば、コン
テンツAは“スピーカ出力”、コンテンツBは“テキス
ト出力”、コンテンツCは“自動”として、各コンテン
ツの出力形式がユーザー指示取得手段14に記憶され
る。
【0022】以下に、図2のフローチャートを参照し
て、マルチメディア端末機器1の動作について説明す
る。今、ネットワーク制御手段5によってネットワーク
4から受信したコンテンツaの映像を表示装置8のウィ
ンドウに表示するとともに、音声がスピーカ11から出
力されているときに、アンテナ2を介してチューナ3に
よってデジタル放送のコンテンツbを受信を開始したも
のとする(STEP1)。まず、ユーザー指示取得手段
14によって、コンテンツaの出力形式が判断される
(STEP2及びSTEP3)。このとき、コンテンツ
aの出力形式が“自動”でない(No)ときはSTEP
3に移行し、又、コンテンツaの出力形式が“自動”
(Yes)のときはSTEP4に移行する(STEP
2)。
【0023】STEP3では、コンテンツaの出力形式
が、“スピーカ出力”か否かが判別される。このとき、
コンテンツaの出力形式が“スピーカ出力”(Yes)
のときは、STEP9でコンテンツaをスピーカ11よ
り出力するとともに、コンテンツbを音声/文字変換手
段10で文字変換してテキストファイルとし、このテキ
ストファイルに基づいて表示装置8にその文字列を表示
する。又、コンテンツaの出力形式が“テキスト出力”
(No)のときは逆に、STEP10でコンテンツbを
スピーカ11より出力するとともに、コンテンツaを音
声/文字変換手段10で文字変換してテキストファイル
とし、このテキストファイルに基づいて表示装置8にそ
の文字列を表示する。
【0024】次に、ユーザー指示取得手段14によっ
て、コンテンツbの出力形式が判断される(STEP4
及びSTEP5)。このとき、コンテンツbの出力形式
が“自動”でない(No)ときはSTEP5に移行し、
又、コンテンツbの出力形式が“自動”(Yes)の時
はSTEP6に移行する(STEP4)。
【0025】STEP5では、コンテンツbの出力形式
が、“スピーカ出力”か否かが判別される。このとき、
コンテンツbの出力形式が“スピーカ出力”(Yes)
のときは、STEP10でコンテンツbをスピーカ11
より出力するとともに、コンテンツaを音声/文字変換
手段10で文字変換してテキストファイルとし、このテ
キストファイルに基づいて表示装置8にその文字列を表
示する。又、コンテンツbの出力形式が“テキスト出
力”(No)のときは逆に、STEP9でコンテンツa
をスピーカ11より出力するとともに、コンテンツbを
音声/文字変換手段10で文字変換してテキストファイ
ルとし、このテキストファイルに基づいて表示装置8に
その文字列を表示する。
【0026】STEP6では、番組ジャンル取得手段1
2によって、予め記憶したEPG情報からコンテンツb
の番組ジャンルを判別するとともに、予め記憶した番組
ガイドサイトの番組情報又はコンテンツaに付随したデ
ータ信号からコンテンツaの番組ジャンルを判別する。
そして、このコンテンツa,bの番組ジャンルより、予
め記憶した番組ジャンルの優先度を照合して、コンテン
ツa,bの優先度を比較し、等しくない(No)ときは
STEP7へ移行し、等しい(Yes)ときはSTEP
8に移行する。
【0027】STEP7では、番組ジャンル取得手段1
2で得たコンテンツa,bの番組ジャンルによる優先度
が比較され、コンテンツaの優先度が高い(Yes)と
き、STEP9でコンテンツaをスピーカ11より出力
するとともに、コンテンツbを音声/文字変換手段10
で文字変換してテキストファイルとし、このテキストフ
ァイルに基づいて表示装置8にその文字列を表示する。
又、コンテンツbの優先度が高い(No)ときは逆に、
STEP10でコンテンツbをスピーカ11より出力す
るとともに、コンテンツaを音声/文字変換手段10で
文字変換してテキストファイルとし、このテキストファ
イルに基づいて表示装置8にその文字列を表示する。
【0028】STEP8では、音声性質分析手段13で
判定したコンテンツa,bの音声信号の性質より得た優
先度が比較され、コンテンツaの優先度が高い、即ち、
コンテンツaの無音部分の比率が少ない(Yes)と
き、STEP9でコンテンツaをスピーカ11より出力
するとともに、コンテンツbを音声/文字変換手段10
で文字変換してテキストファイルとし、このテキストフ
ァイルに基づいて表示装置8にその文字列を表示する。
又、コンテンツbの優先度が高い、即ち、コンテンツb
の無音部分の比率が少ない(No)ときは逆に、STE
P10でコンテンツbをスピーカ11より出力するとと
もに、コンテンツaを音声/文字変換手段10で文字変
換してテキストファイルとし、このテキストファイルに
基づいて表示装置8にその文字列を表示する。
【0029】ところで、図2のフローチャートにおい
て、STEP1で、アンテナ2を介してチューナによっ
てデジタル放送のコンテンツbを新たに受信を開始した
ものとしたが、この場合に限られるものでなく、コンテ
ンツbの映像及び音声を表示装置8及びスピーカ11よ
り出力している際に、コンテンツaを受信したときも上
記と同様の動作を行う。又、コンテンツa,bの番組ジ
ャンルを獲得することができない場合には、STEP6
からSTEP8に移行して、それぞれの音声の部分の比
率による優先度より選択されるようにしても構わない。
【0030】更に、請求の範囲における無音部比率判定
手段及び番組情報判定手段は、それぞれ、本実施形態に
おける音声性質分析手段及び番組ジャンル取得手段に相
当する。又、請求の範囲における操作手段は、本実施形
態における入力手段及びユーザー指示取得手段に相当す
る。
【0031】尚、本実施形態のマルチメディア端末機器
は、復号手段で復号された音声信号を用いて、その信号
の信号レベルを検知したが、チューナ又はネットワーク
制御手段から送出される信号のうち音声データフレーム
内のスケールファクタなどよりその音声データの信号レ
ベルの情報を獲得することによって、各コンテンツの音
声信号の性質を音声性質分析手段で判定しても構わな
い。
【0032】又、本実施形態のマルチメディア端末機器
は、入力手段によってユーザーが各コンテンツの出力形
式を決定し、この指示された各コンテンツの出力形式を
ユーザー指示取得手段に記憶するようにしたが、例え
ば、ユーザーがマウスなどの入力手段によって、表示装
置上の各コンテンツの映像を表示しているウィンドウを
指示し、そして、その出力形式を入力することによっ
て、現在処理されているコンテンツのうち1つのコンテ
ンツの音声信号を選択してスピーカより出力するように
しても構わない。更に、このとき、自動的に、入力手段
で指示されていない他のコンテンツの音声信号を上記し
たように、音声/文字変換手段で変換して、文字列とし
て表示装置に表示するようにできるようにしても構わな
い。
【0033】又、本実施形態において、コンテンツをデ
ジタル放送やインターネットなどから受信したコンテン
ツとしたが、このようなネットワークを介して受信して
得られるコンテンツに限らず、例えば、磁気ディスクや
光ディスクなどの記録媒体を再生することによって得る
ことのできるコンテンツでも構わない。このような記録
媒体から得られるコンテンツは、その記録媒体に記録さ
れたデータから音楽的なコンテンツか映画などが記録さ
れた台詞などの多い話言葉的な音声信号を持つコンテン
ツかを番組ジャンル取得手段で判断することができる。
又、音声性質分析手段によっても、このコンテンツの音
声信号の信号レベルを調べることで、この音声信号が音
楽的なものか話言葉的なものか判定することができる。
【0034】更に、本実施形態のマルチメディア端末機
器は、番組ジャンル取得手段、音声性質分析手段、及び
ユーザー指示取得手段の3つの手段を有したものとした
が、このようなマルチメディア端末機器に限定されるも
のでなく、番組ジャンル取得手段、音声性質分析手段、
及びユーザー指示取得手段のうちいずれか1つの手段し
か有していないようなマルチメディア端末機器でも構わ
ない。又、番組ジャンル取得手段、音声性質分析手段、
及びユーザー指示取得手段のうちいずれか2つの手段を
有するようなマルチメディア端末機器としても構わな
い。
【0035】
【発明の効果】本発明のマルチメディア端末機器による
と、映像信号及び音声信号よりなる複数のコンテンツを
処理する際に、復号した音声信号を1つ選択して音声出
力手段より出力するので、音声出力手段を複数必要とし
ない。又、復号したコンテンツの数に応じた音声出力手
段を有していなくても、その音声信号を混合して出力す
ることなく有効に出力することができる。更に、選択手
段で選択されない音声信号を文字信号に変換した後、文
字列として表示手段に表示することができるので、音声
出力手段より出力されなかった音声信号を使用者が表示
手段の文字列より読みとって理解することができる。
【0036】又、無音部比率判定手段や番組情報判定手
段を設けることによって、音楽的音声の多いコンテンツ
と話言葉的音声の多いコンテンツとを処理している際、
自動的に、文字列として表現するのが困難な音楽的音声
の多いコンテンツの音声信号を音声出力手段により出力
するとともに、話言葉的音声の多いコンテンツの音声信
号を文字列として表示手段に表示することができる。よ
って、使用者が、各コンテンツの音声信号を選択するこ
とから解放され、コンテンツの視聴に集中することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア端末機器の内部構造を
示すブロック図。
【図2】図1のマルチメディア端末機器の動作を示すフ
ローチャート。
【図3】番組ジャンルによる優先度の1例。
【図4】ユーザー指示による出力形式の1例。
【符号の説明】
1 マルチメディア端末機器 2 アンテナ 3 チューナ 4 ネットワーク 5 ネットワーク制御手段 6,7 復号手段 8 表示装置 9 音声信号選択手段 10 音声/文字変換手段 11 スピーカ 12 番組ジャンル取得手段 13 音声性質分析手段 14 ユーザー指示取得手段 15 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA28 AA29 BA22 CA02 CA09 CA18 CB05 CB10 DA04 DA05 5C026 DA13 DA19 DA21 DA27 5C059 KK33 RA08 RC32 RC34 SS01 SS08 UA05 5C064 BA01 BB05 BC20 BC23 BD07 BD13 BD16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号及び映像信号よりなる複数種類
    のコンテンツをそれぞれ復号化する複数の復号化手段
    と、前記各コンテンツの映像信号より映像を表示する表
    示手段とを有するマルチメディア端末機器において、 前記コンテンツの音声信号より音声を出力する音声出力
    手段と、 前記複数種類のコンテンツの音声信号より、前記音声出
    力手段より出力する音声信号を1つ選択する選択手段
    と、を有し、 前記複数の復号化手段で復号化された前記複数種類のコ
    ンテンツの映像信号より複数の映像を前記表示手段で同
    時に表示するとともに、前記複数の復号化手段でそれぞ
    れ復号化された前記各コンテンツの音声信号から1つの
    音声手段が前記選択手段で選択され、前記音声出力手段
    で音声として出力されることを特徴とするマルチメディ
    ア端末機器。
  2. 【請求項2】 前記選択手段で選択されなかった音声信
    号を文字信号に変換する音声/文字変換手段を有し、 該音声/文字変換手段で変換された文字信号より文字列
    として前記表示手段に表示することを特徴とする請求項
    1に記載のマルチメディア端末機器。
  3. 【請求項3】 前記複数種類のコンテンツの音声信号の
    無音部分の比率によってそれぞれの音声信号に優先度を
    与える無音部比率判定手段を有し、 前記選択手段において、前記無音部比率判定手段で与え
    られた優先度の高い音声信号を選択することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のマルチメディア端末機
    器。
  4. 【請求項4】 前記無音部比率判定手段によって、音声
    信号においてその信号レベルが所定の閾値よりも低い部
    分が無音部分と判定されることを特徴とする請求項3に
    記載のマルチメディア端末機器。
  5. 【請求項5】 前記無音部比率判定手段において、無音
    部分の比率が低い音声信号に高い優先度が与えられるこ
    とを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のマルチメ
    ディア端末機器。
  6. 【請求項6】 前記複数種類のコンテンツの番組情報に
    よってそれぞれのコンテンツの音声信号に優先度を与え
    る番組情報判定手段を有し、 前記選択手段において、前記番組情報判定手段で与えら
    れた優先度の高い音声信号を選択することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のマルチメディア端末機
    器。
  7. 【請求項7】 前記番組情報判定手段において、前記コ
    ンテンツの番組情報より得られる番組内容が、音楽的音
    声の多い番組内容であれば、そのコンテンツの音声信号
    に高い優先度を与えることを特徴とする請求項6に記載
    のマルチメディア端末機器。
  8. 【請求項8】 前記複数種類のコンテンツに使用者がそ
    れぞれ優先度を与える操作手段を有し、 前記選択手段において、前記操作手段で与えられた優先
    度の高いコンテンツの音声信号を選択することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のマルチメディア端末
    機器。
  9. 【請求項9】 前記複数種類のコンテンツに使用者がそ
    れぞれ優先度を与える操作手段と、 前記複数種類のコンテンツの番組情報によってそれぞれ
    のコンテンツの音声信号に優先度を与える番組情報判定
    手段と、 前記複数種類のコンテンツの音声信号の無音部分の比率
    によってそれぞれの音声信号に優先度を与える無音部比
    率判定手段と、を有し、 前記選択手段において、前記操作手段、前記番組情報判
    定手段、前記無音部比率判定手段のそれぞれによって与
    えられた優先度より、音声信号を選択することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のマルチメディア端末
    機器。
  10. 【請求項10】 前記選択手段において、 まず、前記操作手段で与えられた優先度の高いコンテン
    ツの音声信号を選択し、 次に、前記操作手段による優先度が設定されていないと
    きは、前記番組情報判定手段で与えられた優先度の高い
    音声信号を選択し、 更に、前記番組情報判定手段による優先度が設定されて
    いないときは、前記無音部比率判定手段で与えられた優
    先度の高い音声信号を選択することを特徴とする請求項
    9に記載のマルチメディア端末機器。
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