JP2001092954A - 丸め処理装置 - Google Patents

丸め処理装置

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JP2001092954A
JP2001092954A JP26625499A JP26625499A JP2001092954A JP 2001092954 A JP2001092954 A JP 2001092954A JP 26625499 A JP26625499 A JP 26625499A JP 26625499 A JP26625499 A JP 26625499A JP 2001092954 A JP2001092954 A JP 2001092954A
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threshold value
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JP26625499A
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English (en)
Inventor
Tetsuminoru Kuno
哲稔 久野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像上の擬似輪郭の発生を防いだ丸め処理装
置を提供する。 【解決手段】 画像作成装置1は、演算器101により
算出される画素データに対して第1しきい値により画素
データを丸める丸め処理器A102と、第1しきい値と
は異なる第2しきい値により画素データを丸める丸め処
理装置B103と、2つの丸め処理装置のうちどちらか
一方を選択してその丸め画素データを出力する選択器1
05と、グラデーションの領域中、丸め対象の画素デー
タの画素位置に応じて、市松模様状に丸め処理器A10
2と丸め処理器B103とから丸め画素データが交互に
出力されるよう選択器105に丸め処理器を選択する指
示を与える選択指示器104とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擬似輪郭の発生を
防止する丸め処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を作成するための画像作成装置は、
幾何情報の定義や位置情報の指定等の画像情報が入力さ
れると、画像の生成に必要な画素データを算出する。画
素データは画素毎に輝度成分と色差成分とで表わされて
いる。これら画素データをビット数に制限のあるメモリ
に記録したりディスプレイに表示したりする場合には、
画像作成装置は、その内部に備える丸め処理装置によっ
て画素データを丸めてビット数を少なくする。丸めると
は有効桁以降の値について切り上げ又は切り捨てを行っ
て、有効桁を元の値に近似させることである。画像作成
装置は、このように丸められた画素データ(以下、丸め
画素データと呼ぶ)をフレームメモリに書き込み、それ
によって丸め画素データは1枚の画像としてディスプレ
イに表示される。
【0003】図10は、従来の画像作成装置の構成を示
すブロック図である。同図において画像作成装置は、演
算器801、丸め処理器802から構成される。演算器
801は、外部より画像情報が入力されると、その情報
に基づいて演算を行い、その結果、小数部2ビット、整
数部8ビットからなる10ビットの精度の画素データを
出力する。
【0004】丸め処理器802は、上記丸め処理装置に
相当し、10ビット精度の画素データに対して丸め処理
を行い、その結果得られる8ビットの整数をフレームメ
モリに書き込む。この8ビットの整数を丸め画素データ
と呼ぶこととする。図11は、丸め処理器802におけ
る画素データと丸め画素データとの対応関係を示す図で
ある。
【0005】同図は、画素データのダイナミックレンジ
を256区間に分割し、各区間に1つの丸め画素データ
が対応する。例えば入力される画素データが「127.
25」である場合、丸め処理器802は丸め画素データ
として「127」を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の画像作
成装置により作成される画像は、例えば空や陰影のつい
た曲面等、輝度成分又は色差成分の濃度値の緩やかな変
化(以下、グラデーションと呼ぶ)を表現しようとする
領域内に擬似輪郭が発生するという問題があった。擬似
輪郭は濃度値の異なる領域どうしが隣接する境界線が強
調されて本来輪郭でない部分が輪郭として錯覚して見え
るという人間の視覚特性によるものである。これはグラ
デーションを表わす画素データを丸めることで隣接する
領域間の濃度値の差が大きくなることにより発生する。
この擬似輪郭の発生によって本来のグラデーションに特
有の視覚的な効果が損なわれてしまう。
【0007】以下に擬似輪郭の具体的な例を示す。図1
2は14画素×6ラインの矩形領域の輝度成分の画素デ
ータを示す。同図において、小さな正方形が1つ1つの
画素を表わし、画素内の数値は10ビット精度の輝度成
分の画素データを示す。画素データは左から右へと2画
素×6ラインの矩形単位で輝度が徐々に明るく変化して
おり、全体でグラデーションを表わす。
【0008】図13は従来の画像作成装置によって図1
2を8ビット精度に丸めた場合の丸め画素データを示
す。図12の輝度成分の画素データが7段階で表わされ
ていたのに対し、同図の輝度成分の丸め画素データは2
段階で表わされることとなる。図14は、図12及び図
13のA−A’線上の画素データと丸め画素データとを
示す。
【0009】同図において実線は画素データ、点線は丸
め画素データを示す。このように隣接する輝度成分の差
が「0.25」から「1」へと大きくなり、また1つの
輝度成分の幅が2画素から7画素と広くなると、輝度の
境目、つまりBの部分に擬似輪郭が発生する。図15
(a)(b)(c)は擬似輪郭を説明する図である。
【0010】図15(a)は、図13の輝度成分の画素
データをディスプレイに表示した場合の図を示す。同図
(b)は、同図(a)におけるA−A’線上の輝度を示
す。同図(b)に示すとおり、同図(a)は、左の矩形
の輝度が「127」、右の矩形の輝度が「128」であ
ることを示す。
【0011】同図(c)は、人間の視覚特性によるA−
A’線上の見かけ上の輝度を示す。同図(c)によれ
ば、それぞれ一様な輝度である右の矩形と左の矩形は、
人間が目には、領域の境目、B−B’の部分で、輝度の
低い領域はより低く輝度の高い領域はより高く見える。
このような見かけ上の輝度によって、人間には輝度の境
目がより強調されて輪郭として見えるのである。
【0012】擬似輪郭は、隣り合う濃度差や1つの濃度
の領域の大きさが人間に識別できないくらい十分に小さ
ければ生じない。よって量子化精度を高くすれば、擬似
輪郭の発生を防ぐことができる。しかし実際には、フレ
ームメモリやディスプレイのビット数の制限があるため
に、擬似輪郭が発生しないほど十分に量子化精度を高く
することは困難である。
【0013】上記の問題に鑑みて、本発明は擬似輪郭が
発生しない丸め処理装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の丸め処理装置は、画素データを丸めて桁数
を減らす丸め処理装置であって、第1しきい値により画
素データを丸める第1丸め処理手段と、第1しきい値と
は異なる第2しきい値により画素データを丸める第2丸
め処理手段と、画素データの位置に応じて、第1丸め処
理手段と第2丸め処理手段とのいずれかに丸めを実行さ
せる制御手段とを備える。
【0015】また前記第1しきい値は、丸め後の画素デ
ータの最小桁の重みより小さくかつ前記重みの2分の1
より大きい値であり、前記第2しきい値は、前記重みの
2分の1より小さい値であり、前記第1丸め処理手段
は、前記最小桁よりも下位の桁の値が第1しきい値以上
のとき切り上げ、第1しきい値より小さいとき切り捨
て、前記第2丸め処理手段は、前記最小桁よりも下位の
桁の値が第2しきい値以上のとき切り上げ、第2しきい
値より小さいとき切り捨てるよう構成される。
【0016】また前記制御手段は、画素データのx軸上
の位置又はy軸上の位置に応じて第1丸め処理手段と第
2丸め処理手段とに交互に丸めを実行させるよう構成さ
れる。また前記制御手段は、座標値と、第1丸め処理手
段と第2丸め処理手段を識別する識別子とを対応させて
記憶する選択テーブルであって、座標値のx軸方向又は
y軸方向に第1丸め処理手段を識別する識別子と第2丸
め処理手段を識別する識別子とを交互に記憶する選択テ
ーブルを有し、前記選択テーブルから画素データの座標
位置に応じた識別子を読み出して識別子に対応する丸め
処理手段に丸めを実行させるよう構成される。
【0017】また前記制御手段は、画素データの時間位
置に応じて第1丸め処理手段と第2丸め処理手段とに交
互に丸めを実行させるよう構成される。前記丸め処理装
置は、さらに、グラデーションの領域の指定を記憶する
記憶手段と、画素データが前記領域内に位置するか前記
領域外に位置するかを判定する判定手段とを備え、前記
制御手段は、前記判定手段により前記領域内に位置する
と判定されたとき、画素データのx軸上の位置又はy軸
上の位置に応じて第1丸め処理手段と第2丸め処理手段
とに交互に丸めを実行させ、前記判定手段により前記領
域外に位置すると判定されたとき、第1丸め処理手段に
丸めを実行させるよう構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の丸め処理装置につ
いて、画像作成装置を例にして図面を用いて説明する。
図1は、画像作成装置1の構成を示すブロック図であ
る。同図において画像作成装置1は、演算器101、丸
め処理器A102、丸め処理器B103、選択指示器1
04、選択器105から構成される。
【0019】演算器101は、外部より入力される画像
情報に基づいて画像を生成するための演算を行い、整数
部8ビット、小数部2ビットの10ビット精度の画素デ
ータを出力する。画像情報は、幾何情報の定義や位置情
報の指定、グラデーションの定義等を含む。グラデーシ
ョンの定義には、どんな種類のグラデーションにするか
を示す情報――例えば上から下へと輝度が明るくなる、
あるいは中心から放射状に輝度が暗くなる等のグラデー
ションの付け方の種類を示す情報と、グラデーションに
する領域を示す情報(以下、領域情報と呼ぶ)とが含ま
れる。領域情報は、画像上における、グラデーションの
位置と形状とを特定することができる。演算器101
は、画像情報の中から領域情報を抽出して選択指示器1
04に出力する。
【0020】これらの処理に続いて演算器101は、画
像情報を基に画素毎の輝度成分、色差成分の画素データ
を算出し、それぞれ1画素ずつ丸め処理器A102、B
103に出力する。この出力と同時に演算器101は、
丸め処理器A102、B103に出力した画素の座標位
置を選択指示器104に出力する。丸め処理器A102
は、演算器101より出力される10ビット精度の画素
データを8ビット精度に丸め、その結果の丸め画素デー
タを出力する。
【0021】丸め処理器B103は、演算器101より
出力される10ビット精度の画素データを丸め処理器A
102とは異なる区間毎に8ビット精度に丸め、その結
果の丸め画素データを出力する。丸め処理器A102と
丸め処理器B103とは、丸め画素データに対応する画
素データの区間が異なっている。
【0022】図2は、丸め処理器A102及びB103
より入力され得る画素データの範囲と、丸め処理器A1
02より出力される丸め画素データと、丸め処理器B1
03より出力される丸め画素データとの対応関係を示す
図である。なお同図は、実際には2進数のところを10
進数で表記している。同図よれば丸め処理器A102
は、画素データの小数点以下の値が「***.75」以
上であれば切り上げ、「***.75」未満であれば切
り捨てを行う。ここで「***」は、0から255の任
意の値を意味する。一方、丸め処理器B103は、画素
データの小数点以下の値が「***.25」以上であれ
ば切り上げ、「***.25」未満で切り捨てを行う。
つまり丸め処理器A102は、小数点以下の値をしきい
値「0.75」で丸め、丸め処理器B103は、小数点
以下の値をしきい値「0.25」で丸める。このように
丸め処理器A102と丸め処理器B103とは、丸めの
基準となるしきい値が異なっている。
【0023】例えば、「127.50」の画素データの
場合、丸め処理器A102は「127」に丸め、丸め処
理器B103は「128」に丸める。また「126.7
5」の画素データの場合、丸め処理器A102も丸め処
理器B103も両方とも同じ「128」に丸める。この
ように丸め処理器A102と丸め処理器B103は、同
じ画素データであっても、その値によって異なる値に丸
めたり同じ値に丸めたりする。
【0024】選択器105は、画素毎に丸め処理器A1
02と丸め処理器B103のうち選択指示器104に指
示される方を選択し、選択した方の丸め処理器より出力
される丸め画素データを出力する。選択指示器104
は、選択器105がどちらの丸め処理器を選択すべきか
を画素毎に決定し、選択器105に指示する。選択指示
器104は、画素が領域情報が示す領域内に位置するか
領域外に位置するかによって選択の仕方が異なる。より
具体的には、選択指示器104は、画素が領域外にある
場合には常に丸め処理器A102を選択するよう指示
し、領域内にある場合には丸め処理器A102とB10
3とをx方向にもy方向にも交互に選択するよう、つま
り市松模様状に選択するよう指示する。
【0025】図3は選択指示器104の処理手順を示す
フローチャートである。同図において選択指示器104
は、まず演算器101より出力される領域情報を取得す
る(ステップ1)。続いて選択指示器104は、その時
点において丸め処理がなされている画素の座標位置を取
得する(ステップ2)。ここで丸め処理が成されている
画素のことを注目画素と呼ぶこととする。
【0026】選択指示器104は、領域情報が示す領域
の位置と注目画素の位置とを比較することにより、注目
画素が領域内に位置するか領域外に位置するかを判定す
る(ステップ3)。判定の結果、注目画素が領域外に位
置するものであれば、選択指示器104は丸め処理器A
102を選択するよう選択器105に指示する(ステッ
プ6)。
【0027】一方、判定の結果、注目画素が領域内に位
置するものであれば、選択指示器104は、内部に有す
る選択テーブル106を用いて選択器105に選択させ
るべき丸め処理器を決定し、選択器105に指示する。
図4は、選択テーブル106の一例を示す。同図に示す
ように選択テーブル106は、x方向、y方向に「A」
の値を持つ要素と「B」の値を持つ要素とが交互に配列
されている。「A」は丸め処理器A102に対応し、
「B」は丸め処理器B103に対応する。要素の個数
は、1枚分の画素数と同じで、各画素に対して同じ位置
の要素が対応する。
【0028】選択指示器104は、注目画素が領域内に
位置すると判定した場合、選択テーブル106から注目
画素に対応する要素の値を読み出す(ステップ4)。選
択指示器104は、読み出した要素の値が「A」であれ
ば丸め処理器A102を選択するよう選択器105に指
示し、値が「B」であれば丸め処理器B103を選択す
るよう選択器105に指示する(ステップ5)。
【0029】以上のようにして選択指示器104は各画
素の丸め処理の間、各画素について選択器105に選択
を指示する処理を行って、全ての画素について丸め処理
が完了したら処理を終了する(ステップ7)。以上のよ
うにして選択指示器104は選択器105が選択すべき
丸め処理器を決定し、選択器105に選択指示を出力す
る。
【0030】例えば図12に示した矩形領域全体が、領
域情報が示す領域内に含まれる場合、選択指示器104
は矩形領域の縦方向及び横方向に交互に丸め処理器A1
02と丸め処理器B103とを選択するよう選択器10
5に指示するので、その結果、出力される丸め画素デー
タは、図5に示す通りとなる。同図は特に、の4画素
×6ライン部分との2画素×6ライン部分が2種類の
丸め画素データによって市松模様状になる。従来の画像
作成装置の場合であれば、図13のようにB−B’線上
で擬似輪郭が生じていたのに対して、本実施形態の画像
作成装置1においては市松模様状になるためそのような
擬似輪郭は生じない。
【0031】図6は図5の矩形領域のA−A’線上にお
ける輝度成分の画素データを示す。従来の画像作成装置
の場合、Bの部分で画素データの値が127から128
へと変化し、その境目が人間の視覚特性のために輪郭と
して際立って見えていたが、本実施形態の画像作成装置
の場合、Bの部分の前後で画素データの値が127と1
28との交互に配列される。1画素の大きさは人間の視
覚には十分に小さいものであるため、このように127
と128とが交互に配列された場合、人間の視覚には1
27と128との中間の明るさに見えることになり、そ
の結果、矩形領域は左から右へと徐々に明るく変化する
グラデーションが付けられているように見える。
【0032】以上のように構成された画像作成装置1に
ついて以下に全体の動作を説明する。図7は画像作成装
置1の全体の動作を説明するフローチャートである。同
図において、まず演算器101が画像情報を取得し(ス
テップ10)、その中から領域情報を抽出して選択指示
器104に出力する(ステップ11)。
【0033】演算器101は、画像情報から画素データ
を算出して、1画素分ずつ丸め処理器A102と丸め処
理器B103とに出力する(ステップ12)。これと同
時に演算器101は、出力した画素データの画素位置を
選択指示器104に出力する(ステップ13)。丸め処
理器A102と丸め処理器B103は画素データからそ
れぞれのしきい値によって丸めた丸め画素データを出力
する(図外)。
【0034】丸め処理器による丸め処理の間、選択指示
器104は現在丸め処理されている画素データ(注目画
素)の画素位置と領域情報とから図3に示す処理によっ
て選択器105が選択すべき丸め処理器を決定する。選
択指示器104は決定した丸め処理器を選択するよう選
択器105に指示する(ステップ14)。選択器105
は選択指示器104より指示された丸め処理器を選択し
て、その丸め処理器より出力される丸め画素データをフ
レームメモリに出力する(ステップ15)。
【0035】全ての画素について丸め処理を実行するま
でステップ13、14の処理を繰り返す(ステップ1
6)。以上のように構成することによって画像作成装置
1は、従来グラデーションが付けられた領域に生じる擬
似輪郭を無くすことができる。これは画像作成装置1
が、グラデーションの領域内については、しきい値の異
なる2つの丸め処理器の出力を市松模様状に交互に選択
して出力するからである。このため従来の擬似輪郭の部
分は図5のように2つの異なる画素データが市松模様状
に配列されることとなり、その部分は人間の視覚には2
つの丸め画素データの中間値に見える。その結果、市松
模様の部分とそれに隣接する部分は、明るさが緩やかに
変化することとなり、その結果その画像が本来持ってい
るグラデーションが損なわれることなく表現される。
【0036】なお、本発明は上記画像作成装置1に限ら
ず、以下のようにしてもよい。 (1)選択テーブル106は1画素ずつ交互にAとBの
値が配列されていたが、図8(a)(b)に示すように
2画素ずつ交互にAとBを配列するよう構成してもよい
し、図8(c)(d)のようにしてもよい。 (2)選択指示器104は、画素位置に応じて選択器1
05が選択すべき丸め処理器を決定していたが、動画の
場合であれば画素位置に応じて決定するのではなく、時
間位置、すなわちフレーム位置に応じて決定するように
してもよい。具体的には、選択指示器104は、1フレ
ーム目については丸め処理器A102を選択するよう選
択器105に指示し、次の2フレーム目については丸め
処理器B103を選択するよう選択器105に指示す
る。このようにして選択指示器104は、フレーム毎に
交互に丸め処理器A102とB103とを選択するよう
選択器105に指示する。このように構成すれば、例え
ば図12の画素データの場合、選択器105は1フレー
ム目は図9(a)の丸め画素データを出力し、2フレー
ム目は図9(b)の丸め画素データを出力する、という
ように図9(a)の丸め画素データと図9(b)の丸め
画素データとを交互に出力する。図9(a)と(b)と
はの部分が異なっており、これらが画面に交互に出
現することによって人間の視覚にはの部分が「12
7」と「128」、の部分が「128」と「129」
との中間値に見え、その部分は擬似輪郭にならない。 (3)選択指示器104は、注目画素が領域内に位置し
ている場合において選択テーブル106を用いて2つの
うちどちらかの丸め処理器を決定していたが、選択テー
ブル106を用いない構成にしてもよい。例えば、注目
画素の座標位置が(1,1),(1,3),(1,
5),...,(2,2),(2,4),(2,
6),...,(3,1),(3,3),(3,5)と
いうようにx座標とy座標の組合せが(奇数,奇数)又
は(偶数,偶数)であれば、選択指示器104は選択器
105に丸め処理器A102を選択するよう指示し、ま
た注目画素の座標位置が(1,2),(1,4),
(1,6),...,(2,1),(2,3),(2,
5),...,(3,2),(3,4),(3,6)と
いうようにx座標とy座標の組合せが(奇数,偶数)又
は(偶数,奇数)であれば、選択指示器104は選択器
105に丸め処理器B103を選択するよう指示するよ
う構成してもよい。
【0037】要するにグラデーションの領域内について
2つの丸め処理器からの丸め画素データが市松模様状に
配列されるのであれば、どのような方法でもよい。 (4)選択指示器104は、注目画素が領域内に位置し
ている場合において選択テーブル106を用いてどちら
かの丸め処理器を決定するのではなく、ランダムに決定
するよう構成してもよい。 (5)画像作成装置1の各構成要素の処理をプログラム
化し、CPU、RAM、ROM等を有するコンピュータ
により実施してもよい。 (6)画像作成装置1は輝度成分の画素データについ
て、グラデーションの領域内を2つのしきい値で市松模
様状に丸める構成であったが、輝度成分だけでなく色差
成分についても2つのしきい値で市松模様状に丸めるよ
う構成してもよい。 (7)選択指示器104は、丸め処理器A102とB1
03とをx方向とy方向との両方向に交互に選択するよ
う選択器105に指示していたが、x方向とy方向のど
ちらか一方向のみ交互に選択するよう選択器105に指
示するようにしてもよい。
【0038】例えば、上下方向、つまりy方向にグラデ
ーションが付けられている場合、y方向のみに交互に丸
め処理器A102とB103とが選択されるようにすれ
ば擬似輪郭を防ぐことができる。このようにグラデーシ
ョンの方向に交互に丸め処理器A102とB103とが
選択されるようにすればよいので、選択指示器104
は、グラデーションがx方向に付けられている場合はx
方向にのみ丸め処理器A102とB103とを選択する
よう指示し、y方向につけられている場合はy方向にの
み選択するよう指示する構成にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明の丸め処理装置は、画素データを
丸めて桁数を減らす丸め処理装置であって、第1しきい
値により画素データを丸める第1丸め処理手段と、第1
しきい値とは異なる第2しきい値により画素データを丸
める第2丸め処理手段と、画素データの位置に応じて、
第1丸め処理手段と第2丸め処理手段とのいずれかに丸
めを実行させる制御手段とを備える。
【0040】この構成によれば、画素データの下位部
分、つまり第1、第2しきい値との比較対象となる部分
の大きさが、第1及び第2しきい値よりも小さいとき、
当該画素データは2つの丸め処理手段のどちらによって
もその下位部分が切り捨てられる。また画素データの下
位部分が第1及び第2しきい値よりも大きいとき、当該
画素データは2つの丸め処理手段のどちらによってもそ
の下位部分が切り捨てられて残りの部分の最小桁に1が
加えられる。また画素データの下位部分が第1しきい値
と第2しきい値との間の大きさのとき、当該画素データ
は一方の丸め処理手段によってその下位部分が切り捨て
られ、他方の丸め処理手段によってその下位部分が切り
捨てられて残りの部分の最小桁に1が加えられる。
【0041】ところで今、値の近いP1、P2、P3の
画素データからなる部分領域が同順に並んで隣接すると
して、部分領域からなる領域を丸め処理装置が丸める場
合について考える。ここでP1、P2、P3の下位部分
をそれぞれp1、p2、p3とし、それらと第1、第2
しきい値との大小関係が「p1<第1しきい値<p2<
第2しきい値<p3」であるとする。するとP1は第1
しきい値によっても第2しきい値によっても切り捨てら
れる。切り捨て後のP1をR1とする。P3は第1しき
い値によっても第2しきい値によっても切り上げられ
る。切り上げ後のP3をR3とする。P2は第1しきい
値により切り上げられ、第2しきい値により切り捨てら
れる。切り上げ後のP2は切り上げ後のP3と同じR3
となり、切り捨て後のP2は切り捨て後のP1と同じR
1となる。
【0042】制御手段は画素データの位置に応じてどち
らかの丸め処理手段に丸めを実行させるのであるが、制
御手段が前記領域のx方向又はy方向に交互に2つの丸
め処理手段に丸めを実行させるとすると、丸め後の領域
は、R1からなる部分領域、R1とR3が混在する部分
領域、R3からなる部分領域、が同順に隣接することと
なる。R1とR3とが混在する領域は、人間の視覚には
R1とR3との中間値に見える。
【0043】従来の丸め処理装置においてはしきい値は
1つであり、しきい値とP1、P2、P3との関係が例
えば「P1<しきい値<P2<P3」であれば、丸め後
の値はP1はR1、P3はR3となるのは本発明と同じ
であるが、P2はR3となり、本発明の丸め処理装置の
ように位置に応じてR1とR3とに丸められるというわ
けではない。このため丸め後の領域は、R1の部分領域
とR3の部分領域とが隣接することとなる。
【0044】これに対して本発明の丸め処理装置によれ
ば丸め後の領域は、R1と中間値とR3とが同順に隣接
するので、従来のようにR1とR3の部分領域が隣接す
る場合に比べると、隣接する部分領域どうしの値の差は
小さい。擬似輪郭は、隣接する領域と領域との差が十分
に小さければ発生しないので、R1と中間値の差、中間
値とR3の差が十分に小さければ本発明の丸め処理装置
においては擬似輪郭は発生しない。
【0045】また前記第1しきい値は、丸め後の画素デ
ータの最小桁の重みより小さくかつ前記重みの2分の1
より大きい値であり、前記第2しきい値は、前記重みの
2分の1より小さい値であり、前記第1丸め処理手段
は、前記最小桁よりも下位の桁の値が第1しきい値以上
のとき切り上げ、第1しきい値より小さいとき切り捨
て、前記第2丸め処理手段は、前記最小桁よりも下位の
桁の値が第2しきい値以上のとき切り上げ、第2しきい
値より小さいとき切り捨てるよう構成される。
【0046】この構成によれば本丸め処理装置は、画素
データの下位の桁と第1、第2しきい値との大小関係が
「第1しきい値>下位の桁>第2しきい値」である場
合、その画素データは、2つの丸め処理手段により切り
上げと切り捨ての両方がなされる。当該画素データから
構成される領域中に切り上げられた丸め画素データと切
り捨てられた丸め画素データとの両方が混在するように
制御手段が2つの丸め処理手段を制御すれば、人間の視
覚には当該領域は切り捨て後の丸め画素データと切り上
げ後の丸め画素データとの中間値に見える。従来の丸め
処理装置であれば、丸め後の当該領域は、切捨て後の丸
め画素データのみで構成されるか、切り上げ後の丸め画
素データのみで構成されるかのどちらかであった。この
場合、隣接する領域の丸め画素データと、当該領域の丸
め画素データとの差が大きくなることがあり、その場
合、その境界線上に擬似輪郭が発生していた。それに対
して本発明の丸め処理装置による丸め後の領域は、元の
画素データの値に近いので、隣接する領域の丸め画素デ
ータとの差が従来のように大きくなることはない。領域
間の境界は目立たなくなり擬似輪郭の発生が押さえられ
る。
【0047】前記制御手段は、画素データのx軸上の位
置又はy軸上の位置に応じて第1丸め処理手段と第2丸
め処理手段とに交互に丸めを実行させるよう構成され
る。この構成によれば第1の値の画素データから構成さ
れる第1領域と、第1の値に近い第2の値から構成され
る第2領域とが隣接する場合であって、第1の値の下位
部分、第2の値の下位部分、第1しきい値、第2しきい
値が「第1の値<第1しきい値<第2の値<第2しきい
値」の大小関係にある場合、第2の領域の丸め結果は、
切り捨てられて元の画素データより小さくなった丸め画
素データと、切り上げらて元の画素データより大きくな
った丸め画素データとがx方向又はy方向に交互に混在
することとなる。また第1の領域の丸め結果は、切り捨
てられて元の画素データより小さくなった丸め画素デー
タ、つまり第2領域における小さくなった丸め画素デー
タと同じ値の丸め画素データから構成されることとな
る。丸め後の第2領域は、人間の視覚には高めの丸めデ
ータと低めの丸めデータとの中間値に見える。中間値と
切り捨て後の第1の値との差は、切り上げ後の値と切り
捨て後の値との差よりも小さい。擬似輪郭は、領域間の
濃度差が小さければ発生しないので、従来の丸め処理装
置と比較すると本発明の丸め処理装置によるグラデーシ
ョン部分の丸め結果は、領域間の濃度差を小さくするこ
とができるので擬似輪郭の発生を防ぐことができる。
【0048】また前記制御手段は、画素データの時間位
置に応じて第1丸め処理手段と第2丸め処理手段とに交
互に丸めを実行させるよう構成される。この構成によれ
ば、丸め処理装置は、低めの丸めと高めの丸めとをフレ
ーム毎に交互に行う。低めに丸められたフレームにおけ
る画素データの値の差による境界線の位置と、高めに丸
められたフレームにおける画素データの値の差による境
界線の位置は、図9の例に示したように異なる。よって
従来であればどのフレームであっても同じ位置に境界線
が現れていたのに対し、本発明は、交互に異なる位置に
境界線が現れるので、人間の視覚にはフレーム毎に毎回
同じ位置に境界線が現れる場合と比べてそれらの境界線
が目立たなくなり擬似輪郭の発生を防ぐことができる。
【0049】また前記丸め処理装置は、さらに、グラデ
ーションの領域の指定を記憶する記憶手段と、画素デー
タが前記領域内に位置するか前記領域外に位置するかを
判定する判定手段とを備え、前記制御手段は、前記判定
手段により前記領域内に位置すると判定されたとき、画
素データのx軸上の位置又はy軸上の位置に応じて第1
丸め処理手段と第2丸め処理手段とに交互に丸めを実行
させ、前記判定手段により前記領域外に位置すると判定
されたとき、第1丸め処理手段に丸めを実行させるよう
構成される。
【0050】この構成によれば、グラデーションの領域
内において上記の効果と同様、擬似輪郭が発生しない。
グラデーションの領域外は1つのしきい値のみによって
丸めるように構成すれば、丸め処理装置は、グラデーシ
ョンの領域とグラデーションにしない領域とを区別して
丸めを行うので、グラデーションの領域のみ擬似輪郭が
発生せず、グラデーションの領域外の輪郭を強調したい
部分にまで輪郭がぼかされることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像作成装置1の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】丸め処理器A102及びB103に入力され得
る画素データの範囲と丸め処理器A102及び丸め処理
器B103より出力される丸め画素データとの対応関係
を示す図である。
【図3】選択指示器104の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】選択テーブル106の一例を示す。
【図5】図12に示した矩形領域全体が、領域情報が示
す領域内に含まれる場合において選択器105が出力す
る丸め画素データを示す。
【図6】図5の矩形領域のA−A’線上における輝度成
分の丸め画素データを示す。
【図7】画像作成装置1の全体の動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】(a)(b)(c)(d)は選択テーブル10
6の別のパターンを示す。
【図9】選択指示器104がフレーム位置に応じて選択
すべき丸め処理器を決定した場合に1フレーム目と2フ
レーム目とに出力される丸め画素データを示す。
【図10】従来の画像作成装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】丸め処理器802における画素データと丸め
画素データとの対応関係を示す図である。
【図12】14画素×6ラインの輝度成分の画素データ
を示す。
【図13】図12を8ビット精度に丸めた場合の丸め画
素データを示す。
【図14】図12及び図13のA−A’線上の画素デー
タと丸め画素データとを示す。
【図15】(a)(b)(c)は、擬似輪郭を説明する
図である。
【符号の説明】
1 画像作成装置 101 演算器 102 丸め処理器A 103 丸め処理器B 104 選択指示器 105 選択器 106 選択テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA24 BA25 BA26 BA30 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE03 CE13 CH07 CH08 CH18 DA07 DA08 DA16 DA17 DB02 DB06 DB09 DC05 DC16 5C077 LL03 MP07 MP08 PP34 PP58 PQ08 PQ12 PQ20 PQ23 RR05 RR16 5C080 BB05 DD05 DD06 EE17 EE28 JJ02 JJ05 JJ07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素データを丸めて桁数を減らす丸め処
    理装置であって、 第1しきい値により画素データを丸める第1丸め処理手
    段と、 第1しきい値とは異なる第2しきい値により画素データ
    を丸める第2丸め処理手段と、 画素データの位置に応じて、第1丸め処理手段と第2丸
    め処理手段とのいずれかに丸めを実行させる制御手段と
    を備えることを特徴とする丸め処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1しきい値は、丸め後の画素デー
    タの最小桁の重みより小さくかつ前記重みの2分の1よ
    り大きい値であり、 前記第2しきい値は、前記重みの2分の1より小さい値
    であり、 前記第1丸め処理手段は、前記最小桁よりも下位の桁の
    値が第1しきい値以上のとき切り上げ、第1しきい値よ
    り小さいとき切り捨て、 前記第2丸め処理手段は、前記最小桁よりも下位の桁の
    値が第2しきい値以上のとき切り上げ、第2しきい値よ
    り小さいとき切り捨てることを特徴とする請求項1記載
    の丸め処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 画素データのx軸上の位置又はy軸上の位置に応じて第
    1丸め処理手段と第2丸め処理手段とに交互に丸めを実
    行させることを特徴とする請求項2記載の丸め処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 座標値と、第1丸め処理手段と第2丸め処理手段を識別
    する識別子とを対応させて記憶する選択テーブルであっ
    て、座標値のx軸方向又はy軸方向に第1丸め処理手段
    を識別する識別子と第2丸め処理手段を識別する識別子
    とを交互に記憶する選択テーブルを有し、 前記選択テーブルから画素データの座標位置に応じた識
    別子を読み出して識別子に対応する丸め処理手段に丸め
    を実行させることを特徴とする請求項3記載の丸め処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 画素データの時間位置に応じて第1丸め処理手段と第2
    丸め処理手段とに交互に丸めを実行させることを特徴と
    する請求項1記載の丸め処理装置。
  6. 【請求項6】 前記丸め処理装置は、さらに、 グラデーションの領域の指定を記憶する記憶手段と、 画素データが前記領域内に位置するか前記領域外に位置
    するかを判定する判定手段とを備え、 前記制御手段は、 前記判定手段により前記領域内に位置すると判定された
    とき、画素データのx軸上の位置又はy軸上の位置に応
    じて第1丸め処理手段と第2丸め処理手段とに交互に丸
    めを実行させ、 前記判定手段により前記領域外に位置すると判定された
    とき、第1丸め処理手段に丸めを実行させることを特徴
    とする請求項1記載の丸め処理装置。
  7. 【請求項7】 画像を構成する画素データを丸める処理
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって当該プ
    ログラムはコンピュータに、 画素データの位置に応じて第1しきい値と第2しきい値
    とのどちらのしきい値により丸めるかを決定する決定処
    理と、 前記決定されたしきい値により丸めを行う丸め処理とを
    実行させることを特徴とするプログラムを記録した記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムはコンピュータに、さら
    に、 画素データの位置とメモリに記憶されているグラデーシ
    ョンの領域とを比較して、画素データが前記領域内に位
    置するか前記領域外に位置するかを判定する判定処理を
    実行させ、 前記決定処理は、 前記判定処理により画素データが前記領域内に位置する
    と判定されたとき、画素データのx軸上の位置またはy
    軸上の位置に応じて第1しきい値と第2しきい値とが交
    互になるようしきい値を決定することを特徴とするプロ
    グラムを記録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015589A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Lg Electronics Inc 表示装置及び階調表示方法
JP2005516260A (ja) * 2002-01-25 2005-06-02 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム コンタリングを除去する方法およびシステム
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