JP2001092594A - ディスプレイ装置、タッチセンサ、タッチセンサ式液晶表示装置およびディスプレイ装置のフレーム - Google Patents

ディスプレイ装置、タッチセンサ、タッチセンサ式液晶表示装置およびディスプレイ装置のフレーム

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JP2001092594A
JP2001092594A JP25892599A JP25892599A JP2001092594A JP 2001092594 A JP2001092594 A JP 2001092594A JP 25892599 A JP25892599 A JP 25892599A JP 25892599 A JP25892599 A JP 25892599A JP 2001092594 A JP2001092594 A JP 2001092594A
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Mikio Kurihara
幹夫 栗原
Eisuke Kanzaki
英介 神崎
Kazushi Yamauchi
一詩 山内
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け作業が簡易であるとともにガラス基
板上に形成された導電膜への損傷を与えることがなく、
かつ補修時にFPC等を離脱しても導電膜を剥離させる
ことのないディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 周縁部に導電膜3が形成されたガラス製
またはプラスチックフィルム製表示基板2と、前記ガラ
ス製またはプラスチックフィルム製表示基板2を挟持し
つつ前記導電膜3と電気的に接続される接続端子1とを
備えたディスプレイ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイ装置に
関し、特にタッチセンサ、タッチセンサ式液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タッチセンサは、人の指またはペン等が
接触した位置を検出する装置であり、これまで種々の方
式のものが提案されているが、現在では抵抗膜方式およ
びアナログ容量結合方式の2つが主流となっている。こ
のタッチセンサは、CRT、液晶等の画像表示装置の表
面に積層されて、例えば銀行のATM、駅の券売機に適
用されている。
【0003】抵抗膜方式は、2枚の抵抗膜を対向させ、
ペン等で触れた部分の抵抗膜同士が接触することにより
位置を検出する。一方、アナログ容量結合方式は、以下
のようにして位置を検出する。つまり、位置検出用の導
電膜(例えば、ITO:インジウムスズ酸化物)をガラ
ス基板上に形成し、さらに一般的には4つのコーナに電
極を形成し、この電極から前記導電膜上に低電圧電界を
均一に分散させたものをタッチセンサとする。指がタッ
チセンサ上に接触すると接触部分が容量結合して電界が
変化するが、容量結合した接触部分と4コーナの電極間
のそれぞれの抵抗値は、接触部分から電極までの距離に
比例する。したがって、4コーナの電極においては、接
触部分から電極までの距離に比例した電流が検出され、
この電流値に基づいて接触部分の位置が特定されること
となる。
【0004】このアナログ容量結合方式において導電膜
上の電界を均一にするために、位置検出膜上の外周領域
にリニアライゼーションパターンを形成する。リニアラ
イゼーションパターンは、例えばMoWをスパッタリン
グして得られる薄膜である。リニアライゼーションパタ
ーンはフレキシブルプリント基板(以下、FPC)ある
いはケーブルといった配線手段を通じて外部のコントロ
ールカードに連結されている。このリニアライゼーショ
ンパターンとFPC、ケーブルとの接続は、リニアライ
ゼーションパターンがガラス基板上に形成された薄膜で
あることから、はんだ付けによる直接的な接合を行うこ
とができなかった。つまり、ガラスへのはんだ付けは不
可能であるし、薄膜に直接はんだ付けを行おうとしても
はんだ付けに伴う加熱により薄膜がよれたり、切断する
といった損傷を受けてしまう。したがって、従来以下の
ような接続方法が採用されていた。
【0005】まず、銀ペーストを用いる方法として、図
16(a)に示すように、ガラス基板50上のリニアラ
イゼーションパターン51に対して、FPC52を銀ペ
ースト53を用いて止める、あるいは、同(b)に示す
ように平板端子55を銀ペースト53で止め、その端子
55にケーブル54をはんだ付けする。
【0006】次に、異方性導電フィルム(以下、AC
F)を用いる方法として、図17(a)に示すように、
ガラス基板50上のリニアライゼーションパターン51
に対して、ACF56にFPC52を止める、同(b)
に示すように平板端子55をACF56に止め、その端
子55にケーブル54をはんだ付けする。
【0007】さらに、銅テープを用いる方法とて、図1
8(a)に示すように、ガラス基板50上のリニアライ
ゼーションパターン51に対して、銅テープ57に直接
FPC52をはんだ付けする、あるいは同(b)に示す
ように銅テープ57に直接ケーブル54をはんだ付けす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の接続
方法には、以下のような問題が指摘されていた。使用中
に何らかの故障が起きた場合の補修時に、FPCまたは
ケーブルをガラス基板から取り外すことがあるが、銀ペ
ーストを用いた場合には、ガラス基板と位置検出膜およ
びリニアライゼーションパターンとの接着力より銀ペー
ストと位置検出膜およびリニアライゼーションパターン
との接着力が強いため、銀ペーストをガラス基板から剥
離しようとすると位置検出膜およびリニアライゼーショ
ンパターンもガラス基板から一緒に剥離してしまう。つ
まり、そのような補修をすることができなかった。AC
F、銅テープを用いた場合には、FPCまたは平板端子
を一旦ACFまたは銅テープから剥離することができ、
その際位置検出膜およびリニアライゼーションパターン
の剥離という問題はある程度軽減することができるが、
剥離した後に再度FPCまたは平板端子を接着しても接
着力が不充分である等の問題も発生し、補修に十分対応
できない。この問題はガラス基板以外にもプラスチック
フィルムを基板とする場合にも生ずる。
【0009】また、平板端子にケーブルをはんだ付けす
る際に、リニアライゼーションパターンがはんだ付け時
の加熱によりよれる、切断する等の損傷を受けることが
あった。したがって、製造歩留まりの低下、あるいは製
品使用時における信頼性の低下の要因となっていた。
【0010】したがって、本願発明は、取り付け作業が
簡易であるとともにガラス製またはプラスチックフィル
ム製表示基板上に形成された信号引出し部への損傷を与
えることがなく、かつ補修時にFPC等を離脱しても信
号引出し部を剥離させることのないたディスプレイ装置
の提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装
置は、画像表示領域を有するガラス製またはプラスチッ
クフィルム製表示基板と、前記表示基板の周縁部に形成
された信号引出し部と、前記表示基板を挟持しつつ前記
信号引出し部と電気的に接続される接続端子とを備えた
ことを特徴とするディスプレイ装置である。
【0012】本発明のディスプレイ装置は、図1に示す
ように、接続端子1がガラス製またはプラスチックフィ
ルム製表示基板2を挟持する、いわばクリップのような
構成をなしている。つまり、この接続端子1は、そのギ
ャップがガラス製またはプラスチックフィルム製表示基
板2の厚さと略同等であるから、ディスプレイ製造時に
ガラス製またはプラスチックフィルム製表示基板2を挟
み込んだ状態で押し込むだけで容易に組み付けることが
できる。この際、従来のはんだ付けのように熱を加える
ことがないから、信号引出し部3に損傷を与えることも
ない。また、補修のために接続端子1を離脱したとして
も、薄膜である信号引出し部を剥離させることがない。
そして、補修終了時の接続端子1の再度組み付けも極め
て容易に行うことができる。
【0013】本願発明において、信号引出し部は前記リ
ニアライゼーションパターンに限るものではなく、他の
信号引出し部をも包含する概念である。例えば抵抗膜方
式のタッチセンサにも本願発明を適用することが可能で
あり、その場合、抵抗膜方式のタッチセンサの平行電極
を対象にすることができる。また、本願発明の信号引出
し部は、タッチセンサの位置検出膜、平行電極、コーナ
部に設けられた電極との兼用でもよいし、またはこれら
と別個に形成されたものでもよい。さらに、信号引出し
部は、ガラス基板上に直接形成されたものに限らず、プ
ラスチックフィルム上にスパッタリング等で形成された
信号引出し部をガラス基板上に載せた場合も含んでい
る。なお、プラスチックフィルムとしては、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)が主に用いられ、厚みとし
ては10μm〜3mm、特に100μmから500μm
程度のものが広く用いられている。
【0014】前記接続端子には、例えばコントロールカ
ードに接続されるFPC、ケーブルがはんだ付け等の手
段により接続することができる。この場合、前記接続端
子をガラス基板を挟持する前にケーブルを接続端子に接
続すれば、挟持後に接続する場合に比べて、接続作業性
に優れる。また、信号引出し部への熱的影響を回避する
こともできる。もっとも、この接続作業の順序が本願発
明の範囲を特定するものではない。
【0015】タッチセンサ式液晶表示装置等のディスプ
レイ装置は、通常、別途用意されたフレームによって保
持される。したがって、このフレームを利用して前記接
続端子と例えばコントロールカードとの電気的接続を得
ることもできる。すなわち、ディスプレイ装置を挟持す
る接続端子と対向する前記フレーム上の位置に端子を設
けておき、このフレームに設けた端子と例えばコントロ
ールカードとを電気的に接続する構造とすることができ
る。このようにフレームに端子を配置しておけば、ディ
スプレイ装置をフレームに組み込むだけで、電気的接続
を確保することができる。
【0016】ガラス基板を挟持する接続端子の形状は、
本願発明の目的を達成することができる限り特に限定さ
れるものではない。最も簡易な形状としては、断面コの
字状の接続端子があり、この形状であれば、ガラス基板
の周縁のほとんどの部位に配置することができる。ま
た、ガラス基板が矩形状の場合には、コーナ形状と略同
一のキャビティ形状を有する箱型の接続端子とすること
もできる。この箱型の接続端子をコーナ部を覆うように
ガラス基板を挟持すれば、挟持の確実性が向上するとと
もに、接続端子のずれ防止効果がある。
【0017】接続端子における信号引出し部との接続面
は平面、つまり接続端子と信号引出し部とが面接触であ
ってもかまわないが、接触の確実性を確保するために、
点接触となるように接続端子に突起を設けることが有効
である。
【0018】接続端子の材質は、端子としての導電性及
びガラス基板を挟持する機能をえることができるもので
よく、例えば公知のりん青銅を用いることができる。ま
た、前記の箱型の接続端子のように金属材料で製造する
ことが容易でない形状の場合には、導電性ゴムなどの非
金属材料を用いてもよい。
【0019】本願発明におけるディスプレイ装置の具体
的用途としては、タッチセンサがある。前述の通り、タ
ッチセンサとしては抵抗膜方式、アナログ容量結合方式
が広く知られているが、このいずれの方式にも適用する
ことができる。
【0020】タッチセンサは液晶表示装置と組み合わせ
て使用することがあり、したがって、本願発明のディス
プレイ装置は、タッチセンサパネル単体の他に、液晶表
示装置との組み合わせにおいても成立する。タッチセン
サパネルと液晶表示装置との組み合わせとしては、従来
はタッチセンサパネルと液晶表示パネルとを積層するタ
イプが標準的であった。ところが、タッチセンサ式液晶
表示装置の小型、軽量化を目的として、液晶表示パネル
にタッチセンサパネルを積層するのではなく、液晶表示
装置に存在するガラス基板を利用しこれにアナログ容量
結合型または抵抗膜方式のタッチセンサの機能を持たせ
る試みがなされている。本願発明のディスプレイ装置
は、いずれのタイプのタッチセンサ式液晶表示装置にも
適用することかできる。
【0021】本願発明のディスプレイ装置をアナログ容
量結合方式のタッチセンサに適用した場合の構成は、ガ
ラス基板と、前記ガラス基板上に形成されたアナログ容
量結合方式の位置検出膜と、前記位置検出膜の位置検出
領域外に形成された信号引出し部と、前記ガラス基板を
挟持しつつ前記信号引出し部と電気的に接続される接続
端子とを備えたタッチセンサとなる。
【0022】また、本願発明のディスプレイ装置を抵抗
膜方式のタッチセンサに適用した場合の構成は、位置検
出膜とそれに接する平行電極が形成されたガラス製また
はプラスチックフィルム製の第1の電極板と、位置検出
膜とそれに接する平行電極が形成されかつこの形成面と
前記第1の電極板の前記位置検出膜および平行電極が形
成された面とを所定の間隙をもって対向配置させた第2
の電極板と、前記第1の電極板を狭持しつつ前記第1の
電極板上の平行電極と電気的に接続される接続端子と、
を備えたタッチセンサとなる。抵抗膜方式のタッチセン
サにおいては、2つの電極板が位置検出膜および平行電
極を対向して配置され、かつその間隙は微小であるか
ら、接続端子をこの間隙に挿入することができず、各電
極板を接続端子が狭持することは容易ではない。しかる
に、これは2つの電極板が同サイズのときのことであ
り、第1の電極板のサイズを第2の電極板より大きくす
れば、第1の電極板において接続端子が狭持するスペー
スを確保することができることになる。ただし、この場
合でも第2の電極板についてはやはり接続端子で狭持、
外部との導通をすることができないことになる。しか
し、第2の電極板に形成された平行電極と導通する導電
膜を第1の電極板上に形成しておけば、第1の電極板に
おいて接続端子で狭持、外部との導通を実現することが
できる。
【0023】また、本願発明におけるディスプレイ装置
をアナログ容量結合方式のタッチセンサ式液晶表示装置
のうち、タッチセンサパネルと液晶表示パネルとを積層
するタイプに適用した場合の構成は、液晶表示装置と、
ガラス基板と、前記ガラス基板上に形成されたアナログ
容量結合方式の位置検出膜と、前記位置検出膜の位置検
出領域外に形成された信号引出し部とを備えかつ前記液
晶表示装置上に積層されたアナログ容量結合方式のタッ
チセンサと、前記液晶表示装置と前記タッチセンサとを
挟持しつつ前記信号引出し部と電気的に接続される接続
端子と、を備えたことを特徴とするタッチセンサ式液晶
表示装置となる。さらに、液晶表示装置に存在するガラ
ス基板を利用しこれにアナログ容量結合方式のタッチセ
ンサの機能を持たせた本願発明のディスプレイ装置とし
て、液晶層と、前記液晶層の両側に設けられた一対のガ
ラス基板と、前記一対の基板の前記液晶層とは反対側の
面に設けられた一対の偏光板と、前記基板または前記偏
光板に一体化して設けられたアナログ容量結合方式の位
置検出膜と、前記位置検出膜上の外周領域に形成された
信号引出し部と、前記ガラス基板を挟持しつつ前記信号
引出し部と電気的に接続される接続端子とを備えたタッ
チセンサ式液晶表示装置が提供される。
【0024】本願発明におけるディスプレイ装置を抵抗
膜方式のタッチセンサ式液晶表示装置のうち、タッチセ
ンサパネルと液晶表示パネルとを積層するタイプに適用
した場合の構成は、液晶表示装置と、位置検出膜とそれ
に接する平行電極が形成されたガラス製またはプラスチ
ックフィルム製の第1の電極板と、位置検出膜とそれに
接する平行電極が形成された第2の電極板とが、前記位
置検出膜および平行電極が形成された面を所定の間隙を
もって対向配置させかつ前記液晶表示装置に積層される
抵抗膜方式のタッチセンサと、前記液晶表示装置と前記
第1の電極板を狭持しつつ前記第1の電極板上の平行電
極と電気的に接続される接続端子と、を備えたタッチセ
ンサ式液晶表示装置となる。なお、前記液晶表示装置を
構成するガラス基板が前記第1の電極板を兼ねることが
できる。つまり、液晶表示装置にはその構成要素として
ガラス基板が存在するが、第1の電極板に形成されるべ
き位置検出膜とそれに接する平行電極をそのガラス基板
に形成してタッチセンサの機能の一部を持たせ、このガ
ラス基板と第2の電極板とを対向配置したタッチセンサ
式液晶表示装置とすることもできる。
【0025】タッチセンサと液晶表示装置とが組み合わ
された場合、液晶表示装置として必須の部材である偏光
板がガラス製またはプラスチックフィルム製表示基板上
に配置されることがある。その場合には、前記接続端子
の挟持部位には前記偏光板が存在しないようにする必要
がある。つまり、本願発明が対象とする信号引出し部は
画像表示領域の外周である周辺領域に設けられるのが普
通であり、偏光板の寸法は画像表示領域より大きく、前
記表示基板より小さくするのが一般的であるが、ほぼ前
記表示基板と同等に設定されることもある。この場合、
そのままでは接続端子と信号引出し部との導通が阻害さ
れてしまう。したがって、接続端子の挟持部位には前記
偏光板が存在しないようにするのである。具体的には、
矩形状に成形された偏光板の接続端子の挟持部位に相当
する部分を切断する、あるいはそのように切断したと同
様の形状に当初から成形する、ことが考えられる。ま
た、前記接続端子が画像表示領域に存在することを避け
なければならないので、周辺領域の範囲内に配置される
ように配慮する必要がある。
【0026】ここで、これらタッチセンサ、タッチセン
サ式液晶表示装置についても、先に説明した本願発明の
ディスプレイ装置に関する限定を付加することができる
ことは言うまでもない。また、上記ではタッチセンサ、
タッチセンサ式液晶表示装置について説明したが、これ
は本願発明のディスプレイ装置の例示であって、他のデ
ィスプレイ装置を排除することを意味するものではな
い。
【0027】なお、特許第2591081号公報、同第
2726344号公報には、表示パネルの端子とFCP
の接続にクリップを用いて圧接する技術が開示されてい
る。しかし、このクリップは本願発明のような接続端子
的な機能を有しておらず、また、ガラス基板上に形成さ
れた薄膜との電気的接続についての開示がないことか
ら、この開示技術が本願発明に示唆を与えるものではな
い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる実施の形
態を添付図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図2〜図4は本願発明をタッチセンサ式
液晶表示装置に適用した第1実施形態を示しており、そ
れぞれ斜視図、側断面図、層構成説明図である。
【0029】第1実施形態にかかるタッチセンサ式液晶
表示装置10は、タッチセンサパネル11と液晶表示装
置とが積層された構造を有し、その表面において、画像
表示領域10aと、それを取り囲む周辺領域10bに区
分することができる。タッチセンサパネル11は、アナ
ログ容量結合型のものであり、図4に示すようにガラス
基板111上にITOからなる位置検出膜112がスパ
ッタリングにより形成されており、さらに位置検出膜1
12上にはリニアライゼーションパターン113として
スパッタリングによるMoW膜が形成されている。
【0030】液晶表示装置12は、カラーTFT液晶装
置であり、図4に示すように、偏光板120、ガラス基
板121、カラーフィルタ122、共通電極123、液
晶相124、TFTアレイ125、ガラス基板126、
偏光板127、拡散シート128およびバックライト1
29が積層された従来公知の構造を有している。なお、
図4に示されている各層の厚さは実際の厚さを反映した
ものではない。
【0031】タッチセンサ式液晶表示装置10の4つの
コーナには接続端子13が配置されている。なお、本実
施形態では接続端子13をコーナに設けているが、本願
発明はこれに限るものではなく、タッチセンサ式液晶表
示装置10の各辺の中央部など任意の個所に配置するこ
とができる。接続端子13は、りん青銅からなり、図2
に示すように長方形の上片13aおよび下片13bを側
片13cで連結した構造を有している。上片13aには
突起13dが形成されている。また、接続端子13に
は、不図示のコントロールカードと接続するためのケー
ブル14が固定されている。
【0032】接続端子13は、その弾性力によりタッチ
センサ式液晶表示装置10を挟持しており、クリップが
部材を挟み込んでいるような状態と類似している。この
状態でリニアライゼーションパターン113は突起13
dを介して接続端子13と電気的に接続しているから、
前記コントロールカードへの情報伝達が可能となる。な
お、ケーブル14は予め接続端子13にはんだ付けによ
り接続されている。したがって、タッチセンサ式液晶表
示装置10を挟持後にはんだ付けする場合に比べて作業
性に優れるとともに、タッチセンサパネル11、液晶表
示装置12への熱的影響を回避することができる利点が
ある。
【0033】以上の第1実施形態において、接続端子の
形状は図8に示すように、コーナ部を覆う箱状の接続端
子30とすることもできる。この接続端子30は、タッ
チセンサ式液晶表示装置10の挟持をより確実にするこ
とができるとともに、ずれを防止することができる効果
を奏する。また、接続端子の材質は、前述のりん青銅以
外の金属材料はもちろん、導電性物質を含有するゴムで
あってもかまわない。
【0034】[第2実施形態]図5〜図7は本願発明をタ
ッチセンサ式液晶表示装置に適用した第2実施形態を示
しており、それぞれ斜視図、側断面図、層構成説明図で
ある。
【0035】第2実施形態にかかるタッチセンサ式液晶
表示装置20の層構成は以下の通りである。液晶層20
7がガラス基板204およびガラス基板209との間に
配置されている。ガラス基板204をカラーフィルタガ
ラス、ガラス基板209をセルガラスということもあ
る。ガラス基板204の液晶層207側にはカラーフィ
ルタ層205と共通電極であるITO膜206が形成さ
れている。ガラス基板209の液晶層207側にはTF
Tアレイ208が形成され、画素ごとの電極が配置され
ている。ガラス基板204の液晶層207とは反対側の
面には、偏光板201が配置されている。また、ガラス
基板209の液晶層207とは反対側の面には、偏光板
210、拡散シート211、バックライト212が順次
配置されている。なお、図7に示されている各層の厚さ
は実際の厚さを反映したものではない。
【0036】以上の構成は第1実施形態の液晶表示装置
12と同様であるが、第2実施形態はタッチセンサの主
構成要素である位置検出膜を液晶表示装置に存在するガ
ラス基板に形成している点で相違する。すなわち、第2
実施形態の位置検出膜202はガラス基板204上に成
膜されている。なお、位置検出膜202は、偏光板20
1のガラス基板204側の面に成膜されていてもよい。
そして、この位置検出膜202上にリニアライゼーショ
ンパターン203が形成されている。位置検出膜20
2、リニアライゼーションパターン203の内容は第1
実施形態と同様である。以上のように、タッチセンサを
構成するための位置検出膜202を液晶表示装置を構成
するガラス基板204に形成するので、位置検出膜20
2を形成するためのガラス基板を別途設ける必要がなく
なり、したがって、タッチセンサ機能を備えた液晶表示
装置の厚さおよび重量の低減に有効である。
【0037】タッチセンサ式液晶表示装置20の4つの
コーナには接続端子21が配置されている。この接続端
子21は、りん青銅からなり、図5に示すように二等辺
直角三角形の上片21aおよび下片21bを側片21c
で連結した構造を有している。上片21aには突起21
dが形成されている。
【0038】接続端子21は、その弾性力によりタッチ
センサ式液晶表示装置20を挟持しており、クリップが
部材を挟み込んでいるような状態と類似している。この
状態でリニアライゼーションパターン203は突起21
dを介して接続端子21と電気的に接続している。
【0039】22はタッチセンサ式液晶表示装置20を
保持するフレームである。図5はタッチセンサ式液晶表
示装置20をフレーム22に組み込む前の状態を示し、
図6はタッチセンサ式液晶表示装置20がフレーム22
に組み込まれ保持された状態を示している。
【0040】フレーム22には、各コーナ部にフレーム
端子221が配置されており、各フレーム端子221に
は不図示のコントロールカードとつながるケーブル22
2が接続されている。なお、このケーブル222はフレ
ーム22内に収納されるとともに、図5からわかるよう
にフレーム22の一ヶ所から引き出されているので、ハ
ンドリング性に優れる。タッチセンサ式液晶表示装置2
0を挟持している接続端子21とフレーム22に配置さ
れているフレーム端子221の位置が、タッチセンサ式
液晶表示装置20をフレーム22に保持された状態で一
致するように設定されている。したがって、タッチセン
サ式液晶表示装置20をフレーム22に組み込むだけで
接続端子21と外部との導通を図ることができる。
【0041】本実施の形態において、タッチセンサ式液
晶表示装置20の最表面には偏光板201が配置されて
いるが、その4つのコーナは接続端子21の上片21a
と同形状の分だけカットされている。したがって、偏光
板201がタッチセンサ式液晶表示装置20の最表面に
配置されていても、リニアライゼーションパターン20
3は偏光板201外に露出する(図6、図7参照)。そ
して、接続端子21でタッチセンサ式液晶表示装置20
の当該コーナ部を挟持すると、露出しているリニアライ
ゼーションパターン203と電気的に接続する。
【0042】タッチセンサ式液晶表示装置20のディス
プレイ表面は、画像を表示する画像表示領域20aと、
その外周である周辺領域20bとに区分することができ
る。前記リニアライゼーションパターン203はこの周
辺領域20bに形成されており、また、タッチセンサ式
液晶表示装置20を挟持した接続端子21は、周辺領域
内20bに収まっている。これが、例えば接続端子21
の上片21aが三角形ではなく正方形であることを想定
すると、接続端子21の上片21aが画像表示領域20
aまで進出してしまう。もちろんこのような状態は製品
設計上許されない。液晶表示装置の小型化のため周辺領
域20bの狭幅化が強く要求されており、このことは重
要な技術的課題といえる。接続端子21の寸法を小さく
すればこのような事態を回避することができようが、そ
うすると接続端子21のタッチセンサ式液晶表示装置2
0を挟持するという機能を担保することが困難となる。
したがって、接続端子21をコーナに配置することを前
提とすると、リニアライゼーションパターン203との
接続確保、タッチセンサ式液晶表示装置20の挟持機
能、さらには周辺領域20bの狭幅化を確保するために
は、本実施の形態のように三角形状を採用してもよい。
【0043】以上の第2実施形態において、フレーム2
2のフレーム端子221の配置位置は、図6に示すよう
にフレーム22の側面に限らず、図9に示すように底面
とすることもできる。また、接続端子21の配置位置は
コーナ部に限るものではなく、他の如何なる位置であっ
てもかまわない。
【0044】[第3実施形態]図10〜図13は本願発明
をタッチセンサ式液晶表示装置に適用した第3実施形態
を示しており、それぞれ図10は分解図、図11は上側
電極板を除いた状態を示す図、図12は組み立て図、図
13(a)は図11のA−A断面図、同(b)は図12
のB−B断面図である。以下、図10〜図13に基づき
第3実施形態を説明する。第3実施形態にかかるタッチ
センサ式液晶表示装置30は、抵抗膜方式のタッチセン
サパネル31と液晶表示装置32とを積層したタイプの
ものである。なお、液晶表示装置32の構成は第1実施
形態と同様のため、ここではその層構成についての説明
は省略する。
【0045】タッチセンサパネル31は、上電極板31
1と、上電極板311よりサイズの大きい下電極板31
2とからなる。そして、上電極板311はプラスチック
フィルムからなる上シート基板311aの図中裏面にI
TO膜からなる上抵抗膜311bを形成し、この上抵抗
膜311bに接して例えば銀ペーストからなる上平行電
極311cが形成してある。そして、上平行電極311
cから上平行電極引出し部311dがそれぞれ引き出さ
れている。
【0046】下電極板312は、ガラス製の下ガラス基
板312aの表面にITO膜からなる下抵抗膜312b
を形成し、この下抵抗膜312bに接して下平行電極3
12cが形成してある。そして、下平行電極312cか
ら下電極シグナル引出し部312dがそれぞれ引き出さ
れている。また、下ガラス基板312a表面には、上電
極シグナル引出し部312eが形成されている。なお、
下平行電極312c、下電極シグナル引出し部312d
および上電極シグナル引出し部312eは、上平行電極
引出し部311dと同様の銀ペーストで構成することが
できる。
【0047】以上の上電極板311および下電極板31
2は、上抵抗膜311bと下抵抗膜312bとが対向す
るように、かつ上平行電極311cと下平行電極312
cとが直行するように、スペーサ313により所定の間
隙を隔てて配置されタッチセンサパネル31を構成して
いる(図13(a))。そしてこのタッチセンサパネル
31と液晶表示装置32とが積層して本実施の形態のタ
ッチセンサ式液晶表示装置30が構成される。
【0048】本実施の形態において、ケーブル34が接
続された接続端子33は下電極シグナル引出し部312
dおよび上電極シグナル引出し部312eの部分にあっ
て下電極板312および液晶表示装置32を狭持してい
る。なお、接続端子33の構成は第1実施形態と同様で
ある。図11のA−A断面を図13(a)に示すが、下
平行電極312c、下電極シグナル引出し部312d、
接続端子33が導通する。また、図12のB−B断面を
図13(b)に示すが、上電極板311の上平行電極引
出し部311dと下電極板312の上電極シグナル引出
し部312eとの間にACF(異方性導電フィルム)3
14を介在させているから、上平行電極311c、上平
行電極引き出し部311d、ACF314、上電極シグ
ナル引出し部312e、接続端子33が導通することに
なる。ここで、上電極板311と下電極板312とが同
サイズだとすると下電極シグナル引出し部312dおよ
び上電極シグナル引出し部312eが両電極板間に隠れ
外部に露出しないため接続端子33で狭持することがで
きない。しかし、本実施の形態では上電極板311を下
電極板312より小さくしたので、下電極シグナル引出
し部312dおよび上電極シグナル引出し部312eを
外部に露出させることができ、ここを接続端子33で狭
持することを可能とした。
【0049】以上のタッチセンサ式液晶表示装置30に
おいて、上電極板311を押して下電極板312と接触
するとON状態となる。ここで下平行電極312c間に
電圧Eを印加すると、電極間に電位勾配ができる。下抵
抗膜312bの抵抗値は均一なので、電位勾配は直線と
なり、距離と電圧の関係は一次式になる。入力した点の
電圧Ecを上平行電極311cで検出し、これをA/D
変換器でデジタル値にして、接触点のX軸方向の位置を
算出できる。次に上平行電極311cに電圧Eを印加
し、下平行電極312cで電圧Ecを検出して、同様に
接触点のY軸方向の位置を算出する。これを、時分割回
路で短時間サイクルで繰り返すと、瞬間的に接触点の位
置を求めることができる。以上が抵抗膜方式のタッチセ
ンサの位置検出原理である。
【0050】以上の実施形態では、下電極シグナル引出
し部312dおよび上電極シグナル引出し部312eの
引出し端を下ガラス基板312aの各辺の中央部に形成
している。しかし、図14に示すように、下電極シグナ
ル引出し部312dおよび上電極シグナル引出し部31
2eを延長して一辺に集合させ、そこで接続端子により
狭持することもできる。
【0051】また、以上の実施形態では液晶表示装置と
の組み合わせの例について説明したが、タッチセンサパ
ネル単独で本願発明が成立することは言うまでもない。
その場合には、接続端子は下電極板のみを狭持すること
になる。さらに、第2実施形態で示したと同様のフレー
ムで支持することができることはいうまでもない。さら
に、以上の実施形態では、タッチセンサパネルと液晶表
示装置とを別個に用意し、それを積層したタイプについ
て説明したが、第2実施形態と同様に、液晶表示装置に
存在するガラス基板を下電極板として利用するタッチセ
ンサ式液晶表示装置とすることもできる。つまり、液晶
表示装置に存在するガラス基板上に下抵抗膜、下平行電
極などの下電極板を構成する要素を形成すれば、下電極
板を構成する下ガラス基板を省くことができるので、軽
量化、薄型化にとって有利である。
【0052】図15はその一例を示す図であり、図13
に対応する断面図である。図15において、液晶表示装
置42を構成するカラーフィルタとしてのガラス基板4
2a上には下抵抗膜42b、下平行電極42c、下電極
シグナル引出し部42d、上電極シグナル引出し部42
eを形成してある。なお、ガラス基板42aを除く液晶
表示装置の構成は、第1実施形態と同様のため、ここで
はその具体的構成は省略してある。その上にスペーサ4
13を介して上抵抗膜41b、上平行電極41c、上平
行電極引出し部41dが形成された上シート基板41a
を対向配置し、さらにその上に偏光板423を配置して
ある。また、上平行電極引出し部41dと上電極シグナ
ル引出し部42eとの間にACF(異方性導電フィル
ム)414を介在させている。ケーブル44が接続され
た接続端子43は、下電極シグナル引出し部42d、上
電極シグナル引出し部42eとの電気的な接続をなしつ
つ、液晶表示装置42を挟持している。なお、その他の
構成は第3実施形態と同様である。
【0053】以上の図15に示した例では、液晶表示装
置42のガラス基板42a、およびその表面に形成され
た下抵抗膜42b、下平行電極42cはタッチセンサパ
ネル41の下電極板としての機能を兼ねることになり、
したがって、下電極板を構成する下ガラス基板を省くこ
とができる。なお、上記の実施形態において、偏光板4
23はガラス基板42aと下抵抗膜42bの間に位置す
るようにしてもかまわない。
【0054】
【発明の効果】以上説明のように、本願発明によれば、
取り付け作業が簡易であるとともにガラス基板上に形成
された信号引出し部への損傷を与えることがなく、かつ
補修時にFPC等を離脱しても信号引出し部を剥離させ
ることがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を説明するための図である。
【図2】 第1実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の斜視図である。
【図3】 第1実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の側断面図である。
【図4】 第1実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の層構成説明図である。
【図5】 第2実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の斜視図である。
【図6】 第2実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の側断面図である。
【図7】 第2実施形態にかかるタッチセンサ式液晶表
示装置の層構成説明図である。
【図8】 接続端子の他の形状を示す図である。
【図9】 フレームの端子の配置位置を示す図である。
【図10】 第3実施形態にかかるタッチセンサ式液晶
表示装置を示す分解図である。
【図11】 第3実施形態にかかるタッチセンサ式液晶
表示装置の上電極板を除いた状態を示す図である。
【図12】 第3実施形態にかかるタッチセンサ式液晶
表示装置を示す組立図である。
【図13】 (a)は図11のA−A断面図、同(b)
は図12のB−B断面図である。
【図14】 第3実施形態における電極シグナル引出し
部の他の例を示す図である。
【図15】 第3実施形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図16】 従来の接続方法の一例を示す図である。
【図17】 従来の接続方法の他の例を示す図である。
【図18】 従来の接続方法の他の例を示す図である。
【符号の説明】 1…接続端子、2…ガラス製またはプラスチックフィル
ム製表示基板、3…信号引出し部、10…タッチセンサ
式液晶表示装置、11…タッチセンサパネル、111…
ガラス基板、112…位置検出膜、113…リニアライ
ゼーションパターン、12…液晶表示装置、13…接続
端子、13a…上片、13b…下片、13c…側片、1
3d…突起、20…タッチセンサ式液晶表示装置、20
1…偏光板、202…位置検出膜、203…リニアライ
ゼーションパターン、21…接続端子、21a…上片、
21b…下片、21c…側片、21d…突起、22…フ
レーム、221…フレーム端子、30…タッチセンサ式
液晶表示装置、31…タッチセンサパネル、311…上
電極板、311b…上抵抗膜、311c…上平行電極、
312…下電極板、312b…下抵抗膜、312c…下
平行電極、32…液晶表示装置、41…タッチセンサパ
ネル、41a…上シート基板、41b…上抵抗膜、41
c…上平行電極、42…液晶表示装置、42a…ガラス
基板、42b…下抵抗膜、42c…下平行電極、43…
接続端子
フロントページの続き (72)発明者 神崎 英介 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 山内 一詩 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B087 AA00 AE00 CC02 CC12 CC14 CC16 CC24 CC32 CC36 5G435 AA17 AA19 BB12 BB15 CC12 EE25 EE33 EE41 EE42 EE44 FF05 FF06 GG12 HH02 HH12 HH15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示領域を有するガラス製またはプ
    ラスチックフィルム製表示基板と、前記表示基板の周縁
    部に形成された信号引出し部と、前記表示基板を挟持し
    つつ前記信号引出し部と電気的に接続される接続端子
    と、を備えたことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記表示基板は矩形状をなし、前記接続
    端子は前記表示基板のコーナ部に配置されることを特徴
    とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記表示基板を保持するフレームを有
    し、前記接続端子は、前記フレームに配置された端子と
    電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記表示基板の表面に偏光板が積層され
    ており、前記接続端子の挟持部位には前記偏光板が存在
    しないことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記表示基板が、タッチセンサパネル、
    タッチセンサパネルと液晶表示パネルとの組み合わせの
    いずれかである請求項1に記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 画像表示領域を有するガラス製またはプ
    ラスチックフィルム製表示基板と、前記表示基板上に形
    成されたアナログ容量結合方式の位置検出膜と、前記位
    置検出膜の位置検出領域外に形成された信号引出し部
    と、前記表示基板を挟持しつつ前記信号引出し部と電気
    的に接続される接続端子と、を備えたことを特徴とする
    タッチセンサ。
  7. 【請求項7】 位置検出膜とそれに接する平行電極が形
    成されたガラス製またはプラスチックフィルム製の第1
    の電極板と、位置検出膜とそれに接する平行電極が形成
    されかつこの形成面と前記第1の電極板の前記位置検出
    膜および平行電極が形成された面とを所定の間隙をもっ
    て対向配置させた第2の電極板と、前記第1の電極板を
    狭持しつつ前記第1の電極板上の平行電極と電気的に接
    続される接続端子と、を備えたことを特徴とするタッチ
    センサ。
  8. 【請求項8】 液晶表示装置と、 ガラス製またはプラスチックフィルム製表示基板と、前
    記表示基板上に形成されたアナログ容量結合方式の位置
    検出膜と、前記位置検出膜の位置検出領域外に形成され
    た信号引出し部とを備えかつ前記液晶表示装置上に積層
    されたアナログ容量結合方式のタッチセンサと、前記液
    晶表示装置と前記タッチセンサとを挟持しつつ前記信号
    引出し部と電気的に接続される接続端子と、を備えたこ
    とを特徴とするタッチセンサ式液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 液晶層と、前記液晶層の両側に設けられ
    た一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板の前記液
    晶層とは反対側の面に設けられた一対の偏光板と、前記
    ガラス基板または前記偏光板に一体化して設けられたア
    ナログ容量結合方式の位置検出膜と、前記位置検出膜の
    位置検出領域外に形成された信号引出し部と、前記ガラ
    ス基板を挟持しつつ前記信号引出し部と電気的に接続さ
    れる接続端子と、を備えたことを特徴とするタッチセン
    サ式液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 液晶表示装置と、位置検出膜とそれに
    接する平行電極が形成されたガラス製またはプラスチッ
    クフィルム製の第1の電極板と、位置検出膜とそれに接
    する平行電極が形成された第2の電極板とを、前記位置
    検出膜および平行電極が形成された面を所定の間隙をも
    って対向配置させかつ前記液晶表示装置に積層される抵
    抗膜方式のタッチセンサと、前記液晶表示装置と前記第
    1の電極板を狭持しつつ前記第1の電極板上の前記平行
    電極と電気的に接続される接続端子と、を備えたことを
    特徴とするタッチセンサ式液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の電極板の平行電極と導通す
    る導電膜が前記第1の電極板上に形成されており、前記
    接続端子はこの導電膜と電気的に接続されるとともに前
    記液晶表示装置と前記第1の電極板を狭持することを特
    徴とする請求項10に記載のタッチセンサ式液晶表示装
    置。
  12. 【請求項12】 前記液晶表示装置を構成するガラス基
    板上に前記第1の電極板に形成されるべき位置検出膜お
    よび平行電極を形成することを特徴とする請求項10ま
    たは11に記載のタッチセンサ式液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 ディスプレイ装置を保持するフレーム
    であって、前記ディスプレイ装置側に設けられた接続端
    子と電気的に接続される端子を備えたことを特徴とする
    ディスプレイ装置のフレーム。
  14. 【請求項14】 前記ディスプレイ装置は、周縁部に信
    号引出し部が形成されたガラス製またはプラスチックフ
    ィルム製表示基板と、前記表示基板を挟持しつつ前記信
    号引出し部と電気的に接続される接続端子とを備えたも
    のであることを特徴とする請求項13に記載のディスプ
    レイ装置のフレーム。
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