JP2001094879A - 固体撮像素子制御装置 - Google Patents
固体撮像素子制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外来ノイズ等による固体撮像素子の破損を防
止するとともに、外来ノイズの影響を受けにくく、かつ
固体撮像素子制御装置からのノイズの発生を低減する。 【解決手段】 制御手段（３０）が、固体撮像素子（９
ａ，９ｂ）からの画素データを受信できない場合、所定
回数以内で再起動を行う。また、固体撮像素子制御装置
の駆動手段（２０）の筐体を導通性のある複数の部材
（２０ａ，２０ｂ）で構成することで、ノイズがＧＮＤ
から逃げやすくなる。さらに、コネクター部（１０）を
導通性のあるカバー（２１ａ，２１ｂ）で覆うようにし
たので、ノイズが外部に漏れるのを防ぐと同時に、外来
ノイズの影響を防ぐことができる。
止するとともに、外来ノイズの影響を受けにくく、かつ
固体撮像素子制御装置からのノイズの発生を低減する。 【解決手段】 制御手段（３０）が、固体撮像素子（９
ａ，９ｂ）からの画素データを受信できない場合、所定
回数以内で再起動を行う。また、固体撮像素子制御装置
の駆動手段（２０）の筐体を導通性のある複数の部材
（２０ａ，２０ｂ）で構成することで、ノイズがＧＮＤ
から逃げやすくなる。さらに、コネクター部（１０）を
導通性のあるカバー（２１ａ，２１ｂ）で覆うようにし
たので、ノイズが外部に漏れるのを防ぐと同時に、外来
ノイズの影響を防ぐことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像素子を駆動
し制御するために用いられる固体撮像素子制御装置に関
するものである。
し制御するために用いられる固体撮像素子制御装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、固体撮像素子制御装置の駆動手段
においては、固体撮像素子電源制御回路がＯＮになると
固体撮像素子に電源が入り、クロック発生回路から発生
するクロックが固体撮像素子へ出力されることが許可さ
れ、固体撮像素子が制御可能となる。また、固体撮像素
子が多チャンネルの場合におけるチャンネル切り換え
は、固体撮像素子制御信号発生回路からの信号が固体撮
像素子チャンネル切り換え回路に入力されることによっ
て、固体撮像素子のチャンネルが切り換えられる。一
方、画素データの演算は、固体撮像素子制御信号発生回
路からの信号により固体撮像素子が初期化された後、固
体撮像素子からの画素データが固体撮像素子信号送信回
路を経由し演算部分に送信されることにより行われる。
この演算が完了すると、再びこのような演算作業が繰り
返される。
においては、固体撮像素子電源制御回路がＯＮになると
固体撮像素子に電源が入り、クロック発生回路から発生
するクロックが固体撮像素子へ出力されることが許可さ
れ、固体撮像素子が制御可能となる。また、固体撮像素
子が多チャンネルの場合におけるチャンネル切り換え
は、固体撮像素子制御信号発生回路からの信号が固体撮
像素子チャンネル切り換え回路に入力されることによっ
て、固体撮像素子のチャンネルが切り換えられる。一
方、画素データの演算は、固体撮像素子制御信号発生回
路からの信号により固体撮像素子が初期化された後、固
体撮像素子からの画素データが固体撮像素子信号送信回
路を経由し演算部分に送信されることにより行われる。
この演算が完了すると、再びこのような演算作業が繰り
返される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術においては、外来ノイズ等によって固
体撮像素子から画素データが送られなくなっても、演算
部分は画素データを受信しようとして電源が入力された
状態が続いてしまうという不具合が生じ、固体撮像素子
が破損する場合があるという問題点があった。また、外
来ノイズの影響により固体撮像素子制御装置に悪影響を
与えてしまう場合があった。さらに、固体撮像素子制御
装置から発生するノイズにより、周辺機器の動作に悪影
響を与えるという問題点があった。
ような従来の技術においては、外来ノイズ等によって固
体撮像素子から画素データが送られなくなっても、演算
部分は画素データを受信しようとして電源が入力された
状態が続いてしまうという不具合が生じ、固体撮像素子
が破損する場合があるという問題点があった。また、外
来ノイズの影響により固体撮像素子制御装置に悪影響を
与えてしまう場合があった。さらに、固体撮像素子制御
装置から発生するノイズにより、周辺機器の動作に悪影
響を与えるという問題点があった。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑み、固体
撮像素子の破損を防止しながら駆動および制御を行うと
ともに、外来ノイズの影響を受けにくく、かつ固体撮像
素子制御装置から発生するノイズを低減する固体撮像素
子制御装置を提供することを目的とする。
撮像素子の破損を防止しながら駆動および制御を行うと
ともに、外来ノイズの影響を受けにくく、かつ固体撮像
素子制御装置から発生するノイズを低減する固体撮像素
子制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１の発明は、固体撮像素子（９ａ，９ｂ）を駆
動するための駆動手段（２０）と、駆動手段に制御命令
を送信し、かつ固体撮像素子からの画素データを駆動手
段を経由して受信し演算処理をする制御手段（３０）と
からなる固体撮像素子制御装置において、制御手段は、
固体撮像素子からの画素データが受信できない場合、駆
動手段に固体撮像素子の電源断指令を出し、その後固体
撮像素子の電源入指令を再び出す再起動制御を予め定め
た回数内で行い、予め定めた回数に達しても画素データ
が受信できない場合、再起動制御を打ち切り、固体撮像
素子の制御を終了することを特徴とする。
に請求項１の発明は、固体撮像素子（９ａ，９ｂ）を駆
動するための駆動手段（２０）と、駆動手段に制御命令
を送信し、かつ固体撮像素子からの画素データを駆動手
段を経由して受信し演算処理をする制御手段（３０）と
からなる固体撮像素子制御装置において、制御手段は、
固体撮像素子からの画素データが受信できない場合、駆
動手段に固体撮像素子の電源断指令を出し、その後固体
撮像素子の電源入指令を再び出す再起動制御を予め定め
た回数内で行い、予め定めた回数に達しても画素データ
が受信できない場合、再起動制御を打ち切り、固体撮像
素子の制御を終了することを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１において、駆
動手段の筐体は複数の部材（２０ａ，２０ｂ）で構成さ
れ、部材間の面接触により導通を確保することを特徴と
する。請求項３の発明は、請求項２において、駆動手段
は複数のコネクター部（１０）を有し、複数のコネクタ
ー部を導通性のあるカバー（２１ａ，２１ｂ）で覆うこ
とを特徴とする。
動手段の筐体は複数の部材（２０ａ，２０ｂ）で構成さ
れ、部材間の面接触により導通を確保することを特徴と
する。請求項３の発明は、請求項２において、駆動手段
は複数のコネクター部（１０）を有し、複数のコネクタ
ー部を導通性のあるカバー（２１ａ，２１ｂ）で覆うこ
とを特徴とする。
【０００７】請求項４の発明は、請求項２または３にお
いて、駆動手段は、さらにクロック発生回路（３）と固
体撮像素子チャンネル切り換え回路（８）とを有してお
り、クロック発生回路と固体撮像素子チャンネル切り換
え回路との間と、固体撮像素子チャンネル切り換え回路
と固体撮像素子に接続するコネクター部との間にそれぞ
れＥＭＩフィルタ（７ａ，７ｂ，７ｃ）を設けることを
特徴とする。
いて、駆動手段は、さらにクロック発生回路（３）と固
体撮像素子チャンネル切り換え回路（８）とを有してお
り、クロック発生回路と固体撮像素子チャンネル切り換
え回路との間と、固体撮像素子チャンネル切り換え回路
と固体撮像素子に接続するコネクター部との間にそれぞ
れＥＭＩフィルタ（７ａ，７ｂ，７ｃ）を設けることを
特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態によ
る固体撮像素子制御装置のシステム図である。制御手段
３０内の制御命令送信回路１より送信された制御命令
は、コネクター１０ｅを経由して固体撮像素子駆動手段
部分内のクロック発生回路３、固体撮像素子電源制御回
路４、固体撮像素子制御信号発生回路５にそれぞれ入力
される。そして、クロック発生回路３からはクロック信
号、固体撮像素子電源制御回路４からは固体撮像素子電
源制御信号、固体撮像素子制御信号発生回路５からは固
体撮像素子制御信号を出力する。固体撮像素子電源制御
回路４から出力された固体撮像素子電源制御信号は、コ
ネクター１０ａを経由し、第１固体撮像素子９ａ、第２
固体撮像素子９ｂに入力され、第１固体撮像素子９ａお
よび第２固体撮像素子９ｂが電源ＯＮ状態となる。その
後、制御手段３０の制御命令送信回路１から出力された
固体撮像素子チャンネル切り換え信号が、固体撮像素子
チャンネル切り換え回路８に入力され、固体撮像素子チ
ャンネル切り換え回路８はチャンネル切り換えを行う。
クロック発生回路３から出力されたクロック信号は、Ｅ
ＭＩフィルタ７ａ、固体撮像素子チャンネル切り換え回
路８、ＥＭＩフィルタ７ｂもしくは７ｃ、コネクター１
０ｂもしくは１０ｃを経由し、指定された固体撮像素子
に入力される。この動作により指定された固体撮像素子
の制御が可能となり、固体撮像素子制御信号発生回路５
より出力された固体撮像素子制御信号が固体撮像素子チ
ャンネル切り換え回路８、ＥＭＩフィルタ７ｂもしくは
７ｃを経由し指定された固体撮像素子に入力される。固
体撮像素子制御信号を受信した指定された固体撮像素子
は画素データを生成し、生成した画素データはコネクタ
ー１０ｄ、固体撮像素子信号送信回路６、コネクター１
０ｆを経由し制御手段３０内の演算回路２へ送信され演
算される。このとき、制御手段３０内の演算回路２が、
制御手段３０、駆動手段２０、第１固体撮像素子９ａも
しくは第２固体撮像素子９ｂのいずれかに不具合が生じ
た等のことにより、画素データの受信ができなくなって
しまった場合、演算回路２は、制御命令送信回路１に、
固体撮像素子電源断指令を駆動手段２０に送信させる指
令を送信し、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像
素子９ｂの電源を落とすようにする。そして、一定時間
おいた後、制御命令送信回路１が固体撮像素子電源入指
令を固体撮像素子駆動手段部へ送信し、再起動を行う。
再起動指令後も制御手段３０内の演算回路２が画素デー
タを取得できない場合は、再起動を複数回行い、予め定
めた再起動回数に達したら再起動指令を打ち切って、第
１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像素子９ｂの制御
を終了し、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像素
子９ｂの破損を防止する。
る固体撮像素子制御装置のシステム図である。制御手段
３０内の制御命令送信回路１より送信された制御命令
は、コネクター１０ｅを経由して固体撮像素子駆動手段
部分内のクロック発生回路３、固体撮像素子電源制御回
路４、固体撮像素子制御信号発生回路５にそれぞれ入力
される。そして、クロック発生回路３からはクロック信
号、固体撮像素子電源制御回路４からは固体撮像素子電
源制御信号、固体撮像素子制御信号発生回路５からは固
体撮像素子制御信号を出力する。固体撮像素子電源制御
回路４から出力された固体撮像素子電源制御信号は、コ
ネクター１０ａを経由し、第１固体撮像素子９ａ、第２
固体撮像素子９ｂに入力され、第１固体撮像素子９ａお
よび第２固体撮像素子９ｂが電源ＯＮ状態となる。その
後、制御手段３０の制御命令送信回路１から出力された
固体撮像素子チャンネル切り換え信号が、固体撮像素子
チャンネル切り換え回路８に入力され、固体撮像素子チ
ャンネル切り換え回路８はチャンネル切り換えを行う。
クロック発生回路３から出力されたクロック信号は、Ｅ
ＭＩフィルタ７ａ、固体撮像素子チャンネル切り換え回
路８、ＥＭＩフィルタ７ｂもしくは７ｃ、コネクター１
０ｂもしくは１０ｃを経由し、指定された固体撮像素子
に入力される。この動作により指定された固体撮像素子
の制御が可能となり、固体撮像素子制御信号発生回路５
より出力された固体撮像素子制御信号が固体撮像素子チ
ャンネル切り換え回路８、ＥＭＩフィルタ７ｂもしくは
７ｃを経由し指定された固体撮像素子に入力される。固
体撮像素子制御信号を受信した指定された固体撮像素子
は画素データを生成し、生成した画素データはコネクタ
ー１０ｄ、固体撮像素子信号送信回路６、コネクター１
０ｆを経由し制御手段３０内の演算回路２へ送信され演
算される。このとき、制御手段３０内の演算回路２が、
制御手段３０、駆動手段２０、第１固体撮像素子９ａも
しくは第２固体撮像素子９ｂのいずれかに不具合が生じ
た等のことにより、画素データの受信ができなくなって
しまった場合、演算回路２は、制御命令送信回路１に、
固体撮像素子電源断指令を駆動手段２０に送信させる指
令を送信し、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像
素子９ｂの電源を落とすようにする。そして、一定時間
おいた後、制御命令送信回路１が固体撮像素子電源入指
令を固体撮像素子駆動手段部へ送信し、再起動を行う。
再起動指令後も制御手段３０内の演算回路２が画素デー
タを取得できない場合は、再起動を複数回行い、予め定
めた再起動回数に達したら再起動指令を打ち切って、第
１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像素子９ｂの制御
を終了し、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮像素
子９ｂの破損を防止する。
【０００９】また、ＥＭＩフィルタを、クロック発生回
路３より出力されるクロック信号の経路であるクロック
発生回路３のすぐ後（ＥＭＩフィルタ７ａ）と、固体撮
像素子チャンネル切り換え回路８のすぐ後（ＥＭＩフィ
ルタ７ｂもしくは７ｃ）とに設けることで、クロック信
号が出力されるたびにＥＭＩフィルタによりノイズが低
減され、１カ所だけにＥＭＩフィルタを設けた場合に比
べてノイズ量を低減することができる。
路３より出力されるクロック信号の経路であるクロック
発生回路３のすぐ後（ＥＭＩフィルタ７ａ）と、固体撮
像素子チャンネル切り換え回路８のすぐ後（ＥＭＩフィ
ルタ７ｂもしくは７ｃ）とに設けることで、クロック信
号が出力されるたびにＥＭＩフィルタによりノイズが低
減され、１カ所だけにＥＭＩフィルタを設けた場合に比
べてノイズ量を低減することができる。
【００１０】図２は、本発明の実施の形態による固体撮
像素子制御装置の動作を示すフローチャートである。ス
テップＳ１において、第１固体撮像素子９ａおよび第２
固体撮像素子９ｂに電源を入れ、ステップＳ２に進む。
ステップＳ２において、固体撮像素子のチャンネルを切
り換えることで固体撮像素子を指定し、ステップＳ３に
進む。ステップＳ３において、指定された固体撮像素子
で画素データを生成し、ステップＳ４に進む。ステップ
Ｓ４において、ステップＳ３で生成された画素データ
が、演算回路２で受信できたかどうか判断する。受信で
きた場合は、ステップＳ５に進み、画素データの演算を
行い演算を完了させる。ステップＳ４において画素デー
タが受信できなかった場合は、ステップＳ６に進み、固
体撮像素子のチャンネル切り換えを無効にして第１固体
撮像素子９ａおよび第２固体撮像素子９ｂの電源を落と
し、ステップＳ７に進む。ステップＳ７において、デー
タの受信不能回数が所定回数以内かどうか判断する。所
定回数以内でなければ、ステップＳ８に進み、固体撮像
素子の制御を終了させる。ステップＳ７において受信不
能回数が所定回数以内であれば、ステップＳ９に進み、
一定時間を経過させ、ステップＳ１０に進む。ステップ
Ｓ１０おいて、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮
像素子９ｂに再び電源を入れる（再起動させる）ように
し、ステップＳ２に進む。
像素子制御装置の動作を示すフローチャートである。ス
テップＳ１において、第１固体撮像素子９ａおよび第２
固体撮像素子９ｂに電源を入れ、ステップＳ２に進む。
ステップＳ２において、固体撮像素子のチャンネルを切
り換えることで固体撮像素子を指定し、ステップＳ３に
進む。ステップＳ３において、指定された固体撮像素子
で画素データを生成し、ステップＳ４に進む。ステップ
Ｓ４において、ステップＳ３で生成された画素データ
が、演算回路２で受信できたかどうか判断する。受信で
きた場合は、ステップＳ５に進み、画素データの演算を
行い演算を完了させる。ステップＳ４において画素デー
タが受信できなかった場合は、ステップＳ６に進み、固
体撮像素子のチャンネル切り換えを無効にして第１固体
撮像素子９ａおよび第２固体撮像素子９ｂの電源を落と
し、ステップＳ７に進む。ステップＳ７において、デー
タの受信不能回数が所定回数以内かどうか判断する。所
定回数以内でなければ、ステップＳ８に進み、固体撮像
素子の制御を終了させる。ステップＳ７において受信不
能回数が所定回数以内であれば、ステップＳ９に進み、
一定時間を経過させ、ステップＳ１０に進む。ステップ
Ｓ１０おいて、第１固体撮像素子９ａおよび第２固体撮
像素子９ｂに再び電源を入れる（再起動させる）ように
し、ステップＳ２に進む。
【００１１】図３は、本発明の実施の形態による固体撮
像素子制御装置の駆動手段の斜視図であり、図４は、駆
動手段の拡大断面図である。駆動手段２０は、電子回路
基板２０ｃや複数のコネクター部１０が取り付けられる
パネル部材２０ａ、外部から遮蔽するための上板部材２
０ｂ、カバー２１ａ，２１ｂとで構成されている。パネ
ル部材２０ａと上板部材２０ｂには金属材を用いてお
り、表面には導通性のない塗装が施してあるが、両部材
の接合面は無塗装もしくは導通性のある金属メッキにし
て導通を確保している。また、パネル部材２０ａに取り
付けられる複数のコネクター部１０はカバー２１ａ，２
１ｂによって覆われている。カバー２１ａ，２１ｂにも
導通性のある金属材を用いており、パネル部材２０ａと
上板部材２０ｂと同様に接合面では導通を確保してい
る。このように、複数のコネクター部１０を導通性のあ
るカバー２１ａ，２１ｂで覆っているので、複数のコネ
クター部１０より生じるノイズが外部に漏れるのを防い
でいる。
像素子制御装置の駆動手段の斜視図であり、図４は、駆
動手段の拡大断面図である。駆動手段２０は、電子回路
基板２０ｃや複数のコネクター部１０が取り付けられる
パネル部材２０ａ、外部から遮蔽するための上板部材２
０ｂ、カバー２１ａ，２１ｂとで構成されている。パネ
ル部材２０ａと上板部材２０ｂには金属材を用いてお
り、表面には導通性のない塗装が施してあるが、両部材
の接合面は無塗装もしくは導通性のある金属メッキにし
て導通を確保している。また、パネル部材２０ａに取り
付けられる複数のコネクター部１０はカバー２１ａ，２
１ｂによって覆われている。カバー２１ａ，２１ｂにも
導通性のある金属材を用いており、パネル部材２０ａと
上板部材２０ｂと同様に接合面では導通を確保してい
る。このように、複数のコネクター部１０を導通性のあ
るカバー２１ａ，２１ｂで覆っているので、複数のコネ
クター部１０より生じるノイズが外部に漏れるのを防い
でいる。
【００１２】本発明の実施の形態の固体撮像素子制御装
置と、調整用チャートとを組み合わせることで、カメラ
用等の撮影レンズの調整を行うことができる。本発明の
実施の形態の固体撮像素子制御装置を用いて、調整を行
う撮影レンズを通ったチャート像の画素データを演算す
ることで、このレンズが偏芯しているかどうか調べるこ
とができ、レンズ調整が可能となる。
置と、調整用チャートとを組み合わせることで、カメラ
用等の撮影レンズの調整を行うことができる。本発明の
実施の形態の固体撮像素子制御装置を用いて、調整を行
う撮影レンズを通ったチャート像の画素データを演算す
ることで、このレンズが偏芯しているかどうか調べるこ
とができ、レンズ調整が可能となる。
【００１３】
【発明の効果】請求項１の発明では、固体撮像素子から
の画素データが受信できない場合は、固体撮像素子の電
源を切るようにしたので、回路の破壊や固体撮像素子の
破損を防ぐことができる。また、予め定めた回数以内で
再起動を行うようにしたので、効率よく画素データを受
信できる。
の画素データが受信できない場合は、固体撮像素子の電
源を切るようにしたので、回路の破壊や固体撮像素子の
破損を防ぐことができる。また、予め定めた回数以内で
再起動を行うようにしたので、効率よく画素データを受
信できる。
【００１４】請求項２の発明では、複数の部材にて構成
される駆動手段の筐体において、部材間の面接触により
導通を確保するようにしたので、ノイズがＧＮＤから逃
げやすくなる。請求項３の発明では、制御手段の複数の
コネクター部を導通性のあるカバーで覆うことにより、
コネクター部より生じるノイズが外部に漏れるのを防い
でいるとともに、外来ノイズから制御手段を守ることが
できる。
される駆動手段の筐体において、部材間の面接触により
導通を確保するようにしたので、ノイズがＧＮＤから逃
げやすくなる。請求項３の発明では、制御手段の複数の
コネクター部を導通性のあるカバーで覆うことにより、
コネクター部より生じるノイズが外部に漏れるのを防い
でいるとともに、外来ノイズから制御手段を守ることが
できる。
【００１５】請求項４の発明では、クロック発生回路よ
り出力されるクロック信号の経路に２カ所のＥＭＩフィ
ルタを設けるので、１カ所だけにＥＭＩフィルタを設け
た場合よりノイズ量を低減することができる。
り出力されるクロック信号の経路に２カ所のＥＭＩフィ
ルタを設けるので、１カ所だけにＥＭＩフィルタを設け
た場合よりノイズ量を低減することができる。
【図１】本発明の実施の形態における固体撮像素子制御
装置のシステム図である。
装置のシステム図である。
【図２】本発明の実施の形態における固体撮像素子制御
装置の動作を示すフローチャートである。
装置の動作を示すフローチャートである。
【図３】本発明の実施の形態における固体撮像素子制御
装置の駆動手段の斜視図である。
装置の駆動手段の斜視図である。
【図４】本発明の実施の形態における固体撮像素子制御
装置の駆動手段の拡大断面図である。
装置の駆動手段の拡大断面図である。
１ 制御命令送信回路 ２ 演算回路 ３ クロック発生回路 ４ 固体撮像素子電源制御回路 ５ 固体撮像素子制御信号発生回路 ６ 固体撮像素子信号送信回路 ７ａ，７ｂ，７ｃ ＥＭＩフィルタ ８ 固体撮像素子チャンネル切り換え回路 ９ａ 第１固体撮像素子 ９ｂ 第２固体撮像素子 １０ コネクター部 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０ｆ コ
ネクター ２０ 駆動手段 ２０ａ パネル部材 ２０ｂ 上板部材 ２０ｃ 電子回路基板 ２１ａ，２１ｂ カバー ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｅ，２２ｆ 信号ケーブ
ル ３０ 制御手段
ネクター ２０ 駆動手段 ２０ａ パネル部材 ２０ｂ 上板部材 ２０ｃ 電子回路基板 ２１ａ，２１ｂ カバー ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｅ，２２ｆ 信号ケーブ
ル ３０ 制御手段
Claims (4)
- 【請求項１】 固体撮像素子を駆動するための駆動手段
と、該駆動手段に制御命令を送信し、かつ前記固体撮像
素子からの画素データを前記駆動手段を経由して受信し
演算処理をする制御手段とからなる固体撮像素子制御装
置において、 前記制御手段は、前記固体撮像素子からの前記画素デー
タが受信できない場合、前記駆動手段に前記固体撮像素
子の電源断指令を出し、その後前記固体撮像素子の電源
入指令を再び出す再起動制御を予め定めた回数内で行
い、該予め定めた回数に達しても前記画素データが受信
できない場合、前記再起動制御を打ち切り、前記固体撮
像素子の制御を終了することを特徴とする固体撮像素子
制御装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の固体撮像素子制御装置
において、前記駆動手段の筐体は複数の部材で構成さ
れ、前記部材間の面接触により導通を確保することを特
徴とする固体撮像素子制御装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の固体撮像素子制御装置
において、前記駆動手段は複数のコネクター部を有し、
該複数のコネクター部を導通性のあるカバーで覆うこと
を特徴とする固体撮像素子制御装置。 - 【請求項４】 請求項２または３に記載の固体撮像素子
制御装置において、前記駆動手段は、さらにクロック発
生回路と固体撮像素子チャンネル切り換え回路とを有し
ており、前記クロック発生回路と前記固体撮像素子チャ
ンネル切り換え回路との間と、前記固体撮像素子チャン
ネル切り換え回路と前記固体撮像素子に接続するコネク
ター部との間にそれぞれＥＭＩフィルタを設けることを
特徴とする固体撮像素子制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26954199A JP2001094879A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 固体撮像素子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26954199A JP2001094879A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 固体撮像素子制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101773107B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2017-08-30 | 젠텍스 코포레이션 | 부분적으로 불투명한 광학장치를 구비한 광 센서 |
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-
1999
- 1999-09-22 JP JP26954199A patent/JP2001094879A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016514252A (ja) * | 2013-02-12 | 2016-05-19 | ジェンテックス コーポレイション | 光センサー |
| US9870753B2 (en) | 2013-02-12 | 2018-01-16 | Gentex Corporation | Light sensor having partially opaque optic |
| US11017741B2 (en) | 2013-02-12 | 2021-05-25 | Gentex Corporation | Light sensor having partially opaque optic |
| KR101773107B1 (ko) * | 2013-07-26 | 2017-08-30 | 젠텍스 코포레이션 | 부분적으로 불투명한 광학장치를 구비한 광 센서 |
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