JP2001094599A - 情報通信システム及びそれに用いるクライアントへのipアドレス割当て方法 - Google Patents

情報通信システム及びそれに用いるクライアントへのipアドレス割当て方法

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JP2001094599A
JP2001094599A JP26793699A JP26793699A JP2001094599A JP 2001094599 A JP2001094599 A JP 2001094599A JP 26793699 A JP26793699 A JP 26793699A JP 26793699 A JP26793699 A JP 26793699A JP 2001094599 A JP2001094599 A JP 2001094599A
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Junichiro Nishihara
純一郎 西原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備及び管理コストを削減可能とし、ネット
ワーク効率を向上可能なクライアントへのIPアドレス
割当て方法を提供する。 【解決手段】 拡張DHCPクライアントは、ステップ
S2でDHCPメッセージを送信するインタフェース以
外のインタフェースのMACアドレスをも取得し、ステ
ップS5で取得したMACアドレスをDHCPメッセー
ジのoptionsフィールドに付加し、ステップS6
で拡張DHCPサーバにIPアドレスを要求する。拡張
DHCPクライアントは、ステップS12でoptio
nsフィールドに記述されたIPアドレスをDHCPメ
ッセージを送信したインタフェース以外のインタフェー
スにも設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報通信システム及
びそれに用いるクライアントへのIPアドレス割当て方
法に関し、特に複数のインタフェースを持つクライアン
トへのIPアドレス割当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IPアドレス割当て方法として
は、IETF(Internet Engineeri
ng Task Force)のRFC(Reques
t for Comment)2131,2132に記
載されているDHCP(Dynamic Host C
onfiguration Protocol)を用い
た方法がある。
【0003】このIPアドレス割当て方法を用いる通信
システムは、図6に示すように、DHCPクライアント
4とDHCPサーバ5とから構成されている。DHCP
クライアント4は、図7に示すように、インタフェース
部41と、LLC(Logical Link Con
trol)処理手段44と、IP(InternetP
rotocol)処理手段45と、UDP(User
DatagramProtocol)処理手段46と、
DHCPクライアント処理手段47とから構成されてい
る。
【0004】インタフェース部41はハードウェア処理
を示し、フレーム入出力部42とMAC(Media
Access Control)処理部43とを含んで
いる。尚、LLC処理手段44、IP処理手段45、U
DP処理手段46、DHCPクライアント処理手段47
の各ブロックはソフトウェア処理を示す。
【0005】DHCPサーバ5はインタフェース部51
と、LLC処理手段54と、IP処理手段55と、UD
P処理手段56と、DHCPサーバ処理手段57と、I
Pアドレス記憶部58とから構成されている。
【0006】インタフェース部51はハードウェア処理
を示し、フレーム入出力部52とMAC処理部53とを
含んでいる。尚、LLC処理手段54、IP処理手段5
5、UDP処理手段56、DHCPサーバ処理手段57
の各ブロックはソフトウェア処理を示す。
【0007】上記のフレーム入出力部41,51は伝送
路200からイーサネット(登録商標)(Ethern
et(登録商標))フレームを受信し、それぞれMAC
処理部43,53にイーサネットフレームを送信する。
また、フレーム入出力部41,51はそれぞれMAC処
理部43,53からイーサネットフレームを受信し、伝
送路200にイーサネットフレームを送信する。
【0008】尚、フレーム入出力部41,51の処理に
ついては、「Internetworking Wit
h TCP/IP Vol I:Principle
s,Protocols,and Architect
ure」(Prentice−Hall社、1995
年)のpp.20−32に記載されている。
【0009】MAC処理部43,53はそれぞれフレー
ム入出力部42,52からイーサネットフレームを受信
し、自分のMACアドレスと受信したイーサネットフレ
ームのMACアドレスとを比較し、自分宛のイーサネッ
トフレームであればそれぞれLLC処理手段44,54
にイーサネットフレームを送信する。
【0010】また、MAC処理部43,53はそれぞれ
LLC処理手段44,54からイーサネットフレームを
受信し、自分のMACアドレスをイーサネットフレーム
に付加し、それぞれフレーム入出力部42,52にイー
サネットフレームを送信する。
【0011】尚、MAC処理部43,53の処理につい
ては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,P
rotocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.20−32に記載されている。
【0012】LLC処理手段44,54はそれぞれMA
C処理部43,53からイーサネットフレームを受信
し、イーサネットフレームからIPデータグラムを抽出
し、それぞれIP処理手段45,55にIPデータグラ
ムを送信する。
【0013】また、LLC処理手段44,54はそれぞ
れIP処理手段45,55からIPデータグラムを受信
し、IPデータグラムをイーサネットフレームに格納
し、それぞれMAC処理部43,53にイーサネットフ
レームを送信する。
【0014】尚、LLC処理手段44,54の処理につ
いては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,
Protocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.20−32に記載されている。
【0015】IP処理手段45,55はそれぞれLLC
処理手段44,54からIPデータグラムを受信し、I
PデータグラムからUDPデータグラムを抽出し、それ
ぞれUDP処理手段46,56にUDPデータグラムを
送信する。
【0016】また、IP処理手段45,55はそれぞれ
UDP処理手段46,56からUDPデータグラムを受
信し、UDPデータグラムをIPデータグラムに格納
し、それぞれLLC処理手段44,54にIPデータグ
ラムを送信する。
【0017】尚、IP処理手段45,55の処理につい
ては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,P
rotocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.109−120に記載されている。
【0018】UDP処理手段46,56はそれぞれIP
処理手段45,55からUDPデータグラムを受信し、
UDPデータグラムからDHCPメッセージを抽出し、
それぞれDHCPクライアント処理手段47,57にD
HCPメッセージを送信する。
【0019】また、UDP処理手段46,56はそれぞ
れDHCPクライアント処理手段47,57からDHC
Pメッセージを受信し、DHCPメッセージをUDPデ
ータグラムに格納し、それぞれIP処理手段45,55
にUDPデータグラムを送信する。
【0020】尚、UDP処理手段46,56の処理につ
いては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,
Protocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.179−188に記載されている。
【0021】DHCPクライアント処理手段47及びD
HCPサーバ処理手段57はそれぞれUDP処理手段4
6,56からDHCPメッセージを受信し、DHCPメ
ッセージを終端する。また、DHCPクライアント処理
手段47及びDHCPサーバ処理手段57はDHCPメ
ッセージを生成し、それぞれUDP処理手段46,56
にDHCPメッセージを送信する。尚、DHCPクライ
アント処理手段47及びDHCPサーバ処理手段57の
処理については、IETF RFC2131,2132
に記載されている。
【0022】IPアドレス記憶部58はDHCPサーバ
処理手段57が割当てるIPアドレスまたはIPアドレ
スとMACアドレスとの対応を記憶している。
【0023】上記のような構成を有する情報通信システ
ムにおけるIPアドレス割当て方法を図9及び図10に
示す。DHCPクライアント4のDHCPクライアント
処理手段47は図9に示すフローチャートにしたがって
アドレスを要求し、DHCPサーバ5のDHCPサーバ
処理手段57は図10に示すフローチャートにしたがっ
てアドレスを割当てる。
【0024】DHCPクライアント処理手段47は起動
すると、MAC処理部43のMACアドレスを取得する
(図9ステップS41)。DHCPクライアント処理手
段47はIPアドレスを要求するためのDHCPメッセ
ージであるDHCPDISCOVERメッセージを生成
し(図9ステップS42)、MACアドレスをchad
drフィールドに付加し(図9ステップSステップ4
3)、UDP処理手段46、IP処理手段45、LLC
処理手段44、MAC処理部43、フレーム入出力部4
2を経由して伝送路200にDHCPDISCOVER
メッセージを送信する(図9ステップS44)。
【0025】DHCPクライアント処理手段47は使用
できるIPアドレスが含まれるDHCPメッセージであ
るDHCPOFFERメッセージを受信するまで待機す
る(図9ステップS45)。
【0026】DHCPサーバ処理手段57は伝送路20
0からフレーム入出力部52、MAC処理部53、LL
C処理手段54、IP処理手段55、UDP処理手段5
6を経由してDHCPDISCOVERメッセージを受
信する(図10ステップS61)。
【0027】DHCPサーバ処理手段57はIPアドレ
ス記憶部58を参照し、chaddrフィールドに記述
されたMACアドレスに対応するIPアドレスを1個選
択する(図10ステップS62)。
【0028】DHCPサーバ処理手段57はDHCPO
FFERメッセージを生成し(図10ステップS6
3)、選択したIPアドレスをyiaddrフィールド
に付加し(図10ステップS64)、UDP処理手段5
6,IP処理手段55、LLC処理手段54、MAC処
理部53、フレーム入出力部52を経由して伝送路20
0にDHCPOFFERメッセージを送信する(図10
ステップS65)。
【0029】DHCPサーバ処理手段57は通知したI
Pアドレスを使用することの要求DHCPメッセージで
あるDHCPREQUESTメッセージを受信するまで
待機する(図10ステップS66)。
【0030】DHCPクライアント処理手段47は伝送
路200からフレーム入出力部42、MAC処理部4
3、LLC処理手段44、IP処理手段45、UDP処
理手段46を経由してDHCPOFFERメッセージを
受信する(図9ステップS45)。
【0031】DHCPクライアント処理手段47はDH
CPREQUESTメッセージを生成し(図9ステップ
S46)、UDP処理手段46、IP処理手段45、L
LC処理手段44、MAC処理部43、フレーム入出力
部42を経由して伝送路200にDHCPREQUES
Tメッセージを送信する(図10ステップS47)。
【0032】DHCPクライアント処理手段47はIP
アドレスの使用開始を許可するDHCPメッセージであ
るDHCPACKメッセージを受信するまで待機する
(図9ステップS48)。
【0033】DHCPサーバ処理手段57は伝送路20
0からフレーム入出力部52、MAC処理部53、LL
C処理手段54、IP処理手段55、UDP処理手段5
6を経由して、DHCPREQUESTメッセージを受
信する(図10ステップS66)。
【0034】DHCPサーバ処理手段57はDHCPA
CKメッセージを生成し(図10ステップS67)、U
DP処理手段56,IP処理手段55、LLC処理手段
54、MAC処理部53、フレーム入出力部52を経由
して伝送路200にDHCPACKメッセージを送信し
(図10ステップS68)、処理を終了する。
【0035】DHCPクライアント処理手段47は伝送
路200からフレーム入出力部42、MAC処理部4
3、LLC処理手段44、IP処理手段45、UDP処
理手段46を経由してDHCPACKメッセージを受信
する(図9ステップS49)。
【0036】DHCPクライアント処理手段47は通知
されたIPアドレスをIP処理手段45のインタフェー
ス部41用のIPアドレスとして設定し(図9ステップ
S50)、終了する。
【0037】また、図11に示す構成では、図8に示す
情報通信システムの構成に、DHCPクライアント4及
びDHCPサーバ5に伝送路201,202を介して接
続されるDHCPリレーエージェント6を追加してい
る。
【0038】DHCPリレーエージェント6はDHCP
クライアント4及びDHCPサーバ5が異なるIPサブ
ネットワークに属する場合に、DHCPクライアント4
とDHCPサーバ5との間の全てのDHCPメッセージ
を中継する役目を果たす。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のIPア
ドレス割当て方法では、DHCPクライアントと同じI
Pサブネットワークに少なくとも1個のDHCPサー
バ、または少なくとも1個のDHCPリレーエージェン
トを設置しなくてはならないため、DHCPクライアン
トが複数のインタフェースを持ち、またそれぞれのイン
タフェースが異なるIPサブネットワークに属する場合
に、単独のDHCPサーバによって全てのインタフェー
スにIPアドレスを割当てることができないという問題
がある。
【0040】また、従来のIPアドレス割当て方法で
は、全てのインタフェースが独立してIPアドレスを要
求するため、DHCPDISCOVER、DHCPOF
FER、DHCPREQUEST、DHCPACKの各
メッセージがインタフェースの数分送受信されるため、
仮に全てのインタフェースのIPサブネットワークにD
HCPサーバ、またはDHCPリレーエージェントを設
置しても、ネットワーク効率が悪いという問題がある。
【0041】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、設備及び管理コストを削減することができ、ネッ
トワーク効率を向上させることができる情報通信システ
ム及びそれに用いるクライアントへのIPアドレス割当
て方法を提供することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】本発明による情報通信シ
ステムは、複数のインタフェースを持つDHCP(Dy
namic Host Configuration
Protocol)クライアントと、前記複数のインタ
フェースのうちの一つと伝送路とを介して前記DHCP
クライアントに接続されるDHCPサーバとからなる情
報通信システムであって、前記複数のインタフェースの
うちの一つのMAC(Media Access Co
ntrol)アドレスと前記複数のインタフェースのう
ちの一つ以外のインタフェースのMACアドレスとをそ
れぞれ取得する取得手段と、前記取得手段で取得したM
ACアドレスを前記DHCPサーバに送信するメッセー
ジに設けられたフィールド及びそのフィールド以外に設
けられたオプションフィールドに付加する付加手段と、
前記メッセージによって前記DHCPサーバにIP(I
nternet Protocol)アドレスを要求す
る要求手段と、前記メッセージに対する前記DHCPサ
ーバからの応答メッセージに設けられたフィールド及び
そのフィールド以外に設けられたオプションフィールド
にそれぞれ記述されたIPアドレスを対応する前記複数
のインタフェース各々に設定する設定手段とを前記DH
CPクライアントに備えている。
【0043】本発明によるクライアントへのIPアドレ
ス割当て方法は、複数のインタフェースを持つDHCP
(Dynamic Host Configurati
onProtocol)クライアントと、前記複数のイ
ンタフェースのうちの一つと伝送路とを介して前記DH
CPクライアントに接続されるDHCPサーバとからな
る情報通信システムのクライアントへのIP(Inte
rnet Protocol)アドレス割当て方法であ
って、前記複数のインタフェースのうちの一つのMAC
(Media Access Control)アドレ
スと前記複数のインタフェースのうちの一つ以外のイン
タフェースのMACアドレスとをそれぞれ取得するステ
ップと、その取得したMACアドレスを前記DHCPサ
ーバに送信するメッセージに設けられたフィールド及び
そのフィールド以外に設けられたオプションフィールド
に付加するステップと、前記メッセージによって前記D
HCPサーバにIPアドレスを要求するステップと、前
記メッセージに対する前記DHCPサーバからの応答メ
ッセージに設けられたフィールド及びそのフィールド以
外に設けられたオプションフィールドにそれぞれ記述さ
れたIPアドレスを対応する前記複数のインタフェース
各々に設定するステップとを前記DHCPクライアント
に備えている。
【0044】すなわち、本発明のクライアントへのIP
アドレス割当て方法は、拡張DHCPクライアントが複
数のインタフェースを持ち、またそれぞれのインタフェ
ースが異なるIPサブネットワークに属する場合にも、
単独の拡張DHCPサーバで全てのインタフェースにI
Pアドレスを割当てることが可能な構成を提供するもの
である。
【0045】より具体的に、本発明のクライアントへの
IPアドレス割当て方法は、拡張DHCPクライアント
が、DHCPメッセージを送信するインタフェース以外
のインタフェースのMACアドレスも取得するステップ
と、取得したMACアドレスをDHCPメッセージのo
ptionsフィールドに付加するステップと、拡張D
HCPサーバにIPアドレスを要求するステップと、o
ptionsフィールドに記述されたIPアドレスをD
HCPメッセージを送信したインタフェース以外のイン
タフェースにも設定するステップとを有している。
【0046】また、本発明のクライアントへのIPアド
レス割当て方法は、拡張DHCPサーバが、DHCPメ
ッセージのoptionsフィールドにMACアドレス
が記述されているかを判定するステップと、IPアドレ
ス記憶部からそのMACアドレスに対応するIPアドレ
スを選択するステップと、選択したIPアドレスをop
tionsフィールドに付加するステップと、拡張DH
CPクライアントに通知するステップとを有している。
【0047】これによって、拡張DHCPクライアント
が全てのインタフェースのIPアドレスを要求し、拡張
DHCPサーバーが全てのインタフェースに対してIP
アドレスを割当て、拡張DHCPクライアントが全ての
インタフェースにIPアドレスを設定することが可能と
なる。
【0048】つまり、拡張DHCPクライアントが複数
のインタフェースを持ち、またそれぞれのインタフェー
スが異なるIPサブネットワークに属する場合にも、単
独の拡張DHCPサーバで全てのインタフェースにIP
アドレスを割当てることが可能となるので、設備及び管
理コストが削減可能となる。
【0049】また、1個のDHCPメッセージのやりと
りで、一括して複数のIPアドレスを割当てることが可
能となるので、ネットワーク効率を向上させることが可
能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る拡張DHCP(Dynamic Host Conf
iguration Protocol)クライアント
の構成を示すブロック図である。図1において、拡張D
HCPクライアント1はインタフェース部11〜13
と、LLC(Logical Link Contro
l)処理手段20と、IP(Internet Pro
tocol)処理手段21と、UDP(User Da
tagram Protocol)処理手段22と、拡
張DHCPクライアント処理手段23とから構成されて
いる。
【0051】インタフェース部11〜13はそれぞれハ
ードウェア処理を示し、それぞれフレーム入出力部14
〜16と、MAC(Media Access Con
trol)処理部17〜19とを含んでいる。尚、LL
C処理手段20、IP処理手段21、UDP処理手段2
2、拡張DHCPクライアント処理手段23の各ブロッ
クはソフトウェア処理を示している。
【0052】図2は本発明の一実施例による拡張DHC
Pサーバの構成を示すブロック図である。図2におい
て、拡張DHCPサーバ3はインタフェース部31と、
LLC処理手段34と、IP処理手段35と、UDP処
理手段36と、拡張DHCPサーバ処理手段37と、I
Pアドレス記憶部38とから構成されている。
【0053】インタフェース部31はハードウェア処理
を示し、フレーム入出力部32とMAC処理部33とを
含んでいる。尚、LLC処理手段34、IP処理手段3
5、UDP処理手段36、拡張DHCPクライアント処
理手段37の各ブロックはソフトウェア処理を示してい
る。
【0054】図3は本発明の一実施例による情報通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。図3において、
本発明の一実施例による情報通信システムは拡張DHC
Pクライアント1と拡張DHCPサーバ3とから構成さ
れている。
【0055】拡張DHCPクライアント1のフレーム入
出力部14は拡張DHCPサーバ3のフレーム入出力部
32に伝送路100を介して接続されている。拡張DH
CPクライアント1のフレーム入出力部15,16はそ
れぞれ伝送路101,102を介してその他の通信機器
(図示せず)に接続されている。
【0056】フレーム入出力部14〜16,32は伝送
路100〜102からイーサネット(Etherne
t)フレームを受信し、それぞれMAC処理部17〜1
9,33にイーサネットフレームを送信する。また、フ
レーム入出力部14〜16,32はそれぞれMAC処理
部17〜19,33からイーサネットフレームを受信
し、伝送路100〜102にイーサネットフレームを送
信する。
【0057】尚、フレーム入出力部14〜16,32の
処理については、「Internetworking
With TCP/IP Vol I:Princip
les,Protocols,and Archite
cture」(Prentice−Hall社、199
5年)のpp.20−32に記載されている。
【0058】MAC処理部17〜19,33はそれぞれ
フレーム入出力部14〜16,32からイーサネットフ
レームを受信し、自分のMACアドレスと受信したイー
サネットフレームのMACアドレスとを比較し、自分宛
のイーサネットフレームであれば、MAC処理部17〜
19,33はそれぞれLLC処理手段20,34にイー
サネットフレームを送信する。
【0059】また、MAC処理部17〜19,33はそ
れぞれLLC処理手段20,34からイーサネットフレ
ームを受信し、自分のMACアドレスをイーサネットフ
レームに付加し、それぞれフレーム入出力部14〜1
6,32にイーサネットフレームを送信する。
【0060】尚、MAC処理部17〜19,33の処理
については、「Internetworking Wi
th TCP/IP Vol I:Principle
s,Protocols,and Architect
ure」(Prentice−Hall社、1995
年)のpp.20−32に記載されている。
【0061】LLC処理手段20,34はそれぞれMA
C処理部17〜19,33からイーサネットフレームを
受信し、イーサネットフレームからIPデータグラムを
抽出し、それぞれIP処理手段21,35にIPデータ
グラムを送信する。
【0062】また、LLC処理手段20,34はそれぞ
れIP処理手段21,35からIPデータグラムを受信
し、IPデータグラムをイーサネットフレームに格納
し、MAC処理部17〜19,33にイーサネットフレ
ームを送信する。
【0063】尚、LLC処理手段20,34の処理につ
いては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,
Protocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.20−32に記載されている。
【0064】IP処理手段21,35はそれぞれLLC
処理手段20,34からIPデータグラムを受信し、I
PデータグラムからUDPデータグラムを抽出し、それ
ぞれUDP処理手段22,36にUDPデータグラムを
送信する。
【0065】また、IP処理手段21,35はそれぞれ
UDP処理手段22,36からUDPデータグラムを受
信し、UDPデータグラムをIPデータグラムに格納
し、それぞれLLC処理手段20,34にIPデータグ
ラムを送信する。
【0066】尚、IP処理手段21,35の処理につい
ては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,P
rotocols, and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.109−120に記載されている。
【0067】UDP処理手段22,36はそれぞれIP
処理手段21,35からUDPデータグラムを受信し、
UDPデータグラムからDHCPメッセージを抽出し、
それぞれ拡張DHCPクライアント処理手段23及び拡
張DHCPサーバ処理手段37にDHCPメッセージを
送信する。
【0068】また、UDP処理手段22,36はそれぞ
れ拡張DHCPクライアント処理手段23及び拡張DH
CPサーバ処理手段37からDHCPメッセージを受信
し、DHCPメッセージをUDPデータグラムに格納
し、それぞれIP処理手段21,35にUDPデータグ
ラムを送信する。
【0069】尚、UDP処理手段22,36の処理につ
いては、「Internetworking With
TCP/IP Vol I:Principles,
Protocols,and Architectur
e」(Prentice−Hall社、1995年)の
pp.179−188に記載されている。
【0070】拡張DHCPクライアント処理手段23及
び拡張DHCPサーバ処理手段37は、それぞれUDP
処理手段22,36からDHCPメッセージを受信し、
DHCPメッセージを終端する。また、拡張DHCPク
ライアント処理手段23及び拡張DHCPサーバ処理手
段37はDHCPメッセージを生成し、それぞれUDP
処理手段22,36にDHCPメッセージを送信する。
尚、拡張DHCPクライアント処理手段23及び拡張D
HCPサーバ処理手段37の処理については、IETF
RFC2131,2132に記載されている。
【0071】拡張DHCPクライアント処理手段23は
上記の機能以外にも、インタフェース部11〜13のM
AC処理部14〜16のMACアドレスを取得し、MA
CアドレスをDHCPメッセージのoptionsフィ
ールドに付加する機能をも有している。
【0072】拡張DHCPサーバ処理手段37は上記の
機能以外にも、DHCPメッセージ内のoptions
フィールドに付加されているMACアドレスに対応する
IPアドレスをIPアドレス記憶部38から選択し、D
HCPメッセージ内のoptionsフィールドに付加
する機能をも有している。
【0073】IPアドレス記憶部38は拡張DHCPサ
ーバ処理手段37が割当てるIPアドレスまたはIPア
ドレスとMACアドレスとの対応を記憶している。
【0074】図4は図1の拡張DHCPクライアント1
の拡張DHCPクライアント処理手段23の処理動作を
示すフローチャートであり、図5は図2の拡張DHCP
サーバ3の拡張DHCPサーバ処理手段37の処理動作
を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照
して本発明の一実施例によるIPアドレスの割当て方法
について説明する。
【0075】尚、図4及び図5に示す処理動作は拡張D
HCPクライアント処理手段23及び拡張DHCPサー
バ処理手段37がそれぞれ図示せぬ制御メモリのプログ
ラムを実行することで実現され、制御メモリとしてはR
OM(リードオンリメモリ)やIC(集積回路)メモリ
等が使用可能である。
【0076】拡張DHCPクライアント1の拡張DHC
Pクライアント処理手段23は図4に示すフローチャー
トにしたがってIPアドレスを要求し、拡張DHCPサ
ーバ3の拡張DHCPサーバ処理手段37は図5に示す
フローチャートにしたがってIPアドレスを割当てる。
【0077】拡張DHCPクライアント1が起動する
と、まず最初にIPアドレスを要求するためのDHCP
メッセージであるDHCPDISCOVERメッセージ
をインタフェース部11〜13から送信する。以下、イ
ンタフェース部11からDHCPDISCOVERメッ
セージを送信するための動作について説明する。
【0078】拡張DHCPクライアント処理手段23は
起動すると、MAC処理部17のMACアドレスを取得
し(図4ステップS1)、他のインタフェース部12,
13のMAC処理部18,19のMACアドレスをそれ
ぞれ取得する(図4ステップS2)。
【0079】拡張DHCPクライアント処理手段23は
DHCPDISCOVERメッセージを生成し(図4ス
テップS3)、MAC処理部17のMACアドレスをD
HCPメッセージのchaddrフィールドに、MAC
処理部15,16のMACアドレスをDHCPメッセー
ジのoptionsフィールドにそれぞれ付加し(図4
ステップS4,S5)、UDP処理手段22、IP処理
手段21、LLC処理手段20、MAC処理部17、フ
レーム入出力部14を経由して伝送路100にDHCP
DISCOVERメッセージを送信する(図4ステップ
S6)。
【0080】拡張DHCPクライアント処理手段23は
使用できるIPアドレスが含まれるDHCPメッセージ
であるDHCPOFFERメッセージを受信するまで待
機する(図4ステップS7)。
【0081】インタフェース部12,13からDHCP
DISCOVERメッセージを送信する場合も、上記と
同様の手順で行われる。インタフェース部12から送信
する場合には上記のMAC処理部17をMAC処理部1
8と読替え、上記MAC処理部18,19をMAC処理
部17,19と読替える。また、インタフェース部13
から送信する場合には上記のMAC処理部17をMAC
処理部19と読替え、上記のMAC処理部18,19を
MAC処理部17,18と読替える。
【0082】拡張DHCPサーバ処理手段37は伝送路
100からフレーム入出力部32、MAC処理部33、
LLC処理手段34、IP処理手段35、UDP処理手
段36を経由してインタフェース部11から送信された
DHCPDISCOVERメッセージを受信する(図5
ステップS21)。
【0083】拡張DHCPサーバ処理手段37はIPア
ドレス記憶部38を参照し、chaddrフィールドに
記述されたMAC処理部17のMACアドレスに対応す
るIPアドレスを1個選択する(図5ステップS2
2)。
【0084】拡張DHCPサーバ処理手段37は受信し
たDHCPDISCOVERメッセージのoption
sフィールドにMACアドレスが記述されているかを確
認し(図5ステップS23)、IPアドレス記憶部38
からoptionsフィールドに記述されたMAC処理
部18,19のMACアドレスに対応するIPアドレス
をそれぞれ1個(計2個)選択する(図5ステップS2
4)。
【0085】拡張DHCPサーバ処理手段37はDHC
POFFERメッセージを生成し(図5ステップS2
5)、MAC処理部17のMACアドレスに対応するI
Pアドレスをyiaddrフィールドに、MAC処理部
18,19のMACアドレスに対応するIPアドレスを
optionsフィールドにそれぞれ付加する(図5ス
テップS26,S27)。
【0086】拡張DHCPサーバ処理手段37はUDP
処理手段36、IP処理手段35、LLC処理手段3
4、MAC処理部33、フレーム入出力部32を経由し
て伝送路100にDHCPOFFERメッセージを送信
する(図5ステップS28)。
【0087】拡張DHCPサーバー処理手段37は通知
したIPアドレスを使用することの要求DHCPメッセ
ージであるDHCPREQUESTメッセージを受信す
るまで待機する(図5ステップS29)。
【0088】インタフェース部12,13から送信され
たDHCPDISCOVERメッセージは拡張DHCP
サーバがそれぞれ伝送路101,102に接続されてい
ないため、DHCPOFFERメッセージが返信されな
い。
【0089】拡張DHCPクライアント処理手段23は
伝送路100からフレーム入出力部14、MAC処理部
17、LLC処理手段20、IP処理手段21、UDP
処理手段22を経由してDHCPOFFERメッセージ
を受信する(図4ステップS7)。
【0090】拡張DHCPクライアント処理手段23は
DHCPREQUESTメッセージを生成し(図4ステ
ップS8)、UDP処理手段22、IP処理手段21、
LLC処理手段20、MAC処理部17、フレーム入出
力部14を経由して伝送路100にDHCPREQUE
STメッセージを送信する(図4ステップS9)。
【0091】拡張DHCPクライアント処理手段23は
IPアドレスの使用開始を許可するDHCPメッセージ
であるDHCPACKメッセージを受信するまで待機す
る(図4ステップS10)。
【0092】拡張DHCPサーバ処理手段37は伝送路
100からフレーム入出力部32、MAC処理部33、
LLC処理手段34、IP処理手段35、UDP処理手
段36を経由してDHCPREQUESTメッセージを
受信する(図5ステップS29)。
【0093】拡張DHCPサーバ処理手段37はDHC
PACKメッセージを生成し(図5ステップS30)、
UDP処理手段36、IP処理手段35、LLC処理手
段34、MAC処理部33、フレーム入出力部32を経
由して伝送路100にDHCPACKメッセージを送信
し(図5ステップS31)、処理を終了する。
【0094】拡張DHCPクライアント処理手段23は
伝送路100からフレーム入出力部14、MAC処理部
17、LLC処理手段20、IP処理手段21、UDP
処理手段22を経由してDHCPACKメッセージを受
信する(図4ステップS10)。
【0095】拡張DHCPクライアント処理手段23は
yiaddrフィールドに記述されたIPアドレスをI
P処理手段21のインタフェース部11用のIPアドレ
スとして、optionsフィールドに記述されたIP
アドレスをそれぞれIP処理手段21のインタフェース
部12,13用のIPアドレスとしてそれぞれ設定し
(図4ステップS11,S12)、処理を終了する。
【0096】このように、拡張DHCPクライアント1
が複数のインタフェース(インタフェース部11〜1
3)を持ち、またそれぞれのインタフェースが異なるI
Pサブネットワークに属する場合にも、単独の拡張DH
CPサーバ3で全てのインタフェースにIPアドレスを
割当てることができるので、設備及び管理コストを削減
することができる。
【0097】また、1個のDHCPメッセージのやりと
りで一括して複数のIPアドレスを割当てることができ
るので、ネットワーク効率を向上させることができる。
ここで、本発明の一実施例では3個のインタフェース部
11〜13を持つ拡張DHCPクライアント1が3個の
IPアドレスを取得する場合について説明したが、DH
CPメッセージのoptionsフィールド内にMAC
アドレス及びIPアドレスが収まれば、インタフェース
の数に制限はない。
【0098】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0099】(1)複数のインタフェースを持つDHC
P(Dynamic Host Configurat
ion Protocol)クライアントと、前記複数
のインタフェースのうちの一つと伝送路とを介して前記
DHCPクライアントに接続されるDHCPサーバとか
らなる情報通信システムにおいてクライアントへのIP
(Internet Protocol)アドレス割当
てを行うためのクライアントへのIPアドレス割当て制
御プログラムを記録した記録媒体であって、前記IPア
ドレス割当て制御プログラムは前記DHCPクライアン
トに、前記複数のインタフェースのうちの一つのMAC
(Media Access Control)アドレ
スと前記複数のインタフェースのうちの一つ以外のイン
タフェースのMACアドレスとをそれぞれ取得させ、そ
の取得したMACアドレスを前記DHCPサーバに送信
するメッセージに設けられたフィールド及びそのフィー
ルド以外に設けられたオプションフィールドに付加さ
せ、前記メッセージによって前記DHCPサーバにIP
アドレスを要求させ、前記メッセージに対する前記DH
CPサーバからの応答メッセージに設けられたフィール
ド及びそのフィールド以外に設けられたオプションフィ
ールドにそれぞれ記述されたIPアドレスを対応する前
記複数のインタフェース各々に設定させることを特徴と
するクライアントへのIPアドレス割当て制御プログラ
ムを記録した記録媒体。
【0100】(2)前記IPアドレス割当て制御プログ
ラムは前記DHCPサーバに、前記DHCPクライアン
トからのメッセージの前記フィールドに記述されている
MACアドレスに対応するIPアドレスを前記IPアド
レスと前記MACアドレスとを対応付けて記憶する記憶
手段から選択させ、前記DHCPクライアントからのメ
ッセージの前記オプションフィールドに前記MACアド
レスが記述されているかどうかを判定させ、前記MAC
アドレスが記述されていると判定された時に前記記憶手
段からそのMACアドレスに対応するIPアドレスを選
択させ、それら選択されたIPアドレスを前記応答メッ
セージに設けられた前記フィールド及び前記オプション
フィールドに付加させ、前記IPアドレスが付加された
応答メッセージを前記DHCPクライアントに通知させ
ることを特徴とする(1)記載のクライアントへのIP
アドレス割当て制御プログラムを記録した記録媒体。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のインタフェースを持つDHCP(Dynamic
Host Configuration Protoc
ol)クライアントと、複数のインタフェースのうちの
一つと伝送路とを介してDHCPクライアントに接続さ
れるDHCPサーバとからなる情報通信システムのDH
CPクライアントにおいて、複数のインタフェースのう
ちの一つのMAC(Media Access Con
trol)アドレスと複数のインタフェースのうちの一
つ以外のインタフェースのMACアドレスとをそれぞれ
取得し、その取得したMACアドレスをDHCPサーバ
に送信するメッセージに設けられたフィールド及びその
フィールド以外に設けられたオプションフィールドに付
加し、メッセージによってDHCPサーバにIPアドレ
スを要求し、メッセージによってDHCPサーバからの
応答メッセージに設けられたフィールド及びそのフィー
ルド以外に設けられたオプションフィールドにそれぞれ
記述されたIPアドレスを対応する複数のインタフェー
ス各々に設定することによって、設備及び管理コストを
削減することができ、ネットワーク効率を向上させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による拡張DHCPクライア
ントの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による拡張DHCPサーバの
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による情報通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】図1の拡張DHCPクライアントの拡張DHC
Pクライアント処理手段の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図2の拡張DHCPサーバの拡張DHCPサー
バ処理手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】従来例による情報通信システムの構成の一例を
示すブロック図である。
【図7】従来例によるDHCPクライアントの構成を示
すブロック図である。
【図8】従来例によるDHCPサーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図7のDHCPクライアントのDHCPクライ
アント処理手段の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図8のDHCPサーバのDHCPサーバ処理
手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図11】従来例による情報通信システムの構成の他の
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 拡張DHCPクライアント 3 拡張DHCPサーバ 11〜13,31 インタフェース部 14〜16,32 フレーム入出力部 17〜19,33 MAC処理部 20,34 LLC処理手段 21,35 IP処理手段 22,36 UDP処理手段 23 拡張DHCPクライアント処理手段 37 拡張DHCPサーバ処理手段 38 IPアドレス記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインタフェースを持つDHCP
    (Dynamic Host Configurati
    on Protocol)クライアントと、前記複数の
    インタフェースのうちの一つと伝送路とを介して前記D
    HCPクライアントに接続されるDHCPサーバとから
    なる情報通信システムであって、前記複数のインタフェ
    ースのうちの一つのMAC(Media Access
    Control)アドレスと前記複数のインタフェー
    スのうちの一つ以外のインタフェースのMACアドレス
    とをそれぞれ取得する取得手段と、前記取得手段で取得
    したMACアドレスを前記DHCPサーバに送信するメ
    ッセージに設けられたフィールド及びそのフィールド以
    外に設けられたオプションフィールドに付加する付加手
    段と、前記メッセージによって前記DHCPサーバにI
    P(Internet Protocol)アドレスを
    要求する要求手段と、前記メッセージに対する前記DH
    CPサーバからの応答メッセージに設けられたフィール
    ド及びそのフィールド以外に設けられたオプションフィ
    ールドにそれぞれ記述されたIPアドレスを対応する前
    記複数のインタフェース各々に設定する設定手段とを前
    記DHCPクライアントに有することを特徴とする情報
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のインタフェースは、異なるI
    Pサブネットワークに属することを特徴とする請求項1
    記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記IPアドレスと前記MACアドレス
    とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記DHCPクラ
    イアントからのメッセージの前記フィールドに記述され
    ているMACアドレスに対応するIPアドレスを前記記
    憶手段から選択する第1の選択手段と、前記DHCPク
    ライアントからのメッセージの前記オプションフィール
    ドに前記MACアドレスが記述されているかどうかを判
    定する判定手段と、前記判定手段で前記MACアドレス
    が記述されていると判定された時に前記記憶手段からそ
    のMACアドレスに対応するIPアドレスを選択する第
    2の選択手段と、前記第1の選択手段で選択されたIP
    アドレスを前記応答メッセージに設けられたフィールド
    に付加しかつ前記第2の選択手段で選択されたIPアド
    レスを前記応答メッセージに設けられたオプションフィ
    ールドに付加する付加手段と、前記付加手段で前記IP
    アドレスが付加された応答メッセージを前記DHCPク
    ライアントに通知する通知手段とを前記DHCPサーバ
    に有することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の情報通信システム。
  4. 【請求項4】 複数のインタフェースを持つDHCP
    (Dynamic Host Configurati
    on Protocol)クライアントと、前記複数の
    インタフェースのうちの一つと伝送路とを介して前記D
    HCPクライアントに接続されるDHCPサーバとから
    なる情報通信システムのクライアントへのIP(Int
    ernet Protocol)アドレス割当て方法で
    あって、前記複数のインタフェースのうちの一つのMA
    C(Media AccessControl)アドレ
    スと前記複数のインタフェースのうちの一つ以外のイン
    タフェースのMACアドレスとをそれぞれ取得するステ
    ップと、その取得したMACアドレスを前記DHCPサ
    ーバに送信するメッセージに設けられたフィールド及び
    そのフィールド以外に設けられたオプションフィールド
    に付加するステップと、前記メッセージによって前記D
    HCPサーバにIPアドレスを要求するステップと、前
    記メッセージに対する前記DHCPサーバからの応答メ
    ッセージに設けられたフィールド及びそのフィールド以
    外に設けられたオプションフィールドにそれぞれ記述さ
    れたIPアドレスを対応する前記複数のインタフェース
    各々に設定するステップとを前記DHCPクライアント
    に有することを特徴とするクライアントへのIPアドレ
    ス割当て方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のインタフェースは、異なるI
    Pサブネットワークに属することを特徴とする請求項4
    記載のクライアントへのIPアドレス割当て方法。
  6. 【請求項6】 前記DHCPクライアントからのメッセ
    ージの前記フィールドに記述されているMACアドレス
    に対応するIPアドレスを前記IPアドレスと前記MA
    Cアドレスとを対応付けて記憶する記憶手段から選択す
    るステップと、前記DHCPクライアントからのメッセ
    ージの前記オプションフィールドに前記MACアドレス
    が記述されているかどうかを判定するステップと、前記
    MACアドレスが記述されていると判定された時に前記
    記憶手段からそのMACアドレスに対応するIPアドレ
    スを選択するステップと、それら選択されたIPアドレ
    スを前記応答メッセージに設けられた前記フィールド及
    び前記オプションフィールドに付加するステップと、前
    記IPアドレスが付加された応答メッセージを前記DH
    CPクライアントに通知するステップとを前記DHCP
    サーバに有することを特徴とする請求項4または請求項
    5記載のクライアントへのIPアドレス割当て方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088983A (ko) * 2001-08-30 2001-09-29 허기행 유동 아이피 주소를 사용하는 네트워크 그룹에 대한 침입차단 및 선별적인 네트워크 정책 적용 방법
KR20050063477A (ko) * 2003-12-22 2005-06-28 백남균 네트워크 정보에 대한 보안 시스템 및 그 방법
US8140710B2 (en) 2003-10-17 2012-03-20 Panasonic Corporation Home link setting method, home gateway device, and mobile terminal
CN111683161A (zh) * 2020-05-18 2020-09-18 新华三技术有限公司 一种接入方法、装置、电子设备及存储介质
CN113542444A (zh) * 2021-05-20 2021-10-22 新华三大数据技术有限公司 一种ip地址分配方法及装置

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