JP2001093883A - 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体装置の製造方法

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JP2001093883A
JP2001093883A JP26839399A JP26839399A JP2001093883A JP 2001093883 A JP2001093883 A JP 2001093883A JP 26839399 A JP26839399 A JP 26839399A JP 26839399 A JP26839399 A JP 26839399A JP 2001093883 A JP2001093883 A JP 2001093883A
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circulator
stage
fluid
lower electrode
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Yoji Kubota
洋治 久保田
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Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ放電を用いるドライエッチングなど
の半導体製造装置において、処理の初期におけるシリコ
ンウエハの温度の低さに起因する、加工ばらつき改善す
る。 【解決手段】 下部電極4に埋め込まれた熱電対14に
よって直接プラズマ温度に近い下部電極4の温度を測定
し、この温度の変化でサーキュレータ11bの流体温度
を制御する。サーキュレータは、熱容量の小さな一次サ
ーキュレータ12と熱容量の大きな二次サーキュレータ
13からなり、熱容量が小さい一次サーキュレータ12
により急速に流体温度を制御して、処理の初期における
温度を短時間で所定の値に保ち、加工ばらつきを低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライエッチング
や気相成長法等によってシリコンウエハー上に半導体装
置を製造する場合の処理温度制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程、例えばドラ
イエッチングや導電性膜、絶縁膜の気相成長(CVD)
などの工程においては、エッチング速度、エッチング選
択比、膜の堆積速度のような処理条件を一定に保ち、均
一な品質の半導体デバイスが製造できるように半導体基
板の温度を一定に保つことが行われている。
【0003】図3に、そうした基板温度制御が行われる
従来の半導体製造装置の例として、いわゆる平行平板電
極型ドライエッチング設備の構造を示す。図3に置い
て、減圧雰囲気にすることができるチャンバーに設置さ
れた下部電極4上に、被エッチング膜2とフォトマスク
3が形成されたシリコンウエハ1が置かれ、上部電極5
と下部電極4の間に高周波発振器6により高周波電力を
投入してプラズマ放電を用い、ドライエッチングが行わ
れる。
【0004】その場合、エッチング中のシリコンウエハ
1の到達温度をできる限り一定にするような機構をドラ
イエッチング設備が備えている。シリコンウエハ1が置
かれた下部電極4は内部が中空であり、冷却水路8を介
してサーキュレータ11が連結され、下部電極4とサー
キュレータ11の中を温度制御用流体(冷媒)である冷
却水7が循環する。冷却水7の温度を、ドライエッチン
グに適する所定の値に制御することにより、下部電極4
を介してシリコンウエハ1の温度を制御している。その
冷却水7の温度はサーキュレータ11内に設置された温
度測定器(温度計)9によって測定され、温度制御装置
15は、上記設定の温度以上であればヒータ10をオフ
し、設定温度以下であればオンして制御を行う。ここで
設定温度は、エッチングする膜の種類やエッチング量な
どその目的によって異なるが、一般的には−15℃〜8
5℃程度の範囲である。そして図3の装置では温度制御
用流体として水を用いる例を示したが、設定温度によっ
ては他の流体も用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のような
従来の構成でシリコンウエハ1の温度を制御しようとし
ても、実際には温度の制御が不十分なことが多く、シリ
コンウエハ間のエッチング量のばらつきなどが工程処理
の許容範囲を超えることが多いという問題点が存在し
た。具体的にはMOS型トランジスタのゲート電極のエ
ッチング、アルミニウム配線エッチング工程で顕著であ
った。
【0006】上記のエッチング量のばらつきは次のよう
なものである。すなわち、エッチング装置のチャンバー
内でシリコンウエハ1を1枚ずつ順次連続的にエッチン
グ処理した場合、最初のシリコンウエハから5〜6枚目
のシリコンウエハまでは徐々にエッチング量が変動し、
その後エッチング量はほぼ安定するのである。これはエ
ッチングが始まるとエッチングガスのプラズマによる衝
撃によって、エッチング装置の内部特に図3の下部電極
4を含む付近の温度が、エッチングの回数を重ねる毎に
徐々に上昇し、それが各シリコンウエハに伝えられるた
めであると考えられる。そして、5〜6枚処理した時点
でプラズマによる温度上昇とシリコンウエハからの放熱
が平衡し、一定の温度になると考えられる。下部電極4
はサーキュレータ11によって所定の温度に制御されて
いるはずであるが、実際にはプラズマなどによる温度上
昇に対する応答が遅く、初めのシリコンウエハ1のエッ
チング期間はその温度が充分制御されていないといえ
る。
【0007】この現象は、シリコンウエハ数十枚で構成
される1ロットのエッチング処理が終了し、次のロット
を処理するまでの処理間隔が長い場合には顕著となる。
次の処理までの間に、エッチング装置のチャンバー内部
の温度が下がるからである。
【0008】一般的に、半導体デバイスを製造する上
で、処理中の温度は重要な制御パラメータであり、配線
やトランジスターゲート形成時における連続処理での温
度上昇や処理間隔があいた場合の温度低下による配線幅
のバラツキ等、半導体完成時の製品のバラツキを最小限
に押さえることが必須である。本発明は、プラズマ放電
を用いるドライエッチング装置やCVD装置などの半導
体製造装置において、シリコンウエハの処理中の温度を
より正確に測定し、より短時間で一定に保つことを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るための本発明の半導体製造装置は、半導体基板を載置
するためのステージと、ステージの表面部に設けられた
温度測定手段と、内部に流体が流れるサーキュレータ
と、温度測定手段によって測定された温度に基づいて、
流体の温度を制御する温度制御手段とを備える。サーキ
ュレータとステージとは接続されて、流体がサーキュレ
ータとステージの間を循環するように構成する。
【0010】上記の構成によれば、熱電対のような温度
測定手段が半導体基板に近いステージの表面部に設けら
れているので、半導体基板の温度変化をより正確にしか
も速やかに検出でき、したがって流体、ステージ、半導
体基板の温度制御が正確に短時間で可能となる。
【0011】また、本発明の半導体製造装置は、半導体
基板を載置するためのステージと、ステージの表面部に
設けられた温度測定手段と、内部に流体が流れる第1の
サーキュレータと、内部に流体が流れる第2のサーキュ
レータと、温度測定手段によって測定された温度に基づ
いて、第1および第2のサーキュレータ内部の流体の温
度を制御する温度制御手段とを備える。第1のサーキュ
レータの熱容量は第2のサーキュレータの熱容量よりも
小とする。第1のサーキュレータおよび第2のサーキュ
レータはそれぞれステージに接続され、流体が第1およ
び第2のサーキュレータとステージとの間を循環するよ
うに構成する。
【0012】あるいは、半導体基板を載置するためのス
テージと、ステージの表面部に設けられた温度測定手段
と、内部に流体が流れる第1のサーキュレータと、内部
に流体が流れる第2のサーキュレータと、温度測定手段
によって測定された温度に基づいて、第1および第2の
サーキュレータ内部の流体の温度を制御する温度制御手
段とを備え、第1のサーキュレータの熱容量は第2のサ
ーキュレータの熱容量よりも小であり、第1のサーキュ
レータはステージに接続され、第2のサーキュレータは
第1のサーキュレータに接続され、流体が第1および第
2のサーキュレータとステージとの間を循環するように
構成する。
【0013】以上のように、熱容量の小さい第1のサー
キュレータがステージに直接接続されているので、内部
の流体温度は従来よりも速やかに所定の温度に制御さ
れ、従ってステージ、半導体基板の温度制御も速く一定
にすることができる。
【0014】好ましくは、上記の構成において、第1の
サーキュレータの熱容量をステージの熱容量と略々等し
くなるように構成する。
【0015】さらに本発明の半導体装置の製造方法は、
上記構成の半導体製造装置を用い、半導体基板をステー
ジ上に載置して、最初に流体を第1のサーキュレータの
みとステージとの間を循環させて半導体基板を処理し、
その後、流体を第2のサーキュレータとステージとの間
を循環させて半導体基板を処理することを特徴とする。
このようにすれば、温度が一定でない処理の初期におい
て、熱容量の小さい第1のサーキュレータのみで温度制
御するため、ステージの温度を短時間でより効率的に制
御でき、一定温度とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、プラズマ放電を
用いた半導体製造装置の例として平衡平板型ドライエッ
チング設備の構造を示している。図1において、減圧可
能なエッチング処理を行うチャンバー内に、下部電極4
と上部電極5がほぼ平行に対向して設置されている。下
部電極4には、エッチングガスのプラズマを発生させる
高周波発振器6が接続されるとともに、下部電極4は、
処理する対象である半導体基板を載置するためのステー
ジを構成している。図1では、下部電極4上にはシリコ
ンウエハ1が載置されている。このシリコンウエハ1
は、その表面に被エッチ膜2が形成され、さらにその上
にエッチングマスクとなるパターン化されたフォトレジ
スト3が形成されている。以上の構造は従来の装置とほ
ぼ同じものである。
【0018】一方、チャンバーの外部には下部電極4の
温度を制御するためのサーキュレータ11bが設けられ
ている。このサーキュレータ11bは、容積の小さい
(すなわち熱容量の小さい)第1次サーキュレータ12
と、容積の大きい(熱容量の大きい)第2次サーキュレ
ータ13からなり、それぞれ独立に、内部が中空となっ
た下部電極4に冷却水路8a、8bによって接続され、
下部電極4と各サーキュレータ間で水が循環する。第2
次サーキュレータ13の容積は、図3に示した従来のサ
ーキュレータ11とほぼ同程度である。第1次サーキュ
レータ12の体積は、下部電極4の空洞の体積と概ね同
じ(従って熱容量が同程度)である。また、14は温度
測定用熱電対であり、シリコンウエハ1に近い下部電極
4の表面に埋め込まれ、エッチングプラズマ放電中、下
部電極4の表面の温度を測定する。16aおよび16b
は、サーキュレータ12,13内の水を加熱するヒータ
である。温度制御装置15bは、熱電対14により測定
された温度と温度制御装置15bに記憶されたエッチン
グ中の所定の設定温度とを比較し、その差によってヒー
タ16a,16bへの投入電力を調節して、サーキュレ
ータ内部の水温を制御し、下部電極4の特に表面温度を
一定の温度に制御するものである。
【0019】以上のような構成の装置では、従来と同様
にエッチング開始時における下部電極4およびその周囲
の温度は、充分な枚数のシリコンウエハをエッチングし
温度が平衡状態に達したときよりも低く、従ってシリコ
ンウエハ1の温度も低い状態にある。このようなとき、
第2次サーキュレータ13の内部は、従来のサーキュレ
ータ11と容積がほぼ同じであるから、温度制御装置1
5bによって内部の水をヒーター16bを加熱はする
が、水の温度の上昇速度は従来と同程度であり、下部電
極4の温度応答速度も同程度である。
【0020】しかしながら、第1次サーキュレータ12
が第2次サーキュレータ13と並列に下部電極4に接続
されており、しかもその容積は第2次サーキュレータ1
3よりは相当小さい。温度制御装置15bは、熱電対1
4で測定した温度に基づいて独立に第1次サーキュレー
タ12内の水の温度もヒータ16aで制御し、容積が小
さいので循環する水の温度は速やかに上昇する。従って
この上昇した温度が下部電極4の表面、シリコンウエハ
1へと速やかに伝達される。このようにしてエッチング
初期の温度が低い場合でも、従来より速く、シリコンウ
エハ1の温度を平衡状態に達したときの温度に近づけ、
制御することができる。
【0021】図1の装置において、エッチング初期の温
度を急上昇させ、初期の低温を補償する為だけであれ
ば、第1次サーキュレータ12だけが下部電極4に接続
されていれば充分である。しかしながら、プラズマの衝
撃による温度上昇と第1次サーキュレータ12による急
激な温度上昇が重なって、ある時点で熱電対14の設置
個所の温度が設定温度より上昇しすぎる事態を生じる。
その場合は、第2次サーキュレータ13による温度上昇
抑制作用が機能する。すなわち、第2次サーキュレータ
13は上記したように容積が大きく温度応答速度が遅い
上に、下部電極4に冷却水路を通じて接続されているの
で、第2次サーキュレータ13内のまだ設定温度に達し
ない低い温度の水が同時に下部電極内に流れ込み、下部
電極4の温度が上昇しすぎないように作用する。すなわ
ち、第1次サーキュレータ12は温度を急上昇させてエ
ッチング初期の温度不足分を補い、第2次サーキュレー
タ13は第1次サーキュレータ12による過剰な温度上
昇を抑制する役目を果たしている。
【0022】図1のエッチング装置では、第1次サーキ
ュレータ12と第2次サーキュレータ13内部を流れる
水が常時同時に下部電極内部を循環するようになってい
るが、下部電極4とこれらサーキュレータそれぞれとの
間にバルブを設け、熱電対14で測定される温度が低い
間は、第2次サーキュレータ13をバルブで遮断し、第
1次サーキュレータ12のみで温度上昇させ、測定温度
が設定温度に近づいた時点で第2次サーキュレータ13
のバルブを開き、温度を安定させるようにしてもよい。
【0023】本発明を適用した図1のエッチング装置で
は、サーキュレータを2個有すると共に、熱電対14が
下部電極4の表面に埋め込まれていることが特徴であ
る。従来では図3のように、サーキュレータ内の水の温
度を測定して温度制御していたが、このような構成では
シリコンウエハ1の温度変化は、シリコンウエハ1、下
部電極4から水の順に伝達されて初めて温度測定器9で
検出され制御されるので、温度制御に対する応答速度が
きわめて遅い。一方、本発明ではシリコンウエハ1に近
い下部電極4の表面の温度を測定するので、シリコンウ
エハ1の温度変化は短時間で温度制御装置15bに伝達
され制御に供される。しかも本発明によれば、熱電対1
4の設置場所から明らかなように、従来の水温で測定す
るのに比べて、よりシリコンウエハ1に近い正確な温度
が測定されるという利点もある。
【0024】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるエッチング装置の構成図である。同図に
おいて、図1の実施の形態と同一の部分には、図1と同
一の番号が付されている。この装置の動作、作用は、図
1の装置と同様であり、熱電対14で測定された温度に
基づいて温度制御装置15bによってサーキュレータ1
2,および13を制御する。本実施の形態では下部電極
4と体積の小さな一次サーキュレータ12と体積の大き
な二次サーキュレータ13が直列に接続されている。
【0025】エッチング処理開始時、エッチング中のシ
リコンウエハ1の温度が低い場合は、体積の小さな一次
サーキュレータ12によって急激に加熱が行われ、所定
の温度に近い温度まで下部電極4の表面が昇温される。
下部電極4と2つのサーキュレータの直列接続は、どち
らを下部電極に直接接続してもよいが、温度制御の応答
速度は第1次サーキュレータ12を直接接続した方が速
くなるので望ましい。
【0026】この場合も(1)下部電極4と第1次サー
キュレータ12との間、(2)第1次サーキュレータ1
2と第2次サーキュレータ13との間にそれぞれバルブ
を設置して、温度の低いエッチング初期には(2)のバ
ルブを遮断して第1次サーキュレータ12のみで温度制
御を行い、熱電対14の測定温度が設定温度に近くなっ
たら(2)のバルブを開いてエッチング時のシリコンウ
エハ1の温度を安定させることができる。
【0027】なお、以上の2つの実施の形態の説明で
は、ドライエッチング設備を構成した例を説明したが、
CVD等のその他の半導体製造装置についても同様に本
発明を実施可能である。また上記例は下部電極を加熱す
る場合であったが、冷却する場合でも装置の構成並びに
効果は同じである。冷却の場合は図1,図2で用いたヒ
ータの代わりにペルチエ効果などを利用する電子冷凍装
置を用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プラズマ
を用いるエッチング処理などにおいて、シリコンウエハ
の温度がプラズマ温度の変動などで変動しないように、
短時間で追従温度制御でき、常に温度を一定にして、ロ
ット間、1ロット内のシリコンウエハ間の処理バラツキ
の少ない製品の製造が可能になる。
【0029】また、本発明は既存の設備を小改造するこ
とで実施でき、低コストで性能向上させ、設備のライフ
サイクルの延長に寄与することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体製造装
置の構造を示す概略図
【図2】 本発明の実施の形態2における半導体製造装
置の構造を示す概略図
【図3】 従来の半導体製造装置の構造を示す概略図
【符号の説明】
1 シリコンウエハ 2 被エッチ膜 3 フォトレジスト 4 下部電極 5 上部電極 6 高周波発振器 7 冷却水 8a,8b 冷却水路 9 温度測定器(温度計) 10 ヒータ 11、11b、11c サーキュレータ 12 第一次サーキュレータ 13 第二次サーキュレータ 14 温度測定用熱電対 15、15b 温度制御装置 16a、16b ヒータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を載置するためのステージ
    と、前記ステージの表面部に設けられた温度測定手段
    と、内部に流体が流れるサーキュレータと、前記温度測
    定手段によって測定された温度に基づいて、前記流体の
    温度を制御する温度制御手段とを備え、前記サーキュレ
    ータと前記ステージとが接続されて、前記流体が前記サ
    ーキュレータと前記ステージの間を循環することを特徴
    とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板を載置するためのステージ
    と、前記ステージの表面部に設けられた温度測定手段
    と、内部に流体が流れる第1のサーキュレータと、内部
    に流体が流れる第2のサーキュレータと、前記温度測定
    手段によって測定された温度に基づいて、前記第1およ
    び第2のサーキュレータ内部の流体の温度を制御する温
    度制御手段とを備え、前記第1のサーキュレータの熱容
    量は前記第2のサーキュレータの熱容量よりも小であ
    り、前記第1のサーキュレータおよび前記第2のサーキ
    ュレータはそれぞれ前記ステージに接続され、前記流体
    が前記第1および第2のサーキュレータと前記ステージ
    との間を循環することを特徴とする半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板を載置するためのステージ
    と、前記ステージの表面部に設けられた温度測定手段
    と、内部に流体が流れる第1のサーキュレータと、内部
    に流体が流れる第2のサーキュレータと、前記温度測定
    手段によって測定された温度に基づいて、前記第1およ
    び第2のサーキュレータ内部の流体の温度を制御する温
    度制御手段とを備え、前記第1のサーキュレータの熱容
    量は前記第2のサーキュレータの熱容量よりも小であ
    り、前記第1のサーキュレータは前記ステージに接続さ
    れ、前記第2のサーキュレータは前記第1のサーキュレ
    ータに接続され、前記流体が前記第1および第2のサー
    キュレータと前記ステージとの間を循環することを特徴
    とする半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 第1のサーキュレータの熱容量がステー
    ジの熱容量と略々等しいことを特徴とする請求項3又は
    4記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の半導体
    製造装置を用い、半導体基板をステージ上に載置して、
    最初に流体を第1のサーキュレータのみと前記ステージ
    との間を循環させて前記半導体基板を処理し、その後、
    前記流体を第2のサーキュレータと前記ステージとの間
    を循環させて前記半導体基板を処理することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
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