JP2001094853A - 電子カメラ、画像処理装置及び販売装置 - Google Patents

電子カメラ、画像処理装置及び販売装置

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JP2001094853A
JP2001094853A JP26544099A JP26544099A JP2001094853A JP 2001094853 A JP2001094853 A JP 2001094853A JP 26544099 A JP26544099 A JP 26544099A JP 26544099 A JP26544099 A JP 26544099A JP 2001094853 A JP2001094853 A JP 2001094853A
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Japan
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image
image data
electronic camera
data
unit
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JP26544099A
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English (en)
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Tadaaki Yoneda
忠明 米田
Iwao Ayusawa
巌 鮎澤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子カメラをより効率的に回収でき、レンタル
料金の収受をより簡易に行うことができる装置を提供す
る。 【解決手段】ユーザの指示に基づき外部へ転送される画
像データの転送回数を計数して、これをEEPROM1
23に記憶できるので、ここから画像データの転送回数
を読み出せば、それに基づいてレンタル料金を自動的に
計算することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレンタル販
売される電子カメラにかかる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子技術の向上に伴い、撮像した画像を
デジタルデータに変換して記憶するデジタルスチルカメ
ラなどの電子カメラが開発され、既に市販されている。
ユーザーは、デジタルスチルカメラにより撮像した画像
を、たとえば自分のパソコンのディスプレイに表示で
き、またプリンタを介してプリントできるため、その応
用範囲は広いものとなっている。
【0003】ところで、撮像手段である高画素のCCD
や液晶画面などを装備した電子カメラは、一般的に高価
である。特に、技術革新が進む中で、更に性能がアップ
した電子カメラが短い周期で上市されるという状況下、
常に最新の電子カメラを購入することは、個人的な撮像
を行う者にとっては、経済的に困難であることが多い。
一方、撮像した画像に対応する画像データを記憶した記
憶媒体などがあれば、それに基づき、画像をパソコンの
ディスプレイに表示したり、特定のラボにおいてプリン
トサービスを受けたりすることも可能であるため、必ず
しも高価な電子カメラを所有する必要はないという考え
もある。
【0004】かかる考えに基づいて、撮像が必要なとき
に、電子カメラをレンタルするシステムが考えられてい
る。かかるレンタルシステムによれば、電子カメラを購
入する場合に比べ、より経済的に被写体画像を撮像する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子カメラ
のレンタルシステムを考えた場合、貸し出された電子カ
メラを、どのようにして効率的に回収するかという問題
がある。レンタルビデオやCDなどのように単価が安い
ものの場合には、貸し出し時に設定された貸出期間を超
過した場合、返却時に精算するようにしても、レンタル
店側の負担はさほど大きくはない。しかしながら、電子
カメラのように単価が高いものの場合には、貸出期間を
超過して使用されると、レンタル店側の負担が大とな
り、又それがレンタル料金に跳ね返ると、ユーザ側の負
担も大となってしまう。
【0006】更に、ユーザの使用頻度や期間に応じて、
電子カメラのレンタル料金が自動的に計算及び精算でき
るようになっていれば、ユーザ及びレンタル店側の負担
をより低減することができる。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、電子カメラのレンタルシステムにおいて、電子カメ
ラをより効率的に回収できる技術、及びレンタル料金の
収受をより簡易に行うことができる技術に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電子カメラ
であって、撮像素子によって光学的な画像情報を電気的
な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮像手段に
よって取得された電気的な画像信号を画像データとして
蓄積する画像データ保持手段と、前記画像データ保持手
段によって保持されている画像データを読出して、ユー
ザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転送する画
像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段によって外
部に取り出された画像データの転送回数を計数する計数
手段と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮
像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デー
タとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デー
タ保持手段によって保持されている画像データを読出し
て、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転
送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段に
よって外部に取り出された画像データの転送回数を計数
する計数手段と、前記計数手段によって計数された画像
データの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記画
像データ転送手段の画像データの転送を禁止する禁止手
段と、を有することを特徴とする。
【0010】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮
像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デー
タとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デー
タ保持手段によって保持されている画像データを読出し
て、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転
送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段に
よって外部に取り出された画像データの転送回数を計数
する計数手段と、前記計数手段によって計数された画像
データの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記撮
像手段による画像信号の取得を禁止する禁止手段と、を
有することを特徴とする。
【0011】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮
像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デー
タとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デー
タ保持手段によって保持されている画像データを読出し
て、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転
送する画像データ転送手段と、前記電子カメラが貸し出
されたときからの貸し出し時間を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された貸出時間が所定の時間
を超えたときは、前記画像データ転送手段の画像データ
の転送を禁止する禁止手段と、を有することを特徴とす
る。
【0012】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記電
子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間を計測
する計測手段と、前記計測手段によって計測された貸出
時間が所定の時間を超えたときは、前記撮像手段による
画像信号の取得を禁止する禁止手段と、を有することを
特徴とする。
【0013】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮
像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デー
タとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デー
タ保持手段によって保持されている画像データを読出し
て、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転
送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段に
よって外部に取り出された画像データの転送回数を計数
する計数手段と、前記計数手段によって計数された画像
データの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記画
像データ転送手段の画像データの転送を禁止する第1の
禁止手段と、前記電子カメラが貸し出されたときからの
貸し出し時間を計測する計測手段と、前記計測手段によ
って計測された貸出時間が所定の時間を超えたときは、
前記画像データ転送手段の画像データの転送を禁止する
第2の禁止手段と、前記第1及び前記第2の禁止手段の
少なくとも一方の禁止動作を制限する制限手段と、を有
することを特徴とする。
【0014】本発明の電子カメラは、貸し出し可能な電
子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情報
を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記撮
像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デー
タとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デー
タ保持手段によって保持されている画像データを読出し
て、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ転
送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段に
よって外部に取り出された画像データの転送回数を計数
する計数手段と、前記計数手段によって計数された画像
データの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記撮
像手段による画像信号の取得を禁止する第1の禁止手段
と、前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し
時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測
された貸出時間が所定の時間を超えたときは、前記撮像
手段による画像信号の取得を禁止する第2の禁止手段
と、前記第1及び前記第2の禁止手段の少なくとも一方
の禁止動作を制限する制限手段と、を有することを特徴
とする。
【0015】本発明の画像情報処理装置は、機器取扱者
に関連する情報を示す識別データを各々記憶した複数の
画像情報記録装置に記載されている画像情報を読み取っ
て記憶する画像情報処理装置であって、前記識別データ
及び画像情報を前記画像情報記録装置から読み取る手段
と、前記読み取った識別データ及び画像情報に基づき、
前記識別データ毎に仕分けした仕分け情報を得る手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明の販売装置は、第1の認識データを
記憶可能な情報記録装置を、販売する販売装置であっ
て、購入者に関する第2の認識データを記憶した電子決
済用カードから、該第2の認識データを読み取る手段
と、前記読み取られた第2の認識データと一対一に対応
する第1の認識データを前記情報記録装置に記憶させる
データ書き込み手段と、を備え、前記データ書き込み手
段により第1の認識データ記憶させた情報記録装置を販
売するように構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可能な
電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画像情
報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、前記
撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画像デ
ータとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画像デ
ータ保持手段によって保持されている画像データを読出
して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手段へ
転送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送手段
によって外部に取り出された画像データの転送回数を計
数する計数手段と、を有するので、前記計数手段から画
像データの転送回数を読み出せば、それに基づいてレン
タル料金を計算することができる。尚、ユーザの使用頻
度を表す値として、撮像回数をカウントすることも考え
られるが、撮像失敗とか無用な画像に関してもカウント
され得るため好ましくない。これに対し、画像データの
転送を行うことは、その画像がユーザにとって有効であ
ることを示す一つの目安となり得るため、画像データの
転送回数に基づきレンタル料金を計算することは合理的
であると考えられる。
【0018】更に、前記転送回数を記録保持する保持手
段を有すれば、記憶された転送回数を必要に応じて随時
呼び出せるため便利である。
【0019】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
像データとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画
像データ保持手段によって保持されている画像データを
読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手
段へ転送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送
手段によって外部に取り出された画像データの転送回数
を計数する計数手段と、前記計数手段によって計数され
た画像データの転送回数が所定の回数を超えたときは、
前記画像データ転送手段の画像データの転送を禁止する
禁止手段と、を有するので、例えばレンタル時の契約な
どにより、画像データの転送回数を所定の回数以内にす
ると定めたような場合において、ユーザの使用により画
像データの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記
禁止手段が前記画像データ転送手段の画像データの転送
を禁止するようにすれば、ユーザは、かかる転送禁止に
よって画像データの転送回数が所定の回数を超えたこと
が判り、従って電子カメラを返却すべきする必要が生じ
たことが判るため、貸し出された電子カメラをより効率
的に回収することができる。
【0020】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
像データとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画
像データ保持手段によって保持されている画像データを
読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手
段へ転送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送
手段によって外部に取り出された画像データの転送回数
を計数する計数手段と、前記計数手段によって計数され
た画像データの転送回数が所定の回数を超えたときは、
前記撮像手段による画像信号の取得を禁止する禁止手段
と、を有するので、例えばレンタル時の契約などによ
り、画像データの転送回数を所定の回数以内にすると定
めたような場合において、ユーザの使用により画像デー
タの転送回数が所定の回数を超えたときは、前記禁止手
段が前記撮像手段による画像信号の取得を禁止するよう
にすれば、ユーザは、かかる取得禁止によって画像デー
タの転送回数が所定の回数を超えたことが判り、従って
電子カメラを返却すべきする必要が生じたことが判るた
め、貸し出された電子カメラをより効率的に回収するこ
とができる。
【0021】更に、ユーザに許容する画像データの転送
回数の設定が可能な設定手段が設けられていれば、ユー
ザの要求に応じて、かかる転送回数の増減を行えるので
便利である。
【0022】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
像データとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画
像データ保持手段によって保持されている画像データを
読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手
段へ転送する画像データ転送手段と、前記電子カメラが
貸し出されたときからの貸し出し時間を計測する計測手
段と、前記計測手段によって計測された貸出時間が所定
の時間を超えたときは、前記画像データ転送手段の画像
データの転送を禁止する禁止手段と、を有するので、例
えばレンタル時の契約などにより、電子カメラの貸出時
間を所定の時間以内にすると定めたような場合におい
て、ユーザの使用により貸出時間が所定の時間を超えた
ときは、前記禁止手段が前記画像データ転送手段の画像
データの転送を禁止するようにすれば、ユーザは、かか
る転送禁止によって貸出時間が過ぎたことが判り、従っ
て電子カメラを返却すべきする必要が生じたことが判る
ため、貸し出された電子カメラをより効率的に回収する
ことができる。
【0023】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間
を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測され
た貸出時間が所定の時間を超えたときは、前記撮像手段
による画像信号の取得を禁止する禁止手段と、を有する
ので、例えばレンタル時の契約などにより、電子カメラ
の貸出時間を所定の時間以内にすると定めたような場合
において、ユーザの使用により貸出時間が所定の時間を
超えたときは、前記禁止手段が前記撮像手段による画像
信号の取得を禁止するようにすれば、ユーザは、かかる
取得禁止によって貸出時間が過ぎたことが判り、従って
電子カメラを返却すべきする必要が生じたことが判るた
め、貸し出された電子カメラをより効率的に回収するこ
とができる。
【0024】更に、ユーザに許容する前記電子カメラの
操作時間の設定が可能な設定手段を設けられていれば、
ユーザの要求に応じて、かかる操作時間の延長・短縮を
行えるので便利である。
【0025】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
像データとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画
像データ保持手段によって保持されている画像データを
読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手
段へ転送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送
手段によって外部に取り出された画像データの転送回数
を計数する計数手段と、前記計数手段によって計数され
た画像データの転送回数が所定の回数を超えたときは、
前記画像データ転送手段の画像データの転送を禁止する
第1の禁止手段と、前記電子カメラが貸し出されたとき
からの貸し出し時間を計測する計測手段と、前記計測手
段によって計測された貸出時間が所定の時間を超えたと
きは、前記画像データ転送手段の画像データの転送を禁
止する第2の禁止手段と、前記第1及び前記第2の禁止
手段の少なくとも一方の禁止動作を制限する制限手段
と、を有するので、例えばレンタル時の契約などによ
り、画像データの転送回数を所定の回数以内にするか、
あるいは電子カメラの貸出時間を所定の時間以内にする
か、いずれか又は双方を選択でき、かかる禁止手段の禁
止動作によって、ユーザは電子カメラを返却すべきする
必要が生じたことが判るため、貸し出された電子カメラ
をより効率的に回収することができる。
【0026】本発明の電子カメラによれば、貸し出し可
能な電子カメラであって、撮像素子によって光学的な画
像情報を電気的な画像信号として取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
像データとして蓄積する画像データ保持手段と、前記画
像データ保持手段によって保持されている画像データを
読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り出し手
段へ転送する画像データ転送手段と、前記撮影画像転送
手段によって外部に取り出された画像データの転送回数
を計数する計数手段と、前記計数手段によって計数され
た画像データの転送回数が所定の回数を超えたときは、
前記撮像手段による画像信号の取得を禁止する第1の禁
止手段と、前記電子カメラが貸し出されたときからの貸
し出し時間を計測する計測手段と、前記計測手段によっ
て計測された貸出時間が所定の時間を超えたときは、前
記撮像手段による画像信号の取得を禁止する第2の禁止
手段と、前記第1及び前記第2の禁止手段の少なくとも
一方の禁止動作を制限する制限手段と、を有するので、
例えばレンタル時の契約などにより、画像データの転送
回数を所定の回数以内にするか、あるいは電子カメラの
貸出時間を所定の時間以内にするか、いずれか又は双方
を選択でき、かかる禁止手段の禁止動作によって、ユー
ザは電子カメラを返却すべきする必要が生じたことが判
るため、貸し出された電子カメラをより効率的に回収す
ることができる。
【0027】更に、前記制限手段は、前記第1及び第2
の禁止手段の動作を選択的に制限すれば、例えばレンタ
ル時の契約などにより、画像データの転送回数を所定の
回数以内にするか、あるいは電子カメラの貸出時間を所
定の時間以内にするか、いずれかを選択できるようにな
る。
【0028】又、画像データの転送回数は、撮影画像数
の単位で計測されてもよく、例えば10枚とか24枚と
か撮影画像のグループ単位で計測されても良く、あるい
はダウンロードの単位(回数、転送ビット数、転送時間
等)で計測されても良い。
【0029】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラと通信可能な通信手段と、前記通信手段を介して前記
設定手段にアクセスし、設定されている画像転送許可回
数、又はユーザが操作可能な時間を変更する変更手段と
を有するので、ユーザの要求に応じて、前記電子カメラ
で設定されている画像転送許可回数、又はユーザが操作
可能な時間を変更できるため便利である。
【0030】尚、前記電子カメラが、前記処理装置に対
する前記変更手段のアクセスが正当か否か判断する判断
手段を有しており、前記判断手段が、前記変更手段のア
クセスが不当であると判断した場合には、前記設定手段
の設定を不変とするようになっていれば、不当なアクセ
スに対して、設定されている画像転送許可回数、又はユ
ーザが操作可能な時間を変更しないため、保安上好まし
い。
【0031】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラにおける前記設定手段に設定されている画像データの
転送許可回数、又はユーザが操作可能な時間を含む管理
データを記憶する記憶手段と、前記電子カメラと通信可
能な通信手段と、前記電子カメラ側から前記通信手段を
介して前記記憶手段にアクセスされたときは、前記管理
データの転送を行う転送手段と、前記電子カメラが、前
記管理データの書き換えを要求した場合には、前記電子
カメラの認証データの提示を求め、前記認証データが所
定のデータでない場合には、前記管理データの書き換え
を拒絶する判断手段とを有するので、許可された者以外
の者が管理データの書き換えを行うことができず保安上
好ましい。
【0032】前記認証データは、所定の英数字などを組
み合わせたキーコードであっても良い。
【0033】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラの保持手段に対して通信可能な通信手段と、前記通信
手段を介して、前記記憶手段に記憶された画像データの
転送回数を取得する回数取得手段と、前記回数取得手段
によって取得された画像データの転送回数に基づいて、
前記電子カメラを借りたユーザの精算費用を計算する計
算手段とを有するので、貸し出された電子カメラが返却
される際に、前記通信手段を介して前記電子カメラにア
クセスすれば、画像データの転送回数に基づいて前記計
算手段が自動的に精算費用を計算しうるため便利であ
る。
【0034】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラに対して通信可能な通信手段と、前記通信手段を介し
て、前記画像データ保持手段に記憶された画像データを
取得する画像取得手段と、前記画像取得手段を介して取
得された画像データに基づいて画像をプリントするプリ
ント手段と、前記プリント手段によるプリント量に基づ
いて、前記電子カメラを借りたユーザの精算費用を計算
する計算手段とを有するので、ユーザが画像データに基
づき画像のプリントを所望する場合には、そのプリント
量に応じて前記計算手段が自動的に精算費用を計算しう
るため便利である。
【0035】更に、前記プリント量が画像の枚数であれ
ば、より合理的に精算費用の計算ができる。
【0036】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラに対して通信可能な通信手段と、前記通信手段を介し
て、前記画像データ保持手段に記憶された画像データを
取得する画像取得手段と、前記画像取得手段を介して取
得された画像データを、記憶媒体に記憶する記憶手段
と、前記記憶手段により前記記憶媒体に記憶される画像
データ量に基づいて、前記電子カメラを借りたユーザの
精算費用を計算する計算手段とを有するので、貸し出さ
れた電子カメラが返却される際に、前記通信手段を介し
て前記電子カメラにアクセスすれば、記憶された画像デ
ータ量に基づいて前記計算手段が自動的に精算費用を計
算しうるため便利である。
【0037】本発明の処理装置によれば、前記電子カメ
ラに対して通信可能な通信手段と、前記通信手段を介し
て、前記記憶手段に記憶された画像データの転送回数を
取得する回数取得手段と、前記通信手段を介して、前記
画像データ保持手段に記憶された画像データを取得する
画像取得手段と、前記画像取得手段を介して取得された
画像データに基づいて画像をプリントするプリント手段
と、前記画像取得手段を介して取得された画像データ
を、記憶媒体に記憶する記憶手段と、前記回数取得手段
によって取得された画像データの転送回数と、前記プリ
ント手段によるプリント量と、前記記憶手段により前記
記憶媒体に記憶される画像データ量とに、それぞれ所定
の比率を掛け合わせ、更に合算することにより、前記電
子カメラを借りたユーザの精算費用を計算する計算手段
とを有するので、貸し出された電子カメラが返却される
際に、前記通信手段を介して前記電子カメラにアクセス
すれば、前記処理装置の操作者の手を煩わせることな
く、前記計算手段が自動的に精算費用を計算しうるため
便利である。
【0038】更に、前記通信手段が、通信網を介して外
部の電子決済システムにアクセス可能であり、前記計算
手段が計算した精算費用を、前記電子決済システムを介
して決済処理するようになっていれば、レンタル時もし
くは返却時にユーザが十分な現金を所持していなくて
も、ユーザの所有する口座を通じて必要な精算を行える
ため便利である。
【0039】すなわち、前記決済処理により、前記ユー
ザの所有する口座より、前記精算費用が引き落とされれ
ば、ユーザの手間がかからず便利である。
【0040】本発明の画像情報処理装置によれば、例え
ば電子カメラのメーカーなどの機器取扱者に関連する情
報を示す識別データを各々記憶した複数の画像情報記録
装置に記載されている画像情報を読み取って記憶する画
像情報処理装置であって、前記識別データ及び画像情報
を前記画像情報記録装置から読み取る手段と、前記読み
取った識別データ及び画像情報に基づき、前記識別デー
タ毎に仕分けした仕分け情報を得る手段と、を備えてい
るので、例えば電子カメラのような画像情報記録装置が
複数メーカーより貸与されている場合、前記画像情報処
理装置が取り扱った画像情報記録装置について、前記仕
分け情報に基づいて、機器取扱者(メーカー)毎の貸与
費用などを計算することができ、更に通信網などを利用
すれば、それらの精算費用を電子的に決済することもで
きる。
【0041】更に、前記求めた仕分け情報を、プリント
アウトやディスプレイ表示の如く出力する出力手段を有
すれば、かかる仕分け情報を一目で把握できるため便利
である。
【0042】又、前記仕分け情報が、前記識別データ毎
の前記画像情報処理装置が読み取った画像情報の情報量
を示す、総バイト数、撮影枚数、24枚単位などの情報
を含んでいれば、かかる情報を付加的費用の精算に利用
することができて便利である。
【0043】本発明の画像情報処理装置によれば、あら
かじめ互いに異なる複数の前記認識データを記憶した記
憶手段と前記画像情報記録装置から読み取った認識デー
タと、前記記憶手段に記憶されていた認識データとを照
合し一致、不一致を判定する照合手段と、該照合手段で
不一致と判定された時には、画像情報記録装置の記録情
報の記憶を拒否する拒否手段とを有するので、例えば取
り扱いの対象になっていない画像情報記録装置に関して
は、認識データが不一致となることから、かかる画像情
報処理装置で不要な処理を行うことがないように、画像
情報の記憶などを拒否することができる。
【0044】更に、前記記憶を拒否する旨を提示する提
示手段を設ければ、かかる提示によって、画像情報処理
装置の操作者が、その画像情報記録装置は取り扱いの対
象になっていないことなどを把握できるので便利であ
る。
【0045】尚、前記提示手段は、ディスプレイ、前記
記憶を拒否することに関する情報をプリントするプリン
タ、前記記憶を拒否することに関する情報を外部に出力
する通信手段であってよい。
【0046】又、前記記憶の拒否が、前記画像情報記録
装置からの記録情報の読み取りを禁止することで実行さ
れれば好ましい。
【0047】更に、前記画像情報記録装置は電子カメラ
であってよい。
【0048】本発明の販売装置によれば、第1の認識デ
ータを記憶可能な情報記録装置を、販売する販売装置で
あって、購入者に関する第2の認識データを記憶した電
子決済用カードから、該第2の認識データを読み取る手
段と、前記読み取られた第2の認識データと一対一に対
応する第1の認識データを前記情報記録装置に記憶させ
るデータ書き込み手段と、を備え、前記データ書き込み
手段により第1の認識データ記憶させた情報記録装置を
販売するように構成しているので、情報記録装置の販売
時に、例えば購入者の所有する口座から購入代金を電子
的に決済することができ、現金を必要とすることなく購
入を行うことができる。尚、ここで販売とは、情報記録
装置のレンタル販売を含む。
【0049】更に、前記データ書き込み手段が、第2の
認識データを第1の認識データとして情報記録装置に記
憶させるものであれば、第2の認識データとして購入者
のクレジット番号などを直接情報記録装置に書き込める
ため、情報記録装置の返却時などにおいて追加費用が発
生しても、購入者より新たに第2の認識データを聞き出
す手間がかからず便利である。
【0050】又、前記データ書き込み手段が、第2の認
識データに対応して第3の認識データを作成する手段を
備え、該第3の認識データを第1の認識データとして情
報記録装置に記憶させるものであれば、例えばクレジッ
ト番号などを直接情報記録装置に書き込むことを嫌う購
入者のような場合、クレジット番号に対応する第3の認
識データとしての会員番号などを情報記録装置に書き込
むようにもでき、それにより情報記録装置の返却時など
において追加費用が発生しても、購入者より新たに第2
の認識データを聞き出す手間がかからず便利である。
【0051】尚、前記情報記録装置は電子カメラであっ
てよい。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる、レンタル販売される電子カメラ100の構成を
示すブロック図である。図1において、電子カメラ10
0は、レンズ101と、レンズ101により結像された
光学像をアナログ信号に変換するCCDなどの撮像素子
102と、撮像素子102からのアナログ信号に所定の
前処理を行った後にデジタル信号に変換する前段処理部
103と、前段処理部103からの出力信号を色信号に
変換したり、撮像素子102を駆動するタイミングパル
スを生成するTG105を制御する色処理部104と、
TG105にて生成されたタイミングパルスを用いてC
CD駆動用信号を発生させるVドライバ106と、外部
と通信を行うためのI/F接合部107aを制御するI
/F制御部107と、色信号処理された画像データを送
信する際および内蔵画像メモリへ記録する際のタイミン
グ調整のために一時的に画像データを格納する画像バッ
ファメモリ108と、CPUバスと画像バッファメモリ
108との間でデータ転送を制御するメモリ制御部10
9と、撮像した画像データを蓄積する内蔵画像メモリ1
10と、ストロボ112を制御するストロボ制御部11
3と、これらの動作を電気的に制御するために接続され
たプロセサ120とを有している。
【0053】プロセサ120は、内部にプログラム実行
用のROM121及びRAM122と、不揮発性メモリ
であるEEPROM123と、制御用CPU124と、
計時を行うRTC(リアルタイムクロック)125と、
プロセサ120と外部との通信を行うI/O部126と
から構成されている。尚、プロセサ120は、CPUバ
スを介してI/F制御部107と、内蔵画像メモリ11
0と、メモリ制御部109とに接続され、ボード内シリ
アル通信を介して前段処理部103と色処理部104と
TG105とに動作設定のために接続され、また、割り
込み入力可能なレリーズボタン114に接続している。
更に、プロセサ120は、電源部115から電力を供給
されるようになっている。レリーズボタン114の押圧
によって撮像が行われる。すなわち、プロセサ120は
不図示の電子シャッタ又は機構シャッタを駆動して、撮
像素子102を介して光学像を画像信号に変換し、前段
処理部103及び色処理部104を介して画像データを
作成し、作成した画像データを内蔵画像メモリ110に
記憶する。
【0054】プロセサ120のROM121には、内部
管理情報アクセス鍵情報と、機器製造者(カメラメーカ
ー名)情報とが記憶されている。一方、EEPROM1
23には、カウントされた撮影枚数と、画像転送許可数
と、撮影許可数と、貸出時間許可数と、製造シリアル番
号とが記憶されている。尚、プロセサ120は、内蔵画
像メモリ110に記憶された画像データを、I/F接合
部107aを介して接続された外部機器(パソコン等)
に対して転送する画像データ転送手段として機能する。
【0055】図2は、電子カメラのレンタル販売店に設
置される処理装置200の構成を示すブロック図であ
る。かかる処理装置200は、電子カメラ100にアク
セスすることによって、レンタルに関する情報の通信を
行える共に、画像データの転送なども行うことができる
他、ネットワークNを介して外部の電子決済システムに
アクセスして、レンタル料金の決済を行うこともでき
る。尚、電子決済システムとは、現金を授受することな
しに、電子決済番号などに基づいて、電子的な手続を介
して、必要な料金を特定の口座に入金もしくは出金でき
るシステムをいう。
【0056】図2において、処理装置200は、内部C
PUバスを介して相互に通信可能となっている、電子カ
メラ排出制御部201と、貸し出し側接続I/F202
a及び返却側接続I/F202bに対しそれぞれ制御可
能に接続された電子カメラ内データアクセス制御部20
2と、電子カメラ取り込み制御部203と、ネットワー
ク接続I/F204aに対し制御可能に接続されたネッ
トワークアクセス制御部204と、HDD装置205a
やCD−R装置205bを制御する記憶装置制御部20
5と、LCDなどの表示部206aを制御する表示制御
部206と、キーボードなどの操作入力部207aを制
御する入力制御部207と、プリンタなどの画像印刷装
置208aを制御する画像印刷制御部208と、プログ
ラムROM209と、プログラムRAM210と、IC
カードに接続可能な接続I/F211aに対し制御可能
に接続されたICカードアクセス制御部211と、これ
らの動作を電気的に制御するCPU212とを有してい
る。
【0057】尚、HDD装置205aやCD−R装置2
05bには、登録されたカメラのメーカー名や、メーカ
ー毎にプリントされた画像の枚数や、カメラ管理データ
のアクセス鍵情報などが記憶されている。
【0058】ICカード300は、処理装置200に接
続可能な接続I/F301と、ROM302と、これら
に接続可能なICカードCPU303を有している。R
OM302には、本人認証データ(指名及び電子決済番
号)や、暗号鍵情報や、暗号化ID情報や、管理会社情
報などが記憶されている。
【0059】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。処理装置の例えば電子カメラを借りたいと思うユー
ザは、テーマパークや街にあるレンタル店に出向き、電
子カメラのレンタルに必要な手続を行う。図3は、レン
タル手続にかかる処理装置200の動作を示すフローチ
ャートである。図3に基づき、かかるレンタル手続につ
いて説明する。
【0060】ここで、レンタルを所望するユーザは、本
人認証データとして例えば氏名及び電子決済番号などを
記録したICカード300を所持しているものとする。
かかるユーザは、レンタル店において例えばガラスケー
ス内に保管されている複数の電子カメラの内から、レン
タルを所望する電子カメラ100を選択し、対応するボ
タン(不図示)などを押す。すると、レンタル販売装置
を兼ねる処理装置200のCPU212が、電子カメラ
排出制御部201を動作させてガラスケースを開放し、
所望する電子カメラ100をユーザが取り出せる状態に
する。ユーザは、取り出した電子カメラ100を、処理
装置200にアクセスさせる。尚、処理装置200の操
作は、店員が行っても良いが、本実施の形態ではユーザ
自ら行うものとする。
【0061】かかる処理装置200のCPU212は、
互いに結合させた処理装置200側の貸し出し側接続I
/F202a及び電子カメラ100のI/F接合部10
7aを介して、電子カメラ100のプロセサ120にア
クセスし、そのEEPROM123より製造シリアル番
号を読み出して(図3のステップS101)、貸し出し
管理データベースの一部を構成すべくHDD装置205
aに記憶する。
【0062】次に、ユーザは、処理装置200に備えら
れたスロット(不図示)に電子決済用カードを兼ねるI
Cカード300を挿入する。それにより、ICカード3
00の接続I/F301が、処理装置200の接続I/
Fに結合されるので、CPU212は、ROM302内
に記憶された電子決済番号(第2の認識データ)を読み
出して(ステップS102)、電子カメラ100側へと
転送し、そのシリアル番号(第1の認識データ)に対応
づけるようにして、EEPROM123に記憶する。
尚、電子決済番号の代わりに、それに対応するレンタル
店の会員番号(第3の認識データ)を、EEPROM2
3に記憶させるようにすれば、そのユーザ以外の者が電
子カメラ100に不正にアクセスしたような場合でも、
電子決済番号の流出などを防止できるため歩亜縫え好ま
しい。
【0063】更にユーザは、レンタルを所望する期間及
び画像データを転送できる回数を、設定手段である処理
装置200の操作入力部207aを介して入力する。か
かる入力を待って(ステップS103)、CPU212
は、入力された期間及び回数を、貸し出し管理データベ
ースの一部を構成するためにHDD装置205aに記憶
する他、貸し出し電子カメラ100側に転送し、プロセ
サ120のEEPROM123に、貸し出し許可期間及
び画像データ転送許可回数として記憶する。尚、撮像許
容回数を入力しても良い。更にCPU212は、電子カ
メラ100の機種と、レンタル期間と、画像データ転送
回数とに基づいて、レンタル費用を計算する。
【0064】以上の操作の後、CPU212は、処理装
置200の表示部206aに、レンタル受付状態(レン
タル者の氏名、電子決済番号、レンタル機種、レンタル
期間、画像データ転送回数、レンタル費用等)を表示す
るので(ステップS104)、ユーザは一目でこれを確
認できる。ユーザが不図示の確認ボタンを押すことで
(ステップS105)、レンタル手続が終了する。表示
されたレンタル受付状態について、ユーザの意図と反す
る場合には、再度入力を行える(ステップS103)。
【0065】その後、処理装置200は、上述の入力さ
れた事項を、レンタル管理データベースの一部に加える
べくHDD装置205aに記憶すると共に、ネットワー
ク接続I/F204aを介してインターネットなどのネ
ットワークNに接続し、電子決済システムを介して、レ
ンタル者の電子決済番号に基づいて、対応する銀行の口
座からレンタル費用を引き落とすことができる。
【0066】電子カメラ100をレンタルしたユーザ
は、貸し出し許可期間内において被写体画像を撮像で
き、かつ画像データ転送許可回数以内において、画像デ
ータを外部のパソコンやプリンタなどに転送することが
できる。計数手段としてのCPU124においてカウン
トされる画像の撮影枚数や画像データ転送回数は、保持
手段としてのEEPROM123内に記憶される。ここ
で、画像データの転送回数とは、画像データに対応する
画像枚数単位も良く、画像24枚等のグループ単位でも
良く、あるいは画像ダウンロードの時間や回数でも良
い。
【0067】ここで、ユーザが行った画像データ転送の
回数が、許可回数を超えた場合、禁止手段としてのCP
U124は、以降の撮像及び/又は画像データの転送を
禁止する。より具体的には、ユーザがレリーズボタン1
14を押圧しても電子カメラ100は撮像を行わず、電
子カメラ100に外部のパソコンなどからアクセスして
も画像データの転送が行われないようになっている。か
かる場合、例えば不図示のLCDへの表示やLEDの点
滅及び音声警告などによって、画像データ転送の許可回
数を超えたことをユーザに知らせることができる。それ
によりユーザは、画像データ転送の許可回数を超えたこ
とが判るので、更に画像データの転送を所望する場合に
は、再度レンタル店に出向いて、電子カメラ100を処
理装置200にアクセスさせて、画像データ転送の許可
回数を再設定することができる。このように本実施の形
態によれば、画像データの転送を許可回数以上に行うた
めには、レンタル店に出向いて再設定を行わなくてはな
らないため、それにより電子カメラ100の管理がしや
すくなり、効率の良い回収ができる。
【0068】ユーザが電子カメラ100を借りている間
中、計測手段としてのプロセサ120のRTC125が
カウントし続け、カウントされた期間がレンタル期間を
超えた場合、禁止手段としてのCPU124は、以降の
撮像及び/又は画像データの転送を禁止する。かかる場
合、例えば不図示のLCDへの表示やLEDの点滅及び
音声警告などによって、レンタル期間を過ぎたことをユ
ーザに知らせることができる。それによりユーザは、レ
ンタル期間が過ぎたことが判る。
【0069】かかる場合、レンタル期間の延長を所望す
る場合、ユーザは再度レンタル店に出向いて、電子カメ
ラ100を処理装置200にアクセスさせて、レンタル
期間を再設定することができる。一方、電子カメラ10
0の返却を所望する場合、ユーザは同様にレンタル店に
出向いて、返却手続を行う。尚、画像データの転送回数
が許可回数を超えたときと、レンタル期間が過ぎたとき
の、より早い方が到来した場合に、CPU124が撮像
及び/又は画像データの転送を禁止するが、レンタル時
に、処理装置200からの入力に基づいて、画像データ
の転送回数を超えた場合とレンタル期間を過ぎた場合の
いずれか一方を選択して、撮像及び/又は画像データの
転送を禁止することもできる。
【0070】ところで、上述したように処理装置200
は、電子カメラ100にアクセスすることによって、E
EPROM123に記憶された画像データの転送許可回
数又はレンタル期間を再設定できる機能を有する。従っ
て、処理装置200と同様な機能を有する装置を用いれ
ば、レンタル店側の正当な許可なく電子カメラ100に
アクセスして、EEPROM123に記憶された画像デ
ータの転送許可回数を無制限に、あるいはレンタル期間
を無期限に延長するということも可能である。しかしな
がら、このような不正な行為を見過ごすと、本来得られ
るはずのレンタル店の利益が損なわれ、その分レンタル
費用に上乗せされなどして、ユーザ側の負担も増大す
る。本実施の形態においては、以下のようにして、かか
る不正な行為を禁じることができる。
【0071】電子カメラ100のプロセサ120内のプ
ログラムROM121内には、内部管理情報アクセス鍵
情報(例えばランダムな英数字の並び、キーコードな
ど)が記憶されている。一方、電子カメラ100のレン
タル店に設置された処理装置200のHDD装置205
aには、カメラ側のアクセス鍵情報に対応するカメラ管
理情報アクセス鍵情報が記憶されている。
【0072】電子カメラ100の外部から、EEPRO
M123に記憶された画像データの転送許可回数又はレ
ンタル期間の再設定要求があった場合、プロセサ120
は、カメラ管理情報アクセス鍵情報の提示を求める。こ
れに応じてカメラ管理情報アクセス鍵情報が提示された
場合、プロセサ120はそれをプログラムROM121
内に記憶された内部管理情報アクセス鍵情報と照会し、
これらが合致した場合には、画像データの転送許可回数
又はレンタル期間の再設定要求は正当な処理装置200
から行われたものと判断して、以降の入力に応じて画像
データの転送許可回数又はレンタル期間の再設定を行
う。同時に、処理装置200のCPU212も、プログ
ラムROM121内に記憶された内部管理情報アクセス
鍵情報を、カメラ管理情報アクセス鍵情報と照会し、こ
れらが合致した場合には、かかる再設定に応じて、HD
D装置205aに記録された貸し出しデータベースの書
き換えを行うが、合致しない場合には書き換えを禁じて
元の設定を維持する。
【0073】一方、プロセサ120による提示要求に対
し、提示されたカメラ管理情報アクセス鍵情報が、内部
管理情報アクセス鍵情報に合致しなかった場合、あるい
は提示がなかった場合には、プロセサ120は、画像デ
ータの転送許可回数又はレンタル期間の再設定要求は不
当であると判断して、その再設定を禁止する。尚、かか
る場合、プロセサ120は、以降の撮像や画像データの
転送を禁止しても良い。
【0074】ユーザが、電子カメラ100のレンタルを
中止したい場合には、以下のようにして返却手続を行
う。まずユーザは、かかる電子カメラ100をレンタル
店に持参して、処理装置200にアクセスさせる。する
と、処理装置200のCPU212は、返却側接続I/
F202bを介して電子カメラ100のプロセサ120
にアクセスし、EEPROM123に記憶されているシ
リアル番号を読み取り、HDD装置205aに記録され
た貸し出しデータベースにおけるシリアル番号(電子カ
メラの認識データ)と一致するか否か判断する。かかる
シリアル番号が一致すれば、更にCPU212は、EE
PROM123に記憶された画像データの転送回数と貸
出期間が、HDD装置205aに記録された貸し出しデ
ータベースにおける設定値を上回っていないか調べる。
【0075】画像データの転送回数(データ転送回数を
制限しなかった場合)又は貸出期間が設定値を上回って
いた場合には、CPU212は、上回った量に応じて超
過分の費用を計算し、精算費用として表示部206aに
表示する。かかる表示を見たユーザが不図示の確認ボタ
ンを押すことで返却手続が終了し、ユーザは所定のガラ
スケース内に電子カメラ100を置くことにより、不図
示のセンサがこれを検出し、電子カメラ取り込み制御部
203が動作してガラスケースを閉じ、電子カメラ10
0を保管状態に維持する。その後、処理装置200は、
ネットワーク接続I/F204aを介してインターネッ
トなどのネットワークNに接続し、電子決済システムを
介して、レンタル者の電子決済番号に基づいて、対応す
る銀行の口座から精算費用を引き落とすことができる。
【0076】尚、ユーザは撮像した画像のプリント又は
画像に対応する画像データの記憶を処理装置200に依
頼することもできる。画像プリントの要求があった場
合、ユーザの要求に応じて、CPU212は、上述した
態様で電子カメラ100の内蔵画像メモリ110にアク
セスし、画像データを読み出して、画像印刷装置208
aに転送し、ここでプリントを行う。ユーザは、プリン
ト枚数に応じてCPU212が計算した所定の料金と引
き替えに、そのプリントを受け取ることができる。かか
る料金も又、上記と同様に電子的な決済が可能である。
ただし、返却された電子カメラから読み出したシリアル
番号が、HDD装置205aに記憶されているものと一
致しない場合には、CPU212は、その電子カメラ
は、当該レンタル店の管理下にないものとして、画像デ
ータを含む全てのデータの読み出し又は記憶することを
禁止して、例えばウイルス感染などを未然に防止する。
尚、データの読み出し又は記憶の禁止を示す情報は、表
示部206aにおいて表示したり、画像印刷装置208
aによりプリントアウトしたり、あるいはネットワーク
接続I/F204aを介して外部へ出力することができ
る。
【0077】一方、画像データの記憶要求があった場
合、ユーザの要求に応じて、CPU212は、上述した
態様で電子カメラ100の内蔵画像メモリ110にアク
セスし、画像データを読み出して、CD−R装置205
bに転送し、記憶媒体であるCD−R(MOなど他の媒
体でも良い)に画像データを記憶する。ユーザは、記憶
された画像データ量に応じてCPU212が計算した所
定の料金と引き替えに、そのCD−Rを受け取ることが
できる。かかる料金も又、上記と同様に電子的な決済が
可能である。
【0078】尚、CPU212は、画像データの転送回
数と、プリント枚数と、CD−Rに記憶された画像デー
タ量とに、それぞれ所定の比率を掛け合わせ、更に合算
することにより、精算費用を計算することができる。か
かる精算費用も又、上記と同様に電子的な決済が可能で
ある。
【0079】ところで、レンタル店においては、複数の
電子カメラの管理会社と提携し、かかる管理会社より電
子カメラを貸与されることによって、電子カメラのレン
タルを可能としている場合がある。かかる場合、レンタ
ルされた電子カメラ100に応じて、管理会社に貸与費
用を請求されることがある。このような場合、例えば月
に1回などのサイクルで、処理装置200のCPU21
2は、HDD装置205aに記憶された貸し出しデータ
ベースに記憶された機器製造者情報、貸出期間、撮像枚
数、記憶された画像データ量などに基づいて、いずれの
管理会社の所有する(又はいずれの電子カメラメーカー
で製造された)電子カメラがどの程度使用されたかを仕
分け、一覧表として表示装置206aに表示出力した
り、画像印刷装置208aから、その一覧表をプリント
出力したりすることができる。
【0080】図4は、管理会社に設置される管理装置4
00の構成を示すブロック図である。図4において、管
理装置400は、内部CPUバスを介して相互に接続さ
れている、ネットワーク接続I/F401aを制御可能
なネットワークアクセス制御部401と、暗号復号部4
03と、1又は複数のレンタル店に貸与された電子カメ
ラに関するデータ(シリアル番号など)を含む電子カメ
ラ管理データベースを記憶するメモリ404aを制御可
能なデータベースアクセス制御部404と、プログラム
RAM405と、プログラムROM406と、LEDな
どの表示部407aを制御する表示制御部407と、キ
ーボードなどの操作入力部408aを制御する入力制御
部408と、これらの動作を電気的に制御するCPU4
02とを有している。
【0081】管理装置400のCPU402は、ネット
ワーク接続I/F401aからネットワークNを介し
て、レンタル店の処理装置200にアクセスでき、上述
した仕分け情報に係るデータを読み出すことができる。
尚、管理装置400は、処理装置200のHDD装置2
05aに記憶された貸し出しデータベースを共有するこ
とによって、その機器製造者情報、貸出期間、撮像枚
数、記憶された画像データ量などに基づいて、当該管理
会社の所有する(又は当該電子カメラメーカーで製造さ
れた)電子カメラがどの程度使用されたかを仕分け、一
覧表として表示装置407aに表示出力しても良い。た
だし、不正なアクセスを防止すべく、処理装置200と
の通信は、情報を暗号化することによって行うことが望
ましい。そのため暗号復号部403は、処理装置200
との通信を行う場合にデータの暗号化及び復号化を行う
ようになっている。データの暗号化及び復号化について
は良く知られているため、以下に詳細は記載しない。
【0082】更に、管理装置400は、ネットワークN
を介して各レンタル店でのレンタルに応じた費用を電子
決済することができる。
【0083】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0084】
【発明の効果】本発明の電子カメラ及び処理装置によれ
ば、レンタル料金の精算が容易であり、また電子カメラ
の稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる、レンタル販売される電
子カメラ100の構成を示すブロック図である。
【図2】電子カメラのレンタル販売店に設置される処理
装置200の構成を示すブロック図である。
【図3】レンタル手続にかかる処理装置200の動作を
示すフローチャートである。
【図4】管理会社に設置される管理装置400の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100 電子カメラ 200 処理装置 300 ICカード 400 管理装置

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記撮影画像転送手段によって外部に取り出された画像
    データの転送回数を計数する計数手段と、を有すること
    を特徴とする貸し出し用の電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記転送回数を記録保持する保持手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記撮影画像転送手段によって外部に取り出された画像
    データの転送回数を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数された画像データの転送回数
    が所定の回数を超えたときは、前記画像データ転送手段
    の画像データの転送を禁止する禁止手段と、を有するこ
    とを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記撮影画像転送手段によって外部に取り出された画像
    データの転送回数を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数された画像データの転送回数
    が所定の回数を超えたときは、前記撮像手段による画像
    信号の取得を禁止する禁止手段と、を有することを特徴
    とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 ユーザに許容する画像データの転送回数
    の設定が可能な設定手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間
    を計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された貸出時間が所定の時間
    を超えたときは、前記画像データ転送手段の画像データ
    の転送を禁止する禁止手段と、を有することを特徴とす
    る電子カメラ。
  7. 【請求項7】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間
    を計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された貸出時間が所定の時間
    を超えたときは、前記撮像手段による画像信号の取得を
    禁止する禁止手段と、を有することを特徴とする電子カ
    メラ。
  8. 【請求項8】 ユーザに許容する前記電子カメラの操作
    時間の設定が可能な設定手段を有することを特徴とする
    請求項6又は7に記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記撮影画像転送手段によって外部に取り出された画像
    データの転送回数を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数された画像データの転送回数
    が所定の回数を超えたときは、前記画像データ転送手段
    の画像データの転送を禁止する第1の禁止手段と、 前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間
    を計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された貸出時間が所定の時間
    を超えたときは、前記画像データ転送手段の画像データ
    の転送を禁止する第2の禁止手段と、 前記第1及び前記第2の禁止手段の少なくとも一方の禁
    止動作を制限する制限手段と、を有することを特徴とす
    る電子カメラ。
  10. 【請求項10】 貸し出し可能な電子カメラであって、 撮像素子によって光学的な画像情報を電気的な画像信号
    として取得する撮像手段と、 前記撮像手段によって取得された電気的な画像信号を画
    像データとして蓄積する画像データ保持手段と、 前記画像データ保持手段によって保持されている画像デ
    ータを読出して、ユーザの指示に基づき外部の画像取り
    出し手段へ転送する画像データ転送手段と、 前記撮影画像転送手段によって外部に取り出された画像
    データの転送回数を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数された画像データの転送回数
    が所定の回数を超えたときは、前記撮像手段による画像
    信号の取得を禁止する第1の禁止手段と、 前記電子カメラが貸し出されたときからの貸し出し時間
    を計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された貸出時間が所定の時間
    を超えたときは、前記撮像手段による画像信号の取得を
    禁止する第2の禁止手段と、 前記第1及び前記第2の禁止手段の少なくとも一方の禁
    止動作を制限する制限手段と、を有することを特徴とす
    る電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記制限手段は、前記第1及び第2の
    禁止手段の動作を選択的に制限することを特徴とする請
    求項9又は10に記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 画像データの転送回数は、撮影画像数
    の単位で計測されることを特徴とする請求項1乃至11
    のいずれかに記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 画像データの転送回数は、撮影画像の
    グループ単位で計測されることを特徴とする請求項1乃
    至11のいずれかに記載の電子カメラ。
  14. 【請求項14】 画像データの転送回数は、画像ダウン
    ロードの単位で計測されることを特徴とする請求項1乃
    至11のいずれかに記載の電子カメラ。
  15. 【請求項15】 請求項5又は8に記載の電子カメラと
    通信可能な通信手段と、 前記通信手段を介して前記設定手段にアクセスし、設定
    されている画像転送許可回数、又はユーザが操作可能な
    時間を変更する変更手段とを有することを特徴とする処
    理装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の処理装置に対する
    前記変更手段のアクセスが正当か否か判断する判断手段
    を有しており、 前記判断手段は、前記変更手段のアクセスが不当である
    と判断した場合には、前記設定手段の設定を不変とする
    ことを特徴とする請求項5又は8に記載の電子カメラ。
  17. 【請求項17】 請求項5又は8に記載の電子カメラに
    おける前記設定手段に設定されている画像データの転送
    許可回数、又はユーザが操作可能な時間を含む管理デー
    タを記憶する記憶手段と、 前記電子カメラと通信可能な通信手段と、 前記電子カメラ側から前記通信手段を介して前記記憶手
    段にアクセスされたときは、前記管理データの転送を行
    う転送手段と、 前記電子カメラが、前記管理データの書き換えを要求し
    た場合には、前記電子カメラの認証データの提示を求
    め、前記認証データが所定のデータでない場合には、前
    記管理データの書き換えを拒絶する判断手段とを有する
    ことを特徴とする処理装置。
  18. 【請求項18】 前記認証データは所定のキーコードで
    あることを特徴とする請求項17に記載の処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項2に記載の電子カメラの保持手
    段に対して通信可能な通信手段と、 前記通信手段を介して、前記記憶手段に記憶された画像
    データの転送回数を取得する回数取得手段と、 前記回数取得手段によって取得された画像データの転送
    回数に基づいて、前記電子カメラを借りたユーザの精算
    費用を計算する計算手段とを有することを特徴とする処
    理装置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
    電子カメラに対して通信可能な通信手段と、 前記通信手段を介して、前記画像データ保持手段に記憶
    された画像データを取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段を介して取得された画像データに基づ
    いて画像をプリントするプリント手段と、 前記プリント手段によるプリント量に基づいて、前記電
    子カメラを借りたユーザの精算費用を計算する計算手段
    とを有することを特徴とする処理装置。
  21. 【請求項21】 前記プリント量とは、画像の枚数であ
    ることを特徴とする請求項20に記載の処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
    電子カメラに対して通信可能な通信手段と、 前記通信手段を介して、前記画像データ保持手段に記憶
    された画像データを取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段を介して取得された画像データを、記
    憶媒体に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により前記記憶媒体に記憶される画像デー
    タ量に基づいて、前記電子カメラを借りたユーザの精算
    費用を計算する計算手段とを有することを特徴とする処
    理装置。
  23. 【請求項23】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
    電子カメラに対して通信可能な通信手段と、 前記通信手段を介して、前記記憶手段に記憶された画像
    データの転送回数を取得する回数取得手段と、 前記通信手段を介して、前記画像データ保持手段に記憶
    された画像データを取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段を介して取得された画像データに基づ
    いて画像をプリントするプリント手段と、 前記画像取得手段を介して取得された画像データを、記
    憶媒体に記憶する記憶手段と、 前記回数取得手段によって取得された画像データの転送
    回数と、前記プリント手段によるプリント量と、前記記
    憶手段により前記記憶媒体に記憶される画像データ量と
    に、それぞれ所定の比率を掛け合わせ、更に合算するこ
    とにより、前記電子カメラを借りたユーザの精算費用を
    計算する計算手段とを有することを特徴とする処理装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項19乃至23のいずれかに記載
    の処理装置において、 前記通信手段は、通信網を介して外部の電子決済システ
    ムにアクセス可能であり、前記計算手段が計算した精算
    費用を、前記電子決済システムを介して決済処理するこ
    とを特徴とする処理装置。
  25. 【請求項25】 前記決済処理により、前記ユーザの所
    有する口座より、前記精算費用が引き落とされることを
    特徴とする請求項25に記載の処理装置。
  26. 【請求項26】 機器取扱者に関連する情報を示す識別
    データを各々記憶した複数の画像情報記録装置に記載さ
    れている画像情報を読み取って記憶する画像情報処理装
    置に於いて、 前記識別データ及び画像情報を前記画像情報記録装置か
    ら読み取る手段と、 前記読み取った識別データ及び画像情報に基づき、前記
    識別データ毎に仕分けした仕分け情報を得る手段と、を
    備えたことを特徴とする画像情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記求めた仕分け情報を出力する出力
    手段を有することを特徴とする請求項26に記載の画像
    情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記仕分け情報は、前記識別データ毎
    の前記画像情報処理装置が読み取った画像情報の情報量
    を示す情報であることを特徴とする請求項16又は2に
    記載の画像情報処理装置。
  29. 【請求項29】 あらかじめ互いに異なる複数の前記認
    識データを記憶した記憶手段と前記画像情報記録装置か
    ら読み取った認識データと、前記記憶手段に記憶されて
    いた認識データとを照合し一致、不一致を判定する照合
    手段と、 該照合手段で不一致と判定された時には、画像情報記録
    装置の記録情報の記憶を拒否する拒否手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項26乃至28のいずれかに記載の
    画像情報処理装置。
  30. 【請求項30】 前記記憶を拒否する旨を提示する提示
    手段を備えたことを特徴とする請求項29に記載の画像
    情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記提示手段はディスプレイであるこ
    とを特徴とする請求項30に記載の画像情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記提示手段はプリンタであり、前記
    記憶を拒否することに関する情報をプリントすることを
    特徴とする請求項30又は31に記載の画像情報処理装
    置。
  33. 【請求項33】 前記提示手段は、前記記憶を拒否する
    ことに関する情報を外部に出力する通信手段であること
    を特徴とする請求項30乃至32のいずれかに記載の画
    像情報処理装置。
  34. 【請求項34】 前記記憶の拒否は、前記画像情報記録
    装置からの記録情報の読み取りを禁止することで実行さ
    れることを特徴とする請求項29乃至33のいずれかに
    記載の画像情報処理装置。
  35. 【請求項35】 前記画像情報記録装置は電子カメラで
    あることを特徴とする請求項29乃至34のいずれかに
    記載の画像情報処理装置。
  36. 【請求項36】 第1の認識データを記憶可能な情報記
    録装置を、販売する販売装置であって、 購入者に関する第2の認識データを記憶した電子決済用
    カードから、該第2の認識データを読み取る手段と、 前記読み取られた第2の認識データと一対一に対応する
    第1の認識データを前記情報記録装置に記憶させるデー
    タ書き込み手段と、を備え、 前記データ書き込み手段により第1の認識データ記憶さ
    せた情報記録装置を販売するように構成したことを特徴
    とする販売装置。
  37. 【請求項37】 前記データ書き込み手段は、第2の認
    識データを第1の認識データとして情報記録装置に記憶
    させるものであることを特徴とする請求項37に記載の
    販売装置。
  38. 【請求項38】 前記データ書き込み手段は、第2の認
    識データに対応して第3の認識データを作成する手段を
    備え、該第3の認識データを第1の認識データとして情
    報記録装置に記憶させるものであることを特徴とする請
    求項37に記載の販売装置。
  39. 【請求項39】 前記情報記録装置は電子カメラである
    ことを特徴とする請求項36乃至38のいずれかに記載
    の販売装置。
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