JP2001094776A - 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置、記憶媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置、記憶媒体

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JP2001094776A JP27027899A JP27027899A JP2001094776A JP 2001094776 A JP2001094776 A JP 2001094776A JP 27027899 A JP27027899 A JP 27027899A JP 27027899 A JP27027899 A JP 27027899A JP 2001094776 A JP2001094776 A JP 2001094776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく特定画像判定機能を提供できなかっ
た。 【解決手段】 画像信号を入力する第1の装置、前記画
像信号を用いて画像出力を行なう第2の装置を有する画
像処理システムであって、前記第1の装置は読み取った
画像信号と特定画像に応じたデータとの比較を行なう第
1の判定手段を有し、前記第2の装置は前記画像信号を特
定画像に応じたデータとの比較を行なう第2の判定手段
とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システ
ム、画像処理装置及び画像処理方法及び記憶媒体にに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDなどを用いたカラー画像読み
取り装置(以下、カラースキャナ)、ならびにカラープ
リンタの性能が向上したため、紙幣や有価証券などの複
製禁止対象の原稿をカラー画像読み取り装置で画像デー
タとして読み取り、カラープリンタに出力することで、
複製禁止対象の原稿を複製して偽造される危険性が高く
なってきている。
【0003】このような偽造を防ぐために、カラースキ
ャナとカラープリンタを組み合わせた構成であるカラー
複写機では、複製禁止原稿を認識して複写を禁止する偽
造防止装置が組み込まれることが多くなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
スキャナとプリンタが一体型でない場合に仲介にパーソ
ナルコンピュータ(以下PC)を設けてカラー複写機と
同等の機能が提供されているにも関わらず、偽造防止装
置の組み込まれている機器はほとんどない。また、スキ
ャナとプリンタのどちらかに偽造防止機能を搭載する場
合にはコストアップが問題となる。
【0005】複製禁止対象とする原稿の種類も多いた
め、複製禁止原稿かどうかの判定に要する負荷も大きく
処理速度の低下という問題がある。特にスキャナドライ
バやプリンタドライバによるソフト処理で偽造防止機能
を実現した場合この問題は、一層深刻である。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点に鑑た、カラ
ースキャナからの画像入力やカラープリンタへの画像出
力に対して偽造行為の抑止を行うことのできる画像処理
システム、装置、方法、記憶媒体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたもので、画像信号を入力する第1の装置、前
記画像信号を用いて画像出力を行なう第2の装置を有す
る画像処理システムであって、前記第1の装置は読み取
った画像信号と特定画像に応じたデータとの比較を行な
う第1の判定手段を有し、前記第2の装置は前記画像信号
を特定画像に応じたデータとの比較を行なう第2の判定
手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は第1
の実施の形態の画像処理システムを構成するものであ
る。100は画像データの入出力制御を行う画像データ
コントローラでありコンピュータにより実現される。1
01は原稿を読み取り、画像信号に変換するスキャナで
ある。102は変換された画像信号をプリント出力する
プリンタである。
【0009】次にそれぞれの内部構成についてブロック
図を用いて説明する。
【0010】図2に示したものがスキャナのブロック図
である。201はスキャナ全体の制御を行うCPUであ
る。これは、画像信号処理回路の制御や図示していない
読み取りのための光学系およびメカ制御を行うものであ
る。202は原稿を電気信号に変換するためのCCDで
ある。203は画像補正処理回路である。ここで行われ
る画像補正処理は原稿の中央部と端部とでの配光のばら
つきを補正するためのシェーディング補正回路、CCD
固有の色変換特性を標準の色空間に変換する色空間変換
処理回路である。204は読み取られた画像データと特
定画像データとの一致度を判定するための画像比較回路
である。205は画像比較を行うために前述した特定画
像データを格納するためのメモリである。尚、特定画像
データは特定画像を識別するためのデータならどの様な
ものでもよく、特定画像か特定パターンを有するのなら
特定パターンを表す情報であり、特定画像が電子すかし
を有するものなら電子すかしを示す情報となる。この電
子すかしとは、画像の特定周波数に情報を付加する技術
であり、人の目に見えない様に情報を付加する上で好適
な方法である。206は100の画像データコントロー
ラにデータを転送するための画像ネットワークインタフ
ェースである。
【0011】図3は画像データコントローラのブロック
図を示す。301は画像データコントローラ上のCPUで
あり、スキャナやプリンタとのデータの入出力制御す
る。302はCPUのデータバスであり、そのバスには後
述するカードバスコントローラ304、ROM305、RAM30
6、ハードディスクコントローラ307が接続される。
カードバスコントローラ304は画像データコントロー
ラに機能を追加するための機能ボードを装着するための
カードバス303の制御を行うものである。ROM305
は画像データコントローラの制御ソフトが納められてい
るプログラムメモリである。RAM306はDRAMあるいはS
RAMで構成されて、通常プログラム用のワークエリアと
して使用されたり、画像データメモリとしての利用も可
能となっている。ハードディスクコントローラ307は
ハードディスク30の読み書き制御を行うものである。
ハードディスク312には画像データ蓄積用、プログラ
ムソフト格納用に用いられる物であり、画像データ蓄積
時にはハードディスクコントローラ307にてデータ圧
縮及び読みだし時にはデータ伸張も行う。
【0012】次にカードバス303に接続された各機能
ボードについての説明を行う。ネットワークインタフェ
ースカード308は図示していないネットワーク用のイ
ンタフェースである。イーサネット、トークンリングな
どネットワークを構築する物理インタフェースに対して
対応するカードをインストールできる構成である。画像
ネットワークインタフェースカード309は、図1のス
キャナ、プリンタ、と画像データコントローラとの画像
データの受け渡しを行うネットワーク用のインタフェー
スである。この画像ネットワークについては大量の画像
データ転送を行う事ができる高速バスで構成される必要
がある。次に310はディスプレイコントローラ、31
1は表示用のディスプレーである。313はキーボード
コントローラで314はキーボードである。この画像処
理システムではユーザーが、311ディスプレーの表示
を見ながら314キーボードや図示していないマウスと
のデバイスを用いて原稿読み取りあるいはプリントの動
作指示を行うものである。
【0013】図9に示したものがプリンタのブロック図
である。901はプリンタのメカトロ制御、ビットマッ
プデータの受信などプリンタ内のすべての制御を行うCP
U、902はCPU901のプログラムが格納されたメモ
リ、903はCPU901のRAM、904はCPU901のCPU
アドレス、データバス、905は画像ネットワーク10
1とのインタフェースを行うIEEE1394リンクコントロー
ラ、906はIEEE1394物理インタフェース、907はIE
EE1394のコネクタ、908はアイソクロナス転送によっ
て転送されたビットマップデータを一時的に格納するた
めのファストインファストアウトメモリ(以下FIFO)、
909はプリンタエンジンの動作タイミングに合わせて
FIFO908からビットマップデータの読み出し制御を行
うビデオデータコントローラ、910はプリントを行う
ためのレーザードライバ、911はプリンタエンジンの
モーター制御、給紙制御などのメカトロ制御を行うエン
ジンコントローラ、912はプリンタエンジンである。
【0014】また、913はプリンタへの入力画像デー
タと特定画像データとの一致度を判定するための画像比
較回路である。914は画像比較を行うために特定画像
データを格納するためのメモリである。尚、906はI
EEE1394に限られるものではなくUSB(ユニバ
ーサルシリアルバス)等の他の規格のインターフェイス
を用いてもよいのは明らかである。
【0015】次に図4のフローチャートを用いてスキャ
ナの動作について説明する。
【0016】オペレータは原稿をスキャナ101におい
て、画像データコントローラ100より原稿読み取り動
作指示を行う。S401で読み取り指示があった場合に
はS402へ進んでスキャナ101は読み取り動作を行
う。CCD202で読み取られた画像データは203で
所定の画像処理が行われて、S403へ進んで204の
画像比較回路において特定画像との画像比較を行う。S
404で一致度が所定値より大きいと判断された場合に
はS406へ進んでスキャナ101は画像データコント
ローラ100に対して、現在読み取り中の原稿が読み取
り禁止画像であることを示す信号を伝える。これを受け
た画像データコントローラはディスプレーに図5の警告
を表示をする。一方、S404において一致度が所定値
を超えない場合には読み取られた画像データを画像デー
タコントローラへ転送する。(S405)
【0017】以上がスキャナにおける画像比較回路の動
作である。
【0018】次に図6のフローチャートを用いてプリン
タの動作を説明する。
【0019】S601でオペレータより画像データコン
トローラにプリント指示があった場合にはS602へ進
む。
【0020】S602で画像データコントローラからプ
リンタへ画像データ転送が行われる。そして、画像デー
タを受けたプリンタでは画像ネットワーク経由でRAM
903に一度データが格納される。そして、S603に
おいて特定画像との画像比較が行われる。S604で一
致度が所定値より大きいと判断された場合にはS606
へ進んで、プリンタは画像データコントローラに対して
現在プリント指示のあった画像データがプリント禁止画
像であることを伝える。これを受けた画像データコント
ローラはディスプレーに図7の警告を表示をする。一
方、S604において一致度が所定値を超えない場合に
は指示どおりプリント動作を行う。(S605)
【0021】次にスキャナで画像比較を行う特定画像メ
モリのデータと、プリンタの特定画像メモリとのデータ
が異なる場合について図8のフローチャートを用いて説
明する。予め、スキャナとプリンタの各々の特定画像メ
モリにはスキャナの時同様図10のような画像データ(に
応じたパターン情報もしくは、電子すかし情報)が格納
されているとする。
【0022】例えばスキャナには特定画像1日本円紙
幣、特定画像2 米ドル紙幣、プリンタには特定画像3
ドイツマルク紙幣、特定画像4イギリスポンド紙幣とす
る。
【0023】オペレータは原稿をスキャナ101におい
て、読み取るため画像データコントローラ100より原
稿読み取り動作を行う。S801で読み取り指示があっ
た場合にはS802へ進んでスキャナ101は読み取り
動作開始指示を行う。CCD202で読み取られた画像
データは203で所定の画像処理が行われて、S803
へ進んで204の画像比較回路において特定画像1、2
との画像比較を行う。S804で特定画像1との一致度
が所定値より大きいと判断された場合にはS805へ進
んで、特定画像1一致フラグを立てて、S806へ進
む。S804で一致度が所定値に達しない場合にはその
ままS806へ進む。S806で特定画像2との一致度
が所定値より大きいと判断された場合にはS807へ進
んで、特定画像2一致フラグを立てて、S808へ進
む。S806で一致度が所定値に達しない場合にはその
ままS808へ進む。S808でスキャナは画像比較結
果である一致フラグと画像データを画像データコントロ
ーラへ転送する。
【0024】S809で画像データコントローラでは転
送された一致フラグの確認を行い、フラグが立っている
場合にはS810へ進んで図5の警告を出す。
【0025】次にS820にてオペレータのプリント指
示動作が行われると画像データコントローラはプリンタ
への画像データ転送を行う。S811で特定画像3,4と
の画像比較を行う。S812で特定画像3との一致度が
所定値より大きいと判断された場合にはS813へ進ん
で、特定画像3一致フラグを立てて、S814へ進む。
S812で一致度が所定値に達しない場合にはそのまま
S814へ進む。S814で特定画像4との一致度が所
定値より大きいと判断された場合にはS815へ進ん
で、特定画像4一致フラグを立てて、S816へ進む。
S814で一致度が所定値に達しない場合にはそのまま
S816へ進む。S816でプリンタは画像比較結果で
ある一致フラグを画像データコントローラへ転送する。
【0026】S817で画像データコントローラでは転
送された一致フラグの確認を行い、フラグが立っている
場合にはS818へ進んで図7の警告を出す。
【0027】フラグが立っていない場合にはプリンタに
対して画像データのプリント出力指示を出す。
【0028】以上がスキャナとプリンタで異なる特定画
像に対して画像比較を行う場合についての動作である。
【0029】上記実施例では予めスキャナとプリンタに
異なる特定画像を格納している場合の説明であった。し
かし同一の特定画像をスキャナとプリンタに格納してい
ても一致フラグを設けて同一特定画像との画像比較を行
わないように制御をすることにより重複して比較が行わ
れないため処理時間は短縮される。
【0030】(第2の実施の形態)次に特定画像との画
像比較を行う場合に、スキャナではラフに簡易比較を行
いその一致度を見てその結果により疑わしい時だけをプ
リンタで詳細比較を行うという実施例について図11で説
明する。
【0031】S1101でスキャナ動作指示があるばあ
にはS1102へ進む。S1102でスキャナは原稿読
み取り動作を行う。S1103で解像度を落として例え
ば400dpiの読み取り解像度を200dpiに落と
す。そして図2、204にて短い処理時間で画像比較を
行う。S1104で疑わしいと判断された場合にはフラ
グを立てる。S1104で疑わしいと判断されないとき
はそのままS1106へ進む。S1106でスキャナは
画像データコントローラに対して画像データとフラグ情
報を転送する。S1107で画像データコントローラ1
00ではフラグが立ている時はオペレータによるプリン
ト指示に応じたプリント動作時にプリンタで詳細画像比
較を行うように指示して画像データ転送を行う。(S1
108)
【0032】S1109で一致度が所定値を超えた時は
図7の警告表示を行う。(S1110)一方、S110
7でフラグが立っていないあるいはS1109で詳細比
較後の一致度が所定値を超えていない場合にはS111
1でプリント動作を行う。
【0033】上記説明では画像比較を簡易比較、詳細比
較の2段階に分けてスキャナとプリンタで行うことによ
り多少疑わしい場合を除いてプリンタにおける判定処理
のプロセスを実行しなくてすむのでストレスなくプリン
ト出力が得られる。
【0034】(第3の実施の形態)実施例1では特定画
像メモリはROMで構成されていたが、RAMで構成し
て、画像データコントローラ(コンピュータ)100か
らダウンロードするような仕掛けを作れば画像比較をフ
レキシブルに行うことが出来る。
【0035】例えば、新たに指定された複製禁止原稿に
ついても画像データコントローラにその特定画像データ
を外部から追加していくことで対応可能である。また、
仮にスキャナかプリンタのどちらか一方にに画像比較回
路が搭載されてない時も画像比較回路が搭載された装置
に、全ての複写禁止原稿判定に用いるデータをダウンロ
ードすることで複製禁止原稿をもらさずチェック可能で
ある。また、スキャナプリンタの性能(処理能力、解像
度の違い)に応じてダウンロードするデータ量を可変に
することにより最適な負荷分散を行うことが可能であ
る。
【0036】(他の実施の形態)第1〜第3の実施の形
態では、スキャナ101とプリンタ102において特定
画像の判定を行なったが、ここでは、スキャンにより読
み取られた画像データを画像データコントローラ(コン
ピュータ)におけるスキャナドライバにおいて特定画像
であるかどうかの判定を行ない、プリント指示がオペレ
ータによりなされた場合、プリンタを制御するための画
像コントローラ(コンピュータ)のプリンタドライバに
おいて判定を行なう例を説明する。
【0037】図12は本実施形態の構成図である。また
図13は画像データコントローラ1200のブロック図
である。
【0038】図12の1201はスキャナ、1202は
プリンタであり、1200の画像データコントローラ1
200のハードディスク1312に記憶されたスキャナ
ドライバ、プリンタドライバは、画像コントローラ内の
OS上で起動しCPU1301による演算により以下の処理
を実行する。
【0039】図13は画像データコントローラであり、
ハードディスク1312には、スキャナ1201、プリ
ンタ1202により画像読み取り、画像プリントする際
に用いるスキャナドライバ、プリンタドライバが格納さ
れており、操作者によるキーボード314もしくは不図
示のマウスからの指示に応じて、スキャナによる画像の
読み取り、画像データファイルの作成制御、プリンタに
よる画像ファイルのプリントを制御を行なう。尚、図3
と同じ番号の構成は説明を省略する。
【0040】オペレータは、図12のスキャナ1201
によりカラー画像をスキャンする際に、画像データコン
トローラ1200のキーボードもしくはマウスから、ス
キャナ1201を制御するためのソフトであるスキャナ
ドライバを起動する。
【0041】このスキャナドライバを操作することによ
りオペレータはスキャン指示をおこなう。この指示に応
じて読み取り制御信号は、スキャナ1201に出力さ
れ、画像に応じたカラー画像データが画像データコント
ローラ1200に出力される。
【0042】スキャナドライバでは、スキャナ1202
から渡されたカラー画像データが特定画像(紙幣や有価
証券等)であるか判定する。
【0043】この判定では、スキャナドライバにおける
判定用に予めハードディスク1312に記憶されている
特定画像の特徴的なデータ(色、パターン、電子透かし
またそれらの組み合わせ等)を、RAM306に呼び出
し、スキャナドライバはこのデータを使用して、この特
徴的なデータと、カラー画像データとを比較することで
実現される。
【0044】スキャナドライバはこの判定結果により、
カラー画像データが特定画像のものであると判定した際
には、図5の表示をおこなう。
【0045】一方、特定画像ではないと判定した際に
は、スキャナドライバはカラー画像データをJPEG等
の圧縮処理を行い画像ファイルとして、画像データコン
トローラのハードディスク1312に記憶させる。ま
た、スキャナドライバは、判定済特定画像の種類(例え
ば日本円1万円、5千円、千円、トラベラズチェック)
の情報を前記画像ファイルに付加しておく。この特定画
像の種類を示す情報は、書き換え出来ないかもしくは、
書き換えられたら画像ファイル自体を開くことができな
いようにプロテクトがなされている。
【0046】次にプリンタドライバにて、特定画像を判
定する処理を説明する。
【0047】尚、プリンタドライバについても画像デー
タコントローラ1200内のCPU1301による演算に
より以下の処理を実行する。
【0048】プリントしたいファイルの画像に対してオ
ペレータがプリント指示をキーボードもしくはマウスに
より入力する。
【0049】このプリント指示によりプリンタドライバ
が、画像データコントローラ1200において起動す
る。
【0050】プリンタドライバは、前記付加された判定
済みの特定画像の種類の情報を参照し、判定が行なわれ
ていない特定画像についてのハードディスク1312に
記憶されたプリンタドライバ用の判定データを用いて、
プリントする画像が特定画像があるか否かを調べる。
【0051】即ち、判定がまだ行われていない特定画像
の判定用のデータを保持している場合は、このデータを
用いて、カラー画像データが特定画像であるか判定を行
なう。尚この判定においても特定画像の特徴的なデータ
(色、パターン、電子透かしまたそれらの組み合わせ
等)を用いることは言うまでもない。
【0052】そして、カラー画像データが特定画像であ
ると判定した際には、図7の表示を画像データコントロ
ーラの表示部にて表示させる。一方、プリンタドライバ
にて判定できる特定画像がすべてすでに判定済みの場
合、判定処理はスキップされる。当然ながら、スキャナ
によっては、特定画像判定機能が付加されていないもの
も考えられる。このようなスキャナにより得られた画像
ファイルについては画像ファイルに付加された情報か
ら、全く判定が行なわれていないことがわかるので、プ
リンタドライバが判定できる特定原稿すべてについての
判定を行なう。
【0053】尚、画像ファイルに付加された情報から、
この画像ファイルを作成する際に用いたスキャナが特定
画像判定機能を備えていないことを、プリンタドライバ
が認識した場合、プリンタドライバは、プリント処理
後、画像データコントローラ1200の表示部に特定画
像判定機能を有したバージョン新しいスキャナドライバ
をインターネット等によりインストールしてもらうメッ
セージを表示する。
【0054】もし画像ファイルにスキャナのメーカーを
示す情報が付加されているなら、この情報からプリンタ
ドライバが管理するメーカー毎のアドレス情報を参照
し、そのメーカのIPアドレスを検索しこのIPアドレスを
前述のメッセージと同時に表示する構成とすることで操
作者にとって使用しやすい操作環境を提供できる。
【0055】以上の構成を採用することによりスキャナ
ドライバ、プリンタドライバを用いて、特定画像判定が
可能となる。また、スキャナドライバにおいて判定して
いない特定画像についてのみプリンタドライバにおいて
判定する構成を採用したので、同じ特定画像についてス
キャナドライバ、プリンタドライバ双方において判定す
るといった無駄をなくせる。その結果トータルのプリン
ト(コピー)時間の削減が可能となる。
【0056】また、スキャンにより得られた画像ファイ
ルに付加された判定済みの特定画像の種類の情報は、書
き換え出来ないもしくは、書き換えられたら画像ファイ
ル自体を開くことができないようにプロテクトがなされ
ているので、高いセキュリティーが確保できる。
【0057】スキャナドライバのバージョンによって
は、特定画像判定機能が備わっていないことが考えられ
るが、画像ファイルについては画像ファイルに付加され
た情報から、全く判定が行なわれていないことがわかる
のでプリンタドライバは効率的に判定を行なうことが可
能となる。
【0058】また画像ファイルに付加された情報から、
この画像ファイルを作成する際に用いたスキャナが特定
画像判定機能を備えていないことを、プリンタドライバ
が認識した場合、プリンタドライバは、特定画像判定機
能を有したドライバをインストールしてもらうべくメッ
セージ、IPアドレスの表示をおこなうので、特定画像判
定機能を有したスキャナドライバを簡単にインストール
でき、プリンタドライバ、スキャナドライバにて処理を
分散することが可能となる。
【0059】その結果、特定画像判定に必要な時間を、
スキャン処理、プリント処理に分散することが可能とな
り、プリント時のみで判定を行なう場合オペレータはプ
リント時間がかなり遅くなったかの感覚をうけるが、特
定画像判定処理を別々のタイミングで行なうスキャン、
プリントにわけることで処理が遅くなった感覚が生じに
くい。
【0060】
【発明の効果】以上本発明によれば、第1の装置と第2の
装置において処理を分散して特定画像判定処理を行なう
ことが可能となる。
【0061】また第1の装置ろ第2の装置において異なる
特定画像を効率よく判定することが可能となる。
【0062】また、第1の装置で低い解像度の画像信号
を用いて特定画像と判定された際に、第2の装置で解像
度の高い画像信号を用いて特定画像の判定をするので、
不要に高い解像度の画像信号を用いた判定を行なうこと
による処理の無駄を低減できる。
【0063】特定画像であるかの判定結果、特定画像で
ないものは画像ファイルにすることが出来る。また判定
済み特定画像の情報を考慮して判定処理を行なえるので
効率よい判定が可能となる。
【0064】さらに判定済み特定画像の情報はプロテク
トされているので、この情報の高いセキュリティーを実
現できる。
【0065】また、画像ファイルを作成した装置に容易
に特定画像判定機能を提供することが可能となる。
【0066】また本発明によれば、特定画像判定を行な
った画像を記憶した記憶媒体を提供できるとともに、ど
のような特定画像についての判定を行なったかの情報が
付加された記憶媒体を提供できる。また、この情報をプ
ロテクトできるので、高いセキュリティーを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理システムを示す図面である。
【図2】スキャナの内部ブロックを示す図面である。
【図3】画像データコントローラの内部ブロックを示す
図面である。
【図4】スキャナの動作を示すフローチャートである。
【図5】警告表示画面である。
【図6】プリンタの動作を示すフローチャートである。
【図7】警告表示画面である。
【図8】スキャナとプリンタでの分散画像比較動作を示
すフローチャートである。
【図9】プリンタの内部ブロックを示す図面である。
【図10】特定画像の一例図である。
【図11】2段階画像比較の動作を示すフローチャート
である。
【図12】その他の実施の形態における構成図である。
【図13】その他の実施の形態における画像データコン
トローラのブロック図である。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を入力する第1の装置前記画像
    信号を用いて画像出力を行なう第2の装置を有する画像
    処理システムであって、 前記第1の装置は読み取った画像信号と特定画像に応じ
    たデータとの比較を行なう第1の判定手段を有し、 前記第2の装置は前記画像信号を特定画像に応じたデー
    タとの比較を行なう第2の判定手段とを有することを特
    徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記特定画像に応じたデータとは、パタ
    ーンデータであることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理システム。
  3. 【請求項3】 前記特定画像に応じたデータとは、電子
    透かしデータであることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の判定手段と第2の判定手段は、
    異なった特定画像の判定を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の判定手段と第2の判定手段は、
    同じ特定画像の判定を行なうもので、前記第1の判定手
    段は第2の判定手段より解像度の低い画像信号を用いて
    判定を行なうことを特徴とする請求項1項記載の画像処
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記解像度の低い画像信号を用いて判定
    を行なった結果、前記画像信号が前記特定画像に応じた
    ものであると判定された際には、前記第2の判定手段
    は、解像度の高い画像信号を用いて判定を行なうことを
    特徴とする請求項5記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の装置はスキャナ、第2の装置は
    プリンタであることを特徴とする画像処理システム。
  8. 【請求項8】 画像信号を入力する第1の装置前記画像
    信号を用いて画像出力を行なう第2の装置を有する画像
    処理システムにおける画像処理方法であって、 前記第1の装置は読み取った画像信号と特定画像に応じ
    たデータとの比較を行なう第1の判定しを有し、前記第2
    の装置は前記画像信号を特定画像に応じたデータとの比
    較を行なう第2の判定することを特徴とする画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記特定画像に応じたデータとは、パタ
    ーンデータであることを特徴とする請求項8記載の画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 前記特定画像に応じたデータとは、電
    子透かしデータであることを特徴とする請求項8記載の
    画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の判定手段と第2の判定手段
    は、異なった特定画像の判定を行なうことを特徴とする
    請求項8記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の判定手段と第2の判定手段
    は、同じ特定画像の判定を行なうもので、前記第1の判
    定手段は第2の判定手段より解像度の低い画像信号を用
    いて判定を行なうことを特徴とする請求項8項記載の画
    像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記解像度の低い画像信号を用いて判
    定を行なった結果、前記画像信号が前記特定画像に応じ
    たものであると判定された際には、前記第2の判定手段
    は、解像度の高い画像信号を用いて判定を行なうことを
    特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の装置はスキャナ、第2の装置
    はプリンタであることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理システム。
  15. 【請求項15】 前記特定画像に応じたデータは、コン
    ピュータからダウンロードされることを特徴とする請求
    項8記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 入力される画像信号が特定画像に応じ
    たものか判定し、前記判定結果特定画像でない場合、前
    記画像信号を画像ファイルにすることを特徴とする画像
    処理方法。
  17. 【請求項17】 特定画像とは有価証券であって、前記
    判定には色、パターン、電子透かしの少なくとも1つを
    用いることを特徴とする請求項16項記載の画像処理方
    法。
  18. 【請求項18】 前記画像ファイルには、前記判定済み
    特定画像の情報が付加されることを特徴とする請求項1
    6項記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記判定済み特定画像の情報はプロテ
    クトがなされていることを特徴とする請求項18記載の
    画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像ファイルに応じた画像をプリ
    ントする際に、該画像が特定画像であるか判定すること
    を特徴とする請求項16記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記画像ファイルには、前記判定済み
    特定画像の情報が付加されており、前記プリントする際
    の判定では、該付加されている情報に基き判定がおこな
    われることを特徴とする請求項18項記載の画像処理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記付加されている情報に基き、判定
    済みの特定画像の判定は省かれることを特徴とする請求
    項21記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記画像ファイルに付加された前記画
    像ファイルが特定画像であるかの判定が行なわれている
    かを示す情報を得て、 前記判定が行われているなら判定が行なわれていない特
    定画像について判定し、全く判定が行なわれていないな
    ら、判定可能な特定画像について判定を行なうことを特
    徴とする画像処理方法。
  24. 【請求項24】 特定画像とは有価証券であって、前記
    判定には色、パターン、電子透かしの少なくとも1つを
    用いることを特徴とする請求項23項記載の画像処理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記情報はプロテクトがなされている
    ことを特徴とする請求項23記載の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記画像ファイルを作成した装置が、
    特定画像判定機能を有していないことを判定し、 前記特定画像判定機能を前記画像ファイルを作成した装
    置に供給するための情報を発生することを特徴とする請
    求項23記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記供給するための情報とは、アドレ
    ス情報であることを特徴とする画像処理方法。
  28. 【請求項28】 前記画像処理方法は、スキャナドライ
    バにおいて実施されることを特徴とする請求項16記載
    の画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記画像処理方法は、プリンタドライ
    バにおいて実施されることを特徴とする請求項23記載
    の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記請求項16〜請求項27記載の画
    像処理方法を実現する画像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記請求項16〜19記載の画像ファ
    イルを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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