JP2001091317A - 流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び流体振動形流量計 - Google Patents
流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び流体振動形流量計Info
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- G01F1/05—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
- G01F1/20—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め定めた計測精度を保って計測可能な流量
を拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得るため
の流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法
を提供する。 【解決手段】 振動周波数を決定する要素の寸法が上限
を越えると振動周波数と流量との直線関係が保てなくな
ることに着目し、流体振動形流量センサ100の振動周
波数を決定する複数の要素のうちの1つについて、寸法
が変わっても振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲
の上限を求め、求めた範囲の上限に対する寸法を利用し
て予め定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡
大を図る。
を拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得るため
の流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法
を提供する。 【解決手段】 振動周波数を決定する要素の寸法が上限
を越えると振動周波数と流量との直線関係が保てなくな
ることに着目し、流体振動形流量センサ100の振動周
波数を決定する複数の要素のうちの1つについて、寸法
が変わっても振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲
の上限を求め、求めた範囲の上限に対する寸法を利用し
て予め定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡
大を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体振動形流量セン
サにおける流量計測範囲拡大方法及び、流体振動形流量
計に係わり、特に、予め定めた計測精度を保って計測可
能な流量範囲の拡大を図かる流量計測範囲拡大方法及
び、該方法を実施して得た流体振動形流量センサ内の噴
流ノズルからの噴流の振動周波数に基づき流量を計測す
る流体振動形流量計に関する。
サにおける流量計測範囲拡大方法及び、流体振動形流量
計に係わり、特に、予め定めた計測精度を保って計測可
能な流量範囲の拡大を図かる流量計測範囲拡大方法及
び、該方法を実施して得た流体振動形流量センサ内の噴
流ノズルからの噴流の振動周波数に基づき流量を計測す
る流体振動形流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の流体振動形流量センサを組
み込んだ流体振動形流量計を示す図である。同図におい
て、流体振動形流量センサ100は、測定対象である流
体が流入する流入口2と排出管3を結ぶ流路上に、流体
の流れを2次元的な流れに整流するためのセットリング
スペース4と、流体の流れを整流し流体の流路径を縮小
すると共に、流体の流れを整流し所定の噴流に変換する
ための噴流ノズル7と、流体の流路径を再び拡大するた
めの流路拡大部8とが設けられている。流路拡大部8内
には、中心軸Pに対して対称に一対のサイドブロック1
0a、10bが、中心軸P上にターゲット12が、該タ
ーゲット12の下流側にエンドブロック11がそれぞれ
設けられている。この一対のサイドブロック10a、1
0bとエンドブロック11により帰還流路13a、13
bと排出路14a、14bが形成される。
み込んだ流体振動形流量計を示す図である。同図におい
て、流体振動形流量センサ100は、測定対象である流
体が流入する流入口2と排出管3を結ぶ流路上に、流体
の流れを2次元的な流れに整流するためのセットリング
スペース4と、流体の流れを整流し流体の流路径を縮小
すると共に、流体の流れを整流し所定の噴流に変換する
ための噴流ノズル7と、流体の流路径を再び拡大するた
めの流路拡大部8とが設けられている。流路拡大部8内
には、中心軸Pに対して対称に一対のサイドブロック1
0a、10bが、中心軸P上にターゲット12が、該タ
ーゲット12の下流側にエンドブロック11がそれぞれ
設けられている。この一対のサイドブロック10a、1
0bとエンドブロック11により帰還流路13a、13
bと排出路14a、14bが形成される。
【0003】エンドブロック11は、サイドブロック1
0a、10bに沿うように帰還流路13a、13b上流
側に向かって延在する壁並びに第1圧力検出孔6a及び
第2圧力検出孔6bが設けられている。さらに第1圧力
検出孔6a及び第2圧力検出孔6bには、導圧管15a
及び導圧管15bを介して、後述の圧力センサを内蔵す
る流量検出手段としての流量検出ユニット200が接続
されている。すなわち、第1圧力検出孔6aからは導圧
管15aを介して帰還流路13aの流体が、第2圧力検
出孔6bからは導圧管15bを介して帰還流路13bの
流体がそれぞれ圧力センサに供給される。
0a、10bに沿うように帰還流路13a、13b上流
側に向かって延在する壁並びに第1圧力検出孔6a及び
第2圧力検出孔6bが設けられている。さらに第1圧力
検出孔6a及び第2圧力検出孔6bには、導圧管15a
及び導圧管15bを介して、後述の圧力センサを内蔵す
る流量検出手段としての流量検出ユニット200が接続
されている。すなわち、第1圧力検出孔6aからは導圧
管15aを介して帰還流路13aの流体が、第2圧力検
出孔6bからは導圧管15bを介して帰還流路13bの
流体がそれぞれ圧力センサに供給される。
【0004】図2(a)に圧力センサの概要構成図を示
す。圧力センサは、圧力室202を第1圧電膜203及
び第2圧電膜204の2枚の圧電膜により中央室205
並びに第1外室206及び第2外室207の三つの部屋
に分離し、中央室205は図1に示したように、流体振
動形流量センサ100内の第1圧力検出孔6aに導圧管
15aを介して連通され、二つの外室206、207は
流体振動形流量センサ100内の第2圧力検出孔6bに
導圧管15bを介して連通されている。すなわち、中央
室205は帰還流路13a内と同一の圧力となり、第1
外室206及び第2外室207は帰還流路13b内と同
一の圧力となる。
す。圧力センサは、圧力室202を第1圧電膜203及
び第2圧電膜204の2枚の圧電膜により中央室205
並びに第1外室206及び第2外室207の三つの部屋
に分離し、中央室205は図1に示したように、流体振
動形流量センサ100内の第1圧力検出孔6aに導圧管
15aを介して連通され、二つの外室206、207は
流体振動形流量センサ100内の第2圧力検出孔6bに
導圧管15bを介して連通されている。すなわち、中央
室205は帰還流路13a内と同一の圧力となり、第1
外室206及び第2外室207は帰還流路13b内と同
一の圧力となる。
【0005】図2(b)に図2(a)の圧力センサに対
応する検出回路の概要構成を示す。検出回路210は、
第1圧電膜203の撓みに応じた出力電圧を検出し増幅
する第1増幅アンプ211と、第2圧電膜204の撓み
に応じた出力電圧を検出し増幅する第2増幅アンプ21
2と、第1増幅アンプ211の出力信号及び第2増幅ア
ンプ212の出力信号の差動増幅を行なって出力検出信
号を出力する差動アンプ213とを備えて構成されてい
る。
応する検出回路の概要構成を示す。検出回路210は、
第1圧電膜203の撓みに応じた出力電圧を検出し増幅
する第1増幅アンプ211と、第2圧電膜204の撓み
に応じた出力電圧を検出し増幅する第2増幅アンプ21
2と、第1増幅アンプ211の出力信号及び第2増幅ア
ンプ212の出力信号の差動増幅を行なって出力検出信
号を出力する差動アンプ213とを備えて構成されてい
る。
【0006】上述した構成の流体振動形流量センサを組
み込んだ流量振動形流量計の動作を以下説明する。流入
口2から流入した流体は、セットリングスペース4によ
り2次元的な流れに整流された後、噴流ノズル7に入っ
て流速が高められると共に、高流速となって、噴流ノズ
ル7から流路拡大部8に噴出される。噴出した流体は、
コアンダ効果によって一方のサイドブロック10aに沿
って流れ、帰還流路13aに入り、帰還流路13aを抜
けると反対側のサイドブロック10bに沿って流れるよ
うになり、帰還流路13bに入る。その後、噴流流体は
初めに沿ったサイドブロック10aに再び沿って帰還流
路13aを流れるようになる。以下同じ動作を繰り返
し、噴流ノズル7からの流体はサイドブロック10a、
10bに対して交互に沿うようにして流れる。ターゲッ
ト12は流体が帰還流路13a、13bと交互に流動方
向を切替えて一種の振動状態に入ることを誘発し、一旦
振動状態に入ればその振動状態を安定化させる作用をす
る。帰還流路13a、13bから外れた流体は排出路1
4a、14bから下流側の排出路3へ流れて行く。
み込んだ流量振動形流量計の動作を以下説明する。流入
口2から流入した流体は、セットリングスペース4によ
り2次元的な流れに整流された後、噴流ノズル7に入っ
て流速が高められると共に、高流速となって、噴流ノズ
ル7から流路拡大部8に噴出される。噴出した流体は、
コアンダ効果によって一方のサイドブロック10aに沿
って流れ、帰還流路13aに入り、帰還流路13aを抜
けると反対側のサイドブロック10bに沿って流れるよ
うになり、帰還流路13bに入る。その後、噴流流体は
初めに沿ったサイドブロック10aに再び沿って帰還流
路13aを流れるようになる。以下同じ動作を繰り返
し、噴流ノズル7からの流体はサイドブロック10a、
10bに対して交互に沿うようにして流れる。ターゲッ
ト12は流体が帰還流路13a、13bと交互に流動方
向を切替えて一種の振動状態に入ることを誘発し、一旦
振動状態に入ればその振動状態を安定化させる作用をす
る。帰還流路13a、13bから外れた流体は排出路1
4a、14bから下流側の排出路3へ流れて行く。
【0007】従って、噴流が振動状態にあるときの帰還
流路13aから帰還流路13b又は、帰還流路13bか
ら帰還流路13aへの流動方向の切替周期、すなわち振
動周波数が流速に応じた値となり、圧力センサ210は
この切替に起因する帰還流路13a、13bでの圧力変
動を検出することにより流量を検出する。すなわち、圧
力センサ210において、帰還流路13aに噴流が流れ
ているときは、第1外室206及び第2外室207に比
べて中央室205が高圧となり、これに起因して第1圧
電膜203は第1外室206側に、第2圧電膜204は
第2外室207側に撓むこととなる。
流路13aから帰還流路13b又は、帰還流路13bか
ら帰還流路13aへの流動方向の切替周期、すなわち振
動周波数が流速に応じた値となり、圧力センサ210は
この切替に起因する帰還流路13a、13bでの圧力変
動を検出することにより流量を検出する。すなわち、圧
力センサ210において、帰還流路13aに噴流が流れ
ているときは、第1外室206及び第2外室207に比
べて中央室205が高圧となり、これに起因して第1圧
電膜203は第1外室206側に、第2圧電膜204は
第2外室207側に撓むこととなる。
【0008】一方、帰還流路13bに噴流が流れている
ときは、中央室205に比べて第1外室206及び第2
外室207が高圧となり、これに起因して第1圧電膜2
03及び第2外室207は中央室205側に撓むことと
なる。上述した第1及び第2圧電膜203及び204は
撓みの状態に応じた出力電圧を発生し、第1及び2増幅
アンプ211及び212は第1及び第2圧電膜203及
び204の出力電圧を検出し増幅して差動アンプ213
する。
ときは、中央室205に比べて第1外室206及び第2
外室207が高圧となり、これに起因して第1圧電膜2
03及び第2外室207は中央室205側に撓むことと
なる。上述した第1及び第2圧電膜203及び204は
撓みの状態に応じた出力電圧を発生し、第1及び2増幅
アンプ211及び212は第1及び第2圧電膜203及
び204の出力電圧を検出し増幅して差動アンプ213
する。
【0009】これらの結果、差動アンプ213は、第1
増幅アンプ211の出力信号及び第2増幅アンプ212
の出力信号の差動増幅を行なって出力検出信号を出力す
ることとなり、流量検出ユニット200はこの出力検出
信号に基づいて振動周波数を検出し、この振動周波数に
応じた流量を検出することとなる。
増幅アンプ211の出力信号及び第2増幅アンプ212
の出力信号の差動増幅を行なって出力検出信号を出力す
ることとなり、流量検出ユニット200はこの出力検出
信号に基づいて振動周波数を検出し、この振動周波数に
応じた流量を検出することとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、予め
定めた計測精度を保って流量を計測することのできる流
体振動形流量センサを得る設計手法が確立されていない
ため、例えばより計測可能な流量範囲を広げた流体振動
形流量センサを得ようとしたとき、既存の流体振動形流
量センサをもとに、カットアンドトライを繰り返して希
望のものを得ているのが現状である。このため、希望の
ものを得るために無駄な時間を費やすことが多く、開発
期間が長くなったり、開発コストアップを招くという問
題があった。
定めた計測精度を保って流量を計測することのできる流
体振動形流量センサを得る設計手法が確立されていない
ため、例えばより計測可能な流量範囲を広げた流体振動
形流量センサを得ようとしたとき、既存の流体振動形流
量センサをもとに、カットアンドトライを繰り返して希
望のものを得ているのが現状である。このため、希望の
ものを得るために無駄な時間を費やすことが多く、開発
期間が長くなったり、開発コストアップを招くという問
題があった。
【0011】よって本発明は、上述した現状に鑑み、予
め定めた計測精度を保って計測可能な流量を拡大を図っ
た流体振動形流量センサを容易に得るための流体振動形
流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び、計測可
能な流量を容易に拡大を図った流体振動形流量計を提供
することを課題としている。
め定めた計測精度を保って計測可能な流量を拡大を図っ
た流体振動形流量センサを容易に得るための流体振動形
流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び、計測可
能な流量を容易に拡大を図った流体振動形流量計を提供
することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、噴流ノズルから噴出
する噴流の流速に応じた周波数の振動を発生する流体振
動形流量センサの前記振動周波数を決定する複数の要素
のうちの1つについて、当該要素の寸法が変わっても前
記振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲の上限を求
め、該求めた範囲の上限に対する寸法を利用して予め定
めた計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡大するよ
うにしたことを特徴とする流体振動形流量センサにおけ
る流量計測範囲拡大方法に存する。
になされた請求項1記載の発明は、噴流ノズルから噴出
する噴流の流速に応じた周波数の振動を発生する流体振
動形流量センサの前記振動周波数を決定する複数の要素
のうちの1つについて、当該要素の寸法が変わっても前
記振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲の上限を求
め、該求めた範囲の上限に対する寸法を利用して予め定
めた計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡大するよ
うにしたことを特徴とする流体振動形流量センサにおけ
る流量計測範囲拡大方法に存する。
【0013】請求項1記載の発明によれば、流体振動形
流量センサにおいて、振動周波数を決定する要素の寸法
が上限を越えると振動周波数と流量との直線関係が保て
なくなることに着目し、流体振動形流量センサの振動周
波数を決定する複数の要素のうちの1つについて、当該
要素の寸法が変わっても振動周波数と流量との直線関係
を保つ範囲の上限を求め、求めた範囲の上限に対する寸
法を利用して予め定めた計測精度を保って計測可能な流
量範囲を拡大するようにした。
流量センサにおいて、振動周波数を決定する要素の寸法
が上限を越えると振動周波数と流量との直線関係が保て
なくなることに着目し、流体振動形流量センサの振動周
波数を決定する複数の要素のうちの1つについて、当該
要素の寸法が変わっても振動周波数と流量との直線関係
を保つ範囲の上限を求め、求めた範囲の上限に対する寸
法を利用して予め定めた計測精度を保って計測可能な流
量範囲を拡大するようにした。
【0014】従って、寸法が変わっても振動周波数と流
量との直線関係を保つ範囲の上限を求めれば、例えば既
存の流体振動形流量センサより予め定めた計測精度を保
って計測可能な流量範囲を広げたいとき、振動周波数を
決定する要素のうちの1つが求めた上限であれば、予め
定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大の可
能性がないと判断でき、拡大できないにも拘わらず拡大
するための設計を行う手間を省くことができる。また、
より予め定めた計測精度を保った計測可能な流量範囲を
広げた流体振動形流量センサを得ようとしたとき、例え
ば既存の流体振動形流量センサをもとに、要素の寸法を
上限を越えた範囲内で希望の計測可能な流量範囲となる
ようにカットアンドトライが繰り返されるという手間を
省くことができる。
量との直線関係を保つ範囲の上限を求めれば、例えば既
存の流体振動形流量センサより予め定めた計測精度を保
って計測可能な流量範囲を広げたいとき、振動周波数を
決定する要素のうちの1つが求めた上限であれば、予め
定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大の可
能性がないと判断でき、拡大できないにも拘わらず拡大
するための設計を行う手間を省くことができる。また、
より予め定めた計測精度を保った計測可能な流量範囲を
広げた流体振動形流量センサを得ようとしたとき、例え
ば既存の流体振動形流量センサをもとに、要素の寸法を
上限を越えた範囲内で希望の計測可能な流量範囲となる
ようにカットアンドトライが繰り返されるという手間を
省くことができる。
【0015】請求項2記載の発明は、前記求めた上限以
下の寸法を前記当該要素の寸法として設定して予め定め
た測定精度を保って測定可能な流量範囲を拡大するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の流体振動形流量
センサにおける流量計測範囲拡大方法に存する。
下の寸法を前記当該要素の寸法として設定して予め定め
た測定精度を保って測定可能な流量範囲を拡大するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の流体振動形流量
センサにおける流量計測範囲拡大方法に存する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、求めた上限
以下の寸法を当該要素の寸法として設定して予め定めた
計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡大するように
したので、既存の流体振動形流量センサをもとに、要素
の寸法を上限の範囲内で希望の計測可能な流量範囲とな
るようにカットアンドトライを繰り返すだけでよく、要
素の寸法を上限を範囲内でカットアンドトライが繰り返
されるという手間を省くことができる。
以下の寸法を当該要素の寸法として設定して予め定めた
計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡大するように
したので、既存の流体振動形流量センサをもとに、要素
の寸法を上限の範囲内で希望の計測可能な流量範囲とな
るようにカットアンドトライを繰り返すだけでよく、要
素の寸法を上限を範囲内でカットアンドトライが繰り返
されるという手間を省くことができる。
【0017】請求項3記載の発明は、前記振動周波数と
流量との直線関係を保つ範囲の上限を、前記当該要素の
寸法が変わっても前記噴流ノズルから噴出する噴流の二
次元性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するように
したことを特徴とする請求項1又は2記載の流体振動形
流量センサにおける流量計測範囲拡大方法に存する。
流量との直線関係を保つ範囲の上限を、前記当該要素の
寸法が変わっても前記噴流ノズルから噴出する噴流の二
次元性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するように
したことを特徴とする請求項1又は2記載の流体振動形
流量センサにおける流量計測範囲拡大方法に存する。
【0018】請求項3記載の発明によれば、流体振動形
流量センサにおいて、振動周波数を決定する要素の寸法
が上限を越えると、噴流の二次元性を安定に保てなくな
り、振動周波数と流量との直線関係を保てなくなること
に着目し、振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲の
上限を、寸法が変わっても噴流ノズルから噴出する噴流
の二次元性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するよ
うにした。従って、上限を求めるために単一の流量に対
する噴流の2次元性が安定に保っているか否かを調べる
だけでよく、すなわちそれぞれ異なる流量に対応した振
動周波数をプロットして、振動周波数と流量との直線関
係が保っているか否かを調べる手間を省くことができ
る。
流量センサにおいて、振動周波数を決定する要素の寸法
が上限を越えると、噴流の二次元性を安定に保てなくな
り、振動周波数と流量との直線関係を保てなくなること
に着目し、振動周波数と流量との直線関係を保つ範囲の
上限を、寸法が変わっても噴流ノズルから噴出する噴流
の二次元性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するよ
うにした。従って、上限を求めるために単一の流量に対
する噴流の2次元性が安定に保っているか否かを調べる
だけでよく、すなわちそれぞれ異なる流量に対応した振
動周波数をプロットして、振動周波数と流量との直線関
係が保っているか否かを調べる手間を省くことができ
る。
【0019】請求項4記載の発明は、前記噴流ノズルが
断面矩形状であり、前記複数の要素のうちの1つとが前
記矩形状の噴流ノズルの高さであることを特徴とする請
求項1〜3何れか記載の流体振動形流量センサにおける
流量計測範囲拡大方法に存する。
断面矩形状であり、前記複数の要素のうちの1つとが前
記矩形状の噴流ノズルの高さであることを特徴とする請
求項1〜3何れか記載の流体振動形流量センサにおける
流量計測範囲拡大方法に存する。
【0020】請求項4記載の発明によれば、予め定めた
計測精度を保つ流量範囲は、断面が矩形状の噴流ノズル
の高さの増大に伴って広がることに着目し、複数の要素
のうちの1つを断面が矩形状の噴流ノズルの高さとして
いる。従って、求めた上限の範囲内で高さを増大させれ
ば、簡単に予め定めた計測精度を保った流量範囲を広げ
ることができる。また、求めた上限の範囲内で高さを減
少させれば、簡単に予め定めた計測精度を保った流量範
囲を縮めることができる。
計測精度を保つ流量範囲は、断面が矩形状の噴流ノズル
の高さの増大に伴って広がることに着目し、複数の要素
のうちの1つを断面が矩形状の噴流ノズルの高さとして
いる。従って、求めた上限の範囲内で高さを増大させれ
ば、簡単に予め定めた計測精度を保った流量範囲を広げ
ることができる。また、求めた上限の範囲内で高さを減
少させれば、簡単に予め定めた計測精度を保った流量範
囲を縮めることができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の流量計測範囲拡大方法を実施して要素の寸法を設定し
た流体振動形流量センサと、該流体振動形流量センサ内
の前記噴流ノズルからの噴流の振動周波数に基づき流量
を検出する流量検出手段とを備えることを特徴とする流
体振動形流量計に存する。
の流量計測範囲拡大方法を実施して要素の寸法を設定し
た流体振動形流量センサと、該流体振動形流量センサ内
の前記噴流ノズルからの噴流の振動周波数に基づき流量
を検出する流量検出手段とを備えることを特徴とする流
体振動形流量計に存する。
【0022】請求項5記載の発明によれば、流量検出手
段が請求項1〜4記載の流量計測範囲拡大方法を実施し
て計測可能な流量範囲の拡大を図った流体振動形流量セ
ンサの噴流ノズルから噴流される噴流の振動周波数に基
づき流量を検出するので、計測可能な流量範囲の拡大を
図った流体振動形流量計を得ることができる。
段が請求項1〜4記載の流量計測範囲拡大方法を実施し
て計測可能な流量範囲の拡大を図った流体振動形流量セ
ンサの噴流ノズルから噴流される噴流の振動周波数に基
づき流量を検出するので、計測可能な流量範囲の拡大を
図った流体振動形流量計を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1又は図2は、本発明の流量計
測範囲拡大方法を実施した流体振動形流量計の一実施を
示す図であり、その構成と動作は上記従来と同様のため
詳細な説明は省略する。なお、本実施の形態において、
図1の噴流ノズル7は図3に示すように断面が矩形状の
ものを使用している。
に基づいて説明する。図1又は図2は、本発明の流量計
測範囲拡大方法を実施した流体振動形流量計の一実施を
示す図であり、その構成と動作は上記従来と同様のため
詳細な説明は省略する。なお、本実施の形態において、
図1の噴流ノズル7は図3に示すように断面が矩形状の
ものを使用している。
【0024】さてここで、図3に示す噴流ノズル7の幅
Wを例えば、2.5*10-3m、ノズル長Lnを2.0*10-2m、
噴流ノズル7の噴出口とターゲット12までの距離Lj
を1.4*10-2mに固定して、噴流ノズル7の高さHを5.0*
10-3m→7.5*10-3m→10*10- 3m……と段階的に高くし
たとき、それぞれの高さHにおける振動周波数Fと流量
Qとの関係を計測した結果を図4に示す。同図に示すよ
うに、流体振動形流量センサ100においては、高さH
の増大に伴って流量Qに対する振動周波数が低下する、
すなわち噴流ノズル7の高さHは振動周波数Fを決定す
る要素のうちの1つであることがわかった。また、高さ
Hの増大に伴って振動周波数Fと流量Qとの直線関係が
悪くなり、特に、流量が低い流量10-1m-3/h付近では
その傾向が顕著に現れることがわかった。さらに、流体
振動形流量センサ100においては、振動周波数Fと流
量Qとの直線関係を保つ範囲の上限流量Q0、Q1…が噴流
ノズル7の高さHの増大に伴って増加することがわかっ
た。
Wを例えば、2.5*10-3m、ノズル長Lnを2.0*10-2m、
噴流ノズル7の噴出口とターゲット12までの距離Lj
を1.4*10-2mに固定して、噴流ノズル7の高さHを5.0*
10-3m→7.5*10-3m→10*10- 3m……と段階的に高くし
たとき、それぞれの高さHにおける振動周波数Fと流量
Qとの関係を計測した結果を図4に示す。同図に示すよ
うに、流体振動形流量センサ100においては、高さH
の増大に伴って流量Qに対する振動周波数が低下する、
すなわち噴流ノズル7の高さHは振動周波数Fを決定す
る要素のうちの1つであることがわかった。また、高さ
Hの増大に伴って振動周波数Fと流量Qとの直線関係が
悪くなり、特に、流量が低い流量10-1m-3/h付近では
その傾向が顕著に現れることがわかった。さらに、流体
振動形流量センサ100においては、振動周波数Fと流
量Qとの直線関係を保つ範囲の上限流量Q0、Q1…が噴流
ノズル7の高さHの増大に伴って増加することがわかっ
た。
【0025】また、それぞれの高さH5.0*10-3m、7.5*
10-3m…について、流量Q=0.05368m-3/hの流体を
矢印D方向に流したとき、噴流ノズル7の噴出口より1
mm下流側の位置における、噴流ノズル7の高さ方向Z
(図3参照)の噴流の流速分布を図3に示す熱線風速計
300により計測する。すなわち、プローブ302を噴
流ノズル7の高さ方向Zにトラバースさせ、各位置での
流速を熱線301により計測する。この結果、高さ7.5*
10-3mのときは、図5に示すような噴流ノズル7の高さ
方向Zに対する噴流の流速の関係が得られた。同図に示
すように、高さ7.5*10-3mのときの噴流ノズル7からの
噴流は、噴流ノズル7の高さ方向Zにおいて一様な分布
を有する2次元噴流であることが分かる。また、この噴
流の2次元性も高さHの増大に伴って悪くなることがわ
かった。
10-3m…について、流量Q=0.05368m-3/hの流体を
矢印D方向に流したとき、噴流ノズル7の噴出口より1
mm下流側の位置における、噴流ノズル7の高さ方向Z
(図3参照)の噴流の流速分布を図3に示す熱線風速計
300により計測する。すなわち、プローブ302を噴
流ノズル7の高さ方向Zにトラバースさせ、各位置での
流速を熱線301により計測する。この結果、高さ7.5*
10-3mのときは、図5に示すような噴流ノズル7の高さ
方向Zに対する噴流の流速の関係が得られた。同図に示
すように、高さ7.5*10-3mのときの噴流ノズル7からの
噴流は、噴流ノズル7の高さ方向Zにおいて一様な分布
を有する2次元噴流であることが分かる。また、この噴
流の2次元性も高さHの増大に伴って悪くなることがわ
かった。
【0026】これは高さHの増大、つまり噴流ノズル7
の流路増大に伴って噴流の流速が低下するためである。
すなわち、噴流の流速が大きければ流路拡大部8内の空
気との摩擦力に打ち勝ち噴流はまっすぐに噴出するが、
流速が低下すると流路拡大部8内の空気との摩擦力に負
けて噴流が分散して二次元性を失うと考えられる。従っ
て、高さHの増大に伴う振動周波数Fと流量Qとの直線
関係も悪化は、高さHの増大に伴う2次元性の悪化が原
因であると考えられる。
の流路増大に伴って噴流の流速が低下するためである。
すなわち、噴流の流速が大きければ流路拡大部8内の空
気との摩擦力に打ち勝ち噴流はまっすぐに噴出するが、
流速が低下すると流路拡大部8内の空気との摩擦力に負
けて噴流が分散して二次元性を失うと考えられる。従っ
て、高さHの増大に伴う振動周波数Fと流量Qとの直線
関係も悪化は、高さHの増大に伴う2次元性の悪化が原
因であると考えられる。
【0027】以上のことにより、流体振動形流量センサ
100において、振動周波数を決定する要素のうちの1
つである高さの寸法が上限を越えると、噴流の二次元性
が安定に保てなくなる、すなわち振動周波数と流量との
直線関係が良好に保てなくなることがわかる。次に以上
のことに着目した、本発明の流量計測範囲拡大方法を実
施するための手順を以下説明する。まず、要素の寸法が
任意に定められた、例えば噴流ノズル7の幅W=2.0*10
-3m、ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴出
口とターゲット12までの距離Ljを1.4*10-2m、高さ
7.5*10-3mの既存の流体振動形流量センサをもとにし
て、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量の拡大
を図りたいとき、高さHを例えば、7.5*10-3m→10*10
-3m→15*10-3m…と徐々に増大するようにして、各高
さについて図3に示す熱線風流計により噴流ノズル7の
高さ方向Zの噴流の流速分布を計測し、噴流の二次元性
を安定に保つ範囲の上限を求める。
100において、振動周波数を決定する要素のうちの1
つである高さの寸法が上限を越えると、噴流の二次元性
が安定に保てなくなる、すなわち振動周波数と流量との
直線関係が良好に保てなくなることがわかる。次に以上
のことに着目した、本発明の流量計測範囲拡大方法を実
施するための手順を以下説明する。まず、要素の寸法が
任意に定められた、例えば噴流ノズル7の幅W=2.0*10
-3m、ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴出
口とターゲット12までの距離Ljを1.4*10-2m、高さ
7.5*10-3mの既存の流体振動形流量センサをもとにし
て、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量の拡大
を図りたいとき、高さHを例えば、7.5*10-3m→10*10
-3m→15*10-3m…と徐々に増大するようにして、各高
さについて図3に示す熱線風流計により噴流ノズル7の
高さ方向Zの噴流の流速分布を計測し、噴流の二次元性
を安定に保つ範囲の上限を求める。
【0028】そして、図4のグラフに示すように高さH
を増大すればするほど計測可能な流量範囲が拡大するこ
とに着目し、求めた結果、上限が45*10-3mであれば、
高さを45*10-3mに設定すれば、予め定めた計測精度を
保って計測可能な流量を最大とした流体振動形流量セン
サを得ることができる。また、単に既存の流体振動形流
量センサより計測可能な流量を拡大したいときは、既存
の流体振動形流量センサの高さ7.5×10-3mより大
きく、上限45*10-3m以下に高さを設定すればよいし、
既存の流体振動形流量センサより計測可能な流量を縮小
したいときは、既存の流体振動形流量センサの高さ7.5*
10-3mより小さい値に設定すればよい。
を増大すればするほど計測可能な流量範囲が拡大するこ
とに着目し、求めた結果、上限が45*10-3mであれば、
高さを45*10-3mに設定すれば、予め定めた計測精度を
保って計測可能な流量を最大とした流体振動形流量セン
サを得ることができる。また、単に既存の流体振動形流
量センサより計測可能な流量を拡大したいときは、既存
の流体振動形流量センサの高さ7.5×10-3mより大
きく、上限45*10-3m以下に高さを設定すればよいし、
既存の流体振動形流量センサより計測可能な流量を縮小
したいときは、既存の流体振動形流量センサの高さ7.5*
10-3mより小さい値に設定すればよい。
【0029】また、例えば、噴流ノズル7の幅W=2.5*
10-3m、ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴
出口とターゲット12までの距離Ljを1.4*10-2m、高
さ45*10-3mの既存の流体振動形流量センサよりも計測
可能な流量の拡大を図った流体振動形流量センサを得よ
うとしたとき、上述したように高さHを45*10-3mを越
えると噴流の二次元性を安定に保つことができないため
これ以上予め定めた計測精度を保っては計測可能な流量
範囲を拡大することはできないと判断することができ
る。
10-3m、ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴
出口とターゲット12までの距離Ljを1.4*10-2m、高
さ45*10-3mの既存の流体振動形流量センサよりも計測
可能な流量の拡大を図った流体振動形流量センサを得よ
うとしたとき、上述したように高さHを45*10-3mを越
えると噴流の二次元性を安定に保つことができないため
これ以上予め定めた計測精度を保っては計測可能な流量
範囲を拡大することはできないと判断することができ
る。
【0030】上述したように、高さHの寸法が変わって
も振動周波数Fと流量Qとの直線関係を保つ範囲、すな
わち噴流の二次元性が安定に保つ範囲内の上限を求めれ
ば、例えば既存の流体振動形流量センサより予め定めた
計測精度を保って計測可能な流量範囲を広げたいとき、
振動周波数Fを決定する高さHが求めた上限45×10
-3mであれば、予め定めた計測精度を保って計測可能な
流量範囲の拡大の可能性がないと判断でき、拡大できな
いにも拘わらず拡大するための設計を行う手間を省くこ
とができる。また、より予め定めた計測精度を保って計
測可能な流量範囲を広げた流体振動形流量センサを得よ
うとしたとき、例えば既存の流体振動形流量センサをも
とに、高さHの寸法を上限45*10-3mを越えた範囲内で
カットアンドトライを繰り返すという手間を省くことが
できるので、予め定めた計測精度を保って計測可能な流
量範囲の拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得
ることができる。
も振動周波数Fと流量Qとの直線関係を保つ範囲、すな
わち噴流の二次元性が安定に保つ範囲内の上限を求めれ
ば、例えば既存の流体振動形流量センサより予め定めた
計測精度を保って計測可能な流量範囲を広げたいとき、
振動周波数Fを決定する高さHが求めた上限45×10
-3mであれば、予め定めた計測精度を保って計測可能な
流量範囲の拡大の可能性がないと判断でき、拡大できな
いにも拘わらず拡大するための設計を行う手間を省くこ
とができる。また、より予め定めた計測精度を保って計
測可能な流量範囲を広げた流体振動形流量センサを得よ
うとしたとき、例えば既存の流体振動形流量センサをも
とに、高さHの寸法を上限45*10-3mを越えた範囲内で
カットアンドトライを繰り返すという手間を省くことが
できるので、予め定めた計測精度を保って計測可能な流
量範囲の拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得
ることができる。
【0031】また、本実施の形態では、流体振動形流量
センサにおいて、振動周波数を決定する要素である高さ
Hの寸法が上限を越えると、噴流の二次元性が保てなく
なり、振動周波数Fと流量Qとの直線関係を保てなくな
ることに着目し、振動周波数Fと流量Qとの直線関係を
良好に保つ範囲の上限を、寸法が変わっても噴流ノズル
7から噴出する噴流の二次元性を安定に保つ範囲の上限
を求めて決定するようにした。このようにすれば、上限
を求めるために単一の流量に対する噴流の2次元性が安
定に保っているか否かを調べるだけでよく、すなわちそ
れぞれ異なる流量に対応した振動周波数Fをプロットし
て、振動周波数Fと流量Qとの直線関係が保つ範囲であ
るか否かを調べる手間を省くことができ、予め定めた計
測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大を図った流体
振動形流量センサをより一層容易に得ることができる。
センサにおいて、振動周波数を決定する要素である高さ
Hの寸法が上限を越えると、噴流の二次元性が保てなく
なり、振動周波数Fと流量Qとの直線関係を保てなくな
ることに着目し、振動周波数Fと流量Qとの直線関係を
良好に保つ範囲の上限を、寸法が変わっても噴流ノズル
7から噴出する噴流の二次元性を安定に保つ範囲の上限
を求めて決定するようにした。このようにすれば、上限
を求めるために単一の流量に対する噴流の2次元性が安
定に保っているか否かを調べるだけでよく、すなわちそ
れぞれ異なる流量に対応した振動周波数Fをプロットし
て、振動周波数Fと流量Qとの直線関係が保つ範囲であ
るか否かを調べる手間を省くことができ、予め定めた計
測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大を図った流体
振動形流量センサをより一層容易に得ることができる。
【0032】さらに、上述したように、噴流ノズル7の
高さHを増大すればするほど計測可能な流量範囲が拡大
することに着目し、複数の要素のうちの1つを断面が矩
形状の噴流ノズル7高さHとすれば、求めた上限45*10
-3mの範囲内で高さHを増大させれば、簡単に予め定め
た計測精度を保った流量範囲を広げることができるの
で、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量の拡大
を図った流体振動形流量センサをより一層容易に得るこ
とができる。
高さHを増大すればするほど計測可能な流量範囲が拡大
することに着目し、複数の要素のうちの1つを断面が矩
形状の噴流ノズル7高さHとすれば、求めた上限45*10
-3mの範囲内で高さHを増大させれば、簡単に予め定め
た計測精度を保った流量範囲を広げることができるの
で、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量の拡大
を図った流体振動形流量センサをより一層容易に得るこ
とができる。
【0033】なお、上述した実施例では、振動周波数F
と流量Qとの直線関係を保つ範囲の上限を、高さHの寸
法が変わっても噴流ノズル7から噴出する噴流の二次元
性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するようにした
が、例えば、振動周波数Fと流体Qとの関係をプロット
して、それぞれの高さHについて振動周波数Fと流体Q
との直線関係が保たれているか直接判断するようにして
もよい。
と流量Qとの直線関係を保つ範囲の上限を、高さHの寸
法が変わっても噴流ノズル7から噴出する噴流の二次元
性を安定に保つ範囲の上限を求めて決定するようにした
が、例えば、振動周波数Fと流体Qとの関係をプロット
して、それぞれの高さHについて振動周波数Fと流体Q
との直線関係が保たれているか直接判断するようにして
もよい。
【0034】また、上述した実施例では、振動周波数F
を決定する複数の要素の1つとして噴流ノズル7の高さ
Hとして、この高さHが変わっても噴流の二次元性が安
定に保つ範囲、すなわち振動周波数Fと流量Qとの直線
関係を良好に保つ範囲の上限を求めていた。しかしなが
ら、振動周波数を決定する要素としては、噴流ノズル7
の高さの他に、噴流ノズル7の幅W、ノズル長Lnがあ
ることがわかった。そこで、例えば噴流ノズル7の幅W
又はノズル長Lnについて、寸法が変わっても噴流の二
次元性を安定に保つ範囲、すなわち振動周波数Fと流量
Qとの直線関係を保つ範囲の上限を求め、求めた範囲の
上限に対する寸法を利用して予め定めた計測精度を保っ
て計測可能な流量範囲を拡大するようにしてもよい。
を決定する複数の要素の1つとして噴流ノズル7の高さ
Hとして、この高さHが変わっても噴流の二次元性が安
定に保つ範囲、すなわち振動周波数Fと流量Qとの直線
関係を良好に保つ範囲の上限を求めていた。しかしなが
ら、振動周波数を決定する要素としては、噴流ノズル7
の高さの他に、噴流ノズル7の幅W、ノズル長Lnがあ
ることがわかった。そこで、例えば噴流ノズル7の幅W
又はノズル長Lnについて、寸法が変わっても噴流の二
次元性を安定に保つ範囲、すなわち振動周波数Fと流量
Qとの直線関係を保つ範囲の上限を求め、求めた範囲の
上限に対する寸法を利用して予め定めた計測精度を保っ
て計測可能な流量範囲を拡大するようにしてもよい。
【0035】また、噴流ノズル7の噴出口からターゲッ
ト12までの距離Ljも振動周波数Fを決定する要素で
あることがわかった。そこで、距離Ljを要素の1つと
して計測可能な流量範囲を拡大してもよい。ただし、距
離Ljは噴流の二次元性の乱れとは関係のない値である
ため、振動周波数Fと流量Qとの関係をプロットして距
離Ljが変わっても振動周波数Fと流量Qとの直線関係
を保つ範囲の上限を求めなければならない。
ト12までの距離Ljも振動周波数Fを決定する要素で
あることがわかった。そこで、距離Ljを要素の1つと
して計測可能な流量範囲を拡大してもよい。ただし、距
離Ljは噴流の二次元性の乱れとは関係のない値である
ため、振動周波数Fと流量Qとの関係をプロットして距
離Ljが変わっても振動周波数Fと流量Qとの直線関係
を保つ範囲の上限を求めなければならない。
【0036】また、上述した実施例では、流体振動形流
量センサにおいて、噴流ノズル7の幅W=2.5*10-3m、
ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴出口とタ
ーゲット12までの距離Lj=1.4*10-2mのとき、高さ
H=45*10-3mの上限をとしていたが、上述したように
高さの増大に応じて振動周波数Fと流量Qとの直線関係
も悪くなっているので、例えば、計測精度が多少悪くて
も良い場合は、4.5*10 -3mを越えた値を上限としても良
い。
量センサにおいて、噴流ノズル7の幅W=2.5*10-3m、
ノズル長Ln=2.0*10-2m、噴流ノズル7の噴出口とタ
ーゲット12までの距離Lj=1.4*10-2mのとき、高さ
H=45*10-3mの上限をとしていたが、上述したように
高さの増大に応じて振動周波数Fと流量Qとの直線関係
も悪くなっているので、例えば、計測精度が多少悪くて
も良い場合は、4.5*10 -3mを越えた値を上限としても良
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、寸法が変わっても振動周波数と流量との直
線関係を保つ範囲の上限を求めれば、例えば既存の流体
振動形流量センサより予め定めた計測精度を保って計測
可能な流量範囲を広げたいとき、振動周波数を決定する
要素のうちの1つが求めた上限であれば、予め定めた計
測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大の可能性がな
いと判断でき、拡大できないにも拘わらず拡大するため
の設計を行う手間を省くことができる。また、より予め
定めた計測精度を保った計測可能な流量範囲を広げた流
体振動形流量センサを得ようとしたとき、例えば既存の
流体振動形流量センサをもとに、要素の寸法を上限を越
えた範囲内で希望の計測可能な流量範囲となるようにカ
ットアンドトライが繰り返されるという手間を省くこと
ができるので、予め定めた計測精度を保って計測可能な
流量を拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得る
ための流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大
方法を得ることができる。
明によれば、寸法が変わっても振動周波数と流量との直
線関係を保つ範囲の上限を求めれば、例えば既存の流体
振動形流量センサより予め定めた計測精度を保って計測
可能な流量範囲を広げたいとき、振動周波数を決定する
要素のうちの1つが求めた上限であれば、予め定めた計
測精度を保って計測可能な流量範囲の拡大の可能性がな
いと判断でき、拡大できないにも拘わらず拡大するため
の設計を行う手間を省くことができる。また、より予め
定めた計測精度を保った計測可能な流量範囲を広げた流
体振動形流量センサを得ようとしたとき、例えば既存の
流体振動形流量センサをもとに、要素の寸法を上限を越
えた範囲内で希望の計測可能な流量範囲となるようにカ
ットアンドトライが繰り返されるという手間を省くこと
ができるので、予め定めた計測精度を保って計測可能な
流量を拡大を図った流体振動形流量センサを容易に得る
ための流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大
方法を得ることができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、既存の流体
振動形流量センサをもとに、要素の寸法を上限の範囲内
で希望の計測可能な流量範囲となるようにカットアンド
トライを繰り返すだけでよく、要素の寸法を上限を範囲
内でカットアンドトライを繰り返すという手間を省くこ
とができるので、既存の流体振動形流量センサをもと
に、要素の寸法を上限の範囲内で希望の計測可能な流量
範囲となるようにカットアンドトライを繰り返すだけで
よく、要素の寸法を上限を範囲内でカットアンドトライ
が繰り返されるという手間を省くことができる。
振動形流量センサをもとに、要素の寸法を上限の範囲内
で希望の計測可能な流量範囲となるようにカットアンド
トライを繰り返すだけでよく、要素の寸法を上限を範囲
内でカットアンドトライを繰り返すという手間を省くこ
とができるので、既存の流体振動形流量センサをもと
に、要素の寸法を上限の範囲内で希望の計測可能な流量
範囲となるようにカットアンドトライを繰り返すだけで
よく、要素の寸法を上限を範囲内でカットアンドトライ
が繰り返されるという手間を省くことができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、上限を求め
るために単一の流量に対する噴流の2次元性が安定に保
っているか否かを調べるだけでよく、すなわちそれぞれ
異なる流量に対応した振動周波数をプロットして、振動
周波数と流量との直線関係が保っているか否かを調べる
手間を省くことができるので、予め定めた計測精度を保
って計測可能な流量範囲の拡大を図った流体振動形流量
センサをより一層容易に得ることができる流体振動形流
量センサにおける流量計測範囲拡大方法を得ることがで
きる。
るために単一の流量に対する噴流の2次元性が安定に保
っているか否かを調べるだけでよく、すなわちそれぞれ
異なる流量に対応した振動周波数をプロットして、振動
周波数と流量との直線関係が保っているか否かを調べる
手間を省くことができるので、予め定めた計測精度を保
って計測可能な流量範囲の拡大を図った流体振動形流量
センサをより一層容易に得ることができる流体振動形流
量センサにおける流量計測範囲拡大方法を得ることがで
きる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、求めた上限
の範囲内で高さを増大させれば、簡単に予め定めた計測
精度を保った流量範囲を広げることができる。また、求
めた上限の範囲内で高さを減少させれば、簡単に予め定
めた計測精度を保った流量範囲を縮めることができるの
で、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲の
拡大を図った流体振動形流量センサをより一層容易に得
ることができる流体振動形流量センサにおける流量計測
範囲拡大方法を得ることができる。
の範囲内で高さを増大させれば、簡単に予め定めた計測
精度を保った流量範囲を広げることができる。また、求
めた上限の範囲内で高さを減少させれば、簡単に予め定
めた計測精度を保った流量範囲を縮めることができるの
で、予め定めた計測精度を保って計測可能な流量範囲の
拡大を図った流体振動形流量センサをより一層容易に得
ることができる流体振動形流量センサにおける流量計測
範囲拡大方法を得ることができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、計測可能な
流量範囲の拡大を図った流体振動形流量センサの噴流ノ
ズルから噴流される噴流の振動周波数に基づき流量を検
出するので、計測可能な流量範囲の拡大を行った流体振
動形流量計を得ることができる。
流量範囲の拡大を図った流体振動形流量センサの噴流ノ
ズルから噴流される噴流の振動周波数に基づき流量を検
出するので、計測可能な流量範囲の拡大を行った流体振
動形流量計を得ることができる。
【図1】本発明の流体振動形流量センサにおける流体計
測範囲拡大方法を実施した流体振動形流量計の一実施の
形態を示す図である。
測範囲拡大方法を実施した流体振動形流量計の一実施の
形態を示す図である。
【図2】図1の流量検出ユニットの詳細を説明するため
の図である。
の図である。
【図3】図1の噴流ノズルからの噴流の二次元性を計測
するための熱線風速計を示す図である。
するための熱線風速計を示す図である。
【図4】図1の流体振動形流量センサの噴流ノズルの高
さを変えたときの振動周波数と流量との関係を示すグラ
フである。
さを変えたときの振動周波数と流量との関係を示すグラ
フである。
【図5】図1の噴流ノズルからの噴流の二次元性を示す
グラフである。
グラフである。
7 噴流ノズル 100 流体振動形流量センサ 200 流量検出手段(流量検出ユニット)
Claims (5)
- 【請求項1】 噴流ノズルから噴出する噴流の流速に応
じた周波数の振動を発生する流体振動形流量センサの前
記振動周波数を決定する複数の要素のうちの1つについ
て、当該要素の寸法が変わっても前記振動周波数と流量
との直線関係を保つ範囲の上限を求め、 該求めた範囲の上限に対する寸法を利用して予め定めた
計測精度を保って計測可能な流量範囲を拡大するように
したことを特徴とする流体振動形流量センサにおける流
量計測範囲拡大方法。 - 【請求項2】 前記求めた上限以下の寸法を前記当該要
素の寸法として設定して予め定めた測定精度を保って測
定可能な流量範囲を拡大するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の流体振動形流量センサにおける流量計
測範囲拡大方法。 - 【請求項3】 前記振動周波数と流量との直線関係を保
つ範囲の上限を、前記当該要素の寸法が変わっても前記
噴流ノズルから噴出する噴流の二次元性を安定に保つ範
囲の上限を求めて決定するようにしたことを特徴とする
請求項1又は2記載の流体振動形流量センサにおける流
量計測範囲拡大方法。 - 【請求項4】 前記噴流ノズルが断面矩形状であり、 前記複数の要素のうちの1つとが前記矩形状の噴流ノズ
ルの高さであることを特徴とする請求項1〜3何れか記
載の流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方
法。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載の流量計測範囲拡大方
法を実施して要素の寸法を設定した流体振動形流量セン
サと、 該流体振動形流量センサ内の前記噴流ノズルからの噴流
の振動周波数に基づき流量を検出する流量検出手段とを
備えることを特徴とする流体振動形流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27273499A JP2001091317A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び流体振動形流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27273499A JP2001091317A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び流体振動形流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001091317A true JP2001091317A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17518045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27273499A Withdrawn JP2001091317A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 流体振動形流量センサにおける流量計測範囲拡大方法及び流体振動形流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001091317A (ja) |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27273499A patent/JP2001091317A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |