JP2001094629A - ネットワーク接続装置及びその制御方法ならびに記録媒体 - Google Patents

ネットワーク接続装置及びその制御方法ならびに記録媒体

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JP2001094629A
JP2001094629A JP26708799A JP26708799A JP2001094629A JP 2001094629 A JP2001094629 A JP 2001094629A JP 26708799 A JP26708799 A JP 26708799A JP 26708799 A JP26708799 A JP 26708799A JP 2001094629 A JP2001094629 A JP 2001094629A
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慎一郎 ▲高▼濱
Shinichiro Takahama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント装置のデータ消失を回避するこ
とができるネットワーク接続装置及びその制御方法なら
びに記録媒体を提供する 【解決手段】 時刻TCは、クライアント装置205の
電池残量が減少し、数%にまで低下した場合であって、
サーバ装置100はクライアント装置205の電池残量
が所定のLLレベルに達したと判定し、MPU占有率を
さらに10%加算設定する。従って、MPU占有率はク
ライアント装置201から205まで順に30%、20
%、10%、5%、22%となる。ここでは、サーバ装
置100の優先度順位は、クライアント装置201>ク
ライアント装置205>クライアント装置202>クラ
イアント装置203>クライアント装置204となる。
すなわち、サーバ装置100はクライアント装置205
の要求する処理を優先的に実行し、シャットダウンする
前に処理結果を表示し、またはサーバ装置100の記憶
装置にセーブする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
装置及びそのデータ伝送方法ならびに記録媒体に関し、
特に、クライアント装置としての携帯型通信端末装置か
らサーバ装置に対して公衆回線、PHS、無線回線等の
インフラを用いてネットワーク接続するために使用され
るネットワーク接続装置及びそのデータ伝送方法ならび
に記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上のサーバ装置及び
クライアント装置からなるネットワークシステムでは、
各クライアント装置に対してサーバリソースは、時分割
(タイムシェアリング)、または予めユーザアカウント
や要求するジョブに依存して定められた優先度(Pri
ority)に従って割り当てられていた。
【0003】すなわち、サーバリソースの使用権利は通
常固定性であり、その使用権利を変更するためにはサー
バ装置またはネットワークの管理者による特殊なマニュ
アル操作が必要であった。
【0004】また、従来の技術では、事実上サーバ装置
の使用権は各クライアント装置に対して平等であり、サ
ービスを提供する形態、例えばデータフォーマット、転
送スピード、MPU占有率は常に一定であり、クライア
ント数やクライアント装置の機種によって制御が変更さ
れるということはなかった。
【0005】しかしながら、最近では通信端末装置の小
型化が進み、リモートにネットワーク接続する機会が増
加しており、上述したような従来の技術が必ずしもユー
ザニーズを満足するものではなくなってきている。すな
わち、(1)クライアント装置が電池駆動型の通信端末
装置である場合に、電池残量によってサーバのMPU占
有率を変更し、データセーブを確実にすること、及び
(2)クライアント装置が電池駆動型の通信端末装置で
ある場合に、電池残量によってサーバから受信されるデ
ータのサイズやフォーマットを変更することが求められ
るようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ネットワークに用いられる通信端末装置の軽量化傾向、
低価格化傾向及びセキュリティ強化傾向に伴って、モデ
ムやPHSを用いた通信機器やMPU及び最低限のRA
Mのみを搭載したディスクレスのネットワーク通信端末
装置等が用いられているが、これらの装置は単体では重
要なデータを保存することができないので、電池残量を
使いきってしまう前にサーバ装置にデータをセーブする
ことができなければそのデータが失われてしまうという
問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、クライアント装置のデータ消失を回避す
ることができるネットワーク接続装置及びそのデータ伝
送方法ならびに記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のネットワーク接続装置は、サーバ装置及
び少なくとも1つのクライアント装置からなるネットワ
ークシステムに用いられるネットワーク接続装置におい
て、前記サーバ装置が前記クライアント装置からの接続
要求を受け付けたときに前記クライアント装置の環境情
報を取得する環境情報取得手段と、前記環境情報を記憶
する第1の記憶手段と、所定時間を計時するタイマ手段
と、前記タイマ手段により計時される所定時間毎に前記
環境情報取得手段により取得された環境情報を記憶する
第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段により記憶され
た環境情報に基づいて前記クライアント装置の環境変化
を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2のネットワーク接続装置は、請求
項1記載のネットワーク接続装置において、回線接続時
に認証される前記クライアント装置のサーバ使用優先度
の初期値を記憶する第3の記憶手段と、前記第3の記憶
手段により記憶された初期値と前記第1の記憶手段によ
り記憶された環境情報とに基づいて前記使用優先度を演
算する演算手段と、前記演算手段により演算された使用
優先度を用いて前記少なくとも1つのクライアントを管
理する管理手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項3のネットワーク接続方法は、上記
請求項1記載のネットワーク接続装置において、前記回
線接続時の前記クライアントの環境情報を解析する解析
手段と、前記解析手段により解析された環境情報に最適
なデータ形式を選択する選択手段と、前記選択手段によ
り選択されたデータ形式で前記クライアントに対してデ
ータを伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項4の制御方法は、サーバ装置及び少
なくとも1つのクライアント装置からなるネットワーク
システムに用いられるネットワーク接続装置の制御方法
において、前記サーバ装置が前記クライアント装置から
の接続要求を受け付けたときに前記クライアント装置の
環境情報を取得して第1の記憶手段に記憶し、所定時間
を計時し、前記計時される所定時間毎に前記取得された
環境情報を第2の記憶手段に記憶し、前記第2の記憶手
段により記憶された環境情報に基づいて前記クライアン
ト装置の環境変化を検出することを特徴とする。
【0012】請求項5の制御方法は、上記請求項4記載
の制御方法において、回線接続時に認証される前記クラ
イアント装置のサーバ使用優先度の初期値を第3の記憶
手段に記憶し、前記第3の記憶手段により記憶された初
期値と前記第1の記憶手段により記憶された環境情報と
に基づいて前記使用優先度を演算し、前記演算された使
用優先度を用いて前記少なくとも1つのクライアントを
管理することを特徴とする。
【0013】請求項6の制御方法は、上記請求項4記載
の制御方法において、前記回線接続時の前記クライアン
トの環境情報を解析し、前記解析された環境情報に最適
なデータ形式を選択し、前記選択されたデータ形式で前
記クライアントに対してデータを伝送することを特徴と
する。
【0014】請求項7の記録媒体は、サーバ装置及び少
なくとも1つのクライアント装置からなるネットワーク
システムに用いられるネットワーク接続装置のコンピュ
ータにより読取可能な形式で制御プログラムを記録した
記録媒体において、前記制御プログラムは、前記サーバ
装置が前記クライアント装置からの接続要求を受け付け
たときに前記クライアント装置の環境情報を取得する環
境情報取得工程と、前記環境情報を記憶する第1の記憶
工程と、所定時間を計時するタイマ工程と、前記タイマ
工程において計時される所定時間毎に前記環境情報取得
工程において取得された環境情報を記憶する第2の記憶
工程と、前記第2の記憶工程において記憶された環境情
報に基づいて前記クライアント装置の環境変化を検出す
る検出工程とを含むことを特徴とする。
【0015】請求項8の記録媒体は、上記請求項7記載
の記録媒体において、前記制御プログラムは、回線接続
時に認証される前記クライアント装置のサーバ使用優先
度の初期値を記憶する第3の記憶工程と、前記第3の記
憶工程により記憶された初期値と前記第1の記憶工程に
おいて記憶された環境情報とに基づいて前記使用優先度
を演算する演算工程と、前記演算工程において演算され
た使用優先度を用いて前記少なくとも1つのクライアン
トを管理する管理工程とを含むことを特徴とする。
【0016】請求項9の記録媒体は、上記請求項7記載
の記録媒体において、前記制御プログラムは、前記回線
接続時の前記クライアントの環境情報を解析する解析工
程と、前記解析工程において解析された環境情報に最適
なデータ形式を選択する選択工程と、前記選択工程にお
いて選択されたデータ形式で前記クライアントに対して
データを伝送する伝送工程とを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)まず、図1〜図
4を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
【0018】図1は、本実施形態に係るネットワークシ
ステムに用いられるサーバ装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。なお、図1に示すサーバ装置は実施形態の
1つとして示すものであって、本発明を実現する接続方
法さらには接続するネットワークの形態や通信プロトコ
ルさらにはクライアント装置のタイプを制限するもので
はない。
【0019】同図において、サーバ装置100は、装置
全体の制御を行うMPU110と、シリアル、パラレ
ル、イーサ、USB、IEEE1394等の通信用ポー
トからなるサーバI/O120と、クライアント装置の
環境情報を一時的に記憶する第1RAM130と、旧環
境情報を保存している補助記憶装置(Data Bas
e)140と、補助記憶装置140から保存されている
旧環境情報を一時的に取り出して記憶する第2RAM1
50と、第1RAM130に記憶された環境情報と第2
RAM150に記憶された環境情報とを比較して該比較
の結果更新すべき環境情報を第2RAM150に書き込
む比較回路160とから構成されており、通信制御装置
としてのモデム170と共にクライアントにネットワー
クへの接続を許可する回線接続装置を構成する。なお、
通信制御装置としては、モデム170のほか、TAやル
ータ等を使用してもよい。また、タイマ190は、クラ
イアントの環境変化を見るための時間を計測するための
機構である。
【0020】そして、サーバ装置100は、モデム17
0及び公衆回線、PHS又は無線回線等からなる回線1
80を介してクライアントI/O200a〜200cに
接続され、一つのネットワークを構成している。
【0021】図2は、リモート接続を主接続とするネッ
トワーク構成図である。
【0022】同図において、クライアント装置201〜
205は、それぞれ、MPU、RAM、通信ポート及び
通信制御装置からなるディスクレスの通信端末装置であ
る。従って、クライアント装置201〜205が使用す
る一切のアプリケーション・データはサーバ100側に
存在しており、サーバ100に対して処理要求、演算処
理及びクライアント装置201〜205に対するその演
算結果の表示処理をすべて依存しなければならない。な
お、本実施形態においては、サーバ装置100とクライ
アント装置201〜205との間の回線数は十分に用意
されているものとする。
【0023】クライアント装置201〜205のいずれ
かから接続要求があると、サーバ装置100は、そのク
ライアントIDを読込んで認証チェックを行う。このと
き、サーバ装置100は、認証アカウントに応じたMP
U占有率を基本設定する。本実施形態では、サーバ装置
100に接続されるクライアント装置は5クライアント
あり、サーバ装置の提供するリソース使用の優先度(M
PU占有率)は、高いものからA>B>C>D>Eとい
う順序になっている。クライアント装置201〜205
は、常に、全く同様にサーバ装置100に対してネット
ワーク接続することが可能であるが、サーバ装置100
における処理効率は、上記A〜EにおけるMPU占有率
により異なる。ここで、MPU占有率は、以下のように
設定されているものとする。
【0024】 Aのクライアント装置201 … 30% Bのクライアント装置202 … 20% Cのクライアント装置203 … 10% Dのクライアント装置204 … 5% Eのクライアント装置205 … 2% 通常、サーバ装置100のMPUは、その処理能力の0
〜70%をクライアント装置のための処理に開放してい
る。本実施形態では、各クライアント装置201〜20
5の処理優先度において差別化を図っているが、これに
限られるものではなく、MPU占有率の初期値を各クラ
イアント装置201〜205に対して同一の値に設定し
てもよい。
【0025】図3は、クライアント装置がネットワーク
接続されている場合のサーバ装置100の動作手順を示
すフローチャートである。ここでは、クライアント装置
が電池駆動の装置である場合について説明する。
【0026】まず、クライアント装置を認証カード(I
D)を使用して電源がオンされると、サーバ装置100
に対して接続要求が出され、ネットワーク接続処理が行
なわれる(ステップS1)。本実施形態では、各クライ
アント装置201〜205を、認証カードがなければ立
ち上げることができないように構成する。すなわち、認
証カードがなければ、サーバ装置100からアプリケー
ションやデータをダウンロードしてクライアント装置内
のRAM上に読込むことができず、また、前回RAM上
に展開したデータは電源オフとともに失われてしまうう
えにクライアント装置は補助記憶装置を有していないの
で、クライアント装置上にはアプリケーションデータが
全く存在しないことになる。すなわち、認証カードはセ
キュリティカードの要素も併せ持っているといえる。
【0027】サーバ装置100とクライアント装置との
間の接続が完了すると、サーバ装置100では、クライ
アント装置において許可された認証カードが使用された
か否かが判別される(ステップS2)。具体的には、ク
ライアント装置から送られてくるIDが、サーバ装置1
00内にある認証リストにあるか否かを確認することに
より、許可された認証カードが使用されたか否かが判別
される。
【0028】ステップS2の判別で、許可された認証カ
ードが使用されていない場合は、サーバ装置100から
クライアント装置に対して不許可の通知を送ることによ
り接続を切断することが要求され(ステップS5)、こ
れによりクライアント装置側では処理を続けることがで
きなくなるので接続が切断され、電源オフされる(ステ
ップS13)。
【0029】また、ステップS2の判別で、許可された
認証カードが使用された場合は、クライアント装置の環
境情報がサーバ装置100にアップロードされる(ステ
ップS4)。すなわち、ステップS4で行われる環境情
報のアップロードとは、クライアント機器の種別や、ス
ペックとしてクライアント装置単体での処理能力を通知
することであり、クライアント装置が行うべき処理の一
部をサーバ装置100に分担処理させることも可能であ
る。ここでは、環境情報とはクライアントの電源タイ
プ、すなわちAC電源であるか電池駆動であるか、ま
た、電池駆動である場合には現時点での電池残量を意味
するものとする。
【0030】ステップS4で通知された環境情報に基づ
いて、電源のタイプが電池駆動であるか否かが判別され
(ステップS6)、電池駆動ではない場合は、特にMP
U占有率を変更する必要はないので、サーバの使用でき
るMPU占有率は所定値に設定される(ステップS
9)。また、ステップS6の判別で、電源タイプが電池
駆動である場合は、上記環境情報に基づいて電池残量が
10%未満あるか否かが判別され(ステップS7)、1
0%以上ある場合は、上記ステップS9においてMPU
占有率が所定値に設定される。
【0031】ステップS7の判別で、電池残量が10%
未満である場合は、その電池残量が所定の低レベル(L
ow Level、たとえばLL≪10%)に達してい
るか否かが判別される(ステップS8)。この判別で、
電池残量が所定のLLに達している場合は、サーバ装置
が使用できるMPU占有率が最大値に設定される(ステ
ップS10)。すなわち、別のクライアント装置に対し
て相対的にサーバのMPU占有率を上げることによっ
て、電池残量の少ないクライアント装置の処理を優先的
に実行して、該クライアント装置の処理データが消失し
ないようにすることができる。また、ステップS8の判
別で、電池残量が所定のLLに達していない場合は、サ
ーバ装置が使用できるMPU占有率が上記所定値と上記
最大値との中間値に設定される(ステップS11)。
【0032】そして、クライアント装置から接続を切断
する要求があったか否かが判別され(ステップS1
2)、無い場合は上記ステップS3の処理が実行され
る。ステップS3では、タイマ190(図1)により一
定時間経過したかを判定し経過している場合にはステッ
プS4からの処理を繰り返す。また、ステップS12の
判別で、切断要求があった場合は、上記ステップS13
において接続を切断する処理が行われるとともに、接続
時に処理したデータは全てサーバにセーブされ、再度接
続があった場合に処理を始めることができるように後処
理が行われ、クライアント装置の電源がオフされる。
【0033】上述したように、電池駆動のクライアント
装置の場合は、電池残量の低下によるデータ消失を回避
するために、サーバ装置100が優先的にMPU占有率
を上げて処理速度を向上させるようにしたので、処理デ
ータを正常に保存した後に電源をオフするように自動制
御することができる。
【0034】図4は、電池駆動のクライアント201〜
205の、電池残量の変化に応じたサーバ装置のMPU
占有率の変化の一例を示す図である。同図において、縦
軸は、各クライアントのサーバMPU占有率を横軸にあ
るTA〜TFは時系列になっている。
【0035】時刻TAでは、クライアント装置201〜
205がすべて電池駆動であり、それぞれが十分に電池
残量を有している場合である。サーバ装置100のMP
U占有率は、クライアント装置201〜205まで順に
30%、20%、10%、5%、2%である。すなわ
ち、サーバ装置100の優先度順位は、クライアント装
置201>クライアント装置202>クライアント装置
203>クライアント装置204>クライアント装置2
05である。
【0036】時刻TBでは、クライアント装置205の
電池残量が10%未満に低下した場合であって、サーバ
装置100はクライアント装置205の電池残量が低レ
ベルに達したと判定し、MPU占有率を10%加算設定
する。したがって、サーバ装置100のMPU占有率は
クライアント装置201から205まで順に30%、2
0%、10%、5%、12%となる。ここでは、サーバ
装置100の優先度順位は、クライアント装置201>
クライアント装置202>クライアント装置205>ク
ライアント装置203>クライアント装置204とな
る。
【0037】時刻TCでは、さらにクライアント装置2
05の電池残量が減少し、数%にまで低下した場合であ
って、サーバ装置100はクライアント装置205の電
池残量が所定のLLレベルに達したと判定し、MPU占
有率をさらに10%加算設定する。従って、MPU占有
率はクライアント装置201から205まで順に30
%、20%、10%、5%、22%となる。ここでは、
サーバ装置100の優先度順位は、クライアント装置2
01>クライアント装置205>クライアント装置20
2>クライアント装置203>クライアント装置204
となる。すなわち、サーバ装置100はクライアント装
置205の要求する処理を優先的に実行し、シャットダ
ウンする前に処理結果を表示し、またはサーバ装置10
0の記憶装置にセーブする。
【0038】時刻TDはクライアント装置204の電池
残量が10%未満に低下した場合であって、サーバ装置
100は電池残量レベルが低レベルに達したと判定し、
MPU占有率を10%加算する。従って、MPU占有率
はクライアント装置201から205まで順に30%、
20%、10%、15%、22%となる。ここでは、サ
ーバ装置100の優先度順位は、クライアント装置20
1>クライアント装置205>クライアント装置202
>クライアント装置204>クライアント装置203と
なる。
【0039】時刻TEでは更にクライアント装置204
の電池残量が減少し数%にまで低下した場合で、サーバ
装置100はクライアント装置204の電池残量レベル
がLLレベルに達したと判定し、そのMPU占有率を1
0%加算設定する。しかし、サーバ装置100側にこれ
以上の余剰能力がないため、残りのMPU占有率をD及
びEで2分する必要がある。したがって、サーバ装置1
00のMPU占有率はクライアント装置201から20
5まで順に30%、20%、10%、20%、20%と
なる。ここでは、サーバ装置100の優先度順位は、ク
ライアント装置201>クライアント装置202=クラ
イアント装置204=クライアント装置205>クライ
アント装置203となる。
【0040】そして、時刻TFにおいてクライアント装
置204及び205の処理が終了し、電池残量不足のた
めに両クライアント装置との接続が切断された場合のM
PU占有率は、クライアント装置201から203まで
順に30%、20%、10%となり、サーバ装置100
の優先度順位は、クライアント装置201>クライアン
ト装置202>クライアント装置203となる。
【0041】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、各クライアント装置がサーバ装置100とのネット
ワーク接続時に環境情報をサーバ装置100に提供する
ことにより、サーバ装置100側で各クライアント装置
の状態を管理することができる。サーバ装置100側
は、クライアント装置との接続中にはタイマ190(図
1)によって定期的にクライアントの環境情報を更新す
るが、これはクライアント装置側の問題をサーバ装置1
00が早急に検知して、最善の処置をとることができる
ようにするためである。なお、クライアントの処理能力
が高い場合には、サーバ装置100からの分散処理を行
うことが可能となる。
【0042】また、電池残量を環境情報とし、その残量
データに応じて、サーバ装置100のサービスを受ける
優先度を変更する、具体的にはローバッテリ環境におか
れたクライアント装置のデータ処理を優先的に実行する
ために、一時的に該当するクライアントのMPU占有率
を上げて該クライアントがシャットダウンする前にデー
タ処理を完了させることが可能となる。これにより、ク
ライアント装置の電池容量不足による突然のシャットダ
ウンによって処理を中断されたり、またデータが消失し
たりする不具合を回避することができる。
【0043】なお、本実施形態においては電池残量が低
レベルとなった時の各クライアント装置のMPU占有率
を変化させる場合について説明したが、例えばクライア
ント装置204及び205のデータ処理の緊急度が高い
場合には、他のクライアント装置201〜203のMP
U占有率を一時的に減少させ、または0%に設定するこ
とによって、クライアント装置204及び205の処理
を優先的に行うように構成することも可能である。
【0044】また、本実施形態は、ネットワーク上の装
置の種別やネットワークを構成する装置数、通信プロト
コル等によらず、あらゆる構成のネットワークに対して
適用することができることはいうまでもない。
【0045】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を、図5及び図6を参照して説明する。なお、本実
施形態は、第1実施形態と同様に、サーバ・クライアン
ト形のネットワーク構成によって実現される。
【0046】本実施形態では、クライアント装置は、電
池駆動のプリンタ搭載機器であり、サーバ装置100に
接続した後に、そのサーバ装置100によって接続前に
作成されていた予定表を該サーバ装置100から取り出
している。すなわち、クライアント装置は、サーバ装置
100に対して予定表のイメージを作成することを要求
し、そのイメージデータの作成後、クライアント装置へ
そのイメージデータがダウンロードされると、受信した
イメージデータを順番に印刷する。
【0047】また、本実施形態では、クライアント装置
の電池残量が低レベルであってイメージデータの作成時
間とダウンロード時間と印刷時間との和である必要最小
時間に満たない動作時間しか保証できない場合に、イメ
ージデータをサーバ側で変更し、クライアント装置へダ
ウンロードされるデータサイズを小さくする機能を、サ
ーバ装置100に持たせている。
【0048】図5は、サーバ装置100により作成され
た予定表のイメージであって、図5(a)は通常時(電
池容量が十分にある時)にクライアント装置によって要
求された予定表のイメージであり、図5(b)は電池残
量が低下し、全てのイメージを転送して印刷することが
できない場合の必要最小限の予定表のイメージである。
サーバ装置100は、データ要求時のクライアント装置
の電池残量レベルを判定し、十分な残量がある場合には
フルイメージデータ(図5(a))を作成してクライア
ント装置にダウンロードさせる。一方、電池残量レベル
が低レベルであると判定された場合はテキストデータの
みからなるデータ(図5(b))を作成してクライアン
ト装置にダウンロードさせる。このようにデータサイズ
を小さくすることによって、データの作成時間と、ダウ
ンロード時間と印刷時間のそれぞれを短縮し、そのとき
の電池残量によって動作可能な時間内に処理を終了する
ことができるようにする。
【0049】図6は、クライアント装置がネットワーク
接続されている場合のサーバ装置100の動作手順を示
すフローチャートである。ここでは、クライアント装置
が電池駆動の印刷システムであり、電池残量の減少とと
もにサーバ装置100で作成されるイメージデータのサ
イズを小さくし、ダウンロード時間と印刷時間の短縮を
図ることを目的とする。
【0050】図6において、ステップS101からステ
ップS108までの処理は、上述した第1実施形態の図
3に示した手順のステップS1からステップS8までの
処理と同様である。
【0051】ステップS106においてクライアント装
置の電源タイプが電池駆動タイプではないと判別された
場合、またはステップS107で上記環境情報に基づい
て電池残量が10%以上あると判別された場合は、ステ
ップS109において、サーバ装置100が作成するデ
ータ種類がフルイメージデータに設定する。
【0052】また、ステップS108において電池残量
が所定の低レベル(LLレベル)に達していると判別さ
れた場合は、ステップ110において、サーバ装置10
0で作成するデータ種類がテキストデータのみに設定さ
れる。すなわち、相対的にダウンロードされるイメージ
データサイズを小さくすることによって、ダウンロード
時間及び印刷処理時間の短縮を図ることができる。
【0053】また、ステップS108において電池残量
がLLレベルに達していないと判別された場合は、ステ
ップS111において、サーバ装置100が作成するデ
ータ種類が、上記ステップS109で作成されるデータ
と上記ステップS110で作成されるデータの中間サイ
ズに相当するデータ(例えばモノクロフルイメージデー
タ)に設定される。
【0054】このように、電池駆動のクライアント装置
の場合に、電池残量の低下によるデータ消失を回避する
ために、サーバが作成するデータのサイズを意図的に小
さくすることにより処理効率(処理スピード)を向上さ
せ、処理データを正常に印刷した後に電源を切断するよ
うに自動制御することが可能となる。
【0055】なお、本実施形態も、ネットワーク上の装
置の種別や装置数、通信プロトコルによらず、あらゆる
構成のネットワークに対して適用可能である。
【0056】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、ネットワークを制御するサーバ装置100は単体の
機器であっても、複数の機器から成るシステムであって
も、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシ
ステムであっても本発明を適用できることはいうまでも
ない。また、上記各実施形態ではサーバ装置100の外
部に別装置としてモデム170等の通信制御装置を設け
るように構成したが、サーバ装置100内部に通信制御
装置を設けるように構成してもよい。
【0057】また、上述した第1・第2実施形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU,MP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことはいうまでもない。
【0058】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0059】プログラムコードを供給する為の記憶媒体
としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM等を用いることができる。
【0060】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実
施の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
はいうまでもない。
【0061】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】請求項1のネットワーク接続装置または
請求項4の制御方法によれば、前記サーバ装置が前記ク
ライアント装置からの接続要求を受け付けたときに前記
クライアント装置の環境情報を取得して第1の記憶手段
に記憶し、所定時間を計時し、前記計時される所定時間
毎に前記取得された環境情報を第2の記憶手段に記憶
し、前記第2の記憶手段により記憶された環境情報に基
づいて前記クライアント装置の環境変化を検出するよう
にしたので、サーバ装置がクライアント装置の環境変化
を検出した場合にそれに応じた最善の処理を行うことが
でき、例えばクライアント装置がローバッテリ環境にあ
る場合にはクライアント装置のデータ消失を回避するこ
とができる処理を早急に行うことができるという効果が
得られる。
【0063】請求項2のネットワーク接続装置または請
求項5の制御方法によれば、回線接続時に認証される前
記クライアント装置のサーバ使用優先度の初期値を第3
の記憶手段に記憶し、前記第3の記憶手段により記憶さ
れた初期値と前記第1の記憶手段により記憶された環境
情報とに基づいて前記使用優先度を演算し、前記演算さ
れた使用優先度を用いて前記少なくとも1つのクライア
ントを管理するようにしたので、例えば環境情報の変化
からクライアント装置がローバッテリ環境におかれたこ
とが検知されたときはそのクライアント装置のデータ処
理を優先的に実行することができ、該クライアント装置
がシャットダウンする前にデータ処理を完了することが
でき、従ってクライアント装置のデータ消失を回避する
ことができるという効果が得られる。
【0064】請求項3のネットワーク接続装置または請
求項6の制御方法によれば、前記回線接続時の前記クラ
イアントの環境情報を解析し、前記解析された環境情報
に最適なデータ形式を選択し、前記選択されたデータ形
式で前記クライアントに対してデータを伝送するように
したので、例えば環境情報の解析結果からクライアント
装置がローバッテリ環境におかれたことが判ったときは
伝送するデータのサイズを小さくして、全体の処理スピ
ードを向上させることができ、これによりクライアント
装置のデータ消失を回避することができるという効果が
得られる。
【0065】請求項7の記録媒体によれば、サーバ装置
及び少なくとも1つのクライアント装置からなるネット
ワークシステムに用いられるネットワーク接続装置のコ
ンピュータにより読取可能な形式で制御プログラムを記
録した記録媒体において、前記制御プログラムは、前記
サーバ装置が前記クライアント装置からの接続要求を受
け付けたときに前記クライアント装置の環境情報を取得
する環境情報取得工程と、前記環境情報を記憶する第1
の記憶工程と、所定時間を計時するタイマ工程と、前記
タイマ工程において計時される所定時間毎に前記環境情
報取得工程において取得された環境情報を記憶する第2
の記憶工程と、前記第2の記憶工程において記憶された
環境情報に基づいて前記クライアント装置の環境変化を
検出する検出工程とを含むようにしたので、かかる記録
媒体に記録されたプログラムを従来のネットワーク制御
装置のコンピュータに読み取らせて実行させることによ
り、上述した請求項1のネットワーク制御装置と同等の
効果を得ることができる。
【0066】請求項8の記録媒体によれば、前記制御プ
ログラムは、回線接続時に認証される前記クライアント
装置のサーバ使用優先度の初期値を記憶する第3の記憶
工程と、前記第3の記憶工程により記憶された初期値と
前記第1の記憶工程において記憶された環境情報とに基
づいて前記使用優先度を演算する演算工程と、前記演算
工程において演算された使用優先度を用いて前記少なく
とも1つのクライアントを管理する管理工程とを含むよ
うにしたので、かかる記録媒体に記録されたプログラム
を従来のネットワーク制御装置のコンピュータに読み取
らせて実行させることにより、上述した請求項2のネッ
トワーク制御装置と同等の効果を得ることができる。
【0067】請求項9の記録媒体によれば、前記制御プ
ログラムは、前記回線接続時の前記クライアントの環境
情報を解析する解析工程と、前記解析工程において解析
された環境情報に最適なデータ形式を選択する選択工程
と、前記選択工程において選択されたデータ形式で前記
クライアントに対してデータを伝送する伝送工程とを含
むようにしたので、かかる記録媒体に記録されたプログ
ラムを従来のネットワーク制御装置のコンピュータに読
み取らせて実行させることにより、上述した請求項3の
ネットワーク制御装置と同等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るネットワークシス
テムに用いられるサーバ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】リモート接続を主接続とするネットワーク構成
図である。
【図3】クライアント装置がネットワーク接続されてい
る場合のサーバ装置100の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】電池駆動のクライアント201〜205の、電
池残量の変化に応じたサーバ装置のMPU占有率の変化
の一例を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るサーバ装置100
により作成された予定表のイメージである。
【図6】クライアント装置がネットワーク接続されてい
る場合のサーバ装置100の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 サーバ装置 110 MPU 120 サーバ装置I/O 130 第1RAM 140 サーバ装置補助記憶装置 150 第2RAM 160 比較回路 170 モデム 180 通信回線 190 タイマー 200a〜200c クライアント装置I/O 201〜205 クライアント装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 13/08 H04L 13/00 305D Fターム(参考) 5B011 DA06 EA04 EA05 EB08 GG13 HH02 HH04 JA04 KK12 5B085 AA04 AA05 AC12 AC16 BG07 5B089 GA11 GA25 GB09 HA01 HA11 HA13 HA17 HA18 KA04 KA12 KA17 KC05 KC39 KC59 LB12 MD09 5K034 AA17 FF01 FF13 HH65 MM21 NN11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置及び少なくとも1つのクライ
    アント装置からなるネットワークシステムに用いられる
    ネットワーク接続装置において、 前記サーバ装置が前記クライアント装置からの接続要求
    を受け付けたときに前記クライアント装置の環境情報を
    取得する環境情報取得手段と、 前記環境情報を記憶する第1の記憶手段と、 所定時間を計時するタイマ手段と、 前記タイマ手段により計時される所定時間毎に前記環境
    情報取得手段により取得された環境情報を記憶する第2
    の記憶手段と、 前記第2の記憶手段により記憶された環境情報に基づい
    て前記クライアント装置の環境変化を検出する検出手段
    とを備えることを特徴とするネットワーク接続装置。
  2. 【請求項2】 回線接続時に認証される前記クライアン
    ト装置のサーバ使用優先度の初期値を記憶する第3の記
    憶手段と、 前記第3の記憶手段により記憶された初期値と前記第1
    の記憶手段により記憶された環境情報とに基づいて前記
    使用優先度を演算する演算手段と、 前記演算手段により演算された使用優先度を用いて前記
    少なくとも1つのクライアントを管理する管理手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク接
    続装置。
  3. 【請求項3】 前記回線接続時の前記クライアントの環
    境情報を解析する解析手段と、 前記解析手段により解析された環境情報に最適なデータ
    形式を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたデータ形式で前記クライ
    アントに対してデータを伝送する伝送手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続装置。
  4. 【請求項4】 サーバ装置及び少なくとも1つのクライ
    アント装置からなるネットワークシステムに用いられる
    ネットワーク接続装置の制御方法において、 前記サーバ装置が前記クライアント装置からの接続要求
    を受け付けたときに前記クライアント装置の環境情報を
    取得して第1の記憶手段に記憶し、 所定時間を計時し、 前記計時される所定時間毎に前記取得された環境情報を
    第2の記憶手段に記憶し、 前記第2の記憶手段により記憶された環境情報に基づい
    て前記クライアント装置の環境変化を検出することを特
    徴とする制御方法。
  5. 【請求項5】 回線接続時に認証される前記クライアン
    ト装置のサーバ使用優先度の初期値を第3の記憶手段に
    記憶し、 前記第3の記憶手段により記憶された初期値と前記第1
    の記憶手段により記憶された環境情報とに基づいて前記
    使用優先度を演算し、 前記演算された使用優先度を用いて前記少なくとも1つ
    のクライアントを管理することを特徴とする請求項4記
    載の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記回線接続時の前記クライアントの環
    境情報を解析し、 前記解析された環境情報に最適なデータ形式を選択し、 前記選択されたデータ形式で前記クライアントに対して
    データを伝送することを特徴とする請求項4記載の制御
    方法。
  7. 【請求項7】 サーバ装置及び少なくとも1つのクライ
    アント装置からなるネットワークシステムに用いられる
    ネットワーク接続装置のコンピュータにより読取可能な
    形式で制御プログラムを記録した記録媒体において、前
    記制御プログラムは、 前記サーバ装置が前記クライアント装置からの接続要求
    を受け付けたときに前記クライアント装置の環境情報を
    取得する環境情報取得工程と、 前記環境情報を記憶する第1の記憶工程と、 所定時間を計時するタイマ工程と、 前記タイマ工程において計時される所定時間毎に前記環
    境情報取得工程において取得された環境情報を記憶する
    第2の記憶工程と、 前記第2の記憶工程において記憶された環境情報に基づ
    いて前記クライアント装置の環境変化を検出する検出工
    程とを含むことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記制御プログラムは、 回線接続時に認証される前記クライアント装置のサーバ
    使用優先度の初期値を記憶する第3の記憶工程と、 前記第3の記憶工程により記憶された初期値と前記第1
    の記憶工程において記憶された環境情報とに基づいて前
    記使用優先度を演算する演算工程と、 前記演算工程において演算された使用優先度を用いて前
    記少なくとも1つのクライアントを管理する管理工程と
    を含むことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記制御プログラムは、前記回線接続時
    の前記クライアントの環境情報を解析する解析工程と、 前記解析工程において解析された環境情報に最適なデー
    タ形式を選択する選択工程と、 前記選択工程において選択されたデータ形式で前記クラ
    イアントに対してデータを伝送する伝送工程とを含むこ
    とを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008197840A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Kyocera Mita Corp 画像形成システム、画像形成装置及び制御プログラム
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